JP2011065605A - 医療情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】測定チップ等の医療物品等の情報を簡易且つ効率的に処理することができる医療情報管理システムを提供すること。
【解決手段】医療機器40に関して用いられる医療物品60と通信可能に接続される医療情報管理装置10を有し、医療機器は、医療物品の品質管理を実行する品質管理実行部57と、医療物品の識別情報が管理情報として登録済みであるか否かを判断する管理情報判断部49と、管理情報判断部で医療物品が登録済みでないと判断されたとき、医療物品の識別情報を登録する第1の記憶部52と、品質管理実行部の品質管理結果情報を記憶する第2の記憶部58と、を有し、医療情報管理装置は、医療機器から品質管理結果情報と共に、未登録医療物品識別情報を取得し、第3の記憶部13に記憶する医療情報管理システム1。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、患者等の血糖値を測定する血糖計等の医療機器に使用する着脱可能な測定チップ等の物品の情報を管理する医療情報管理システムに関するものである。
従来、患者の医療情報等を管理装置で管理する提案はなされていた(例えば、特許文献1)。
また、血糖計を使用する際は、その都度、その先端に測定チップを装着する必要がある。この測定チップは、内部に試験紙等が配置され、この試験紙に患者等の血液を吸収させる構成となっている。そして、この試験紙に吸収された血液は、試験紙の試薬と反応し、発色する。そして、この反応後、血糖計の発光素子からの光を試験紙に当て、試験紙からの反射光を受光素子で受光し、血糖値を測定することとなる。
したがって、測定チップは、測定毎に血糖計に装着する必要があると共に、血糖値を測定するための重要な物品となっている。
このため、病院等では、測定チップの納品があると、これら納品された測定チップのロットごとに識別番号を定めて看護師等が手入力で該測定チップの情報を管理用コンピュータ等に登録していた。
また、このように登録された測定チップおよび同じ様に登録されたコントロール液を用いて、血糖計の精度確認のためのQC(Quality Control、品質管理)点検を実施している。
特開2003−30323号公報
このように、病院等では、この測定チップ等の物品について、納品時に手入力でそのロット番号などの識別番号を入力してコンピュータに登録すると共に、その後、登録された測定チップを用いたQC点検等も実施せねばならず、看護師等の担当者に煩雑な作業を強いるという問題があった。
そこで、本発明は、測定チップ等の医療物品等の情報を簡易且つ効率的に処理することができる医療情報管理システムを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、医療機器と、前記医療機器に関して用いられる医療物品と、前記医療機器と通信可能に接続される医療情報管理装置と、を有する医療情報管理システムであって、前記医療機器は、前記医療物品の品質管理を実行する品質管理実行部と、前記医療物品の品質管理を行うときに、前記医療物品の識別情報が管理情報として登録済みであるか否かを判断する管理情報判断部と、前記管理情報判断部で前記医療物品が登録済みでないと判断されたとき、前記医療物品の識別情報を未登録医療物品識別情報として登録する第1の記憶部と、前記品質管理実行部が実行した品質管理結果情報を記憶する第2の記憶部と、を有し、前記医療情報管理装置は、前記医療機器から前記品質管理結果情報と共に、前記未登録医療物品識別情報を取得し、該未登録医療物品識別情報を記憶する第3の記憶部を有することを特徴とする医療情報管理システムにより達成される。
前記構成によれば、医療機器は、医療物品の品質管理を実行する品質管理実行部と、医療物品の品質管理を行うときに、医療物品の識別情報が管理情報として登録済みであるか否かを判断する管理情報判断部と、管理情報判断部で医療物品が登録済みでないと判断されたとき、医療物品の識別情報を未登録医療物品識別情報として登録する第1の記憶部と、品質管理実行部が実行した品質管理結果情報を記憶する第2の記憶部と、を有する。
従来は、例えば、血糖計等の医療機器の医療物品である例えば、測定チップの識別情報が管理装置等のコンピュータ等に登録されていない場合、測定チップを用いた品質管理(QC)点検等を行うことができなかった。そのため、事前に、看護師等が病院等に納品された測定チップ等の医療物品のロットごとの識別情報をコンピュータ等を用いて登録し、その後、品質管理(QC)点検等していた。
しかし、前記構成では、医療物品の品質管理を行うときに、医療物品の識別情報が管理情報として登録済みであるか否かを判断する管理情報判断部と、管理情報判断部で医療物品が登録済みでないと判断されたとき、医療物品の識別情報を未登録医療物品識別情報として登録する第1の記憶部とを有している。
したがって、前記構成では、測定チップ等の医療物品の識別情報が登録済みでない場合、その未登録の事実を認識して、医療物品の識別情報を未登録医療物品識別情報として登録する構成となっている。
このため、血糖計等の医療機器は、未登録の測定チップ等の医療物品の識別情報を、未登録、すなわち、新規な測定チップ等の医療物品として、その識別情報を登録する。
また、前記構成によれば、医療情報管理装置は、医療機器から品質管理結果情報と共に、未登録医療物品識別情報を取得し、この取得した未登録医療物品識別情報を管理装置側の第3の記憶部に記憶する。
このため、血糖計データ管理装置等の医療情報管理装置は、未登録の医療物品の識別情報を前記医療機器から取得して、登録することができる。
したがって、前記構成では、従来と異なり、事前に測定チップ等の医療物品の識別情報を登録し、その後、品質管理の点検を実行するのではなく、未登録の医療物品でも、登録と品質管理の点検を同時にすることができる。したがって、看護師等の担当者の作業を大幅に削減することができる。
好ましくは、前記医療情報管理装置は、前記品質管理結果情報が合格情報であるか否かを判断する合否判断部を有し、前記合否判断部が、合格情報と判断した前記品質管理結果情報に対応する前記未登録医療物品識別情報のみを前記第3の記憶部に記憶することを特徴とする医療情報管理システムである。
前記構成によれば、医療情報管理装置は、品質管理結果情報が合格情報であるか否かを判断する合否判断部を有し、合否判断部が、合格情報と判断した品質管理結果情報に対応する未登録医療物品識別情報のみを第3の記憶部に記憶する構成となっている。
このため、不合格の医療物品の未登録医療物品識別情報は、管理装置側の第3の記憶部に記憶されないので、不必要な登録を自動的に排除することができ、極めて効率的に登録を行うことができる。
好ましくは、前記医療情報管理装置は、前記未登録医療物品識別情報を、他の前記医療機器に送信する構成となっていることを特徴とする医療情報管理システムである。
前記構成によれば、医療情報管理装置は、未登録医療物品識別情報を、他の医療機器に送信する構成となっているので、一つの血糖計等の医療機器から取得した測定チップ等の医療物品の登録された識別情報を他の医療機器も共有することができるので、医療情報管理装置は、取得した未登録医療物品識別情報を有効且つ効率的に利用することができる。
好ましくは、前記医療機器が、血糖計で、前記医療物品が、前記血糖計に装着され、対象者の血液を取得する測定チップ及び/又は、前記品質管理に用いられ、特定の血糖値が測定される構成となっているコントロール液であることを特徴とする医療情報管理システムである。
本発明は、測定チップ等の医療物品等の情報を簡易且つ効率的に処理することができる医療情報管理システムを提供することができるという利点がある。
本発明である医療情報管理システムである例えば、血糖計データ管理システムを示す概略図である。 測定チップを装着した血糖計の外観を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図である。 図1の血糖計の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1のクレードルの主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の血糖計データ管理装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる血糖計データ管理システムの主な動作例を示す概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる血糖計データ管理システムの主な動作例を示す他の概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる血糖計データ管理システムの主な動作例を示す他の概略フローチャートである。 QC点検結果テーブル例を示す概略説明図である。 チップテーブル例を示す概略説明図である。 コントロール液テーブル例を示す概略説明図である。 血糖計情報テーブル例を示す概略説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明である医療情報管理システムである例えば、血糖計データ管理システム1を示す概略図である。
図1に示すように、血糖計データ管理システム1は、医療情報管理装置である例えば、血糖計データ管理装置10を有している。
この血糖計データ管理装置10は、患者等の血糖値を測定する医療機器である例えば、血糖計40、この血糖計40に装着し、患者等の血液を採取する医療物品である例えば、測定チップ60、そして、この血糖計40、測定チップ60の品質管理(QC、Quality Contrl)を実行する際に、特定のグルコース値が測定できるように設定され、血液の代わりに用いられる医療物品である例えば、コントロール液70等の情報を管理する構成となっている。
この血糖計データ管理装置10は、図1に示すように、クレードル80と有線又は無線で通信可能に接続されている。このクレードル80には、図1に示すように、血糖計40が載置可能で、クレードル80と載置された血糖計40とは、通信可能な構成となっている。
また血糖計40は、図1の測定チップ60やコントロール液70のパッケージ等の包装等に形成され、これらを識別するための識別情報である識別バーコードデータを読み取るためのバーコード読取装置42(後述)を有している。
したがって、血糖計40は、これら測定チップ60やコントロール液70の識別バーコードデータを取得できる構成となっている。
このため、血糖計40は、クレードル80を介して、血糖計40の識別情報である例えば、識別データ、測定チップ60やコントロール液70の識別情報である例えば、識別バーコードデータを血糖計データ管理装置10に送信可能となっており、血糖計データ管理装置10は、これら受信した血糖計40の識別データ、測定チップ60やコントロール液70の識別バーコードデータを管理する構成となっている。
図1の血糖計40、クレードル80及び血糖計データ管理装置10等は、それぞれ、コンピュータを有している。
このコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バス等を介して配置されている。
このバスは、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPUは所定のプログラムの処理を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
図2は、測定チップ60を装着した血糖計40の外観を示す概略図であり、図2(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図である。
図2(a)に示すように、血糖計40の上面には、イジェクトレバー61や、入力部である例えば、各種操作ボタン43が形成されている。また、図2(b)に示すように、血糖計40には、図1の測定チップ60やコントロール液70の識別バーコードデータを読み取るためのバーコード読取装置42が形成されている。
図3は、図1の血糖計40の主な構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、血糖計40は、血糖計制御部41を有している。また、血糖計40は、図2のバーコード読取装置42、操作ボタン43、スキャンボタン44、データ等を表示する血糖計側ディスプレイ45及びデータをクレードル80と送受信する血糖計側送受信装置46を有している。これらバーコード読取装置42等は、血糖計制御部41と接続されている。
図4は、図1のクレードル80の主な構成を示す概略ブロック図である。図4に示すように、クレードル制御部81を有する。また、クレードル80は、図1の血糖計40がクレードル80に載置され、相互に接続可能となったことを検知するための接続検知装置82や、血糖計40及び血糖計データ管理装置10と通信するためのクレードル側送受信装置83も有し、これらは、クレードル制御部81と接続されている。
図5は、図1の血糖計データ管理装置10の主な構成を示す概略ブロック図である。図5に示すように、血糖計データ管理装置10は、血糖計データ管理装置制御部11を有するとともに、図1のクレードル80と通信可能な血糖計データ管理装置側送受信装置12を有し、これらは、相互に接続されている。
図6乃至図8は、本実施の形態にかかる血糖計データ管理システム1の主な動作例を示す概略フローチャートである。
以下、図6乃至図8のフローチャートに沿って、血糖計データ管理システム1の動作等を説明しながら、図3乃至図5の各構成等についても併せて説明する。
本実施の形態では、血糖計40に装着して用いるための測定チップ60やコントロール液70が病院等に納品された場合、従来と異なり、看護等が、直ちに、その測定チップ60やコントロール液70に形成されている識別バーコードデータを手入力で管理用コンピュータに登録することなく、所定場所に配置する。
その後、コントロール液70を用いて、測定チップ60について定期的にQC(品質管理)点検を行う。
具体的には、図6のST1に示すように、看護師等の使用者が、自己のIDカード等に記されている使用者識別バーコードを、図3の血糖計40のバーコード読取装置42で読み取る。
次いで、ST2で、血糖計40が、当該読み取った使用者識別バーコードデータが登録された使用者識別バーコードデータであるか否か判断し、登録されていない場合は、権限のない使用者と判断して本工程を終了させる。
一方、登録されている場合は、正当な権限のある使用者による操作と判断して、ST3へ進む。
具体的には、図3の登録使用者判断部(プログラム)47が動作し、図3の登録使用者データベース48を参照して判断する。
すなわち、登録使用者データベース48には、権限のある看護師等の使用者識別バーコードデータが記憶されている。
したがって、無権限の者による誤ったQC点検の実施を未然に防止することができ、QC点検の精度を向上させることができる。
ST3では、使用者である看護師等が、図2及び図3のバーコード読取装置42を用いて、QC点検の対象となる測定チップ60に吸収させるコントロール液70の識別バーコードデータを読み取る。
そして、ST4で、血糖計40は、読み取った識別バーコードデータが、登録されたコントロール液の識別バーコードデータであるか否かを判断する。
具体的には、図3の登録コントロール液判断部(プログラム)49が動作し、登録コントロール液情報記憶部50内のデータを参照して判断する。
すなわち、登録コントロール液情報記憶部50には、事前に登録されたコントロール液70の識別バーコードデータが記憶されている。
ST4で、事前に登録されたコントロール液70でないと判断した場合は、ST5へ進む。
ST5では、血糖計40が新規コントロール液でQC点検をするか否かを判断する。
具体的には、図3の新規コントロール液バーコード入力部(プログラム)51が動作し、血糖計40の血糖計側ディスプレイ45に、例えば「新規コントロール液で点検しますか?」と表示する。
そして、看護師等が図2及び図3の操作ボタン43を操作し、点検する旨の指示を入力すると、当該新規コントロール液70の識別バーコードデータを図3の新規コントロール液バーコード情報記憶部52に記憶する。
このように本実施の形態では、事前に看護師等が手入力等で管理用コンピュータ等に登録していないコントロール液70を使用してQC点検をすることができる。
次いで、ST6へ進む。ST6では、使用者である看護師等が、図2及び図3のバーコード読取装置42を用いて、QC点検の対象となる測定チップ60の識別バーコードデータを読み取る。
そして、ST7で、血糖計40は、読み取った識別バーコードデータが、登録された測定チップ60の識別バーコードデータであるか否かを判断する。
具体的には、図3の登録チップ判断部(プログラム)53が動作し、登録チップ情報記憶部54内のデータを参照して判断する。
すなわち、登録チップ情報記憶部54には、事前に登録された測定チップ60の識別バーコードデータが記憶されている。
このように、登録チップ判断部(プログラム)53は、管理情報判断部の一例となっている。
ST7で、事前に登録された測定チップ60でないと判断した場合は、ST8へ進む。
ST8では、血糖計40が新規測定チップ60でQC点検をするか否かを判断する。
具体的には、図3の新規チップバーコード入力部(プログラム)55が動作し、血糖計40の血糖計側ディスプレイ45に、例えば「新規測定チップで点検しますか?」と表示する。
そして、看護師等が図2及び図3の操作ボタン43を操作し、点検する旨の指示を入力すると、当該新規測定チップ60の識別バーコードデータを図3の新規チップバーコード情報記憶部56に記憶する。
この新規チップバーコード情報記憶部56が、医療機器側で未登録医療物品識別情報を記憶する第1の記憶部の一例である。
このように本実施の形態では、事前に看護師等が手入力等でコンピュータ等に登録していない測定チップ60を使用してQC点検をすることができる。
次いで、ST9へ進む。ST9では、図3のQC点検実行部(プログラム)57が動作して、QC点検を実行する。具体的には、看護師等によって、測定チップ60が血糖計40に装着され、その後、看護師等が、コントロール液70を測定チップ40に吸収させる。血糖計40の測光部によって、測定チップ40の試験紙における反射吸光度を測定し、グルコース値に換算する。
このため、QC点検実行部(プログラム)57が、品質管理実行部の一例となっている。
また、このように、測定された血糖値データは、図3のQC点検結果情報記憶部58に記憶される。
このQC点検結果情報記憶部58は、品質管理結果情報を記憶する第2の記憶部の一例となっている。
以上で、看護師等による血糖計40を用いた測定チップ60のQC点検が終了し、その結果データ等が血糖計40内に記憶される。
次いで、この血糖計40内に記憶されたQC点検結果データ等を図1の血糖計データ管理装置10に送信する。この工程を図7のフローチャートを用いて説明する。
先ず、図7のST11でQC点検結果データ等を記憶している血糖計40を図1のクレードル80に載置し、セットする。
次いで、ST12へ進む。ST12では、図4の接続検知装置82が、血糖計40とクレードル80との接続を検知する。
次いでST13へ進む。ST13では、図3の血糖計側送受信装置46が、新規コントロール液バーコード情報記憶部52内の新規コントロール液バーコードデータ、新規チップバーコード情報記憶部56内の新規測定チップバーコードデータ及びQC点検結果情報記憶部58内のQC点検結果データをクレードル80へ送信する。
そして、図4のクレードル80のクレードル側送受信装置83が、これらのデータを図1の血糖計データ管理装置10へ送信する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、血糖計データ管理装置10が、新規コントロール液バーコードデータ、新規チップバーコードデータ及びQC点検結果データを受信して登録する。
具体的には、図5の血糖計データ管理装置側送受信装置12が、かかるデータを受信して、各種データ記憶部13に記憶される。
図9乃至図12は、各種データ記憶部13に格納されているテーブル例を示す概略説明図であり、図9は、QC点検結果テーブル13a、図10は、チップテーブル13b、図11はコントロール液テーブル13c、図12は血糖計情報テーブル13dである。
次いで、ST15へ進む。ST15では、血糖計データ管理装置10が、QC点検結果データが合格データか否かを判断する。
具体的には、図5のQC点検結果情報判断部(プログラム)14が動作し、受信データ記憶部13内の点検結果データと、図示しない合格データ閾値データ(合否の基準データ)を参照して判断する。
このため、このQC点検結果情報判断部(プログラム)14が、合格判断部の一例となっている。
この合否結果は図9のQC点検結果テーブル13aに登録される。
ST15で、QC点検の結果、不合格とされたデータは、血糖計データ管理装置10における、その後の登録等の工程をすることなく、工程が終了するので、不必要なデータの登録工程を自動的に排除することができ、血糖計データ管理装置10は、極めて効率的に登録動作をすることができる。
ST15で、QC点検結果データが合格データであると判断された場合は、ST16へ進む。ST16では、新規コントロール液を使用したか否かを判断する。具体的には、図5の新規コントロール液判断部(プログラム)15が動作して、各種データ記憶部13内のコントロール液テーブル13cに新規コントロール液バーコードデータが存在するか否か判断する。
存在した場合は、ST17へ進む。ST17では、当該血糖計40に関するコントロール液テーブル13c(図11)に新規コントロール液の識別バーコードデータを登録する。
この新規コントロール液の識別バーコードデータが、未登録医療物品識別情報の一例となっている。
このコントロール液テーブル13cが、管理装置側で未登録医療物品識別情報を記憶する第3の記憶部の一例となっている。
次いで、ST18へ進む。ST18では、全ての血糖計40の血糖計情報テーブル13dのコントロール液テーブル更新フラグを「真」に変更する。すなわち、ST18では、全ての血糖計40がコントロール液テーブル13cの新規コントロール液のバーコードを利用可能となる。
具体的には、図5の全血糖計コントロール液テーブル更新部(プログラム)17が動作して実行される。
これにより、後述するように、当該血糖計40のみならず他の血糖計40も当該血糖計40が得た新規コントロール液のデータを利用することができ、当該血糖計40が取得したデータを有効に利用することができる構成となっている。
次いで、ST19へ進む。ST19では、新規測定チップ液を使用したか否かを判断する。具体的には、図5の新規チップ判断部(プログラム)18が動作して、各種データ記憶部13内のチップテーブル13bに新規測定チップバーコードデータが存在するか否か判断する。
存在した場合は、ST20へ進む。ST20は、当該血糖計40に関するチップテーブル13b(図10)に新規測定チップの識別バーコードデータを登録する。
この新規測定チップの識別バーコードデータが、未登録医療物品識別情報の一例となっている。
このチップテーブル13bが、管理装置側で未登録医療物品識別情報を記憶する第3の記憶部の一例となっている。
次いで、ST21へ進む。ST21では、全ての血糖計40の血糖計情報テーブル13dのチップテーブル更新フラグを「真」に変更する。すなわち、ST21では、全ての血糖計40がチップテーブル13bの新規測定チップのバーコードを利用可能となる。
具体的には、図5の全血糖計チップテーブル更新部(プログラム)20が動作して実行される。
これにより、後述するように、当該血糖計40のみならず他の血糖計40も当該血糖計40が得た新規測定チップのデータを利用することができ、当該血糖計40が取得したデータを有効に利用することができる構成となっている。
以上で、血糖計40内のデータを血糖計データ管理装置10に送信し、登録する工程が終了する。
以上のように、上述のQC点検を実施した血糖計40が取得した新規コントロール液バーコードデータ等は、血糖計データ管理装置10に登録されるが、以下では、この当該血糖計40が取得したデータを、他の血糖計40に配信する工程について図8のフローチャートを用いて説明する。
先ず、図8のST22で、上記他の血糖計40を図1のクレードル80に載置し、セットする。
次いで、ST23へ進む。ST23では、図4の接続検知装置82が、他の血糖計40とクレードル80との接続を検知する。
次いで、ST24へ進む。ST24では、血糖計データ管理装置10が、他の血糖計40の識別情報である例えば、シリアルナンバーを取得し、照合する。
具体的には、血糖計データ管理装置10が、クレードル80を介して他の血糖計40に対してシリアルナンバーの要求信号を送信する。その後、この信号に応答して、他の血糖計40は、図3の血糖計側血糖計シリアルナンバー記憶部59に記憶されている当該他の血糖計シリアルナンバーをクレードル80を介して血糖計データ管理装置10に送信する。
この当該他の血糖計シリアルナンバーを受信した血糖計データ管理装置10は、図5の血糖計データ管理装置側血糖計シリアルナンバー記憶部21に、この他の血糖計シリアルナンバーを記憶する。
次いで、ST25へ進む。ST25では、当該他の血糖計40の血糖計情報テーブル13d(図12)のコントロール液テーブル更新フラグが「真」であるか否かを判断する。
具体的には、図5の血糖計用コントロール液テーブル更新フラグ判断部(プログラム)22が動作して判断する。
ST25で、「真」の場合は、ST26へ進み、当該他の血糖計40の血糖計情報テーブル13d(図12)のチップテーブル更新フラグが「真」であるか否かを判断する。
具体的には、図5の血糖計用チップテーブル更新フラグ判断部(プログラム)23が動作して判断する。
ST26で「真」の場合、当該他の血糖計40は、コントロール液のバーコードデータ及び測定チップのバーコードデータの双方のデータにアクセス可能であるため、ST27で、血糖計データ管理装置10は、図11のコントロール液テーブル13cの新規コントロール液のバーコードデータと、図10のチップテーブル13bの新規測定チップのバーコードデータを、当該他の血糖計40にクレードル80を介して送信する。
一方、ST26で、「真」でない場合は、当該他の血糖計40は、図11のコントロール液テーブル13cにのみアクセス可能と判断され、ST28で、血糖計データ管理装置10は、新規コントロール液のバーコードデータのみ当該他の血糖計40に送信する。
また、ST25で、「真」でない場合は、ST29に進む、ST29では、ST25と同様に、当該他の血糖計40の血糖計情報テーブル13dのチップテーブル更新フラグが「真」であるか否かを判断する。
ST29で、「真」と判断された場合は、当該他の血糖計40は、図10のチップテーブル13bにのみアクセス可能と判断され、ST30で、血糖計データ管理装置10は、新規測定チップのバーコードデータのみ当該他の血糖計40に送信する。
このように、本実施の形態によれば、上述のように、QC点検を実施した当該血糖計40のみならず、かかるQC点検を実施していない、他の血糖計40も当該血糖計40が得た新規コントロール液データ及び/又は新規測定チップのデータを利用することができる。このため、当該他の血糖計がQC点検を実施する場合に、測定チップ60等を重複して登録することを回避することができ、当該血糖計40が取得したデータを有効に利用することができる構成となっている。
また、本実施の形態では、他の血糖計40に新規コントロール液のバーコードデータ及び/又は新規測定チップのバーコードデータを送信する際、当該他の血糖計40のアクセス権限を個別に判断するので、極めて精度よく運用することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・血糖計データ管理システム、10・・・血糖計データ管理装置、11・・・血糖計データ管理装置制御部、12・・・血糖計データ管理装置側送受信装置、13・・・各種データ記憶部、14・・・QC点検結果情報判断部(プログラム)、15・・・新規コントロール液判断部(プログラム)、17・・・全血糖計コントロール液テーブル更新部(プログラム)、18・・・新規チップ判断部(プログラム)、20・・・全血糖計チップテーブル更新部(プログラム)、21・・・血糖計データ管理装置側血糖計シリアルナンバー記憶部、22・・・血糖計用コントロール液テーブル更新フラグ判断部(プログラム)、23・・・血糖計用チップテーブル更新フラグ判断部(プログラム)、40・・・血糖計、41・・・血糖計制御部、42・・・バーコード読取装置、43・・・操作ボタン、44・・・スキャンボタン、45・・・血糖計側ディスプレイ、46・・・血糖計側送受信装置、47・・・登録使用者判断部(プログラム)、48・・・登録使用者データベース、49・・・登録コントロール液判断部(プログラム)、50・・・登録コントロール液情報記憶部、51・・・新規コントロール液バーコード入力部(プログラム)、52・・・新規コントロール液バーコード情報記憶部、53・・・登録チップ判断部(プログラム)、54・・・登録チップ情報記憶部、55・・・新規チップバーコード入力部(プログラム)、56・・・新規チップバーコード情報記憶部、57・・・QC点検実行部(プログラム)、58・・・QC点検結果情報記憶部、59・・・血糖計側血糖計シリアルナンバー記憶部、60・・・測定チップ、61・・・イジェクトレバー、70・・・コントロール液、80・・・クレードル、81・・・クレードル制御部、82・・・接続検知装置、83・・・クレードル側送受信装置

Claims (4)

  1. 医療機器と、
    前記医療機器に関して用いられる医療物品と、
    前記医療機器と通信可能に接続される医療情報管理装置と、を有する医療情報管理システムであって、
    前記医療機器は、前記医療物品の品質管理を実行する品質管理実行部と、
    前記医療物品の品質管理を行うときに、前記医療物品の識別情報が管理情報として登録済みであるか否かを判断する管理情報判断部と、
    前記管理情報判断部で前記医療物品が登録済みでないと判断されたとき、前記医療物品の識別情報を未登録医療物品識別情報として登録する第1の記憶部と、
    前記品質管理実行部が実行した品質管理結果情報を記憶する第2の記憶部と、を有し
    前記医療情報管理装置は、前記医療機器から前記品質管理結果情報と共に、前記未登録医療物品識別情報を取得し、該未登録医療物品識別情報を記憶する第3の記憶部を有することを特徴とする医療情報管理システム。
  2. 前記医療情報管理装置は、前記品質管理結果情報が合格情報であるか否かを判断する合否判断部を有し、
    前記合否判断部が、合格情報と判断した前記品質管理結果情報に対応する前記未登録医療物品識別情報のみを前記第3の記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理システム。
  3. 前記医療情報管理装置は、前記未登録医療物品識別情報を、他の前記医療機器に送信する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療情報管理システム。
  4. 前記医療機器が、血糖計で、前記医療物品が、前記血糖計に装着され、対象者の血液を取得する測定チップ及び/又は、前記品質管理に用いられ、特定のグルコース値が測定される構成となっているコントロール液であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の医療情報管理システム。
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