JP2011061731A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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【課題】より高い精度で光沢感を再現することができる画像処理装置及び画像処理方法等を提供する。
【解決手段】入力画像の第1の輝度レンジ情報を取得し、前記入力画像内の鏡面反射領域を抽出し、前記第1の輝度レンジ情報、及び前記鏡面反射領域に基づいて、前記入力画像の光沢感を算出し、画像出力装置の第2の輝度レンジ情報を取得し、前記光沢感、及び前記第2の輝度レンジ情報に基づいて、前記画像出力装置から出力される画像における反射領域情報を算出し、前記反射領域情報に基づいて、前記入力画像を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光沢感のより精度の高い再現を図った画像処理装置及び画像処理方法等に関する。
近年、コンピュータグラフィクス(CG)技術の発展に伴い、CG技術を用いて商品の形状及び色をデザインし、モニタ上で表示させたり、表示させた画像を印刷することで最終的な仕上がりを確認する機会が増えている。商品の色及び光沢感は形状と同様に商品の印象を大きく左右する重要な要素の一つであるため、モニタに表示された画像又は印刷された画像において商品の色及び光沢感を正確に再現することが望まれる。そして、色の再現に関しては様々な技術が既に提案されている。また、モニタへの表示の際にはCG技術を用いて反射モデルのパラメータを制御して所望の光沢感を得ることができる。
しかし、モニタ上で所望の光沢感に調整した画像を印刷する際には、印刷された画像から人間が知覚する光沢感は印刷物の輝度レンジに依存するため、観察照明が暗い場合は、観察照明が明るい場合に比べて画像の光沢感が小さく知覚されてしまう。このため、元画像の光沢感を正確に再現するためには観察照明の明るさに応じて反射成分を補正することが望まれる。そこで、画像内の鏡面反射成分を抽出し、鏡面反射成分の強調又は抑制を行うことで、より現実感をもたらす技術が特許文献1に記載されている。
特開平6−187443号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術によっても、光沢感を忠実に再現することが困難である。
本発明は、より高い精度で光沢感を再現することができる画像処理装置及び画像処理方法等を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、入力画像の第1の輝度レンジ情報を取得する入力画像輝度レンジ情報取得手段と、前記入力画像内の鏡面反射領域を抽出する鏡面反射領域抽出手段と、前記第1の輝度レンジ情報、及び前記鏡面反射領域に基づいて、前記入力画像の光沢感を算出する光沢感算出手段と、画像出力装置の第2の輝度レンジ情報を取得する画像出力装置輝度レンジ情報取得手段と、前記光沢感、及び前記第2の輝度レンジ情報に基づいて、前記画像出力装置から出力される画像における反射領域情報を算出する出力画像反射領域情報算出手段と、前記反射領域情報に基づいて、前記入力画像を補正する補正手段とを有する。
本発明に係る画像処理方法は、入力画像の第1の輝度レンジ情報を取得する入力画像輝度レンジ情報取得ステップと、前記入力画像内の鏡面反射領域を抽出する鏡面反射領域抽出ステップと、前記第1の輝度レンジ情報、及び前記鏡面反射領域に基づいて、前記入力画像の光沢感を算出する光沢感算出ステップと、画像出力装置の第2の輝度レンジ情報を取得する画像出力装置輝度レンジ情報取得ステップと、前記光沢感、及び前記第2の輝度レンジ情報に基づいて、前記画像出力装置から出力される画像における反射領域情報を算出する出力画像反射領域情報算出ステップと、前記反射領域情報に基づいて、前記入力画像を補正する補正ステップとを有する。
本発明によれば、光沢感を高い精度で再現することができる。
実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る画像処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 画像処理装置1が表示するユーザインタフェイス(UI)の一例を示す図である。 ステップS3(画像出力装置輝度レンジ情報取得部108の動作)の詳細を示すフローチャートである。 ステップS6(算出部112の動作)の詳細を示すフローチャートである。 L*値の二次元分布の例を示す図である。 明度分布の例を示す図である。 ステップS8(出力画像反射領域情報算出部106の動作)の詳細を示すフローチャートである。 等光沢感曲面の例を示す図である。 ステップS9(画像補正部103の動作)の詳細を示すフローチャートである。 明度分布補正の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
<画像処理装置の構成>
先ず、画像処理装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る画像処理装置1には、図1に示すように、画像入力部101、鏡面反射領域抽出部102、画像補正部103、画像出力部104、入力画像輝度レンジ情報取得部105、及び出力画像反射領域情報算出部106が設けられている。更に、光沢感算出部107、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108、プロファイル記憶部109、バッファメモリ110、鏡面反射領域選択部111、算出部112、及び等光沢感曲面記憶部113も設けられている。
また、画像処理装置1には、プリンタ等の画像出力装置2が、例えばUSB(Universal Serial Bus)又はIEEE1394等のシリアルバスインタフェイスなどを介して接続されている。
画像入力部101は、入力画像を入力する。鏡面反射領域抽出部102は、画像入力部101により入力された入力画像内の鏡面反射領域を抽出する。画像補正部103は、画像入力部101により入力された入力画像の鏡面反射領域を補正する。画像出力部104は、画像補正部103による補正後の画像を画像出力装置2に出力する。入力画像輝度レンジ情報取得部105は、画像入力部101により入力された入力画像の輝度レンジ情報Iin(第1の輝度レンジ情報)を取得する。出力画像反射領域情報算出部106は、予め求められ等光沢感曲面記憶部113に記憶されている等光沢感曲面を用いて、画像補正部103による補正後の画像における鏡面反射領域情報を算出する。等光沢感曲面の詳細については図9を用いて後述する。鏡面反射領域選択部111は、鏡面反射領域抽出部102により抽出された鏡面反射領域のうちから1つの鏡面反射領域を選択する。算出部112は、鏡面反射領域選択部111により選択された鏡面反射領域の反射の強度As及び広がりnを算出する。光沢感算出部107は、入力画像輝度レンジ情報取得部105により取得された輝度レンジ情報Iin、並びに算出部112により算出された反射の強度As及び広がりnに基づいて、画像入力部101により入力された入力画像の鏡面反射領域の光沢感を算出する。画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、画像出力装置2の輝度レンジ情報を取得する。プロファイル記憶部109は、画像出力装置2のプロファイル(画像出力装置2の種類、及び用紙の種類などに対応した各種プロファイル)を記憶している。また、バッファメモリ110は、例えばRAMであり、処理途中の演算結果を一時保存する。
<画像処理装置の構成>
次に、画像処理装置の動作について説明する。図2は、本実施形態に係る画像処理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。また、図3は、画像処理装置1がその動作時に表示するユーザインタフェイス(UI)の一例を示す図である。このUI(カラーマッチング設定UI)を介して、ユーザは、入力画像、観察環境の明るさ、画像出力装置2の種類、用紙の種類等を選択することができる。
先ず、ステップS1において、画像入力部101が入力画像を取得し、この入力画像をバッファメモリ110に保存する。
次いで、ステップS2において、入力画像輝度レンジ情報取得部105が、入力画像に埋め込まれているプロファイルから白色輝度情報を取得し、入力画像輝度レンジ情報Iinとしてバッファメモリ110に保存する。なお、入力画像輝度レンジ情報Iinは、例えば、入力画像の作成時に当該入力画像を表示していた画像表示装置等の輝度レンジ情報である。入力画像の光沢感は当該入力画像を作成する際に当該入力画像を表示していた画像表示装置等の輝度レンジ情報に依存するが、このような輝度レンジ情報を入力画像輝度レンジ情報Iinとして用いることにより、入力画像の光沢感を適切に算出することができる。また、白色輝度情報の取得を、UI等から設定された情報等に基づいて行ってもよい。
その後、ステップS3において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108が、観察環境の明るさ、画像出力装置2の種類、及び画像出力装置2の用紙の種類に基づいて、当該画像出力装置2の輝度レンジ情報Iout(第2の輝度レンジ情報を)取得し、バッファメモリ110に保存する。観察環境の明るさ、画像出力装置2の種類、及び画像出力装置2の用紙の種類(画像出力装置2に手使用される用紙の種類)は、例えば図3に示すUIの操作等にて指定することができる。なお、輝度レンジ情報Ioutの取得の詳細については、図4を参照しながら後述する。
続いて、ステップS4において、鏡面反射領域抽出部102が、入力画像内の1又は2以上の鏡面反射領域を抽出し、バッファメモリ110に保存する。鏡面反射領域の抽出はどのように行われてもよい。例えば、UIの操作等にてユーザが指定してもよい。また、特許文献1に記載された処理等に基づく、ベクトル演算等による自動的な抽出が行われてもよい。
次いで、ステップS5において、鏡面反射領域選択部111が、鏡面反射領域抽出部102により抽出された1又は2以上の鏡面反射領域のうちから1つの鏡面反射領域を選択する。
その後、ステップS6において、算出部112が、鏡面反射領域選択部111により選択された鏡面反射領域の反射の強度As及び広がりnを算出する。反射の強度As及び広がりnの算出の詳細については、図5を参照しながら後述する。
続いて、ステップS7において、光沢感算出部107が、入力画像輝度レンジ情報Iin、並びに鏡面反射領域の反射の強度As及び広がりnに基づいて、光沢感Gを算出する。光沢感Gは、例えば下記の式1(数1)から求めることができる。
Figure 2011061731
次いで、ステップS8において、出力画像反射領域情報算出部106が、光沢感G及び画像出力装置2の輝度レンジ情報Ioutに基づいて、画像出力装置2において入力画像と同じ光沢感を再現する鏡面反射領域の反射の強度As´及び広がりn´を算出する。反射の強度As´及び広がりn´の算出の詳細については、図8を参照しながら後述する。
その後、ステップS9において、画像補正部103が、出力画像反射領域情報算出部106により算出された鏡面反射領域の反射の強度As´及び広がりn´に基づいて、入力画像の鏡面反射領域を補正する。鏡面反射領域の補正の詳細については、図10を参照しながら後述する。
続いて、ステップS10において、画像処理装置1は全ての鏡面反射領域を選択したかどうかを判定する。そして、判定が真であればステップS11へ移行し、偽であればステップS5へ移行する。
ステップS11では、画像出力部104が、画像補正部103により補正された画像のデータを画像出力装置2に供給する。
<ステップS3の詳細(画像出力装置輝度レンジ情報取得部108の動作)>
次に、ステップS3の詳細について説明する。図4は、ステップS3の詳細を示すフローチャートである。
ステップS3では、先ず、ステップS31において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、バッファメモリ110から観察環境の明るさL(lx)を取得する。
次いで、ステップS32において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、バッファメモリ110から画像出力装置2の種類を取得する。
その後、ステップS33において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、バッファメモリ110から用紙の種類を取得する。
続いて、ステップS34において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、ステップS32及びS33で取得した画像出力装置2の種類及び用紙の種類に対応したプロファイルをプロファイル記憶部109から読み込む。
次いで、ステップS35において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、ステップS34で読み込んだプロファイルに基づいて、白色輝度Yw、最明点輝度Ymax、及び最暗点輝度Yminを取得する。
その後、ステップS36において、画像出力装置輝度レンジ情報取得部108は、観察環境の明るさL、白色輝度Yw、最明点輝度Ymax、及び最暗点輝度Yminに基づいて、画像出力装置の輝度レンジ情報Ioutを算出し、バッファメモリ110に保存する。輝度レンジ情報Ioutは、例えば下記の式2(数2)から求めることができる。
Figure 2011061731
このようにして、ステップS3の処理が行われる。
<ステップS6の詳細(算出部112の動作)>
次に、ステップS6の詳細について説明する。図5は、ステップS6の詳細を示すフローチャートである。
ステップS6では、先ず、ステップS61において、算出部112は、入力画像に埋め込まれているプロファイルを用いて、鏡面反射領域選択部111により選択された鏡面反射領域内の各画素のRGB値に対応したL*a*b*値を算出する。
次いで、ステップS62において、算出部112は、ステップS61で算出した鏡面反射領域内のL*値の二次元分布に基づいて最明点を特定する。最明点が複数ある場合は最明点領域の重心を求め、この重心を最明点として特定する。L*値の二次元分布の例を図6に示す。
その後、ステップS63において、算出部112は、最明点から放射状に明度の変化が最も急激な方向を探索し、その方向における明度分布を算出する。明度分布の例を図7に示す。
続いて、ステップS64において、算出部112は、ステップS63で求めた明度分布の最明点と最暗点との差を算出し、これを鏡面反射領域の強度Asとして特定する。
次いで、ステップS65において、算出部112は、ステップS63で求めた明度分布における分散を算出し、これを鏡面反射領域の広がりnとして特定する。
このようにして、ステップS6の処理が行われる。
<ステップS8の詳細(出力画像反射領域情報算出部106の動作)>
次に、ステップS8の詳細について説明する。図8は、ステップS8の詳細を示すフローチャートである。
ステップS8では、先ず、ステップS81において、出力画像反射領域情報算出部106は、光沢感Gを取得する。
次いで、ステップS82において、出力画像反射領域情報算出部106は、ステップS81で取得した光沢感Gに対応する等光沢感曲面を取得する。等光沢感曲面とは、光沢感Gを一定の値とした場合に、光沢感が等しく知覚される点を描画したものであり、主観評価実験等を行うことにより、光沢感G毎に、それに対応する等光沢感曲面を予め求めておく。ある光沢感Gにおける等光沢感曲面の例を図9に示す。底面は鏡面反射領域の反射の強度As及び広がりnから構成され、縦軸が輝度レンジを表している。
その後、ステップS83において、出力画像反射領域情報算出部106は、画像出力装置2の輝度レンジ情報Ioutを取得する。
続いて、ステップS84において、出力画像反射領域情報算出部106は、ステップS82で取得した等光沢感曲面を用いて、ステップS83で取得した輝度レンジ情報Ioutにおける広がりn´を求める。このとき、n´はnとの差が最も小さい点とする。これは、広がりが大きく異なると画像の印象が変わってしまうため、光沢感の補正はできる限り強度の変化によって補正することが望ましいからである。ただし、強度はデバイスの輝度レンジによる制限があるため、強度が上限値に達した場合には広がりを用いて補正することも許容される。
次いで、ステップS85において、出力画像反射領域情報算出部106は、ステップS84で取得した広がりn´を満たす点における強度As´を取得する。
このようにして、ステップS8の処理が行われる。
<ステップS9の詳細(画像補正部103の動作)>
次に、ステップS9の詳細について説明する。図10は、ステップS9の詳細を示すフローチャートである。
ステップS9では、先ず、ステップS91において、画像補正部103は、出力画像反射領域情報算出部106により算出された鏡面反射領域の反射の強度As´及び広がりn´に基づいて、ステップS63において算出部112により求められた明度分布を補正する。明度分布補正の例を図11に示す。実線が補正前の明度分布を示し、点線が補正後の明度分布を示している。
次いで、ステップS92において、画像補正部103は、画像内の鏡面反射領域を構成する複数の画素のうちから1つの画素を選択する。
その後、ステップS93において、画像補正部103は、ステップS91の補正後の明度分布に基づいて、ステップS92で選択した画素の画素値の明度L*値を補正する。
続いて、ステップS94において、画像補正部103は、ステップS93でL*値を補正したL*a*b*値に基づき、画像出力装置2のプロファイルを用いてRGB値を算出する。
次いで、ステップS95において、画像補正部103は、算出されたRGB値で画像の鏡面反射領域内の画素値を置き換える。
その後、ステップS96において、画像補正部103は、鏡面反射領域内の全ての画素を選択したかどうかを判定する。判定が真であればステップ処理を終了し、偽であればステップS92へ移行する。
このようにして、ステップS9の処理が行われる。
このような実施形態によれば、光沢感G及び画像出力装置2の輝度レンジ情報Ioutに基づく、入力画像の補正が行われるため、より高い精度で光沢感を再現することができる。例えば、輝度レンジ情報Ioutには、観察環境の明るさL及び用紙(出力媒体)の種類が反映されているため、異なる観察照明下、異なる用紙においても入力画像の光沢感を高い精度で再現することが可能となる。つまり、従来の技術では、観察照明の明るさに応じてどの程度反射成分を強調、又は抑制すればよいかの指標がないため、その度合いは操作者に委ねられているのに対し、本実施形態によれば、適切な指標に基づく補正が可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(コンピュータプログラム)をパーソナルコンピュータ等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。

Claims (8)

  1. 入力画像の第1の輝度レンジ情報を取得する入力画像輝度レンジ情報取得手段と、
    前記入力画像内の鏡面反射領域を抽出する鏡面反射領域抽出手段と、
    前記第1の輝度レンジ情報、及び前記鏡面反射領域に基づいて、前記入力画像の光沢感を算出する光沢感算出手段と、
    画像出力装置の第2の輝度レンジ情報を取得する画像出力装置輝度レンジ情報取得手段と、
    前記光沢感、及び前記第2の輝度レンジ情報に基づいて、前記画像出力装置から出力される画像における反射領域情報を算出する出力画像反射領域情報算出手段と、
    前記反射領域情報に基づいて、前記入力画像を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の輝度レンジ情報は、前記入力画像の作成時に当該入力画像を表示していた画像表示装置の輝度レンジ情報であり、
    前記入力画像輝度レンジ情報取得手段は、前記入力画像に埋め込まれているプロファイルから前記第1の輝度レンジ情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の輝度レンジ情報は、前記画像出力装置の種類、前記画像出力装置における出力に用いられる出力媒体、及び前記出力媒体に出力された画像の観察に用いられる照明の明るさの情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像補正手段は、前記入力画像の鏡面反射領域の明度分布の強度及び広がりを補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力画像反射領域情報算出手段は、等光沢感曲面を用いて前記反射領域情報を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 入力画像の第1の輝度レンジ情報を取得する入力画像輝度レンジ情報取得ステップと、
    前記入力画像内の鏡面反射領域を抽出する鏡面反射領域抽出ステップと、
    前記第1の輝度レンジ情報、及び前記鏡面反射領域に基づいて、前記入力画像の光沢感を算出する光沢感算出ステップと、
    画像出力装置の第2の輝度レンジ情報を取得する画像出力装置輝度レンジ情報取得ステップと、
    前記光沢感、及び前記第2の輝度レンジ情報に基づいて、前記画像出力装置から出力される画像における反射領域情報を算出する出力画像反射領域情報算出ステップと、
    前記反射領域情報に基づいて、前記入力画像を補正する補正ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータで実行されることにより、該コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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