JP2011059082A - 試薬カートリッジ容器のセット異常を判定できる測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 試薬を充填しかつ側面にバーコード情報を印刷したカートリッジ容器と、カートリッジ容器を固定するためのセット部と、セット部に固定されたカートリッジ容器から試薬を吸引し、他の場所で吐出するための分注手段と、カートリッジ容器に印刷されたバーコード情報を読み取るための読み取り手段と、読み取り手段によって読み取られる情報に基づいてカートリッジ容器がセット部に正確にセットされているかどうかを判定するための判定手段とを含む測定装置において、判定が前記バーコード情報を正確に読み取れたかどうかによって行われる。
【選択図】 図5
Description
(1)試薬を充填しかつ側面にバーコード情報を印刷したカートリッジ容器と、前記カートリッジ容器を固定するためのセット部と、前記セット部に固定されたカートリッジ容器から試薬を吸引し、他の場所で吐出するための分注手段と、前記カートリッジ容器に印刷されたバーコード情報を読み取るための読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られる情報に基づいてカートリッジ容器がセット部に正確にセットされているかどうかを判定するための判定手段とを含む測定装置において、前記判定が前記バーコード情報を正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする装置。
(2)前記バーコード情報が、一方の端に読み取り開始コードを有し、他方の端に読み取り終了コードを有し、それらの間にカートリッジ容器に関する情報コードを有することを特徴とする(1)に記載の装置。
(3)前記判定が、バーコード情報の全てを正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする(2)に記載の装置。
(4)前記判定が、読み取り開始コードと読み取り終了コードを正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする(2)に記載の装置。
(5)前記カートリッジ容器が複数の区画を有し、前記区画の少なくとも一つに液状試薬が充填されていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)前記カートリッジ容器の区画の少なくとも一つの開口部がシールで密封されていることを特徴とする(5)に記載の装置。
(7)前記分注手段と前記読み取り手段が一体として構成されていることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載の装置。
(8)前記判定結果を示すための音声出力手段又は表示手段を含むことを特徴とする特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載の装置。
(9)(1)〜(8)のいずれかに記載の装置を使用して、試薬を充填しかつ側面にバーコード情報を印刷したカートリッジ容器をセット部に固定し、前記カートリッジ容器が前記セット部に正確にセットされていると判定された場合にのみ前記セット部に固定されたカートリッジ容器から試薬を吸引して測定を行う測定方法において、前記判定を、前記バーコード情報を読み取り手段によって正確に読み取れたかどうかによって行うことを特徴とする方法。
(i)測定に必要なデータ等を書き込んだICカードを装置内のICカードリーダーで読み取らせ、測定の準備をする。
(ii)カートリッジ容器を、図5(a)のように装置内のセット部の所定位置に置いてセットする。
(iii)分注手段に一体化したバーコードリーダーが、セット部の側面のバーコード情報検知用窓からカートリッジ容器の側面を水平方向に走査してバーコード情報を読み取る。この場合、図5(b)のようにカートリッジ容器がセット部に正確にセットされると、バーコードリーダーはバーコード情報を正確に読み取れるが、図5(c)のようにカートリッジ容器が傾いてセット部に不正確にセットされると、バーコード情報検知用窓からバーコード情報を全く読み取れないか又は不正確にしか読み取れない。バーコードリーダーの走査後、バーコードリーダーによって読み取られたバーコード情報の結果は判定手段に送られる。
(iv)判定手段は、送られたバーコード情報が正確であるかどうかに基づいてカートリッジ容器がセット部に正確にセットされたかどうかを判定する。具体的には、送られたバーコード情報が正確である場合、カートリッジ容器はセット部に正確にセットされたと判定し、分注手段によるカートリッジ容器の試薬の吸引、吐出等を含む以後の測定操作を続行するが、送られたバーコード情報が全く読み取れないか又は不正確である場合、カートリッジ容器はセット部に不正確にセットされたと判定し、これ以後の測定操作を停止し、カートリッジ容器のセット異常を知らせるために、警告音をスピーカから発するとともに表示操作部の液晶表示手段にエラーメッセッジを表示する。なお、送られたバーコード情報が正確であるかどうかの基準は、バーコード情報を全て正確に読み取られたかどうかまたはバーコード情報の読み取り開始コードと読み取り終了コードの両方を正確に読み取られたかどうかにすることができる。
Claims (9)
- 試薬を充填しかつ側面にバーコード情報を印刷したカートリッジ容器と、前記カートリッジ容器を固定するためのセット部と、前記セット部に固定されたカートリッジ容器から試薬を吸引し、他の場所で吐出するための分注手段と、前記カートリッジ容器に印刷されたバーコード情報を読み取るための読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られる情報に基づいてカートリッジ容器がセット部に正確にセットされているかどうかを判定するための判定手段とを含む測定装置において、前記判定が前記バーコード情報を正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする装置。
- 前記バーコード情報が、一方の端に読み取り開始コードを有し、他方の端に読み取り終了コードを有し、それらの間にカートリッジ容器に関する情報コードを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記判定が、バーコード情報の全てを正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記判定が、読み取り開始コードと読み取り終了コードを正確に読み取れたかどうかによって行われることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記カートリッジ容器が複数の区画を有し、前記区画の少なくとも一つに液状試薬が充填されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
- 前記カートリッジ容器の区画の少なくとも一つの開口部がシールで密封されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記分注手段と前記読み取り手段が一体として構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
- 前記判定結果を示すための音声出力手段又は表示手段を含むことを特徴とする特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の装置を使用して、試薬を充填しかつ側面にバーコード情報を印刷したカートリッジ容器をセット部に固定し、前記カートリッジ容器が前記セット部に正確にセットされていると判定された場合にのみ前記セット部に固定されたカートリッジ容器から試薬を吸引して測定を行う測定方法において、前記判定を、前記バーコード情報を読み取り手段によって正確に読み取れたかどうかによって行うことを特徴とする方法。
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2009
- 2009-09-14 JP JP2009212255A patent/JP5344302B2/ja active Active
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