JP2011058171A - 引戸用入力装置の各部材の組立て方法 - Google Patents

引戸用入力装置の各部材の組立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クランク状制御レバーを取付け座に簡単に組み込むことができる組み立て方法の提供。
【解決手段】引戸用入力装置の各部材の組立て方法であって、外側取付け座21の垂直基板部分に一体成形された外筒体36に回転体42を嵌め込む回転体嵌合工程と、次に、垂直基板部分に形成した第1開口48にクランク状に形成された制御レバー31の一端部31aを差込み、一端部31aに形成した被係合部を回転体42の端部に設けた係合部に係合するように制御レバー31を所定量回転させながら、一端部31aに連設する他端部31c内面に突設した突起部分51を垂直基板部に形成した第2開口49に差込みながら外側取付け座21或いは回転体42の内端部に制御レバー31をスライド自在に係合させる制御レバー係合工程とから成る。
【選択図】図11

Description

本発明は片引戸、引違い戸等に使用される引戸用入力装置の各部材の組立て方法に関し、例えば引戸の戸先内に組み込まれた錠箱内に施錠部材を施・解錠するロック部材を有すると共に、該施錠部材を直接又は間接的に施・解錠するための内側又は/及び外側の引戸用入力装置の各部材の組立て方法に関する。
特許文献1の引戸錠の主たる目的は、高齢者、子供などでも容易に操作できると共に、解錠状態(開戸状態)において、サムターン部材としての内側入力手段(施解錠操作部材)が戸の面より突出する量を極めて小さくすることができることである。
上記目的を解決するため、特許文献1の引戸錠は、「施解錠操作部材を操作することにより、錠ケースに内装された伝動部材を介して施錠又は解錠するようにした引戸錠において、取付け座のうち少なくとも内側座には、少なくとも人の手指一本が入る幅の凹部を形成するとともに、該凹部には施解錠操作部材のうち室内側操作部材を前後方向に出没自在に枢支する一方、前記室内側操作部材は前面側に平坦面を有し、室内側操作部材の操作部を前記伝動部材の係合受部に係合して、室内側操作部材の引き又は押し操作により上記伝動部材を可動して鎌体を出没するようにし、さらに、室内側操作部材の平坦面は解錠状態時には戸の側面とほぼ面一になる構成」である。
該特許文献1は、確かに、内側取付け座に凹所を形成し、該凹所内に内側入力手段(施・解錠用操作部材)の全部を収納すると共に、該内側入力手段を、横軸を介して枢支したので、主たる目的(操作性の向上)を達成することができると同時に、引戸の肉厚を薄肉にすることができるという利点が認められる。
しかしながら、内側又は/及び外側の引戸用入力装置の中には、特許文献1に記載のような横軸を介して所定量回転するスイング方式(回転方式)以外に、上下方向にスライドする制御レバーを含むものがある。
すなわち、引戸用入力装置が、少なくとも引戸の内壁面又は外壁面に形成した切欠部分に固定的に嵌め込まれる取付け座と、該取付け座に設けられた外筒体と、該外筒体に回転自在に内装された回転体と、該回転体の内端部に係合部を含む連係手段を介して上下方向にスライドする制御レバーとなら成る場合である。
ところで、前記外筒体に内装された回転体は、普通一般に合鍵に操作力により回転する場合(可動障害子を有する内筒体)又は摘み部分の操作力により回転する場合(サムターン軸)のいずれでの場合であれ、回転体の端部にはテールピース、係合突起、ピニオン等に連係手段の一方を構成する係合部(係合部材も含む)が設けられている。そこで、前記係合部に制御レバーの一端部(例えば上端部)の係合凹部、係合孔、ラック部分等の連係手段の他方を構成する被係合部(被係合部材も含む)を係合させ、かつ、回転体の回転力を上下方向の往復運動に変換させようと設計すると、錠箱内には障害部材や障害部分(例えば錠箱内に入り込んでいる取付け座の嵌合突起、筒状嵌合部、連結用横柱など)が存在するので、設計上、制御レバーをクランク状或いはこれに類する折り曲げ形状にせざるを得ない。
そこで、現在、上記構成部材を含む引戸用入力装置であって、クランク状に形成された前記制御レバーを回転体の端部の係合部に簡単に組み込むことができる引戸用入力装置の各部材の組立て方法の出現が要望されている。
特開平8−86132
本願発明の所期の目的は、錠箱内には障害部材や障害部分が存在していても、引戸用入力装置が、少なくとも取付け座と、該取付け座に設けられた外筒体と、該外筒体に回転自在に内装された回転体と、該回転体の内端部に係合部を含む連係手段を介して上下方向にスライドしかつ折り曲げ部分を有する制御レバーとなら成る場合であって、これらの各部材で構成される引戸用入力装置の各部材の組立て方法に於いて、クランク状制御レバーを取付け座に簡単に組み込むことができることである。
本発明の引戸用入力装置の各部材の組立て方法は、引戸用入力装置が、少なくとも取付け座と、該取付け座に設けられた外筒体と、該外筒体に回転自在に内装された回転体と、該回転体の内端部に係合部を含む連係手段を介して上下方向にスライドしかつ折り曲げ部分を有する制御レバーとなら成り、これらの各部材で構成される引戸用入力装置の各部材の組立て方法であって、まず、前記取付け座の垂直基板部分に一体成形された前記外筒体に前記回転体を嵌め込む回転体嵌合工程と、次に、前記垂直基板部分に形成した第1開口に前記クランク状に形成された前記制御レバーの一端部を差込み、該一端部に形成した被係合部を前記回転体の端部に設けた係合部に係合するように該制御レバーを所定量回転させながら、前記一端部に連設する他端部内面に突設した突起部分を前記垂直基板部に形成した第2開口に差込みながら前記取付け座或いは回転体の内端部に該制御レバーをスライド自在に係合させる制御レバー係合工程とから成ることを特徴とする。
上記構成に於いて、制御レバー係合工程は、クランク状制御レバーの垂直板状の他端部の弾性係合爪片が、取付け座の垂直基板部分の第2開口部分に形成した係止部分に係合する他端部係合工程を含むことを特徴とする。さらに、クランク状制御レバーは、その垂直板状の一端部が外側取付け座の筒状外筒部の内端に対向するように突設された位置決め兼用案内部分内にスライド自在に係合し、その係合状態で、最後に、固定手段を介して前記位置決め兼用案内部分に垂直案内板を固定する垂直案内板固定工程が加味されていることを特徴とする。
なお、均等事項として、前記垂直板状の他端部の弾性係合爪片を、例えば取付け座の垂直基板部分の第2開口部分に形成しても良い(この場合には係止部分を垂直板状の他端部の方に形成する)。
上記構成により、錠箱内には障害部材や障害部分が存在していても、クランク状制御レバーが上下方向にスライドすることができるように、かつ、該制御レバーを簡単に取付け座に組み込むことができる。また、取付け座の垂直基板部分に一体成形された外筒体に回転体を嵌め込む回転体嵌合工程及び垂直基板部分に第1開口と第2開口をそれぞれ形成した取付け座を利用しているので、引戸用入力装置の各部材を短時間で組み合わせることができる。さらに、回転体嵌合工程と共に制御レバー係合工程を採用したので、引戸の肉厚を極力薄肉にすることができる。さらに、請求項2又は請求項3に記載の発明は、制御レバーを揺れないように、いわゆる安定的に案内することができる。
本発明の工程図。 本発明を用いた引戸用入力装置の一例を示す説明図(制御レバーは解錠位置)。 図2に於いて、制御レバーが矢印で示す解錠位置へスライドした概略説明図。 引戸用入力装置(例えば外側入力装置)を構成する各部材の分解斜視図。 引戸用入力装置(例えば外側入力装置)と、これに一体となる内側取付け座の概略説明図。 要部の分解斜視図。 外側取付け座の内面(背面)と、垂直案内板を示す斜視図。 外側取付け座の筒状外筒部に内装される回転体(例えば内筒部材)の概略説明図。 制御レバーの斜視図。 制御レバーの縦概略断面説明図。 制御レバーの係合方法と垂直案内板(固定板)の固定方法の説明図。 取り付け座に凹所に垂直カバーを固定的に取り付けた概略説明図。
図1乃至図12は、本発明を実施するための最良の形態で、特に、図1は本発明の工程図を簡単に示したものである。また、例えば図2は、本発明の組立て方法を用いた引戸用入力装置(例えば外側入力装置)を示す説明図(制御レバーは解錠位置)である。引戸用入力装置の具体的構成については、後で詳細に説明するが、例えば引戸用入力装置の一例としての外側入力装置は、少なくとも外側の取付け座と、該取付け座に設けられた外筒体と、該外筒体に回転自在に内装された回転体と、該回転体の内端部に係合部を含む連係手段を介して上下方向にスライドしかつ折り曲げ部分を有する制御レバーとなら成る。本発明は、前記引戸用入力装置(例えば外側入力装置)の各部材の組立て方法である。
まず、図1を参照にして、本発明の引戸用入力装置の各部材の組立て方法を説明する。Aは回転体嵌合工程である。この回転体嵌合工程Aでは、例えば図4乃至図6で示すように、外側の取付け座21を構成する座本体35が用いられる。取付け座21(座本体35)は、その垂直基板部分35aの外面(前面)に横向き凹所37を有する。また、取付け座21(座本体35)の垂直基板部分35aの上部に筒状の外筒体36が形成されている。また、前記垂直基板部分35aには該筒状の外筒体36よりも下位の部位に筒状嵌合突起50が設けられ、この筒状嵌合突起50を基準として、上方であってかつ外筒体36の下方には第1開口48が、一方、筒状嵌合突起50の下方には第2開口49がそれぞれ形成されている。さらに、図5で示すように、筒状外筒部36の内端には制御レバー用の位置決め兼用案内部分41が左右に連設形成されている。加えて、図5で示すように、前記垂直基板部分35aの第2開口部分49には、制御レバーに設けた一対の弾性係合爪片52が係合する係止部分53が設けられている。そこで、この回転体嵌合工程Aでは、前記取付け座21の垂直基板部分35aに一体成形された外筒体36に回転体42を嵌め込む。回転体42は、例えばシリンダ錠の内筒体に相当するが、本実施例では、図7で示すように、二分割されている。
次に、Bは制御レバー係合工程で、この制御レバー係合工程Bでは、例えば図9及び図10で示すように、中央部が反対方向かつ略直交方向にそれぞれ折り曲げられたクランク状の制御レバー31が用いられる。制御レバー31の形状は特に限定するものではないが、発明の目的を逸脱しない範囲に於いて、本実施例のクランク状の制御レバー31に類似する形状のものも含まれる。クランク状の制御レバー31は、垂直板状の一端部(上端部)31aと、この一端部31aに連設し、かつ、互いに反対方向にそれぞれ略90度折り曲げ形成された中央部31bと、この中央部31bに連設し、かつ、内面に水平方向に突出する突起部分51及び該突起部分51の左右に位置するように前記内面から所要量突出する左右一対の弾性係合爪片52をそれぞれ有する垂直板状の他端部(下端部)31cとから成り、前記一端部(上端部)31aには、回転体42の係合部47aと共に連係手段の一部を構成する被係合部(例えば係合孔)47bが設けられている。
そこで、この制御レバー係合工程Bでは、垂直基板部分35aに形成した第1開口48にクランク状に形成された制御レバー31の一端部31aを差込み、該一端部に形成した被係合部47bを回転体42(例えば後部回転体)44の端部に設けた係合部47aに係合するように該制御レバー31を所定量回転させながら、前記一端部31aに連設する他端部31c内面に突設した突起部分51を取付け座21(座本体35)の垂直基板部35aに形成した第2開口49に差込みながら前記取付け座21或いは回転体42の内端部に該制御レバー31をスライド自在に係合させる。
そして、この制御レバー係合工程Bは、クランク状制御レバー31の垂直板状の他端部31c内面に突設した左右一対の弾性係合爪片52が、取付け座の垂直基板部分35aの第2開口部分49に形成した上下方向の係止部分53に係合する他端部係合工程b1を含む。
さらに、クランク状制御レバー31は、その垂直板状の一端部(上端部)31aが取付け座の筒状外筒部36の内端に対向するように突設された左右の位置決め兼用案内部分41、41内にスライド自在に係合し、その係合状態で、最後に、固定手段33を介して前記位置決め兼用案内部分41、41に垂直案内板32を固定する垂直案内板固定工程Cが加味されている。加えて、本実施例では、図12で示すように、取付け座21の横向き凹所37に固着具を介して、又は固着具を介さないで、垂直カバー27を一体的に嵌め込み、該垂直カバー27の内壁面でクランク状制御レバー31の他端部(下端部)31cを面接触状態で案内できる垂直カバー装着工程Dが加味されている。
次に、図2、図3等を参照にして、引戸用入力装置の具体的構成について説明する。なお、引戸用入力装置の対象となる引戸錠の基本的な構成部材に関しては、その詳細説明を割愛し、関連する部材(例えば錠箱)について、簡単に説明する。
図2及び図3に於いて、2は引戸、3は錠箱である。錠箱3は戸先内に不番の固着手段を介して組込まれている。錠箱3は、周知のようにケース身とケース蓋とから成り、フロント板や裏板を有する。錠箱3の幅広側壁には、クランク状制御レバー31の突起部分51並びに室内側操作部材25の指先状係合腕25aがそれぞれ並んで貫入する図示しない透孔が形成されている。透孔は、例えば錠箱3の四隅の1つである右上に形成されている。そして、錠箱3内には施・解錠機構を構成する部材が適宜に組み込まれているが、例えば合鍵Kを回転体42の鍵孔に差込み、該回転体42を所定方向に回転させると、回転体42の回転力は、施・解錠機構を構成する図示しないロック部材のスライダーに直接又は間接的に伝わる。
図4乃至図6は内外の取り付け座、クランク状制御レバー、固定手段等の各概略説明図である。例えば図5を基準にすると、仮想線で示した引戸2の左側に外側取付け座21と、該外側取付け座21の凹所37に固定的に嵌め込まれる垂直カバー27と、前記外側取付け座21と内側取付け座23とを一体的に連結する複数の第1固定手段(例えば固着具)28とを示してある。
一方、引戸2の右側に内側取付け座23と、クランク状制御レバー31用の垂直案内板(固定板)32と、該垂直案内板32を外側取付け座21の筒状外筒部36の内端部に突出形成した位置決め兼用案内部分41に固定するための複数の第2固定手段(例えば固着具)33を示してある。また、前記筒状外筒部36に嵌合状態に組み込まれる回転体42も概略的に示してある。
しかして、前記外側取付け座21は、引戸2の適宜箇所に形成された不番の装着用開口或いは切欠部分に組み込まれ、外周縁部に不番のフランジを有する矩形板状の座本体35と、この座本体35の上端部(一端部)側に一体成形された筒状外筒部36とから成る。本実施例では、前側に凹所37を有する長座本体35の上下端部に第1固定手段28用の貫通孔部分38、38を複数個(合計4個)形成している。
また、座本体35の上端部或いは上端部寄りの部位に短筒状外筒部36を横方向に一体成形している。短筒状外筒部36は、例えばシリンダー錠を例にすると、シリンダー錠の外筒体に相当する。短筒状外筒部36は、例えば図2で示すように、引戸2の外壁面側から該引戸の装着用開口に嵌め込まれた場合には、その内端部36bは内側取付け座23の内壁面に対して相当の間隙を有して該引戸2内に収まる。もちろん、設計如何によっては、内側取付け座23の内壁面をクランク状制御レバー31の一端部(上端部)31aに面接触させても良い。
一方、短筒状外筒部36の小径嵌合孔を有する外端部36aは、座本体35の凹所37から食み出さないように設定されている。さらに、短筒状外筒部36の内周壁には、短筒状外筒部36の中心軸線Oに沿って係合溝39が形成されている。
ここで外側取付け座21の裏側を斜視で示した図6を参照にすると、短筒状外筒部36の外周壁には、左右上下に合計4つのパイプ状螺合筒41がそれぞれ互いに水平状態に対向して設けられている。本実施例では、前記パイプ状螺合筒41は短筒状外筒部36と共に一体成形され、かつ、各内端部41bは、短筒状外筒部36の内端部36bの端面から所要量均等に突出して制御レバー31用の位置決め兼用案内部分となっている。
このように、本実施例では、外側入力手段21は、外側取付け座21の一端部に形成された短筒状外筒部36と、この短筒状外筒部36内に組み込まれる回転体(例えば内筒部材)42とから構成されているが、前記回転体2は、組込みの容易性の観点から、例えば短筒状外筒部36の小径嵌合孔に嵌合するように該短筒状外筒部36内に組み込まれる前部回転体43と、この前部回転体43と共働回転することができるように短筒状外筒部36内に組み込まれる後部回転体44から構成されている。
図7は回転体の一例としての内筒部材42を示す概念図である。前部回転体43と後部回転体44は共に中心軸線O上に合鍵K用の鍵穴45a、45bを有している。鍵穴45a、45bの形状は、合鍵Kの平板状ブレード部分の形状に対応して、例えば大小の矩形状に形成されている。前部回転体43に組み込まれた複数個の可動障害子46の構成如何は問わないが、例えば複数個の可動障害子は、二枚或いは三枚程度のディスクタンブラーが用いられる。
また、前部回転体43と共にユニット化され、かつ、短筒状外筒部36の係合溝39に係脱する図示しないロッキングバーも短筒状外筒部36内に適宜に組み込まれている。さらに、後部回転体44の端面の縁部には、テールピースに相当する係合突起47aが設けられている。
ところで、外側取付け座21の座本体35には、制御レバー31取付け用の複数個の開口部分48,49が上下方向に筒状嵌合突起50を介して形成されている。本実施例では、短筒状外筒部36の直ぐ下方の部位に形成された第1開口48が上方開口に相当し、該上方開口48には、制御レバー31のクランク形状の上端部に相当する垂直板状の一端部31aを回転しながら差し込むことが可能である。
一方、第2開口49が下方開口に相当し、該下方開口49には、前記制御レバー31のクランク形状の下端部31cに一体的に設けられ或いは形成された水平状態の突起部分51を差し込むことが可能である。
クランク状制御レバー31は、その垂直板状の一端部31aが外側取付け座21の筒状外筒部36の内端に対向するように突設された位置決め兼用案内部分41の端部41b内にスライド自在に嵌合し、かつ複数個の第2固定手段33を介して前記位置決め兼用案内部分41に固定された矩形状の垂直案内32板に案内される。
なお、クランク状制御レバー31の上端部31aの縁部寄りの部位には、連係手段を構成する係合突起47a用係合孔47bが形成されている。また、クランク状制御レバー31の下端部31cの左右の適宜部位には、図9で示すように左右一対の弾性係合爪片52が設けられており、これらの弾性係合爪片52は、座本体25の第2開口49の内周壁に上下方向に形成した段差状係止部分53にスライド可能に係止される。内側取付け座23の構成は、本発明の本質的事項ではないので、その説明は割愛する。
引戸用入力装置は、本実施例では外側入力装置について説明したが、引戸の内壁面2aの切欠部分に取付けられる内側入力装置に適用しても良い。
錠前や建具の業界で実施される。
A…回転体嵌合工程、B…制御レバー係合工程、b1…他端部係合工程、C…垂直案内板固定工程、D…垂直カバー装着工程、2…引戸、3…錠箱、21…外側取付け座、22…外側入力手段、42…内筒部材、O…中心軸線、23…内側取付け座、25…内側入力手段、27…垂直カバー、31…クランク状制御レバー、31a…一端部、31b…中央部、31c…他端部、32…垂直案内板、51…突起部分、35…座本体、35a…垂直基板部分、36…筒状外筒部、37…横向き凹所、41…位置決め兼用案内部分、41a…端部、33…固定手段、42…回転体、47a…回転体の係合部、47b…被係合部(例えば係合孔)、48…第1開口…49…第2開口部分、50…筒状嵌合突起、52…弾性係合爪片、53…係止部分。

Claims (3)

  1. 引戸用入力装置が、少なくとも取付け座と、該取付け座に設けられた外筒体と、該外筒体に回転自在に内装された回転体と、該回転体の内端部に係合部を含む連係手段を介して上下方向にスライドしかつ折り曲げ部分を有する制御レバーとなら成り、これらの各部材で構成される引戸用入力装置の各部材の組立て方法であって、まず、前記取付け座の垂直基板部分に一体成形された前記外筒体に前記回転体を嵌め込む回転体嵌合工程と、次に、前記垂直基板部分に形成した第1開口に前記クランク状に形成された前記制御レバーの一端部を差込み、該一端部に形成した被係合部を前記回転体の端部に設けた係合部に係合するように該制御レバーを所定量回転させながら、前記一端部に連設する他端部内面に突設した突起部分を前記垂直基板部に形成した第2開口に差込みながら前記取付け座或いは回転体の内端部に該制御レバーをスライド自在に係合させる制御レバー係合工程とから成る引戸用入力装置の各部材の組立て方法。
  2. 請求項1に於いて、制御レバー係合工程は、クランク状制御レバーの垂直板状の他端部の弾性係合爪片が、取付け座の垂直基板部分の第2開口部分に形成した係止部分に係合する他端部係合工程を含むことを特徴とする引戸用入力装置の各部材の組立て方法。
  3. 請求項1に於いて、クランク状制御レバーは、その垂直板状の一端部が取付け座の筒状外筒部の内端に対向するように突設された位置決め兼用案内部分内にスライド自在に係合し、その係合状態で、最後に、固定手段を介して前記位置決め兼用案内部分に垂直案内板を固定する垂直案内板固定工程が加味されていることを特徴とする引戸用入力装置の各部材の組立て方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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