JP2011055773A - ウェア付きハーネス - Google Patents

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秀憲 緑川
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Abstract

【課題】強度上の問題がなくかつ柔軟性および衝撃吸収性の高いウェア付きハーネスを提供する。
【解決手段】犬の前脚の各々を通すための2つの孔が設けられた楕円形状のウェア部11の外側面に、当該犬がウェア部11を着用した状態において当該犬の前脚の前側において胴体を一回りした後、連結器具14等を経由して当該犬の背中側後方に延伸する前側ベルト131と、当該犬の前脚の後側において胴体を一回りした後、当該犬の背中側にて前側ベルト131と第2のリング17を介して連結される後側ベルト132とが、各々ウェア部11の下側、すなわち当該犬の胸側において固着されており、前側ベルト131および後側ベルト132の右側部分と前側ベルト131および後側ベルト132の左側部分は、当該犬の背中側において連結器具14により着脱可能に連結される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば犬等のペットに着用させるウェア付きハーネスに関する。
犬等のペットに着用させるいわゆるベスト型ハーネスは、従来から数多く提案されている。例えば、特許文献1に開示されているリード付きペットウェアは、ウェア本体にリードを装着する装着部材を少なくとも3個設けることにより、リードを引いた場合のペットに伝わる衝撃を分散させている。
特開2009−89607号公報
従来のリード付きペットウェアは、中間にウェア本体を支持する支持部材を設けずにリードを直接ウェア本体に取り付けるものか、もしくは中間に支持部材を設けたとしても当該支持部材が支持する領域が狭いものとなっている。したがって、リードを引いた場合に全体が形崩れしないようにするためには、ウェア本体そのものの強度を高める必要がある。
このため、従来のリード付きペットウェアにおいては、ウェア本体が柔軟性のないものとなってしまい、ペットに着用させた場合に着心地が良くないとともにウェア本体の衝撃吸収性が低いという問題がある。
そこで、本発明は、強度上の問題がなくかつ柔軟性および衝撃吸収性の高いウェア付きハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的に鑑みて想到されたものであり、
2つの孔を有し、前記2つの孔に四足歩行を行う動物の2本の前脚の各々を通した状態で当該動物の胴体の外周を覆うウェア部と、
前記ウェア部が当該動物の胴体の外周を覆った状態で、当該動物の腹側から各々左右の脇腹付近を通って背中側に達する前記ウェア部の2つの端部を互いに固着する面ファスナーと、
当該動物の胸側の前脚と頸部との間の領域において当該動物の胴体の外周を一回りする前方部分と、当該動物の胸側の前脚と腹部との間の領域において当該動物の胴体の外周を一回りする後方部分とを有するベルトであって、前記ウェア部が当該動物の胴体の外周を覆った状態における当該動物の胸側の領域において、前記ウェア部の外側表面に固着されたベルトと、
前記ベルトが当該動物の胴体の外周を一回りした状態において、前記前方部分のうち当該動物の右前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と前記後方部分のうち当該動物の右前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは互いに連結もしくは連続されて前記ベルトの右側部分を構成し、前記前方部分のうち当該動物の左前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と前記後方部分のうち当該動物の左前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは互いに連結もしくは連続されて前記ベルトの左側部分を構成し、前記右側部分と前記左側部分とを互いに着脱可能に連結する連結器具と、
前記右側部分と前記左側部分との各々もしくは前記連結器具に取り付けられたリングであって、当該動物を引くリードの一方の端部に設けられたナスカンを取り付けるためのリングと、
前記右側部分の長さおよび前記左側部分の長さを各々調節する長さ調節器具と
を備え、
当該動物の胴体の外周を覆った状態における前記ウェア部の当該動物の身体側に用いられている素材が、前記ベルトに用いられている素材よりも衝撃吸収性が高い素材である
ウェア付きハーネス
を提供する(第1の実施態様)。
また、上記の第1の実施態様において、
当該動物の胴体の外周を覆った状態における前記ウェア部の当該動物の身体側に用いられている素材はスポンジメッシュ構造を有し、
前記ベルトはグログランテープである
構成を採用してもよい(第2の実施態様)。
本発明の第1の実施態様にかかるウェア付きハーネスによれば、上述のベルトが動物の胴体を覆う衝撃吸収性の高いウェア部の外周の少なくとも2か所において一回りして当該ウェア部を支持しているので、当該動物をリードで引いた場合の安全性を損なうことなく十分な強度が確保され、当該動物を怪我から守るとともに、当該ウェア付きハーネスの形崩れの防止が実現される。
また、本発明の第2の実施態様にかかるウェア付きハーネスによれば、ウェア部の犬の身体に対向する側の面の素材にスポンジメッシュ構造が用いられ、さらにベルトがグログランテープであるので、上述の安全性および十分な強度が簡易な方法で実現されている。
図1は、本発明の実施形態にかかるウェア付きハーネスを連結器具等で閉じた状態を表す平面図である。 図2は、本発明の実施形態にかかるウェア付きハーネスを連結器具等で閉じずに開いた状態を表す平面図である。 図3は、犬に着用させた状態の本発明の実施形態にかかるウェア付きハーネスの外観図である。
(実施形態)
以下、本発明の一具体例である実施形態を、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する本実施形態にかかるウェア付きハーネス1は、本発明を小型犬用のウェア付きハーネスに適用したものであるが、本発明にかかるウェア付きハーネスは小型犬用に限られず、犬以外の四足歩行動物、例えば猫やフェレットなどに用いられるものであってもよいし、そのサイズも様々に変更可能である。
図1は、本実施形態にかかるウェア付きハーネス1を連結器具等で閉じた状態を表す平面図である。ウェア付きハーネス1は、犬に着用された状態で概ね円筒形状を有している。なぜなら、犬の胴体において腹部から頸部までの領域は、前脚を除いて概ね円筒形状を有しているからである。
ウェア付きハーネス1は、犬の胴体を覆うウェア部11と、ウェア部11の両側方の端部を互いに固着する面ファスナー12と、犬の胴体を覆ったウェア部11を犬の身体に対して外側から支持するベルト13と、ベルト13の右側部分と左側部分とを犬の背中側において連結する連結器具14と、連結器具14に取り付けられて犬を引くリードLの一端を取り付け可能な2つの第1のリング15と、ベルト13の長さを調節する2つの長さ調節器具16と、ベルト13の所定の部分に設けられベルト13全体を構成するために必要とされる2つの第2のリング17とを備えている。
図2は、本実施形態にかかるウェア付きハーネス1を面ファスナー12および連結器具14により閉じる前の状態を表す平面図である。図2(a)は犬の身体に対向する側の面を表しており、図2(b)は犬の身体に対向しない側の面を表している。
ウェア部11は、ウェア付きハーネス1を閉じる前の状態、すなわち犬に着用させる前の状態では、横に細長い1枚の楕円状のシート形状を有している。また、ウェア部11は、例えばナイロン製であり、犬の身体に対向する側の面の素材をスポンジメッシュ構造とすることにより、犬に対する衝撃を和らげることを可能としている。
ウェア部11は、犬の前脚を通す2つの孔Hを有しており、当該犬の胴体を覆った状態で、当該犬の腹部付近から頸部付近までの領域を保護する。
上述のように、ウェア部11における犬の身体に対向する側の素材は、衝撃吸収性が高い素材である。これは、ウェア部11によってウェア付きハーネス1の安全性を確保する狙いからくるものである。しかしながら、ウェア部11はこのように衝撃吸収性が高い素材であるために、ウェア付きハーネス1の強度の確保にはあまり寄与しない。したがって、ウェア付きハーネス1においては、後述のように衝撃吸収性ではなく強度が高い素材がベルト13に採用され、強度の確保がなされる。
ウェア部11における犬の身体に対して右側の一端付近の犬の身体に対向しない面上には、面ファスナー12のフック面が設けられている。そして、ウェア部11における犬の身体に対して左側の一端付近の犬の身体に対向する面上には、面ファスナー12のループ面が設けられている。
面ファスナー12のフック面の表面は、フック状に起毛されている。そして、面ファスナー12のループ面の表面は、ループ状に起毛されている。
なお、面ファスナー12のフック面は、犬の身体に対して前後方向を縦、左右方向を横とした場合に、縦5センチメートル×横5センチメートルの正方形状である。そして、面ファスナー12のループ面は、縦5センチメートル×横2センチメートル、すなわち犬の身体に対して前後方向に細長い長方形状である。
面ファスナー12のフック面の横方向の長さが十分にあるので、犬の胴体の太さに合わせて面ファスナー12のフック面とループ面との着脱位置を調節することが可能である。具体的には、面ファスナー12のフック面とループ面とは、最も犬の胴体が太い場合と最も犬の胴体が細い場合とで、犬の身体に対して左右方向において各々相対的に5センチメートル程の着脱位置の移動が可能である。
ベルト13は、前側ベルト131と後側ベルト132とを有する。前側ベルト131もしくは後側ベルト132は、所定の位置において連結器具14と2つの第1のリング15と2つの長さ調節器具16と2つの第2のリング17とに連結している。
ベルト13は、図1および図2に示されるように、犬の胸側の前脚と頸部との間の領域において当該犬の胴体の外周を一回りする前方部分と、当該犬の胸側の前脚と腹部との間の領域において当該犬の胴体の外周を一回りする後方部分とを有する。そして、上述の前方部分と後方部分とが、犬の胴体の背中側において一か所に集まる構成を有している。上述の前方部分と後方部分とが一か所に集まる位置には、ベルト13を、犬の身体に対して右側の部分を構成する右側部分と左側の部分を構成する左側部分とに離脱させることが可能な連結器具14が設けられている。
連結器具14は、例えばプラスチック製である。また、連結器具14は、オス部とメス部とに分かれて犬の身体に対して左右方向に離脱することが可能であり、当該オス部およびメス部の各々において両者合体時の両側外縁に前側ベルト131を通すためのスリットが設けられている。
連結器具14は、後述するように、ウェア付きハーネス1を犬に着用させる際には、一旦上述のオス部とメス部とに離脱させた状態にすることが必要となる。
第1のリング15は、例えばスチール製のDカンである。第1のリング15は2つあり、連結器具14の両側外縁の2か所に取り付けられる。
具体的には、連結器具14のオス部およびメス部の各々において、上述のスリットを前側ベルト131が貫通し、第1のリング15の孔を通り抜けて前側ベルト131が折り返し、当該スリットを再び貫通して前側ベルト131が元と同じ方向に戻っていく。この際、前側ベルト131の折り返し部分が第1のリング15、すなわちDカンの直線部分を挟み込んで連結器具14側に引き付け、第1のリング15が連結器具14に接触するような位置にくる構成となっている。
長さ調節器具16は、例えばスチール製で、2つある。長さ調節器具16は、例えばコキであり、「日」の字形状を有し、鞄の肩紐等に用いられているものと同様に、ベルト13の長さを調節することができる。これについては、後述する。
第2のリング17は、例えばスチール製で、2つある。
前側ベルト131および後側ベルト132は、例えばナイロン製のグログランテープである。また、前側ベルト131および後側ベルト132は、長手方向と垂直な方向の幅が5ミリメートルであり、厚さが2ミリメートルである。
以下、ウェア付きハーネス1における各構成要素の位置関係について、前側ベルト131および後側ベルト132を中心に説明する。
前側ベルト131の一端が、犬の身体に対して右側かつ後側に位置する「日」の字形状の長さ調節器具16の真ん中のバーに固着され、そこから犬の身体に対して右側かつ斜め後ろの下側に前側ベルト131が延伸し、前側ベルト131が第2のリング17を貫通して折り返し、さきほどの長さ調節器具16の上述の真ん中のバーを跨ぐようにして長さ調節器具16を通り抜け、上述のように連結器具14のメス部のスリットを貫通して第1のリング15を跨ぎ、前側ベルト131がさきほどと同じ方向に戻るように延伸する。
前側ベルト131は、ウェア部11における犬の身体に対して前側の胴回り、すなわち当該犬の胸側の前脚と頸部との間の領域を通って、当該犬の右上から下回りに外周を一回りする。そして、前側ベルト131は、左上に戻ったら連結器具14のオス部のスリットを貫通して第1のリング15を跨ぎ、さきほどと犬の身体に対して左右対称の位置に設けられている「日」の字形状の長さ調節器具16および第2のリング17を介して、最終的に他端が上述の「日」の字の真ん中のバーに固着されている。
後側ベルト132は、一端が犬の身体に対して右側かつ後側に位置する第2のリング17に固着され、そこから延伸してウェア部11における犬の身体に対して後側の胴回り、すなわち、当該犬の胸側の前脚と腹部との間の領域を通って、当該犬の右側から下回りに外周を半回りして、さきほどの第2のリング17と左右対称の位置にある第2のリング17に固着されている。
十分な強度を持つ前側ベルト131と、当該前側ベルト131に第2のリング17を介して連結された後側ベルト132が、犬の胴回りを前脚の前後で各々一回りしていることにより、ウェア付きハーネス1は犬の身体をしっかりと支持することができ、結果として先に述べたように、犬を引いたときの衝撃力を分散させるとともに、ウェア付きハーネス1の強度が保たれ、破れたりずれたりするような問題を生じない。
なお、前側ベルト131における犬の胴体の前側の外周を一回りする部分によりベルト13の上述の前方部分が構成され、前側ベルト131における犬の胴体の後側の外周を半回りする部分および後側ベルト132によりベルトの上述の後方部分が構成される。
上述の前方部分及び後方部分は各々、犬の身体において胴回り全体に対して胸側、すなわち下側の50パーセントの部分が、ウェア部11に縫い付けられて固着されている。犬を引いた場合に、ベルト13とウェア部11とがずれてしまっては仕方がないからである。
そして、上述の前方部分のうち犬の右前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と上述の後方部分のうち当該犬の右前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは、互いに連結もしくは連続されてベルト13の上述した右側部分を構成する。また、上述の前方部分のうち当該犬の左前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と上述の後方部分のうち当該犬の左前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは、互いに連結もしくは連続されてベルト13の上述した左側部分を構成する。
なお、左右の長さ調節器具16の各々から左右の第2のリング17の各々までの前側ベルト131が2重になっている部分の長さを長くすれば、前側ベルト131の犬の胴体を回る長さが短くなりベルト13が犬の胴体を締め付けるようになる。
逆に、左右の長さ調節器具16の各々から左右の第2のリング17の各々までの前側ベルト131が2重になっている部分の長さを短くすれば、前側ベルト131の犬の胴体を回る長さが長くなりベルト13が犬の胴体に対して緩むようになる。
以下、犬にウェア付きハーネス1を着用させる手順を説明する。
先ず、連結器具14のオス部とメス部とを離脱させた状態のウェア付きハーネス1を用意し、面ファスナー12のフック面とループ面とを剥がした状態でウェア部11を左右に開く。
そして、ウェア部11の前後、左右、表裏を間違えないようにして、犬の2本の前脚を各々、ウェア部11の有する孔Hの各々に通す。次に、ウェア部11を犬の身体に沿わせた状態で、面ファスナー12のフック面とループ面とを押し付けて貼り合わせる。
さらに、連結器具14のオス部とメス部とを留め合わせ、長さ調節器具16を用いてベルト13の長さを調節しベルト13が犬の身体にフィットするようにする。なお、本発明の外部要素ではあるが、最後にリードLをウェア付きハーネス1に取り付ける。具体的には、リードLの一端に設けられた例えばテッポウナスカンを、重ね合わせた2つの第1のリング15に連結させる。
このようにして犬に着用させたウェア付きハーネス1は、図3に示すような外観を呈する。
以上のような構成を有することにより、ウェア付きハーネス1は、リードLを引いた場合においても、力がウェア部11の全体に分散されて犬に与えられる衝撃が緩和されるとともに、ウェア部11に柔らかい素材が用いられているにもかかわらず、ベルト13がウェア部11をしっかり支持しているのでウェア部11が形崩れすることなく、強度上の問題を生じない。
すなわち、ウェア付きハーネス1は、ウェア部11が柔らかくてかつベルト13が強いので、全体として安全性と十分な強度とを両立させているのである。
上述した実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々に変形が可能である
例えば、第1のリング15はスチール製のDカンであるとしたが、スチール以外の金属や強化プラスチック等が採用されてもよいし、特に問題がなければDカン以外のリングであってもよい。また、第1のリング15は2つあるとしたが、この数は本発明を限定するものではない。
また、長さ調節器具16は、スチール製のコキであるとしたが、スチール以外の金属や強化プラスチック等が採用されてもよいし、特に問題がなければコキ以外の長さ調節器具、例えば面ファスナー等であってもよい。また、長さ調節器具16は2つあるとしたが、この数は本発明を限定するものではない。
また、第2のリング17は、スチール製であるとしたがスチール以外の金属や強化プラスチック等が採用されてもよい。また、第2のリング17は2つあるとしたが、この数は本発明を限定するものではなく、特に問題がなければ第2のリング17は設けられなくてもよい。
また、ベルト13は犬の胴体の2か所の外周において当該犬の胴体を一回りしてウェア部11を支持するとしたが、安全性もしくは強度面から必要であれば犬の胴体の3か所以上の外周において当該犬の胴体を一回りしてウェア部11を支持してもよい。
また、連結器具14はプラスチック製であるとしたが、特に問題がなければプラスチック以外の素材が用いられてもよい。
また、連結器具14はオス部とメス部とに分かれて犬の身体に対して左右方向に離脱することが可能であるとしたが、連結器具14は何らかの方法によって離脱してウェア付きハーネス1を犬に着用させることが可能な構成となっていればよい。
また、ベルト13はナイロン製のグログランテープであるとしたが、少なくともウェア部11よりも高い強度を有し、ウェア付きハーネス1全体に要する強度を確保できる素材であればナイロン以外の素材が用いられてもよいし、グログランテープ以外の構成を有してもよい。
また、上述の前方部分および後方部分は各々、犬の身体において胴回り全体に対して胸側、すなわち下側の50パーセントの部分がウェア部11に縫い付けられて固着されるものとしたが、50パーセントという数値は本発明を限定するものではない。また、上述の縫い付けの代わりに、接着剤による接着等の他の固着方法を用いてもよい。
また、ウェア部11は、ウェア付きハーネス1を閉じる前の状態、すなわち犬に着用させる前の状態では、横に細長い1枚の楕円状のシート形状を有しているものとしたが、この形状は本発明を限定するものではない。したがって、ウェア部11は、犬等の四足歩行を行う動物の2本の前脚の各々を通した状態で、当該動物の胴体の外周を覆う形状を有していればどんな形状でもよい。
なお、既に述べたように、上述したウェア付きハーネス1は本発明の一実施形態を示すものであって、ウェア付きハーネス1に関し上述したサイズは本発明を限定するものではなく、着用する動物のサイズに応じて様々に変更されてよい。また、着用する動物は四足歩行を行う動物であれば、犬に限られない点も既に述べたとおりである。
本発明のウェア付きハーネスは、犬のみならず、犬以外の哺乳類もしくは爬虫類等のうち四足歩行を行う動物にも適用することが可能であり、ペットにかかわる様々なシチュエーションで用いられることが期待される。
1…ウェア付きハーネス、11…ウェア部、12…面ファスナー、13…ベルト、131…前側ベルト、132…後側ベルト、14…連結器具、15…第1のリング、16…長さ調節器具、17…第2のリング

Claims (2)

  1. 2つの孔を有し、前記2つの孔に四足歩行を行う動物の2本の前脚の各々を通した状態で当該動物の胴体の外周を覆うウェア部と、
    前記ウェア部が当該動物の胴体の外周を覆った状態で、当該動物の腹側から各々左右の脇腹付近を通って背中側に達する前記ウェア部の2つの端部を互いに固着する面ファスナーと、
    当該動物の胸側の前脚と頸部との間の領域において当該動物の胴体の外周を一回りする前方部分と、当該動物の胸側の前脚と腹部との間の領域において当該動物の胴体の外周を一回りする後方部分とを有するベルトであって、前記ウェア部が当該動物の胴体の外周を覆った状態における当該動物の胸側の領域において、前記ウェア部の外側表面に固着されたベルトと、
    前記ベルトが当該動物の胴体の外周を一回りした状態において、前記前方部分のうち当該動物の右前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と前記後方部分のうち当該動物の右前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは互いに連結もしくは連続されて前記ベルトの右側部分を構成し、前記前方部分のうち当該動物の左前脚の頸部側を通って背中側に向かう部分と前記後方部分のうち当該動物の左前脚の腹部側を通って背中側に向かう部分とは互いに連結もしくは連続されて前記ベルトの左側部分を構成し、前記右側部分と前記左側部分とを互いに着脱可能に連結する連結器具と、
    前記右側部分と前記左側部分との各々もしくは前記連結器具に取り付けられたリングであって、当該動物を引くリードの一方の端部に設けられたナスカンを取り付けるためのリングと、
    前記右側部分の長さおよび前記左側部分の長さを各々調節する長さ調節器具と
    を備え、
    当該動物の胴体の外周を覆った状態における前記ウェア部の当該動物の身体側に用いられている素材が、前記ベルトに用いられている素材よりも衝撃吸収性が高い素材である
    ウェア付きハーネス。
  2. 当該動物の胴体の外周を覆った状態における前記ウェア部の当該動物の身体側に用いられている素材はスポンジメッシュ構造を有し、
    前記ベルトはグログランテープである
    請求項1に記載のウェア付きハーネス。
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