JP2011052649A - リニア電動式圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間使用しても、冷媒の圧縮効率を維持可能なリニア電動式圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明のリニア電動式圧縮機100は、第1、2シリンダブロック1、3、シェル5、センターハウジング7、第1、2エンドプレート11、13、弁ユニット25a、ピストン27、第1、2コイルばね49、51、コイル63a、63b、65a、65b及び永久磁石35、37を備えている。ピストン27は、ピストンロッド29と、ピストンロッド29の両端に一体に設けられ、第1、2シリンダボア1a、3a内を摺接する第1、2ピストンヘッド31、33とからなる。ピストンロッド29周りのばね室7cは吸入室53とともに冷却室55aを形成する。冷却室55aは吸入機構56aを介して圧縮室45と連通している。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニア電動式圧縮機に関する。
特許文献1に従来のリニア電動式圧縮機が開示されている。このリニア電動式圧縮機は、軸方向にシリンダボアが貫設されたシリンダブロックと、シリンダブロックの一端に接合されるエンドプレートと、シリンダボアとエンドプレートとの間に設けられ、シリンダボア側を圧縮室とし、エンドプレート側を吐出室及び吸入室とする弁ユニットと、シリンダボア内に往復動可能に収容され、弁ユニットとの間に圧縮室を形成するピストンと、シリンダボア内でピストンを往復動させる付勢力を有するばねと、シリンダブロックに設けられたコイルと、ピストンに設けられ、コイルによって生じる電磁力によってばねとともにピストンを往復動させる永久磁石とを備えている。ピストンは、ピストンロッドと、ピストンロッドの一端に一体に設けられ、シリンダボア内を摺接するピストンヘッドとからなる。永久磁石はピストンロッドに設けられ、コイルはピストンロッド周りに設けられている。
このリニア電動式圧縮機では、コイルに周期的な給電を行うことでコイル周りに周期的に変化する電磁力を生じ、ピストンの永久磁石がその電磁力に引き付けられたり、引き離されたりする。このため、ピストンはシリンダボア内で往復動する。この際、ばねの固有振動数による共振によってもピストンが往復動する。このピストンの往復動により、吸入圧力の冷媒である吸入冷媒は吸入室から圧縮室に吸入される。そして、その冷媒は、圧縮室で圧縮された後、吐出室へ吐出される。このため、これらのリニア電動式圧縮機は、電気制御によって冷媒の圧縮作用を行うことができることから、電気自動車等の空調装置として採用可能であると考えられる。
特開平9−195928号公報
ところで、永久磁石は、フェライト磁石の他、希土類磁石においても、高温下において磁力が低下してしまう(高温減磁)。特に、希土類磁石は、磁力が強いことから、大きな推力でピストンを往復動させやすく、リニア電動式圧縮機の小型化にも寄与すると考えられるが、200°C程度を超える高温下でこの傾向が大きい。
この点、上記従来のリニア電動式圧縮機では、ピストンが往復動する際にピストンとシリンダボアとの間で摩擦熱が生じる。また、圧縮された冷媒は高温となるため、ピストンは高温に晒される。このような状況下において、永久磁石が高温減磁してしまう。このため、このリニア電動式圧縮機では、長期間に亘ってコイル周りに同一の電磁力を生じさせても、徐々にピストンに生じる推力が低下し、ピストンが冷媒を圧縮し難くなり、冷媒の圧縮効率が低下してしまう。
上記特許文献1では、シリンダブロック及びピストンを冷却するためのパイプを設けることとしているが、このパイプでは永久磁石を効果的に冷却することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、長期間使用しても、冷媒の圧縮効率を維持可能なリニア電動式圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明のリニア電動式圧縮機は、軸方向にシリンダボアが形成されたハウジングと、該ハウジングの一端に接合されるエンドプレートと、該シリンダボアと該エンドプレートとの間に設けられ、該シリンダボア側を圧縮室とする弁ユニットと、該シリンダボア内に往復動可能に収容され、該弁ユニットとの間に該圧縮室を形成するピストンと、該ハウジングに設けられたコイルと、該ピストンに設けられ、該コイルによって生じる電磁力によって該ピストンを往復動させる永久磁石とを備え、
前記ピストンは、ピストンロッドと、該ピストンロッドの一端に一体に設けられ、前記シリンダボア内を摺接するとともに前記永久磁石が設けられたピストンヘッドとからなり、
前記ハウジングには、吸入冷媒が導入され、該ピストンロッド周りに連通する冷却室が形成され、
該冷却室は吸入機構を介して前記圧縮室に連通していることを特徴とする(請求項1)。
本発明のリニア電動式圧縮機では、ハウジングにピストンロッド周りに連通する冷却室が形成されている。冷却室には低温の吸入冷媒が導入されるため、ピストンロッド周りが冷却される。このため、ピストンヘッドに設けられた永久磁石が効果的に冷却され、永久磁石が高温減磁し難い。このため、このリニア電動式圧縮機では、長期間の使用時にピストンに生じる推力が低下し難い。そして、この冷却室は吸入機構を介して圧縮室と連通しているため、冷却室内の吸入冷媒は吸入機構を経て圧縮室に吸入される。そして、その冷媒は、圧縮室で圧縮された後、吐出室へ吐出される。
したがって、本発明のリニア電動式圧縮機は、長期間使用しても、冷媒の圧縮効率を維持することが可能である。
また、このリニア電動式圧縮機は、永久磁石を冷却するための特別なパイプを必要としないため、大型化せず、車両等への優れた搭載性を発揮することができる。
本発明のリニア電動式圧縮機は、ピストンの一端のみに圧縮室を形成するものでもよく、ピストンの両端に圧縮室を形成するものでもよい。
このリニア電動式圧縮機において、吸入機構は、ピストン内に形成され、冷却室と連通する吸入通路と、ピストンヘッドに設けられ、吸入行程で吸入通路を圧縮室に連通させる吸入弁とを有し得る。また、エンドプレートには吐出室が形成され得る。そして、弁ユニットは吐出行程で圧縮室を吐出室に連通させる吐出弁を有し得る(請求項2)。
この場合、吸入冷媒は、ピストン内の吸入通路を通過した後、ピストンヘッドに設けられた吸入弁を介して圧縮室に至ることとなる。すなわち、このリニア電動式圧縮機内に導入された吸入冷媒は冷却室の他、ピストン内の吸入通路にも存在することとなる。このため、吸入通路内の吸入冷媒によってピストンの内側からピストンを冷却することもできる。このため、ピストンを一層効果的に冷却することができる。このため、ピストンヘッドに設けられた永久磁石を一層効果的に冷却できる。
また、この場合、エンドプレートに吐出室が形成されているため、ピストンは吐出室と直接接触することがない。このため、冷媒が圧縮室で圧縮され、高温の冷媒となって吐出室に吐出されても、ピストンが吐出室内の冷媒によっては加熱され難くなる。
なお、ピストンヘッドに設けられる吸入機構は、フロート式の吸入弁が採用されても良く、リード式の吸入弁が採用されても良い。
また、このリニア電動式圧縮機において、エンドプレートには吐出室及び吸入室が形成され得る。また、吸入機構は、ハウジングに形成され、冷却室と吸入室とを連通する吸入通路を有し得る。そして、弁ユニットは、吐出行程で圧縮室を吐出室に連通させる吐出弁と、吸入行程で吸入室を圧縮室に連通させる吸入弁とを有し得る(請求項3)。
この場合にも、冷却室内の吸入冷媒によりピストンヘッドに設けられた永久磁石を効果的に冷却できる。また、ピストンは、吐出室とは直接接触していないため、吐出室内の冷媒によっては加熱され難い。
このリニア電動式圧縮機において、ピストンヘッドには、冷却室から永久磁石の背面まで延びる冷却通路が形成されていることが好ましい(請求項4)。この場合、冷却通路内に存在する吸入冷媒により永久磁石を直接冷却することができるため、永久磁石をより一層効果的に冷却できる。
このリニア電動式圧縮機において、エンドプレートは前記ハウジングの両端に接合される一対であり得る。また、弁ユニットは、シリンダボアと各エンドプレートとの間に設けられる一対であり得る。そして、ピストンヘッドは、ピストンロッドの両端に一体に設けられる一対であることが好ましい(請求項5)。この場合には、リニア電動式圧縮機は、ピストンの両端に圧縮室が形成される。このため、冷媒の圧縮効率を高く維持するとともに、リニア電動式圧縮機を小型化することができる。
このリニア電動式圧縮機において、シリンダボア内でピストンを往復動させる付勢力を有する付勢部材を備え、ピストンロッドは両ピストンヘッドより小径であり得る。また、ハウジングは両ピストンヘッド間にばね座を有し得る。そして、ばね座と両ピストンヘッドとの間には、ピストンロッド周りに位置する付勢部材としてのコイルばねが設けられていることが好ましい(請求項6)。この場合には、コイルによって生じた電磁力に加えて、付勢部材の固有振動数による共振によってもピストンを往復動させることが可能である。また、圧縮室内に付勢部材を設ける必要がないため、圧縮室を大きく確保することができる。また、コイルばねがピストンヘッドよりも大径にならない。このため、リニア電動式圧縮機を小型化しつつ、冷媒の圧縮効率を高く維持することができる。
このリニア電動式圧縮機において、ハウジングは、シリンダボアが貫設されたシリンダブロックと、シリンダブロックの外側に設けられ、シリンダブロックとの間にコイルを保持するシェルとを有することが好ましい(請求項7)。この場合、シリンダブロックとシェルとの間に容易にコイルを設けることが可能になり、リニア電動式圧縮機の製造を容易にすることができる。
実施例1のリニア電動式圧縮機を示す断面図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機を用いた車両用空調装置の摸式構造図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機の一部を拡大して示す断面図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機におけるコイル及び永久磁石を示す説明図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機における第1スペーサの拡大断面図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機に係り、吸入行程のピストンの一部を示す拡大断面図である。 実施例1のリニア電動式圧縮機に係り、吐出行程のピストンの一部を示す拡大断面図である。 実施例2のリニア電動式圧縮機の一部を拡大して示す断面図である。 実施例3のリニア電動式圧縮機を示す断面図である。 実施例3のリニア電動式圧縮機の一部を拡大して示す断面図である。 実施例4のリニア電動式圧縮機の一部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示す実施例1のリニア電動式圧縮機100は、ハイブリッド車や電気自動車等の空調装置として採用されている。このリニア電動式圧縮機100は、第1、2シリンダブロック1、3、シェル5及びセンターハウジング7によってハウジング9が構成されている。第1シリンダブロック1には軸方向に第1シリンダボア1aが貫設され、第2シリンダブロック3には軸方向に第2シリンダボア3aが貫設されている。第1、2シリンダボア1a、3aは設計上は同軸かつ同径にされている。
第1、2シリンダブロック1、3は、第1、2シリンダボア1a、3a周りにフランジ1b、3bを有しており、フランジ1b、3bが両端に位置するようにシェル5内に収納されている。シェル5内では、第1、2シリンダブロック1、3間にセンターハウジング7が設けられている。センターハウジング7には第1、2シリンダボア1a、3aと設計上同軸かつ同径の収納孔7aが貫設されている。
シェル5の両端には第1、2ガスケット10、12を介して第1、2エンドプレート11、13が接合されている。第1、2エンドプレート11、13には第1、2吐出室11a、13aが形成されており、第1ガスケット10と第1エンドプレート11との間には第1弁板15が挟持され、第2ガスケット12と第2エンドプレート13との間には第2弁板17が挟持されている。第1、2エンドプレート11、13には、第1、2吐出室11a、13aと連通する第1、2吐出ポート11b、13bが貫設されている。第1吐出室11aは第1吐出ポート11bによって図2に示す配管101に接続され、第2吐出室13aは第2吐出ポート13bによって配管102に接続されている。
図3に示すように、第1弁板15には吐出口15aが貫設されている。また、第1弁板15の第1吐出ポート11b側には、吐出口15aを開閉可能なリード式の吐出弁19aと、吐出弁19aの開度を規制するリテーナ21aとがリベット23によって設けられている。第1弁板15、吐出弁19a、リテーナ21a及びリベット23が第1弁ユニット25aである。第2弁板17側も同様である。
図1に示すように、第1、2シリンダボア1a、3a及び収納孔7a内には往復動可能にピストン27が収納されている。ピストン27は、ピストンロッド29と、このピストンロッド29の一端に一体に設けられ、第1シリンダボア1a内を摺接する第1ピストンヘッド31と、ピストンロッド29の他端に一体に設けられ、第2シリンダボア3a内を摺接する第2ピストンヘッド33とからなる。
第1ピストンヘッド31は、図3及び図4に示すように、外周面に永久磁石35、37を固定するヘッド本体39と、ヘッド本体39と一体的に設けられ、第1シリンダボア1aの内面に対して永久磁石35、37の外周面を離間する第1、2スペーサ41、43とを有している。
永久磁石35、37は筒状をなしている。永久磁石35、37は希土類磁石からなる。永久磁石35は外周面側がN極、内周面側がS極とされ、永久磁石37は外周面側がS極、内周面側がN極とされている。なお、永久磁石35は外周面側がS極、内周面側がN極とされ、永久磁石37は外周面側がN極、内周面側がS極とされていてもよい。
ヘッド本体39に第2スペーサ43が圧入され、次いで永久磁石37、35がヘッド本体39に挿入され、次いでヘッド本体39に第1スペーサ41が圧入されることにより、永久磁石35、37はヘッド本体39上で第1、2スペーサ41、43に挟持されている。第1ピストンヘッド31は第1スペーサ41側が圧縮室45とされている。
図5に示すように、ヘッド本体39内には圧縮室45に向かって開く吸入通路29aが形成されている。第1スペーサ41には吸入通路29aと連通する弁口41aが形成されており、弁口41a内にはフロート式の吸入弁47が収納されている。弁口41aは圧縮室45側に係止片41bを有しており、弁口41a内には、吸入通路29aを開いた時に脱落しないようにフロート式の吸入弁47が収納されている。吸入弁47の外周縁には、吸入通路29aを開いた時に係止片41bと当接する複数の係止片47aが形成されており、各係止片47a間は切欠き47bとされている。吸入弁47及び第1スペーサ41が吸入弁機構50aを構成している。なお、第2ピストンヘッド33側も同様である。
図1に示すように、ピストンロッド29の両端に第1ピストンヘッド31と第2ピストンヘッド33とが圧入されている。ピストンロッド29は第1、2ピストンヘッド31、33よりも小径である。ピストンロッド29内には、中央で径方向に開き、軸方向に延びる吸入通路29aが形成されている。図3に示すように、吸入通路29aは、第1ピストンヘッド31側の吸入弁機構50aを介して圧縮室45と連通している。吸入通路29a及び吸入弁機構50aが吸入機構56aである。第2ピストンヘッド33側も同様である。吸入通路29aは中央で、後述するばね室7cと連通している。
図1に示すように、センターハウジング7には、第1、2シリンダブロック1、3の端面から同一の距離をなす中央位置に、ばね座7bが収納孔7a内に突出する形状で形成されている。収納孔7aの内面とピストンロッド29の外周面との間はばね室7cとされている。ばね室7c内には付勢部材としての第1、2コイルばね49、51が収納されている。
第1コイルばね49は、予圧縮された状態で、一端がばね座7bに当接し、他端が第1ピストンヘッド31の第2スペーサ43に当接している。第2コイルばね51は、同様に予圧縮された状態で、一端がばね座7bに当接し、他端が第2ピストンヘッド33の第2スペーサ(符号なし)に当接している。
センターハウジング7とシェル5との間には吸入室53が形成されている。センターハウジング7には、吸入室53とばね室7cとを連通する連通孔7dが貫設されている。吸入室53及びばね室7cが冷却室55aである。シェル5には吸入室53と連通する吸入ポート5aが貫設されている。吸入ポート5aは図2に示す配管103に接続されている。シェル5には吸入室53を閉鎖するカバー57も固定されており、カバー57には後述するコイル63a、63b、65a、65bと接続される図示しない端子が固定されている。
第1、2シリンダブロック1、3とシェル5との間には第1、2保持部材59、61に保持された状態でコイル63a、63b、65a、65bが設けられている。コイル63a、63b、65a、65bは第1、2ピストンヘッド31、33周りに設けられている。第1、2シリンダブロック1、3及び第1、2保持部材59、61は磁性体からなる。なお、第1、2シリンダブロック1、3を非磁性体で構成することもできる。
このリニア電動式圧縮機100は、図2に示すように、配管101及び配管102が配管104に接続され、配管104は凝縮器105に接続されている。凝縮器105は配管106によって膨張弁107及び蒸発器108に接続され、蒸発器108は配管103に接続されている。また、中間室53内の端子はリード線109によって給電装置110に接続されている。給電装置110は電気制御されるようになっている。
以上のように構成されたリニア電動式圧縮機100では、給電装置110によってコイル63a、63b、65a、65bに周期的な給電を行うことでコイル63a、63b、65a、65b周りに周期的に変化する電磁力を生じる。この際、図4に示すように、コイル63aが第1ピストンヘッド31の永久磁石35を引き付ければ、コイル63bが第1ピストンヘッド31の永久磁石37を引き離そうとする。逆に、コイル63aが第1ピストンヘッド31の永久磁石35を引き離せば、コイル63bが第1ピストンヘッド31の永久磁石37を引き付けようとする。このため、このリニア電動式圧縮機100では、大きな推力でピストン27を往復動させることが可能になっている。特に、このリニア電動式圧縮機100では、永久磁石35、37が希土類磁石であるため、小型でありながら、推力が大きくなっている。
このため、ピストン27の永久磁石35、37(第1ピストンヘッド31の永久磁石のみ符号で示す。)が63a、63b、65a、65bによって生じる電磁力に引き付けられたり、引き離されたりする。このため、ピストン27は第1、2シリンダボア1a、3a内で往復動する。この際、第1、2コイルばね49、51の固有振動数による共振によってもピストン27は往復動する。このピストン27の往復動により、冷媒の吸入、圧縮及び吐出のそれぞれの行程が行われる。すなわち、蒸発器108から配管103に出た吸入冷媒は、吸入ポート5aから冷却室55a及び吸入機構56aを経てから圧縮室45に吸入される。そして、その冷媒は、圧縮室45で圧縮された後、第1、2吐出室11a、13aへ吐出される。第1、2吐出室11a、13a内の冷媒は配管101、102を経て凝縮器105、膨張弁107及び蒸発器108に至る。このリニア電動式圧縮機100は、電気制御によって冷媒の圧縮作用を行うことができることから、電気自動車等の空調装置として好適に空調を行うことが可能である。例えば、車両がハイブリッドエンジンを搭載しており、停車している間にそのエンジンが停止していても、このリニア電動式圧縮機100によって好適な空調が可能である。
また、このリニア電動式圧縮機100では、ピストン27が一往復する間に冷媒を2回圧縮することが可能であるため、ピストンの一端のみに圧縮室を形成するリニア電動式圧縮機に比べ、単位時間当たりの冷媒の圧縮能力を高くすることができる。
このリニア電動式圧縮機100では、センターハウジング7とシェル5との間に吸入室53が形成されている。この吸入室53は、ピストン27のピストンロッド29周りに形成されたばね室7cとともに冷却室55aを形成している。また、第1ピストンヘッド31に吸入弁機構50aが設けられ、ピストンロッド29内及びヘッド本体39内に吸入通路29aが貫設されている。そして、第1エンドプレート11に吐出室11aが形成されている(第1ピストンヘッド31側のみ符号で示す。)。これらのため、吸入ポート5aからこのリニア電動式圧縮機100内に導入された吸入冷媒は、冷却室55aから吸入機構56aを介して圧縮室45内に至ることになる。冷却室55a、吸入通路29a内の吸入冷媒は低温であるため、ピストンロッド29の外周及び内側がともに冷却されることとなる。このため、ピストン27は、摩擦や圧縮によって加熱されても、その吸入冷媒によって効果的に冷却される。このため、第1ピストンヘッド31に設けられた永久磁石35、37が効果的に冷却される。このため、永久磁石35、37が高温減磁し難い。第2ピストンヘッド33側も同様である。このため、このリニア電動式圧縮機100では、長期間の使用時にピストン27に生じる推力が低下し難く、ピストン27は冷媒を効果的に圧縮する。
図6及び図7を用いて吸入弁機構50a及び第1弁ユニット25aの作用についてより詳細に説明する。図6及び図7中、太い矢印は第1ピストンヘッド31の摺動方向を示し、細い矢印は冷媒の吸入経路及び吐出経路を示している。
図6に示すように、第1ピストンヘッド31が第1弁ユニット25aから離反する方向に第1シリンダボア1a内を摺動すれば、すなわち、吸入行程においては、圧縮室45内が低圧となり、吸入弁47が弁口41内を移動し、吸入通路29aが開かれる。このため、吸入通路29a内の吸入冷媒は、吸入通路29aから吸入弁47の切欠き47bと係止片41bとの間隙を通過して圧縮室45内へ吸入される。この時、吐出口15aは吐出弁19aによって閉じられている。
図7に示すように、第1ピストンヘッド31が第1弁ユニット25aに近づく方向に第1シリンダボア1a内を摺動すれば、すなわち、圧縮行程においては、圧縮室45内の吸入冷媒が圧縮される。この時、圧縮室45内の冷媒の圧力により吸入弁47が弁口41a内を移動し、吸入通路29aが閉じられる。圧縮室45内の冷媒の圧力が上昇することにより、吐出弁19aが開かれる。すなわち、吐出行程において、冷媒は吐出口15aを経て吐出室11aへ吐出される。吐出室11a内の冷媒は高温であるが、第1エンドプレート11と第1シリンダブロック1との間にはガスケット10が存在し、ピストン27は吐出室11aとは直接接触していない。第2ピストンヘッド33側も同様である。このため、ピストン27は吐出室11a、13a内の冷媒によっては加熱され難い。
したがって、このリニア電動式圧縮機100は、長期間使用しても、冷媒の圧縮効率を維持することが可能である。
また、このリニア電動式圧縮機100は、永久磁石35、37を冷却するための特別なパイプを必要としないため、大型化せず、車両等への優れた搭載性を発揮することができる。
さらに、このリニア電動式圧縮機100では、シェル5の両端に第1、2エンドプレート11、13が接合され、第1ガスケット10と第1エンドプレート11との間には第1弁板15が挟持され、第2ガスケット12と第2エンドプレート13との間には第2弁板17が挟持されている。また、ピストンロッド29の一端に一体に設けられた第1ピストンヘッド31と、ピストンロッド29の他端に一体に設けられた第2ピストンヘッド33とを有している。このように両頭のピストンを採用しているため、ピストン27が一往復する間に冷媒を2回圧縮することが可能であり、このリニア電動式圧縮機100を小型化しても、単位時間当たりの冷媒の圧縮能力を高くすることができる。
また、このリニア電動式圧縮機100では、ピストンロッド29が第1、2ピストンヘッド31、33より小径である。また、センターハウジング7がばね座7bを有し、ばね座7bと第1、2ピストンヘッド31、33との間に第1、2コイルばね49、51が設けられている。このため、圧縮室45内に付勢部材を設ける必要がないため、圧縮室45を大きく確保することができる。また、第1、2コイルばね49、51が第1、2ピストンヘッド31、33よりも大径にならない。このため、このリニア電動式圧縮機100は、小型でありながら、冷媒の圧縮効率を高く維持することができる。
さらに、このリニア電動式圧縮機100は、ハウジング9が第1、2シリンダブロック1、3とシェル5とを有しているため、第1、2シリンダブロック1、3とシェル5との間に容易にコイル63a、63b、65a、65bを設けることが可能であり、容易に製造が可能である。
なお、第1、2ピストンヘッド31、33は、第2スペーサ43を有していなくともよい。この場合、ばね室7c内の吸入冷媒が永久磁石35、37に直接届くため、効率よく永久磁石35、37を冷却することができる。
(実施例2)
実施例2のリニア電動式圧縮機200では、図8に示すように、第1ピストンヘッド31に永久磁石35の内周面と吸入通路29aとを連通する第1冷却経路39bが貫設され、第1ピストンヘッド31及びピストンロッド29に永久磁石37の内周面と吸入通路29aとを連通する第2冷却経路39cが貫設されている。第2ピストンヘッド33側も同様である。他の構成は実施例1と同様であり、同一の構成については同一符号を付して構成の詳細な説明は省略する。
このリニア電動式圧縮機200では、冷却通路39b、39c内の吸入冷媒が永久磁石35、37を直接冷却することができる。他の作用効果は実施例1と同様である。
(実施例3)
実施例3のリニア電動式圧縮機300では、図9に示すように、第1、2エンドプレート71、73にそれぞれ二箇所の空間が形成されている。第1エンドプレート71側の二箇所の空間は第1吐出室71a及び第1吸入室71bである。また、第2エンドプレート73側の二箇所の空間は第2吐出室73a及び第2吸入室73bである。第1、2エンドプレート71、73には、第1、2吐出室71a、73aと連通する第1、2吐出ポート71c、73cが貫設されている。第1ガスケット10と第1エンドプレート71との間には第1弁板75が挟持され、第2ガスケット12と第2エンドプレート73との間には第2弁板77が挟持されている。
第1吐出室71aは第1吐出ポート71cによって図2に示す配管101に接続されている。また、第2吐出室73aは第2吐出ポート73cによって配管102に接続されている。
図10に示すように、第1弁板75には吐出口75a及び吸入口75bが貫設されている。また、第1弁板75には、連通口75cが貫設されている。第1弁板75の第1吐出ポート71c側には、吐出口75aを開閉可能なリード式の吐出弁19bと、吐出弁19bの開度を規制するリテーナ21bとが設けられている。吐出口75a、吐出弁19b及びリテーナ21bが吐出弁機構80である。第1弁板75の圧縮室45側には、吸入口75bを開閉可能なリード式の吸入弁20が設けられている。また、第1シリンダボア1aの内面には、吸入弁20と当接して吸入弁20の開度を調整する切欠き1cが形成されている。吸入口75b、吸入弁20及び切欠き1cが吸入弁機構50bである。第1弁板71、吐出弁機構80及び吸入弁機構50bが第1弁ユニット25bである。第2弁板77側も同様である。
図9に示すように、シェル6とセンターハウジング7との間には中間室53aが形成されている。この中間室53a及びばね室7cが冷却室55bである。また、シェル6には、吸入通路6a、連通口6b及び吸入ポート6cが貫設されている。吸入通路6aは連通口75cを介して第1吸入室71bと連通しており、連通口77cを介して第2吸入室73bと連通している。さらに、吸入通路6aは連通口6bを介して冷却室55と連通している。吸入通路6a及び吸入弁機構50bが吸入機構56bである。吸入ポート6cは、ピストンロッド30の軸芯を跨いで吸入通路6aから最も離れた位置に設けられている。吸入ポート6cは配管103に接続されている(図2参照)。
図9に示すように、このリニア電動式圧縮機300では、ピストン28が備えられている。ピストン28では、実施例1のピストンロッド29に替えてピストンロッド30が採用されている。また、同様にヘッド本体39に替えてヘッド本体40が採用され、第1スペーサ41に替えて第1スペーサ42が採用されている。ピストンロッド30、ヘッド本体40及び第11スペーサ42は中実にされている。他の構成は実施例1と同様であり、同一の構成については同一符号を付して構成の詳細な説明は省略する。
このリニア電動式圧縮機300では、吸入弁機構50b及び吐出弁機構80が以下のように作用することで冷媒を圧縮及び吐出する。すなわち、図10に示すように、第1ピストンヘッド31側が吸入行程にある時、吸入弁20が開かれ、吸入室71b内の吸入冷媒が吸入口75bを経て圧縮室45に吸入される。第1ピストンヘッド31側が圧縮行程に移行することで、圧縮室45内の冷媒が圧縮される。この時、圧縮室45内の冷媒の圧力により吸入弁20が閉じられる。一方、圧縮室45内の冷媒の圧力が上昇することにより、吐出弁19bが開かれる。このため、吐出行程では、冷媒は、吐出口75aを経て吐出室71aへ吐出される。第2ピストンヘッド33側も同様である。
このリニア電動式圧縮機300では、吸入通路6a及び連通口6b、75c、77cを介して第1、2吸入室71b、73bと冷却室55bとが連通している。このため、ピストン28は、摩擦や圧縮によって加熱されても、吸入冷媒によって効果的に冷却される。特に、吸入ポート6cが吸入通路6aから最も離れた位置に設けられているため、吸入冷媒がピストンロッド30の周囲を循環してピストンロッド30を効果的に冷却する。このため、第1ピストンヘッド31に設けられた永久磁石35、37が効果的に冷却される。第2ピストンヘッド33側も同様である。
また、このリニア電動式圧縮機300では、実施例1のリニア電動式圧縮機100のようにピストンロッド30内に吸入通路29aを貫設する必要がない。同様にヘッド本体40に吸入通路29aを貫設する必要がなく、第1スペーサ42に吸入弁機構50a(図1参照)を設ける必要がない。これらのため、ピストン28の構造を簡略化することができる。他の作用効果は実施例1と同様である。
(実施例4)
実施例4のリニア電動式圧縮機400では、図11に示すように、ピストンロッド30及びヘッド本体40対して、ばね室7cから永久磁石35、37の背面まで延びる冷却通路39dが形成されている。第2ピストンヘッド33側も同様である。なお、冷却通路39dは複数本設けることもできる。他の構成は実施例3と同様であり、同一の構成については同一符号を付して構成の詳細な説明は省略する。このリニア電動式圧縮機400の作用効果は実施例2及び実施例3と同様である。
以上において、本発明を実施例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜3に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、本発明のリニア電動式圧縮機は、希土類磁石の他、フェライト磁石で永久磁石35、37を構成することも可能である。
本発明のリニア電動式圧縮機は、単体で用いられる場合の他、他の圧縮機と組み合わせて用いられてもよい。
また、第1、2スペーサ41、42、43はPTFE等のフッ素樹脂からなることも可能である。この場合には、ピストン27が第1、2シリンダボア1a、3a内で好適に摺動する。
さらに、吸入弁機構50aは、リード式の吸入弁を採用することも可能である。
本発明は、ハイブリッド車の他、電動モータを用いた電気自動車等に搭載可能である。また、エンジンを用いた自動車に搭載可能であることはいうまでもない。
1a、3a…シリンダボア
9…ハウジング(1…第1シリンダブロック、3…第2シリンダブロック、5、6…シェル、7…センターハウジング)
11、13、71、73…エンドプレート(11、71…第1エンドプレート、13、73…第2エンドプレート)
45…圧縮室
25a、25b…弁ユニット
27、28…ピストン
63a、63b、65a、65b…コイル
35、37…永久磁石
29、30…ピストンロッド
55a、55b…冷却室
56a、56b…吸入機構
29a、6a…吸入通路
31、33…ピストンヘッド(31…第1ピストンヘッド、33…第2ピストンヘッド)
20、47…吸入弁
11a、13a、71a、73a…吐出室(11a、71a…第1吐出室、13a、73a…第2吐出室)
19a、19b…吐出弁
53a、71b、73b…吸入室(71b…第1吸入室、73b…第2吸入室)
39b、39c、39d…冷却通路(39b…第1冷却通路、39c…第2冷却通路)
41、42、43…スペーサ(41、42…第1スペーサ、43…第2スペーサ)
49、51…付勢部材(49…第1コイルばね、51…第2コイルばね)
7b…ばね座

Claims (7)

  1. 軸方向にシリンダボアが形成されたハウジングと、該ハウジングの一端に接合されるエンドプレートと、該シリンダボアと該エンドプレートとの間に設けられ、該シリンダボア側を圧縮室とする弁ユニットと、該シリンダボア内に往復動可能に収容され、該弁ユニットとの間に該圧縮室を形成するピストンと、該ハウジングに設けられたコイルと、該ピストンに設けられ、該コイルによって生じる電磁力によって該ピストンを往復動させる永久磁石とを備え、
    前記ピストンは、ピストンロッドと、該ピストンロッドの一端に一体に設けられ、前記シリンダボア内を摺接するとともに前記永久磁石が設けられたピストンヘッドとからなり、
    前記ハウジングには、吸入冷媒が導入され、該ピストンロッド周りに連通する冷却室が形成され、
    該冷却室は吸入機構を介して前記圧縮室に連通していることを特徴とするリニア電動式圧縮機。
  2. 前記吸入機構は、前記ピストン内に形成され、前記冷却室と連通する吸入通路と、前記ピストンヘッドに設けられ、吸入行程で該吸入通路を前記圧縮室に連通させる吸入弁とを有し、
    前記エンドプレートには吐出室が形成され、
    前記弁ユニットは吐出行程で該圧縮室を該吐出室に連通させる吐出弁を有している請求項1記載のリニア電動式圧縮機。
  3. 前記エンドプレートには吐出室及び吸入室が形成され、
    前記吸入機構は、前記ハウジングに形成され、前記冷却室と該吸入室とを連通する吸入通路を有し、
    前記弁ユニットは、吐出行程で前記圧縮室を該吐出室に連通させる吐出弁と、吸入行程で該吸入室を該圧縮室に連通させる吸入弁とを有している請求項1記載のリニア電動式圧縮機。
  4. 前記ピストンヘッドには、前記冷却室から前記永久磁石の背面まで延びる冷却通路が形成されている請求項1乃至3のいずれか1項記載のリニア電動式圧縮機。
  5. 前記エンドプレートは前記ハウジングの両端に接合される一対であり、
    前記弁ユニットは、前記シリンダボアと各該エンドプレートとの間に設けられる一対であり、
    前記ピストンヘッドは、前記ピストンロッドの両端に一体に設けられる一対である請求項1乃至4のいずれか1項記載のリニア電動式圧縮機。
  6. 前記シリンダボア内で前記ピストンを往復動させる付勢力を有する付勢部材を備え、
    前記ピストンロッドは両前記ピストンヘッドより小径であり、
    前記ハウジングは両該ピストンヘッド間にばね座を有し、
    該ばね座と両該ピストンヘッドとの間には、該ピストンロッド周りに位置する該付勢部材としてのコイルばねが設けられている請求項5記載のリニア電動式圧縮機。
  7. 前記ハウジングは、前記シリンダボアが貫設されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの外側に設けられ、該シリンダブロックとの間に前記コイルを保持するシェルとを有する請求項1乃至6のいずれか1項記載のリニア電動式圧縮機。
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