JP2011049843A - 入力バッファー回路、集積回路装置及び電子機器 - Google Patents

入力バッファー回路、集積回路装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する入力バッファー回路、集積回路装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】入力バッファー回路1は、PMOSトランジスター12、14、NMOSトランジスター16、18を含み、HVDDとVSSの電位差に相当する振幅を有する信号を、HVDDよりも低いLVDDとVSSの電位差に相当する振幅を有する信号に変換するレベルシフト回路10を含む。PMOSトランジスター12のゲートには、NMOSトランジスター16がオンする時はLVDDが供給され、NMOSトランジスター18がオンする時はVSSが供給される。PMOSトランジスター14のゲートには、NMOSトランジスター16がオンする時はVSSが供給され、NMOSトランジスター18がオンする時はLVDDが供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力バッファー回路、集積回路装置及び電子機器等に関する。
近年、プロセスの微細化が進むにつれて集積回路(IC:Integrated Circuit)の電源電圧がより低くなる傾向があり、異なる電源電圧で動作する複数のICの間でインターフェースが必要になるケースがますます増えている。そのため、多くのICには外部から入力された信号の電源電位を内部電源の電位に変換したり、内部電源の電位の信号を外部電源の電位に変換して出力する回路が組み込まれている。
例えば、特許文献1や特許文献2には、低電源電圧の信号を高電源電圧の信号に変換する回路が開示されている。
特開平11−308090号公報 特開2005−101965号公報
一方、高電源電圧の信号を低電源電圧の信号に変換する従来の回路は、図12に示すような単純な構成であった。すなわち、図12に示すように、PMOS(P-channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスター102とNMOS(N-channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスター104で構成され高電源電圧(HVDD)で動作する前段のインバーター回路に、PMOSトランジスター106とNMOSトランジスター108で構成され低電源電圧(LVDD)で動作する後段のインバーター回路を接続したバッファー回路として構成されていた。このような単純な構成であっても、高電源電圧(HVDD)の信号を低電源電圧(LVDD)の信号に変換する機能を果たすことができる。ところが、PMOSトランジスター106がオフする時(PMOSトランジスター102がオン、NMOSトランジスター104がオフの時)、PMOSトランジスター106のサブストレート電位がLVDDであるのに対してゲート電位がHVDDであり、ゲート電位がサブストレート電位よりも高くなる。このように、ゲート電位がサブストレート電位よりも高い状態が持続すると、ICによってはPMOSトランジスター106の閾電圧がシフトする劣化モードが存在するため、長期動作保証が困難になるといった問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する入力バッファー回路、集積回路装置及び電子機器を提供することができる。
(1)本発明は、入力信号を、当該入力信号の振幅よりも小さい振幅の出力信号に変換する機能を有する入力バッファー回路であって、第1の電源電位と基準電位の電位差に相当する振幅を有する第1の信号を、前記第1の電源電位よりも低い第2の電源電位と前記基準電位の電位差に相当する振幅を有する第2の信号に変換するレベルシフト回路を含み、前記レベルシフト回路は、ソース及びサブストレートに前記第2の電源電位が供給される第1のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記第2の電源電位が供給される第2のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記第1の信号が入力される第1のNMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記第1の信号の反転信号が入力される第2のNMOSトランジスターと、を含み、前記第1のPMOSトランジスターのドレイン又は前記第2のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の信号を出力し、前記第1のPMOSトランジスターは、ゲートに、前記第1のNMOSトランジスターがオンする時は前記第2のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の電源電位が供給され、前記第2のNMOSトランジスターがオンする時は前記第2のNMOSトランジスターのドレインを介して前記基準電位が供給され、前記第2のPMOSトランジスターは、ゲートに、前記第1のNMOSトランジスターがオンする時は前記第1のNMOSトランジスターのドレインを介して前記基準電位が供給され、前記第2のNMOSトランジスターがオンする時は前記第1のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の電源電位が供給される。
基準電位は、例えば、接地電位(0V)であってもよい。
第1の信号は、入力信号そのものであってもよいし、入力信号に基づいて生成された信号であってもよい。
本発明の入力バッファー回路は、第2の信号をそのまま出力信号として出力してもよいし、第2の信号に基づいて生成された所定の信号を出力信号として出力してもよい。
本発明の入力バッファー回路では、第1のNMOSトランジスターと第2のNMOSトランジスターが排他的にオン又はオフする。そして、第1のNMOSトランジスターがオンする時は、第1のPMOSトランジスターのゲートに第2の電源電位が供給されるとともに、第2のPMOSトランジスターのゲートに基準電位が供給される。一方、第2のNMOSトランジスターがオンする時は、第1のPMOSトランジスターのゲートに基準電位が供給されるとともに、第2のPMOSトランジスターのゲートに第2の電源電位が供給される。すなわち、第1のPMOSトランジスターも第2のPMOSトランジスターも、ゲートの電位がサブストレートの電位よりも高くなることがない。従って、本発明によれば、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する入力バッファー回路を提供することができる。
(2)この入力バッファー回路は、前記第1の信号の電位が、所定の閾値よりも高い時は前記基準電位となり、当該閾値よりも低い時は前記第1の電源電位となる、前記第1の信号の前記反転信号を生成する第1のインバーター回路を含むようにしてもよい。
(3)この入力バッファー回路は、前記第2の信号の電位が、所定の閾値よりも高い時は前記基準電位となり、当該閾値よりも低い時は前記第2の電源電位となる、前記第2の信号の反転信号を生成する第2のインバーター回路を含むようにしてもよい。
本発明の入力バッファー回路では、第2のインバーター回路を構成するPMOSトランジスターとNMOSトランジスターが第2の電源電位の耐圧でよい(第1の電源電位の耐圧でなくてもよい)ためゲート酸化膜やチャネル長を大きくする必要がない。従って、本発明によれば、第2のインバーター回路のスイッチングスピードを向上させることができるので、従来よりも遅延時間を短縮化した入力バッファー回路を提供することができる。
(4)この入力バッファー回路は、ソースに前記第1の電源電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力される第3のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力される第3のNMOSトランジスターと、を含み、前記第3のPMOSトランジスターのドレインと前記第3のNMOSトランジスターのドレインを介して前記第1の信号を出力する第3のインバーター回路を含むようにしてもよい。
(5)この入力バッファー回路において、前記第3のPMOSトランジスターのゲート酸化膜が、前記第1のPMOSトランジスターのゲート酸化膜及び前記第2のPMOSトランジスターのゲート酸化膜よりも厚いようにしてもよい。
(6)この入力バッファー回路は、前記入力信号の電位が前記第1の電源電位よりも所定値以上高い時は、前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記入力信号を供給するサブストレート電位供給部を含むようにしてもよい。
本発明の入力バッファー回路は、第1の電源電位よりも所定値以上高い電位の入力信号が入力され得る電圧トレラント対応の回路であり、入力信号の電位が第1の電源電位よりも所定値以上高い時、第3のPMOSトランジスターのゲートとサブストレートにはともに入力信号が供給される。すなわち、第3のPMOSトランジスターは、入力信号の電位が第1の電源電位よりも所定値以上高い時、ゲートとサブストレートに電位差が生じない。従って、本発明によれば、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する電圧トレラント対応の入力バッファー回路を提供することができる。
(7)この入力バッファー回路において、前記サブストレート電位供給部は、ソースに前記入力信号が入力されるとともにゲートに前記第1の電源電位が供給され、前記入力信号の電位が前記第1の電源電位よりも前記所定値以上高い時にオンすることによりドレインを介して前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記入力信号を供給する第4のPMOSトランジスターを含むようにしてもよい。
(8)この入力バッファー回路において、前記サブストレート電位供給部は、前記入力信号の電位が前記基準電位の時は、前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記第1の電源電位を供給するようにしてもよい。
本発明の入力バッファー回路によれば、入力信号の電位が基準電位の時、第3のPMOSトランジスターのサブストレートはフローティングすることなく第1の電源電位が供給されるので、第3のPMOSトランジスターは正常にオンすることができる。
(9)この入力バッファー回路において、前記サブストレート電位供給部は、ソースに前記第1の電源電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力され、前記入力信号の電位が前記基準電位の時にオンすることによりドレインを介して前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記第1の電源電位を供給する第5のPMOSトランジスターを含むようにしてもよい。
(10)本発明は、上記のいずれかの入力バッファー回路を含む、集積回路装置である。
(11)本発明は、上記の集積回路装置を含む、電子機器である。
第1実施形態の入力バッファー回路の構成の一例を示す図。 第1実施形態の入力バッファー回路における概略信号波形の一例を示す図。 第1実施形態の入力バッファー回路の変形例を示す図。 第1実施形態の入力バッファー回路の変形例を示す図。 第1実施形態の入力バッファー回路の変形例を示す図。 第2実施形態の入力バッファー回路の構成の一例を示す図。 第2実施形態の入力バッファー回路における概略信号波形の一例を示す図。 第2実施形態の入力バッファー回路における概略信号波形の一例を示す図。 本実施の形態の集積回路装置のブロック図の一例。 集積回路装置を含む電子機器のブロック図の一例。 図11(A)〜図11(C)は、種々の電子機器の外観図の例。 従来の入力バッファー回路の構成を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.入力バッファー回路
(1)第1実施形態
図1は、第1実施形態の入力バッファー回路の構成の一例を示す図である。
第1実施形態の入力バッファー回路1は、入力端子2に入力された入力信号を所定の出力信号に変換して出力端子4から出力する。ここで、入力信号は、HVDD(第1の電源電位に相当する)とVSS(基準電位に相当する)の電位差の振幅を有する信号であり、出力信号は、HVDDよりも低い電位のLVDD(第2の電源電位に相当する)とVSSの電位差の振幅を有する信号である。例えば、HVDDを3.3V、LVDDを1.8V、VSSを0V(接地電位)とすると、入力信号の振幅は3.3V、出力信号の振幅は1.8Vになる。
入力バッファー回路1は、少なくともレベルシフト回路10を含み、さらに、インバーター回路20(第1のインバーター回路に相当する)、インバーター回路30(第2のインバーター回路に相当する)、インバーター回路40(第3のインバーター回路に相当する)等を含んで構成されていてもよい。
インバーター回路40は、PMOSトランジスター42(第3のPMOSトランジスターに相当する)とNMOSトランジスター44(第3のNMOSトランジスターに相当する)を含んで構成されている。PMOSトランジスター42のソース端子にはHVDDが供給され、NMOSトランジスター44のソース端子にはVSSが供給される。また、PMOSトランジスター42のゲート端子とNMOSトランジスター44のゲート端子は、入力端子2に接続されている(A点)。さらに、PMOSトランジスター42のドレイン端子とNMOSトランジスター44のドレイン端子が接続されている(B点)。このように構成されたインバーター回路40は、B点の信号としてA点の信号(入力信号)の反転信号を生成する。
インバーター回路20は、PMOSトランジスター22とNMOSトランジスター24を含んで構成されている。PMOSトランジスター22のソース端子にはHVDDが供給され、NMOSトランジスター24のソース端子にはVSSが供給される。また、PMOSトランジスター22のゲート端子とNMOSトランジスター24のゲート端子は、PMOSトランジスター42のドレイン端子、NMOSトランジスター44のドレイン端子と接続されている(B点)。さらに、PMOSトランジスター22のドレイン端子とNMOSトランジスター24のドレイン端子が接続されている(C点)。このように構成されたインバーター回路20は、C点の信号としてB点の信号の反転信号を生成する。
レベルシフト回路10は、PMOSトランジスター12(第1のPMOSトランジスターに相当する)、PMOSトランジスター14(第2のPMOSトランジスターに相当する)、NMOSトランジスター16(第1のNMOSトランジスターに相当する)及びNMOSトランジスター18(第2のNMOSトランジスターに相当する)を含んで構成されている。
PMOSトランジスター12のソース端子及びPMOSトランジスター14のソース端子にはともにLVDDが供給される。また、NMOSトランジスター16のソース端子及びNMOSトランジスター18のソース端子にはともにVSSが供給される。そして、NMOSトランジスター16のゲート端子は、PMOSトランジスター42のドレイン端子とNMOSトランジスター44のドレイン端子に接続されている(B点)。また、NMOSトランジスター18のゲート端子は、PMOSトランジスター22のドレイン端子とNMOSトランジスター24のドレイン端子に接続されている(C点)。
PMOSトランジスター12のドレイン端子、NMOSトランジスター16のドレイン端子及びPMOSトランジスター14のゲート端子が互いに接続されている(D点)。また、PMOSトランジスター14のドレイン端子、NMOSトランジスター18のドレイン端子及びPMOSトランジスター12のゲート端子が互いに接続されている(E点)。
このように構成されたレベルシフト回路10は、HVDDとVSSの電位差に相当する振幅を有するB点の信号(第1の信号に相当する)を、LVDDとVSSの電位差に相当する振幅を有するE点の信号(第2の信号に相当する)に変換する。
インバーター回路30は、PMOSトランジスター32とNMOSトランジスター34を含んで構成されている。PMOSトランジスター32のソース端子にはLVDDが供給され、NMOSトランジスター34のソース端子にはVSSが供給される。また、PMOSトランジスター32のゲート端子とNMOSトランジスター34のゲート端子は、PMOSトランジスター14のドレイン端子、NMOSトランジスター18のドレイン端子及びPMOSトランジスター12のゲート端子と接続されている(E点)。さらに、PMOSトランジスター32のドレイン端子とNMOSトランジスター34のドレイン端子は、出力端子4と接続されている(F点)。このように構成されたインバーター回路30は、F点の信号としてE点の信号の反転信号を生成する。
なお、図示を省略しているが、PMOSトランジスター12、14、32のサブストレートにはLVDDが供給され、PMOSトランジスター22、42のサブストレートにはHVDDが供給される。また、NMOSトランジスター16、18、24、34、44のサブストレートにはVSSが供給される。入力バッファー回路1をP基板上に形成される集積回路として実現する場合、例えば、PMOSトランジスター12、14、22、32、42のサブストレートはNウェルであり、NMOSトランジスター16、18、24、34、44のサブストレートはPウェル又はP基板である。逆に、入力バッファー回路1をN基板上に形成される集積回路として実現する場合、例えば、PMOSトランジスター12、14、22、32、42のサブストレートはNウェル又はN基板であり、NMOSトランジスター16、18、24、34、44のサブストレートはPウェルである。
次に、図2を用いて図1に示す入力バッファー回路1の動作について説明する。図2は、図1のA点〜F点の概略信号波形の一例を示す図である。入力信号のハイレベルはHVDDでありローレベルはVSSである。
図2において、時刻t以前はA点の電位(すなわち入力信号の電位)はVSSであるため、PMOSトランジスター42がオン、NMOSトランジスター44がオフであり、B点の電位は時刻t以前はHVDDになっている。
B点の電位がHVDDであれば、PMOSトランジスター22がオフ、NMOSトランジスター24がオンであり、C点の電位は時刻t以前はVSSになっている。
B点の電位がHVDDであり、かつ、C点の電位がVSSであれば、PMOSトランジスター12がオフ、PMOSトランジスター14がオン、NMOSトランジスター16がオン、NMOSトランジスター18がオフであり、D点の電位とE点の電位は時刻t以前はそれぞれVSSとLVDDになっている。
E点の電位がLVDDであれば、PMOSトランジスター32がオフ、NMOSトランジスター34がオンであり、F点の電位(すなわち出力信号の電位)は時刻t以前はVSSになっている。
時刻t〜tにおいてA点の電位がVSSからHVDDまで遷移し、時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDDになると、PMOSトランジスター42がオフ、NMOSトランジスター44がオンになり、B点の電位は時刻t〜tではVSSになる。
B点の電位がVSSであれば、PMOSトランジスター22がオン、NMOSトランジスター24がオフであり、C点の電位は時刻t〜tではHVDDになる。
B点の電位がVSSであり、かつ、C点の電位がHVDDであれば、PMOSトランジスター12がオン、PMOSトランジスター14がオフ、NMOSトランジスター16がオフ、NMOSトランジスター18がオンになり、D点の電位とE点の電位は時刻t〜tではそれぞれLVDDとVSSになる。
E点の電位がVSSであれば、PMOSトランジスター32がオン、NMOSトランジスター34がオフになり、F点の電位は時刻t〜tではLVDDになる。
時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDDからVSSまで遷移し、時刻t以降において、A点の電位がVSSになるとB点〜F点の電位は時刻t以前と同じ電位に戻る。
図2において、A点の電位(すなわち入力信号の電位)とF点の電位(すなわち出力信号の電位)に着目すると、HVDDとVSSの電位差の振幅を有する入力信号がLVDDとVSSの電位差の振幅を有する出力信号に変換されていることがわかる。
ここで、時刻t以前及び時刻t以降において、PMOSトランジスター22がオフしているが、PMOSトランジスター22のゲート電位(B点の電位)とサブストレート電位はともにHVDDである。また、時刻t以前及び時刻t以降において、PMOSトランジスター12がオフしているが、PMOSトランジスター12のゲート電位(E点の電位)とサブストレート電位はともにLVDDである。また、時刻t以前及び時刻t以降において、PMOSトランジスター32がオフしているが、PMOSトランジスター32のゲート電位(E点の電位)とサブストレート電位はともにLVDDである。
同様に、時刻t〜tにおいて、PMOSトランジスター42がオフしているが、PMOSトランジスター42のゲート電位(A点の電位)とサブストレート電位はともにHVDDである。また、時刻t〜tにおいて、PMOSトランジスター14がオフしているが、PMOSトランジスター14のゲート電位(D点の電位)とサブストレート電位はともにLVDDである。
このように、第1実施形態の入力バッファー回路1では、PMOSトランジスター12、14、22、32、42がそれぞれオフする時、そのゲートにサブストレートの電位よりも高い電位の信号が印加されないないようになっている。従って、第1実施形態によれば、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する入力バッファー回路を提供することができる。
また、図2に示したように、A点、B点、C点の信号の振幅はHVDDとVSSの電位差に等しい。従って、A点、B点、C点のいずれかにゲート端子が接続されているPMOSトランジスター22、42、NMOSトランジスター16、18、24、44は、HVDDの耐圧が必要である。一方、D点とE点の信号の振幅はLVDDとVSSの電位差に等しいので、D点又はE点にゲート端子が接続されているPMOSトランジスター12、14、32、NMOSトランジスター34は、LVDDの耐圧でよい。
例えば、PMOSトランジスター22、42のゲート酸化膜の厚さやチャネル長をPMOSトランジスター12、14、32よりも大きくすることにより高耐圧化を実現できる。同様に、NMOSトランジスター16、18、24、44のゲート酸化膜の厚さやチャネル長をNMOSトランジスター34よりも大きくすることにより高耐圧化を実現できる。
ところで、一般に、入力バッファー回路がある程度大きい負荷(配線容量等)をドライブすることを想定した場合、その遅延時間を短くするためには後段のインバーター回路のスイッチングスピードを向上させることが重要である。図12に示した従来の入力バッファー回路では、後段のインバーター回路を構成するPMOSトランジスター106とNMOSトランジスター108がHVDDの耐圧を必要とするためにゲート酸化膜やチャネル長が大きくなり、その結果、後段のインバーター回路のスイッチングスピードを向上させることが困難である。これに対して、第1実施形態の入力バッファー回路1では、後段のインバーター回路30を構成するPMOSトランジスター32とNMOSトランジスター34がLVDDの耐圧でよいためゲート酸化膜やチャネル長を大きくする必要がなく、インバーター回路30のスイッチングスピードを向上させることができる。従って、第1実施形態によれば、従来よりも遅延時間を短縮化した入力バッファー回路を提供することができる。
(変形例)
第1実施形態の入力バッファー回路1は、図1に示した構成に限られず、種々に変形させることができる。例えば、図3、図4、図5に示すような変形例が考えられる。なお、図3、図4、図5において、図1と同じ構成には同じ番号を付しており、その説明を省略する。
図3に示す変形例では、図1に示したインバーター回路40が取り除かれ、PMOSトランジスター16のゲート端子、PMOSトランジスター22のゲート端子、NMOSトランジスター24のゲート端子が入力端子2に接続されている。また、図1に示したインバーター回路30が取り除かれ、PMOSトランジスター12のゲート端子、PMOSトランジスター14のドレイン端子、NMOSトランジスター18のドレイン端子が出力端子4に接続されている。
また、図4に示す変形例では、入力端子6が追加されるとともに、図1に示したインバーター回路20が取り除かれ、NMOSトランジスター18のゲート端子が入力端子6に接続されている。そして、入力端子2に入力される入力信号の反転信号が入力端子6に入力される。例えば、入力端子2に図2に示したA点の信号と同様の波形の信号が入力される場合、入力端子6には図2に示したB点の信号と同様の波形の信号が入力される。
また、図5に示す変形例では、図1に示したインバーター回路40が取り除かれ、PMOSトランジスター16のゲート端子、PMOSトランジスター22のゲート端子、NMOSトランジスター24のゲート端子が入力端子2に接続されている。また、PMOSトランジスター32のゲート端子とNMOSトランジスター34のゲート端子は、PMOSトランジスター12のドレイン端子、NMOSトランジスター16のドレイン端子、PMOSトランジスター14のゲート端子と接続されるように変更されている。
図3、図4、図5に示すいずれの変形例においても、入力端子2に図2に示したA点の信号と同様の入力信号が入力されると、図2に示したF点の信号と同様の出力信号が出力端子4から出力される。そして、図3、図4、図5に示すいずれの変形例においても、各PMOSトランジスターがオフする時、各ゲートにサブストレートの電位よりも高い電位の信号が印加されないないようになっている。従って、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する入力バッファー回路を提供することができる。
(2)第2実施形態
図6は、第2実施形態の入力バッファー回路の構成の一例を示す図である。なお、図6において、図1と同じ構成には同じ番号を付している。
第2実施形態の入力バッファー回路1は電圧トレラント対応の回路であり、HVDDとVSSの電位差と同じかそれよりも大きい振幅を有する入力信号が入力端子2を介して入力される。例えば、HVDDを3.3V、LVDDを1.8V、VSSを0Vとすると、入力信号の振幅が5Vであるようなケースや、HVDDとして3.3Vが供給される前、すなわちHVDD=0Vの時に入力信号に3.3Vの振幅の信号が入力されるケース等が想定される。
図6に示すように、第2実施形態の入力バッファー回路1では、図1に示した第1実施形態の入力バッファー回路1にサブストレート電位供給回路50が付加され、PMOSトランジスター42のサブストレートの電位は、サブストレート電位供給回路50により供給される。
サブストレート電位供給回路50は、PMOSトランジスター52(第4のPMOSトランジスターに相当する)とPMOSトランジスター54(第5のPMOSトランジスターに相当する)を含んで構成されている。PMOSトランジスター52のゲート端子及びPMOSトランジスター54のソース端子にはともにHVDDが供給される。また、PMOSトランジスター52のソース端子とPMOSトランジスター54のゲート端子は、ともに入力端子2に接続されている。さらに、PMOSトランジスター52のドレイン端子とサブストレート、PMOSトランジスター54のドレイン端子とサブストレート、PMOSトランジスター42のサブストレートが共通接続されている(G点)。
なお、図示を省略しているが、図1と同様に、PMOSトランジスター12、14、32のサブストレートにはLVDDが供給され、PMOSトランジスター22のサブストレートにはHVDDが供給される。また、NMOSトランジスター16、18、24、34、44のサブストレートにはVSSが供給される。
図6に示すその他の構成は図1と同じであるため説明を省略する。
次に、図7及び図8を用いて図6に示す入力バッファー回路1の動作について説明する。図7及び図8は、図6のA点〜G点の概略信号波形の一例を示す図である。
図7は、入力端子2に図2と同様の入力信号が入力された場合におけるA点〜G点の概略信号波形を示している。すなわち、入力信号のハイレベルはHVDDでありローレベルはVSSである。
図7において、時刻t以前はA点の電位(すなわち入力信号の電位)はVSSであるため、PMOSトランジスター52がオフ、PMOSトランジスター54がオンであり、G点の電位は時刻t以前はHVDDになっている。従って、PMOSトランジスター42のサブストレートもHVDDになっており、PMOSトランジスター42は正常にオンしている。時刻t以前における他のPMOSトランジスター及びNMOSトランジスターの動作は、図2で説明したのと同じであるためB点〜F点の信号波形も図2と同じであり、その説明を省略する。
時刻t〜tにおいてA点の電位がVSSからHVDDまで遷移し、時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDDになると、PMOSトランジスター52とPMOSトランジスター54はともにオフになる。そのため、G点はフローティングとなり、PMOSトランジスター52のソース(P)とサブストレート(N)で形成される順方向ダイオードの電圧降下V(例えば0.6V)により、G点の電位はHVDD−Vとなる。従って、PMOSトランジスター42のサブストレートもHVDD−Vになり、PMOSトランジスター42はオフになる。時刻t〜tにおける他のPMOSトランジスター及びNMOSトランジスターの動作は、図2で説明したのと同じであるためB点〜F点の信号波形も図2と同じである。
時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDDからVSSまで遷移し、時刻t以降において、A点の電位がVSSになるとB点〜G点の電位は時刻t以前と同じ電位に戻る。
図7において、A点の電位(すなわち入力信号の電位)とF点の電位(すなわち出力信号の電位)に着目すると、HVDDとVSSの電位差の振幅を有する入力信号がLVDDとVSSの電位差の振幅を有する出力信号に変換されていることがわかる。
ここで、時刻t〜tにおいて、PMOSトランジスター42がオフしている時、ゲート電位(A点の電位)はサブストレート電位(G点の電位)よりもVだけ高くなる。しかし、このVは0.6V程度にすぎないため、PMOSトランジスター42の閾電圧がシフトする劣化モードが発生する可能性は極めて低い。
図8は、入力端子2にHVDDとVSSの電位差よりも大きい振幅を有する入力信号(ハイレベルがHVDD+V、ローレベルがVSSの入力信号)が入力された場合におけるA点〜G点の概略信号波形を示している。例えば、HVDDを3.3V、LVDDを1.8V、VSSを0Vとした時、入力信号のハイレベルが5V、ローレベルが0Vであるようなケースである。
図8において、時刻t以前はA点の電位(すなわち入力信号の電位)はVSSであるため、PMOSトランジスター52がオフ、PMOSトランジスター54がオンであり、G点の電位は時刻t以前はHVDDになっている。従って、PMOSトランジスター42のサブストレートもHVDDになっており、PMOSトランジスター42は正常にオンしている。時刻t以前における他のPMOSトランジスター及びNMOSトランジスターの動作は、図2で説明したのと同じであるためB点〜F点の信号波形も図2と同じである。
時刻t〜tにおいてA点の電位がVSSからHVDD+Vまで遷移し、時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDD+Vになると、PMOSトランジスター54はオフになる。一方、PMOSトランジスター52のソースの電位がゲートの電位よりもVだけ高くなるので、Vが閾電圧以上であればPMOSトランジスター52はオンし、G点の電位はHVDD+Vになる。従って、PMOSトランジスター42のサブストレートもHVDD+Vになり、PMOSトランジスター42はオフになる。時刻t〜tにおける他のPMOSトランジスター及びNMOSトランジスターの動作は、図2で説明したのと同じであるためB点〜F点の信号波形も図2と同じである。
時刻t〜tにおいてA点の電位がHVDD+VからVSSまで遷移し、時刻t以降において、A点の電位がVSSになるとB点〜G点の電位は時刻t以前と同じ電位に戻る。
図8において、A点の電位(すなわち入力信号の電位)とF点の電位(すなわち出力信号の電位)に着目すると、HVDD+VとVSSの電位差の振幅を有する入力信号がLVDDとVSSの電位差の振幅を有する出力信号に変換されていることがわかる。
ここで、時刻t〜tにおいて、PMOSトランジスター42がオフしているが、PMOSトランジスター42のゲート電位(A点の電位)とサブストレート電位(G点の電位)はともにHVDD+Vである。従って、PMOSトランジスター42がオフする時に、そのゲートにサブストレートの電位よりも高い電位の信号が印加されないので、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトする劣化モードの発生を回避することができる。
なお、時刻t〜tにおいて、Vが閾電圧よりも小さければPMOSトランジスター52はオフのままなのでG点はフローティングとなり、PMOSトランジスター52のソース(P)とサブストレート(N)で形成される順方向ダイオードによりG点の電位はHVDD+V−Vとなる。この場合もPMOSトランジスター42はオフになるが、この時、ゲート電位(A点の電位)はサブストレート電位(G点の電位)よりもVだけ高くなる。しかし、このVは0.6V程度にすぎないため、PMOSトランジスター42の閾電圧がシフトする劣化モードが発生する可能性は極めて低い。
以上説明したように、第2実施形態によれば、PMOSトランジスターの閾電圧がシフトするPMOSトランジスターの閾値がシフトする劣化モードの発生を回避し、長期間にわたり信頼性の高い動作を実現する電圧トレラント対応の入力バッファー回路を提供することができる。
なお、第2実施形態の入力バッファー回路1は、図6に示した構成に限られず、種々に変形させることができる。例えば、図4や図5に示した第1実施形態の変形例と同じように第2実施形態の入力バッファー回路1を変形させてもよい。
2.集積回路装置
図9は、本実施の形態の集積回路装置のブロック図の一例である。
マイクロコンピューター700(集積回路装置の一例)は、CPU(Central Processing Unit)510、キャッシュメモリー520、ROM(Read Only Memory)710、RAM(Random Access Memory)720、MMU(Memory Management Unit)730、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラー530、リセット回路540、プログラマブルタイマー550、リアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)560、DMA(Direct Memory Access)コントローラー570、割り込みコントローラー580、通信制御回路590、バスコントローラー600、A/D(Analog to Digital)変換器610、D/A(Digital to Analog)変換器620、入力ポート630、出力ポート640、I/Oポート650、クロック発生回路660、プリスケーラー670、クロック停止制御回路740及びそれらを接続する汎用バス680、専用バス750等、各種ピン690等を含む。
入力ポート630として本実施形態の入力バッファー回路を使用することにより、長期間にわたり信頼性の高い集積回路装置を提供することができる。
3.電子機器
図10に、本実施の形態の電子機器のブロック図の一例を示す。本電子機器800は、マイクロコンピューター(集積回路装置の一例)810、入力部820、メモリー830、電源生成部840、LCD(Liquid Crystal Display)850、音出力部860を含む。
ここで、入力部820は、種々のデータを入力するためのものである。マイクロコンピューター810は、この入力部820により入力されたデータに基づいて種々の処理を行うことになる。メモリー830は、マイクロコンピューター810などの作業領域となるものである。電源生成部840は、電子機器800で使用される各種電源を生成するためのものである。LCD850は、電子機器が表示する各種の画像(文字、アイコン、グラフィック等)を出力するためのものである。
音出力部860は、電子機器800が出力する各種の音(音声、ゲーム音等)を出力するためのものであり、その機能は、スピーカーなどのハードウェアにより実現できる。
図11(A)に、電子機器の1つである携帯電話950の外観図の例を示す。この携帯電話950は、入力部として機能するダイヤルボタン952や、電話番号や名前やアイコンなどを表示するLCD954や、音出力部として機能し音声を出力するスピーカー956を備える。
図11(B)に、電子機器の1つである携帯型ゲーム装置960の外観図の例を示す。この携帯型ゲーム装置960は、入力部として機能する操作ボタン962、十字キー964や、ゲーム画像を表示するLCD966や、音出力部として機能しゲーム音を出力するスピーカー968を備える。
図11(C)に、電子機器の1つであるパーソナルコンピューター970の外観図の例を示す。このパーソナルコンピューター970は、入力部として機能するキーボード972や、文字、数字、グラフィックなどを表示するLCD974、音出力部976を備える。
本実施の形態の集積回路装置を図11(A)〜図11(C)の電子機器に組み込むことにより、長期間にわたり信頼性の高い電子機器を提供することができる。
なお、本実施形態を利用できる電子機器としては、図11(A)〜図11(C)に示すもの以外にも、携帯型情報端末、ページャー、電子卓上計算機、タッチパネルを備えた装置、プロジェクター、ワードプロセッサー、ビューファインダー型又はモニター直視型のビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置等の種々の電子機器を考えることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 入力バッファー回路、2 入力端子、4 出力端子、6 入力端子、10 レベルシフト回路、12 PMOSトランジスター、14 PMOSトランジスター、16 NMOSトランジスター、18 NMOSトランジスター、20 インバーター回路、22 PMOSトランジスター、24 NMOSトランジスター、30 インバーター回路、32 PMOSトランジスター、34 NMOSトランジスター、40 インバーター回路、42 PMOSトランジスター、44 NMOSトランジスター、50 サブストレート電位供給回路、52 PMOSトランジスター、54 PMOSトランジスター、102 PMOSトランジスター、104 NMOSトランジスター、106 PMOSトランジスター、108 NMOSトランジスター、510 CPU、520 キャッシュメモリー、530 LCDコントローラー、540 リセット回路、550 プログラマブルタイマー、560 リアルタイムクロック(RTC)、570 DMAコントローラー、580 割り込みコントローラー、590 通信制御回路、600 バスコントローラー、610 A/D変換器、620 D/A変換器、630 入力ポート、640 出力ポート、650 I/Oポート、660 クロック発生回路、670 プリスケーラー、680 汎用バス、690 各種ピン、700 マイクロコンピューター(集積回路装置)、710 ROM、720 RAM、730 MMU、740 クロック停止制御回路、750 専用バス、800 電子機器、810 マイクロコンピューター(集積回路装置)、820 入力部、830 メモリー、840 電源生成部、850 LCD、860 音出力部、950 携帯電話、952 ダイヤルボタン、954 LCD、956 スピーカー、960 携帯型ゲーム装置、962 操作ボタン、964 十字キー、966 LCD、968 スピーカー、970 パーソナルコンピューター、972 キーボード、974 LCD、976 音出力部

Claims (11)

  1. 入力信号を、当該入力信号の振幅よりも小さい振幅の出力信号に変換する機能を有する入力バッファー回路であって、
    第1の電源電位と基準電位の電位差に相当する振幅を有する第1の信号を、前記第1の電源電位よりも低い第2の電源電位と前記基準電位の電位差に相当する振幅を有する第2の信号に変換するレベルシフト回路を含み、
    前記レベルシフト回路は、
    ソース及びサブストレートに前記第2の電源電位が供給される第1のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記第2の電源電位が供給される第2のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記第1の信号が入力される第1のNMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記第1の信号の反転信号が入力される第2のNMOSトランジスターと、を含み、前記第1のPMOSトランジスターのドレイン又は前記第2のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の信号を出力し、
    前記第1のPMOSトランジスターは、
    ゲートに、前記第1のNMOSトランジスターがオンする時は前記第2のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の電源電位が供給され、前記第2のNMOSトランジスターがオンする時は前記第2のNMOSトランジスターのドレインを介して前記基準電位が供給され、
    前記第2のPMOSトランジスターは、
    ゲートに、前記第1のNMOSトランジスターがオンする時は前記第1のNMOSトランジスターのドレインを介して前記基準電位が供給され、前記第2のNMOSトランジスターがオンする時は前記第1のPMOSトランジスターのドレインを介して前記第2の電源電位が供給される、入力バッファー回路。
  2. 請求項1において、
    前記第1の信号の電位が、所定の閾値よりも高い時は前記基準電位となり、当該閾値よりも低い時は前記第1の電源電位となる、前記第1の信号の前記反転信号を生成する第1のインバーター回路を含む、入力バッファー回路。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第2の信号の電位が、所定の閾値よりも高い時は前記基準電位となり、当該閾値よりも低い時は前記第2の電源電位となる、前記第2の信号の反転信号を生成する第2のインバーター回路を含む、入力バッファー回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    ソースに前記第1の電源電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力される第3のPMOSトランジスターと、ソース及びサブストレートに前記基準電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力される第3のNMOSトランジスターと、を含み、前記第3のPMOSトランジスターのドレインと前記第3のNMOSトランジスターのドレインを介して前記第1の信号を出力する第3のインバーター回路を含む、入力バッファー回路。
  5. 請求項4において、
    前記第3のPMOSトランジスターのゲート酸化膜が、前記第1のPMOSトランジスターのゲート酸化膜及び前記第2のPMOSトランジスターのゲート酸化膜よりも厚い、入力バッファー回路。
  6. 請求項4又は5において、
    前記入力信号の電位が前記第1の電源電位よりも所定値以上高い時は、前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記入力信号を供給するサブストレート電位供給部を含む、入力バッファー回路。
  7. 請求項6において、
    前記サブストレート電位供給部は、
    ソースに前記入力信号が入力されるとともにゲートに前記第1の電源電位が供給され、前記入力信号の電位が前記第1の電源電位よりも前記所定値以上高い時にオンすることによりドレインを介して前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記入力信号を供給する第4のPMOSトランジスターを含む、入力バッファー回路。
  8. 請求項6又は7において、
    前記サブストレート電位供給部は、
    前記入力信号の電位が前記基準電位の時は、前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記第1の電源電位を供給する、入力バッファー回路。
  9. 請求項8において、
    前記サブストレート電位供給部は、
    ソースに前記第1の電源電位が供給されるとともにゲートに前記入力信号が入力され、前記入力信号の電位が前記基準電位の時にオンすることによりドレインを介して前記第3のPMOSトランジスターのサブストレートに前記第1の電源電位を供給する第5のPMOSトランジスターを含む、入力バッファー回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の入力バッファー回路を含む、集積回路装置。
  11. 請求項10に記載の集積回路装置を含む、電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103560779A (zh) * 2013-01-30 2014-02-05 威盛电子股份有限公司 输入缓冲器

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