JP2011049142A - コネクタ - Google Patents

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    • H01R12/7076Coupling devices for connection between PCB and component, e.g. display

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Abstract

【課題】インナーフレーム及びアウターフレームを備えるコネクタであって、更に薄型化を図ることができるコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明のコネクタは、導電性弾性体と、上下方向において接続対象物と接触可能となるように導電性弾性体を保持するインナーフレームと、上下方向と直交する可動方向において移動可能となるようにインナーフレームを保持するアウターフレームとを備えている。インナーフレームの外周側面にはインナーフレーム側係止部が設けられていると共に、アウターフレームの内周側面にはアウターフレーム側係止部を設け、インナーフレームの上下方向における相対的な移動を規制する一方で、可動方向における相対的な移動を許容するように、互いに係止される構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの接続対象物間に介在して両者を電気的に相互接続するコネクタに関する。
この種のコネクタとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1のコネクタは、導電性弾性体と、それを保持するフレームとを備えている。しかし、かかるコネクタにおいては、基板等の接続対象物との接続時におけるフレームの歪み等により導電性弾性体が想定外の変形をしてしまい、導電性弾性体が破損してしまう問題があった。
かかる問題に対処すべく、導電性弾性体を保持するフレームをインナーフレームと、アウターフレームとで構成することとしたコネクタが特許文献2に開示されている。
なお、上記したコネクタは、薄型であり且つ低荷重(低接圧)で電気的接続が可能であるという利点があることから、基板間接続用のコネクタやLGA(Land Grid Array)及びBGA(Ball Grid Array)モジュール等の多接点接続用コネクタとして有用である。
特開2007−273314号公報 特開2008−300163号公報
特許文献2のコネクタにおいては、インナーフレームをアウターフレームに保持させるための構造によりコネクタ全体が厚くなるという問題があった。
そこで、本発明は、インナーフレーム及びアウターフレームを備えるコネクタであって、更に薄型化を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、導電性弾性体と、上下方向において接続対象物と接触可能となるように該導電性弾性体を保持するインナーフレームと、前記上下方向と直交する可動方向において移動可能となるように当該インナーフレームを保持するアウターフレームとを備えるコネクタであって、前記可動方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記インナーフレームの外周側面にはインナーフレーム側係止部が設けられていると共に、前記アウターフレームの内周側面にはアウターフレーム側係止部が設けられており、前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部は、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記上下方向における相対的な移動を規制する一方で、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記可動方向における相対的な移動を許容するように、互いに係止されるコネクタが得られる。
本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタにおいて、前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部のうち、一方は前記可動方向に突出する突起部であり、他方は前記突起部を収容しつつ前記突起部を前記可動方向にガイドする凹部であるコネクタが得られる。
本発明によれば、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、前記突起部は、前記可動方向においてテーパ状に突出するコネクタが得られる。
本発明によれば、第4のコネクタとして、第1乃至第3のいずれかのコネクタであって、前記アウターフレームの一部をその通常状態から一時的に弾性変形させた状態で、前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部を係止させその後、前記アウターフレームの前記一部を前記通常状態に戻すことにより前記インナーフレームを前記アウターフレームに保持させるコネクタが得られる。
本発明によれば、第5のコネクタとして、第1乃至第4のいずれかのコネクタであって、前記上下方向及び前記可動方向の双方と直交する左右方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記インナーフレームの外周側面にはインナーフレーム側ガイド部が設けられており、前記アウターフレームの内周側面にはアウターフレーム側ガイド部が設けられており、前記インナーフレーム側ガイド部及び前記アウターフレーム側ガイド部は、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記可動方向における相対的な移動をガイドするように構成されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第6のコネクタとして、第1乃至第5のいずれかのコネクタであって、前記インナーフレーム及び/又は前記アウターフレームは、前記インナーフレームを前記可動方向に沿って前記アウターフレーム内の所定位置に向けて付勢する付勢手段を更に備えるコネクタが得られる。
本発明によれば、第7のコネクタとして、第6のコネクタであって、前記付勢手段は、インナーフレームの外周側面及び/又は前記アウターフレームの内周側面に設けられているコネクタが得られる。
本発明によれば、第8のコネクタとして、第7のコネクタであって、前記付勢手段は、前記アウターフレームと一体に設けられたバネ部からなる、コネクタが得られる。
本発明によれば、第9のコネクタとして、第8のコネクタであって、前記可動方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記アウターフレームの内周側面に、前記バネ部が形成されており、前記インナーフレームの外周側面には、前記バネ部の一部を受けるバネ受け部が形成されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第10のコネクタとして、第6のコネクタであって、前記インナーフレーム及び前記アウターフレームのうち、一方は押圧部を備えており、他方は前記押圧部に押圧される被押圧部を備えており、前記押圧部は、前記付勢手段により前記左右方向に沿って前記被押圧部へ向けて付勢されており、少なくとも前記押圧部又は前記被押圧部のいずれかは、前記可動方向及び前記左右方向の双方と交わる面を有する接触面を備えており、前記押圧部が前記接触面を介して前記被押圧部を押圧する力は、前記可動方向に沿った力として前記被押圧部に伝えられるコネクタが得られる。
本発明によれば、第11のコネクタとして、第10のコネクタであって、前記左右方向において対向する前記アウターフレームには、前記付勢手段が一体に形成されており、当該付勢手段には、前記接触面を有する前記押圧部が設けられており、前記左右方向において対向する前記インナーフレームの外周側面には、前記左右方向に突出する凸部が形成されており、前記被押圧部は、当該凸部の角部で構成されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第12のコネクタとして、第10又は第11のコネクタであって、前記接触面は、前記可動方向と略45度の角度をなす平らな面であるコネクタが得られる。
本発明によれば、第13のコネクタとして、第10乃至第12のいずれかのコネクタであって、前記付勢手段は、前記アウターフレームの内周側面に設けられたバネ部であるコネクタが得られる。
本発明によれば、第14のコネクタとして、第10乃至第12のいずれかのコネクタであって、前記アウターフレームは、前記左右方向に延びる基部と、当該基部の両端から前記可動方向に沿って延びる2つの腕部とを備えることにより、前記上下方向から見た場合にコの字形状を有しており、前記付勢手段は、前記腕部で構成されており、前記押圧部は、前記腕部の端部に設けられているコネクタが得られる。
本発明によれば、第15のコネクタとして、第1乃至第14のいずれかのコネクタであって、前記導電性弾性体は、弾性体と、該弾性体に支持された導電体とを備えており、前記インナーフレームは、前記上下方向に直交する2つの面を有しており、前記弾性体は、前記上下方向において互いに逆方向に向かって前記インナーフレームから突出する2つの端部を有しており、前記導電体は、前記端部上にそれぞれ位置する2つの接触部と、前記接触部間を接続する接続部とを備えており、前記接続部は、前記可動方向と直交しているコネクタが得られる。
本発明によれば、第16のコネクタとして、第1乃至第15のいずれかのコネクタであって、前記導電性弾性体は、前記弾性体に支持された絶縁フィルムを更に備えており、前記導電体は、前記絶縁フィルム上に形成されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第17のコネクタとして、第1乃至第16のいずれかのコネクタであって、前記導電性弾性体は、前記導電体を複数有しており、前記弾性体の前記導電体間に相当する位置には、凹部が形成されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第18のコネクタとして、第1乃至第17のいずれかのコネクタであって、前記インナーフレームには、前記上下方向において当該インナーフレームを貫通し且つ前記上下方向及び前記可動方向の双方と直交する左右方向に延びるスリットが形成されており、前記弾性体は、略板状の形状を有しており、前記スリット内に保持されているコネクタが得られる。
本発明によれば、第19のコネクタとして、第18のコネクタであって、前記インナーフレームには、前記スリットが複数形成されており、前記上下方向において、前記スリット間の隔壁の端面は、前記インナーフレームの前記面よりも内側に位置しているコネクタが得られる。
本発明によれば、第20のコネクタとして、第1乃至第19のいずれかのコネクタであって、前記アウターフレームには、接続対象物と当該アウターフレームとの位置決めをするための位置決め部が設けられているコネクタが得られる。
インナーフレームのアウターフレームに対する相対的な移動を規制する係止部をインナーフレームの外周側面及びアウターフレームの外周側面に設けることとしたため、コネクタの薄型化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。ここで、導電性弾性体は拡大して示されている。 図1の導電性弾性体を示す分解斜視図である。 図1の導電性弾性体を示す背面斜視図である。 図1のインナーフレームを示す斜視図である。 図1のインナーフレーム及びアウターフレームを示す拡大斜視図である。 図1のアウターフレームを示す斜視図である。 図1のインナーフレームとアウターフレームとを組み合わせる工程を説明するための図である。 図7のインナーフレームとアウターフレームをVIII−VIII線に沿って示す部分断面図である。 図7のインナーフレームとアウターフレームをIX−IX線に沿って示す部分断面図である。 図1のインナーフレームとアウターフレームを示す上面図である。ここで、インナーフレームはバネ部が最大変形する位置まで移動させられている。 図10インナーフレームとアウターフレームをXI−XI線に沿って示す部分断面図である。 図10インナーフレームとアウターフレームをXII−XII線に沿って示す部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。ここで、導電性弾性体は拡大して示されている。 図13のインナーフレームを示す斜視図である。 図13のアウターフレームを示す斜視図である。 図13のインナーフレームとアウターフレームを示す上面図である。 図16の上面図のうち、バネ部と凸部を示す部分拡大図である。 図13のインナーフレームとアウターフレームとを組み合わせる工程を説明するための図である。 図16インナーフレームとアウターフレームをIXX−IXX線に沿って示す部分断面図である。 図13のコネクタの変形例を示す図である。
(第1の実施の形態)
図1に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタは、導電性弾性体100と、導電性弾性体100が基板等の接続対象物(図示せず)に対してZ方向(上下方向)において接触可能となるように導電性弾性体100を保持するインナーフレーム200と、Y方向(可動方向)において移動可能となるようにインナーフレーム200を保持するアウターフレーム300とを備えている。
図2及び図3に示されるように、導電性弾性体100は、ゴム等の絶縁体からなる弾性体110と、弾性体110に支持された絶縁フィルム120と、絶縁フィルム120上に形成された複数の導電体130と、弾性体110に組み込まれる補強部材140とを備えている。ここで、絶縁フィルム120は、例えば、厚みが数μm〜数十μmのポリイミド等からなるものである。
図2に示されるように、弾性体110は、略板状の形状を有しており、導電体130を接続対象物に押し付けるZ方向の端部(押付部)112が導電体130に対応するように設けられている。端部(押付部)112の間には弾性体110のZ方向の縁部からZ方向に沿って凹んだ凹部114が設けられている。弾性体110のZ方向中心にはX方向に延びるようにして形成された保持孔116が形成されている。この保持孔116には、金属等からなる細板状の補強部材140が挿入され、保持される。
図3に示されるように、弾性体110の背面部118には、複数の係合部118a,118bが形成されている。係合部118aは、下側から頂部に向かって緩やかな斜面を有する一方で頂部から上側に向かって急峻な斜面を有するものであり、係合部118bは、上側から頂部に向かって緩やかな斜面を有する一方で頂部から下側に向かって急峻な斜面を有するものである。本実施の形態における係合部118aと係合部118bは、X方向(左右方向)に沿って交互に並んでいる。
図2に示されるように、各導電体130は、絶縁フィルム120上にスパッタやメッキ等により形成された金属薄膜からなるものであり、弾性体110の端部112上にそれぞれ位置する2つの接触部132と、接触部132間を接続する接続部134とを備えている。ここで、接続部134は、主として、Y方向と直交するように延びている。図2から理解されるように、X方向において隣接する導電体130の接触部132同士は、それら接触部132間に対応する位置に凹部114が設けられていることから、互いに独立に変位可能となっている。これにより、接続対象物上の端子の厚みなどにバラツキがあっても当該バラツキを吸収することができる。
本実施の形態によるインナーフレーム200は、樹脂からなるものである。図4及び図5に示されるように、インナーフレーム200は、略平板状の形状を有している。
詳しくは、インナーフレーム200は、図4に示されるように、主部210を備えている。主部210の外周部のうち、前端210bには、第1突起部212及び第2突起部214(インナーフレーム側係止部)と、バネ受け部216とが形成されている。本実施の形態において第1突起部212はX方向中央に位置しており、Y方向に沿って前端210bからテーパ状に突出している。本実施の形態による第2突起部214は、2つあり、それぞれY方向に沿って前端210bからテーパ状に突出している。2つの第2突起部214は、X方向において第1突起部212を挟むように設けられている。第1突起部212は、主部210の上面210aと面一な面を有しており、第2突起部214は、主部210の下面210eと面一な面を有している。即ち、第1突起部212と第2突起部214とは、Z方向において対称であり、X方向において交互に並んでいる。バネ受け部216は、Y方向に沿って凹んでおり、Y方向に沿って見ると長方形形状を有している。
図4に示されるように、主部210の外周部のうち、後端210cには、留部218と、第3突起部220(インナーフレーム側係止部)とが形成されている。留部218は、主部210の後端210cのX方向における中央部に位置しており、主部210の上面210aからZ方向に沿って凹んでいる(図12参照)。図4に示されるように、本実施の形態による第3突起部220は、2つあり、それぞれ主部210の後端210cからY方向に沿ってテーパ状に突出している。これら第3突起部220は、X方向において留部218を挟むようにして設けられている。なお、本実施の形態による第3突起部220は、主部210の上面210aと面一な面を有している。
図4に示されるように、主部210の外周部のうち、側面210dには、ガイド凹部222及びガイド突部224(インナーフレーム側ガイド部)が形成されている。ガイド凹部222は、主部210の前端210bから後方に向かって長方形状に凹んでいる。即ち、主部210の下面210eから見た場合に、前端210bのコーナー部に位置しており、Z方向に沿って凹んでいる。ガイド突部224は、図4に示されるように、後端210cから前方に向かって延びるように形成されており、図4及び図11から理解されるように、頂部が上面210aよりも下面210e側に近い位置に形成されている。
図5に示されるように、インナーフレーム200には、導電性弾性体100を保持するためのスリット230が複数形成されている。各スリット230は、Z方向において主部210を貫通し、且つ、X方向に沿って延びている。本実施の形態においては、スリット230をY方向において隔てる隔壁232のZ方向における端面232aは、Z方向において、主部210の上面210aよりも内側に形成されている。ここで、本実施の形態におけるインナーフレーム200の厚み(Z方向の長さ)は、導電性弾性体100の弾性体110のZ方向における端部112間の長さよりも小さい。従って、導電性弾性体100がインナーフレーム200に保持された状態において、導電性弾性体100の弾性体110の端部112は、インナーフレーム200からZ方向に沿って突出している。また、スリット230間の隔壁232の高さ(Z方向における厚み)がインナーフレーム200の上下面間の厚みよりも小さく設定されていることから、導電性弾性体100が接続対象物に接触させられ変形したとき、導電性弾性体100の変形した端部を隔壁232と接続対象物との間の隙間に受け入れることができる。
更に詳しくは、それぞれの隔壁232の前側の面上には、係合部234及び係合部236が形成されている。係合部234は、隔壁232の上端から前方に向かって突出しており、係合部236は、隔壁232の下端から前方に向かって突出している。係合部234と係合部236とは、X方向において交互に並んでいる。図3及び図5から理解されるように、導電性弾性体100がスリット230に挿入された際、係合部234は係合部118aと係合し、係合部236は係合部118bと係合する。これにより、導電性弾性体100は、スリット230に確実に保持される。
本実施の形態によるアウターフレーム300は、樹脂からなるものである。図6に示されるように、アウターフレーム300は、四角枠状の形状を有している。
図6、図8及び図9から理解されるように、アウターフレーム300の内周部のうち、前端310aには、凹部312及び凹部314(アウターフレーム側係止部)と、バネ部(付勢手段)316とが形成されている。凹部312はX方向中央に位置しており、Y方向に沿って前端310aからテーパ状に凹んでいる。凹部314は、2つあり、それぞれY方向に沿って前端310aからテーパ状に凹んでいる。凹部314は、X方向において凹部312を挟むようにして設けられている。凹部312は、上面側に位置するものであり、図8から理解されるように、第1突起部212を受けるものである。凹部314は、下面側に位置するものであり、図9から理解されるように、第2突起部214を受けるものである。図6に示されるように、バネ部316は、X方向外側に向かって(即ち、X方向において凹部312から離れるようにして)片持ち梁状に延びるように形成されており、その自由端として端部316aを有している。本実施の形態による端部316aは、Y方向において変位可能となっており、アウターフレーム300の内側に向かって半円状に突出している。この端部316aは、バネ受け部216内に移動可能な状態で受け入れられ、それによってバネ部316がインナーフレーム200をその初期位置(所定位置)に付勢している。なお、本実施の形態におけるインナーフレーム200の初期位置は、図1及び図5から理解されるように、インナーフレーム200の外周部の後端210cがアウターフレーム300の内周部の後端310bに当接する位置である。
図6に示されるように、アウターフレーム300の内周部のうち、後端310bには、留部318及び凹部320(アウターフレーム側係止部)が形成されている。留部318は、X方向における中央部に位置しており、アウターフレーム300の内側に向かって後端310bの上半分から円弧状に突出している(図12参照)。図6に示されるように、凹部320は、2つあり、それぞれアウターフレーム300の内周部の後端310bから外周部に向かってテーパ状となるように凹んでいる。凹部320は、X方向において、留部318を挟むようにして設けられている。ここで、留部318は、留部218と係止する部分であり、凹部320は、第3突起部220を受ける部分である。
上述したように、本実施の形態において、第1突起部212、第2突起部214、留部218、第3突起部220及びバネ受け部216は、いずれもインナーフレーム200のZ方向における板厚内に収まるようにインナーフレーム200の外周側面に設けられている。同様に、凹部312、凹部314、留部318、凹部320及びバネ部316についても、アウターフレーム300のZ方向における板厚内に収まるようにアウターフレーム300の内周側面に設けられている。かかる構成により、インナーフレーム200およびアウターフレームを薄型化することができ、コネクタの薄型化を図ることができる。
図6に示されるように、アウターフレーム300の内周部のうち、側面310cには、ガイド突部322及びガイド突部324(アウターフレーム側ガイド部)が形成されている。ガイド突部322は、アウターフレーム300の内周部の前端310aから後方に向かって長方形状に突出している。このガイド突部322は、インナーフレーム200をアウターフレーム300に取り付けた際に、Y方向に沿って移動可能となるようにインナーフレーム200のガイド凹部222に収容される。一方、ガイド突部324は、図6に示されるように、アウターフレーム300の内周部の後端310bから前方に向かって延びるように形成されており、図6及び図11から理解されるように、頂部がアウターフレーム300の下面よりも上面に近い位置に位置している。これにより、図11に示されるように、アウターフレーム300のガイド突部324がインナーフレーム200のガイド突部224と係合し、それによってインナーフレーム200がアウターフレーム300に取り付けられる。インナーフレーム200のガイド突部224もアウターフレーム300のガイド突部324もY方向に沿って延びるものであるので、アウターフレーム300内におけるインナーフレーム200のY方向の移動は妨げないが、図11から理解されるように、アウターフレーム300内におけるインナーフレーム200のZ方向における移動(特に、インナーフレーム200の上方へ向かう移動)は規制している。
図6、図11及び図12に示されるように、アウターフレーム300には、更に位置決め部330が形成されている。位置決め部330は、アウターフレーム300の上下面からそれぞれZ方向に沿って突出した突起であり、本実施の形態においては、アウターフレーム300の後端近傍に設けられている。この位置決め部330は、接続対象物に設けられた孔に嵌めこまれ、それによって、接続対象物上におけるアウターフレーム300の位置決めを行うものである。
上述した実施の形態によるコネクタは、まずアウターフレーム300内にインナーフレーム200を取り付け、その後、インナーフレーム200に対して複数の導電性弾性体100を組み込むことにより、製造される。詳しくは、アウターフレーム300の後端310bを後方に引くことで撓ませた状態において、図7乃至図9に示されるように、第1突起部212と第2突起部214をそれぞれ凹部312と凹部314とに引っ掻ける。その後、バネ部316の端部316aをバネ受け部216に合わせるようにして、インナーフレーム200をアウターフレーム300内に倒し込み、ガイド突部224とガイド突部324とを図11に示されるように係合させる一方で、留部218と留部318とを図12に示されるように係止させる。このようにして、インナーフレーム200をアウターフレーム300内に取り付ける。次いで、図1に示されるように、インナーフレーム200内のスリット230内に導電性弾性体100を圧入する。但し、本発明は、ここで説明した実施の形態によるコネクタの組立法に制限されるものではない。例えば、インナーフレーム200に対して導電性弾性体100を組み込んだ後に、インナーフレーム200をアウターフレーム300内に取り付けることとしてもよい。
このようにして組み立てられた本実施の形態によるコネクタにおいては、インナーフレーム200の第1突起部212、第2突起部214、留部218、第3突起部220、ガイド凹部222及びガイド突部224と、アウターフレーム300の凹部312、凹部314、留部318、凹部320、ガイド突部322及びガイド突部324とにより、インナーフレーム200が、アウターフレーム300に対してZ方向への相対的な移動が規制される一方で、Y方向への相対的な移動は許容されることとなる。なお、本実施の形態において、インナーフレーム200にはガイド凹部222及びガイド突部224、アウターフレーム300にはガイド突部322及びガイド突部324の夫々2種類のガイド部によってインナーフレーム200のZ方向の移動を規制することとしていたが、単にY方向への移動をガイドする機能のみを与えることとしてもよい。この場合、インナーフレーム200及びアウターフレーム300の夫々に、例えばガイド凹部222及びガイド突部322を1か所又は複数個所設けることとすればよい。更に、アウターフレーム300のバネ部316は、インナーフレーム200のバネ受け部216をY方向に沿って後方に向けて常時押圧している。そのため、インナーフレーム200は、バネ部316によって初期位置(所定位置)に付勢されているが、導電性弾性体100と接続対象物との接触等によりインナーフレーム200に対してY方向へ向かう力が加わった際には、図10に示されるように、アウターフレーム300に対してインナーフレーム200を相対的に移動させることができる。これにより、好ましくないストレスが導電性弾性体100に加わりそうになった場合であっても当該ストレスをインナーフレーム200のY方向の移動により吸収することができ、導電性弾性体100の破損を防ぐことができる。
なお、上述した実施の形態においては、バネ部316はY方向に沿ってインナーフレーム200を押すものであったが、例えば、X方向に沿ってインナーフレーム200を押すような手段(付加的な付勢手段)を更に備えることとしてもよい。かかる付加的な付勢手段を設けた場合、初期位置をアウターフレーム300内の後端310b側のコーナー部とすることができ、アウターフレーム300の内周部とインナーフレーム200の外周部との間のクリアランスによる位置ずれの発生を防止することができる。
また、上述した実施の形態においては、第1突起部212と第2突起部214とをテーパ状となるように形成し、且つ、凹部312及び凹部314もそれらに合わせた形状としていたが、本発明はそれに限定されるものではない。但し、第1突起部212及び第2突起部214並びに凹部312及び凹部314を本実施の形態のような形状とすると、第1突起部212及び第2突起部214の強度を確保しつつ、インナーフレーム200をアウターフレーム300に対して取り付ける際の作業性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図13に示されるように、本発明の第2の実施の形態によるコネクタは、概略、上述した第1の実施の形態によるコネクタのバネ部の位置及びその付勢方向を変更したものである。即ち、上述した第1の実施の形態によるコネクタと同様に、導電性弾性体100と、導電性弾性体100が基板等の接続対象物(図示せず)に対してZ方向(上下方向)において接触可能となるように導電性弾性体100を保持するインナーフレーム200aと、Y方向(可動方向)において移動可能となるようにインナーフレーム200aを保持するアウターフレーム300aとを備えている。以下の説明においては、第1の実施の形態によるコネクタと同一の部材については、同一の参照符号を付し、詳しい説明は省略する。
図13に示されるように、本実施の形態によるコネクタに用いられる導電性弾性体100は、上述した第1の実施の形態によるコネクタに用いられていた導電性弾性体100と同じものを用いることができる。即ち、本実施の形態による導電性部材100も、図2及び図3に示されるように、ゴム等の絶縁体からなる弾性体110と、弾性体110に支持された絶縁フィルム120と、絶縁フィルム120上に形成された複数の導電体130と、弾性体110に組み込まれる補強部材140とを備えるものである。なお、弾性体110、絶縁フィルム120、導電体130及び補強部材140については、図2及び図3を参照して既に説明したのでここではその説明を省略する。
図14に示されるように、本実施の形態によるインナーフレーム200aも、第1の実施の形態によるインナーフレーム200(図4参照)とほぼ同様の構成を有している。即ち、インナーフレーム200aは、樹脂からなるものであり、略平板状の形状を有している。
図14に示されるように、本実施の形態によるインナーフレーム200aは、主部210を備えている。主部210の外周部のうち、後端211bには、第1突起部212a及び第2突起部214a(インナーフレーム側係止部)が形成されている。本実施の形態においても、第1突起部212aはX方向中央に位置しており、Y方向に沿って後端211bからテーパ状に突出している。また、X方向において第1突起部212aを挟むように設けられた2つの第2突起部214aは、それぞれY方向に沿って後端211bからテーパ状に突出している。第1突起部212aは主部210の上面210aと面一な面を有しており、第2突起部214aは主部210の下面210eと面一な面を有している。即ち、本実施の形態によるインナーフレーム200aについても、第1突起部212aと第2突起部214aとは、Z方向において対称であり、X方向において交互に並んでいる。
図14に示されるように、主部210の外周部のうち、前端211cには、第3突起部220a(インナーフレーム側係止部)が形成されている。図14に示されるように、2つの第3突起部220aは、それぞれ主部210の前端211cからY方向に沿ってテーパ状に突出している。本実施の形態による第3突起部220aは、主部210の上面210aと面一な面を有している。
図14に示されるように、主部210の外周部のうち、2つの側面210dには、X方向において突出するように設けられた凸部240と、係止部226が設けられている。凸部240は、Y方向に関して左右対称となるように配置されている。また、凸部240は、X方向と平行な側面241aとY方向に平行な側面241bとを有しており、これら側面241a及び側面241bは角部(被押圧部)242を構成している。係止部226は、X方向に沿って凸状に形成されており、その頂点がインナーフレーム200aの板厚内においてZ方向の中心よりも下側に位置するように形成されている。換言すると、係止部226は、インナーフレーム200aの側面210dの下側半分を凸状に形成してなるものである。
図14に示されるように、本実施の形態によるインナーフレーム200aにも、第1の実施の形態によるコネクタと同様に、導電性弾性体100を保持するためのスリット230が複数形成されている。各スリット230の構成については、図5を参照して既に説明したため、本実施の形態においては、その説明を省略する。
図15に示されるように、本実施の形態によるアウターフレーム300aも、第1の実施の形態によるアウターフレーム300(図6参照)と同様の構成を有している。即ち、アウターフレーム300aは、樹脂からなるものであり、図15に示されるように、四角枠状の形状を有している。
また、図15に示されるように、本実施の形態によるアウターフレーム300aには、2つの位置決め部330aが形成されている。位置決め部330aは、アウターフレーム300aをZ方向に沿って貫通した孔であり、アウターフレーム300aの前端及び後端近傍に設けられている。この位置決め部330aは、接続対象物に設けられた突起に嵌めこまれ、それによって、接続対象物上におけるアウターフレーム300aの位置決めを行うものである。
図15に示されるように、アウターフレーム300aの内周部のうち、後端311aには、凹部312a及び凹部314a(アウターフレーム側係止部)が形成されている。本実施の形態においても、X方向中央に位置している凹部312aと、X方向において凹部312aを挟むようにして設けられている2つの凹部314aは、それぞれY方向に沿って後端311aから外周部に向かってテーパ状に凹んでいる。凹部312aはインナーフレーム200aの第1突起部212a(図14参照)を受けるものであり、凹部314aはインナーフレーム200aの第2突起部214aを受けるものである。
図15に示されるように、アウターフレーム300aの内周部のうち、前端311bには、2つの凹部320a(アウターフレーム側係止部)が形成されている。凹部320aは、それぞれアウターフレーム300aの内周部の後端311aから外周部に向かってテーパ状となるように凹んでいる。凹部320aは、インナーフレーム200aの第3突起部220a(図14参照)を受ける部分である。
本実施の形態によるアウターフレーム300aの内周部のうちX方向において対向する(即ち、Y方向に沿って延びる)側面310dには、バネ部336(付勢手段)が、Y方向に関して左右対称に配置されるように設けられている。本実施の形態によるバネ部336の役割も、第1の実施の形態によるアウターフレーム300に設けられていたバネ部316(図10参照)と同様であり、インナーフレーム200aをその初期位置(所定位置)に付勢するものである。なお、図13及び図16から理解されるように、インナーフレーム200aの初期位置は、インナーフレーム200aの外周部の後端211bがアウターフレーム300aの内周部の後端311aに当接する位置である。バネ部336は、アウターフレーム300aと一体に形成されており、その端部にはアウターフレーム300aの内側へ折り曲げられた部位である押圧部336aが設けられている。押圧部336aには、X方向及びY方向の双方と交わる平面からなる接触面340が形成されている。
図15及び図16の比較により理解されるように、インナーフレーム200aがアウターフレーム300aに組み込まれていない状態(図15参照)においては、押圧部336aは、アウターフレーム300a内のインナーフレーム200aが位置する領域に突出して位置している。一方、インナーフレーム200aがアウターフレーム300aに組み込まれた状態(図16参照)においては、押圧部336aは、インナーフレーム200aに設けられた凸部240によってX方向に沿ってアウターフレーム300a側へ移動させられている。このとき、図17に示されるように、押圧部336aの接触面340と凸部240の角部242は接触しており、バネ部336は押圧部336aをX方向に沿って角部242へ向けて付勢することとなる。一方、接触面340を介して押圧部336aから加わる力は、凸部240に対しては、Y方向に沿った力として伝えられ、インナーフレーム200aをY方向に移動させようとする力として働くこととなる。即ち、本実施の形態によるバネ部336による力は、最終的には、インナーフレーム200aをY方向に沿って初期位置に向けて付勢する力として働くこととなる。なお、本実施の形態による接触面340は、インナーフレーム200aがアウターフレーム300aに組み込まれた状態において、Y方向と45度の角度をなすように形成されている。これにより、凸部240によってバネ部336がフレーム側へ押し戻される量(バネ部336の可動量)と、押圧部336aから加えられる力によってインナーフレーム200がY方向へ移動させられる量(インナーフレームの可動量)とが等しくなるため、バネ部336の大きさを必要最低限のものとすることができる。更に、角部242を略直角に構成することにより、接触面340との接触面積を小さくすることができ、可動の際の摩擦を低減することができる。
一方、図15に示されるように、アウターフレーム300aの側面310dには、上述したバネ部336に加えて係止部326も設けられている。係止部326は、X方向に沿って凸状に形成されており、その頂点がアウターフレーム300aの板厚内においてZ方向の中心よりも上側に位置するように形成されている。換言すると、係止部326は、アウターフレーム300aの側面310dの上側半分を凸状に形成してなるものである。
本実施の形態によるコネクタにおいても、第1突起部212a、第2突起部214a、第3突起部220a及び係止部226は、いずれもインナーフレーム200aのZ方向における板厚内に収まるようにインナーフレーム200aの外周側面に設けられている。同様に、バネ部336及び係止部326についても、アウターフレーム300aのZ方向における板厚内に収まるようにアウターフレーム300aの内周側面に設けられている。かかる構成により、インナーフレーム200aおよびアウターフレームを薄型化することができ、コネクタの薄型化を図ることができる。
本実施の形態におけるコネクタも、上述した第1の実施の形態によるコネクタの製造方法(図7乃至図9)と同様に、まずアウターフレーム300a内にインナーフレーム200aを取り付け、その後、インナーフレーム200aに対して複数の導電性弾性体100を組み込むことにより、製造される。詳しくは、図18に示されるように、第1突起部212aと第2突起部214a(図14参照)をそれぞれ凹部312aと凹部314aとに引っ掻けた後に、インナーフレーム200aをアウターフレーム300a内に倒し込み、第3突起部220aと凹部320aとを合わせ、図19に示されるように係止部226と、係止部326とを係止させる。続いて、図13に示されるように、インナーフレーム200a内のスリット230a内に導電性弾性体100を圧入し、組み立てが完了する。なお、インナーフレーム200aに対して導電性弾性体100を組み込んだ後に、インナーフレーム200aをアウターフレーム300a内に取り付けることとしてもよい。
このようにして組み立てられた本実施の形態によるコネクタにおいては、インナーフレーム200aの第1突起部212a、第2突起部214a、第3突起部220a及び係止部326と、アウターフレーム300の凹部312a、凹部314a、凹部320a及び係止部226とにより、インナーフレーム200aの、アウターフレーム300aに対するZ方向への相対的な移動が規制される一方で、Y方向への相対的な移動は許容されることとなる。これにより、好ましくないストレスが導電性弾性体100に加わりそうになった場合であっても、当該ストレスをインナーフレーム200aのY方向の移動により吸収することができ、導電性弾性体100の破損を防ぐことができる。加えて、上述した第1の実施の形態によるコネクタのバネ部316(図10参照)とは異なり、本実施の形態によるコネクタのバネ部336は、アウターフレーム300aのX方向に対向する側面に設けられている(図16)。そのため、第1の実施の形態によるコネクタにおいてバネ部316を設けるために必要であったスペースを省略することができ、コネクタをY方向において更に小型化することができる。
なお、本実施の形態において、バネ部は、アウターフレームに設けることとしていたが、インナーフレームに設けることとしてもよいし、アウターフレーム及びインナーフレームの両方につけて互いに付勢し合う構成としてもよい。また、押圧部に設けられていた接触面は、Y方向と45度の角度をなす平面であったが、適宜角度は変更することができる。また、接触面は、平面のみに限られず、インナーフレームの方へ凸状となる曲面等で構成してもよい。一方、インナーフレームの凸部に設けられていた角部についても、略直角形状に限られずアウターフレームの方へ凸状となる曲面としてもよい。更に、インナーフレームがアウターフレーム内の初期位置(図16参照)に付勢されるように構成されていれば、上記の構成を適宜組合せることとしてもよい。
加えて、アウターフレーム自体にバネ部の役割も持たせることとしてもよい。例えば、図20に示されるように、アウターフレーム300bを、X方向に延びる基部350と、基部350の両端からY方向に沿って延びる2つの腕部360とで構成することにより、Z方向から見た場合にアウターフレーム300bの外形が略コの字形状となるようしてもよい。この場合、腕部360の端部に押圧部336bを設け、当該押圧部336bに接触面340bを形成することとすればよい。更に、腕部360は、押圧部336bをインナーフレーム200bに向けて付勢するように弾性変形可能な素材で構成することとすれば、アウターフレーム300bに上述したバネ部の役割を持たせることができる。なお、図20の例では、インナーフレーム200bの角部と接触面340bとが接触するように構成されているが、接触面340bをインナーフレームの両端に設け、この接触面340bに向けて付勢される突部をアウターフレーム300bの押圧部336bに形成することとしてもよい。
100 導電性弾性体
110 弾性体
112 端部(押付部)
114 凹部
116 保持孔
118 背面部
118a 係合部
118b 係合部
120 絶縁フィルム
130 導電体
132 接触部
134 接続部
140 補強部材
200、200a、200b インナーフレーム
210 主部
210a 上面
210b、211c 前端
210c、211b 後端
210d 側面
210e 下面
212、212a 第1突起部(インナーフレーム側係止部)
214、214a 第2突起部(インナーフレーム側係止部)
216 バネ受け部
218 留部(インナーフレーム側係止部)
220、220a 第3突起部(インナーフレーム側係止部)
222 ガイド凹部(インナーフレーム側ガイド部)
224 ガイド突部(インナーフレーム側ガイド部)
226 係止部
230 スリット
232 隔壁
232a 端面
234 係合部
236 係合部
240 突部
242 角部
300、300a、300b アウターフレーム
310a、311b 前端
310b、311a 後端
310c 側面
312、312a 凹部(アウターフレーム側係止部)
314、314a 凹部(アウターフレーム側係止部)
316、336、336b バネ部(付勢手段)
316a 端部
318 留部(アウターフレーム側係止部)
320、320a 凹部(アウターフレーム側係止部)
322 ガイド突部(アウターフレーム側ガイド部)
324 ガイド突部(アウターフレーム側ガイド部)
326 係止部
330、330a 位置決め部
336a、336b 押圧部
340、340b 接触面
350 基部
360 腕部

Claims (20)

  1. 導電性弾性体と、上下方向において接続対象物と接触可能となるように該導電性弾性体を保持するインナーフレームと、前記上下方向と直交する可動方向において移動可能となるように当該インナーフレームを保持するアウターフレームとを備えるコネクタであって、
    前記可動方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記インナーフレームの外周側面にはインナーフレーム側係止部が設けられていると共に、前記アウターフレームの内周側面にはアウターフレーム側係止部が設けられており、
    前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部は、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記上下方向における相対的な移動を規制する一方で、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記可動方向における相対的な移動を許容するように、互いに係止される
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部のうち、一方は前記可動方向に突出する突起部であり、他方は前記突起部を収容しつつ前記突起部を前記可動方向にガイドする凹部である
    コネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記突起部は、前記可動方向においてテーパ状に突出する
    コネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記アウターフレームの一部をその通常状態から一時的に弾性変形させた状態で、前記インナーフレーム側係止部及び前記アウターフレーム側係止部を係止させその後、前記アウターフレームの前記一部を前記通常状態に戻すことにより前記インナーフレームを前記アウターフレームに保持させる
    コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記上下方向及び前記可動方向の双方と直交する左右方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記インナーフレームの外周側面にはインナーフレーム側ガイド部が設けられており、前記アウターフレームの内周側面にはアウターフレーム側ガイド部が設けられており、
    前記インナーフレーム側ガイド部及び前記アウターフレーム側ガイド部は、前記インナーフレームの前記アウターフレームに対する前記可動方向における相対的な移動をガイドするように構成されている
    コネクタ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記インナーフレーム及び/又は前記アウターフレームは、前記インナーフレームを前記可動方向に沿って前記アウターフレーム内の所定位置に向けて付勢する付勢手段を更に備える
    コネクタ。
  7. 請求項6記載のコネクタにおいて、
    前記付勢手段は、インナーフレームの外周側面及び/又は前記アウターフレームの内周側面に設けられている
    コネクタ。
  8. 請求項7記載のコネクタにおいて、
    前記付勢手段は、前記アウターフレームと一体に設けられたバネ部からなる、コネクタ。
  9. 請求項8記載のコネクタにおいて、
    前記可動方向において対向する前記インナーフレームの外周側面及び前記アウターフレームの内周側面のうち、前記アウターフレームの内周側面に、前記バネ部が形成されており、前記インナーフレームの外周側面には、前記バネ部の一部を受けるバネ受け部が形成されている
    コネクタ。
  10. 請求項6記載のコネクタであって、
    前記インナーフレーム及び前記アウターフレームのうち、一方は押圧部を備えており、他方は前記押圧部に押圧される被押圧部を備えており、
    前記押圧部は、前記付勢手段により前記左右方向に沿って前記被押圧部へ向けて付勢されており、
    少なくとも前記押圧部又は前記被押圧部のいずれかは、前記可動方向及び前記左右方向の双方と交わる面を有する接触面を備えており、
    前記押圧部が前記接触面を介して前記被押圧部を押圧する力は、前記可動方向に沿った力として前記被押圧部に伝えられる
    コネクタ。
  11. 請求項10記載のコネクタであって、
    前記左右方向において対向する前記アウターフレームには、前記付勢手段が一体に形成されており、
    当該付勢手段には、前記接触面を有する前記押圧部が設けられており、
    前記左右方向において対向する前記インナーフレームの外周側面には、前記左右方向に突出する凸部が形成されており、
    前記被押圧部は、当該凸部の角部で構成されている
    コネクタ。
  12. 請求項10又は請求項11記載のコネクタであって、
    前記接触面は、前記可動方向と略45度の角度をなす平らな面である
    コネクタ。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記付勢手段は、前記アウターフレームの内周側面に設けられたバネ部である
    コネクタ。
  14. 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記アウターフレームは、前記左右方向に延びる基部と、当該基部の両端から前記可動方向に沿って延びる2つの腕部とを備えることにより、前記上下方向から見た場合にコの字形状を有しており、
    前記付勢手段は、前記腕部で構成されており、
    前記押圧部は、前記腕部の端部に設けられている
    コネクタ。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記導電性弾性体は、弾性体と、該弾性体に支持された導電体とを備えており、
    前記インナーフレームは、前記上下方向に直交する2つの面を有しており、
    前記弾性体は、前記上下方向において互いに逆方向に向かって前記インナーフレームから突出する2つの端部を有しており、
    前記導電体は、前記端部上にそれぞれ位置する2つの接触部と、前記接触部間を接続する接続部とを備えており、
    前記接続部は、前記可動方向と直交している
    コネクタ。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記導電性弾性体は、前記弾性体に支持された絶縁フィルムを更に備えており、
    前記導電体は、前記絶縁フィルム上に形成されている
    コネクタ。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記導電性弾性体は、前記導電体を複数有しており、
    前記弾性体の前記導電体間に相当する位置には、凹部が形成されている
    コネクタ。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記インナーフレームには、前記上下方向において当該インナーフレームを貫通し且つ前記上下方向及び前記可動方向の双方と直交する左右方向に延びるスリットが形成されており、
    前記弾性体は、略板状の形状を有しており、前記スリット内に保持されている
    コネクタ。
  19. 請求項18記載のコネクタにおいて、
    前記インナーフレームには、前記スリットが複数形成されており、
    前記上下方向において、前記スリット間の隔壁の端面は、前記インナーフレームの前記面よりも内側に位置している
    コネクタ。
  20. 請求項1乃至請求項19のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記アウターフレームには、接続対象物と当該アウターフレームとの位置決めをするための位置決め部が設けられている
    コネクタ。
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