JP2011046284A - ステアバイワイヤ式操舵装置 - Google Patents

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達也 山崎
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Abstract

【課題】 転舵用モータが失陥してもトー角調整用モータを転舵の駆動源に転用して転舵を行うことができ、かつトー角調整用モータが失陥してもトー角調整機構を固定して安全に走行でき、構成がコンパクトなステアバイワイヤ式操舵装置を提供する。
【解決手段】 転舵用モータ6と、その回転を転舵軸10に伝える転舵動力伝達機構18と、トー角調整用モータ7と、その回転によりトー角を調整させるトー角調整動力伝達機構34とを備える。転舵用モータ6の失陥時、転舵動力伝達機構18を固定しトー角調整用モータ7で転舵を行わせ、トー角調整用モータ7の失陥時、トー角調整動力伝達機構34を固定し転舵用モータ6で転舵のみを行わせる切換手段17を設ける。転舵動力伝達機構18とトー角調整動力伝達機構34の一部を遊星歯車機構23,37で構成し、その歯車の回転を選択的に止める機構で切換手段17を構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、転舵用の操舵軸と機械的に連結されていないステアリングホイールで操舵を行うようにしたステアバイワイヤ式操舵装置に関する。
この種のステアバイワイヤ式操舵装置において、操舵輪を転舵する転舵用モータが失陥しても、補助モータによって操舵輪を転舵するように構成したものが提案されている(特許文献1)。
また、前輪系統または後輪系統における左右輪を独立に転舵するようにしたステアバイワイヤ式操舵装置において、異常時に前記左右輪のそれぞれをトーインあるいはトーアウト状態に制御して制動力を得る方法が提案されている(特許文献2)。
特開2005−349845号公報 特開2005−263182号公報
特許文献1に開示の技術は、転舵用モータの失陥時に補助モータを作動させるフェールセーフ機能を持たせたものであるが、転舵用モータが正常である場合、補助モータは一切機能しておらず不経済である。
また、特許文献2に開示の技術は、各輪を独立に転舵する方法であるが、異常が生じた車輪は制御不能になるため、正常に転舵して危険回避する動作が取れないという問題がある。
この発明の目的は、転舵用モータが失陥してもトー角調整用モータを転舵の駆動源に転用して転舵を行うことができるフェールセーフ機能を持たせ、かつトー角調整用モータが失陥してもトー角調整機構を固定して安全に走行でき、これら転操用モータ失陥時およびトー角調整用モータ失陥時の切換動作が正確に行われ、構成がコンパクトなステアバイワイヤ式操舵装置を提供することである。
この発明のステアバイワイヤ式操舵装置は、軸方向移動により操舵輪を転舵させ、かつ回転によって操舵輪のトー角を変える転舵軸と、この転舵軸に機械的に連結されていないステアリングホイールと、このステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、転舵用モータの回転により前記転舵軸を軸方向に移動させる転舵動力伝達機構と、トー角調整用モータの回転により前記転舵軸を回転させるトー角調整動力伝達機構と、前記操舵角センサの検出する操舵角を基に転舵角の指令信号およびトー角の指令信号を生成し、これら指令信号を前記転舵用モータおよびトー角調整用モータにそれぞれ与えるステアリング制御手段とを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、前記転舵用モータが失陥したときに、前記転舵動力伝達機構を固定して前記トー角調整用モータで転舵を行わせ、前記トー角調整用モータが失陥したときに、前記トー角調整動力伝達機構を固定して前記転舵用モータによる転舵のみを行わせる切換手段を設け、前記転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構の一部を遊星歯車機構で構成し、前記切換手段を前記遊星歯車機構の歯車の回転を選択的に止める回転止め機構で構成したことを特徴とする。
この構成によると、転舵用モータが失陥したときに、切換手段で転舵動力伝達機構を固定してトー角調整用モータで転舵を行わせるようにしているので、転舵用モータ失陥時でも転舵可能なフェールセーフ機能を持たせられる。また、トー角調整用モータが失陥したときに、切換手段でトー角調整動力伝達機構を固定して転舵用モータによる転舵のみを行わせるようにしているので、トー角調整用モータ失陥時にトー角調整機構を固定して安全に走行できる。これら転舵用モータ失陥時およびトー角調整用モータ失陥時における転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構を固定する一連の動作は、転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構の一部を構成する遊星歯車機構の歯車の回転を、回転止め機構からなる切換手段により選択的に止めて行うので、その切換動作を正確に行うことができる。また、転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構の一部を遊星歯車機構で構成しているので、ステアバイワイヤ式操舵装置の各構成部品を狭いスペースに無理なく配置することができ、全体の構成をコンパクトにできる。
この発明において、前記転舵軸はその一部にボールねじ軸部を有し、前記転舵動力伝達機構は前記ボールねじ軸部に螺合するボールナットを有し、このボールナットの回転駆動で転舵軸を軸方向に移動させて転舵を行うものとしても良い。
この発明において、前記転舵軸はその一部にスプライン軸部を有し、前記トー角調整動力伝達機構は前記スプライン軸部に噛み合うスプラインナットを有し、このスプラインナットの回転駆動で転舵軸をその軸方向移動を許容しつつ回転させて、転舵軸からのタイロッドの突出長を変えることでトー角を調整するものとしても良い。
上記構成とする場合、前記スプライン軸部とスプラインナットとが滑り接触しているものであっても、転がり接触しているものであっても良い。いずれであっても、スプラインナットからスプライン軸部へ、力を良好に伝達することができる。
この発明において、前記トー角調整動力伝達機構は、前記転舵軸の両端に形成され前記タイロッドが螺合する互いに逆ねじとしたトー角調整用ねじ部を有し、転舵軸の一方向への回転で左右のタイロッドが突出し、転舵軸の他方向への回転で左右のタイロッドが後退するものとしても良い。
この構成によれば、1個のスプラインナットを回転させるだけで、転舵軸に対して作用左右のタイロッドを軸方向に進退させることができる。
この発明において、前記トー角調整用ねじ部が台形ねじであっても良い。
この発明において、前記トー角調整用ねじ部に廻り止めが設けられていても良い。
この発明において、前記転舵動力伝達機構を構成する第1の遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤに噛み合う複数の遊星ギヤがキャリアに支持され、リングギヤが前記転舵用モータの出力軸に結合もしくは係合し、サンギヤが前記トー角調整用モータの出力軸と結合もしくは係合し、かつキャリアが前記転舵軸のボールねじ軸部に螺合するボールナットの外周の歯に噛み合うものとし、前記トー角調整用動力伝達機構を構成する第2の遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤに噛み合う複数の遊星ギヤがキャリアに支持され、リングギヤが前記転舵軸のスプライン軸部に噛み合うスプラインナットの外周の歯に噛み合い、サンギヤが前記トー角調整用モータの出力軸と結合もしくは係合し、キャリアが前記回転止め機構の第1の回転停止手段によって固定可能であるものとしても良い。
この発明において、前記第1の遊星歯車機構のサンギヤと第2の遊星歯車機構のサンギヤとを、前記転舵軸と平行に配置した中間軸で連結しても良い。
この発明において、前記転舵用モータおよび前記トー角調整用モータの少なくともいずれか一方に中空モータを用いても良い。
この構成の場合、ステアバイワイヤ式操舵装置の各構成部品を狭いスペースに無理なく配置することができ、全体の構成をコンパクトにできる。
この発明において、前記回転止め機構は、通常の転舵動作時に、トー角調整用モータが所望の角度となった状態で前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを第2の回転停止手段で回転停止させることでトー角を固定すると共に、前記第1の遊星歯車機構のサンギヤを第1の回転停止手段で固定することで、転舵用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のリングギヤからキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしても良い。なお、上記通常の転舵動作時は、前記各モータが失陥していないときの転舵動作時である。
この発明において、トー角調整時には、トー角調整用モータがスプラインナットを回転させることで転舵軸を回転させるのと並行して、転舵用モータがボールナットを回転させることで転舵軸が軸方向へ移動しないようにするものとしても良い。
この発明において、前記回転止め機構は、前記トー角調整用モータが失陥したときに、前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを前記第2の回転停止手段で回転停止させることでスプラインナットを固定し、前記転舵用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のリングギヤからキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしても良い。
この発明において、前記回転止め機構は、前記転舵用モータが失陥したときに、前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを前記第2の回転停止手段で回転停止させることでスプラインナットを固定すると共に、第2の遊星歯車機構のキャリアの前記第1の回転停止手段による回転止めを解除することでサンギヤを回転可能とし、かつ前記第1の遊星歯車機構のリングギヤを第3の回転停止手段で回転停止させることで前記トー角調整用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のサンギヤおよびキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしても良い。
この発明において、前記回転止め機構における第1の回転停止手段はリニアソレノイドからなり、そのプランジャが、前記第2の遊星歯車機構のキャリアにこれと同軸に固定された固定用リングの外周の切欠き部に係脱自在となるように配置しても良い。
この発明において、前記回転止め機構における第2および第3の回転停止手段はリニアソレノイドからなり、そのプランジャが、対応する遊星歯車機構のリングギヤの外周に形成された複数の回転止め歯のいずれかに係脱自在となるように配置しても良い。
この発明において、前記トー角調整用モータの最大発生トルクを前記転舵用モータの最大発生トルクよりも小さくしても良い。
トー角調整用モータによるトー角調整および転舵用モータ失陥時の転舵用駆動源としての代替は、車両走行時に行う動作であるため、その最大発生トルクは、据え切り動作時に転舵用モータに必要なトルクよりもはるかに小さいものである。したがって、トー角調整用モータは、転舵用モータよりも小型のもので良い。
この発明のステアバイワイヤ式操舵装置は、軸方向移動により操舵輪を転舵させ、かつ回転によって操舵輪のトー角を変える転舵軸と、この転舵軸に機械的に連結されていないステアリングホイールと、このステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、転舵用モータの回転により前記転舵軸を軸方向に移動させる転舵動力伝達機構と、トー角調整用モータの回転により前記転舵軸を回転させるトー角調整動力伝達機構と、前記操舵角センサの検出する操舵角を基に転舵角の指令信号およびトー角の指令信号を生成し、これら指令信号を前記転舵用モータおよびトー角調整用モータにそれぞれ与えるステアリング制御手段とを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、前記転舵用モータが失陥したときに、前記転舵動力伝達機構を固定して前記トー角調整用モータで転舵を行わせ、前記トー角調整用モータが失陥したときに、前記トー角調整動力伝達機構を固定して前記転舵用モータによる転舵のみを行わせる切換手段を設け、前記転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構の一部を遊星歯車機構で構成し、前記切換手段を前記遊星歯車機構の歯車の回転を選択的に止める回転止め機構で構成したため、転舵用モータが失陥してもトー角調整用モータを転舵の駆動源に転用して転舵を行うことができるフェールセーフ機能を持たせ、かつトー角調整用モータが失陥してもトー角調整機構を固定して安全に走行でき、これら転操用モータ失陥時およびトー角調整用モータ失陥時の切換動作が正確に行われ、しかも構成がコンパクトである。
この発明の一実施形態にかかるステアバイワイヤ式操舵装置の概略構成を示すブロック図である。 同ステアバイワイヤ式操舵装置における転舵軸駆動部の断面図である。 同転舵軸駆動部における転舵動力伝達機構の拡大断面図である。 同転舵軸駆動部におけるトー角調整動力伝達機構の拡大断面図である。 同転舵軸駆動部における切換手段の第1の回転停止手段の構成を示す正面図である。 同切換手段の第2および第3の回転停止手段の構成を示す正面図である。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。このステアバイワイヤ式操舵装置は、図1に概略図で示すように、運転者が操舵するステアリングホイール1と、操舵角センサ2と、操舵トルクセンサ3と、操舵反力モータ4と、左右の車輪13にナックルアーム12およびタイロッド11を介して連結された転舵用の軸方向移動自在な転舵軸10と、この転舵軸10を駆動する転舵軸駆動部14と、転舵角センサ8と、ECU(電気制御ユニット)5とを備える。ECU5は、ステアリング制御手段5aおよび失陥対応制御手段5bを含む。ECU5およびその各制御手段5a,5bは、マイクロコンピュータおよびその制御プログラムを含む電子回路等により構成される。
ステアリングホイール1は、転舵用の転舵軸10と機械的に連結されていない。ステアリングホイール1に対して、操舵角センサ2および操舵トルクセンサ3が設けられ、操舵反力モータ4が接続されている。操舵角センサ2は、ステアリングホイール1の操舵角を検出するセンサである。操舵トルクセンサ3は、ステアリングホイール1に作用する操舵トルクを検出するセンサである。操舵反力モータ4は、ステアリングホイール1に反力トルク付与するモータである。
図2は転舵軸10を駆動する転舵軸駆動部14の詳細を断面図で示す。この転舵軸駆動部14には、転舵軸10を軸方向に移動させて車輪13の転舵を行う転舵機構15と、車輪13のトー角調整を行うトー角調整機構16と、切換手段17とが設けられている。
転舵機構15は、転舵用モータ6と、この転舵用モータ6の回転により転舵軸10を軸方向に移動させる転舵動力伝達機構18とを備える。
転舵用モータ6は、転舵軸駆動部14のハウジング19に、モータ軸心が前記転舵軸10と平行になる姿勢で取り付けられている。転舵用モータ6は中空モータであって、筒状の中空モータ軸20を有する。この中空モータ軸20は転がり軸受22を介してハウジング19に回転自在に支持されている。この中空モータ軸20の中空部内に、転舵軸10と平行に設けた中間軸21が挿通され、転がり軸受62を介して回転自在に支持されている。転舵軸10の一部(図2の右側部分)にはボールねじ軸部10aが形成されている。また、転舵軸10の他部(図2の左側部分)にはスプライン軸部10bが形成されている。
転舵動力伝達機構18は、リングギヤ24、サンギヤ25、キャリア26、および前記リングギヤ24の内周に形成された内歯24a(図3)とサンギヤ25とに噛み合う複数の遊星ギヤ27からなる第1の遊星歯車機構23と、前記キャリア26にこれと同軸に固定された出力ギヤ28と、この出力ギヤ28と噛み合う入力ギヤ29と、この入力ギヤ29に固定されて前記転舵軸10のボールねじ軸部10aに螺合するボールナット30とでなる。
前記リングギヤ24は、転舵用モータ6の中空モータ軸20の一端に、これと同軸に固定されている。前記サンギヤ25は、前記中間軸21の一端部にこれと同軸に固定されている。前記キャリア26は、転がり軸受31,32を介して前記リングギヤ24と中間軸21の一端との間で中間軸21と同心に回転自在に支持されている。前記遊星ギヤ27は、前記キャリア26に回転自在に支持されている。前記入力ギヤ29は、転がり軸受33を介して前記ハウジング19に回転自在に支持されている。
トー角調整機構16は、トー角調整用モータ7と、このトー角調整用モータ7の回転によりトー角を調整させるトー角調整動力伝達機構34とを備える。
トー角調整用モータ7は、転舵軸駆動部14のハウジング19に、モータ軸心を転舵軸10と同心に位置させて取り付けられている。トー角調整用モータ7も中空モータであって、その筒状の中空モータ軸35の中空部内に転舵軸10が挿通している。中空モータ軸35は、転がり軸受36を介して前記ハウジング19に回転自在に支持されている。
トー角調整動力伝達機構34は、リングギヤ38、サンギヤ39、キャリア40、および前記リングギヤ38の内周に形成された内歯38a(図4)とサンギヤ39とに噛み合う複数の遊星ギヤ41からなる第2の遊星歯車機構37と、前記トー角調整用モータ7の中空モータ軸35の一端に、これと同軸に固定された出力ギヤ42と、前記中間軸2 1の他端部にこれと同軸に固定され前記出力ギヤ42に噛み合う中間ギヤ43と、前記リングギヤ38の外周に形成された外歯38b(図4)に噛み合う入力ギヤ44と、この入力ギヤ44に固定され転舵軸10のスプライン軸部10bにボール46を介してスプライン嵌合するスプラインナット45とでなる。
なお、この実施形態では、転舵軸10のスプライン軸部10bとスプラインナット45とが、ボール46を介して互いに転がり接触しているが、両者が滑り接触していても良い。いずれであっても、スプラインナット45からスプライン軸部10bへ、回転を良好に伝達することができる。
前記リングギヤ38は、転がり軸受47,48(図4)を介して前記ハウジング19と前記中間軸21の他端部との間で中間軸21と同心に回転自在に支持されている。前記サンギヤ39は、前記中間軸21の他端部にこれと同軸に固定されている。前記キャリア40は、転がり軸受49,50(図4)を介して前記リングギヤ38と前記中間軸21との間で中間軸21と同心に回転自在に支持されている。前記遊星ギヤ41は、前記キャリア40に回転自在に支持されている。前記入力ギヤ44は、転がり軸受63を介して前記ハウジング19に回転自在に支持されている。
トー角調整機構16は、前記トー角調整用モータ7およびトー角調整動力伝達機構34とは別に、転舵軸10の両端に形成され左右のタイロッド11がそれぞれ螺合するトー角調整用ねじ部10cを備える。これらのトー角調整用ねじ部10cは互いに逆ねじとした雌ねじ部からなり、転舵軸10の一方向への回転で左右のタイロッド11が互いに突出し、転舵軸10の他方向への回転で左右のタイロッド11が互いに後退するようにされている。トー角調整用ねじ部10cは、例えば台形ねじとされる。また、トー角調整用ねじ部10cには廻り止めが設けられていても良い。
切換手段17は、転舵用モータ6が失陥したときに前記転舵動力伝達機構18を固定して前記トー角調整用モータ7で転舵を行わせ、トー角調整用モータ7が失陥したときに前記トー角調整動力伝達機構34を固定して前記転舵用モータ6による転舵のみを行わせる手段である。この切換手段17は、3つの回転停止手段51,52,53を有する回転止め機構からなる。
第1の回転停止手段51は、第2の遊星歯車機構37におけるキャリア40を選択的に回転停止させることができる手段であって、図4および図5に示すように、キャリア40にこれと同軸に固定され外周の一部に切欠き部54aを有する固定用リング54と、この固定用リング54の切欠き部54aにプランジャ55aが係脱自在となるように前記ハウジング19に設置したリニアソレノイド55とでなる。
第2の回転停止手段52は、第2の遊星歯車機構37におけるリングギヤ38を選択的に回転停止させることができる手段であって、図4および図6に示すように、リングギヤ38の外周に形成された複数の回転止め歯38cと、この回転止め歯38cのいずれかにプランジャ56aが係脱自在となるように前記ハウジング19に設置されたリニアソレノイド56とでなる。
第3の回転停止手段53は、第1の遊星歯車機構23におけるリングギヤ24を選択的に回転停止させることができる手段であって、図3および図6に示すように、リングギヤ24の外周に形成された複数の回転止め歯24cと、この回転止め歯24cのいずれかにプランジャ57aが係脱自在となるように前記ハウジング19に設置されたリニアソレノイド57とでなる。
図1において、ECU5のステアリング制御手段5aは、操舵反力モータ4、転舵用モータ6、およびトー角調整用モータ7を制御する。すなわち、ステアリング制御手段5aは、操舵角センサ2の検出する操舵角の信号、図示しない車速センサの検出する車輪回転速度の信号、および運転状態を検出する各種センサの信号に基づいて目標操舵反力を設定し、実際の操舵信号をフィードバックして、操舵反力モータ4を制御する。
また、前記ステアリング制御手段5aは、トー角調整時に、トー角調整用モータ7がスプラインナット45を回転させることで転舵軸10を回転させるのと並行して、転舵用モータ6がボールナット30を回転させるように転舵用モータ6を制御して、転舵軸10が軸方向へ移動しないようにする。
失陥対応制御手段5bは、切換手段17の各リニアソレノイド55〜57を制御する。すなわち、失陥対応制御手段5bは、転舵用モータ6の失陥、およびトー角調整用モータ7の失陥を検出した場合に、前記各リニアソレノイド55〜57を選択的に動作させることで、前記第1および第2の遊星歯車機構23,37の歯車を選択的に止めて、トー角調整用モータ7による転舵や、転舵用モータ6による転舵のみを行うなどの対応をする。失陥対応制御手段5bによる転舵用モータ6の失陥、およびトー角調整用モータ7の失陥の検出は、各モータ電流の監視手段等からなる各モータ失陥検出手段(図示せず)により行われる。
次に、このステアバイワイヤ式操舵装置の転舵駆動部14での動作を説明する。転舵用モータ6およびトー角調整用モータ7が正常である場合には、切換手段17の第1の回転停止手段51は第2の遊星歯車機構37におけるキャリア40を回転停止させている。トー角調整時には、切換手段17の第2の回転停止手段52は第2の遊星歯車機構37のリングギヤ38を回転停止から解除しており、トー角調整用モータ7の中空モータ軸35の回転がトー角調整動力伝達機構34を介してスプラインナット45に伝達される。すなわち、中空モータ軸35の回転が、出力ギヤ42、中間ギヤ43、サンギヤ39、リングギヤ38、入力ギヤ44を経てスプラインナット45に伝達される。これにより転舵軸10が回転して、転舵軸10の両端のトー角調整用ねじ部10cに螺合しているタイロッド11が進退し、トー角調整が行われる。
トー角調整用モータ7が所望の角度となった状態で、切換手段17の第2の回転停止手段52は、第2の遊星歯車機構37のリングギヤ38を回転停止させる。これにより、トー角調整用モータ7の中空モータ軸35の回転はスプラインナット45に伝達されず、トー角が一定に固定される。また、このとき第2遊星歯車機構37のサンギヤ39も回転停止となって、これに中間軸21を介して連結されている第1の遊星歯車機構23のサンギヤ25も回転停止となる。
この通常状態で、切換手段17の第3の回転停止手段53は、第1の遊星歯車機構23のリングギヤ24を回転停止から解除しており、転舵用モータ6の中空モータ軸20の回転が転舵動力伝達機構18を介してボールナット30に伝達される。すなわち、中空モータ軸20の回転が、リングギヤ24、遊星ギヤ27、キャリア26、出力ギヤ28、入力ギヤ29を経てボールナット30に伝達される。これにより転舵軸10が軸方向に移動して、車輪13の操舵が行われる。トー角調整動力伝達機構34のスプラインナット45は、転舵軸10のスプライン軸部10bにスプライン嵌合しているので、転舵軸10の軸方向移動が許容される。
トー角調整用モータ7が失陥した場合、ECU5の失陥対応制御手段5bからの指令により、切換手段17は第2の回転停止手段52で第2の遊星歯車機構37のリングギヤ38を回転停止させることで、スプラインナット45を回転しないように固定し、転舵用モータ6の回転出力を第1の遊星歯車機構23のリングギヤ23からキャリア26を経てボールナット30に伝達する。これによりトー角調整動力伝達機構34を固定して、転舵用モータ6による転舵のみが行われる。
転舵用モータ6が失陥した場合、ECU5の失陥対応制御手段5bからの指令により、切換手段17は第2の回転停止手段52で第2の遊星歯車機構37のリングギヤ38を回転停止させることで、スプラインナット45を回転しないように固定すると共に、第1の回転停止手段51による第2の遊星歯車機構37のキャリア40の回転停止を解除することでサンギヤ25,39を回転可能とし、さらに第3の回転停止手段53で第1の遊星歯車機構23のリングギヤ24を回転停止させる。これにより、トー角調整用モータ7の中空モータ軸35の回転が転舵動力伝達機構18を介してボールナット30に伝達される。すなわち、中空モータ軸35の回転が、出力ギヤ42、中間ギヤ43、中間軸21、サンギヤ25、遊星ギヤ27、キャリア26、出力ギヤ28、入力ギヤ29を経てボールナット30に伝達される。これにより、転舵用モータ6に代えて、トー角調整用モータ7の回転で転舵を行うことが可能となる。
このように、このステアバイワイヤ式操舵装置では、転舵用モータ6が失陥したときに、切換手段17で転舵動力伝達機構18を固定してトー角調整用モータ7で転舵を行わせるようにしているので、転舵用モータ失陥時でも転舵可能なフェールセーフ機能を持たせられる。また、トー角調整用モータ7が失陥したときに、切換手段17でトー角調整動力伝達機構34を固定して転舵用モータ6による転舵のみを行わせるようにしているので、トー角調整用モータ失陥時にトー角調整機構6を固定して安全に走行できる。これら転舵用モータ失陥時およびトー角調整用モータ失陥時における転舵動力伝達機構18およびトー角調整動力伝達機構34を固定する一連の動作は、転舵動力伝達機構18およびトー角調整動力伝達機構34の一部を構成する遊星歯車機構23、37の歯車の回転を、回転止め機構からなる切換手段17により選択的に止めて行うので、その切換動作を正確に行うことができる。また、転舵動力伝達機構18およびトー角調整動力伝達機構34の一部を遊星歯車機構23、37で構成しているので、ステアバイワイヤ式操舵装置の各構成部品を狭いスペースに無理なく配置することができ、全体の構成をコンパクトにできる。
また、この実施形態では、転舵用モータ6およびトー角調整用モータ7として中空モータを用いているので、それらの中空モータ軸20,35の中空部内に中間軸21および転舵軸10それぞれ挿通させることができる。この点でも、ステアバイワイヤ式操舵装置の全体の構成をコンパクトにできる。転舵用モータ6およびトー角調整用モータ7のいずれか一方だけが中空モータであっても良い。
なお、トー角調整用モータ7によるトー角調整および転舵用モータ6の失陥のときの転舵用駆動源としての代替は、車両走行時に行う動作であるため、その最大発生トルクは、据え切り動作時に転舵用モータ6に必要なトルクよりもはるかに小さいものである。したがって、トー角調整用モータ7は、転舵用モータ6よりも小型のもので良い。
1…ステアリングホイール
2…操舵角センサ
5a…ステアリング制御手段
6…転舵用モータ
7…トー角調整用モータ
10…転舵軸
10a…ボールねじ軸部
10b…スプライン軸部
10c…トー角調整用ねじ部
11…タイロッド
17…切換手段
18…転舵動力伝達機構
21…中間軸
23…第1の遊星歯車機構
24…リングギヤ
24c…回転止め歯
25…サンギヤ
26…キャリア
30…ボールナット
34…トー角調整動力伝達機構
37…第2の遊星歯車機構
38…リングギヤ
38c…回転止め歯
39…サンギヤ
40…キャリア
45…スプラインナット
51…第1の回転停止手段
52…第2の回転停止手段
53…第3の回転停止手段
54…固定用リング
54a…切欠き部
55〜57…リニアソレノイド
55a〜57a…プランジャ

Claims (18)

  1. 軸方向移動により操舵輪を転舵させ、かつ回転によって操舵輪のトー角を変える転舵軸と、この転舵軸に機械的に連結されていないステアリングホイールと、このステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、転舵用モータの回転により前記転舵軸を軸方向に移動させる転舵動力伝達機構と、トー角調整用モータの回転により前記転舵軸を回転させるトー角調整動力伝達機構と、前記操舵角センサの検出する操舵角を基に転舵角の指令信号およびトー角の指令信号を生成し、これら指令信号を前記転舵用モータおよびトー角調整用モータにそれぞれ与えるステアリング制御手段とを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、
    前記転舵用モータが失陥したときに、前記転舵動力伝達機構を固定して前記トー角調整用モータで転舵を行わせ、前記トー角調整用モータが失陥したときに、前記トー角調整動力伝達機構を固定して前記転舵用モータによる転舵のみを行わせる切換手段を設け、
    前記転舵動力伝達機構およびトー角調整動力伝達機構の一部を遊星歯車機構で構成し、前記切換手段を前記遊星歯車機構の歯車の回転を選択的に止める回転止め機構で構成したことを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
  2. 請求項1において、前記転舵軸はその一部にボールねじ軸部を有し、前記転舵動力伝達機構は前記ボールねじ軸部に螺合するボールナットを有し、このボールナットの回転駆動で転舵軸を軸方向に移動させて転舵を行うものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記転舵軸はその一部にスプライン軸部を有し、前記トー角調整動力伝達機構は前記スプライン軸部に噛み合うスプラインナットを有し、このスプラインナットの回転駆動で転舵軸をその軸方向移動を許容しつつ回転させて、転舵軸からのタイロッドの突出長を変えることでトー角を調整するものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  4. 請求項3において、前記スプライン軸部とスプラインナットとが滑り接触しているステアバイワイヤ式操舵装置。
  5. 請求項3において、前記スプライン軸部とスプラインナットとが転がり接触しているステアバイワイヤ式操舵装置。
  6. 請求項3において、前記トー角調整動力伝達機構は、前記転舵軸の両端に形成され前記タイロッドが螺合する互いに逆ねじとしたトー角調整用ねじ部を有し、転舵軸の一方向への回転で左右のタイロッドが突出し、転舵軸の他方向への回転で左右のタイロッドが後退するものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  7. 請求項6において、前記トー角調整用ねじ部が台形ねじであるステアバイワイヤ式操舵装置。
  8. 請求項6において、前記トー角調整用ねじ部に廻り止めが設けられているステアバイワイヤ式操舵装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、前記転舵動力伝達機構を構成する第1の遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤに噛み合う複数の遊星ギヤがキャリアに支持され、前記リングギヤが前記転舵用モータの出力軸に結合もしくは係合し、前記サンギヤが前記トー角調整用モータの出力軸と結合もしくは係合し、かつ前記キャリアが前記転舵軸のボールねじ軸部に螺合するボールナットの外周の歯に噛み合うものとし、前記トー角調整用動力伝達機構を構成する第2の遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤに噛み合う複数の遊星ギヤがキャリアに支持され、前記リングギヤが前記転舵軸のスプライン軸部に噛み合うスプラインナットの外周の歯に噛み合い、前記サンギヤが前記トー角調整用モータの出力軸と結合もしくは係合し、前記キャリアが前記回転止め機構の第1の回転停止手段によって固定可能であるステアバイワイヤ式操舵装置。
  10. 請求項9において、前記第1の遊星歯車機構のサンギヤと第2の遊星歯車機構のサンギヤとを、前記転舵軸と平行に配置した中間軸で連結したステアバイワイヤ式操舵装置。
  11. 請求項10において、前記転舵用モータおよび前記トー角調整用モータの少なくともいずれか一方に中空モータを用いたステアバイワイヤ式操舵装置。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれか1項において、前記回転止め機構は、通常の転舵動作時に、トー角調整用モータが所望の角度となった状態で前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを第2の回転停止手段で回転停止させることでトー角を固定すると共に、前記第1の遊星歯車機構のサンギヤを第1の回転停止手段で固定することで、転舵用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のリングギヤからキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  13. 請求項12において、トー角調整時には、トー角調整用モータがスプラインナットを回転させることで転舵軸を回転させるのと並行して、転舵用モータがボールナットを回転させることで転舵軸が軸方向へ移動しないようにするものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  14. 請求項9ないし請求項13のいずれか1項において、前記回転止め機構は、前記トー角調整用モータが失陥したときに、前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを前記第2の回転停止手段で回転停止させることでスプラインナットを固定し、前記転舵用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のリングギヤからキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  15. 請求項9ないし請求項14のいずれか1項において、前記回転止め機構は、前記転舵用モータが失陥したときに、前記第2の遊星歯車機構のリングギヤを前記第2の回転停止手段で回転停止させることでスプラインナットを固定すると共に、第2の遊星歯車機構のキャリアの前記第1の回転停止手段による回転止めを解除することでサンギヤを回転可能とし、かつ前記第1の遊星歯車機構のリングギヤを第3の回転停止手段で回転停止させることで前記トー角調整用モータの回転出力を第1の遊星歯車機構のサンギヤおよびキャリアに伝達して転舵を行わせるものとしたステアバイワイヤ式操舵装置。
  16. 請求項9において、前記回転止め機構における第1の回転停止手段はリニアソレノイドからなり、そのプランジャが、前記第2の遊星歯車機構のキャリアにこれと同軸に固定された固定用リングの外周の切欠き部に係脱自在となるように配置したステアバイワイヤ式操舵装置。
  17. 請求項12ないし請求項15のいずれか1項において、前記回転止め機構における第2および第3の回転停止手段はリニアソレノイドからなり、そのプランジャが、対応する遊星歯車機構のリングギヤの外周に形成された複数の回転止め歯のいずれかに係脱自在となるように配置したステアバイワイヤ式操舵装置。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれか1項において、前記トー角調整用モータの最大発生トルクを前記転舵用モータの最大発生トルクよりも小さくしたステアバイワイヤ式操舵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162239A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Jtekt Corp 車両用操舵装置

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