JP2011045941A - 罫書冶具及び罫書方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型にならず、かつ正確に罫書き線を引くことができる罫書冶具を提供する。
【解決手段】第1端面用部材100は、円筒の第1端面に第1端面と同心となるように取り付けられる円形の部材である。第2端面用部材120は、円筒10の第2端面に第2端面と同心となるように取り付けられる円形の部材である。ガイド部材140は、一端が第1端面用部材100の縁に取り付けられ、他端が第2端面用部材120の縁に取り付けられる直線状の部材である。移動部材160は、ガイド部材140に、ガイド部材140に沿って移動可能に取り付けられ、伝熱用フィンの取り付け位置を罫書く。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒の側面に罫書きを行う罫書冶具及び罫書方法に関する。
燃料電池は、燃料の持つ化学エネルギーを、機械エネルギーや熱エネルギーを介さずに電気エネルギーに変換できる高効率なシステムである。燃料電池の原燃料として都市ガス等に含まれる炭化水素を使用する場合、炭化水素を水素に変換する改質器を燃料電池パッケージ内に設置している。改質器は、内筒、中間筒、及び内筒と中間筒の間に充填された触媒を有している。改質器で行われる改質反応は、触媒による吸熱反応である。この吸熱反応における熱源は、内筒の内側に設けられた燃焼器である。このため触媒における反応を効率よく行わせるためには、内筒から触媒への伝熱効率を上げる必要がある。内筒から触媒への伝熱効率を上げるため、内筒の外側面には伝熱用フィンが取り付けられている。
伝熱用フィンを内筒に取り付けるためには、まず、内筒の外側面に取り付け位置を罫書く必要がある。伝熱フィンの枚数が多い場合、この罫書きに労力を要していた。
なお、特許文献1には、円筒形カップ絞りを行った金属板に、軸方向及び回転角度を調整して罫書きを行う方法が示されている。また特許文献2には、円板状の目盛板をパイプの端面に取り付けることにより罫書きを行うことが示されている。また特許文献3には、管を通す開口部と、その開口部に設置された4つの罫書きガイドとを有する罫書き装置が開示されている。
特開平11−153595号公報 実開昭56−21708号公報 特開2003−106803号公報
しかし、特許文献1及び特許文献3に記載の方法は、罫書きの対象となる円筒が大きい場合、装置が大掛かりになっていた。また特許文献2に記載の方法では、円筒の一端においてどの位置から罫書きを始めればよいかを定められるが、その位置から正確に罫書き線を引くことは難しかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大型にならず、かつ正確に罫書き線を引くことができる罫書冶具及び罫書方法を提供することにある。
本発明によれば、円筒の側面に、前記円筒の中心軸に沿う方向に延伸する板状部材の取り付け位置を罫書く罫書冶具であって、
前記円筒の第1端面に前記第1端面と同心となるように取り付けられる円形の第1端面用部材と、
一端が前記第1端面用部材の縁に取り付けられ、他端が前記円筒の第2端面に向かって延伸している直線状のガイド部材と、
前記ガイド部材に、前記ガイド部材に沿って移動可能に取り付けられ、前記板状部材の取り付け位置を罫書く移動部材と、
を備える罫書冶具が提供される。
本発明によれば、円筒の側面に、前記円筒の中心軸に沿う方向に延伸する板状部材の取り付け位置を罫書く罫書方法であって、
前記円筒の第1端面に前記第1端面と同心となるように、円形の第1端面用部材を取り付け、
直線状のガイド部材の一端を前記第1端面用部材の縁に取り付け、他端を前記円筒の第2端面に向かって延伸させ、
前記ガイド部材に移動部材を取り付け、前記移動部材を前記ガイド部材に沿って移動させることにより、前記円筒の側面を罫書く罫書方法が提供される。
本発明によれば、罫書冶具が大型にならず、かつ正確に罫書き線を引くことができる。
第1の実施形態に係る罫書冶具によって罫書き線が引かれる円筒の構成を示す図である。 本実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。 第1端面用部材に対するガイド部材の取り付け位置を決める方法を示す図である。 罫書冶具に円筒をセットする方法を示す断面図である。 第2の実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。 第3の実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る罫書冶具によって罫書き線が引かれる円筒10の構成を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A´断面図である。円筒10は、燃料電池の改質器における内筒として用いられる部材であり、外側面に複数の伝熱用フィン20が取り付けられる。伝熱用フィン20は板状の部材であり、円筒10の中心軸に沿って延伸する方向に、等間隔(例えば10°間隔)で取り付けられる。このため、円筒10に伝熱用フィン20を取り付けるときには、円筒10の外側面に、伝熱用フィン20の取り付け位置を示す罫書き線を罫書く必要がある。
図2は、本実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。この罫書冶具は、板状部材としての伝熱用フィン20の取り付け位置を円筒10の側面に罫書きを行うための冶具であり、第1端面用部材100、第2端面用部材120、ガイド部材140、及び移動部材160を備える。第1端面用部材100は、円筒10の第1端面に第1端面と同心となるように取り付けられる円形の部材である。第2端面用部材120は、円筒10の第2端面に第2端面と同心となるように取り付けられる円形の部材である。ガイド部材140は、一端が第1端面用部材100の縁に取り付けられる直線状の部材である。移動部材160は、ガイド部材140に、ガイド部材140に沿って移動可能に取り付けられ、図1に示した伝熱用フィン20の取り付け位置を罫書く。
本実施形態において、罫書冶具は、円筒10を立てた状態で罫書きを行う。そして第1端面用部材100は円筒10より径がわずかに大きく、円筒10の上端面を塞ぐように取り付けられる。また第2端面用部材120は径が第1端面用部材100と略等しい。
第2端面用部材120は、第1端面用部材100を支持するための支持軸122を有している。支持軸122は、第2端面用部材120の上面に、第2端面用部材120と同心となるように設けられており、円筒10より高い。
ガイド部材140は、上端取付部142、ストッパー144、及びガイド部146を備えている。上端取付部142は断面がL字を上下逆にした形状を有しており、第1端面用部材100の縁に掛けられる。すなわちガイド部材140は第1端面用部材100に対して取り外し可能に取り付けられる。
ガイド部146は棒状の部材であり、一端が上端取付部142に固定されており、他端にストッパー144が取り付けられている。ガイド部146は、上端取付部142が第1端面用部材100の縁に取り付けられた状態において、円筒10の中心軸と平行に、円筒10の一端から他端まで延伸する。なお、ストッパー144は第2端面用部材120に取り外し可能な状態で固定されても良い。
移動部材160は、ガイド部146に対して移動可能に取り付けられている。また移動部材160は、円筒10の外側面に対向する部分にチョークやペンなどの罫書部162を有する。移動部材160がガイド部146に沿って移動するとき、罫書部162が円筒10の外側面に当接しながら移動することにより、円筒10の外側面に罫書きが行われる。なお上端取付部142の下面には磁石が取り付けられており、この磁石により、罫書きを行わないときに移動部材160を上端取付部142の下面に固定することができる。
図3(a)及び(b)は、それぞれ第1端面用部材100に対するガイド部材140の取り付け位置を決める方法を示す上面図及び側面図である。第1端面用部材100の縁には、複数の位置決め線101が等間隔に設けられており、第1端面用部材100の上面には、複数の位置決め線102が第1端面用部材100の中心を通るようにかつ等角度で設けられている。位置決め線101,102は伝熱用フィン20の取り付け位置を示している。またガイド部材140の上端取付部142の側面及び上面にも位置決め線143が設けられている。このため、上端取付部142を第1端面用部材100に取り付けるときに、位置決め線143を位置決め線101,102に重ねることにより、容易にガイド部材140の取り付け位置を決めることができる。
図4は、罫書冶具に円筒10をセットする方法を示す断面図である。罫書冶具に円筒10をセットするとき、第2端面用部材120の支持軸122から第1端面用部材100を外しておく。このとき、ガイド部材140及び移動部材160は第1端面用部材100の縁に取り付けられていても良いし、第1端面用部材100の縁から取り外されていても良い。そして第2端面用部材120の支持軸122を円筒10の中に通し、円筒10を第2端面用部材120の上に載せる。その後、第1端面用部材100を支持軸122の上に載置する。第1端面用部材100の下面には、支持軸122に差し込まれる位置決用凸部102、及び円筒10に差し込まれる位置決用凸部104が設けられている。位置決用凸部102,104は円筒状の部材であり、第1端面用部材100の本体と同心に設けられている。このため、位置決用凸部102を支持軸122に差し込み、かつ位置決用凸部104を円筒10に差し込むことにより、円筒10を罫書冶具に対して位置決めすることができる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態に係る罫書冶具を用いるとき、円筒10の第1端面に円板状の第1端面用部材100を円筒10と同心となるように取り付け、円筒10の第2端面に円板状の第2端面用部材120を円筒10と同心となるように取り付ける。そして、直線状のガイド部材140の一端を第1端面用部材100の縁に取り付ける。そして、ガイド部材140に移動部材160を取り付け、移動部材160をガイド部材140に沿って移動させることにより、円筒10の側面に罫書きを正確に行う。このため、正確に罫書きを行うことができる。またガイド部材140のガイド部146は直線状(例えば棒状)の部材であるため、罫書冶具が大型化することを抑制できる。また、この罫書冶具を用いない場合と比較して、罫書きに要する時間を短縮することができる。
そして次の罫書きの位置決めを行うときには、ガイド部材140の上端取付部142を第1端面用部材100からいったん取り外し、その後、位置決め線143を次の位置決め線101に重ねるように、上端取付部142を第1端面用部材100に取り付ければよい。従って、作業量も少なくてすむ。
図5は、第2の実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。この罫書冶具は、以下の点を除いて第1の実施形態に係る罫書冶具と同様の構成である。
まず、第1端面用部材100の上に回転部材102が取り付けられている、回転部材102は円板形状の部材であり、第1端面用部材100と同心に、第1端面用部材100に対して回転可能に取り付けられている。本図に示す例において回転部材102は第1端面用部材100よりも径が大きい。また第1端面用部材100は、第2端面用部材120よりも径が小さい。
また、第2端面用部材120の下には回転部材126が取り付けられている。回転部材126は円板形状の部材であり、第2端面用部材120と同心に、第2端面用部材120に対して回転可能に取り付けられている。本図に示す例において回転部材126は第2端面用部材120よりも径が大きい。
また回転部材126の上面の周縁部には、複数の支持軸124が等間隔に取り付けられている。支持軸124は、回転部材102の下面の周縁部を支持するために設けられている。
本実施形態において、ガイド部材140は第1の実施形態で示したストッパー144を有していない。またガイド部材140の上端取付部142は回転部材106に対して取り付けられる。ただしガイド部材140はストッパー144を有していても良い。
本実施形態によれば、回転部材106,126に対して第1端面用部材100及び第2端面用部材120を回転させることにより、回転部材106に対して円筒10を回転させることができる。このため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図6は、第3の実施形態に係る罫書冶具の構成を示す断面図である。この罫書冶具は、回転部材126及び支持軸124を有していない点を除いて、第2の実施形態に係る罫書冶具と同様の構成である。
本実施形態によれば、第1端面用部材100及び第2端面用部材120に対して回転部材106を回転させることにより、円筒10に対して回転部材106を回転させることができる。このため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 円筒
20 伝熱用フィン
100 第1端面用部材
102 回転部材
106 回転部材
120 第2端面用部材
122 支持軸
124 支持軸
126 回転部材
140 ガイド部材
142 上端取付部
144 ストッパー
146 ガイド部
160 移動部材
162 罫書部

Claims (4)

  1. 円筒の側面に、前記円筒の中心軸に沿う方向に延伸する板状部材の取り付け位置を罫書く罫書冶具であって、
    前記円筒の第1端面に前記第1端面と同心となるように取り付けられる円形の第1端面用部材と、
    一端が前記第1端面用部材の縁に取り付けられ、他端が前記円筒の第2端面に向かって延伸している直線状のガイド部材と、
    前記ガイド部材に、前記ガイド部材に沿って移動可能に取り付けられ、前記板状部材の取り付け位置を罫書く移動部材と、
    を備える罫書冶具。
  2. 請求項1に記載の罫書冶具において、
    前記ガイド部材は、前記第1端面用部材に対して取り外し可能に取り付けられる罫書冶具。
  3. 請求項1に記載の罫書冶具において、
    前記第1端面用部材は、
    前記円筒の前記第1面に対して固定される固定用部材と、
    前記固定用部材に対して回転可能に取り付けられた回転部材と、
    を備え、
    前記ガイド部材は、前記一端が前記回転部材に固定されている罫書冶具。
  4. 円筒の側面に、前記円筒の中心軸に沿う方向に延伸する板状部材の取り付け位置を罫書く罫書方法であって、
    前記円筒の第1端面に前記第1端面と同心となるように、円形の第1端面用部材を取り付け、
    直線状のガイド部材の一端を前記第1端面用部材の縁に取り付け、他端を前記円筒の第2端面に向かって延伸させ、
    前記ガイド部材に移動部材を取り付け、前記移動部材を前記ガイド部材に沿って移動させることにより、前記円筒の側面を罫書く罫書方法。
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CN107328797A (zh) * 2017-09-05 2017-11-07 常州工程职业技术学院 一种环焊缝射线透照用分段划线装置及方法

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