JP2011044842A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】LAN側のトラフィック量(リンクアグリゲーション数)と連携させて、使用する光伝送装置のインタフェースを適応的に制御することで無駄な消費電力を抑える光伝送システムを提供する。
【解決手段】光伝送システムは、対向するL2スイッチにパケットを送信することにより、クライアント信号のL2リンク数の増減を行うL2スイッチと、前記パケットを読み取り、L2リンク数の削減および増加を検出し、L2リンク数が増加の場合、増加させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定し、L2リンク数が削減の場合、削減させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定する光伝送装置とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、光通信分野において、光送受信装置のトラフィック量の適応した制御、および省電力化に寄与する光伝送システムに関する。
現状の光ネットワークでは、流れるトラフィック量に関わらずインタフェースは常時フル稼働で運用されている。そのため、トラフィック量が少ないインタフェースでは、電力が無駄に消費されるという問題がある。この問題を解決する試みとして、非特許文献1および非特許文献2では、リンクアグリゲーション技術(参考文献:非特許文献3)の拡張によりトラフィック量に応じて必要なリンク数だけを使用し、その他のリンクをスリープ状態にすることで消費電力を削減する手法が検討されている。また、非特許文献4では、動的に帯域幅を変更する際にWDM(Wavelength Division Multiplexing)信号の数を調整する技術が規格化されているが、LAN側とWAN側の連携、および省電力化は考慮されていない。
河野ほか、"動的な物理リンク数制御によるスイッチ省電力化手法の提案"、信学技報 IN2007-216(2008-03) 相原慎二、"ネットワークにおける省電力化手法に関する検討−リンク集約技術を利用した物理リンク制御−"、九州工業大学大学院 平成18年度 修士学位論文 IEEE802.3ad, "LAN/MAN CSMA/CD Access Method," IEEE Standard 802.3 ITU-T Recommendation G.7042/Y.1305 (2001), Link capacity adjustment scheme (LCAS) for virtual concatenated signals.
しかしながら、非特許文献1および非特許文献2は、リンクアグリゲーション技術の拡張であり、適用領域としては、ネットワークのエッジ(例えば学内ネットワーク、企業内ネットワークなど)を想定しているため、コア・メトロのWDMネットワークへの適用は考慮されていない。このように、従来技術では、LAN側に限定された消費電力削減手法しか検討されていない。そのため、たとえリンクアグリゲーション数が減少しても、LAN側の収容しているWDM信号数は減少しない、といったLAN側とWDMネットワークとの連携が考慮されていない点がこれまでの課題であった。
そこで本発明は、LAN側のトラフィック量(リンクアグリゲーション数)と連携させて、使用する光伝送装置のインタフェースを適応的に制御することで無駄な消費電力を抑える光伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を実現するため本発明による光伝送システムは、対向するL2スイッチにパケットを送信することにより、クライアント信号のL2リンク数の増減を行うL2スイッチと、前記パケットを読み取り、L2リンク数の削減および増加を検出し、該削減および増加と連携して、光信号の速度を変更する光伝送装置とを備えている。
また、前記光信号の速度変更は、L2リンク数が増加の場合、増加させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定し、L2リンク数が削減の場合、削減させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定することも好ましい。
また、前記L2スイッチは、LAN側のトラフィック量を監視する監視手段をさらに有し、前記L2スイッチは、前記トラフィック量が増加した場合にL2リンク数を増加させるパケットを送信し、前記トラフィック量が減少した場合にL2リンク数を減少させるパケットを送信することも好ましい。
また、前記光伝送装置は、L2リンク数が増加の場合、リンクアグリケーションのリンク収容に用いられている光信号の残りの帯域が、増加するL2リンクの帯域より小さい場合、光信号の速度を増加させ、L2リンク数が削減の場合、リンクアグリケーションのリンク収容に用いられている光信号の残りの帯域を有している光信号においてリンク収容に使用されている帯域が、削減するL2リンクの帯域より小さい場合、光信号の速度を減少させることも好ましい。
また、前記光伝送装置は、高速信号処理部と低速信号処理部を有し、これらの処理部を切り替えることにより、光信号の速度を変更することも好ましい。
また、前記パケットは、Link Aggregation Control Protocol(LACP)のパケットであることも好ましい。
本発明により、LAN側のトラフィック量(リンクアグリゲーション数)と連携させて光伝送装置の使用インタフェースの適応制御が可能となり、無駄な消費電力を抑える光伝送システムを提供することができる。
本発明による光伝送システムの概要を示す。 光送受信機の構成を示す。 LACPDUの構造を示す。 LACPDUの状態情報の構成を示す。 本発明の実施構成例を示す。 L2スイッチ装置側のリンク数増加/減少のフローチャートを示す。 光伝送装置側のリンク数増加/減少のフローチャートを示す。 全てのWDM信号の速度が同一の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。 WDM信号の速度が混在の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。 全てのWDM信号の速度が同一の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。 WDM信号の速度が混在の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。 WDM信号インタフェースの速度変更を行う光伝送装置の構成例を示す。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明による光伝送システムの概要を示す。本光伝送システムは、Layer2スイッチ装置1(L2スイッチ装置)、および光伝送装置2から構成される。
L2スイッチ装置1間に設定される信号のリンク数制御には、非特許文献3のリンクアグリゲーション技術が用いられる。そのため、対向するL2スイッチ装置1同士の通信は、Link Aggregation Control Protocol(LACP)を用いて行われる。L2スイッチ装置1は、L2スイッチ制御部11およびL2スイッチ部12を備え、光伝送装置2は、光伝送装置制御部21、光送受信機22および光合波分波部23を備える。
L2スイッチ制御部11は、リンクアグリゲーション実行時にリンク数を制御する機能を有する。L2スイッチ部12は、L2スイッチ制御部の命令にしたがってリンクをオン・オフ制御する機能を有する。
光伝送装置制御部21は、クライアント信号のリンクアグリゲーション時に、使用する光伝送路側の光インタフェース数の判断、および光インタフェースの速度制御を行う機能を有する。
光送受信機22の構成を図2に示す。光送受信機22は、光電気変換器24、パケット読み取り部25、および信号変換部26を備えている。図2aはクライアント側の信号が光信号の場合、図2bはクライアント側の信号が電気信号の場合を示す。図2aと図2bの違いは、クライアント信号受信部分の光電気変換器24の有無である。
パケット読み取り部25では、クライアント信号のLink Aggregation Control Protocol Data Unit(LACPDU)を読み取る機能を有する。LACPDUを読み取ることで、クライアント信号のリンクアグリゲーション状態を確認することができる。なお、LACPDUパケットと他のパケットの識別は、パケットのLength/Typeフィールドの値、およびSubtypeフィールドの値を確認することで可能である(各フィールドの値は、非特許文献3において規定されている)。
光電気変換器24では、光信号を電気信号に変換する機能、および電気信号を光信号に変換する機能を有する。信号変換部26では、クライアント信号をデジタルラッピングする機能(デジタルラッピングされた信号例としては、Optical Transport Network(OTN)信号(参考文献:ITU-T Recommendation G.709/Y.1331 (2003), Interfaces for the Optical Transport Network (OTN))がある。)、およびデジタルラッピングされた信号からクライアント信号を取り出す機能を有する。
本発明で用いられるIEEE802.3adリンクアグリゲーション方式について説明する。非特許文献2および3に記載されるIEEE802.3adリンクアグリゲーション方式は、IEEE 802.3ad Link Aggregationにて規定されるLink Aggregation Control Protocol(LACP)を利用して、スイッチ間の複数リンクを束ねて1本の論理的なリンクとして取り扱う方式である。図3に、Link Aggregation Control Protocol Data Unit(LACPDU)の構造を示す。また、表1に、リンクアグリゲーションのリンク集約モードごとの動作規定を表すLACPDUのActor_Stateフィールド、およびPartner_Stateフィールドを示す。表の○がついた場合に、リンクアグリゲーション動作が可能となる。
Figure 2011044842
図3において、上から3番目のフィールド「Length/Type」と4番目のフィールド「Subtype」を確認することで、LACPを運ぶLACPDUパケットであることの識別が可能である。
リンクアグリゲーションのリンク集約モードごとの動作を以下に示す。
1.Active:本モードは、LACPを使用し、能動的にリンク集約を構成しようとする。自局からLACPDUを対向側に送信し、リンク集約の構成を試みる。このモードの場合は、対向側がActive、もしくはPassiveの場合にリンク集約が構成される。
2.Passive:本モードは、LACPを使用し、受動的にリンク集約を構成する。このモードの場合は、対向側のActiveモードスイッチからLACPDUを受信した場合のみLACPDUを返答し、リンク集約が構成される。
なお、本実施形態では用いられないが、OnモードはLACPを使用せず、スタティックにリンク集約を構成しようとする。対向側もOnモードの場合のみリンク集約が構成される。また、OffモードはLACPを使用せず、リンク集約を構成しない。このモードの場合は、対向側がどのようなモードであってもリンク集約は構成されない。
図4にLACPDUの状態情報の構成を示す。各ビットは以下のような意味を有する。
1.LACP_Activity:Stateフィールドの0ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、Activeモード、0の場合はPassiveモードである。
2.LACP_Timeout:Stateフィールドの1ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、Short timeoutモード、0の場合はLong timeoutモードである。
3.Aggregation:Stateフィールドの2ビット目の値とし、この値が1に設定されている場合は、リンク集約構成可能、0の場合はリンク集約を構成しない(個別リンクとなる)。
4.Synchronization:Stateフィールドの3ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、リンク集約に属する物理リンクが同期されている状態であり、0の場合は、物理リンク間で同期が取れていない状態である(個別リンクとなる)。
5.Collecting:Stateフィールドの4ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、フレームの受信が可能な状態となっており、0の場合は、フレームを受信することができない。
6.Distributing:Stateフィールドの5ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、フレームの送信が可能な状態とし、0の場合は、フレームを送信することができない。
7.Defaulted:Stateフィールドの6ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、対向装置をデフォルト状態として扱い、0の場合は、LACPDUに従って対向装置を扱う。
8.Expired:Stateフィールドの7ビット目の値とし、この値に1が設定されている場合は、Expired状態を示し、0の場合は、Expired状態ではないことを示す。
図5に本発明の実施構成例を示す。クライアント信号としてはイーサネット(登録商標)信号が使用され、光伝送装置2間には、イーサネット信号を収容した光信号リンク(WDM信号リンク)が設定されているものとする。L2スイッチ装置1と光伝送装置2から構成されるネットワークにおいて、リンクアグリゲーションのリンク数増加時、およびリンク数減少時の動作フローチャートについて後述する。
図6はL2スイッチ装置側のリンク数増加/減少のフローチャートを示す。本フローチャートについて、下記に説明する。
S61.トラフィック量監視:L2スイッチ装置はLAN側のトラフィック量を監視する。
S62.リンク数増減の判断:トラフィック量に応じて、リンクアグリゲーションのリンク数増減を判断する。リンク数増加の場合S63に進み、リンク数減少の場合S67に進む。なお、トラフィック量の監視、およびリンク数増減の判断手法については、L2スイッチ装置間の転送パケット数に関するMIB(Management Information Base)情報を基に算出する(参考:特開2006−157102号公報)。
リンク数増加の場合
S63.LACPDU送信/受信:
1.トラフィック量の増加を検出したL2スイッチ装置が、リンクアグリゲーションのリンク数を増加させるために、対向するL2スイッチ装置へLACPDUを送信する(LACPDUのstateフィールドのAggregationを1、Synchronizationを1とする。)。
2.一方、LACPDUを受信した対向側のL2スイッチ装置は、それに応答してLACPDUを送信する(LACPDUのstateフィールドのAggregationを1、Synchronizationを1とする。)。応答のLACPDUを送信後、リンク数を増加させるために使用するインタフェースの警報を解除する。
S64.LACPDU応答受信:S63の1のLACPDU送信後、応答LACPDUを受信したL2スイッチ装置は、リンクアグリゲーション数を増加させるために使用するインタフェースの警報を解除する。
S65.該当インタフェース速度変更:各L2スイッチ装置は、インタフェースの速度を変更する(参考:IEEE802.3az, “Energy Efficient Ethernet“ドラフト版IEEE Draft P802.3az/D1.4(2009年7月現在)))。なお、変更するインタフェースは、光伝送装置側からインタフェースの速度変更が実行されたインタフェースである。
S66.該当インタフェースの警報設定:定期的に交換されるLACPDU受信を確認後、解除していたL2スイッチ装置の警報を設定する。
リンク数削減の場合
S67.LACPDU送信/受信:
1.トラフィック量の減少を検出したL2スイッチ装置が、リンクアグリゲーションのリンク数を減少させるために、対向するL2スイッチ装置へLACPDUを送信する。(LACPDUのstateフィールドのAggregationを0とする。)
2.一方、LACPDUを受信した対向側のL2スイッチ装置は、それに応答してLACPDUを返答する(LACPDUのstateフィールドのAggregationを0とする。)。また、返答のLACPDUを送信後、該当インタフェースの警報を解除する。
S68.LACPDU応答受信:S67の2のLACPDUを受信したL2スイッチ装置は、該当するインタフェースの警報を解除する。
S69.該当インタフェース速度変更:各L2スイッチ装置は、S65と同じ方法でインタフェースの速度を変更する。なお、変更するインタフェースは、光伝送装置側からインタフェースの速度変更が実行されたインタフェースである。
S610.該当インタフェースの警報設定:定期的にLACPDU受信を確認後、解除していたL2スイッチ装置の警報を設定する。
図7は光伝送装置側のリンク数増加/減少のフローチャートを示す。本フローチャートについて、下記に説明する。
S71.LACPDU監視:
1.L2スイッチ装置側のインタフェースで受信した場合、LACPDUを受信した光伝送装置は、光送受信機内のパケット読み取り部においてLACPDUの内容を確認すると共に、対向する光伝送装置へ受信したLACPDUをトランスペアレントに転送する。なお、受信したパケットのType/LengthおよびSubtypeを確認することで、パケットがLACPDUか否かを判別する。
2.光送受信装置側のインタフェースで受信した場合、LACPDUを受信した光伝送装置は、光送受信機内のパケット読み取り部においてLACPDUの内容を確認すると共に、受信したLACPDUをL2スイッチ装置へトランスペアレントに転送する。
S72.リンク数増減の判断:受信したLACPDUの内容がリンク数増加を示している場合S73に進み、リンク数減少を示している場合S78に進む。
LACPDUがリンク数増加を示した場合
S73.該当インタフェース警報解除:光伝送装置は、L2スイッチ装置側のリンクアグリゲーション数を増加させるために使用する(イーサネット)インタフェースの警報を解除する。
S74.増加させるWDM信号の本数を下記の手順に従って決定する。
(I)イーサネット信号を収容するWDM信号が全て同一速度の場合:
図8は、全てのWDM信号の速度が同一の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。IEEE802.3adリンクアグリゲーションの場合、イーサネット信号の速度は全て同一である。ここでは、L2リンクの速度は全てある速度で一定(例:全リンクの速度が1Gbpsなど)、WDM信号の速度もある速度で一定(例:全WDM信号の速度が10Gbpsなど)になる。ただし、WDM信号の速度はL2リンクの速度より大きい。リンクアグリゲーションのグループに加えられるL2リンクの数をm、L2リンクの1リンクあたりの帯域をBL2、WDM信号の帯域をBwdm、リンクアグリゲーションのリンク収容に用いられているWDM信号の残りの帯域をBr_wdmとする。
(1)Br_wdm<m*BL2の場合は、WDM信号数を増加させる必要がある。
・m=1の場合:WDM信号を1本増加させる。仮定より、Bwdm>=BL2を満たしているためである。
・mが2以上の整数の場合:増加させるWDM信号数をNとすると、Nは下記の式で与えられる。
N=([m−(Br_wdm/BL2)]*BL2)/Bwdm
ただし、割り算部分Br_wdm/BL2が割り切れない場合は数値を整数に切り下げる。
また、割り算部分([m−(Br_wdm/BL2)]*BL2)/Bwdmが割り切れない場合は、数値を整数に切り上げる。
速度変更させるWDM信号数を決定後、S75に進む。
(2)Br_wdm>=m*BL2の場合は、WDM信号数を増加させる必要がない。WDM信号の残りの帯域に、増加させるL2リンクを収容できるためである。
(II)イーサネット信号を収容するWDM信号の速度が混在の場合:
図9は、WDM信号の速度が混在の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。L2リンクの速度は全てある速度で一定(例:全リンクの速度が1Gbpsなど)で、様々なWDM信号速度が混在(例:2.5Gbps,10Gbps信号などが混在)する場合である。ただし、この場合もWDM信号の速度は収容されるL2リンクの速度より大きい。増加させるL2リンクの1リンクあたりの帯域をBL2、増加するL2リンクを収容するために使用されるWDM信号の帯域をBwdm[b](bは、1からNの整数)、リンクアグリゲーションのリンク収容に用いられているWDM信号の残りの帯域をBr_wdmとする。
(1)Br_wdm=0、もしくはBr_wdm<m*BL2の場合は、WDM信号数を増加させる必要がある。(mは増加させるリンクの数を示す。)
・m=1の場合:WDM信号を1本増加させる。仮定より、Bwdm[b=1]>=BL2を満たしているためである。
・mが2以上の場合:まず、Br_wdmに収容されるリンク数をc本とすると、cは下記の条件を満たす整数の最大値とする。
r_wdm=>c*BL2
次に、増加させるWDM信号数をNとすると、Nは下記の式を満足する値とする。
Figure 2011044842
速度変更させるWDM信号数を決定後、S75に進む。
(2)
Figure 2011044842
の場合は、WDM信号数を増加させる必要がない。WDM信号の残りの帯域に、増加させるL2リンクを収容できるためである。
S75.該当インタフェース警報解除:増加させるリンクを収容するために使用するL1インタフェースの警報を解除する。
S76.該当インタフェース速度変更:各光伝送装置は、L2スイッチ側のリンクアグリゲーション数を増加させるために使用するインタフェースの速度を変更する。速度変更技術に関しては、例えば、S65に記載のEEEという技術を用いることが可能である。さらに、各光伝送装置は、増加させるリンクを収容するために使用するL1インタフェースの速度変更を実施する。
S77.該当インタフェースの警報設定:解除していたL1インタフェースの警報を設定する。
LACPDUがリンク数減少を示した場合
S78.該当インタフェース警報解除:光伝送装置は、L2スイッチ装置側のリンクアグリゲーション数を減少させるために、使用しなくなるイーサネットインタフェースの警報を解除する。
S79.削減するWDM信号の本数を、下記の手順に従って決定する。
(I)イーサネット信号を収容するWDM信号が全て同一速度の場合:
図10は、全てのWDM信号の速度が同一の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。IEEE802.3adリンクアグリゲーションの場合、イーサネット信号の速度は全て同一である。ここでは、L2リンクの速度は全てある速度で一定(例:全リンクの速度が1Gbpsなど)、WDM信号の速度もある速度で一定(例:全WDM信号の速度が10Gbpsなど)になる。ただし、WDM信号の速度はL2リンクの速度より大きい。リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクの数をm、L2リンクの1リンクあたりの帯域をBL2、WDM信号の帯域をBwdm、リンクアグリゲーションのリンク収容に用いられているWDM信号の残りの帯域をBr_wdmとする。また、Br_wdmを有するWDM信号においてリンク収容に使用されている帯域をBu_wdm(Bu_wdm=Bwdm−Br_wdm)とする。
(1)Bu_wdm=<m*BL2の場合は、WDM信号の速度を変更する必要がある。
・m=1の場合(Bu_wdm=BL2の場合):リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクを収容しているWDM信号の速度を変更させる。ただし、速度変更されるWDM信号は、他のL2リンクを収容していないこととする。リンクアグリゲーションとは関係ないリンクが収容されている場合は、WDM信号を速度変更してはならない。
・mが2以上の場合:速度変更させるWDM信号数をNとすると、Nは下記の式で与えられる。
N=([m−(Bu_wdm/BL2)]*BL2)/Bwdm
ここで、割り算部分が割り切れない場合は数値を整数に切り下げる。
速度変更させるWDM信号数を決定後、S710に進む。
(2)Bu_wdm>m*BL2の場合は、WDM信号の速度を変更する必要がない。
(II)イーサネット信号を収容するWDM信号の速度が混在の場合:
図11は、WDM信号の速度が混在の場合のWDM信号に収容されるイーサネット信号を示す。L2リンクの速度は全てある速度で一定(例:全リンクの速度が1Gbpsなど)で、様々なWDM信号速度が混在(例:2.5Gbps,10Gbps信号などが混在)する場合である。ただし、この場合もWDM信号の速度は収容されるL2リンクの速度より大きい。リンクアグリゲーションのリンク収容に用いられているWDM信号の帯域をBwdm[i](iは1からβ)とする。リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクの数をm、L2リンクの1リンクあたりの帯域をBL2、リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクを収容するために使用されているWDM信号の帯域をBwdm[b](bは、1からNの整数)、リンクアグリゲーションのリンク収容に用いられているWDM信号の残りの帯域をBr_wdmとする。また、Br_wdmを有するWDM信号においてリンク収容に使用されている帯域をBu_wdm(Bu_wdm=Bwdm[b]−Br_wdm)とする。
(1)Bu_wdm=<m*BL2の場合は、WDM信号を速度変更させる必要がある。
・m=1の場合(Bu_wdm=BL2の場合):リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクを収容しているWDM信号の速度を変更する。ただし、速度変更されるWDM信号は、他のL2リンクを収容していない場合である。
・mが2以上の場合:速度変更させるWDM信号数Nは、下記の条件を満足する値とする。
Figure 2011044842
速度変更させるWDM信号数を決定後、S710に進む。
(2)Bu_wdm>m*BL2の場合は、WDM信号の速度を変更する必要がない
S710.該当インタフェース警報解除:リンクアグリゲーションのグループから外されるL2リンクを収容していたL1インタフェースの警報を解除する。
S711.該当インタフェース速度変更:上記L1インタフェースの警報解除後、各光伝送装置は、L1インタフェースに元々収容されていたL2スイッチ側のイーサネットインタフェース速度を変更する。次に、各光伝送装置は、上記の警報解除を実施したL1インタフェースの速度変更を実施する。
S712.該当インタフェースの警報設定:S711の速度変更実施後、L1インタフェースの警報を設定する。また、上記L1インタフェースの警報設定後、各光伝送装置は、L2スイッチ側の該当インタフェースの警報を設定する。
以上のような制御により、LAN側のトラフィック量(リンクアグリゲーション数)と連携させて、光送受信装置の使用インタフェースを制御することで無駄な消費電力を抑えることができる。
リンクアグリゲーションでは、LACPDUによりリンクの状態を制御するため、リンクアグリゲーションのグループに属する未使用リンクのインタフェースを休止時にリンク断状態にしてしまうと、LACPDUの交換ができなくなり、そのリンクが使用不可となってしまう。そのため、トラフィック量減少時に、リンクアグリゲーションから外されるリンクは、リンクの速度をLACPDUが交換可能な低速度に設定する。例えば、10Mイーサネット(10Mbps)、もしくFast Ethernet(100Mbps)程度の速度にする。
イーサネットインタフェースの速度変更については、上述のS65に記載の技術を適用することにより可能である。一方、WDM信号のインタフェース速度変更については、例えば、下記のような構成で実現可能である。
図12は、WDM信号インタフェースの速度変更を行う光伝送装置の構成例を示す。送信の際、クライアント信号が低速信号に変更された場合は、高速信号処理部をオフにし、低速信号処理部にて信号処理を行い、光源を直接変調することで信号を送信する。受信においても同様で、高速信号処理部、および対応するクロック・再生部データ部をオフし、低速信号用クロック・再生データ部、および低速信号処理部にて信号処理を行う。なお、高速信号処理部は、1ギガビットーサネットや10ギガビットイーサネット(将来的には、現在標準化が進められている40ギガビットイーサネットや100ギガビットイーサネット信号を含む)といった高速イーサネット信号を受信して、OTN信号などにデジタルラッピングする機能を有する。
また、以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様および変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲およびその均等範囲によってのみ規定されるものである。
1 Layer2スイッチ装置
2 光伝送装置
11 L2スイッチ制御部
12 L2スイッチ部
21 光伝送装置制御部
22 光送受信機
23 光合波分波部
24 光電気変換器
25 パケット読み取り部
26 信号変換部

Claims (6)

  1. 対向するL2スイッチにパケットを送信することにより、クライアント信号のL2リンク数の増減を行うL2スイッチと、
    前記パケットを読み取り、L2リンク数の削減および増加を検出し、該削減および増加と連携して、光信号の速度を変更する光伝送装置と、
    を備えていることを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光信号の速度変更は、
    L2リンク数が増加の場合、増加させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定し、
    L2リンク数が削減の場合、削減させるL2リンクを収容するインタフェースの警報を解除し、光信号の速度の変更し、その後該インタフェースの警報を設定することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記L2スイッチは、LAN側のトラフィック量を監視する監視手段をさらに有し、前記L2スイッチは、前記トラフィック量が増加した場合にL2リンク数を増加させるパケットを送信し、前記トラフィック量が減少した場合にL2リンク数を減少させるパケットを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 前記光伝送装置は、
    L2リンク数が増加の場合、リンクアグリケーションのリンク収容に用いられている光信号の残りの帯域が、増加するL2リンクの帯域より小さい場合、光信号の速度を増加させ、
    L2リンク数が削減の場合、リンクアグリケーションのリンク収容に用いられている光信号の残りの帯域を有している光信号においてリンク収容に使用されている帯域が、削減するL2リンクの帯域より小さい場合、光信号の速度を減少させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光伝送システム。
  5. 前記光伝送装置は、高速信号処理部と低速信号処理部を有し、これらの処理部を切り替えることにより、光信号の速度を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光伝送システム。
  6. 前記パケットは、Link Aggregation Control Protocol(LACP)のパケットであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光伝送システム。
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