JP2010206245A - ネットワーク機器、ネットワークシステムおよびリンク管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の物理リンクを含む仮想リンクを用いた通信において消費電力を低減すること。
【解決手段】リンク管理モジュール140は、データのトラヒック量を取得する。資源管理モジュール110は、リンク管理モジュール140により取得されたトラヒック量に基づいて、リンク160に含まれるべきリンク161の数を示す第1の最適リンク数を決定し、他のネットワーク機器から受信した第2の最適リンク数および第1の最適リンク数に基づいて第3の最適リンク数を決定する。資源管理モジュール110は、第3の最適リンク数に応じて、リンク160に含まれるリンク161の数を変更する。
【選択図】図1
【解決手段】リンク管理モジュール140は、データのトラヒック量を取得する。資源管理モジュール110は、リンク管理モジュール140により取得されたトラヒック量に基づいて、リンク160に含まれるべきリンク161の数を示す第1の最適リンク数を決定し、他のネットワーク機器から受信した第2の最適リンク数および第1の最適リンク数に基づいて第3の最適リンク数を決定する。資源管理モジュール110は、第3の最適リンク数に応じて、リンク160に含まれるリンク161の数を変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の物理リンクを含む仮想リンクを管理する技術に関する。
複数の物理リンクを1つの仮想リンクとして用い、ネットワーク機器の間の利用可能帯域を増やす技術が知られている(例えば、非特許文献1)。
IEEE 802.3ad Standard (IEEE Computer Society LAN MAN Standards Committee). Aggregation of Multiple Link Segments, 2000.
特許文献1に記載された技術によれば、実際に利用されている帯域とは無関係に、複数の物理リンクを常に使用するため、消費電力を抑制することが難しかった。
これに対し本発明は、複数の物理リンクを含む仮想リンクを用いた通信において、消費電力をより低減することができる技術を提供する。
これに対し本発明は、複数の物理リンクを含む仮想リンクを用いた通信において、消費電力をより低減することができる技術を提供する。
本発明は、少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して他のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたトラヒック量に基づいて、前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段により決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記他のネットワーク機器に送信する通知手段と、前記他のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を含む、前記第1の通知に対する応答を受信する第1の受信手段と、前記第1の決定手段によって決定された前記第1の最適リンク数と、前記第1の受信手段によって受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定する第2の決定手段と、前記第2の決定手段によって決定された前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更する変更手段とを有するネットワーク機器を提供する。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
好ましい態様において、このネットワーク機器は、前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信する第2の受信手段と、前記通知手段が前記第1の通知を送信した後、前記第1の受信手段が前記応答を受信する前に、前記第2の受信手段が前記第2の通知を受信した場合において、前記第1の最適リンク数が前記第2の最適リンク数よりも少なかったときに、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信する送信手段とを有してもよい。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の双方がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の双方がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
別の好ましい態様において、前記ネットワーク機器および前記他のネットワーク機器に、それぞれ個別のアドレスが割り当てられ、前記通知手段が前記第1の通知を行った後、前記第1の受信手段が前記応答を受信する前に、前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信した場合において、前記第1の最適リンク数が前記第2の最適リンク数と等しかったとき、かつ、前記ネットワーク機器に割り当てられたアドレスが前記他のネットワーク機器に割り当てられたアドレスよりも小さかったとき、前記送信手段は、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信してもよい。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の双方がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
このネットワーク機器によれば、自装置および他のネットワーク機器の双方がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
さらに別の好ましい態様において、前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信する第2の受信手段を有し、前記第2の受信手段が前記第2の通知を受信すると、前記第1の決定手段が前記第1の最適リンク数を決定し、前記第2の最適リンク数が前記第1の最適リンク数以下であった場合、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信する送信手段を有してもよい。
このネットワーク機器によれば、他のネットワーク機器がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
このネットワーク機器によれば、他のネットワーク機器がリンクの数の変更を主導しようとするときでも、リンク数の変更をすることができる。
さらに別の好ましい態様において、このネットワーク機器は、前記物理リンクの各々について、データを記憶するバッファを有し、前記第2の決定手段は、前記取得手段により取得された前記トラヒック量から算出されたトラヒック量の平均値の過去S回分の履歴を記憶し、1物理リンクあたりの帯域および前記履歴から得られる前記平均値を用いて、帯域の利用率を示す有効リンク数を、前記履歴1回分毎に算出し、前記履歴の最古回の前記平均値から算出された前記有効リンク数を基準リンク数とし、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記1物理リンクあたりの帯域を用いて許容バッファサイズを算出し、前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも大きかった場合、前記物理リンクの最大数および前記基準リンク数(小数点以下は切り捨てまたは切り上げ)のうち小さい方の値を、前記第1の最適リンク数とすることを決定してもよい。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが大きい場合に、リンク数を減少させることができる。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが大きい場合に、リンク数を減少させることができる。
さらに別の好ましい態様において、前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも小さかった場合において、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数が前記基準リンク数よりも小さかったとき、前記第2の決定手段は、(1)前記履歴の中央回のトラヒック量から算出された前記有効リンク数と前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数とのうち大きい方の値および(2)前記物理リンクの最大数のうち小さいほうの値を、前記第1の最適リンク数とすることを決定してもよい。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
さらに別の好ましい態様において、前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも小さかった場合において、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数が前記基準リンク数よりも大きかったとき、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り捨てまたは切り上げ)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定してもよい。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
さらに別の好ましい態様において、前記履歴から得られる前記トラヒック量が増加傾向にある場合、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り上げ)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定し、前記履歴から得られる前記トラヒック量が増加傾向にない場合、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り捨て)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定してもよい。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
このネットワーク機器によれば、使用されているバッファよりも許容バッファが小さい場合に、リンク数を増加させることができる。
また、本発明は、第1のネットワーク機器と、第2のネットワーク機器とを有し、前記第1のネットワーク機器が、取得手段と、第1の決定手段と、通知手段と、第1の受信手段と、第2の決定手段と、変更手段とを有し、前記第2のネットワーク機器が、第2の受信手段と、第3の決定手段と、送信手段とを有し、前記取得手段が、少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して前記第2のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を取得し、前記第1の決定手段が、前記取得手段により取得されたトラヒック量に基づいて、前記第1のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定し、前記通知手段が、前記決定手段により決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記第2のネットワーク機器に送信し、前記第2の通知を受信すると、前記第3の決定手段が、前記第2のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を決定し、前記第2の最適リンク数が前記第1の最適リンク数以下であった場合、前記送信手段が、前記第2の通知に対する、前記第2の最適リンク数を含む応答を前記第1のネットワーク機器に送信し、前記第1の受信手段が、前記応答を受信し、前記第2の決定手段が、前記決定手段によって決定された前記第1の最適リンク数と、前記受信手段によって受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定し、前記変更手段が、前記決定手段によって決定された前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更することを特徴とするネットワークシステムを提供する。
このネットワークシステムによれば、第1のネットワーク機器および第2のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
このネットワークシステムによれば、第1のネットワーク機器および第2のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
好ましい態様において、このネットワークシステムは、前記トラヒック量を測定する測定手段を有する測定機器を有し、前記取得手段が、前記測定機器から前記トラヒック量を取得してもよい。
このネットワークシステムによれば、測定機器により測定されたトラヒック量に応じて、仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更される。
このネットワークシステムによれば、測定機器により測定されたトラヒック量に応じて、仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更される。
さらに、本発明は、少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して他のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を測定するステップと、前記測定されたトラヒック量に基づいて、前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定するステップと、前記決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記他のネットワーク機器に送信するステップと、前記他のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を含む、前記通知に対する応答を受信するステップと、前記第1の最適リンク数と、前記受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定するステップと、前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更するステップとを有するリンク管理方法を提供する。
このリンク管理方法によれば、自装置および他のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
このリンク管理方法によれば、自装置および他のネットワーク機器の最適リンク数に応じて仮想リンクを構成する物理リンクの数が変更され、消費電力をより低減することができる。
1.構成
図1は、一実施形態に係るネットワークシステム1の機能構成を示す図である。ネットワークシステム1は、ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bを有する。ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとは、複数のリンク161により接続されている。リンク161は、物理リンク、例えば、Ethernet(登録商標)規格によるケーブルを介したリンクである。複数のリンク161は、複数本のケーブルによるリンクの他、単一の光ファイバを伝送する複数チャンネルのリンクや、無線リンク、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bは、同じ機能を有している。以下、ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとを区別する必要のないときは単にネットワーク機器10と記載する。ネットワーク機器10は、例えばスイッチである。また、複数のリンク161を区別する必要があるときは、リンク161−1、リンク161−2、…というように枝番号を用いて区別する。
図1は、一実施形態に係るネットワークシステム1の機能構成を示す図である。ネットワークシステム1は、ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bを有する。ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとは、複数のリンク161により接続されている。リンク161は、物理リンク、例えば、Ethernet(登録商標)規格によるケーブルを介したリンクである。複数のリンク161は、複数本のケーブルによるリンクの他、単一の光ファイバを伝送する複数チャンネルのリンクや、無線リンク、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bは、同じ機能を有している。以下、ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとを区別する必要のないときは単にネットワーク機器10と記載する。ネットワーク機器10は、例えばスイッチである。また、複数のリンク161を区別する必要があるときは、リンク161−1、リンク161−2、…というように枝番号を用いて区別する。
リンク管理モジュール140(取得手段、通知手段、第1の受信手段、第2の受信手段および送信手段の一例)は、各リンク161を管理する。リンク管理モジュール140とリンク161とは、一対一に対応している。リンク管理モジュール140は、バッファを有しており、バッファに記憶されたデータを、対応するリンク161を介して送信する。複数のリンク管理モジュール140を区別する必要があるときは、リンク管理モジュール140−1、リンク管理モジュール140−2、…というように枝番号を用いて区別する。
トランキングモジュール130は、リンク160を管理する。リンク160は、複数のリンク161(物理リンク)を含む仮想リンクである。L2(レイヤ2)モジュール120は、OSI参照モデルの第2層(データリンク層)の機能を有する。資源管理モジュール110(第1の決定手段、第2の決定手段および変更手段の一例)は、ネットワーク機器10の資源、特にリンク161およびリンク160を管理する。資源管理モジュール110において、ネットワーク機器10Aの資源管理モジュール110とネットワーク機器10Bの資源管理モジュール110とを区別する必要があるときは、資源管理モジュール110A、資源管理モジュール110Bのように添字を用いて区別する。他のモジュールについても同様である。
図2は、ネットワーク機器10のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)101は、ネットワーク機器10の構成要素を制御する制御装置である。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が命令(プログラム)を実行する際のワークエリアとして機能する記憶装置である。ROM(Read Only Memory)103は、ネットワーク機器10の動作に用いられるプログラムやデータを記憶した記憶装置である。I/F104は、他の機器とデータや信号のやりとりをするインターフェースである。
CPU101がROM103に記憶されたプログラムに従って、RAM102やI/F104等のハードウェア資源と協働することにより、図1に示される各モジュールの機能が実現される。すなわちこの例で、図1に示される各モジュールは、ソフトウェアモジュールとハードウェア資源とが協働したものである。以下において、例えば、トランキングモジュール130が資源管理モジュール110にデータを「渡す」とは、資源管理モジュール110が用いる記憶領域にデータを記憶する等、資源管理モジュール110がデータを利用可能にすることをいう。バス109は、データや信号の伝送路である。
2.動作
2−1.データの送受信
図3は、ネットワーク機器10におけるデータ送受信処理を示すフローチャートである。ステップS101において、ネットワーク機器10Aのリンク管理モジュール140は、リンク160を介してネットワーク機器10Bからデータを受信する。リンク管理モジュール140は、受信したデータを記憶する(ステップS102)。リンク管理モジュール140は受信したデータをL2モジュール120に渡す。さらに、リンク管理モジュール140は、トラヒックテーブルT1を更新する。トラヒックテーブルT1は、リンク160を介して送受信されたデータの履歴を示すテーブルである。リンク管理モジュール140は、それぞれ個別のトラヒックテーブルT1を有している。
2−1.データの送受信
図3は、ネットワーク機器10におけるデータ送受信処理を示すフローチャートである。ステップS101において、ネットワーク機器10Aのリンク管理モジュール140は、リンク160を介してネットワーク機器10Bからデータを受信する。リンク管理モジュール140は、受信したデータを記憶する(ステップS102)。リンク管理モジュール140は受信したデータをL2モジュール120に渡す。さらに、リンク管理モジュール140は、トラヒックテーブルT1を更新する。トラヒックテーブルT1は、リンク160を介して送受信されたデータの履歴を示すテーブルである。リンク管理モジュール140は、それぞれ個別のトラヒックテーブルT1を有している。
図4は、トラヒックテーブルT1を例示する図である。トラヒックテーブルT1は、データを通信したリンク161の識別子(I/F名)、送信されたデータ量(Txデータサイズ)および受信されたデータ量(Rxデータサイズ)を含む。リンク管理モジュール140は、ステップS101において受信したデータのデータ量を、トラヒックテーブルT1の「Rxデータサイズ」の欄に記録する。
再び図3を参照する。ステップS103において、L2モジュール120は、リンク管理モジュール140から受け取ったデータに応じて、データの送信に用いるリンクを決定する。データの送信に用いるリンクの決定は、例えば、IEEE802.3等のL2プロトコルに準拠して行われる。
図5は、送受信されるデータのフォーマットを例示する図である。データは、L2ヘッダ、上位レイヤヘッダおよびペイロードを含む。L2ヘッダは、MACアドレス等の送受信アドレスを含む。ステップS103におけるリンクの決定は、L2ヘッダに含まれる送受信アドレスを用いて行われる。
再び図3を参照する。ステップS104において、L2モジュール120は、送信に用いられるリンクがトランクされたリンクであるか判断する。トランクされたリンクとは、2つ以上のリンク161を含むリンク160をいう。送信に用いられるリンクがトランクされたリンクであると判断された場合(S104:YES)、L2モジュール120は、送信すべきデータをトランキングモジュール130に渡す。送信に用いられるリンクがトランクされたリンクではないと判断された場合(S104:NO)、L2モジュール120は、送信すべきデータをリンク管理モジュール140に渡す。
リンクがトランクされたリンクであるかの判断は、例えば以下のように行われる。この例で、トランキングモジュール130は、利用可能なリンクの一覧を有している。一覧に記録されているリンクは、物理リンクまたは仮想リンクである。一覧には、リンクに含まれる物理リンクの数を示す情報、またはリンクが物理リンクおよび仮想リンクのどちらであるかを示す情報が含まれている。L2モジュール120は、トランキングモジュール130からこの情報を取得し、リンクがトランクされたリンクであるか判断する。なお、この一覧は、資源管理モジュール110など他のモジュールが有していてもよい。
L2モジュール120からデータを受け取ると、トランキングモジュール130は、データの送信に用いるリンクを決定する(ステップS105)。リンクの決定は、データのL2ヘッダおよび上位レイヤヘッダの少なくともいずれか一方を用いて、IEEE802.3ad等のL2プロトコルに準拠して行われる。データの送信に使用するリンクを決定すると、トランキングモジュール130は、決定したリンクを管理するリンク管理モジュール140に、送信すべきデータを渡す。
L2モジュール120またはトランキングモジュール130からデータを受け取ると、リンク管理モジュール140は、データを送信する(ステップS106)。詳細には次のとおりである。リンク管理モジュール140は、自身が管理するトラヒックテーブルT1の「Txデータサイズ」の欄に、送信すべきデータのデータ量を記録する。リンク管理モジュール140は、送信すべきデータを記憶する。リンク管理モジュール140は、自身が管理するリンク161のバッファにデータを書き込む。バッファに書き込まれたデータは、リンク管理モジュール140によって適切なタイミングで送信される。
2−2.リンク管理
図6は、ネットワーク機器10におけるリンク数調整処理を示すフローチャートである。図6のフローは、所定の時間間隔Tで周期的に実行される。ステップS201において、資源管理モジュール110は、許容バッファサイズMthresを算出する。詳細には以下のとおりである。資源管理モジュール110は、トランキングモジュール130により管理されるリンク161に対応するリンク管理モジュール140から、使用しているバッファのサイズを取得する。資源管理モジュール110は、取得したバッファのサイズを合算し、総和Mcurを得る。また、資源管理モジュール110は、現在(その時点において)使用されているリンクの数Ncurを、トランキングモジュール130から取得する。さらに、資源管理モジュール110は、各リンク161(1物理リンクあたり)の帯域Rchannelを各管理モジュール140から取得する。資源管理モジュール110は、これらのパラメータを用いて、次式(1)により許容バッファサイズを算出する。
ここで、βは許容遅延を示すパラメータである(単位は、例えばmsec)。また、Nmaxは仮想リンク(トランク)として利用可能な物理リンクの最大数(最大リンク数)を示すパラメータである。
図6は、ネットワーク機器10におけるリンク数調整処理を示すフローチャートである。図6のフローは、所定の時間間隔Tで周期的に実行される。ステップS201において、資源管理モジュール110は、許容バッファサイズMthresを算出する。詳細には以下のとおりである。資源管理モジュール110は、トランキングモジュール130により管理されるリンク161に対応するリンク管理モジュール140から、使用しているバッファのサイズを取得する。資源管理モジュール110は、取得したバッファのサイズを合算し、総和Mcurを得る。また、資源管理モジュール110は、現在(その時点において)使用されているリンクの数Ncurを、トランキングモジュール130から取得する。さらに、資源管理モジュール110は、各リンク161(1物理リンクあたり)の帯域Rchannelを各管理モジュール140から取得する。資源管理モジュール110は、これらのパラメータを用いて、次式(1)により許容バッファサイズを算出する。
ステップS202において、資源管理モジュール110は、ネットワーク機器10との間のトラヒック情報を取得する。詳細には以下のとおりである。資源管理モジュール110は、各リンク管理モジュール140から、トラヒックテーブルT1に記録されているTxデータサイズおよびRxデータサイズをトラヒック情報として取得し、処理の周期Tで除算して単位時間あたりのトラヒックレートの平均Ravg(0)を算出する。資源管理モジュール110は、直近のS回分の平均値すなわちRavg(0)〜Ravg(S−1)を記憶している。Ravg(0)が最新の平均値でありRavg(S−1)が最古の平均値である。平均Ravg(0)を算出した後、資源管理モジュール110は、自身に提供したトラヒック情報を消去するようにリンク管理モジュール140に命令する。この命令を受けると、リンク管理モジュール140は、トラヒックテーブルT1の内容を消去する。
ステップS203において、資源管理モジュール110は、ステップS201−202で得られたパラメータを用いて、最適なリンク数Ntsaを算出する。
図7は、最適リンク数算出処理の詳細を示す図である。ステップS301において、資源管理モジュール110は、前計算を行う。前計算とは、パラメータδ(x)およびNcondtを得るための計算をいう。パラメータδ(x)は、帯域の利用率すなわち有効なリンク数を示すパラメータである。パラメータNcdntは、以下の処理において基準として用いられるリンク数を示すパラメータである。ここで、資源管理モジュール110は、次式(2)および(3)に従って前計算を行う。
なお、式(3)の右辺は、δ(S−1)の小数点以下を切り上げた値を意味する。xは0≦x≦S−1を満たす整数である。αは、有効リンク数を導く際の平均トラヒックレートに対する係数であり、α>1のとき有効リンク数が冗長化される。
ステップS302において、資源管理モジュール110は、現在の使用バッファサイズMcurとステップS201において算出された許容バッファサイズMthresとを比較する。具体的には、資源管理モジュール110は、バッファサイズMcurを取得する。資源管理モジュール110は、取得したバッファサイズMcurが許容バッファサイズMthresより大きいか、すなわちMcur>Mthresを満たすか判断する。Mcur>Mthresであると判断された場合(S302:YES)、資源管理モジュール110は、処理をステップS304に移行する。Mcur>Mthresでないと判断された場合(S302:NO)、資源管理モジュール110は、処理をステップS303に移行する。
ステップS304において、資源管理モジュール110は、NcurとNcndtの大小関係を調べる。Ncur=Ncndtであった場合、資源管理モジュール110は、Ntsa=Ncurとして最適リンク数Ntsaを決定する(ステップS305)。
Ncur<Ncndtであった場合、資源管理モジュール110は、次式(5)を用いて最適リンク数Ntsaを算出する(ステップS306)。
なお、式(5)の右辺のδの()内の第1項はS/2の小数点以下切り捨てた値を意味する。
ステップS303、305、306または307において最適リンク数Ntsaを算出すると、資源管理モジュール110は、図7のフローを終了する。
再び図6を参照して説明する。最適リンク数Ntsaを算出すると、資源管理モジュール110は、最適リンク数Ntsaと現状のリンク数Ncurとの比較結果に応じて、次の処理を決定する(ステップS204)。Ntsa=Ncurの場合、資源管理モジュール110は、処理をステップS205に移行する。Ntsa<Ncurの場合、資源管理モジュール110は、処理をステップS206に移行する。Ntsa>Ncurの場合、資源管理モジュール110は、処理をステップS207に移行する。
ステップS205において、資源管理モジュール110は、リンク数の調整は行わず、一定時間経過後に再びステップS201からの処理を行う。
ステップS206において、資源管理モジュール110は、リンクダウン処理を行う。リンクダウン処理とは、リンク160に含まれるリンク161の数を減少させる処理をいう。
ステップS207において、資源管理モジュール110は、リンクアップ処理を行う。リンクアップ処理とは、リンク160に含まれるリンク161の数を増加させる処理をいう。リンクダウン処理またはリンクアップ処理が完了すると、資源管理モジュール110は、一定時間経過後に再びステップS201からの処理を行う。
2−3.リンクダウン
図8は、リンクダウン処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS401において、リンク管理モジュール140Aは、ネットワーク機器10Bに、最適リンク数Ntsaを示す情報を送信する。詳細には以下のとおりである。資源管理モジュール110Aは、トランキングモジュール130Aを介してリンク160を構成しているリンク161を管理するリンク管理モジュール140A(リンク160に含まれるリンク161を管理するリンク管理モジュール140A)に対し、最適リンク数Ntsaを示す情報を送信するように命令する。資源管理モジュール110Aからの命令を受けると、リンク管理モジュール140Aは、自身が管理するリンク161を介して、最適リンク数Ntsaを示す情報を、ネットワーク機器10Bに対して最高優先度で送信する。最適リンク数Ntsaを示す情報を送信すると、資源管理モジュール110Aは応答待ちの状態になる。
図8は、リンクダウン処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS401において、リンク管理モジュール140Aは、ネットワーク機器10Bに、最適リンク数Ntsaを示す情報を送信する。詳細には以下のとおりである。資源管理モジュール110Aは、トランキングモジュール130Aを介してリンク160を構成しているリンク161を管理するリンク管理モジュール140A(リンク160に含まれるリンク161を管理するリンク管理モジュール140A)に対し、最適リンク数Ntsaを示す情報を送信するように命令する。資源管理モジュール110Aからの命令を受けると、リンク管理モジュール140Aは、自身が管理するリンク161を介して、最適リンク数Ntsaを示す情報を、ネットワーク機器10Bに対して最高優先度で送信する。最適リンク数Ntsaを示す情報を送信すると、資源管理モジュール110Aは応答待ちの状態になる。
ネットワーク機器10Aから最適リンク数Ntsaを示す情報を受信すると、リンク管理モジュール140Bは、受信した情報を資源管理モジュール110Bに渡す。最適リンク数Ntsaを示す情報を受け取ると、資源管理モジュール110Bは、図6のステップS201−S203の処理を行い、ネットワーク機器10Aから最適リンク数Ntsaを算出する(ステップS402)。以下、必要に応じて、ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bにおける最適リンク数をそれぞれNtsa A(第1の最適リンク数、第3の最適リンク数の一例)およびNtsa B(第2の最適リンク数の一例)と表す。
最適リンク数Ntsa Bを算出すると、資源管理モジュール110Bは、最適リンク数Ntsa Aが許容範囲内にあるか、具体的には、Ntsa A≦Ntsa Bであるか判断する(ステップS403)。最適リンク数Ntsa Aが許容範囲内にあると判断された場合(S403:YES)、資源管理モジュール110Bは、処理をステップS406に移行する。最適リンク数Ntsa Aが許容範囲内にないと判断された場合(S403:NO)、資源管理モジュール110Bは、処理をステップS404に移行する。
ステップS404において、資源管理モジュール110Bは、ネットワーク機器10Aに対し否定応答を送信する。ネットワーク機器10Bから否定応答を受信すると、リンク管理モジュール140Aは、資源管理モジュール110Aに否定応答を渡す。否定応答を受けると、資源管理モジュール110Aは、リンクダウン処理を終了する(ステップS405)。
ステップS406において、資源管理モジュール110Bは、ネットワーク機器10Aに対し肯定応答を送信する。さらに、資源管理モジュール110Bは、トランキングモジュール130Bに対し、ダウンさせる(リンク160から外される)リンク161を管理するリンク管理モジュール140Bに対して、そのリンク管理モジュール140Bが保有するバッファへの送信データの書き込みを禁止させる(ステップS407)。ダウンさせるリンク161を管理するリンク管理モジュール140Bは、バッファに保存されたデータを送信する(ステップS408)。バッファが空になると、ダウンさせるリンク161を管理するリンク管理モジュール140Bは、バッファが空になった旨を資源管理モジュール110Bに通知する。バッファが空になった通知を受けると、資源管理モジュール110Bは、ネットワーク機器10Aに対し、ダウンさせるリンク161を管理するリンク管理モジュール140Bのバッファ内のデータ送信が完了した旨を通知する(ステップS409)。
リンク160を構成するリンク161のうち、ダウンされるリンクの決定は、例えば、帯域の狭い順、トラヒックレートの平均Ravgが低い順、アドレスが小さい順など、所定のルールに従って付けられた順位に応じて、資源管理モジュール110Bにより行われる。例えば、資源管理モジュール110Bは、リンク160に含まれるリンク161の数がNtsa Aになるように、最も帯域の狭いリンク161から順にダウンするリンクを決定する。以下、リンク161−2がダウンされる場合を例に説明する。ネットワーク機器10Bは、ネットワーク機器10Aに対し、ダウンするリンクを特定する情報を送信する。
一方、ネットワーク機器10Aにおいても、ネットワーク機器10Bから肯定応答を受けると、資源管理モジュール110AがステップS406−S409と同様の処理を実行する。すなわち、リンク161−2を管理するリンク管理モジュール140A−2のバッファ内のデータの送信が完了すると、ネットワーク機器10Bにその旨を通知する。
バッファ内のデータ送信が完了した後で、ネットワーク機器10Aからバッファ内のデータの送信が完了した旨を通知されると、資源管理モジュール110Bは、リンク161−2をリンク160から外す(すなわちリンクをダウンさせる)(ステップS410)。リンクをダウンさせると、資源管理モジュール110Bは、処理を終了する(ステップS411)。ネットワーク機器10Aの資源管理モジュール110Aも同様である。
2−4.リンクアップ
図9は、リンクアップ処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS501において、リンク管理モジュール140Aは、ネットワーク機器10Bに、最適リンク数Ntsa Aを示す情報を送信する。詳細はステップS401の処理と同様である。また、資源管理モジュール110Aは、アップさせる(すなわちリンク160に追加される)リンク161を管理するリンク管理モジュール140Aに対し、リンクをアップするように(すなわちリンク160に追加されるように)命令する(ステップS502)。
図9は、リンクアップ処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS501において、リンク管理モジュール140Aは、ネットワーク機器10Bに、最適リンク数Ntsa Aを示す情報を送信する。詳細はステップS401の処理と同様である。また、資源管理モジュール110Aは、アップさせる(すなわちリンク160に追加される)リンク161を管理するリンク管理モジュール140Aに対し、リンクをアップするように(すなわちリンク160に追加されるように)命令する(ステップS502)。
ネットワーク機器10Aから最適リンク数Ntsa Aを示す情報を受信すると、リンク管理モジュール140Bは、受信した情報を資源管理モジュール110Bに渡す。最適リンク数Ntsa Aを示す情報を受け取ると、資源管理モジュール110Bは、図6のステップS201−S203の処理を行い、ネットワーク機器10Aから最適リンク数Ntsa Bを算出する(ステップS503)。最適リンク数Ntsa Bを算出すると、資源管理モジュール110Bは、ネットワーク機器10Aに肯定応答を送信する(ステップS504)。また、資源管理モジュール110Bは、アップさせるリンク161を管理するリンク管理モジュール140Bに対し、リンクをアップするように命令する。この処理はステップS502と同様に行われる。
リンク160を構成しないリンク161のうち、リンク160に追加(アップ)されるリンク161の決定は、例えば、帯域の広い順、トラヒックレートの平均Ravgが高い順、アドレスが小さい順など、所定のルールに従って付けられた順位に応じて、資源管理モジュール110により行われる。例えば、リンク160に含まれるリンク161の数がNtsa Aになるように、最も帯域の広いリンク161から順にがアップするリンクが決定される。以下、リンク161−3がアップされる場合を例に説明する。
リンクをアップする命令をすると、資源管理モジュール110Bは、ネットワーク機器10Aにおいてもリンク161−3がアップされたか確認する(ステップS505)。リンクがアップされたかの確認は、例えばネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとの間で確認と応答をやりとりすることにより行われる。ネットワーク機器10Aにおいてリンク161−3がアップされたことが確認されると、資源管理モジュール110Bは、リンクアップが完了したことをトランキングモジュール130に通知する。リンクアップが完了したことを通知されると、資源管理モジュール110Bは、リンク161を含むリンク160を介したデータの送受信を開始する(ステップS506)。こうして、資源管理モジュール110Bはリンクアップの処理を終了する(ステップS507)。資源管理モジュール110Aについても同様である。
この例で、ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bとが同じタイミングでステップS401(またはステップS501)の処理を行った場合、ネットワーク機器10Aとネットワーク機器10Bの双方が、相手からの応答(肯定応答または否定応答)待ちの状態になってしまう。双方が応答待ちになってしまうと処理が止まってしまう場合があるので、その場合、以下の処理を行ってもよい。ステップS401において最適リンク数Ntsa Aを示す情報を送信した後、相手からの応答待ちになった状態で、資源管理モジュール110Aがネットワーク機器10Bから最適リンク数Ntsa Bを示す情報を受信した場合を考える。このとき、資源管理モジュール110Aは、Ntsa AとNtsa Bとを比較する。Ntsa A>Ntsa Bの場合、資源管理モジュール110Aは、自らがマスタ(相手からの応答を待つ装置)として機能することを決定する。Ntsa A<Ntsa Bの場合、資源管理モジュール110Aは、自らがスレーブ(相手に応答を返す装置)として機能することを決定する。スレーブとなることを決定すると、資源管理モジュール110Aは、ステップS403以降の処理を実行する。Ntsa A=Ntsa Bの場合、資源管理モジュール110Aは、他のパラメータ、例えば、ネットワーク機器10Aおよびネットワーク機器10Bに割り当てられたアドレスを用いて、マスタとなるかスレーブとなるかを決定する。具体的には、資源管理モジュール110Aは、ネットワーク機器10Aのアドレスがネットワーク機器10Bのアドレスよりも大きかった場合、自らがマスタとなることを決定する。
3.実施形態の効果
以上で説明したように、本実施形態に係るネットワークシステム1によれば、リンク160を構成するリンク161の数は、トラヒック量に応じて動的に変化(調整)される。トラヒック量が少ないときには使用されるリンク数が減少され、この構成を有しない場合と比較して消費電力が抑制される。
以上で説明したように、本実施形態に係るネットワークシステム1によれば、リンク160を構成するリンク161の数は、トラヒック量に応じて動的に変化(調整)される。トラヒック量が少ないときには使用されるリンク数が減少され、この構成を有しない場合と比較して消費電力が抑制される。
4.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
処理の基準となるリンク数の算出方法は、式(3)によるものに限定されない。式(3)において、δ(S−1)の小数点以下が切り捨てられてもよい。あるいは、あらかじめ決められた回数前のRavgを用いて算出されたδ(x)や、比較的古い回のδ(x)の平均値を用いて基準リンク数Ncdntが算出されてもよい。
ステップS303における最適リンク数の算出方法は、式(4)によるものに限定されない。式(4)において、δ(0)の小数点以下が切り捨てられてもよい。
ステップS306における最適リンク数の算出方法は、式(5)によるものに限定されない。例えば、式(5)のmax()内の第2項は、式(5)に記載されたものに限定されない。S回分の履歴のうち、中央回(第S/2回)付近の平均値Ravgを示すものであれば、どのような値が用いられてもよい。
ステップS307における最適リンク数の算出方法は、式(6)によるものに限定されない。例えば、式(6)では、帯域の平均値Ravgが増加傾向にあるときとそうでないときを場合分けしているが、このような場合分けをせずにNcurとNcdntの平均値(小数点以下は切り捨てまたは切り下げ)が最適リンク数として算出されてもよい。また、帯域の平均値Ravgが増加傾向にあることを示す条件も、式(6)に記載されたものに限定されない。式(6)に記載されたものとは違う条件が用いられてもよい。
ダウンするリンクまたはアップするリンクを決定するネットワーク機器は、ネットワーク機器10Bに限定されない。例えば、ステップS406(図8)の肯定応答を受信した後で、資源管理モジュール110Aが、ダウンするリンクを決定してもよい。この場合、ダウンするリンクを決定すると、資源管理モジュール110Aは、ダウンするリンクを特定する識別子をネットワーク機器10Bに送信する。ダウンするリンクを特定する識別子を受信すると、ネットワーク機器10Bは、ステップS407以降の処理を行う。
ステップS403(図8)において許容範囲にないと判断された場合の処理は、実施形態で説明したものに限定されない。最適リンク数Ntsa AおよびNtsa Bに基づいて決定される最適リンク数(第3の最適リンク数)であれば、どのような値が用いられてもよい。実施形態においては、第3の最適リンク数=Ntsa Aである例を説明した。しかし、例えば、ネットワーク機器10Bは、最適リンク数Ntsa B(<Ntsa A)を含む否定応答をネットワーク機器10Aに送信してもよい。この否定応答を受けると、資源管理モジュール110Aは、Ntsa=Ntsa BとしてステップS407以降の処理を実行する。
リンクアップ処理において、最適リンク数の送信(図9:ステップS501)は省略されてもよい。ネットワーク機器10Bにリンクアップ処理を開始させるための情報であれば、どのような情報が送信されてもよい。また、ネットワーク機器10Bにおいては、最適リンク数の算出(ステップS503)が省略されてもよい。
図6のフローを開始させる契機となるイベントは、周期Tが経過したことに限定されない。特定のデータが送信または受信されたこと、あるいは、他の装置から命令を受けたことなどを契機として図6のフローが開始されてもよい。
図1に示される各モジュール間の機能の分担は、実施形態で説明したものに限定されない。ネットワーク機器10が全体としてリンク160に含まれるリンク161の数を調整できるものであれば、モジュール間の機能の分担はどのようになっていてもよい。また、実施形態においては、図1に示される各モジュールはソフトウェアモジュールとハードウェア資源が協働したものであると説明したが、ネットワーク機器10は、図1に示される各モジュールに対応するハードウェアモジュールを有していてもよい。
実施形態においてネットワーク機器10のモジュールの機能として説明されたものの一部が、ネットワーク機器10とは別の装置により実現されてもよい。例えば、ネットワークシステム1は、ネットワーク機器10Aおよび10Bに加え、測定機器を有していてもよい。測定機器は、リンク160(またはリンク161)のトラヒック量を測定するセンサ(または測定機能)を有する。この測定機器は、ネットワーク機器10A(またはネットワーク機器10B)と接続されており、測定したトラヒック量を示す情報をネットワーク機器10Aに出力する。ネットワーク機器10Aのリンク管理モジュール140は、トラヒック量をこの測定機器から取得し、トラヒックテーブルT1を更新する。すなわち、実施形態においては、ネットワーク機器10自身がトラヒック量を測定し、測定結果をメモリから取得する例を説明したが、ネットワーク機器10以外の測定機器がトラヒック量を測定し、ネットワーク機器10はこの測定機器からトラヒック量を取得してもよい。
1…ネットワークシステム、10…ネットワーク機器、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…I/F、110…資源管理モジュール、120…L2モジュール、130…トランキングモジュール、140…リンク管理モジュール、150…記憶部、160…リンク、161…リンク
Claims (11)
- 少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して他のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたトラヒック量に基づいて、前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定する第1の決定手段と、
前記第1の決定手段により決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記他のネットワーク機器に送信する通知手段と、
前記他のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を含む、前記第1の通知に対する応答を受信する第1の受信手段と、
前記第1の決定手段によって決定された前記第1の最適リンク数と、前記第1の受信手段によって受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定する第2の決定手段と、
前記第2の決定手段によって決定された前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更する変更手段と
を有するネットワーク機器。 - 前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信する第2の受信手段と、
前記通知手段が前記第1の通知を送信した後、前記第1の受信手段が前記応答を受信する前に、前記第2の受信手段が前記第2の通知を受信した場合において、前記第1の最適リンク数が前記第2の最適リンク数よりも少なかったときに、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信する送信手段と
を有する請求項1に記載のネットワーク機器。 - 前記ネットワーク機器および前記他のネットワーク機器に、それぞれ個別のアドレスが割り当てられ、
前記通知手段が前記第1の通知を送信した後、前記第1の受信手段が前記応答を受信する前に、前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信した場合において、前記第1の最適リンク数が前記第2の最適リンク数と等しかったとき、かつ、前記ネットワーク機器に割り当てられたアドレスが前記他のネットワーク機器に割り当てられたアドレスよりも小さかったとき、前記送信手段は、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信する
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク機器。 - 前記他のネットワーク機器から前記第2の最適リンク数を含む第2の通知を受信する第2の受信手段を有し、
前記第2の受信手段が前記第2の通知を受信すると、前記第1の決定手段が前記第1の最適リンク数を決定し、
前記第2の最適リンク数が前記第1の最適リンク数以下であった場合、前記第2の通知に対する応答を前記他のネットワーク機器に送信する送信手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器。 - 前記物理リンクの各々について、データを記憶するバッファを有し、
前記第2の決定手段は、
前記取得手段により取得された前記トラヒック量から算出されたトラヒック量の平均値の過去S回分の履歴を記憶し、
1物理リンクあたりの帯域および前記履歴から得られる前記平均値を用いて、帯域の利用率を示す有効リンク数を、前記履歴1回分毎に算出し、
前記履歴の最古回の前記平均値から算出された前記有効リンク数を基準リンク数とし、
前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記1物理リンクあたりの帯域を用いて許容バッファサイズを算出し、
前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも大きかった場合、前記物理リンクの最大数および前記基準リンク数(小数点以下は切り捨てまたは切り上げ)のうち小さい方の値を、前記第1の最適リンク数とすることを決定する
ことを特徴とする請求項1−4のいずれかの項に記載のネットワーク機器。 - 前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも小さかった場合において、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数が前記基準リンク数よりも小さかったとき、前記第2の決定手段は、(1)前記履歴の中央回の前記平均値から算出された前記有効リンク数と前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数とのうち大きい方の値および(2)前記物理リンクの最大数のうち小さいほうの値を、前記第1の最適リンク数とすることを決定する
ことを特徴とする請求項1−5のいずれかの項に記載のネットワーク機器。 - 前記バッファのうち前記仮想リンクに含まれている物理リンクのバッファの大きさの総和が、前記許容バッファサイズよりも小さかった場合において、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数が前記基準リンク数よりも大きかったとき、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り捨てまたは切り上げ)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定する
ことを特徴とする請求項1−6のいずれかの項に記載のネットワーク機器。 - 前記履歴から得られる前記トラヒック量が増加傾向にある場合、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り上げ)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定し、
前記履歴から得られる前記トラヒック量が増加傾向にない場合、前記第2の決定手段は、前記仮想リンクに含まれている物理リンクの数および前記基準リンク数の平均値(小数点以下は切り捨て)を、前記第1の最適リンク数とすることを決定する
ことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク機器。 - 第1のネットワーク機器と、
第2のネットワーク機器と
を有し、
前記第1のネットワーク機器が、
取得手段と、
第1の決定手段と、
通知手段と、
第1の受信手段と、
第2の決定手段と、
変更手段と
を有し、
前記第2のネットワーク機器が、
第2の受信手段と、
第3の決定手段と、
送信手段と
を有し、
前記取得手段が、少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して前記第2のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を取得し、
前記第1の決定手段が、前記取得手段により取得されたトラヒック量に基づいて、前記第1のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定し、
前記通知手段が、前記決定手段により決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記第2のネットワーク機器に送信し、
前記第2の通知を受信すると、前記第3の決定手段が、前記第2のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を決定し、
前記第2の最適リンク数が前記第1の最適リンク数以下であった場合、前記送信手段が、前記第2の通知に対する、前記第2の最適リンク数を含む応答を前記第1のネットワーク機器に送信し、
前記第1の受信手段が、前記応答を受信し、
前記第2の決定手段が、前記決定手段によって決定された前記第1の最適リンク数と、前記受信手段によって受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定し、
前記変更手段が、前記決定手段によって決定された前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 前記トラヒック量を測定する測定手段を有する測定機器を有し、
前記取得手段が、前記測定機器から前記トラヒック量を取得する
ことを特徴とする請求項9に記載のネットワークシステム。 - 少なくとも1つの物理リンクを含む仮想リンクを介して他のネットワーク機器との間で通信されるデータのトラヒック量を取得するステップと、
前記取得されたトラヒック量に基づいて、前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第1の最適リンク数を決定するステップと、
前記決定された前記第1の最適リンク数を含む第1の通知を、前記他のネットワーク機器に送信するステップと、
前記他のネットワーク機器において前記仮想リンクに含まれるべき物理リンクの数を示す第2の最適リンク数を含む、前記通知に対する応答を受信するステップと、
前記第1の最適リンク数と、前記受信された前記応答に含まれる前記第2の最適リンク数とに基づいて、第3の最適リンク数を決定するステップと、
前記第3の最適リンク数に応じて、前記仮想リンクに含まれる前記物理リンクの数を変更するステップと
を有するリンク管理方法。
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-
2009
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