JP7020070B2 - 中継装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置及びプログラムに関する。
リンクアグリゲーション(LAG:Link Aggregation Group)技術は、複数の物理リンクを束ねて1つの回線として扱うことを可能とし、通信時に複数の物理リンクを同時に使用可能とするため、通信速度及び耐障害性を向上させることができる。
また、マルチシャーシリンクアグリゲーション(MLAG:Multi-chassis LAG)技術により、複数スイッチをまたいだ物理リンクについてもリンクアグリゲーションを組むことができる。MLAGにより2台のシャーシでリンクアグリゲーションを構成することで、物理リンク及びスイッチの冗長性を高めると同時に、帯域を増やすことが可能である。
図16は、LAG及びMLAGを説明するための図である。図16において、ホストA及びホストBで表されるホストは、情報処理を行う情報処理装置である。ホストは、NIC(Network Interface Card)を有し、NICを用いて通信を行う。スイッチA及びスイッチBで表されるスイッチは、通信を中継する中継装置である。スイッチは、ポートを有し、ポートを用いてパケットの送受信を行う。
図16では、スイッチAとスイッチBとの間でLAGが組まれる。また、ホストAとスイッチA及びスイッチBとの間でMLAGが組まれ、ホストBとスイッチA及びスイッチBとの間でMLAGが組まれる。
MLAGにより2台以上のスイッチで各物理リンクの冗長化を行うことにより、スイッチ上の特定のポートやスイッチ本体で障害が発生した場合にも、冗長化を組んだ他の物理リンクへ経路を切り替えることで、通信が途絶えることを防ぐことができる。
なお、冗長化した複数のネットワークインタフェース部と接続する複数のLAGから構成されるパケット中継装置において、待機中のネットワークインタフェース部の待機電力を制御する技術がある。この技術では、パケット中継装置は、LAGにおいて待機させるポート部を決定し、冗長化した各ネットワークインタフェース部に所属する運用中のポート部の有無を判定する。そして、パケット中継装置は、ネットワークインタフェース部に運用中のポート部がない場合、ネットワークインタフェース部を待機中へ変更する。
特開2011-199834号公報
図16に示したMLAGでは、トラフィックが多い場合には冗長なポート及びスイッチは負荷分散のために有用に活用されるが、トラフィックが少ない場合には冗長なポート及びスイッチが有用に活用されることはない。したがって、トラフィックが少ない場合には、冗長な物理リンクのいずれかは不要であるにもかかわらず、全てのポート及びスイッチの電源がONであるため、無駄な電力が消費されるという問題がある。
本発明は、1つの側面では、無駄な電力消費を防ぐことを目的とする。
1つの態様では、中継装置は、判定部と特定部とポート電源制御部とを有する。前記判定部は、MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定する。前記特定部は、前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定された場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定し、また、MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記複数の中継装置のうち電源をオフにする第1の中継装置を特定し、特定した第1の中継装置において電源がオンである第2のポートの代わりとなる第3のポートを前記第1の中継装置以外で電源がオンである第2の中継装置のポートから特定する。前記ポート電源制御部は、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにし、また、MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第3のポートが自装置のポートである場合に、該第3のポートの電源をオンにし、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第2のポートが自装置のポートである場合に、該第2のポートの電源をオフにする。スイッチ電源制御部は、前記特定部又は他の中継装置の特定部により自装置が電源オフにされる中継装置として特定された場合に、自装置の電源をオフにする。
1つの側面では、本発明は、無駄な電力消費を防ぐことができる。
図1は、実施例に係るスイッチの機能構成を示す図である。 図2は、ポート管理情報の一例を示す図である。 図3は、MLAGのスイッチ電源OFFの可能条件(2シャーシ4リンク)を説明するための図である。 図4は、MLAGにおけるスイッチ電源OFFの可否パターンを示す図である。 図5は、MLAGのスイッチ電源OFFの可能条件(3シャーシ3リンク)を説明するための図である。 図6は、ポート電源OFFの手順を説明するための図である。 図7Aは、スイッチ電源OFFの手順を説明するための第1の図である。 図7Bは、スイッチ電源OFFの手順を説明するための第2の図である。 図8は、ポート復帰の手順を説明するための図である。 図9は、ポートの電源をOFFにする処理のシーケンスを示す図である。 図10Aは、スイッチの電源をOFFにする処理のシーケンスを示す第1の図である。 図10Bは、スイッチの電源をOFFにする処理のシーケンスを示す第2の図である。 図10Cは、スイッチの電源をOFFにする処理のシーケンスを示す第3の図である。 図11は、トラフィックの増加によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。 図12は、アクティブスイッチの部分故障によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。 図13は、アクティブスイッチの停止によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。 図14は、ポート復帰の処理のシーケンスを示す図である。 図15は、スイッチのハードウェア構成を示す図である。 図16は、LAG及びMLAGを説明するための図である。
以下に、本願の開示する中継装置及びプログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。また、以下の記載では、物理リンクを単にリンクで表す。
まず、実施例に係るスイッチの機能構成について説明する。図1は、実施例に係るスイッチの機能構成を示す図である。図1に示すように、実施例に係るスイッチ1は、ポート管理情報記憶部1aと、BMC(Baseboard Management Controller)1bと、制御部1cとを有する。
ポート管理情報記憶部1aは、ポートを管理するための情報であるポート管理情報を記憶する。図2は、ポート管理情報の一例を示す図である。図2に示すように、ポート管理情報には、LAGIDと、LAG又はMLAGに含まれるポート数のSWID、PID、トラフィック量、電源情報及び接続先と、OFF閾値と、ON閾値とが含まれる。なお、ポート管理情報記憶部1aは、LAG又はMLAG毎にポート管理情報を記憶する。
LAGIDは、LAG又はMLAGを識別する識別子である。SWID及びPIDは、LAG又はMLAGに含まれるポートのスイッチ1を識別する識別子及びポートを識別する識別子である。トラフィック量は、ポートのトラフィック量である。電源情報はポートの電源がONであるかOFFであるかを示す。接続先は、ポートの接続先の装置のNICのMAC(Media Access Control)アドレスである。OFF閾値は、ポートの電源をOFFにする場合に使われる閾値である。ON閾値は、ポートの電源をONにする場合に使われる閾値である。
BMC1bは、スイッチ1の電源がOFFの場合にも動作する制御装置である。BMC1bは、他のスイッチ1のBMC1bと管理LAN(Local Area Network)で接続され、他のスイッチ1のBMC1bと通信を行う。BMC1bは、自装置のスイッチ機能が停止するとスイッチ停止通知信号を他のスイッチ1に送信する。BMC1bは、自装置の電源がOFFの状態で他のスイッチ1からスイッチ停止通知信号を受信すると、自装置の電源をONにする。
BMC1bは、他のスイッチ1にKeep-Aliveパケットを送信するとともに、他のスイッチ1から送信されるKeep-Aliveパケットを監視する。ここで、Keep-Aliveは、接続が有効であることを確認するために定期的に行われる通信である。BMC1bは、自装置の電源がOFFの状態でアクティブスイッチ1からのKeep-Aliveが途絶えると、自装置の電源をONにする。ここで、アクティブとは、利用可能な状態にあることを意味する。
制御部1cは、ポート管理情報を用いてポート及びスイッチ1の電源を制御する。制御部1cは、ポート情報管理部11と、状態変更決定部12と、ポート電源制御部13と、スイッチ電源制御部14とを有する。
ポート情報管理部11は、自装置の各ポートの電源の状態を監視し、電源がONになると、ポート管理情報の電源情報を更新する。また、ポート情報管理部11は、自装置の各ポートのトラフィック量を監視し、BMC1bを用いて他のスイッチ1とトラフィック量を交換する。ポート情報管理部11は、監視したトラフィック量及び他のスイッチ1から受信したトラフィック量をポート管理情報記憶部1aに格納する。
また、ポート情報管理部11は、自装置がマスタースイッチ1である場合に、MLAG内のトラフィック量がOFF閾値以下になったこと、あるいは、ON閾値以上になったことを検知する。ここで、マスタースイッチ1とは、MLAGを組むスイッチ1の中でポート及びスイッチ1の電源のOFF/ONの状態変更を決定するスイッチ1である。
また、ポート情報管理部11は、ポート管理情報記憶部1aの電源情報を更新すると、BMC1bを用いてポート管理情報を他のスイッチ1に送信する。また、ポート情報管理部11は、BMC1bを用いて他のスイッチ1からポート管理情報を受信すると、ポート管理情報記憶部1aを更新する。また、ポート情報管理部11は、電源がONにされたポートのリンクがアクティブになると、アクティブになったことをマスタースイッチ1に通知する。
状態変更決定部12は、自装置がマスタースイッチ1である場合に動作する。状態変更決定部12は、トラフィック量がOFF閾値以下になったMLAG内で最もトラフィック量が少ないポートの電源をOFFにすることを決定する。そして、状態変更決定部12は、電源がOFFにされるポートの情報に基づいてポート管理情報記憶部1aを更新するように、ポート情報管理部11に指示することで、電源をOFFにすることを決定したポートの電源をOFFにするように制御する。
状態変更決定部12は、トラフィック量がON閾値以上のMLAG内で電源OFFとなっているポートの1つを電源ONにすることを決定する。状態変更決定部12は、トラフィック量がON閾値以上のMLAG内で電源OFFとなっているポートが複数ある場合には、例えば、電源OFFのポート数が最も多いスイッチ1の最も若い番号のポートを電源ONにするポートとする。そして、状態変更決定部12は、電源がONにされるポートの情報に基づいてポート管理情報記憶部1aを更新するように、ポート情報管理部11に指示することで、電源をONにすることを決定したポートの電源をONにするように制御する。
状態変更決定部12は、トラフィック量がON閾値以上のMLAG内で電源OFFとなっているポートが電源ONのスイッチ1にない場合には、MLAG内のスイッチ1で、電源ONとするスイッチ1を決定する。そして、状態変更決定部12は、電源がONにされるスイッチ1の情報に基づいてポート管理情報記憶部1aを更新するように、ポート情報管理部11に指示する。
状態変更決定部12は、スイッチ間リンクを除く全MLAGにおいてスイッチ電源OFFの可能条件を満たしている場合、電源OFFとするスイッチ1を決定する。
ここで、スイッチ電源OFFの可能条件は、2台のスイッチ1でMLAGが組まれている場合は、MLAGに含まれるポートの半分以上の電源がOFFとなっていることである。また、スイッチ電源OFFの可能条件は、3台のスイッチ1でMLAGが組まれている場合は、MLAGに含まれるポートの1/3以上の電源がOFFとなっていることである。また、スイッチ電源OFFの可能条件は、n(nは正の整数)台のスイッチ1でMLAGが組まれている場合は、MLAGに含まれるポートの1/n以上の電源がOFFとなっていることである。
図3は、MLAGのスイッチ電源OFFの可能条件(2シャーシ4リンク)を説明するための図である。図3では、2台のシャーシ(スイッチ1)をまたがり4リンクでMLAGが組まれている。この場合、4リンク中の1/2=2本以上のリンクでポート電源がOFFとなっていれば、電源OFFのポートを1台のスイッチ1に集めることでアクティブなリンクを減らさずに1台のスイッチ1の電源をOFFにできる。
図4は、MLAGにおけるスイッチ電源OFFの可否パターンを示す図である。図4は、各ポートの電源の状態の全ての組合せについて、スイッチ電源OFFの可否を示す。各ポートの電源の状態は○(ON状態)又は×(OFF状態)である。スイッチ電源OFFの可否は、○(可)又は×(否)である。図4に示すように、2台のスイッチ1をまたがり4リンクでMLAGが組まれている場合、2以上のポートの電源がOFFであれば、1台のスイッチ1の電源をOFFにできる。電源がONである2つのポートが2台のスイッチ1にある場合には、電源がONである2つのポートをいずれかのスイッチ1に片寄することで、1台のスイッチ1の電源をOFFにできる。
図5は、MLAGのスイッチ電源OFFの可能条件(3シャーシ3リンク)を説明するための図である。図5では、3台のシャーシをまたがり3リンクでMLAGが組まれている。この場合、3リンク中の1/3=1本以上のリンクでポート電源がOFFとなっていれば、電源OFFのポートを1台のスイッチ1に集めることでアクティブなリンクを減らさずに1台のスイッチ1の電源をOFFにできる。
図1に戻って、状態変更決定部12は、例えば、電源OFFとなっているポートが最も多いスイッチ1、あるいは、SWIDが最小のスイッチ1を電源OFFとするスイッチ1として決定する。また、状態変更決定部12は、電源OFFとするスイッチ1が自装置である場合に、他のスイッチ1にマスター権限を委譲する。
また、状態変更決定部12は、ポート管理情報に基づいて、復帰したポートに対応するホスト側NICを特定し、特定したNICの電源をONにするように制御する。具体的には、状態変更決定部12は、復帰したポートの接続先NICについて、アクティブなリンクを介して、接続先NICの電源ONを指示するパケットを接続先NICを有するホストに送信する。
ポート電源制御部13は、ポートの電源を制御する。ポート電源制御部13は、ポート管理情報において電源情報がONからOFFに変更されたポートの接続先のホストのNICに対して電源OFF命令パケットを送信し、NICのポートをOFFにするように指示する。そして、ポート電源制御部13は、ポート管理情報において電源情報がONからOFFに変更されたポートの電源をOFFにする。
また、ポート電源制御部13は、ポート管理情報において電源情報がOFFからONに変更されたポートの電源をONにする。
スイッチ電源制御部14は、スイッチ1の電源を制御する。スイッチ電源制御部14は、状態変更決定部12により電源をOFFにすることが決定されると、スイッチ1の電源をOFFにする。
次に、ポート及びスイッチ1の電源制御の手順について図6~図8を用いて説明する。図6は、ポート電源OFFの手順を説明するための図である。なお、図6は、スイッチAがマスタースイッチ1である場合を示す。図6に示すように、各スイッチ1のポート情報管理部11が、各ポートのトラフィック量を監視し、ポート管理情報を更新するとともに、スイッチ1間で全ポートのトラフィック量を共有する(1)。
そして、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、トラフィック量がOFF閾値以下になったMLAGを検知する(2)。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、トラフィック量がOFF閾値以下になったMLAG内で最もトラフィック量が少ないポートを、電源をOFFにするポートとして決定する(3)。
そして、状態変更決定部12の決定に基づいて、マスタースイッチ1のポート情報管理部11がポート管理情報を更新し、更新したポート管理情報を他のスイッチ1に送信する(4)。そして、ポート管理情報に電源がONからOFFに更新されたポートがあるスイッチ1のポート電源制御部13が、接続先のホストのNICに対して電源OFF命令パケットを送信してNICのポートの電源をOFFにするように指示する(5)。なお、接続先が上位スイッチ1の場合には、ポート電源制御部13は、電源OFF命令パケットを送らず、接続先のポート電源はそのままとする。
そして、電源OFF命令パケットを受信したホストは、電源OFF命令パケットを受信したNICの電源をOFFにする(6)。そして、電源OFF命令パケットを送信したポート電源制御部13が、電源OFF命令パケットを送信したポートの電源をOFFにする(7)。
図7A及び図7Bは、スイッチ電源OFFの手順を説明するための図である。なお、図7Aは、マスタースイッチ1がスイッチAからスイッチBにかわる場合を示す。トラフィックの低下したポートの電源が順次OFFされる。すると、スイッチ間リンクを除く全MLAGについてスイッチ電源OFFの可能条件を満たしている場合、図7Aに示すように、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、電源をOFFにするスイッチ1を決定する(1)。図7Aでは、スイッチAがマスタースイッチ1であるとともに、電源をOFFにするスイッチ1である。
電源をOFFにするスイッチ1がマスタースイッチ1である場合、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、他のスイッチ1にマスター権限を委譲する(2)。そして、電源をOFFにするスイッチ1のアクティブなポートと同じMLAG内で電源がOFFとなっている他スイッチ1のポートの電源を、他スイッチ1のポート電源制御部13がONにする(3)。
そして、電源をONにしたポートの接続先のホストに対して、アクティブリンク(同一MLAG内アクティブリンク)を介して、復旧させるべきNICのポートの電源ONを指示する電源ON命令パケットを、状態変更決定部12が送る(4)。そして、電源ON命令パケットを受信したホストが、指示されたNICのポートの電源をONにする(5)。
そして、電源をONにしたポートを有するスイッチ1のポート情報管理部11が、電源をONにしたポートのリンクがアクティブになったことを確認し、マスタースイッチ1に通知する(6)。図7Aでは、電源をONにしたポートを有するスイッチ1とマスタースイッチ1は同じである。
そして、図7Bに示すように、電源をOFFにするスイッチ1のアクティブポートから接続先のNICに対して、電源をOFFにするスイッチ1のポート電源制御部13が電源OFF命令パケットを送信し、ポートの電源をOFFにするように指示する(7)。そして、ホストが、電源OFF命令パケットを受信したポートの電源をOFFにする(8)。そして、電源をOFFにするスイッチ1のスイッチ電源制御部14が、アクティブスイッチ1がダウンした際にダウンを認識して復帰できるようにKeep-Aliveを監視するBMC1bのみを生かしてスイッチ1の電源をOFFにする(9)。
図8は、ポート復帰の手順を説明するための図である。図8に示すように、各スイッチ1のポート情報管理部11は、各ポートのトラフィック量を監視し、ポート管理情報を更新するとともに、スイッチ1間で全ポートのトラフィック量を共有する(1)。
そして、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、トラフィック量がON閾値以上になったMLAGを検知する(2)。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、トラフィック量がON閾値以上になったMLAG内で電源がOFFであるポートの中から電源をONにするポートを決定する(3)。
そして、状態変更決定部12の決定に基づいて、マスタースイッチ1のポート情報管理部11がポート管理情報を更新し、更新したポート管理情報を他のスイッチ1に送信する(4)。そして、ポート管理情報に電源がOFFからONに更新されたポートがあるスイッチ1のポート電源制御部13が、当該ポートをONにする(5)。
そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、ポート管理情報に基づいて、ONにされたポートに対応するホスト側NICを特定する(6)。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、アクティブリンク(同一MLAG内アクティブリンク等)を介して、復旧させるべきNICのポートの電源ONを指示する電源ON命令パケットをホストに送信する(7)。そして、電源ON命令パケットを受信したホストは、指示されたNICのポートの電源をONにする(8)。
なお、MLAGを組むスイッチ1は、トラフィックが増加すると以下の手順でスイッチ復帰を行う。各スイッチ1のポート情報管理部11は、各ポートのトラフィック量を監視し、ポート管理情報を更新するとともに、スイッチ1間で全ポートのトラフィック量を共有する。
そして、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、トラフィック量がON閾値以上になったMLAGを検知する。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、電源をONにするスイッチ1を決定する。
そして、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、電源をONにするスイッチ1に管理LANを介してマジックパケットを送信する。そして、マジックパケットを受信したスイッチ1のBMC1bがスイッチ1の電源をONにする。そして、電源がONになったスイッチ1は、図8の(3)以降のポート復帰を行う。
また、MLAGを組むスイッチ1は、アクティブなスイッチ1の部分故障によりスイッチ機能が停止してBMC1bが機能している場合に、以下の手順でスイッチ復帰を行う。アクティブスイッチ1のスイッチ機能が停止すると、アクティブスイッチ1のBMC1bがスイッチ停止通知信号を電源がOFFのスイッチ1のBMC1bに送信する。
スイッチ停止通知信号を受信したBMC1bは、自装置の電源をONにする。そして、電源がONにされたスイッチ1のポート電源制御部13は、全ポートの電源をONにする。そして、アクティブなスイッチ1の間でマスタースイッチ1が決定される。
また、ホストは、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)パケットが途絶えると、LLDPが途絶えたMLAG内の他ポートの電源をONにする。ここで、LLDPは、機器情報の収集に用いられるプロトコルである。そして、電源がONにされたスイッチ1は、リンク確立待ちを行い、一定期間内にリンク確立が行われなかったポートの電源をOFFにする。
また、MLAGを組むスイッチ1は、アクティブなスイッチ1の停止によりスイッチ機能とともにBMC1bの機能も停止した場合には、以下の手順でスイッチ復帰を行う。電源がOFFであるスイッチ1のBMC1bは、アクティブスイッチ1からのKeep-Aliveを監視し、Keep-Aliveが途絶えると、自装置の電源をONにする。そして、電源がONにされたスイッチ1のポート電源制御部13は、全ポートの電源をONにする。そして、アクティブなスイッチ1の間でマスタースイッチ1が決定される。
また、ホストは、LLDPパケットが途絶えると、LLDPが途絶えたMLAG内の他ポートの電源をONにする。そして、電源がONにされたスイッチ1は、リンク確立待ちを行い、一定期間内にリンク確立が行われなかったポートの電源をOFFにする。
次に、ポートの電源をOFFにする処理のシーケンスについて説明する。図9は、ポートの電源をOFFにする処理のシーケンスを示す図である。なお、図9は、スイッチAがマスタースイッチ1である場合を示す。
図9に示すように、スイッチAの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS1)。また、スイッチBの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS2)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1へトラフィック量の送信を要求する(ステップS3)。
そして、スイッチBの制御部1cは、トラフィック量の送信を要求するイベントを受信し(ステップS4)、スイッチAに自装置のトラフィック量を送信する(ステップS5)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1のトラフィック量を受信し(ステップS6)、全スイッチ1のトラフィック量をMLAG毎に合計する(ステップS7)。
そして、スイッチAの制御部1cは、トラフィック量がOFF閾値以下のMLAGがあるか否かを判定し(ステップS8)、ない場合には、処理を終了する。一方、トラフィック量がOFF閾値以下のMLAGがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源をOFFにするポートを決定し(ステップS9)、自装置及び他スイッチ1にポート管理情報の変更を通知する(ステップS10)。
そして、ポート管理情報の変更を通知するイベントを受信する(ステップS11)と、スイッチAの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS12)、自装置のポートに電源OFFになるポートがあるか否かを判定する(ステップS13)。そして、自装置のポートに電源OFFになるポートがない場合には、スイッチAの制御部1cは、処理を終了する。
一方、自装置のポートに電源OFFになるポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源OFFとなるポートからホストに電源OFF命令パケットを送信する(ステップS14)。そして、ホストのNICが電源OFF命令パケットについてイベントを受信し(ステップS15)、ホストのポート電源操作部がポート電源をOFFにする(ステップS16)。また、スイッチAの制御部1cは、ポート管理情報で電源がOFFとなったポートの電源をOFFにする(ステップS17)。
また、ポート管理情報の変更を通知するイベントを受信する(ステップS18)と、スイッチBの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS19)、自装置のポートに電源OFFになるポートがあるか否かを判定する(ステップS20)。そして、自装置のポートに電源OFFになるポートがない場合には、スイッチBの制御部1cは、処理を終了する。
一方、自装置のポートに電源OFFになるポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、電源OFFとなるポートからホストに電源OFF命令パケットを送信する(ステップS21)。そして、ホストのNICが電源OFF命令パケットについてイベントを受信し(ステップS15)、ホストのポート電源操作部がポート電源をOFFにする(ステップS16)。また、スイッチBの制御部1cは、ポート管理情報で電源がOFFとなったポートの電源をOFFにする(ステップS22)。
このように、トラフィック量がOFF閾値以下のMLAGがあると、マスタースイッチ1が電源をOFFにするポートを決定する。そして、電源がOFFにされるポートを有するスイッチ1が、ホストに電源OFF命令パケットを送信するとともに当該ポートの電源をOFFにする。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、消費電力を減らすことができる。なお、ステップS1~ステップS8の処理は一定間隔で行われ、ステップS8がYesの場合、ステップS9以下の処理が行われる。
次に、スイッチ1の電源をOFFにする処理のシーケンスについて説明する。図10A~図10Cは、スイッチ1の電源をOFFにする処理のシーケンスを示す図である。なお、図10A~図10Cは、スイッチAがマスタースイッチ1である場合を示す。
図10Aに示すように、スイッチAの制御部1cは、全MLAGがスイッチ電源OFFの可能条件を満たすか否かを判定し(ステップS31)、スイッチ電源OFFの可能条件を満たさないMLAGがある場合には、処理を終了する。
一方、全MLAGがスイッチ電源OFFの可能条件を満たす場合には、スイッチAの制御部1cは、電源をOFFにするスイッチ1を決定し(ステップS32)、スイッチ電源管理情報を更新する(ステップS33)。ここで、スイッチ電源管理情報は、スイッチ毎に電源の状態を管理する情報である。
そして、スイッチAの制御部1cは、電源をOFFにするスイッチ1が自装置であるか否かを判定し(ステップS34)、自装置である場合には、他スイッチ1にマスター権限を委譲する(ステップS35)。そして、スイッチBの制御部1cは、マスター権限を獲得し(ステップS36)、電源OFFと決定されたスイッチ1のアクティブポートと同じMLAG内で電源OFFである他スイッチポートの電源情報をONにする(ステップS37)。
そして、スイッチBの制御部1cは、他スイッチ1にポート管理情報の変更を通知する(ステップS38)。そして、スイッチAの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS39)、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定する(ステップS40)。そして、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、スイッチAの制御部1cは、処理を終了する。
一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源ONとなるポート電源をONにし(ステップS41)、ポート電源ONの完了をマスタースイッチ1に通知する(ステップS42)。
また、スイッチBの制御部1cは、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定し(ステップS43)、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、ステップS46へ進む。一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、電源ONとなるポート電源をONにし(ステップS44)、ポート電源ONの完了をマスタースイッチ1に通知する(ステップS45)。
そして、ポート電源ONの完了のイベントを受信する(ステップS46)と、スイッチBの制御部1cは、電源情報がONとなったポートのポート電源ONの完了通知が全て返ってきたか否かを判定する(ステップS47)。そして、完了通知が返ってきていないポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、ステップS46に戻る。
一方、完了通知が全て返ってきた場合には、スイッチBの制御部1cは、電源ONにしたポートに対応するNICの電源ONを指示する電源ON命令パケットをホストに送信する(ステップS48)。そして、図10Bに示すように、ホストのNICが電源ON命令パケットについてイベントを受信し(ステップS49)、ホストのポート電源操作部がポート電源をONにする(ステップS50)。
そして、スイッチAの制御部1cは、リンクアップしたことを確認し(ステップS51)、ポートのリンクアップをマスタースイッチ1に通知する(ステップS52)。また、スイッチBの制御部1cは、リンクアップしたことを確認し(ステップS53)、ポート管理情報を更新し(ステップS54)、電源情報がONとなったポートが全てリンクアップしているか否かを判定する(ステップS55)。そして、リンクアップしていないポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、ステップS53へ戻る。
一方、電源情報がONとなったポートが全てリンクアップしている場合には、スイッチBの制御部1cは、電源OFFが決定されたスイッチ1へ電源OFF命令パケットを送信する(ステップS56)。そして、スイッチAの制御部1cは、電源ONの全ポートからホストに電源OFF命令パケットを送信する(ステップS57)。
そして、ホストのNICが電源OFF命令パケットについてイベントを受信し(ステップS58)、ホストのポート電源操作部がポート電源をOFFにする(ステップS59)。そして、スイッチAの制御部1cは、スイッチ1の電源をOFFにする(ステップS60)。
また、ステップS34において、電源をOFFにするスイッチ1が自装置でない場合には、電源OFFと決定されたスイッチ1のアクティブポートと同じMLAG内で電源OFFである他スイッチポートの電源情報をONにする(ステップS71)。
そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1にポート管理情報の変更を通知する(ステップS72)。そして、図10cに示すように、スイッチAの制御部1cは、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定する(ステップS73)。そして、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、スイッチAの制御部1cは、ステップS80へ進む。
一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源ONとなるポート電源をONにし(ステップS74)、ポート電源ONの完了をマスタースイッチ1に通知する(ステップS75)。
また、スイッチBの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS76)、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定し(ステップS77)、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、処理を終了する。一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、電源ONとなるポート電源をONにし(ステップS78)、ポート電源ONの完了をマスタースイッチ1に通知する(ステップS79)。
そして、ポート電源ONの完了のイベントを受信する(ステップS80)と、スイッチAの制御部1cは、電源情報がONとなったポートのポート電源ONの完了通知が全て返ってきたか否かを判定する(ステップS81)。そして、完了通知が返ってきていないポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、ステップS80に戻る。
一方、完了通知が全て返ってきた場合には、スイッチAの制御部1cは、電源ONにしたポートに対応するNICの電源ONを指示する電源ON命令パケットをホストに送信する(ステップS82)。そして、ホストのNICが電源ON命令パケットについてイベントを受信し(ステップS83)、ホストのポート電源操作部がポート電源をONにする(ステップS84)。
そして、スイッチAの制御部1cは、リンクアップしたことを確認する(ステップS85)。また、スイッチBの制御部1cは、リンクアップしたことを確認し(ステップS86)、ポートのリンクアップをマスタースイッチ1に通知する(ステップS87)。そして、スイッチAの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS88)、電源情報がONとなったポートが全てリンクアップしているか否かを判定する(ステップS89)。そして、リンクアップしていないポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、ステップS88へ戻る。
一方、電源情報がONとなったポートが全てリンクアップしている場合には、スイッチAの制御部1cは、電源OFFが決定されたスイッチ1へ電源OFF命令パケットを送信する(ステップS90)。そして、スイッチBの制御部1cは、電源ONの全ポートからホストに電源OFF命令パケットを送信する(ステップS91)。
そして、ホストのNICが電源OFF命令パケットについてイベントを受信し(ステップS92)、ホストのポート電源操作部がポート電源をOFFにする(ステップS93)。そして、スイッチBの制御部1cは、スイッチ1の電源をOFFにする(ステップS94)。
このように、全MLAGがスイッチ電源OFFの可能条件を満たす場合に、電源をOFFにするスイッチ1の電源ONポートを同じMLAG内の他スイッチ1の電源OFFポートに移して電源OFFポートを1つのスイッチ1に寄せる。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、1台のスイッチ1の電源をOFFにすることができる。
次に、トラフィックの増加によるスイッチ復帰の処理のシーケンスについて説明する。図11は、トラフィックの増加によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。なお、図11は、スイッチAがマスタースイッチ1であり、スイッチCの電源がONであり、スイッチBが復帰される場合を示す。
図11に示すように、スイッチAの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS101)。また、スイッチCの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS102)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1へトラフィック量の送信を要求する(ステップS103)。
そして、スイッチCの制御部1cは、トラフィック量の送信を要求するイベントを受信し(ステップS104)、スイッチAに自装置のトラフィック量を送信する(ステップS105)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1のトラフィック量を受信し(ステップS106)、全スイッチ1のトラフィック量をMLAG毎に合計する(ステップS107)。
そして、スイッチAの制御部1cは、トラフィック量がON閾値以上のMLAGがあるか否かを判定し(ステップS108)、ない場合には、処理を終了する。一方、ON閾値以上のMLAGがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源をONにするスイッチ1を決定し(ステップS109)、決定したスイッチ1すなわちスイッチBにマジックパケットを送信する(ステップS110)。そして、スイッチBのBMC1bは、自装置の電源をONにする(ステップS111)。そして、図14のステップS159へ制御が移る。
このように、トラフィック量がON閾値以上のMLAGがある場合に、電源OFFのスイッチ1を復帰することで、MLAGを組むスイッチ1は、トラフィックの増加に対応することができる。
次に、アクティブスイッチ1の部分故障によるスイッチ復帰の処理のシーケンスについて説明する。図12は、アクティブスイッチ1の部分故障によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。なお、図12は、スイッチAがマスタースイッチ1であり、スイッチAに部分故障が発生し、スイッチBが復帰される場合を示す。また、ホストのNIC-AはスイッチAと接続し、ホストのNIC-BはスイッチBと接続する。
図12に示すように、スイッチAのBMC1bは、スイッチ機能停止を検知し(ステップS121)、スイッチBにスイッチ機能停止を通知する信号を送信する(ステップS122)。そして、スイッチBのBMC1bは、スイッチ機能停止を通知するイベントを受信し(ステップS123)、自装置の電源をONにする(ステップS124)。
そして、スイッチBの制御部1cは、全ポートの電源をONにし(ステップS125)、他のアクティブなスイッチ1との間でマスタースイッチ1を決定する(ステップS126)。
また、ホストのNIC-Aは、LLDPパケットの断絶を検知し(ステップS127)、ポート電源操作部に通知する。ポート電源操作部は、LLDPパケットが途絶えたポートと同じMLAG内の他ポートの電源をONにし(ステップS128)、NIC-Bが起動する(ステップS129)。
そして、スイッチBの制御部1cは、リンクアップを確認し(ステップS130)、一定期間内にリンクアップされないポートがあるか否かを確認する(ステップS131)。そして、スイッチBの制御部1cは、一定期間内にリンクアップされないポートがない場合には、処理を終了し、一定期間内にリンクアップされないポートがある場合には、リンクアップしなかったポートの電源をOFFにする(ステップS132)。
このように、BMC1bは、スイッチ機能停止を通知されると、自装置の電源をONにすることで、アクティブスイッチ1のスイッチ機能停止に対応することができる。
次に、アクティブスイッチ1の停止によるスイッチ復帰の処理のシーケンスについて説明する。図13は、アクティブスイッチ1の停止によるスイッチ復帰の処理のシーケンスを示す図である。なお、図13は、スイッチAがマスタースイッチ1であり、スイッチAが停止し、スイッチBが復帰される場合を示す。また、ホストのNIC-AはスイッチAと接続し、ホストのNIC-BはスイッチBと接続する。
図13に示すように、スイッチBのBMC1bは、スイッチAからのKeep-Aliveの断絶を検知し(ステップS141)、自装置の電源をONにする(ステップS142)。そして、スイッチBの制御部11cが、全ポートの電源をONにし(ステップS143)、他のアクティブなスイッチ1との間でマスタースイッチ1を決定する(ステップS144)。
また、ホストのNIC-Aは、LLDPパケットの断絶を検知し(ステップS145)、ポート電源操作部に通知する。ポート電源操作部は、LLDPパケットが途絶えたポートと同じMLAG内の他ポートの電源をONにし(ステップS146)、NIC-Bが起動する(ステップS147)。そして、スイッチBの制御部1cは、一定期間リンクアップしなかったポートの電源をOFFにする(ステップS148)。
このように、BMC1bは、Keep-Aliveの断絶を検知すると、自装置の電源をONにすることで、アクティブスイッチ1の停止に対応することができる。
次に、ポート復帰の処理のシーケンスについて説明する。図14は、ポート復帰の処理のシーケンスを示す図である。なお、図14は、スイッチAがマスタースイッチ1である場合を示す。また、ホストのNIC-AはスイッチAと接続し、ホストのNIC-BはスイッチBと接続する。
図14に示すように、スイッチAの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS151)。また、スイッチBの制御部1cは、自装置のポート毎のトラフィック量を監視する(ステップS152)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1へトラフィック量の送信を要求する(ステップS153)。
そして、スイッチBの制御部1cは、トラフィック量の送信を要求するイベントを受信し(ステップS154)、スイッチAに自装置のトラフィック量を送信する(ステップS155)。そして、スイッチAの制御部1cは、他スイッチ1のトラフィック量を受信し(ステップS156)、全スイッチ1のトラフィック量をMLAG毎に合計する(ステップS157)。
そして、スイッチAの制御部1cは、トラフィック量がON閾値以上のMLAGがあるか否かを判定し(ステップS158)、ない場合には、処理を終了する。一方、ON閾値以下のMLAGがある場合には、スイッチAの制御部1cは、電源をONにするポートを決定し(ステップS159)、自装置及び他スイッチ1にポート管理情報の変更を通知する(ステップS160)。
そして、ポート管理情報の変更を通知するイベントを受信する(ステップS161)と、スイッチAの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS162)、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定する(ステップS163)。そして、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、スイッチAの制御部1cは、ステップS165へ進む。
一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチAの制御部1cは、ポートの電源をONにし(ステップS164)、電源ONにしたポートの接続先を確認する(ステップS165)。そして、スイッチAの制御部1cは、ホストに接続先ホストのNICの電源ON命令パケットを送信する(ステップS166)。
また、ポート管理情報の変更を通知するイベントを受信する(ステップS167)と、スイッチBの制御部1cは、ポート管理情報を更新し(ステップS168)、自装置のポートに電源ONになるポートがあるか否かを判定する(ステップS169)。そして、自装置のポートに電源ONになるポートがない場合には、スイッチBの制御部1cは、処理を終了する。一方、自装置のポートに電源ONになるポートがある場合には、スイッチBの制御部1cは、ポートの電源をONにする(ステップS170)。
そして、ホストのNIC-Aが電源ON命令パケットについてイベントを受信し(ステップS171)、ホストのポート電源操作部が電源ON命令を受けたNICの電源をONにする(ステップS172)。ここでは、電源ON命令を受けたNICがNIC-Bであるとすると、NIC-Bが起動する(ステップS173)。
このように、トラフィック量がON閾値以下のMLAGがあると、マスタースイッチ1が電源をONにするポートを決定する。そして、マスタースイッチ1は、電源がONにされるポートに対応するNICを有するホストに電源ON命令パケットを送信する。そして、電源がONにされるポートを有するスイッチ1が当該ポートの電源をONにする。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、トラフィック量の増加に対応することができる。
次に、スイッチ1のハードウェア構成について説明する。図15は、スイッチ1のハードウェア構成を示す図である。図15に示すように、スイッチ1は、5つのポート10と、CPU(Central Processing Unit)20と、RAM(Random Access Memory)21と、HDD(Hard Disk Drive)22と、CDD(Compact Disk Drive)23とを有する。なお、スイッチ1は、5つより多いまたは少ないポート10を有してよい。
CPU20は、RAM21からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。RAM21は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶する揮発性メモリである。HDD22は、プログラムやデータを格納するディスク装置である。CDD23は、CD-Rの読み書きを行う装置である。
そして、スイッチ1において実行されるプログラムは、CPU20により読み出し可能な記録媒体の一例であるCD-Rに記憶され、CDD23によってCD-Rから読み出されてスイッチ1にインストールされる。あるいは、プログラムは、LANにより接続されたコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてスイッチ1にインストールされる。そして、インストールされたプログラムは、HDD22に記憶され、RAM21に読み出されてCPU20によって実行される。
上述してきたように、実施例では、ポート情報管理部11が、一定の時間間隔でポート毎のトラフィック量を監視し、他のスイッチ1とポート毎のトラフィック量を交換する。そして、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、MLAG毎にトラフィック量を計算し、トラフィック量がOFF閾値以下のMLAGがあるか否かを判定する。そして、トラフィック量がOFF閾値以下のMLAGがあると、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、MLAGに属するポートの中から電源をオフにするポートを特定する。そして、特定されたポートを有するスイッチ1のポート電源制御部13が、特定されたポートからホストに電源OFF命令パケットを送信した後、特定されたポートの電源をOFFにする。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、無駄な電力消費を防ぐことができる。
また、実施例では、マスタースイッチ1の状態変更決定部12は、MLAGのスイッチ電源OFFの可能条件が満たされる場合に、電源をOFFにするスイッチ1を特定する。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12は、特定したスイッチ1において電源がONである第1のポートの代わりとなる第2のポートを、特定したスイッチ1以外で電源がONであるスイッチ1のポートから特定する。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12は、第2のポートの電源をONにするように制御した後に第1のポートの電源をOFFにするように制御する。そして、マスタースイッチ1の状態変更決定部12により特定されたスイッチ1のスイッチ電源制御部14が、自装置の電源をOFFにする。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、無駄な電力消費を防ぐことができる。
また、実施例では、スイッチ電源OFFの可能条件は、n台の中継装置でMLAGを組む場合、MLAGに属するポートのうち1/n以上のポートの電源がOFFであるので、マスタースイッチ1は、電源OFFできるか否かを正確に判定することができる。
また、実施例では、ポート管理情報記憶部1aがポート管理情報を記憶し、状態変更決定部12は、電源をOFFにするポートについて全てのスイッチ1のポート管理情報を更新する。そして、ポート電源制御部13は、状態変更決定部12により電源をOFFにすることが決定されたポートの電源を、更新されたポート管理情報に基づいてOFFにする。したがって、マスタースイッチ1は、電源をOFFにすることを決定したポートの電源を確実にOFFにすることができる。
また、実施例では、マスタースイッチ1のポート情報管理部11が、トラフィック量がON閾値以上のMLAGがあるか否かを判定する。そして、トラフィック量がON閾値以下のMLAGがあると、マスタースイッチ1の状態変更決定部12が、MLAGに属するポートの中からスイッチ1の電源がONであって電源がOFFであるポートを特定する。そして、特定されたポートを有するスイッチ1のポート電源制御部13が、特定されたポートの電源をONにする。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、トラフィックの増大に適切に対応することができる。
また、実施例では、トラフィック量がON閾値以下のMLAGがあり、MLAGに属するポートの中にスイッチ1の電源がONであって電源がOFFであるポートがない場合に、マスタースイッチ1の状態変更決定部12は、電源をONにするスイッチ1を特定し、特定したスイッチ1の電源をONにするように制御する。したがって、MLAGを組むスイッチ1は、MLAGに属するポートの中に電源をONにするポートがない場合にも、トラフィックの増大に対応することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定された場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定する特定部と、
前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにするポート電源制御部と
を有することを特徴とする中継装置。
(付記2)前記特定部は、さらに、MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記複数の中継装置のうち電源をオフにする第1の中継装置を特定し、特定した第1の中継装置において電源がオンである第2のポートの代わりとなる第3のポートを前記第1の中継装置以外で電源がオンである第2の中継装置のポートから特定し、前記第3のポートの電源をオンにするように制御した後に前記第2のポートの電源をオフにするように制御し、
前記特定部又は他の中継装置の特定部により自装置が電源オフにされる中継装置として特定された場合に、自装置の電源をオフにするスイッチ電源制御部をさらに有することを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記3)前記特定部は、前記第3のポートに接続する情報処理装置を特定し、特定した情報処理装置に前記第3のポートに接続するネットワークインタフェース装置の電源をオンにするように指示し、
前記ポート電源制御部は、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第3のポートが自装置のポートである場合に、該第3のポートの電源をオンにし、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第2のポートが自装置のポートである場合に、該第2のポートの電源をオフにすることを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記4)前記所定のスイッチ電源オフ条件は、n台の中継装置で前記MLAGを組む場合、前記MLAGに属するポートのうち1/n以上のポートの電源がオフであることを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記5)前記MLAGに属するポート毎に電源のオンオフ状態を示す管理情報を記憶する管理情報記憶部をさらに有し、
前記特定部は、前記管理情報の前記第1のポートの電源のオンオフ状態をオフに更新して前記複数の中継装置に送信して管理情報記憶部を更新させ、
前記ポート電源制御部は、更新された管理情報記憶部に基づいて前記第1のポートの電源をオフにすることを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記6)前記判定部は、さらに、前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であるか否かを判定し、
前記特定部は、さらに、前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定された場合に、前記MLAGに属するポートの中から中継装置の電源がオンであってポートの電源がオフである第4のポートを特定し、
前記ポート電源制御部は、さらに、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された第4のポートが自装置のポートである場合に、該第4のポートの電源をオンにする
ことを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記7)前記特定部は、さらに、前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定され、前記第4のポートがない場合に、前記MLAGに属する中継装置の中から電源をオンにする第3の中継装置を特定し、前記第3の中継装置の電源をオンにするように制御することを特徴とする付記6に記載の中継装置。
(付記8)データを中継する中継装置が有するコンピュータに、
MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定し、
前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定した場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定し、
特定した第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにする
処理を実行させることを特徴とするプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記9)MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記複数の中継装置のうち電源をオフにする第1の中継装置を特定し、特定した第1の中継装置において電源がオンである第2のポートの代わりとなる第3のポートを前記第1の中継装置以外で電源がオンである第2の中継装置のポートから特定し、前記第3のポートの電源をオンにするように制御した後に前記第2のポートの電源をオフにするように制御し、
自装置が電源オフにされる中継装置として特定された場合に、自装置の電源をオフにすることを特徴とする付記8に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記10)前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であるか否かを判定し、
前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定した場合に、前記MLAGに属するポートの中から中継装置の電源がオンであってポートの電源がオフである第4のポートを特定し、
特定した第4のポートが自装置のポートである場合に、該第4のポートの電源をオンにすることを特徴とする付記8に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記11)前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定し、前記第4のポートがない場合に、前記MLAGに属する中継装置の中から電源をオンにする第3の中継装置を特定し、前記第3の中継装置の電源をオンにするように制御することを特徴とする付記10に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記12)メモリと該メモリに接続されたプロセッサとを有する中継装置において、
前記プロセッサに、
MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定し、
前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定した場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定し、
特定した第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにする
処理を実行させることを特徴とする中継装置。
1 スイッチ
1a ポート管理情報記憶部
1b BMC
1c 制御部
10 ポート
11 ポート情報管理部
12 状態変更決定部
13 ポート電源制御部
14 スイッチ電源制御部
20 CPU
21 RAM
22 HDD
23 CDD

Claims (7)

  1. MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定された場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定し、また、MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記複数の中継装置のうち電源をオフにする第1の中継装置を特定し、特定した第1の中継装置において電源がオンである第2のポートの代わりとなる第3のポートを前記第1の中継装置以外で電源がオンである第2の中継装置のポートから特定する特定部と、
    前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにし、また、MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第3のポートが自装置のポートである場合に、該第3のポートの電源をオンにし、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された前記第2のポートが自装置のポートである場合に、該第2のポートの電源をオフにするポート電源制御部と
    前記特定部又は他の中継装置の特定部により自装置が電源オフにされる中継装置として特定された場合に、自装置の電源をオフにするスイッチ電源制御部と
    を有することを特徴とする中継装置。
  2. 前記特定部は、前記第3のポートに接続する情報処理装置を特定し、特定した情報処理装置に前記第3のポートに接続するネットワークインタフェース装置の電源をオンにするように指示することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記所定のスイッチ電源オフ条件は、n台の中継装置で前記MLAGを組む場合、前記MLAGに属するポートのうち1/n以上のポートの電源がオフであることを特徴とする請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. 前記MLAGに属するポート毎に電源のオンオフ状態を示す管理情報を記憶する管理情報記憶部をさらに有し、
    前記特定部は、前記管理情報の前記第1のポートの電源のオンオフ状態をオフに更新し、更新した前記管理情報を他の中継装置に送信して前記他の中継装置が有する管理情報記憶部を更新させ、
    前記ポート電源制御部は、更新された管理情報記憶部に基づいて前記第1のポートの電源をオフにすることを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の中継装置。
  5. 前記判定部は、さらに、前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記特定部は、さらに、前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定された場合に、前記MLAGに属するポートの中から中継装置の電源がオンであってポートの電源がオフである第4のポートを特定し、
    前記ポート電源制御部は、さらに、前記特定部又は他の中継装置の特定部により特定された第4のポートが自装置のポートである場合に、該第4のポートの電源をオンにする
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の中継装置。
  6. 前記特定部は、さらに、前記判定部により前記MLAG内のトラフィック量が第2の閾値以上であると判定され、前記第4のポートがない場合に、前記MLAGに属する中継装置の中から電源をオンにする第3の中継装置を特定し、前記第3の中継装置の電源をオンにするように制御することを特徴とする請求項に記載の中継装置。
  7. データを中継する中継装置が有するコンピュータに、
    MLAGを組む複数の中継装置のポート毎のトラフィック量に基づいて、前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であるか否かを判定し、
    前記MLAG内のトラフィック量が第1の閾値以下であると判定した場合に、前記MLAG内の各ポートのトラフィック量に基づいて、前記MLAGに属するポートの中から電源をオフにする第1のポートを特定し、
    特定した第1のポートが自装置のポートである場合に、該第1のポートの電源をオフにし、
    MLAGにおける所定のスイッチ電源オフ条件が満たされる場合に、前記複数の中継装置のうち電源をオフにする第1の中継装置を特定し、特定した第1の中継装置において電源がオンである第2のポートの代わりとなる第3のポートを前記第1の中継装置以外で電源がオンである第2の中継装置のポートから特定し、
    自装置又は他の中継装置により特定された前記第3のポートが自装置のポートである場合に、該第3のポートの電源をオンにし、自装置又は他の中継装置により特定された前記第2のポートが自装置のポートである場合に、該第2のポートの電源をオフにし、
    自装置が電源オフにされる中継装置として特定された場合に、自装置の電源をオフにする
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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