JP2011044635A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】発散光を受光素子に入射させる場合において、光を所定の波長帯域毎に確実に分離することのできる光通信モジュールを提供する。
【解決手段】受光素子3は光軸が光ファイバー2の光軸と交わるように配置され、光ファイバー2に対向するように光フィルター6が配置され、光フィルター6は光ファイバー2からの光を反射させて受光素子3に対して入射させ、光フィルター6と受光素子3の間には所定波長帯域の光を透過させる波長分離素子11が配置され、光ファイバー2と受光素子3の間の光路上に、光ファイバー2からの発散光のうち中心領域の光のみを透過させる開口制限部15を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバーとの間で光の受発光をなす光通信モジュールに関し、特に光ファイバーからの光を発散光のまま受光素子に入射させる光通信モジュールに関する。
従来、光ファイバーとの間で光の受発光をなし、信号の送受信を行うように構成された光通信モジュールが知られている。光通信モジュールは、光ファイバーの取付部を備えると共に、光ファイバーからの光を受光して光電変換する受光素子と、光を発光して光ファイバーに入射させる発光素子とを備えている。
光ファイバーの光軸に対し、受光素子と発光素子を両方同位置に配置することはできないため、通常、発光素子を光ファイバーの光軸上に配置し、受光素子は光軸が光ファイバーの光軸と直交するように配置して、光ファイバーの光軸上にほぼ45°の角度をなして配置される光フィルターによって、光ファイバーからの光を受光素子に受光させるようにしている。
光ファイバーからの光は発散光であり、光通信モジュールの一般的な構成としては、光ファイバーからの光を受光部に入射させるために、光ファイバーに対向するようにコリメートレンズを設けて、発散光を平行光としていた。
これに対し、コリメートレンズを設けることなく、光ファイバーからの発散光をそのまま受光素子に入射させるものも知られている。この場合には、受光素子にボールレンズなどが設けられており、そのボールレンズを介して受光素子の受光面に光が集光される。このように発散光のまま受光素子に光を入射させることで、コリメートレンズが不要となるので部品点数を削減することができ、またその分小型化も図ることができる。このような光通信モジュールとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2005−202156号公報
光ファイバーからの光が複数波長を有するものであって、受光素子を光通信モジュール内に複数配置する場合、光ファイバーと受光素子の間には、受光素子で受光する所定波長帯域の光のみを透過させる波長分離素子としてのバンドパスフィルターが設けられる。このバンドパスフィルターにおいて所定の波長帯域の光のみを透過させることで、受光素子毎に所定の信号を受信することができる。特に複数の波長が近接している場合、バンドパスフィルターによって光を高精度に分離する必要がある。
しかし、バンドパスフィルターは、光の入射角度に対する依存性を有している。すなわち、光の入射角度が変化することにより、透過させる波長帯域がずれる現象が発生する。光ファイバーからの発散光がバンドパスフィルターに入射した場合、光軸中心と光の周囲部分とでは、入射角度が異なることとなる。
光ファイバーからの発散光強度は、発散角度に対してガウシアン分布を有しており、発散光強度がほぼ0に近くなる角度は、10°程度である。すなわち、バンドパスフィルターに入射する光の中において最大で±10°程度の角度差を生じることとなる。これだけ入射角度が異なると、バンドパスフィルターで透過される波長帯域も大きく異なってしまって、光を適切に分離できず、透過した光に広い範囲の波長の光が含まれることとなるため、通信性能を低下させるという問題があった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、発散光を受光素子に入射させる場合において、光を所定の波長帯域毎に確実に分離することのできる光通信モジュールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る光通信モジュールは、光ファイバーからの光を受光する受光素子と、前記光ファイバーに向かって光を発光する発光素子とを備え、前記光ファイバーからの発散光を前記受光素子に入射させる光通信モジュールにおいて、
前記受光素子は光軸が前記光ファイバーの光軸と交わるように配置され、前記光ファイバーに対向するように光フィルターが配置され、該光フィルターは前記光ファイバーからの光を反射させて前記受光素子に対して入射させ、前記光フィルターと受光素子の間には所定波長帯域の光を透過させる波長分離素子が配置され、
前記光ファイバーと受光素子の間の光路上に、前記光ファイバーからの発散光のうち中心領域の光のみを透過させる開口制限部を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記開口制限部は開口を有する素子からなることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る光通信モジュールは、前記開口制限部に設けられる開口の内周面は、前記光ファイバー側から受光素子側に向かって広がるテーパー状に形成されることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る光通信モジュールは、前記開口制限部は前記波長分離素子の受光素子側に配置されることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る光通信モジュールは、前記波長分離素子は基板上にフィルター部を形成してなり、該フィルター部を前記光フィルター側に面するように配置することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記光ファイバーの光軸上に発光素子が配置され、該発光素子からの光は前記光フィルターを透過して前記光ファイバーに入射することを特徴として構成されている。
本発明に係る光通信モジュールによれば、光フィルターと受光素子の間には所定波長帯域の光を透過させる波長分離素子が配置され、光ファイバーと受光素子の間の光路上に、光ファイバーからの発散光のうち中心領域の光のみを透過させる開口制限部を有することにより、波長分離素子に対する入射角度の小さい光のみが、開口制限素子を透過して受光素子に到達することとなるため、波長分離素子に入射角度依存性があっても、受光素子に入射する光を狭い範囲の波長帯域の光とすることができ、通信精度の低下を防止することができる。
また、本発明に係る光通信モジュールによれば、開口制限部は開口を有する素子からなることにより、ステンレス等の材料を用いて容易に開口制限部を形成することができる。
さらに、本発明に係る光通信モジュールによれば、開口制限部に設けられる開口の内周面は、光ファイバー側から受光素子側に向かって広がるテーパー状に形成されることにより、開口の内周面で光が反射して通信精度に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
さらにまた、本発明に係る光通信モジュールによれば、開口制限部は波長分離素子の受光素子側に配置されることにより、光に余分な成分が含まれない状態で開口制限部を透過することとなり、波長の分離精度をより高くすることができる。
そして、本発明に係る光通信モジュールによれば、波長分離素子は基板上にフィルター部を形成してなり、フィルター部を光フィルター側に面するように配置することにより、波長分離素子の基板側面における反射光の影響を小さくすることができ、波長の分離精度をさらに高くすることができる。
また、本発明に係る光通信モジュールによれば、光ファイバーの光軸上に発光素子が配置され、発光素子からの光は光フィルターを透過して光ファイバーに入射することにより、簡易な構成で送信機能を有することができる。
第1の実施形態における光通信モジュールの概要図である。 図1のうち光ファイバー及び第1の受光素子付近の部分拡大図である。 第1の波長分離素子の波長に対する透過率の概要図である。 第1の受光素子に入射する光の波長に対する強度分布の概要図である。 第2の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー及び第1の受光素子付近の拡大図である。 第3の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー及び第1の受光素子付近の拡大図である。 第4の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー及び第1の受光素子付近の拡大図である。 第5の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー及び第1の受光素子付近の拡大図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、第1の実施形態における光通信モジュールの概要図を示している。第1の実施形態における光通信モジュールは、光ファイバー2との間で光の送受信を行うものであって、光ファイバー2からの光を受光して光電変換する第1の受光素子3及び第2の受光素子4と、光ファイバー2に対して光を入射させる発光素子5とが本体部1内に配置される。受光素子3、4は、フォトダイオードからなり、また発光素子5はレーザーダイオードからなる。
本体部1には、光ファイバー2を固定する取付部14が設けられる。発光素子5は、本体部1内において光ファイバー2の端部と対向する位置に発光部5aが配置されるように固定されており、発光部5aにおいて発光された光は、直進して第2の光フィルター7及び第1の光フィルター6を介して光ファイバー2の端面に入射される。
第1の受光素子3と第2の受光素子4は、本体部1の取付部14が設けられる面と直交する面に設けられる。すなわち、第1の受光素子3と第2の受光素子4は、光軸がそれぞれ図中X軸に沿うと共に、第1の受光素子3が光ファイバー2側で、第2の受光素子4が発光素子5側で、それぞれ光軸が光ファイバー2の光軸と交わるように配置される。
光ファイバー2からの光は、3波長の光を含んでおり、第1の波長と第2の波長は10nm以下の差しかなく近接していて、第3の波長は第1の波長に対して約70nm程度の差があって大きく離れている。具体的には、第1の波長は1560nm、第2の波長は1550nm、第3の波長は1490nmとされる。このうち、実際に通信に用いられるのは第1の波長の光と第3の波長の光であり、第1の受光素子3において第1の波長の光を受光し、第2の受光素子4において第3の波長の光を受光する。また、発光素子5からは、第4の波長の光が発光されて光ファイバー2に入射される。
これら複数の波長の光を分岐するため、本体部1内には光フィルター6、7と波長分離素子11、12が配置される。第1の光フィルター6は、光ファイバー2の光軸及び第1の受光素子3の光軸に対し、いずれもほぼ45°の角度をなすように傾斜状に配置され、第1の波長の光及び第2の波長の光の波長帯域を反射させて第3の波長の光及び第4の波長の光は透過させる特性を有している。第1の波長分離素子11は、第1の波長の光の波長帯域のみを透過させるバンドパスフィルターであって、第2の波長の光の波長帯域は透過させない特性を有している。また、第1の波長分離素子11と第1の受光素子3の間には、開口制限部としての開口制限素子15が配置されている。その詳細は後述する。
第2の光フィルター7は、光ファイバー2の光軸及び第2の受光素子4の光軸に対して、いずれもほぼ45°の角度をなすように傾斜状に配置され、第3の波長の光を反射させて第4の波長の光は透過させる特性を有している。第2の波長分離素子12は、第3の波長の光の波長帯域のみを透過させるバンドパスフィルターとして構成されている。
発光素子5と第2の光フィルター7の間には、レンズ10が配置されており、発光素子5からの発散光は、レンズ10によって収束光とされ、第2の光フィルター7及び第1の光フィルター6を透過して光ファイバー2の端面に集光される。
第1の受光素子3に入射される光の光路上の構成についてより詳細に説明する。図2には、図1のうち光ファイバー2及び第1の受光素子3付近の部分拡大図を示している。この図に示すように、光ファイバー2から出射された発散光は、一部が第1の光フィルター6で反射して直交する方向に向かう。この光が入射する第1の波長分離素子11は、基板11a上に多層膜フィルター部11bを形成してなり、多層膜フィルター部11bが第1の光フィルター6側に面するように配置されている。
第1の波長分離素子11の第1の受光素子3側に配置される開口制限素子15は、ステンレス板からなる部材に開口15aを設けてなるアパーチャーとして構成されている。開口制限素子15の開口15aは、この位置を通る光の直径よりも小さく、したがって、第1の波長分離素子11を透過した光は、開口制限素子15によって中心領域のみが第1の受光素子3側に向かうこととなる。
第1の波長分離素子11に入射する光は、光ファイバー2から出射する発散光であるため、光の中心部と周縁部では入射角度が異なる。図3には第1の波長分離素子11の波長に対する透過率の概要図を、図4には第1の受光素子3に入射する光の波長に対する強度分布の概要図を、それぞれ示している。図3に示すように、第1の波長分離素子11は、入射角度が0°の場合には、所定の波長帯域の光を透過させる特性を示す。一方で、入射角度が大きくなると、透過させる波長帯域がずれてしまう。
図4に示すように、開口制限素子15を設けなかった場合には、光の中心からの距離によって異なる角度で第1の波長分離素子11に入射し、それがそのまま第1の受光素子3に入射することとなるので、第1の受光素子3に入射する光には、第1の波長の光に加えて第2の波長の光もある程度の強度で含まれる。これに対し、開口制限素子15を設けることにより、第1の波長分離素子11に対する入射角度の小さい光のみが、開口制限素子15を透過して第1の受光素子3に到達することとなるため、第1の波長分離素子11に入射角度依存性があっても、第1の受光素子3に入射する光を、狭い範囲の波長帯域の光とすることができる。すなわち、第1の波長の光が含まれる一方、第2の波長の光はごく小さい強度でしか含まれず、これにより第1の受光素子3において第1の波長の光を確実に受光し、通信精度の低下を防止することができる。
開口制限素子15の開口15aの大きさについては、開口15aが大きければ、光の透過率は大きくなるが、より多くの波長成分を含むこととなり、開口15aが小さければ、余分な波長成分をカットする性能は高くなるが、光の透過率は小さくなるので、図4に示す特性が所定のものとなるように適宜設定する。
なお、第1の受光素子3に入射する光は、前述の通り、近接した波長帯域が複数含まれているので、光路上に開口制限素子15を配置して確実に第1の波長帯域の光が第1の受光素子3に入射するようにしたが、第2の受光素子4で受光する光は、第1の波長及び第2の波長から大きく離れた第3の波長の光であるため、高精度な分離を行う必要がなく、したがって第2の受光素子4側には開口制限素子15は配置されていない。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図5には第2の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー2及び第1の受光素子3付近の拡大図を示している。この図における光通信モジュールの構成は、開口制限素子15の位置以外は第1の実施形態と同じであり、共通点についての説明は省略する。なお、以下の実施形態でも同様である。図5に示すように、本形態において開口制限素子15は、光ファイバー2と第1の受光素子3の間の光路上であって、第1の波長分離素子11の第1の光フィルター6側に配置されている。また、第1の波長分離素子11は、基板11aが第1の受光素子3側を向いており、多層膜フィルター部11bが第1の光フィルター6側を向くように配置されている。
図6には第3の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー2及び第1の受光素子3付近の拡大図を示している。この図に示すように、本形態において開口制限素子15は、第1の実施形態と同様に光ファイバー2と第1の受光素子3の間の光路上であって、第1の波長分離素子11の第1の受光素子3側に配置されている。一方、第1の波長分離素子11は、基板11aが第1の光フィルター6側を向いており、多層膜フィルター部11bが第1の波長分離素子11側を向くように配置されている。すなわち、第1の波長分離素子11が第1の実施形態とは反対向きに配置されている。
図7には第4の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー2及び第1の受光素子3付近の拡大図を示している。この図に示すように、本形態において開口制限素子15は、光ファイバー2と第1の受光素子3の間の光路上であって、第1の波長分離素子11の第1の光フィルター6側に配置されている。また、第1の波長分離素子11は、基板11aが第1の光フィルター6側を向いており、多層膜フィルター部11bが第1の受光素子3側を向くように配置されている。すなわち、第1の波長分離素子11が第2の実施形態とは反対向きに配置されている。
以上のように、第2〜4実施形態のような配置関係であっても、第1の波長の光のみを高精度に分離して第1の受光素子3に受光させることができる。ただし、第1の波長分離素子11を構成する基板11a側面における反射や、開口制限素子15の開口15a内周面における反射の影響などを考慮すれば、予め多層膜フィルター部11bによって光の余分な成分をカットした上で、開口制限素子15により中心領域のみの光を取り出すことのできる第1の実施形態が、最も分離の性能を良好にすることができる。
図8には第5の実施形態における光通信モジュールの光ファイバー2及び第1の受光素子3付近の拡大図を示している。本実施形態における波長分離素子11及び開口制限素子15の配置関係は、第1の実施形態と同様である。本実施形態では、第1の実施形態に対して開口制限素子15の構成のみが相違している。開口制限素子15の開口15aは、内周面が第1の波長分離素子11側から第1の受光素子3側に向かって広がるテーパー状となるように形成されている。このテーパー角度は、開口制限素子15の開口15aに入射する光の外周における最大傾斜角度よりも大きくなるようにする。これによって、開口制限素子15に入射した光が、開口15aの内周面で反射し、通信精度に悪影響を及ぼすことを防止することができる。また、第2〜4の実施形態についても、開口制限素子15の開口15aを、第1の受光素子3側に向かって広がるテーパー状とすることで、同様に開口制限素子15に入射した光が、開口15aの内周面で反射して通信精度に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれらの実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、これまで説明した実施形態において、開口制限素子15は、開口15aを有するアパーチャーとし、第1の波長分離素子11とは別部品として構成したが、第1の波長分離素子11に開口制限部を一体的に形成することもできる。この場合、第1の波長分離素子11の表面に開口をレジスト形成することによって開口制限部を構成することができる。
また、開口制限部の構成としては、開口を有するアパーチャー等には限られず、光の中心領域のみを第1の受光素子3に受光させるものであればよく、例えば回折格子や部分透過フィルターなどによっても構成することができる。
1 本体部
2 光ファイバー
3 第1の受光素子
4 第2の受光素子
5 発光素子
6 第1の光フィルター
7 第2の光フィルター
10 レンズ
11 第1の波長分離素子
11a 基板
11b 多層膜フィルター部
12 第2の波長分離素子
14 取付部
15 開口制限素子
15a 開口

Claims (6)

  1. 光ファイバーからの光を受光する受光素子と、前記光ファイバーに向かって光を発光する発光素子とを備え、前記光ファイバーからの発散光を前記受光素子に入射させる光通信モジュールにおいて、
    前記受光素子は光軸が前記光ファイバーの光軸と交わるように配置され、前記光ファイバーに対向するように光フィルターが配置され、該光フィルターは前記光ファイバーからの光を反射させて前記受光素子に対して入射させ、前記光フィルターと受光素子の間には所定波長帯域の光を透過させる波長分離素子が配置され、
    前記光ファイバーと受光素子の間の光路上に、前記光ファイバーからの発散光のうち中心領域の光のみを透過させる開口制限部を有することを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記開口制限部は開口を有する素子からなることを特徴とする請求項1記載の光通信モジュール。
  3. 前記開口制限部に設けられる開口の内周面は、前記光ファイバー側から受光素子側に向かって広がるテーパー状に形成されることを特徴とする請求項2記載の光通信モジュール。
  4. 前記開口制限部は前記波長分離素子の受光素子側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光通信モジュール。
  5. 前記波長分離素子は基板上にフィルター部を形成してなり、該フィルター部を前記光フィルター側に面するように配置することを特徴とする請求項4記載の光通信モジュール。
  6. 前記光ファイバーの光軸上に発光素子が配置され、該発光素子からの光は前記光フィルターを透過して前記光ファイバーに入射することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光通信モジュール。
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