JP2011044084A - 作業状態管理プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行する場合において、そのうちのある作業を実行した際に電子文書の内容が変更されたときに、変更された電子文書と派生関係にある電子文書を用いる作業を矛盾なく実行することができる作業状態管理プログラム及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】ワークフロー管理サーバ装置1は、第1の電子文書を用いて各作業を実行することで派生した複数の第2の電子文書間の関係が派生関係にあるか否かを判断する関連作業判断手段10Eと、複数の第2の電子文書に含まれる第3の電子文書の内容が変更されたとき、関連作業判断手段10Eにより第3の電子文書と派生関係にあると判断された第4の電子文書の内容を第3の電子文書の変更内容に基づいて変更する電子文書変更手段102Bと、第3の電子文書及び第4の電子文書を用いる作業の実行状態を変更する作業実行状態変更手段102Cとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業状態管理プログラム及び情報処理装置に関する。
従来の情報処理装置として、一連の作業(以下、「ワークフロー」という。)に対して作業の順序等が定義されたワークフロー定義を管理するワークフロー管理装置と、ワークフロー定義情報に基づいて各作業を処理するデータ管理装置とを有するものが提案されている(例えば、特許文献1)。
上記のように構成された情報処理装置において、作業で用いる電子文書としての帳票に修正箇所が発生すると、データ管理装置は、前の作業に帳票を差し戻すとともに、差し戻し処理に関連する他の作業を特定して、差し戻す前における他の作業の状態に応じて、差し戻した後における他の作業の状態を適当な状態へ更新するものである。
特開2008−269472号公報
本発明の目的は、電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行する場合において、そのうちのある作業を実行した際に電子文書の内容に変更が加えられたときに、変更された電子文書と派生関係にある電子文書を用いる作業を矛盾なく実行する作業状態管理プログラム及び情報処理装置を提供することにある。
[1]コンピュータを、第1の電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行することにより派生した複数の第2の電子文書間の関係が派生関係にあるか否かを判断する判断手段と、前記複数の第2の電子文書に含まれる第3の電子文書の内容が変更されたとき、前記判断手段により前記第3の電子文書と派生関係にあると判断された第4の電子文書の内容を第3の電子文書における変更された内容に基づいて変更する文書内容変更手段と、前記第3の電子文書及び前記第4の電子文書に対応する作業の実行に関する状態を変更する作業実行状態変更手段として機能させるための作業状態管理プログラム。
[2]前記判断手段は、前記複数の第2の電子文書のうち、前記あらかじめ定めた順序において、前記第3の電子文書を用いて実行される作業より順序が後の作業において用いられる電子文書が前記派生関係にあると判断する前記[1]に記載の作業状態管理プログラム。
[3]前記判断手段は、前記複数の第2の電子文書のうち、前記あらかじめ定めた順序において、前記第3の電子文書を用いて実行される作業より順序が前の作業において用いられる電子文書の中で、前記第3の電子文書における変更された内容に対応する内容に変更の権限を有する電子文書が派生関係にあると判断する前記[1]又は[2]に記載の作業状態管理プログラム。
[4]前記作業実行状態変更手段は、前記第4の電子文書に対し、前記第3の電子文書における変更された内容に対応する内容以外には変更の権限を与えない前記[3]に記載の作業状態管理プログラム。
[5]第1の電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行することにより派生した複数の第2の電子文書間の関係が派生関係にあるか否かを判断する判断手段と、前記複数の第2の電子文書に含まれる第3の電子文書の内容が変更されたとき、前記判断手段により前記第3の電子文書と派生関係にあると判断された第4の電子文書の内容を第3の電子文書における変更された内容に基づいて変更する文書内容変更手段と、前記第3の電子文書及び前記第4の電子文書に対応する作業の実行に関する状態を変更する作業実行状態変更手段とを有する情報処理装置。
請求項1又は5に係る発明によれば、電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行する場合において、そのうちのある作業を実行した際に電子文書の内容に変更が加えられたときに、変更された電子文書と派生関係にある電子文書を用いる作業を矛盾なく実行することができる。
請求項2に係る発明によれば、内容に変更が加えられた電子文書と派生関係にある電子文書を用いる作業のうち、内容に変更が加えられた電子文書を用いて実行される作業より順序が後の作業を、矛盾なく実行することができる。
請求項3に係る発明によれば、電子文書の内容の変更に伴い作業をやりなおすとき、変更された内容の影響を受けない作業をやり直すという無駄をなくすことができる。
請求項4に係る発明によれば、電子文書の内容の変更に伴い作業をやりなおすとき、変更された内容の影響を受けない、他の電子文書の内容が誤って変更されることを抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るワークフロー管理システムの構成例を示す概略図である。 図2は、ワークフロー管理サーバ装置1の構成例を示す概略図である。 図3(a)〜(c)は、案件DB2、帳票DB3及び定義DB4の構成例を示す概略図である。 図4(a)〜(d)は、定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。 図5(a)及び(b)は、帳票DB3が格納する情報の構成例を示す概略図である。 図6(a)及び(b)は、案件DB2が格納する情報の構成例を示す概略図である。 図7Aは、ワークフロー管理システム8が扱うワークフローの状態の一例を示す概略図である。 図7Bは、ワークフロー管理システム8が扱うワークフローの状態の一例を示す概略図である。 図8は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係る定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。 図10は、端末装置5の表示部に表示される画像の一例を示す概略図である。 図11(a)〜(c)は、ワークフロー管理システム8の動作例を示す概略図である。 図12は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。 図13(a)〜(c)は、ワークフロー管理システム8の動作例を示す概略図である。 図14(a)〜(c)は、定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。 図15は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。
〔第1の実施の形態〕
(ワークフロー管理システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るワークフロー管理システムの構成例を示す概略図である。
このワークフロー管理システム8は、ワークフロー管理サーバ装置1と、案件データベース(以下、「DB」という。)2と、帳票DB3と、定義DB4と、端末装置5とをネットワーク6によって互いに通信可能に接続することで構成される。なお、同図では2台の端末装置5を図示するが、1台又は3台以上の複数台であってもよい。
ワークフロー管理サーバ装置1は、電子文書を用いた一連の作業(以下、「ワークフロー」という。)を管理するための機能を備えた、CPU(Central Processing Unit)やHDD(Hard Disk Drive)等の電子部品を有する情報処理装置である。
案件DB2は、ワークフローの一連の作業の手順を示す案件の状態を示す情報と、それぞれの作業の状態を示す情報等を格納する。
帳票DB3は、各案件で用いられる電子文書としての帳票の内容及び帳票どうしの関係を示す情報等を格納する。
定義DB4は、ワークフローが実行される組織の関係と、組織において実行される案件の関係と、案件に含まれる作業の関係と、作業の内容と、案件で用いられる電子文書としての帳票に対する権限とを定義する情報等を格納する。
端末装置5は、ワークフロー管理サーバ装置1にアクセスし電子文書を用いた作業を実行し、操作入力用の操作部と、液晶ディスプレイ等の表示部と、CPUや記憶部等の電子部品を備えた本体部とを有し、例えば、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話機等を用いることができる。
ネットワーク6は、LAN(Local Area Network)、インターネット等でもよく、有線、無線は問わない。
ここで、「ワークフロー」とは、予め設定された順序に基づいて複数の案件、及び案件に含まれる作業をそれぞれに定められた作業者が実行し、処理していくものである。作業は、端末装置5を用いて電子文書を閲覧及び編集することで実行される。
図2は、ワークフロー管理サーバ装置1の構成例を示す概略図である。
ワークフロー管理サーバ装置1は、CPU等から構成され各部を制御するとともに各種のプログラムを実行する制御部10と、HDDやフラッシュメモリ等の記憶装置から構成され情報を記憶する記憶部11と、ネットワーク6を介して外部と通信する通信部12とを有する。
制御部10は、後述するワークフロー管理プログラム11Aを実行することで、案件制御手段10Aと、帳票制御手段10Bと、作業制御手段10Cと、帳票権限制御手段10Dと、関連作業判断手段10E等として機能する。
案件制御手段10Aは、案件DB2に格納される案件に関する情報の読み出しを実行する案件読出手段100A、書き込みを実行する案件書込手段101A、上書き変更を実行する案件変更手段102A等の手段を有する。
帳票制御手段10Bは、帳票DB3に格納される電子文書としての帳票に関する情報の読み出しを実行する電子文書読出手段100B、書き込みを実行する電子文書書込手段101B、上書き変更を実行する電子文書変更手段102B等の手段を有する。
作業制御手段10Cは、案件DB2に格納される作業の実行状態に関する情報の読み出しを実行する作業実行状態読出手段100C、書き込みを実行する作業実行状態書込手段101C、上書き変更を実行する作業実行状態変更手段102C等の手段を有する。
帳票権限制御手段10Dは、定義DB4に格納される権限情報に基づいて端末装置5を利用する利用者の帳票に関する情報の読み出し、書き込み、上書き等の動作を許可又は禁止する。
関連作業判断手段10Eは、電子文書としての帳票に変更が加えられたとき、その帳票又はその帳票に関連する帳票を使用して実行する作業か否かをすべての作業について判断する。
記憶部11は、制御部10を上述した各手段等として動作させるワークフロー管理プログラム11Aを記憶する。
図3(a)〜(c)は、案件DB2、帳票DB3及び定義DB4の構成例を示す概略図である。
図3(a)に示す案件DB2は、ワークフローの一連の作業の手順を示す案件の状態を示す案件情報2Aと、ワークフローのそれぞれの作業の状態を示す作業情報2Bとを格納する。
図3(b)に示す帳票DB3は、各案件で用いられる電子文書としての帳票の内容及び帳票どうしの関係を示す帳票情報3Aを格納する。
図3(c)に示す定義DB4は、ワークフローが実行される組織の関係を示す組織定義情報4Aと、組織において実行されるワークフローの案件の内容を示すワークフロー定義情報4Bと、各案件に含まれる作業の手順を示す案件定義情報4Cと、各作業の内容を示す作業定義情報4Dと、端末装置5を利用する利用者に与えられたワークフローで使用する帳票に対する操作の権限を示す帳票権限定義情報4Eとを格納する。
図4(a)〜(d)は、定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。
図4(a)に示す組織定義情報4Aは、会社の組織体系を示すものであり、例えば、親会社である組織Gと、子会社である組織G1〜G3と、部署1−1〜1−3及び2−1である組織G11〜13及びG21と、グループである組織G111及びG112とから構成される。各組織の関係は、同図において実線で図示される。
図4(b)に示すワークフロー定義情報4Bは、ワークフローの順序を示す順序欄40Bと、ワークフローの案件を実行する組織を示す組織ID欄41Bと、実行される案件を示す案件ID欄42Bとを有する。
図4(c)に示す案件定義情報4Cは、ワークフローの案件を示す案件ID欄40Cと、各案件で使用される帳票を示す帳票ID欄41Cと、各案件で実行される作業を示す作業欄42Cとを有する。
図4(d)に示す作業定義情報4Dは、案件中で実行される作業を示す作業ID欄40Dと、各作業の内容を示す作業内容欄41Dとを有する。
図5(a)及び(b)は、帳票DB3が格納する情報の構成例を示す概略図である。
図5(a)に示す帳票情報3Aは、例えば、帳票の一例としてアンケートを用いるとき、用いられるアンケートを示すアンケートID欄30Aと、各アンケートに用いられる質問を示す質問ID欄31Aと、各アンケートから派生して作成されたアンケートを示す子アンケートID32Aとを有する。
図5(b)に示す質問情報3aは、帳票情報3Aの質問ID欄31Aに記載された質問IDを示す質問ID欄30aと、質問の内容を示す質問内容欄31aとを有する。
図6(a)及び(b)は、案件DB2が格納する情報の構成例を示す概略図である。
図6(a)に示す案件情報2Aは、ワークフローにおいて実行される案件を示す案件ID欄20Aと、例えば、「完了」、「実行中」、「未実施」等の各案件の状態を示す状態欄21Aとを有する。
図6(b)に示す作業情報2Bは、ワークフローにおいて実行される案件を示す案件ID欄20Bと、各案件において実行される作業を示す作業ID欄21Bと、各作業の状態を示す状態欄22Bとを有する。
(ワークフロー管理システムの動作)
以下に、ワークフロー管理システム8の動作を各図を参照しつつ説明する。
まず、ワークフロー管理システム8を利用する利用者は、端末装置5の操作部を操作してワークフローの管理を開始するよう要求する。端末装置5は、ワークフロー管理サーバ装置1に対してワークフロー管理プログラム11Aの起動を要求し、ワークフロー管理サーバ装置1は、起動の要求を受けてワークフロー管理プログラム11Aを起動する。
次に、図4(a)に示す組織Gに属する利用者は、端末装置5を利用して、ワークフローの案件P1の作業W1、つまり図5(a)に示す帳票としてのアンケートAの作成を実行する。作成されたアンケートAは、帳票DB2に格納される。次に、それぞれ組織G1及びG2の利用者は、端末装置5を利用して、ワークフロー定義情報4Bに基づいて案件P1及びP2を実行し、帳票DB2に格納されたアンケートAを変更することで、アンケートA1及びA2を生成する。また、同様に組織G11及びG12の利用者は、端末装置5を利用し、案件P11及びP12を実行し、帳票DB3に格納されたアンケートA1を変更することでアンケートA11及びA12を生成する。また、組織G3、G13、G111及びG112の利用者は、案件P3、P13、P111及びP112をそれぞれ実行し、帳票DB3に格納されたアンケートA、A1、A11及びA11の回答及び承認を行なう。以下において、ワークフローの案件が後述する図7Aに例示する状態まで進んだ後に、状態が「完了」である案件において帳票であるアンケートに修正が加えられた場合について説明する。
図7Aは、ワークフロー管理システム8が扱うワークフローの状態の一例を示す概略図である。
図7Aに示す状況において、組織G、G1、G11、G12、G13、G2及びG3は、案件P、P1、P11、P12、P13、P2及びP3を完了しており、組織G111及びG21は、案件P111及びP21を実行中である。この状況において、組織G1によってアンケートA1にQ8が追加される場合のワークフロー管理システム8の動作を以下の図7Bに示す。
図7Bは、ワークフロー管理システム8が扱うワークフローの状態の他の一例を示す概略図である。
図7Bに示す状況において、組織G、G2、G21及びG3における案件P、P2、P21及びP3の実行状態、並びにアンケートA、A2、A3の内容は、図7Aと変化なく、組織G111及びG21において案件P111及びP21の実行状態、並びにアンケートA1、A11及びA12の内容は、図7Aと比べて変化する。アンケートA1の子アンケートであるアンケートA11及びA12は、アンケートA1の変更に応じてQ8が追加されることで、その内容変更される。また、案件P111、P112及びP13の各作業の実行状態は、「実行中」が「実行待ち」に、「完了」のうち最も日時が古いものが「再実行中」に、「完了」のうち最も日時が古いもの以外のものが「再実行待ち」に変更される。
以下において、図7Aの状況から図7Bの状況へ変化する場合のワークフロー管理システム8の動作を説明する。
図8は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。
まず、ワークフロー管理サーバ装置1の関連作業判断手段10Eは、案件が完了したアンケートに変更があることを検出すると(S1;Yes)、帳票DB3の帳票情報3Aを参照する(S2)。次に、関連作業判断手段10Eは、帳票情報3Aの子アンケート欄32Aから変更のあったアンケート、例えばアンケートA1の子アンケートがアンケートA11及びA12であるという情報を取得する(S3)。
ステップS3において、子アンケートが取得できたとき(S4;Yes)、帳票制御手段10Bの電子文書変更手段102Bは、帳票情報3AにQ8を追加して書き換えることで子アンケートA11及びA12の内容を変更する(S5)。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、変更のあったアンケートA1の案件又は作業の状態が「完了」又は「実行中」であるとき(S6;Yes)、その案件又は作業の状態を「再実行中」に変更する(S7)。また、変更のあったアンケートA1の案件又は作業の状態が「未実施」であるとき(S6;No)、状態を変更せずに動作を終了する。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、子アンケートを用いる案件又は作業のうち状態が「完了」のものを「再実行待ち」に変更し(S8)、変更のあったアンケート以降の順序であって、子アンケートを用いない案件のうち状態が「完了」のものを「完了待ち」に変更して(S9)、状態が「実行中」のものを「実行待ち」に変更する(S10)。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、帳票に属性が設定されるとき、変更された帳票の属性と同一の属性に編集の権限を有する作業についてワークフローをやりなおす点で第1の実施の形態と異なる。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。
図9(a)に示す案件定義情報4C’は、ワークフローの案件を示す案件ID欄43Cと、各案件で使用される帳票を示す帳票ID欄44Cと、各案件で実行される作業を示す作業欄44Cとを有する。この例では、同一の帳票Bを用いて作業W5〜W8が実行される案件P3を示す。
図9(b)に示す作業定義情報4D’は、案件中で実行される作業を示す作業ID欄42Dと、各作業の内容を示す作業内容欄43Dとを有する。この例では、各作業W5〜W8に対してそれぞれ作業者A〜Dが帳票Bに対して入力を実行する。
図9(c)に示す帳票権限定義情報4Eは、帳票に定められた後述する属性を示す属性欄40Eと、作業W5に対して与えられる属性A〜Cに対する権限を示す作業W5欄41Eと、同様に権限を示す作業W6欄42E、作業W7欄43E及び作業W8欄44Eを有する。
図10は、端末装置5の表示部に表示される画像の一例を示す概略図である。
帳票作業画面300は、端末装置5の表示部に表示される画像であって、例えば、作業W5を実行するときに使用する帳票の画像であり、編集可能な属性A及びCに用意される入力欄300a及び300cと、編集不可能な属性Bに表示される参照欄300bと、入力欄300a及び300cに入力した内容で作業を完了又はキャンセルするときに図示しないカーソル等で選択操作される操作ボタン300dとを有する。入力欄の表示、参照欄の表示は帳票権限定義情報4Eに基づいて決定され、権限がないときはその属性は表示されない。
図11(a)〜(c)は、ワークフロー管理システム8の動作例を示す概略図である。
図11(a)に示すように、作業W5〜W8の順で実行される案件P3は、作業W5〜W7が完了し、作業W8の実行中に作業W5〜W8を実行する利用者以外の利用者によって属性Aが修正される。
図11(b)に示すように、作業W8において属性Aが修正されたために、案件P3は、属性Aに対して編集の権限を有する作業W5、W6が「再実行中」又は「再実行待ち」となり、さらに再実行中の作業W5において再び属性Cが編集される。
図11(c)に示すように、案件P3は、作業W5において属性Cが編集されたために、属性Cに対して編集の権限を有する作業W7が「再実行待ち」と変更される。
図12は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。
まず、ワークフロー管理サーバ装置1の関連作業判断手段10Eは、実行中の帳票、例えば、作業W8で用いる帳票に変更があることを検出すると(S20;Yes)、定義DB4の帳票権限定義情報4Eを参照する(S21)。
次に、関連作業判断手段10Eが、ワークフローの順序が以前の作業W5〜W7のうち変更があった属性に編集の権限が与えられたものがあると判断したとき(S22;Yes)、作業制御手段10Cは、作業の状態が「実行中」の作業を「実行待ち」の状態へ変更する(S23)。また、ステップS22において変更があった属性に編集の権限が与えられたものがないとき(S22;No)、実行中の作業の変更内容を反映して動作を終了する(S31)。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、編集の権限のある最も順序の早い作業、例えば、作業W5の状態を「完了」から「再実行中」に変更し(S24)、その他の編集の権限のある作業、例えば、作業W6の状態を「完了」から「再実行待ち」に変更する(S25)。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、状態が「再実行中」の作業においてさらに他の属性に対して変更があるとき(S26;Yes)、全ての作業W5〜W8のうち、ステップS26で変更された属性に対して編集の権限がある作業があるとき(S27;Yes)、編集の権限がある作業の状態が「実行中」の作業の状態を「実行待ち」に(S28)、状態が「完了予定」の作業の状態を「再実行待ち」に(S29)、状態が「完了」の作業の状態を「再実行中」に変更する(S30)。
また、ステップS26において状態が「再実行中」の作業においてさらに他の属性に対して変更がないとき(S26;No)、ステップS20へと戻る。また、ステップS27において全ての作業W5〜W8のうち、ステップS26で変更された属性に対して編集の権限がある作業がないとき(S27;No)、ステップS31へと進む。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、帳票に属性が設定されるとき、変更された帳票と同一の属性に編集の権限を有する作業についてワークフローをやりなおすとき、変更されていない属性に編集の権限があっても作業を実行する利用者に編集させない点で第2の実施の形態と異なる。
図13(a)〜(c)は、ワークフロー管理システム8の動作例を示す概略図である。
図13(a)に示す状況において、作業W5〜W8の順で実行される案件P3は、作業W5〜W7が完了し、作業W8の実行中に作業W5〜W8を実行する利用者以外の利用者によって属性Aが修正される。
図13(b)に示す状況において、作業W8において属性Aが編集されたために、案件P3は、属性Aに対して編集の権限を有する作業W5、W6が「再実行中」又は「再実行待ち」とされ、さらに再実行中の作業W5において属性Aが編集され、その後作業W6において属性Aが編集される。
図13(c)に示す状況において、作業W5及びW6の状態が「完了」に変更されたために、案件P3は、属性Aに対して編集の権限を有しない作業W7の状態が「完了予定」から「完了」とされる。
図14(a)〜(c)は、定義DB4が格納する情報の構成例を示す概略図である。なお、図14(a)〜(c)は、それぞれ図13(a)〜(c)の状況に対応している。
図14(a)に示す帳票権限定義情報4Eは、図13(a)の状況に対応したものであり、図9(c)で説明したものと同一である。
図14(b)に示す帳票権限定義情報4Eは、図13(b)の状況に対応したものであり、図13(a)において変更された属性A以外の属性B及びCに対する「編集」の権限を「編集不可」の権限に変更したものである。
図14(c)に示す帳票権限定義情報4Eは、図13(c)の状況に対応したものであり、一旦「編集不可」になった権限を「編集」の権限に戻して変更したものであり、図13(a)で説明したものと同一である。
図15は、ワークフロー管理システム8の動作例を示すフローチャートである。
まず、ワークフロー管理サーバ装置1の関連作業判断手段10Eは、実行中の帳票、例えば、作業W8で用いる帳票に変更があることを検出すると(S50;Yes)、定義DB4の帳票権限定義情報4Eを参照する(S51)。
次に、関連作業判断手段10Eが、ワークフローの順序が以前の作業W5〜W7のうち変更があった属性に編集の権限が与えられたものがあると判断したとき(S52;Yes)、帳票権限制御手段10Dは、帳票権限定義情報4Eの変更のあった属性以外の属性に対して「編集」の権限が与えられたものを「編集不可」の権限に変更する(S53)。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、作業の状態が「実行中」の作業を「実行待ち」の状態へ変更する(S54)。また、ステップS52において変更があった属性に編集の権限が与えられたものがないとき(S52;No)、実行中の作業の変更内容を反映する(S57)。
次に、作業制御手段10Cの作業実行状態変更手段102Cは、編集の権限のある最も順序の早い作業、例えば、作業W5の状態を「完了」から「再実行中」に変更し(S55)、その他の編集の権限のある作業、例えば、作業W6の状態を「完了」から「再実行待ち」に変更する(S56)。
次に、ステップS57を実行して全ての作業が終了した後、帳票権限制御手段10Dは、ステップS53において「編集不可」にした権限を「編集」に変更する(S58)。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。例えば、各実施の形態を組み合わせて実施してもよい。
また、上記実施の形態で使用される案件制御手段10Aと、帳票制御手段10Bと、作業制御手段10Cと、帳票権限制御手段10Dと、関連作業判断手段10Eは、CD−ROM等の記憶媒体から装置内の記憶部に読み込んでも良く、インターネット等のネットワークに接続されているサーバ装置等から装置内の記憶部にダウンロードしてもよい。また、上記実施の形態で使用される手段の一部または全部をASIC等のハードウェアによって実現してもよい。
1…ワークフロー管理サーバ装置、2…案件DB、2A…案件情報、2B…作業情報、3…帳票DB、3A…帳票情報、3a…質問情報、4…定義DB、4A…組織定義情報、4B…ワークフロー定義情報、4C…案件定義情報、4D…作業定義情報、4E…帳票権限定義情報、5…端末装置、6…ネットワーク、8…ワークフロー管理システム、10…制御部、10A…案件制御手段、10B…帳票制御手段、10C…作業制御手段、10D…帳票権限制御手段、10E…関連作業判断手段、11…記憶部、11A…ワークフロー管理プログラム、12…通信部、案件読出手段…100A、電子文書読出手段…100B、作業実行状態読出手段…100C、案件書込手段…101A、電子文書書込手段…101B、作業実行状態書込手段…101C、案件変更手段…102A、電子文書変更手段…102B、作業実行状態変更手段…102C、300…帳票作業画面、300a…入力欄、300b…参照欄、300d…操作ボタン

Claims (5)

  1. コンピュータを、
    第1の電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行することにより派生した複数の第2の電子文書間の関係が派生関係にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記複数の第2の電子文書に含まれる第3の電子文書の内容が変更されたとき、前記判断手段により前記第3の電子文書と派生関係にあると判断された第4の電子文書の内容を第3の電子文書における変更された内容に基づいて変更する文書内容変更手段と、
    前記第3の電子文書及び前記第4の電子文書に対応する作業の実行に関する状態を変更する作業実行状態変更手段として機能させるための作業状態管理プログラム。
  2. 前記判断手段は、前記複数の第2の電子文書のうち、前記あらかじめ定めた順序において、前記第3の電子文書を用いて実行される作業より順序が後の作業において用いられる電子文書が前記派生関係にあると判断する請求項1に記載の作業状態管理プログラム。
  3. 前記判断手段は、前記複数の第2の電子文書のうち、前記あらかじめ定めた順序において、前記第3の電子文書を用いて実行される作業より順序が前の作業において用いられる電子文書の中で、前記第3の電子文書における変更された内容に対応する内容に変更の権限を有する電子文書が派生関係にあると判断する請求項1又は2に記載の作業状態管理プログラム。
  4. 前記作業実行状態変更手段は、前記第4の電子文書に対し、前記第3の電子文書における変更された内容に対応する内容以外には変更の権限を与えない請求項3に記載の作業状態管理プログラム。
  5. 第1の電子文書を用いてあらかじめ定めた順序に沿って各作業を実行することにより派生した複数の第2の電子文書間の関係が派生関係にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記複数の第2の電子文書に含まれる第3の電子文書の内容が変更されたとき、前記判断手段により前記第3の電子文書と派生関係にあると判断された第4の電子文書の内容を第3の電子文書における変更された内容に基づいて変更する文書内容変更手段と、
    前記第3の電子文書及び前記第4の電子文書に対応する作業の実行に関する状態を変更する作業実行状態変更手段とを有する情報処理装置。
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