JP2011043577A - 光トランシーバ、及びその組立て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に組み立て可能な光トランシーバ、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】光トランシーバ10は、光サブアセンブリ12、14、フレーム18、及び、レセプタクル16を備えており、フレームは一対の側壁18bを有し、レセプタクルは光サブアセンブリと光コネクタとを光学的に結合するための部品である。レセプタクルは、フレームの一対の側壁の間に挿入され、一対の側壁に対面する一対の側面、及び底面を含む。フレームは、後方受容面、及び底面18aを有している。後方受容面は、レセプタクルに組み付けられた光サブアセンブリのフランジの後面を受け、フレームの底面にはレセプタクルの底面が当接する。フレームの側壁はねじ孔の一部を画成しており、レセプタクルの側面はねじ孔の他の一部を画成している。光トランシーバは、ねじ孔に挿入されることにより、フランジの後面を後方受容面に当接させるねじを更に備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光トランシーバ、及びその組立て方法に関するものである。
光トランシーバとしては、特許文献1に記載されているように、光サブアセンブリ、レセプタクル、及びフレームを備えるものが知られている。
特許文献1に記載された光トランシーバは、以下に説明するように組立てられる。まず、光サブアセンブリが光レセプタクルに組み付けられる。次いで、光サブアセンブリ付きの光レセプタクルが、フレームの一対の側壁の間に挿入される。そして、フレームの一対の側壁とレセプタクルの側壁との間に一対のねじが螺合される。この光トランシーバでは、ねじを挿入する量を調整することにより、フレームに対するレセプタクルの位置、更には光サブアセンブリの位置が決定される。
特開2005−227783号公報
上述した特許文献1に記載の光トランシーバの組み立ては、レセプタクル及び光サブアセンブリの位置を確認しつつ、一対のねじの挿入量を調整する必要があるので、煩雑なものである。
本発明は、容易に組み立て可能な光トランシーバ、及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明の光トランシーバは、光サブアセンブリ、フレーム、及び、レセプタクルを備えている。光サブアセンブリは、光を送信又は受信する部品である。フレームは、一対の側壁を有する。レセプタクルは、光サブアセンブリと光コネクタとを光学的に結合するための部品である。レセプタクルは、フレームの一対の側壁の間に挿入される。レセプタクルは、一対の側壁に対面する一対の側面、及び、当該一対の側面に交差し且つ前記光軸方向に延びる面に平行な底面を含んでいる。フレームは、後方受容面、及び、底面を有している。後方受容面は、レセプタクルに組み付けられた光サブアセンブリのフランジであって上記光の光軸に交差する方向に延びる該フランジの後面を受ける。フレームの底面には、レセプタクルの底面が当接する。フレームの側壁はねじ孔の一部を画成しており、レセプタクルの側面は当該ねじ孔の他の一部を画成している。本光トランシーバは、当該ねじ孔に挿入されることにより、フランジの後面を後方受容面に当接させるねじを更に備えている。
本光トランシーバによれば、ねじの挿入方向におけるレセプタクルのフレームに対する位置決めを、ねじの挿入量によらず、レセプタクルの底面をフレームの底面に当接させることによって、達成することができる。また、レセプタクルのフレームに対する前後方向の位置決めは、ねじをねじ孔に通すことにより、容易に実現することができる。
本発明の光トランシーバでは、レセプタクルの一対の側面が、第1の面、及び、当該第1の面より後方において当該1の面より外側に突出した突出部、を含み得る。突出部が、レセプタクルの上記底面を含み得る。フレームの一対の側壁が、第1の面に対面する第2の面、及び、当該第2の面より後方において当該第2の面より外側に窪んだ凹部であって突出部を受容する該凹部を含み得る。凹部は、フレームの上記底面を含み得る。
この構成によれば、レセプタクルのフレームへの組み付け時に突出部が凹部によって案内されて突出部の底面が凹部の底面に当接する。したがって、フレームに対するレセプタクルの位置決めを容易に行うことができる。
本発明の光トランシーバでは、レセプタクルの側面において、第1の面と突出部との間に、ねじ孔の一部が形成されており、フレームの側壁において、第2の面と凹部との間に、ねじ孔の他の一部が形成されていてもよい。
本発明の光トランシーバでは、レセプタクルの側面によって画成されるねじ孔の一部が、フレームの側壁によって画成されるねじ孔の他の一部より、後方需要面に対して前方にシフトするように予め形成されていてもよい。
本発明の光トランシーバの製造方法は、(a)光を送信又は受信する光サブアセンブリを、当該光サブアセンブリと光コネクタとを光学的に結合するためのレセプタクルに組み付ける工程と、(b)光サブアセンブリが組み付けられたレセプタクルを、フレームの一対の側壁の間に挿入し、レセプタクルの底面をフレームの底面に当接させる工程と、(c)フレームの一対の側壁と該一対の側壁に対面するレセプタクルの一対の側面との間に設けられたねじ孔であって、一部がフレームの側壁に形成されており他の一部がレセプタクルの側面に形成された当該ねじ孔に、ねじを挿入することによって、光サブアセンブリのフランジであって上記光の光軸に交差する方向に延びる当該フランジの後面を、フレームの後方受容面に当接させる工程と、を含む。この製造方法によれば、フレームに対するレセプタクルの位置決めを容易に達成することが可能である。
本製造方法が適用される光トランシーバでは、上述したように、レセプタクルの側面に突出部を有し、フレームの側壁に凹部を有していてもよい。また、第1の面と突出部との間にねじ孔の一部が形成されていてもよく、第2の面と凹部との境界にねじ孔の他の一部が形成されていてもよい。また、セプタクルの側面によって画成されるねじ孔の一部が、フレームの側壁によって画成されるねじ孔の他の一部より、後方需要面に対して前方にシフトするように予め形成されており、ねじ孔にねじを挿入することにより、フランジの後面を、フレームの後方受容面に当接させてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、容易に組み立て可能な光トランシーバ、及びその製造方法が提供される。
一実施形態に係る光トランシーバの斜視図である。 図1に示す光トランシーバの分解斜視図である。 図1に示す光トランシーバのレセプタクルの斜視図である。 図1に示す光トランシーバの前側部分を拡大して示す平面図である。 図4のV−V線に沿った断面を示す図である。 図1に示す光トランシーバのねじ孔を概略的に示す図である。 別の一実施形態に係る光トランシーバの分解斜視図である。 図7に示す光トランシーバのレセプタクルの斜視図である。 図7に示す光トランシーバの前側部分を拡大して示す平面図である。 図7に示す光トランシーバのねじ孔を概略的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係る光トランシーバの斜視図である。図2は、図1に示す光トランシーバの分解斜視図である。図1及び図2に示すように、光トランシーバ10は、光サブアセンブリ12及び14、レセプタクル16、フレーム18、並びに、ねじ20を備えている。光トランシーバ10は、回路基板22も備え得る。なお、本明細書においては、光送信サブアセンブリ(TOSA)12の光の出射方向、即ち、TOSA 12の光軸方向Xにおいて、TOSA12に対してレセプタクル16が位置する方向を「前」としており、レセプタクル16に対してTOSA 12が位置する方向に「後」としている。また、回路基板22の板面に沿う方向であって、光軸方向Xに交差する方向を「側方」としている。さらに、ねじ20の挿入方向を「下」としている。
TOSA 12は、光を送信する部品である。TOSA 12は、デバイス部12a及びスリーブ部12bを有している。デバイス部12aは、半導体レーザといった発光素子をパッケージ内に収容している。スリーブ部12bは、TOSA 12の光軸方向Xに延びる筒状をなしている。スリーブ部12bは、レセプタクル16へと挿入される光コネクタの先端のフェルールを、その内孔に受容する。これにより、スリーブ部12bは、発光素子とフェルールに保持された光ファイバとを光学的に結合する。
光受信サブアセンブリ(ROSA)14は、光を受信する部品である。ROSA 14は、デバイス部14a及びスリーブ部14bを有している。デバイス部14aは、フォトダイオードといった受光素子を、パッケージ内に収容している。スリーブ部14bは、光軸方向Xと平行な方向に延びる筒状をなしている。スリーブ部14bは、レセプタクル16へと挿入される光コネクタの先端のフェルールを、その内孔に受容する。これにより、スリーブ部14bは、受光素子とフェルールに保持された光ファイバとを光学的に結合する。
TOSA 12及びROSA 14は、回路基板22の前方端(一端)に電気的に結合されている。この回路基板22の後方端(他端)は、ホストシステムの電気コネクタに結合されるコネクタプラグを提供している。
TOSA 12及びROSA 14は、レセプタクル16へと組み付けられる。図3は、図1に示す光トランシーバのレセプタクルの斜視図である。図3は、レセプタクル16を、図1に示す状態から上下反転して示している。図3において、(a)には、レセプタクルを前方から見た状態のレセプタクルが示されており、(b)には、レセプタクルを後方から見た状態のレセプタクルが示されている。
図3に示すように、レセプタクル16は、空間16a及び空間16bを提供している。空間16aは、光コネクタとTOSA 12とを光学的に結合するための空間である。また、空間16bは、光コネクタとROSA 14とを光学的に結合するための空間である。
レセプタクル16は、後面16cを提供する後壁を含んでいる。後面16cは、光軸方向Xと直交する面に沿っている。レセプタクル16の後壁には、開口16d及び開口16eが設けられている。開口16dは空間16aに通じており、開口16eは空間16bに通じている。図1及び図2に示すように、開口16dにはTOSA 12のスリーブ部12bの先端が挿入されて、嵌合する。開口16eにはROSA 14のスリーブ部14bの先端が挿入されて、嵌合する。
図4は、図1に示す光トランシーバの前側部分を拡大して示す平面図である。図5は、図4のV−V線に沿った断面を示す図である。図4及び図5に示すように、スリーブ部12bは、光軸方向Xに直交する面に沿って延びるフランジ12cを含んでいる。また、スリーブ部14bも、光軸方向Xに直交する面に沿って延びるフランジ14cを含んでいる。スリーブ部12bは、フランジ12cの前面が後面16cに当接するまで、開口16dに挿入される。同様に、スリーブ部14bも、フランジ14cの前面が後壁16cに当接するまで、開口16eに挿入される。このように開口16d、16eに挿入することによって、TOSA 12、及びROSA 14は、レセプタクル16に対して位置決めされる。
再び図1及び図2を参照する。フレーム18は、底壁18aと一対の側壁18bとを含んでいる。底壁18aは、光軸方向Xに延びる面に沿っており、回路基板22と略平行に設けられている。この底壁18aの上には、回路基板22が搭載される。また、底壁18a上には、シリコーン樹脂といった材料によって構成された放熱シートを介して、TOSA 12のデバイス部12aが搭載される。これにより、デバイス部12aで発生する熱をフレーム18へと逃がす構造が提供される。
一対の側壁18bは、光軸方向Xと平行な方向に延びており、且つ、底壁18aの両側において当該底壁18aに交差する面に沿って設けられている。一対の側壁18bは、底壁18aより前方に延び出している。これら一対の側壁18bの間には、レセプタクル16が挿入される。
レセプタクル16は、図3に示すように、一対の側壁18bに対面する一対の側面16fを含んでいる。一対の側面16fはそれぞれ、第1の面16gと突出部16hを含んでいる。突出部16hは、第1の面16gより後方に設けられている。突出部16hは、第1の面16gより外側に突出している。
図2及び図4に示すように、フレーム18の一対の側壁18bはそれぞれ、その内面に、第2の面18c及び凹部18dを含んでいる。第2の面18cは、第1の面16gに対面する面である。凹部18dは、第2の面より外側に窪んでいる。凹部18dは、第2の面18cより後方に設けられている。
凹部18dは、レセプタクル16がフレーム18の一対の側壁18bの間に挿入される際に、突出部16hを案内する。図3及び図5に示すように、レセプタクル16は、底面16iを有している。底面16iは、一対の側面16fに交差し且つ光軸方向Xに延びる面に平行に設けられている。本実施形態では、底面16iは、突出部16hによって提供されている。また、フレーム18は、底面18eを有している。この底面18eは、底面16iに対面する面である。本実施形態では、底面18eは、凹部18dによって提供されている。図5に示すように、レセプタクル16がフレーム18の一対の側壁18bの間に挿入されると、底面16iが底面18eに当接することによって、当該挿入の方向において、レセプタクル16のフレーム18に対する位置が決定される。
なお、レセプタクル16の突出部16hは、レセプタクル16のフレーム18への挿入方向に進むにつれて、光軸方向Xに平行な方向における幅が狭くなる形状を有していることが好適である。また、レセプタクル16の突出部16hと凹部18dは、光軸方向Xに平行な方向において、両者の間に隙間が生じるように構成されていることが好適である。これにより、レセプタクル16のフレーム18への挿入作業が容易となる。
図2、図4、及び図5に示すように、フレーム18は、鞍部18fを有している。鞍部18fは、スリーブ部12b及び14bを搭載する二つの半開口を画成している。鞍部18fの前側の面は、フランジ12c及び14cを受容する後方受容面となっている。フランジ12c及び14cが、レセプタクル16の後面16cと後方受容面との間に挟まれることによって、TOSA 12及びROSA14の光軸方向X(又はこれに平行な方向)での位置が決定される。
図2、図3及び図4に示すように、レセプタクル16の第1の面16gと突出部16hとの境界には、ねじ孔の一部16jが形成されている。また、図2及び図4に示すように、フレーム18の第2の面18cと凹部18dとの境界には、ねじ穴の他の一部18gが形成されている。ねじ孔の一部16jとねじ穴の他の一部18gの協働によって形成されるねじ孔は、レセプタクル16のフレーム18への挿入方向に延びている。
図6は、図1に示す光トランシーバのねじ孔を概略的に示す図である。図6の(a)に示すように、ねじ20を挿入する前においては、レセプタクル16に形成されたねじ孔の一部16jの曲率中心の位置は、フレームに形成されたねじ孔の他の一部18gの曲率中心位置よりも、前方に変位している。
図6の(b)に示すようにねじ20をねじ孔に挿入すると、レセプタクル16は後方へ移動する。レセプタクル16の後方への移動によって、図4に示すように、フランジ12c及び14cの後面が鞍部18fの後方受容面に確実に当接する。これによって、TOSA 12、ROSA 14、及びレセプタクル16のフレーム18に対する光軸方向Xにおける位置が決定される。また、ねじ20を挿入することによって、底面16iが底面18eに確実に当接する。このように、ねじ20の挿入量に拠らず、ねじ20をねじ穴に挿入することにより、TOSA 12、ROSA 14、及びレセプタクル16のフレーム18に対する位置を容易に決定することができる。
なお、ねじ20を挿入する前の状態では、ねじ孔の一部16j及びねじ孔の他の一部18gのうちの一方のみにねじが切られていることが好適である。この場合には、ねじ孔の一部16j及びねじ孔の他の一部18gのうちの一方には、ねじ20の挿入によってねじが切られることになる。これにより、レセプタクル16を移動させつつ、ねじ20を確実にねじ孔に挿入することが可能となる。
以下、別の一実施形態に係る光トランシーバについて説明する。図7は、別の一実施形態に係る光トランシーバの分解斜視図である。図8は、図7に示す光トランシーバのレセプタクルの斜視図である。図9は、図7に示す光トランシーバの前側部分を拡大して示す平面図である。図10は、図7に示す光トランシーバのねじ孔を概略的に示す図である。
図7に示す光トランシーバ10Aでは、ねじ20を挿入するねじ孔が形成されている位置が、図1等に示した光トランシーバ10のねじ孔の位置と異なっている。光トランシーバ10Aの他の構成は、光トランシーバ10と同様である。
図7、図8、及び図9に示すように、光トランシーバ10Aのレセプタクル16Aでは、ねじ孔の一部16jが、側面16fにおいて突出部16hより前方に形成されている。また、光トランシーバ10Aのフレーム18Aでは、ねじ孔の他の一部18gが、側壁18bの内面において、凹部18dより前方に形成されている。
本実施形態の光トランシーバ10Aにおいても、図10の(a)に示すように、ねじ20を挿入する前においては、レセプタクル16Aに形成されたねじ孔の一部16jの曲率中心の位置は、フレーム18Aに形成されたねじ孔の他の一部18gの曲率中心の位置よりも、前方に変位している。したがって、図10の(b)に示すようにねじ20をねじ孔に挿入することにより、レセプタクル16Aは後方へ移動する。レセプタクル16Aの後方への移動によって、フランジ12c及び14cの後面が鞍部18fの後方受容面に確実に当接する。これによって、TOSA 12、ROSA 14、及びレセプタクル16Aの光軸方向Xにおける位置が決定される。また、ねじ20を挿入することによって、底面16iが底面18eに確実に当接する。
以下、光トランシーバ10の製造方法を、図2を参照しつつ説明する。本製造方法では、まず、TOSA 12及びROSA 14を、レセプタクル16に組み付ける。具体的には、TOSA 12のスリーブ部12bの先端、及びROSA 14のスリーブ部14bの先端をそれぞれ、レセプタクル16の開口16d、開口16eに挿入する。スリーブ部12b及び14bの挿入は、フランジ12c及び14cがレセプタクル16の後面16cに当接するまで、行われる。
次いで、TOSA 12及びROSA 14が組み付けられたレセプタクル16を、フレーム18の一対の側壁18bの間に挿入する。具体的には、レセプタクル16の突出部16hをフレーム18の凹部18dによって案内しつつ、レセプタクル16をフレーム18の一対の側壁18bの間に挿入する。レセプタクル16がフレーム18の一対の側壁18bの間に挿入されると、レセプタクル16の底面16iがフレーム18の底面18eに当接する。
次いで、ねじ孔の一部16jとねじ孔の他の一部18gによって形成されるねじ孔に、ねじ20を挿入する。これにより、レセプタクル16が後方へ移動して、フランジ12c及び14cが鞍部18fの後方受容面に当接する。その結果、光軸方向XにおけるTOSA 12、ROSA 14、及びレセプタクル16のフレーム18に対する位置が決定される。また、ねじ20の挿入により、レセプタクル16の底面16iがフレーム18の底面18eに確実に当接する。
このような工程により、光トランシーバ10の製造が完了する。なお、光トランシーバ10Aの製造方法は、光トランシーバ10の製造方法と同様である。
以上、本発明の実施形態に係る光トランシーバ、及び、その製造方法を説明した。上述した実施形態の光トランシーバによれば、TOSA、ROSA、及びレセプタクルのフレームに対する位置決めを容易に実現することが可能である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、レセプタクルのフレームへの挿入時に当接するように構成されていれば、底面16iはレセプタクルの任意の位置に形成されていてもよく、また、底面18eは、フレームの任意の位置に形成されていてもよい。
10,10A…光トランシーバ、12…光送信サブアセンブリ(TOSA)、12a…デバイス部、12b…スリーブ部、12c…フランジ、14…光受信サブアセンブリ(ROSA)、14a…デバイス部、14b…スリーブ部、14c…フランジ、16,16A…レセプタクル、16c…後面、16d,16e…開口、16f…一対の側面、16g…第1の面、16h…突出部、16i…底面、16j…ねじ孔の一部、18,18A…フレーム、18a…底壁、18b…一対の側壁、18c…第2の面、18d…凹部、18e…底面、18f…鞍部、18g…ねじ孔の他の一部、20…ねじ、22…回路基板。

Claims (7)

  1. 光を送信又は受信する光サブアセンブリと、
    一対の側壁を有するフレームと、
    前記光サブアセンブリと光コネクタとを光学的に結合するためのレセプタクルであって、前記フレームの前記一対の側壁の間に挿入される該レセプタクルと、
    を備え、
    前記レセプタクルは、前記一対の側壁に対面する一対の側面、及び、該一対の側面に交差し且つ前記光軸方向に延びる面に平行な底面を含んでおり、
    前記フレームは、前記レセプタクルに組み付けられた前記光サブアセンブリのフランジであって前記光の光軸に交差する方向に延びる該フランジの後面を受けるための後方受容面、及び、前記レセプタクルの前記底面が当接する底面を有しており、
    前記フレームの前記側壁がねじ孔の一部を画成しており、前記レセプタクルの前記側面が前記ねじ孔の他の一部を画成しており、
    前記ねじ孔に挿入されることにより、前記フランジの前記後面を前記後方受容面に当接させるねじを更に備える、
    光トランシーバ。
  2. 前記レセプタクルの前記一対の側面は、第1の面、及び、該第1の面より後方において該1の面より外側に突出した突出部、を含み、
    前記突出部は、前記レセプタクルの前記底面を含んでおり、
    前記フレームの前記一対の側壁は、前記第1の面に対面する第2の面、及び、該第2の面より後方において該第2の面より外側に窪んだ凹部であって前記突出部を受容する該凹部を含でおり、
    前記凹部は、前記フレームの前記底面を含んでいる、
    請求項1に記載の光トランシーバ。
  3. 前記レセプタクルの前記側面において、前記第1の面と前記突出部との間に前記ねじ孔の前記一部が形成されており、
    前記フレームの前記側壁において、前記第2の面と前記凹部との間に、前記ねじ孔の前記他の一部が形成されている、請求項2に記載の光トランシーバ。
  4. 前記レセプタクルの前記側面によって画成される前記ねじ孔の前記一部が、前記フレームの前記側壁によって画成される前記ねじ孔の前記他の一部より、前記後方需要面に対して前方にシフトするように予め形成されている、
    請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
  5. 光を送信又は受信する光サブアセンブリを、該光サブアセンブリと光コネクタとを光学的に結合するためのレセプタクルに組み付ける工程と、
    前記光サブアセンブリが組み付けられた前記レセプタクルを、フレームの一対の側壁の間に挿入し、前記レセプタクルの底面を前記フレームの底面に当接させる工程と、
    前記フレームの前記一対の側壁と該一対の側壁に対面する前記レセプタクルの一対の側面との間に設けられたねじ孔であって、一部が前記フレームの前記側壁に形成されており他の一部が前記レセプタクルの前記側面に形成された該ねじ孔にねじを挿入することによって、前記光サブアセンブリのフランジであって前記光の光軸に交差する方向に延びる該フランジの後面を、前記フレームの後方受容面に当接させる工程と、
    を含む光トランシーバの製造方法。
  6. 前記レセプタクルの前記一対の側面は、第1の面、及び、該第1の面より後方において該1の面より外側に突出した突出部、を含み、
    前記突出部は、前記レセプタクルの前記底面を含んでおり、
    前記フレームの前記一対の側壁は、前記第1の面に対面する第2の面、及び、該第2の面より後方において該第2の面より外側に窪んだ凹部であって前記突出部を受容する該凹部を含でおり、
    前記凹部は、前記フレームの前記底面を含んでおり、
    前記レセプタクルの前記側面において、前記第1の面と前記突出部との間に前記ねじ孔の前記一部が設けられており、
    前記フレームの前記側壁において、前記第2の面と前記凹部との間に、前記ねじ孔の前記他の一部が形成されており、
    前記ねじ孔にねじが挿入されることにより、前記フランジの後面が前記後方受容面に当接する、
    請求項5に記載の光トランシーバの製造方法。
  7. 前記セプタクルの前記側面によって画成される前記ねじ孔の前記一部が、前記フレームの前記側壁によって画成される前記ねじ孔の前記他の一部より、前記後方需要面に対して前方にシフトするように予め形成されており、
    前記ねじ孔に前記ねじを挿入することにより、前記フランジの前記後面を、前記フレームの前記後方受容面に当接させる、
    請求項5に記載の光トランシーバの製造方法。
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