JP2011042216A - ハイブリッド車両の制御装置およびハイブリッド車両の制御方法 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置およびハイブリッド車両の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関が始動されるときに内燃機関に要求されるパワーを適切に制御可能なハイブリッド車両の制御装置および制御方法を提供する。
【解決手段】走行制御部250は、エンジン要求パワーPeの制御に関する複数のパターンのうちの1つを選択するとともに、そのパターンに従ってエンジン要求パワーPeを制御する。複数のパターンは、エンジンの始動開始にともなって要求値を発生させる第1のパターンと、エンジンの始動中には要求値を発生させない一方、エンジンが始動した後に要求値を発生させる第2のパターンと、エンジンの始動中およびエンジンが始動した後のいずれにおいても要求値を発生させない第3のパターンとを含む。走行制御部250は、基本的にエンジンが停止するEVモードでは第1および第3のパターンのいずれか1つを制御パターンとして選択する。
【選択図】図5

Description

本発明はハイブリッド車両の制御装置およびハイブリッド車両の制御方法に関し、特に、ハイブリッド車両に搭載された内燃機関を始動するための技術に関する。
複数種類の動力源を搭載したハイブリッド車両(Hybrid Vehicle)が環境に配慮した自動車として注目されている。一般には、ハイブリッド車両は、従来のエンジン(内燃機関)に加え、直流電源(代表的には、二次電池等の蓄電装置)と、インバータと、インバータによって駆動されるモータとを搭載する。
最近では、外部電源により直流電源を充電可能に構成されたハイブリッド車両が提案されている。このようなハイブリッド車両では、モータの出力のみによって走行可能な距離を長くすることが可能となる。その一方で、エンジンの停止時間が長くなることが予想される。エンジンの停止期間が長くなることによって、そのエンジンが始動した際にエンジン自体あるいはハイブリッド車両に何らかの影響が生じる可能性が考えられる。
たとえば特開2008−285008号公報(特許文献1)は、長期間停止したエンジンが始動してもエンジンの耐久性に影響が生じるのを防ぐことを可能にする、ハイブリッド車両の制御装置を開示する。この制御装置は、エンジンの潤滑不足が生じた場合に、エンジン始動時におけるエンジン回転数の上昇率を制限する。エンジン始動後からある程度の期間にわたりエンジンにオイルが供給されるため、エンジンの潤滑不足を解消することが可能になる。
特開2008−285008号公報
モータのみによってハイブリッド車両が走行する期間が長い場合には、エンジン始動後のエンジンパワーの制御を考慮する必要がある。
たとえばエンジンの停止期間が長くなると、吸気通路の壁面に付着した燃料が気化するために、その壁面に付着した燃料の量が減少する。燃料が吸気通路の壁面に付着した状態を以下では「ポートウェット」とも呼ぶ。
ポートウェットのまま残留する燃料の量が減少することにより、エンジンに供給される燃料の量を精度よく見積もることが困難となる。このため空燃比を必ずしも十分な精度で制御することができなくなる可能性がある。空燃比を適切に制御できない場合には、車両の挙動および排気エミッション等に影響が生じる可能性がある。このような影響が生じることを防止するためには、エンジン始動後のエンジンパワーの制御を考慮することが求められる。
本発明の目的は、内燃機関が始動されるときに内燃機関に要求されるパワーを適切に制御可能なハイブリッド車両の制御装置および制御方法を提供することである。
本発明は、ある局面では、内燃機関と、内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、内燃機関の始動が要求されたときのハイブリッド車両の状況に基づいて、内燃機関によって発生されるパワーの要求値の制御に関する複数のパターンの中から制御パターンを選択するとともに、制御パターンに従って要求値を生成するためのパワー制御部と、要求値に基づいて、内燃機関により発生されるパワーを制御するためのエンジン制御部とを備える。複数のパターンは、内燃機関の始動開始にともなって要求値を発生させる第1のパターンと、内燃機関の始動中には要求値を発生させない一方、内燃機関が始動した後に要求値を発生させる第2のパターンと、内燃機関の始動中および内燃機関が始動した後のいずれにおいても要求値を発生させない第3のパターンとを含む。パワー制御部は、ハイブリッド車両の状況が、動力源によりハイブリッド車両が走行する第1の状況である場合には、第1および第3のパターンのいずれか1つを制御パターンとして選択する一方で、ハイブリッド車両の状況が、第1の状況と異なる第2の状況である場合には、第1、第2および第3のパターンのいずれか1つを制御パターンとして選択する。
好ましくは、エンジン制御部は、要求値に基づいて、内燃機関に供給する燃料の量を制御することによりパワーを制御する。
好ましくは、動力源は、電動機と、電動機の駆動に用いられる電力を蓄えるための蓄電装置と、蓄電装置に電力を供給するための発電機とを含む。発電機は、内燃機関の回転数によって発電機の回転数が変化するように内燃機関と連結される。パワー制御部は、第1の状況において内燃機関によるハイブリッド車両の駆動が要求された場合には、第1のパターンを選択するとともに、発電機の過回転を抑制することが要求された場合には、第3のパターンを選択する。
好ましくは、ハイブリッド車両は、蓄電装置をハイブリッド車両の外部の電源によって充電するための充電装置をさらに備える。
本発明は、他の局面では、内燃機関と、内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、動力源によるハイブリッド車両の走行中に内燃機関の始動が要求された場合に、ハイブリッド車両の状況に基づいて、内燃機関によって発生されるパワーの要求値を生成するためのパワー制御部と、要求値に基づいて、内燃機関により発生されるパワーを制御するためのエンジン制御部とを備える。パワー制御部は、内燃機関の始動中および内燃機関が始動した後のいずれにおいてもパワーが不要であるという状況では、要求値を発生させない一方で、内燃機関の始動中にパワーが必要か否かにかかわらず内燃機関の始動後にパワーが必要であるという状況では、内燃機関の始動にともなって要求値を生成する。
本発明は、さらに他の局面では、内燃機関と、内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源と、内燃機関を制御するための制御装置とを備えたハイブリッド車両の制御方法である。制御方法は、内燃機関の始動が要求されたときのハイブリッド車両の状況に基づいて、内燃機関によって発生されるパワーの要求値の制御に関する複数のパターンの中から制御パターンを選択するステップと、制御パターンに従って要求値を生成するステップと、要求値に基づいて、内燃機関により発生されるパワーを制御するステップとを備える。複数のパターンは、内燃機関の始動中に要求値を発生させる第1のパターンと、内燃機関の始動中には要求値を発生させない一方、内燃機関の始動が完了した後に要求値を発生させる第2のパターンと、内燃機関の始動中および内燃機関の始動後のいずれにおいても要求値を発生させない第3のパターンとを含む。選択するステップは、ハイブリッド車両の状況が、動力源によりハイブリッド車両が走行する第1の状況である場合には、第1および第3のパターンのいずれか1つを制御パターンとして選択するステップと、ハイブリッド車両の状況が、第1の状況と異なる第2の状況である場合には、第1、第2および第3のパターンのいずれか1つを制御パターンとして選択するステップとを含む。
本発明は、さらに他の局面では、内燃機関と、内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源と、内燃機関を制御するための制御装置とを備えたハイブリッド車両の制御方法である。制御方法は、動力源によるハイブリッド車両の走行中に内燃機関の始動が要求された場合に、ハイブリッド車両の状況に基づいて、内燃機関によって発生されるパワーの要求値を生成するステップと、要求値に基づいて、内燃機関により発生されるパワーを制御するステップとを備える。要求値を生成するステップは、内燃機関の始動中および内燃機関が始動した後のいずれにおいてもパワーが不要であるという状況では、要求値を発生させない一方で、内燃機関の始動中にパワーが必要か否かにかかわらず内燃機関の始動後にパワーが必要であるという状況では、内燃機関の始動にともなって要求値を発生させる。
本発明によれば、内燃機関が始動されるときに内燃機関に要求されるパワーを適切に制御することができる。
本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両1の主たる構成を示す図である。 図1に示した各インバータの詳細な構成を示す回路図である。 図1に示した各コンバータの詳細な構成を示す回路図である。 図1に示したエンジン4の構成を説明するための概略図である。 図1の制御装置30によって実現される、ハイブリッド車両1の制御に係る構成を説明するための機能ブロック図である。 図5の走行制御部250によって実現される、エンジン4の制御に係る構成を説明するための機能ブロック図である。 図6のパターン記憶部253に記憶される制御パターンを説明するための図である。 図6に示した走行制御部250によって実行されるエンジンの始動の制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両1の主たる構成を示す図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両1は、蓄電装置であるバッテリBA,BB1,BB2と、接続部39A,39Bと、コンバータ12A,12Bと、平滑用コンデンサC1,C2,CHと、電圧センサ10A,10B1,10B2,13,21A,21Bと、温度センサ11A,11B1,11B2と、電流センサ9A,9B1,9B2と、給電ラインPL2と、インバータ14,22と、モータジェネレータMG1,MG2と、車輪2と、動力分割機構3と、エンジン4と、制御装置30とを含む。
本実施の形態に係るハイブリッド車両1は、動力源としてエンジン(内燃機関)4を含む。エンジン4は、燃料(代表的にはガソリン)の燃焼によって動力を発生させる。ハイブリッド車両1は、動力源として、さらに、蓄電装置(BA,BB1,BB2)と、インバータ(14,22)と、モータジェネレータ(MG1,MG2)とを含む。
ハイブリッド車両1に搭載される電源システムは、主蓄電装置であるバッテリBAと、モータジェネレータMG2を駆動するインバータ14に給電を行なう給電ラインPL2と、主蓄電装置(BA)と給電ラインPL2との間に設けられて双方向の電圧変換を行なう電圧変換器であるコンバータ12Aと、互いに並列的に設けられた複数の副蓄電装置であるバッテリBB1,BB2と、複数の副蓄電装置(BB1,BB2)と給電ラインPL2との間に設けられて双方向の電圧変換を行なう電圧変換器であるコンバータ12Bとを備える。電圧変換器(12B)は、複数の副蓄電装置(BB1,BB2)のうちのいずれか1つに選択的に接続されて、給電ラインPL2との間で双方向の電圧変換を行なう。
副蓄電装置(BB1またはBB2の一方)と主蓄電装置(BA)とは、たとえば、同時使用することにより給電ラインに接続される電気負荷(22,MG2)に許容された最大パワーを出力可能であるように蓄電可能容量が設定される。これによりエンジンを使用しないEV(Electric Vehicle)走行において最大パワーの走行が可能である。副蓄電装
置の蓄電状態が悪化したら、副蓄電装置を交換してさらに走行させればよい。そして副蓄電装置の電力が消費されてしまったら、主蓄電装置に加えてエンジンを使用することによって、副蓄電装置を使用しないでも最大パワーの走行を可能とすることができる。
また、このような構成とすることにより、コンバータ12Bを複数の副蓄電装置で兼用するので、コンバータの数を蓄電装置の数ほど増やさなくて良くなる。EV走行距離をさらに伸ばすには、バッテリBB1,BB2に並列にさらにバッテリを追加すればよい。
好ましくは、ハイブリッド車両1に搭載される主蓄電装置および副蓄電装置は、ハイブリッド車両1の外部の電源による充電が可能である。このために、ハイブリッド車両1は、さらに、たとえばAC100Vの商用電源である外部電源8に接続するためのバッテリ充電装置(充電用コンバータ)6を含む。バッテリ充電装置(6)は、交流を直流に変換するとともに電圧を調圧してバッテリの充電電力を供給する。なお、外部充電を可能とする構成としては、上記の他にも、モータジェネレータMG1,MG2のステータコイルの中性点を交流電源に接続する方式やコンバータ12A,12Bを合わせて交流直流変換装置として機能させる方式を用いても良い。
図1に示す構成では、バッテリ充電装置6は電源ラインPL1Aおよび接地ラインSL2に接続される。ただしバッテリ充電装置6は電源ラインPL1Bおよび接地ラインSL2に接続されてもよい。
平滑用コンデンサC1は、電源ラインPL1Aと接地ラインSL2との間に接続される。電圧センサ21Aは、平滑用コンデンサC1の両端間の電圧VLAを検出して制御装置30に対して出力する。コンバータ12Aは、平滑用コンデンサC1の端子間電圧を昇圧して給電ラインPL2へ供給することができる。
平滑用コンデンサC2は、電源ラインPL1Bと接地ラインSL2との間に接続される。電圧センサ21Bは、平滑用コンデンサC2の両端間の電圧VLBを検出して制御装置30に対して出力する。コンバータ12Bは、平滑用コンデンサC2の端子間電圧を昇圧して給電ラインPL2へ供給することができる。
平滑用コンデンサCHは、コンバータ12A,12Bによって昇圧された電圧を平滑化する。電圧センサ13は、平滑用コンデンサCHの端子間電圧VHを検知して制御装置30に出力する。
あるいは、逆方向に、コンバータ12A,12Bは、平滑用コンデンサCHによって平滑化された端子間電圧VHを降圧して、電源ラインPL1A,PL1Bへ供給することができる。
インバータ14は、コンバータ12Bおよび/または12Aから与えられる直流電圧を三相交流電圧に変換してモータジェネレータMG1に出力する。インバータ22は、コンバータ12Bおよび/または12Aから与えられる直流電圧を三相交流電圧に変換してモータジェネレータMG2に出力する。
動力分割機構3は、エンジン4およびモータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構である。たとえば動力分割機構としてはサンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。遊星歯車機構は、3つの回転軸のうち2つの回転軸の回転が定まれば、他の1つの回転軸の回転は強制的に定まる。この3つの回転軸がエンジン4、モータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。なおモータジェネレータMG2の回転軸は、図示しない減速ギヤや差動ギヤによって車輪2に結合されている。また動力分割機構3の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組み込んでもよい。
接続部39Aは、バッテリBAの正極と電源ラインPL1Aとの間に接続されるシステムメインリレーSMR2と、システムメインリレーSMR2と並列接続される直列に接続されたシステムメインリレーSMR1および制限抵抗Rと、バッテリBAの負極(接地ラインSL1)とノードN2との間に接続されるシステムメインリレーSMR3とを含む。
システムメインリレーSMR1〜SMR3は、制御装置30から与えられるリレー制御信号CONT1〜CONT3にそれぞれ応じて導通状態(オン)/非導通状態(オフ)が制御される。
電圧センサ10Aは、バッテリBAの端子間の電圧VBAを測定する。さらに、温度センサ11Aは、バッテリBAの温度TAを測定し、電流センサ9Aは、バッテリBAの入出力電流IAを測定する。これらのセンサによる測定値は、制御装置30へ出力される。制御装置30は、これらの測定値に基づいて、SOC(State of Charge)に代表されるバッテリBAの状態を監視する。
接続部39Bは、電源ラインPL1Bおよび接地ラインSL2とバッテリBB1,BB2との間に設けられている。接続部39Bは、バッテリBB1の正極と電源ラインPL1Bとの間に接続されるリレーSR1と、バッテリBB1の負極と接地ラインSL2との間に接続されるリレーSR1Gと、バッテリBB2の正極と電源ラインPL1Bとの間に接続されるリレーSR2と、バッテリBB2の負極と接地ラインSL2との間に接続されるリレーSR2Gとを含む。
リレーSR1,SR2は、制御装置30から与えられるリレー制御信号CONT4,CONT5にそれぞれ応じて導通状態(オン)/非導通状態(オフ)が制御される。リレーSR1G,SR2Gは、制御装置30から与えられるリレー制御信号CONT6,CONT7にそれぞれ応じて導通状態(オン)/非導通状態(オフ)が制御される。接地ラインSL2は、後に説明するようにコンバータ12A,12Bの中を通ってインバータ14および22側に延びている。
電圧センサ10B1および10B2は、バッテリBB1およびBB2の端子間の電圧VBB1およびVBB2をそれぞれ測定する。さらに、温度センサ11B1および11B2は、バッテリBB1およびBB2の温度TBB1およびTBB2をそれぞれ測定する。また電流センサ9B1および9B2は、バッテリBB1およびBB2の入出力電流IB1およびIB2を測定する。これらのセンサによる測定値は、制御装置30へ出力される。制御装置30は、これらの測定値に基づいて、SOCに代表されるバッテリBB1,BB2の状態を監視する。
なお、バッテリBA,BB1,BB2としては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどを用いることができる。
また、各蓄電装置の蓄電容量は、たとえばハイブリッド車両1に必要とされる走行性能等の条件に応じて定めることができる。よって、主蓄電装置と副蓄電装置とで蓄電容量が異なっていてもよい。また、複数の副蓄電装置間で蓄電容量が異なっていてもよい。
インバータ14は、給電ラインPL2および接地ラインSL2に接続されている。インバータ14は、コンバータ12Aおよび/または12Bから昇圧された電圧を受けて、たとえばエンジン4を始動させるために、モータジェネレータMG1を駆動する。また、インバータ14は、エンジン4から伝達される動力によってモータジェネレータMG1で発電された電力をコンバータ12Aおよび12Bに戻す。このときコンバータ12Aおよび12Bは、降圧コンバータとして動作するように制御装置30によって制御される。
電流センサ24は、モータジェネレータMG1に流れる電流をモータ電流値MCRT1として検出し、モータ電流値MCRT1を制御装置30へ出力する。
インバータ22は、インバータ14と並列的に、給電ラインPL2と接地ラインSL2に接続されている。インバータ22は車輪2を駆動するモータジェネレータMG2に対してコンバータ12Aおよび12Bの出力する直流電圧を三相交流電圧に変換して出力する。またインバータ22は、回生制動に伴い、モータジェネレータMG2において発電された電力をコンバータ12Aおよび12Bに戻す。このときコンバータ12Aおよび12Bは、降圧コンバータとして動作するように制御装置30によって制御される。
電流センサ25は、モータジェネレータMG2に流れる電流をモータ電流値MCRT2として検出し、モータ電流値MCRT2を制御装置30へ出力する。
制御装置30は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵した電子制御ユニット(ECU)により構成され、当該メモリに記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、各センサによる測定値を用いた演算処理を行なう。なお、制御装置30の一部については、電子回路等のハードウェアにより所定の数値・論理演算処理を実行するように構成されてもよい。
具体的には、制御装置30は、各種センサからの信号に基づいてエンジン4を制御する。さらに、制御装置30は、モータジェネレータMG1,MG2の各トルク指令値および各回転速度、電圧VBA,VBB1,VBB2,VLA,VLB,VHの各値、モータ電流値MCRT1,MCRT2および起動信号IGONを受ける。そして制御装置30は、コンバータ12Aに対して昇圧指示を行なう制御信号PWUA,降圧指示を行なう制御信号PWDA、コンバータ12Aの上アームおよび下アームをそれぞれオン状態およびオフ状態に固定する制御信号PWFA、および動作禁止を指示するシャットダウン信号を出力する。
さらに、制御装置30は、コンバータ12Bに対して昇圧指示を行なう制御信号PWUB,降圧指示を行なう制御信号PWDB、コンバータ12Bの上アームおよび下アームをそれぞれオン状態およびオフ状態に固定する制御信号PWFB、および動作禁止を指示するシャットダウン信号を出力する。
さらに、制御装置30は、インバータ14に対してコンバータ12A,12Bの出力である直流電圧を、モータジェネレータMG1を駆動するための交流電圧に変換する駆動指示を行なう制御信号PWMI1と、モータジェネレータMG1で発電された交流電圧を直流電圧に変換してコンバータ12A,12B側に戻す回生指示を行なう制御信号PWMC1とを出力する。
さらに、制御装置30は、インバータ22に対してモータジェネレータMG2を駆動するための交流電圧に直流電圧を変換する駆動指示を行なう制御信号PWMI2と、モータジェネレータMG2で発電された交流電圧を直流電圧に変換してコンバータ12A,12B側に戻す回生指示を行なう制御信号PWMC2とを出力する。
図2は、図1に示した各インバータの詳細な構成を示す回路図である。
図2を参照して、インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15、V相アーム16、およびW相アーム17は、給電ラインPL2と接地ラインSL2との間に並列に接続される。
U相アーム15は、給電ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4と、それぞれの逆並列ダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、給電ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、それぞれの逆並列ダイオードD5,D6とを含む。IGBT素子Q5,Q6および逆並列ダイオードD5,D6の接続は、U相アーム15と同様である。
W相アーム17は、給電ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、それぞれの逆並列ダイオードD7,D8とを含む。IGBT素子Q7,Q8および逆並列ダイオードD7,D8の接続も、U相アーム15と同様である。
なお、本実施の形態において、IGBT素子は、オンオフ制御可能な電力用半導体スイッチング素子の代表例として示される。すなわち、バイポーラトランジスタや電界効果トランジスタ等の電力用半導体スイッチング素子をIGBT素子に代えて用いることも可能である。
各相アームの中間点は、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードから引出されたラインULに接続される。またV相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードから引出されたラインVLに接続される。またW相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードから引出されたラインWLに接続される。
なお、図1のインバータ22についても、モータジェネレータMG2に接続される点が異なるが、内部の回路構成についてはインバータ14と同様であるので詳細な説明は繰返さない。また、図2には、インバータに制御信号PWMI,PWMCが与えられることが記載されているが、記載が複雑になるのを避けるためであり、図1に示されるように、別々の制御信号PWMI1,PWMC1と制御信号PWMI2,PWMC2がそれぞれインバータ14,22に入力される。
図3は、図1に示した各コンバータの詳細な構成を示す回路図である。
図3を参照して、コンバータ12Aは、一方端が電源ラインPL1Aに接続されるリアクトルL1と、給電ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、それぞれの逆並列ダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。IGBT素子Q1,Q2は上アームおよび下アームにそれぞれ対応する。
なお、図1のコンバータ12Bについても、電源ラインPL1Aに代えて電源ラインPL1Bに接続される点がコンバータ12Aと異なるが、内部の回路構成についてはコンバータ12Aと同様であるので詳細な説明は繰返さない。また、図3には、コンバータに制御信号PWU,PWD,PWFが与えられることが記載されているが、記載が複雑になるのを避けるためであり、図1に示されるように、別々の制御信号PWUA,PWDA,PWFAと制御信号PWUB,PWDB,PWFBとがそれぞれコンバータ12A,12Bに入力される。
図4は、図1に示したエンジン4の構成を説明するための概略図である。図4を参照して、シリンダヘッドに吸気を導入するための吸気管111と、シリンダヘッドから排気するための排気管113とがエンジン4に連通する。
吸気管111の上流から順に、エアクリーナ102、エアフローメータ104、吸気温センサ106、スロットル弁107が設けられる。スロットル弁107は、電子制御スロットル108によってその開度が制御される。吸気管111の吸気弁の近くには燃料を噴射するインジェクタ110が設けられる。排気管113には、排気弁側から順に空燃比センサ145、触媒装置127、酸素センサ146が配置される。
エンジン4は、シリンダブロックに設けられたシリンダを上下するピストン114と、ピストン114の上下に応じて回転するクランクシャフトの回転を検知するクランクポジションセンサ143と、シリンダブロックの振動を検知してノッキングの発生を検出するノックセンサ144と、シリンダブロックの冷却水路に取付けられている水温センサ148とを含む。
制御装置30は、アクセルポジションセンサ42の出力に応じて電子制御スロットル108を制御することによりエンジン4の吸気量を変化させる。さらに制御装置30は、クランクポジションセンサ143から得られるクランク角に基づいて、イグニッションコイル(点火プラグ)112に点火指示を出力するとともに、インジェクタ110による燃料の噴射を制御する。
吸気管111から導入された空気とインジェクタ110から噴射された燃料との混合気は、イグニッションコイル112により着火されて燃焼する。制御装置30は、吸気温センサ106、ノックセンサ144、空燃比センサ145、酸素センサ146の出力に応じて燃料噴射量、吸気量、および点火タイミングを制御する。
エンジン4に供給される燃料FLは燃料タンク180に蓄えられる。ポンプ186は燃料通路185を介して燃料タンク180から燃料FLを吸い上げる。ポンプ186は、さらに、燃料FLを加圧するとともに、その燃料FLをインジェクタ110に連通する通路187に送出する。所定のタイミングでインジェクタ110が開くと、燃料FLは吸気管111内に噴射される。
図5には、制御装置30によって実現されるハイブリッド車両1の制御に係る構成を説明するための機能ブロック図が示される。なお、図5に示される各機能ブロックは、制御装置30による予め記憶された所定プログラムの実行および/または制御装置30内の電子回路(ハードウェア)による演算処理によって実現されるものとする。
図5を参照して、制御装置30は、SOC算出部220と、エンジン制御部240と、走行制御部250と、トータルパワー算出部260と、インバータ制御部270,280とを備える。走行制御部250は、本発明の「パワー制御部」に相当する。
SOC算出部220は、バッテリBA,BB1,BB2の各々の電流(IA,IBB1,IBB2)、電圧(VA,VBB1,VBB2)および温度(TA,TBB1,TBB2)に基づいて、バッテリBA(主蓄電装置)および選択された副蓄電装置BB(BB1,BB2のいずれか)の充電状態値(SOC)を算出する。充電状態値は、蓄電装置の満充電状態と基準にしたときの充電量(残存電荷量)を示すものであり、一例として、満充電容量に対する現在の充電量の比率(0〜100%)で表わされる。SOC算出部220は、バッテリBA,BB1,BB2の各々のSOCを算出する。あるいはSOC算出部220は、バッテリBA,BB1,BB2の全体のSOCを算出してもよい。
トータルパワー算出部260は、車速およびアクセルペダルの操作量、ならびにSOCに基づいて、ハイブリッド車両1のトータル要求パワーPttlを算出する。トータル要求パワーPttlには、車両状況に応じて、モータジェネレータMG1によるバッテリ充電電力の発生のために要求されるパワー(エンジン出力)も含まれ得る。
走行制御部250は、主蓄電装置BAの入出力上限電力Win(M),Wout(M)および選択副蓄電装置BBの入出力上限電力Win(S),Wout(S)と、トータルパワー算出部260からのトータル要求パワーPttlと、ブレーキペダル操作時の回生ブレーキ要求とを受ける。走行制御部250は、モータジェネレータMG1,MG2トータルでの入出力電力が、主蓄電装置BAおよび選択副蓄電装置BBトータルの充電制限(Win(M)+Win(S))および放電制限(Wout(M)+Wout(S))の範囲内となるように、モータ制御指令としてのトルク指令値Tqcom1およびTqcom2を生成する。
さらに、走行制御部250は、トータル要求パワーPttlが確保されるように、モータジェネレータMG2による車両駆動パワーと、エンジン4による車両駆動パワーとを配分する。特に、外部充電されたバッテリ電力を最大限に利用してエンジン4の作動を抑制すること、あるいは、エンジン4による車両駆動パワーをエンジン4が高効率で作動可能な領域に対応して設定することによって、高燃費の車両走行制御が実現される。
走行制御部250は、エンジン4による車両駆動パワーとしてエンジン要求パワーPeをエンジン制御部240に出力する。走行制御部250は、さらに、エンジン4を始動するためのエンジン始動要求およびエンジン4を停止させるためのエンジン停止要求をエンジン制御部240に送信する。
エンジン制御部240は、エンジン要求パワーPeに基づいて、イグニッションコイル112、スロットル弁107およびインジェクタ110を制御する。これにより、エンジン4は、要求パワーPeに対応するパワーを発生させる。さらにエンジン制御部240は、エンジン4の現在の状態(モード)を示す状態信号を走行制御部250に送信する。
インバータ制御部270は、トルク指令値Tqcom1およびモータジェネレータMG1のモータ電流値MCRT1に基づいて、インバータ14の制御信号PWMI1,PWMC1を生成する。同様に、インバータ制御部280は、トルク指令値Tqcom2およびモータジェネレータMG2のモータ電流値MCRT2に基づいて、インバータ22の制御信号PWMI2,PWMC2を生成する。
ハイブリッド車両1は、バッテリ電力を積極的に使用して車両走行を行なう走行モード(EVモード)の場合には、トータル要求パワーPttlがバッテリ全体での出力上限電力Wout(M)+Wout(S)以下であるときには、エンジン4を作動させることなく、モータジェネレータMG2による車両駆動パワーのみによって走行する。一方で、トータル要求パワーPttlがWout(M)+Wout(S)を超えたときには、エンジン4が始動される。
これに対して、当該EVモードが選択されない走行モード(HVモード)のときには、たとえばバッテリSOCが所定目標値に維持されるように、エンジン4およびモータジェネレータMG2での間での駆動力パワー配分が制御される。すなわち、EVモードと比較して、エンジン4が作動されやすい走行制御がなされる。
走行制御部250は、上記のような駆動パワー配分制御に従って、停止中のエンジン4を始動させる必要がある場合には、インバータ制御部270にモータ制御指令(Tqcom1)を出力する。インバータ制御部270はモータ制御指令に応じて、モータジェネレータMG1が、エンジン4のクランキングトルク(正回転トルク)を発生するようにモータジェネレータMG1を制御する。
同様に、走行制御部250は、上記のような駆動パワー配分制御に従って、作動中のエンジン4を停止させる必要がある場合には、エンジン停止要求を発生する。エンジン制御部240は、停止要求に応答してエンジン4への燃料の供給を停止させる(フューエルカット)。さらに振動抑制のため、フューエルカット後にはモータジェネレータMG1によって、減速度制御のためのモータ駆動や、エンジン停止直前での回生ブレーキ使用が実行される。
図6には、走行制御部250によって実現される、エンジン4の制御に係る構成を説明するための機能ブロック図が示される。図6は、特に、エンジン4の始動時の制御に係る構成を説明するための機能ブロック図である。
図6を参照して、始動判定部251は、SOC、ハイブリッド車両1のトータル要求パワーPttl、バッテリ(主蓄電装置)BAの入出力上限電力Win(M),Wout(M)および選択副蓄電装置BBの入出力上限電力Win(S),Wout(S)に基づいて、エンジン4の始動の必要の有無を判定する。
たとえば、EVモードでハイブリッド車両1が走行中にトータル要求パワーPttlのがWout(M)+Wout(S)を超えたときには、始動判定部251は、エンジン4の始動が必要と判定する。あるいは、EVモードでハイブリッド車両1が走行中にSOCが所定の下限値まで低下した場合には、始動判定部251は、エンジン4の始動が必要と判定する。
なお、ハイブリッド車両1では、エンジン4とモータジェネレータMG1,MG2とが動力分割機構3を介して連結される構成となっていることから、動力分割機構3に連結された回転要素、たとえば、モータジェネレータMG1の回転速度が過上昇したときにそれを抑制する目的で、部品保護のためのエンジン始動要求が発生されることがある。たとえば、エンジン4を始動させることにより、モータジェネレータMG1の負方向の回転速度抑制を図るようなケースがこれに該当する。したがってこのような場合にも、始動判定部251は、モータジェネレータMG1の回転数に基づいてエンジン4の始動が必要と判定する。
要求値生成部252は、制御パターンに従ってエンジン要求パワーPeの値を生成するとともに、そのエンジン要求パワーPeをエンジン制御部240(図5参照)に送る。
パターン記憶部253は、エンジン要求パワーPeの制御に関する複数の制御パターンを記憶する。要求値生成部252は、ハイブリッド車両1の状況に基づいて、複数の制御パターンの中からいずれかのパターンを選択するとともに、その選択されたパターンに従って要求値を生成する。
ハイブリッド車両1の状況は、具体的には、SOC、ハイブリッド車両1のトータル要求パワーPttl、バッテリ(主蓄電装置)BAの入出力上限電力Win(M),Wout(M)および選択副蓄電装置BBの入出力上限電力Win(S),Wout(S)、モータジェネレータMG1の回転数等のパラメータによって示される。要求値生成部252は、これらのパラメータに基づいて、複数の制御パターンの中からいずれかのパターンを選択する。
各制御パターンでは、エンジン4の始動中のエンジン要求パワーおよびエンジン4の始動後(エンジン4の運転中)のエンジン要求パワーが定義される。要求値生成部252は、状態信号によって示されるエンジン4の状態に基づいて、要求値を変化させる。
走行モードがEVモードである場合、要求値生成部252によって選択される制御パターンの種類が制限される。一方、ハイブリッド車両1の状態がEVモードとは異なる状態である場合には、要求値生成部252によって選択される制御パターンの種類は制限されない。
要求値生成部252は、走行モードを示す走行モード信号に基づいて、ハイブリッド車両1の現在の走行モードを判断する。走行モード信号は、たとえば図7には示されない制御装置の他のブロックより要求値生成部252に与えられる。なお、要求値生成部252がハイブリッド車両1の現在の走行モードを判断するための方法は上記の方法に限定されるものではない。たとえばユーザがEVモードおよびHVモードの一方をスイッチによって選択する場合には、そのスイッチからの信号を走行モード信号に適用してもよい。
図7は、図6のパターン記憶部253に記憶される制御パターンを説明するための図である。図7を参照して、パターン記憶部253は、制御パターンP1〜P3を記憶する。
制御パターンP1は、主として、エンジン4が速やかにパワーを発生させることが求められる場合に採用される。具体的には、制御パターンP1は、たとえばハイブリッド車両1を駆動するためにエンジン4の始動が必要とされるときに採用される。
制御パターンP1は、エンジン4の始動中および始動後にエンジン要求パワーPe(要求値)を発生させるパターンである。時刻t1においてエンジン4の始動が開始される。制御パターンP1の場合、エンジン要求パワーPeの値は、始動開始直後から上昇する。
時刻t2においてエンジン4の運転が開始される。エンジン要求パワーPeの値は、時刻t2以後も上昇し続ける。エンジン4の運転開始後における要求値の時間変化率は、エンジン4の始動中における要求値の時間変化率より大きい。
制御パターンP2は、主として、エンジン4がパワーを発生させることが求められるものの、パワーがすぐに必要とされない場合に採用される。制御パターンP2は、たとえばバッテリBA,BB1,BB2の充電のためにモータジェネレータMG1の駆動が必要とされる際に採用される。
制御パターンP2の場合、エンジン4の始動中(時刻t1〜t2の期間)には、エンジン要求パワーPe(要求値)が発生しない。すなわち要求値は0である。エンジン4は、その始動中は自立回転を行なう。制御パターンP2によれば、エンジン4の運転開始とともに要求値が発生する。時刻t2においてエンジン要求パワーPeの値は、0から上昇する。すなわちエンジン4は負荷運転を行なう。
制御パターンP3は、主として、エンジン4を作動させることが求められるものの、エンジン4がパワーを発生させることが必要とされない場合に採用される。したがって制御パターンP3によれば、エンジン4は負荷運転を行なわずに自立回転を継続する。制御パターンP3は、たとえばモータジェネレータMG1(MG2でもよい)の過回転を抑制するためにエンジン4の始動が必要とされる際に採用される。制御パターンP3の場合、エンジン4の始動中(時刻t1〜t2の期間)およびエンジンの始動後(時刻t2以後)のいずれにおいてもエンジン要求パワーPe(要求値)が発生しない。すなわち要求値はエンジン4の始動中および始動後のいずれにおいても0である。
エンジン制御部240は、たとえばエンジン始動中のある時点におけるエンジン要求パワーPeの値に基づいて、エンジン4の運転開始時にエンジン4に供給する燃料の量を決定する。たとえば、時刻t3におけるエンジン要求パワーPeの値に基づいてエンジン制御部240は、燃料の供給量(インジェクタ110による燃料の噴射量)を決定する。
図8は、図6に示した走行制御部250によって実行されるエンジンの始動の制御処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、一定の周期ごと、あるいは所定の条件の成立時にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図8および図7を参照して、処理が開始されると、始動判定部251は、ステップS1において、ハイブリッド車両の状況に基づいて、エンジン4の始動が必要か否かを判定する。上述のように、たとえばトータル要求パワーPttlが出力上限電力(=Wout(M)+Wout(S))を超えた場合、SOCが所定の下限値まで低下した場合、モータジェネレータMG1が過回転である場合に、始動判定部251はエンジン4の始動が必要であると判定する。
始動判定部251によりエンジン4の始動が必要であると判定された場合(ステップS1においてYES)、処理はステップS2に進む。一方、始動判定部251によりエンジン4の始動が不要であると判定された場合(ステップS1においてNO)、全体の処理はメインルーチンに戻される。
ステップS2において、要求値生成部252は、始動判定部251の判定結果を受ける。たとえばこの判定結果は、エンジン4の始動が必要か不要かを示すフラグであってもよい。要求値生成部252は、エンジン4の始動が必要と始動判定部251が判定した場合、走行モード信号に基づいて、ハイブリッド車両1の現在の走行モードがEVモードか否かを判定する。
現在の走行モードがEVモードであると判定された場合(ステップS2においてYES)、処理はステップS3に進む。一方、現在の走行モードがEVモードではない、すなわち現在の走行モードがHVモードであると判定された場合(ステップS2においてNO)、処理はステップS4に進む。
ステップS3において、要求値生成部252は、エンジン4の始動要件に従って、制御パターンP1,P3のいずれか1つを選択する。すなわち、ステップS3では、制御パターンP2の選択が制限される。ステップS3では、エンジン4の運転開始後にエンジン4によるパワーの発生が要求される場合には、要求値生成部252は、制御パターンP1を選択する。一方、エンジン4の始動中およびエンジン4の始動後にエンジン4によるパワーの発生が不要な場合(エンジン4の自立運転のみが求められる場合)、要求値生成部252は制御パターンP3を選択する。
ステップS4において、要求値生成部252は、エンジン4の始動要件すなわち、パワーがすぐに必要か否か、あるいは、エンジン4の運転開始後もパワーが不要であるかという要件に従って、制御パターンP1,P2,P3のいずれか1つを選択する。
ステップS3あるいはステップS4の処理に続いてステップS5の処理が実行される。ステップS5において、要求値生成部252は、選択された制御パターン、およびエンジン4の状態を示す状態信号に従って、エンジン要求パワーPe(要求値)を発生させる。
なお、図8は走行制御部250の処理を示しているため、エンジン制御部240の処理は示されていないが、エンジン制御部240は、エンジン要求パワーPeに基づいてエンジン4により発生されるパワーを制御する。たとえばエンジン制御部240は、エンジン4に供給される燃料の量、エンジン4の吸気量、燃料を燃焼させるための点火時期を制御する。
本実施の形態によれば、EVモードでの走行中(EVモードからHVモードへの切換時も含むものとする)にエンジン4を始動する際のエンジンパワーを適切に制御できる。図4を再び参照して、インジェクタ110から噴射された燃料のうちの一部は吸気管111の内壁等に付着するとともに、その残部が筒内(燃焼室内)に導入される。吸気管111の内壁等に付着した燃料の一部は気化するとともにエンジン4の筒内に導入される。
吸気管111の壁面に付着する燃料の量が一定であれば、エンジン4の筒内には一定量の燃料が供給される。しかしながらEVモードでは基本的にエンジン4が停止するので、インジェクタ110からエンジン4には燃料が供給されない。その一方、吸気管111の壁面から燃料が離脱する。このためEVモード中に、吸気管111の壁面に残留する燃料の量が次第に減少する。
上述のように、エンジン制御部240は、エンジン始動中のエンジン要求パワーPeに基づいて、エンジン4の運転開始時にエンジン4に供給する燃料の量を決定する。たとえば制御パターンP2によれば、エンジン運転開始時にエンジン4に供給される燃料の量は、制御パターンP1によって定まる燃料の供給量と、制御パターンP3によって定まる燃料の供給量との中間の値となる。
しかし、EVモードでの走行時間が長くなると、吸気管111の壁面に付着する燃料の量、あるいは吸気管111の壁面からエンジン4の筒内に導入される燃料の量を予測することは容易ではない。したがって、エンジン4の運転開始時に、エンジン制御部240がインジェクタ110から噴射される燃料の量を高精度に算出することが難しくなる。
この結果、空燃比(A/F)を精度よく制御できないという問題が生じることが予測される。空燃比(A/F)を精度よく制御できない場合、たとえば排気エミッションあるいはドライバビリティへの影響が生じうる。
本実施の形態では、ハイブリッド車両1がEV走行モードで走行中にエンジンの始動が必要と判断された場合、制御パターンP1,P3の中から制御パターンが選択される。したがって、エンジン運転開始後にエンジン4のパワーが必要な場合(エンジンの始動要件によれば制御パターンP2が選択される場合)であっても、エンジン要求パワーPeは、制御パターンP1に従って推移する。言い換えると、エンジン4の始動中にパワーが必要か否かにかかわらず、エンジン4の始動後にパワーが必要であるという状況では、要求値生成部252はエンジン4の始動にともなって要求値を生成する。
制御パターンP1では、エンジン4の始動中にエンジン要求パワーPeが発生するので、インジェクタ110から噴射される燃料の量は、制御パターンP2が選択されたときのインジェクタ110からの噴射量より大きくなる。EVモードでの走行中にポートウェット状態の燃料量が減少するものの、エンジン4の運転開始時にエンジン4に供給される燃料の量が増える。これにより空燃比の制御が不安定になる可能性を小さくすることができる。
一方、HVモードでハイブリッド車両1が走行中の場合、エンジン4の停止期間は、EVモードでのエンジンの停止期間に比べて短いことが想定される。この場合には、ポートウェット状態の燃料の量の減少による空燃比制御への影響は小さいことが期待できる。よって、EVモードと異なるハイブリッド車両1の状況、すなわち、HVモードでは、すべての制御パターン(P1〜P3)の中から制御パターンが選択可能となる。
なお、本発明は図1に示した構成を有するハイブリッド車両1に適用されるものと限定されない。本発明は、エンジンと、エンジン以外の動力源(代表的には蓄電装置およびモータ)を備え、エンジンを停止させたままその動力源によって走行可能なハイブリッド車両に適用可能である。したがって、バッテリの数は複数であると限定されず単数であってもよい。
また、複数のバッテリがハイブリッド車両に搭載される場合、複数のバッテリに共通に1つのコンバータが設けられてもよい。あるいは、ハイブリッド車両は、バッテリの数と同数のコンバータを備えてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ハイブリッド車両、2 車輪、3 動力分割機構、4 エンジン、6 バッテリ充電装置、8 外部電源、9A,9B1,9B2,24,25 電流センサ、10A,10B1,10B2,13,21A,21B 電圧センサ、11A,11B1,11B2 温度センサ、12A,12B コンバータ、14,22 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、30 制御装置、39A,39B 接続部、42 アクセルポジションセンサ、102 エアクリーナ、104 エアフローメータ、106 吸気温センサ、107 スロットル弁、108 電子制御スロットル、110 インジェクタ、111 吸気管、112 イグニッションコイル、113 排気管、114 ピストン、127 触媒装置、143 クランクポジションセンサ、144 ノックセンサ、145 空燃比センサ、146 酸素センサ、148 水温センサ、180 燃料タンク、185 燃料通路、186 ポンプ、187 通路、220 SOC算出部、240 エンジン制御部、250 走行制御部、251 始動判定部、252 要求値生成部、253 パターン記憶部、260 トータルパワー算出部、270,280 インバータ制御部、BA,BB1,BB2 バッテリ、C1,C2,CH 平滑用コンデンサ、D1〜D8 逆並列ダイオード、FL 燃料、L1 リアクトル、MG1,MG2 モータジェネレータ、N2 ノード、PL1A,PL1B 電源ライン、PL2 給電ライン、Q1〜Q8 IGBT素子、R 制限抵抗、SL1,SL2 接地ライン、SMR1-SMR3 システムメインリレー、SR1,SR2,SR1G,SR2G リレー、UL,VL,WL ライン。

Claims (7)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記内燃機関の始動が要求されたときの前記ハイブリッド車両の状況に基づいて、前記内燃機関によって発生されるパワーの要求値の制御に関する複数のパターンの中から制御パターンを選択するとともに、前記制御パターンに従って前記要求値を生成するためのパワー制御部と、
    前記要求値に基づいて、前記内燃機関により発生される前記パワーを制御するためのエンジン制御部とを備え、
    前記複数のパターンは、
    前記内燃機関の始動開始にともなって前記要求値を発生させる第1のパターンと、
    前記内燃機関の始動中には前記要求値を発生させない一方、前記内燃機関が始動した後に前記要求値を発生させる第2のパターンと、
    前記内燃機関の始動中および前記内燃機関が始動した後のいずれにおいても前記要求値を発生させない第3のパターンとを含み、
    前記パワー制御部は、前記ハイブリッド車両の前記状況が、前記動力源により前記ハイブリッド車両が走行する第1の状況である場合には、前記第1および第3のパターンのいずれか1つを前記制御パターンとして選択する一方で、前記ハイブリッド車両の前記状況が、前記第1の状況と異なる第2の状況である場合には、前記第1、第2および第3のパターンのいずれか1つを前記制御パターンとして選択する、ハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記エンジン制御部は、前記要求値に基づいて、前記内燃機関に供給する燃料の量を制御することにより前記パワーを制御する、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記動力源は、
    電動機と、
    前記電動機の駆動に用いられる電力を蓄えるための蓄電装置と、
    前記蓄電装置に前記電力を供給するための発電機とを含み、
    前記発電機は、前記内燃機関の回転数によって前記発電機の回転数が変化するように前記内燃機関と連結され、
    前記パワー制御部は、前記第1の状況において前記内燃機関による前記ハイブリッド車両の駆動が要求された場合には、前記第1のパターンを選択するとともに、前記発電機の過回転を抑制することが要求された場合には、前記第3のパターンを選択する、請求項1または2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 前記ハイブリッド車両は、
    前記蓄電装置を前記ハイブリッド車両の外部の電源によって充電するための充電装置をさらに備える、請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  5. 内燃機関と、前記内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記動力源による前記ハイブリッド車両の走行中に前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記ハイブリッド車両の状況に基づいて、前記内燃機関によって発生されるパワーの要求値を生成するためのパワー制御部と、
    前記要求値に基づいて、前記内燃機関により発生される前記パワーを制御するためのエンジン制御部とを備え、
    前記パワー制御部は、前記内燃機関の始動中および前記内燃機関が始動した後のいずれにおいても前記パワーが不要であるという状況では、前記要求値を発生させない一方で、前記内燃機関の始動中に前記パワーが必要か否かにかかわらず前記内燃機関の始動後に前記パワーが必要であるという状況では、前記内燃機関の始動にともなって前記要求値を生成する、ハイブリッド車両の制御装置。
  6. 内燃機関と、前記内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源と、前記内燃機関を制御するための制御装置とを備えたハイブリッド車両の制御方法であって、
    前記内燃機関の始動が要求されたときの前記ハイブリッド車両の状況に基づいて、前記内燃機関によって発生されるパワーの要求値の制御に関する複数のパターンの中から制御パターンを選択するステップと、
    前記制御パターンに従って前記要求値を生成するステップと、
    前記要求値に基づいて、前記内燃機関により発生される前記パワーを制御するステップとを備え、
    前記複数のパターンは、
    前記内燃機関の始動中に前記要求値を発生させる第1のパターンと、
    前記内燃機関の始動中には前記要求値を発生させない一方、前記内燃機関の始動が完了した後に前記要求値を発生させる第2のパターンと、
    前記内燃機関の始動中および前記内燃機関の始動後のいずれにおいても前記要求値を発生させない第3のパターンとを含み、
    前記選択するステップは、
    前記ハイブリッド車両の前記状況が、前記動力源により前記ハイブリッド車両が走行する第1の状況である場合には、前記第1および第3のパターンのいずれか1つを前記制御パターンとして選択するステップと、
    前記ハイブリッド車両の前記状況が、前記第1の状況と異なる第2の状況である場合には、前記第1、第2および第3のパターンのいずれか1つを前記制御パターンとして選択するステップとを含む、ハイブリッド車両の制御方法。
  7. 内燃機関と、前記内燃機関とは独立に駆動力を発生可能な動力源と、前記内燃機関を制御するための制御装置とを備えたハイブリッド車両の制御方法であって、
    前記動力源による前記ハイブリッド車両の走行中に前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記ハイブリッド車両の状況に基づいて、前記内燃機関によって発生されるパワーの要求値を生成するステップと、
    前記要求値に基づいて、前記内燃機関により発生される前記パワーを制御するステップとを備え、
    前記要求値を生成するステップは、
    前記内燃機関の始動中および前記内燃機関が始動した後のいずれにおいても前記パワーが不要であるという状況では、前記要求値を発生させない一方で、前記内燃機関の始動中に前記パワーが必要か否かにかかわらず前記内燃機関の始動後に前記パワーが必要であるという状況では、前記内燃機関の始動にともなって前記要求値を発生させる、ハイブリッド車両の制御方法。
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