JP2011038609A - ディスク式スチームトラップ - Google Patents

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JP2011038609A JP2009187504A JP2009187504A JP2011038609A JP 2011038609 A JP2011038609 A JP 2011038609A JP 2009187504 A JP2009187504 A JP 2009187504A JP 2009187504 A JP2009187504 A JP 2009187504A JP 2011038609 A JP2011038609 A JP 2011038609A
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Masahisa Hiroya
昌久 広谷
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TLV Co Ltd
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TLV Co Ltd
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Abstract

【課題】 長期に渡って弁ディスクが早期に開弁できるディスク式スチームトラップを提供する。
【解決手段】 本体1と蓋部材10とで内部に変圧室を形成し、本体1の変圧室側の中心に噴出孔4を開けて入口2と変圧室を連通せしめ、噴出孔4の外周囲に環状溝5を設けて、噴出孔4と環状溝5の間に内輪弁座7を、環状溝5の外周囲に外輪弁座8を形成し、環状溝5から排出孔6を開けて変圧室を出口3に連通せしめ、内輪弁座7と外輪弁座8からなる弁座面に対して離着座する円板状で外輪弁座8よりも大きい径の弁ディスク17を変圧室内に配置し、変圧室を感圧応動部材としてのダイヤフラム11で弁ディスク17を配置した第1変圧室12とその外側の第2変圧室13に分割し、第2変圧室13に膨脹収縮媒体15を密封する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、変圧室すなわち熱力学的蒸気室の圧力変化に応じて弁ディスクが開閉することにより、蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するディスク式スチームトラップに関し、特に復水発生量の多い場所に用いることができるようにしたものに関する。
従来のディスク式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、本体と蓋部材とで内部に変圧室を形成し、本体の変圧室側の中心に噴出孔を開けて入口と変圧室を連通せしめ、噴出孔の外周囲に環状溝を設けて、噴出孔と環状溝の間に内輪弁座を、環状溝の外周囲に外輪弁座を形成し、環状溝から排出孔を開けて変圧室を出口に連通せしめ、内輪弁座と外輪弁座からなる弁座面に対して離着座する円板状で外輪弁座よりも大きい径の弁ディスクを変圧室内に配置し、変圧室を感圧応動部材で弁ディスクを配置した第1変圧室とその外側の第2変圧室に分割し、内輪あるいは外輪弁座面から第2変圧室に連通する通路を形成したものである。
実公平7−40799号公報
上記従来のディスク式スチームトラップは、外側に形成された第2変圧室が第1変圧室よりも蒸気の凝縮が早いので、早期に感圧応動部材が第2変圧室側に変位し第1変圧室の容積を増加させて第1変圧室の圧力を急速に降下させることにより、早期に弁ディスクが開弁して上流側に復水を滞留させないものである。しかしながら、内輪あるいは外輪弁座面から第2変圧室に連通する通路が流体中のゴミやスケール等の異物により詰り易く、比較的短期間で弁ディスクが早期に開弁できなくなる問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、長期に渡って弁ディスクが早期に開弁できるディスク式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のディスク式スチームトラップは、本体と蓋部材とで内部に変圧室を形成し、本体の変圧室側の中心に噴出孔を開けて入口と変圧室を連通せしめ、噴出孔の外周囲に環状溝を設けて、噴出孔と環状溝の間に内輪弁座を、環状溝の外周囲に外輪弁座を形成し、環状溝から排出孔を開けて変圧室を出口に連通せしめ、内輪弁座と外輪弁座からなる弁座面に対して離着座する円板状で外輪弁座よりも大きい径の弁ディスクを変圧室内に配置し、変圧室を感圧応動部材で弁ディスクを配置した第1変圧室とその外側の第2変圧室に分割し、第2変圧室に膨脹収縮媒体を密封したことを特徴とするものである。
本発明によれば、変圧室を感圧応動部材で弁ディスクを配置した第1変圧室とその外側の第2変圧室に分割し、第2変圧室に膨脹収縮媒体を密封したことにより、外側に形成された第2変圧室の膨脹収縮媒体が第1変圧室の蒸気よりも早期に凝縮して感圧応動部材を第2変圧室側に早期に変位させ、第1変圧室の容積を増加させて第1変圧室の圧力を急速に降下させることにより、早期に弁ディスクを開弁させて上流側に復水を滞留させることがないので、長期に渡って弁ディスクを早期に開弁させることができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるディスク式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に入口2と出口3を同一軸上に形成する。本体1の中心に噴出孔4を開けて入口2と連通せしめると共に、噴出孔4の外周囲に環状溝5を設けて排出孔6を通して出口3に連通させる。噴出孔4と環状溝5の間に環状の内輪弁座7を、環状溝5の外周囲に環状の外輪弁座8を形成する。内輪弁座7と外輪弁座8は同心円状で同一平面に形成する。
本体1に蓋部材10を溶接により締結する。このとき、感圧応動部材としてのダイヤフラム11を間に挟んで、その下方に第1変圧室12を、上方に第2変圧室13を形成する。第2変圧室13内に注入口14から膨脹収縮媒体15を注入し、注入口14を栓部材16で塞ぐことにより密封する。膨脹収縮媒体15は水よりも沸点の低いアルコール等の液体で形成する。第1変圧室12内に内輪弁座7と外輪弁座8からなる弁座面に対して離着座する円板状で外輪弁座8よりも大きい径の弁ディスク17を配置する。参照番号18は弁ディスク17の上動を規制するストッパである。
上記実施例の作動を説明する。図1は閉弁直後の状態を示しており、ダイヤフラム11が実線のように下方に湾曲している。第2変圧室13の膨脹収縮媒体15が第1変圧室12の蒸気よりも早期に凝縮してダイヤフラム11を第2変圧室13側に早期に変位させて二点鎖線のように上方に湾曲させ、第1変圧室の容積を増加させて第1変圧室12の圧力を急速に降下させることにより、早期に弁ディスク17を開弁させる。弁ディスク17が開弁すると、入口2側の復水が噴出孔4、環状溝5、排出孔6を通して出口3側に排出される。
復水が排出されて第1変圧室12内に蒸気が流入してくると、第1変圧室12内の圧力が上昇すると共に、第2変圧室13内の膨脹収縮媒体が気化してダイヤフラム11を第1変圧室12側に変位させ実線のように下方に湾曲させる。そして、弁ディスク17下面を高速の蒸気が流下して静圧低下を来たすことによって、弁ディスク17は内輪弁座7と外輪弁座8からなる弁座面に着座して閉弁する。以上のような開閉弁のサイクルを繰り返す。
本発明は、蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するディスク式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 入口
3 出口
4 噴出孔
5 環状溝
6 排出孔
7 内輪弁座
8 外輪弁座
10 蓋部材
11 ダイヤフラム
12 第1変圧室
13 第2変圧室
14 注入口
15 膨脹収縮媒体
16 栓部材
17 弁ディスク
18 ストッパ

Claims (1)

  1. 本体と蓋部材とで内部に変圧室を形成し、本体の変圧室側の中心に噴出孔を開けて入口と変圧室を連通せしめ、噴出孔の外周囲に環状溝を設けて、噴出孔と環状溝の間に内輪弁座を、環状溝の外周囲に外輪弁座を形成し、環状溝から排出孔を開けて変圧室を出口に連通せしめ、内輪弁座と外輪弁座からなる弁座面に対して離着座する円板状で外輪弁座よりも大きい径の弁ディスクを変圧室内に配置し、変圧室を感圧応動部材で弁ディスクを配置した第1変圧室とその外側の第2変圧室に分割し、第2変圧室に膨脹収縮媒体を密封したことを特徴とするディスク式スチームトラップ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04262196A (ja) * 1991-02-15 1992-09-17 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ
JPH0740799Y2 (ja) * 1990-07-13 1995-09-20 株式会社テイエルブイ ディスク式スチームトラップ

Patent Citations (2)

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