JP2011038455A - 遠心送風機、遠心多段型圧縮機および遠心ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遠心送風機1は、吸込コーン10をケーシングC側に固定された静止コーン部11と、該静止コーン部11と羽根車30との間に位置するように回転軸20に固定された回転コーン部12とから構成し、回転コーン部12と羽根車30とを近接させて、それらの間隙t2から空気を噴流として吸い込むことにより、送風効率の低下や騒音の原因となっていた吸込コーン10から吸い込んだ空気の渦の発生を防止した。
【選択図】図1
Description
[1] ケーシング(C)内を延びる回転軸(20)に固定された羽根車(30)を回転することにより、吸込コーン(10)側から羽根車(30)側に吸い込んだ空気を送風する遠心送風機(1)において、
前記吸込コーン(10)は、前記ケーシング(C)側に固定された静止コーン部(11)と、該静止コーン部(11)と前記羽根車(30)との間に位置するように前記回転軸(20)に固定された回転コーン部(12)とから成り、
前記回転コーン部(12)と前記羽根車(30)とを送風効率が高まると同時に騒音が低減されるように近接させたことを特徴とする遠心送風機(1)。
前記吸込コーン(10)は、前記ケーシング(C)に固定され、空気吸込部となる静止コーン部(11)と、該静止コーン部(11)と前記羽根車(30)との間に位置するように前記回転軸(20)に固定された回転コーン部(12)とから成り、
前記回転コーン部(12)と前記羽根車(30)とを送風効率が高まると同時に騒音が低減するように近接させ、
前記回転コーン部(12)と前記静止コーン部(11)との間隙(t1)を略密閉するシール手段(40)を設けたことを特徴とする遠心送風機(1)。
前記吸込コーン(10)は、前記ケーシング(C)に固定され、空気吸込部となる静止コーン部(11)と、該静止コーン部(11)と前記羽根車(30)との間に位置するように前記回転軸(20)に固定された回転コーン部(12)とから成り、
前記回転コーン部(12)は、前記回転軸(20)から半径方向に延設された支持手段(50)に固定され、
前記支持手段(50)は、回転時に前記静止コーン部(11)側から羽根車(30)側に空気を吸い込むように形成された軸流羽根状のものであり、
前記回転コーン部(12)と前記羽根車(30)とを送風効率が高まると同時に騒音が低減するように近接させ、
前記回転コーン部(12)と前記静止コーン部(11)との間隙(t1)を略密閉するシール手段(40)を設けたことを特徴とする遠心送風機(1)。
遠心送風機(1)は、モータによって回転軸(20)が回転を始めると、回転軸(20)に固定された羽根車(30)が回転する。羽根車(30)の各羽根(32)は、回転によって吸込コーン(10)側から羽根車(30)側に空気を吸い込むような形状に成形されている。
図1から3までは、本発明の一実施の形態を示している。
以下には、本発明の一実施の形態として遠心送風機1を例に挙げて説明をするが、遠心多段型圧縮機や遠心ポンプは、それらの構成を遠心送風機1の構成と同様のものとすることができるので、以下の説明は、遠心多段型圧縮機や遠心ポンプについての説明にもなっている。
図1は、本発明の一実施の形態に係る遠心送風機の側面から見た構成を示す摸式図であり、図2は、本発明の一実施の形態に係る遠心送風機の正面から見た構成を示す摸式図である。ただし、図1に示した吸込コーンは図示を省略してある。
図1および図2に示すように、遠心送風機1は、そのケーシングC内を延びる回転軸20に羽根車30が固定されている。羽根車30は、回転軸20側から半径方向に等間隔で延設された複数枚の羽根32を備えている。各羽根32は、回転軸20の所定方向の回転により、吸込コーン10側から羽根車30側に空気を吸い込むような形状に成形されている。また、羽根車30の上流部には、後述する羽根車側板34が設けられている。
不図示のモータによって回転軸20が回転を始めると、回転軸20に固定された羽根車30と回転コーン部12が回転する。
また、本発明と特許文献1に記載した技術とを組み合わせることができることはいうまでもない。
C…ケーシング
t1…間隙
t2…間隙
1…遠心送風機
10…吸込コーン
11…静止コーン部
11b…下流縁部
12…回転コーン部
12a…上流側縁部
12b…下流側縁部
20…回転軸
30…羽根車
32…羽根
34…羽根車側板
34a…下端部
40…シール手段
50…支持アーム
Claims (5)
- ケーシング内を延びる回転軸に固定された羽根車を回転することにより、吸込コーン側から羽根車側に吸い込んだ空気を送風する遠心送風機において、
前記吸込コーンは、前記ケーシング側に固定された静止コーン部と、該静止コーン部と前記羽根車との間に位置するように前記回転軸に固定された回転コーン部とから成り、
前記回転コーン部と前記羽根車とを送風効率が高まると同時に騒音が低減されるように近接させたことを特徴とする遠心送風機。 - ケーシング内を延びる回転軸に固定された羽根車を回転することにより、吸込コーン側から羽根車側に吸い込んだ空気を送風する遠心送風機において、
前記吸込コーンは、前記ケーシングに固定され、空気吸込部となる静止コーン部と、該静止コーン部と前記羽根車との間に位置するように前記回転軸に固定された回転コーン部とから成り、
前記回転コーン部と前記羽根車とを送風効率が高まると同時に騒音が低減するように近接させ、
前記回転コーン部と前記静止コーン部との間隙を略密閉するシール手段を設けたことを特徴とする遠心送風機。 - ケーシング内を延びる回転軸に固定された羽根車を回転することにより、吸込コーン側から羽根車側に吸い込んだ空気を送風する遠心送風機において、
前記吸込コーンは、前記ケーシングに固定され、空気吸込部となる静止コーン部と、該静止コーン部と前記羽根車との間に位置するように前記回転軸に固定された回転コーン部とから成り、
前記回転コーン部は、前記回転軸から半径方向に延設された支持手段に固定され、
前記支持手段は、回転時に前記静止コーン部側から羽根車側に空気を吸い込むように形成された軸流羽根状のものであり、
前記回転コーン部と前記羽根車とを送風効率が高まると同時に騒音が低減するように近接させ、
前記回転コーン部と前記静止コーン部との間隙を略密閉するシール手段を設けたことを特徴とする遠心送風機。 - 請求項1,2または3に記載の遠心送風機と同様の構成を有することを特徴とする遠多段型圧縮機。
- 請求項1,2または3に記載の遠心送風機と同様の構成を有することを特徴とする遠心ポンプ。
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---|---|---|---|
JP2009185615A JP5424245B2 (ja) | 2009-08-10 | 2009-08-10 | 遠心送風機、遠心多段型圧縮機および遠心ポンプ |
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JP2011038455A true JP2011038455A (ja) | 2011-02-24 |
JP5424245B2 JP5424245B2 (ja) | 2014-02-26 |
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Citations (5)
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JPH08177788A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-12 | Miura Co Ltd | 流体機械の羽根車 |
JP2000513067A (ja) * | 1997-04-03 | 2000-10-03 | レンゲレル ウント ライヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ラジアルベンチレーター |
-
2009
- 2009-08-10 JP JP2009185615A patent/JP5424245B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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JP5424245B2 (ja) | 2014-02-26 |
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