JP2011036808A - 濾過ユニット - Google Patents

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雄之 中山
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Abstract

【課題】容易かつ低コストに濾過水槽内の水位を所定以上に維持することが可能な濾過ユニットを提供する
【解決手段】原水Wを濾過処理する濾過ユニット10において、膜モジュール23を収容した濾過水槽20と、原水Wが導入されて該原水Wを保持するリザーブタンク30と、該リザーブタンク30内を原水Wを貯水する貯留部33と原水Wを排水する排水口30dが配された排出部34とに区画するとともに、上端部32cが膜モジュール23よりも上方に位置して、原水Wが越流可能とされた越流壁32と、貯留部33と濾過水槽20内の下部とを連通状態に接続する膜濾過原水送水管40と、該膜濾過原水送水管40に配されて、貯留部33から濾過水槽20内への原水Wの流通のみを許容する逆止弁50と、原水の流通を停止させる止水弁51とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、中空糸膜により原水を濾過する膜モジュールと、該膜モジュールが収容されるとともに原水が導入される濾過水槽とを備える濾過ユニットに関するものである。
このような濾過ユニットとして、上方が開口した外形直方体状の箱枠型の濾過水槽内に、多数の中空糸膜を束ねた膜モジュールを、その両端を濾過水槽の長手方向に対向する一対の端板に取り付けることにより中空糸膜がこの長手方向に渡されるようにして収容したものが、例えば非特許文献1に提案されている。
濾過ユニットの一例を図13に示す。この濾過ユニット1は、水平方向に渡された複数本の中空糸膜3が端部で束ねられて一対のヘッダ4に固定された膜モジュール2と、該膜モジュール2を収容するとともに濾過対象となる原水W1が導入された濾過水槽5とを備えている。
また、ヘッダ4には、中空糸膜3によって原水W1から濾過された濾過水W2を吸引して濾過水槽5外部に排出する濾過水管6が接続されており、該濾過水管6の下流側には濾過ポンプ7が設けられている。
さらに、濾過水槽5には、貯水槽、貯水池あるいは河川等の貯水源内に保持された原水W1を導入するための給水管8が接続されており、該給水管8の上流側には例えば給水ポンプ9が設けられている。
この濾過ユニット1においては、中空糸膜3の内部とヘッダ4内部及び濾過水管6はそれぞれ連通状態とされており、原水W1の濾過を行う際には、濾過ポンプ7が濾過水管6内の濾過水W2を吸引することで中空糸膜3による原水W1の濾過を促し、効率的な濾過を行うことができるようになっている。
鹿島田、中山、笹川、松田「浸漬膜を用いた大容量膜濾過システムの開発(I)」、第55回全国水道研究発表会講演集、社団法人日本水道協会、平成16年5月10日、p.182−183
ところで、上記のような従来の濾過ユニット1においては、中空糸膜3による濾過を効率的に行なうために、濾過水槽5内の水位を常に膜モジュール2より上方に維持する必要がある。よって、濾過により濾過水槽5の外部に排出される原水W1の水量に応じて同等の水量の原水W1を濾過水槽5内に供給すべく給水ポンプ9による原水W1の供給量を調整する必要があった。
この点、原水W1の濾過を促す濾過ポンプ7の出力に応じて給水ポンプ9による供給量を設定すれば足りるとも考えられる。しかしながら、長期の濾過の過程において濾過水量と同じ水量を供給するにはフィードバック制御が必要となる。また、逆流洗浄を行う場合、濾過が中断するので給水ポンプ9をそれに合わせて停止しなければならない。これにより、給水ポンプ9による原水W1の供給量を可変とする必要がある。
したがって、濾過水槽5内の水位を維持するには、給水ポンプ9に原水W1の供給量を制御する制御装置を別途設ける必要があり、製造コストが上昇する他、メンテナンスに時間と手間がかかってしまっていた。
この発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、容易かつ低コストに濾過水槽内の水位を所定以上に維持することが可能な濾過ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る濾過ユニットは、原水を濾過処理する濾過ユニットであって、膜モジュールを収容した濾過水槽と、原水が導入されて該原水を保持するリザーブタンクと、該リザーブタンク内を前記原水を貯水する貯留部と排水口が配された排出部とに区画するとともに、上端が前記膜モジュールよりも上方に位置して、前記原水が越流可能とされた越流壁と、前記貯留部と前記濾過水槽内の下部とを連通状態に接続する膜濾過原水送水管と、該膜濾過原水送水管に配されて、前記貯留部から前記濾過水槽内への前記原水の流通のみを許容する逆止弁と、前記原水の流通を停止させる止水弁とが設けられたことを特徴としている。
このような特徴の濾過ユニットによれば、膜濾過原水送水管を介してリザーブタンクの貯留部と濾過水槽内とが連通状態とされており、また、膜濾過原水送水管の逆止弁は貯留部から濾過水槽内への原水の流通を許容するため、リザーブタンク及び濾過水槽の水量が0の状態からリザーブタンクに原水を供給し始めると、原水は濾過水槽内にも流れ込み、リザーブタンクの貯留部の水位と濾過水槽内の水位が互いに等しくして上昇していく。
また、リザーブタンクの貯留部内にて原水が満水状態となると、該原水は越流壁を越流し貯留部内から排出部内へと流出し始める。これにより、貯留部内の水位は越流壁の高さにて一定となり、これに伴って濾過水槽内の原水の水位も越流壁の高さで一定となる。また、この状態においては、越流壁の上端が膜モジュールよりも上方に位置しているため、膜モジュール全体が原水に浸漬される。
ここで、膜モジュールによる濾過が行なわれると濾過水槽から原水が濾過水として排出されるが、濾過水槽内に原水が供給されなければ、該濾過水槽内の水位が低下してしまい膜モジュールが原水外に露呈し効率的な濾過を行うことができない。この点、本発明の濾過ユニットにおいては、リザーブタンクの貯留部に供給される原水の水量うち、濾過水槽内から濾過により排出される原水の水量の分だけが膜濾過原水送水管を介して濾過水槽内に流入して、リザーブタンクの貯留部と濾過水槽内の水位が一定に維持される。また、貯留部に供給される過剰な原水は、越流壁を越流して排出部へと流出し、排出口から貯水源に帰還させられる。これによって、濾過水槽内の水位を濾過量にかかわらず常に一定とすることができ、膜モジュール全体を原水に浸漬された状態に維持することができる。
また、上記濾過ユニットにおいては、原水を濾過するときと逆の方向に処理した濾過水を膜モジュールに供給して、この流れにより膜モジュールの外面に付着あるいは内孔に目詰まりした懸濁物を原水側に追い出して除去する、いわゆる逆洗によって膜モジュールの洗浄が行なわれる。ここで、逆洗時には濾過水槽内の水位が上昇するため、何ら処置を施さなければ、懸濁物を多量に含む原水が膜濾過原水送水管を介してリザーブタンクに流れ込み、該リザーブタンク内の原水が汚染されてしまう。更には、逆洗水が越流壁を越えることになり、オーバーフローしている原水の下流を汚染することになる。この点、本発明の濾過ユニットにおいては、濾過水槽と貯留部とを連通する膜濾過原水送水管に逆止弁が設けられているため、濾過水槽内の原水側に追い出された懸濁物が貯留部内に侵入してしまうことはなく、リザーブタンク内の原水の汚染を回避することができる。
また、本発明に係る濾過ユニットは、前記濾過水槽における前記膜モジュールの上方かつ前記越流壁上端の下方に配された上部排水弁と、前記濾過水槽の下部に配されて下部排水弁とが設けられたことを特徴としている。上記上部排水弁と下部排水弁とからは、濾過水内の原水を外部に排出することが可能である。
逆洗を繰り返し行なうと回数を重ねるに連れて濾過水槽内の原水の懸濁物が増加するが、その際には下部排水弁を開放することで排水を行なう。同時に、膜濾過原水送水管の止水弁を閉鎖してリザーブタンクからの原水の流入を停止し、濾過水槽内の濁質を含んだ原水を全排出する。
以上は下部排水弁を用いた排水であるが、上部排水弁を用いた排水も行なわれる。上部排水弁を開放することにより前記濾過水槽内の原水が排出されると、リザーブタンクの原水が水頭差によって膜濾過原水送水管を通り濾過水槽の下部に導入される。導入された原水は濾過水槽内を上昇して移動し、濁質を含んだ原水を押し出して上部排水弁から排水される。同時に曝気装置によるエアスクラビングを行なうことで、膜モジュールを揺動させ気泡上昇流とともに中空糸膜の束の中に溜まっていた濁質を効率的に排出することができる。
また、本発明に係る濾過ユニットにおいては、前記濾過水槽が複数設けられ、これら各濾過水槽が前記膜濾過原水送水管を介して一の前記リザーブタンクの貯留部に接続されていることを特徴としたものも可能である。
このような特徴の濾過ユニットによれば、一のリザーブタンクでもって複数の濾過水槽の水位を一定に維持することができるため、各濾過水槽の水位を効率的に調節することが可能となる。また、各濾過水槽とリザーブタンクとを連通する膜濾過原水送水管のそれぞれに逆止弁が設けられているため、例えば複数の濾過水槽のうち一の濾過水槽を逆洗した場合に、該濾過水槽内の原水に追い出された懸濁物がリザーブタンク内に逆流してしまうことはない。したがって、リザーブタンク内の原水が汚染させることはないため、該リザーブタンクから原水が供給される他の濾過水槽の濾過水槽内が懸濁物により汚染されるのを回避することができる。
そして、本発明に係る濾過ユニットは、前記リザーブタンクの前記貯留部に、一定の流量で原水を供給する原水供給手段が設けられたことを特徴としている。
上記のように、濾過水槽内の水位は貯留部内の越流壁の高さにて一定とされるため、制御手段を有さない原水供給手段を用いて一定量の原水を供給する場合であっても、膜モジュールによる濾過量の如何にかかわらず、濾過水槽内の水位を一定に維持することができる。
本発明の濾過ユニットによれば、濾過水槽内の水位がリザーブタンクの貯留部内の水位、即ち、越流壁の高さに維持されるため、容易かつ低コストに濾過水槽内の水位を所定以上に維持することができる。
実施形態の濾過ユニットの概略構成を示す縦断面図である。 濾過運転時における濾過ユニットの縦断面図である。 逆洗運転時における濾過ユニットの縦断面図である。 逆洗運転後に濾過運転を再開した際における濾過ユニットの縦断面図である。 下部排水弁より排水する際における濾過ユニットの縦断面図である。 下部排水弁よる排水が完了した際における濾過ユニットの縦断面図である。 上部排水弁より排水する際における濾過ユニットの縦断面図である。 一のリザーブタンクに対して一の濾過水槽を備えた濾過ユニットの斜視図である。 一のリザーブタンクに対して一の濾過水槽を備えた濾過ユニットの斜視図である。 一のリザーブタンクに対して複数の濾過水槽を備えた濾過ユニットの斜視図である。 一のリザーブタンクに対して複数の濾過水槽を備えた濾過ユニットの斜視図である。 濾過システムの概略構成を示す平面図である。 従来の濾過ユニットの概略構成を示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態の濾過ユニット10について図面を参照して詳細に説明する。なお、水槽の形状は方形としているが一例であり、また、配管接続も一例であり、限定されるものではない。
濾過ユニット10は、例えば河川や湖沼などから取水して粗大物や沈降物が除去された後に貯水槽あるいは貯水池等に貯留された原水Wを濾過するために使用される。
濾過ユニット10は、図1に示すように、濾過水槽20と、リザーブタンク30と、膜濾過原水送水管40と、該膜濾過原水送水管40に配された逆止弁50及び止水弁51とを備えている。
濾過水槽20は、原水Wに濾過処理を施すものであって、濾過対象となる原水Wが内部に導入される水槽本体22と、該水槽本体22内に収容されて原水Wを濾過水へと濾過する膜モジュール23とを備えている。
水槽本体22は、ステンレス等の耐蝕性の高い金属材等によって構成されて、外形直方体状の有底箱形をなし、その底部22aを下向きにして設置されている。
また、水槽本体22の側壁下部には、図1に示すように、各水槽本体22の内外を貫通して形成され原水Wが流入される流入口22bが開口している。さらに、水槽本体22の側壁上部には、原水Wを排出するための上部排水弁25が設けられ、該上部排水弁25の下部に当たる水槽本体22の側壁下部には、同じく原水Wを排出するための下部排水弁26が設けられている。これら上部排水弁25及び下部排水弁26は、例えばアクチュエータ等により開閉自在とされている。
膜モジュール23は、水平方向に渡される複数本(多数本)の中空糸膜が所定本ずつその両端部で束ねられて、各端部がヘッダ(図示省略)によってそれぞれ固定されたものである。なお、膜としては、例えば親水性ポリエチレン製の中空糸MF膜(孔径0.1μm)を用いることができるが、使用する膜を限定するものではない。また、膜モジュール23についてもその種類を限定するものでもない。
本実施形態における膜モジュール23は、縦方向に4つが積層された状態で水槽本体22内に収容されている。
そして、水槽本体22とこれに収容された膜モジュール23とによって濾過水槽20が構成されており、本実施形態においては、濾過水槽20における水槽本体22内の膜モジュール23の下方に、送気管に接続されて空気を散出する散気管を備えた曝気装置27が設けられている。
リザーブタンク30は、原水Wを一時的に保持するものであって、ステンレス等の耐蝕性の高い金属材等によって構成されており、上方が開口した略箱型状をなしている。また、このリザーブタンク30の高さ方向の寸法は、濾過水槽20の高さ方向の寸法よりも小さく形成されている。
このリザーブタンク30は、水槽本体22の流入口22bが形成された側壁側において、上端開口の高さが水槽本体22の高さと同等になるように底上げされた状態で配置されている。これにより、リザーブタンク30の底板30aは水槽本体22の底部22aよりも高所に位置することになり、リザーブタンク30の下方には空間が形成される。
また、リザーブタンク30の側壁の上下方向略中央部には、リザーブタンク30内から原水Wを排出するための排水口30dが開口しており、該リザーブタンク30の底板30aには、下方に向かって開口する流出口30eが形成されている。
さらに、リザーブタンク30には、リザーブタンク30内を、流出口30eが配されて原水Wが貯水・保持される貯留部33と排水口30dが配される排出部34とに区画する越流壁32が設けられている。この越流壁32は、リザーブタンク30内にて図1の紙面奥行方向に延在しており、その延在方向に直交する断面視においてL字状をなしている。
この越流壁32をさらに詳細に説明すると、該越流壁32は、上記延在方向に直交する断面において、水平面に沿って配置され一端側が排水口30dが開口する側壁に接続された水平板部32aと、該水平板部32aの他端側から鉛直方向に沿って上方に延びる鉛直板部32bとから構成されている。なお、この鉛直板部32bの上端部32c、即ち越流壁32の上端部32cは排水口30dよりも上方まで延びている。
このような越流壁32から見て排水口30dが配された側の空間が排出部34とされるとともに、他方側の空間が貯留部33と区画されている。また、越流壁32の上端部32cはリザーブタンク30の上端開口との間に間隔を空けて配置されており、これにより貯留部33内で満水となった原水Wは、越流壁32の上端部32cを越流して排出部34に流れ落ちるようになっている。
膜濾過原水送水管40は、リザーブタンク30の貯留部33内に保持された原水Wを各濾過水槽20の水槽本体22内に導入するための屈曲した管であって、図1に示すように、リザーブタンク30の下方の空間を上下に亙って延びて、上部の一端側がリザーブタンク30の流出口30eに接続されるとともに、下部がエルボ管状に曲折して、その他端側が各濾過水槽20の水槽本体22の流入口22bに接続されている。これによって、リザーブタンク30の貯留部33内と水槽本体22の内部とが連通状態とされる。
逆止弁50は、図1に示すように、膜濾過原水送水管40に配された弁であって、貯留部33から水槽本体22への原水Wの流入のみを許容し、水槽本体22から貯留部33へは原水Wが流入しないようにされている。即ち、水槽本体22側より圧力が及んだ際にのみ、膜濾過原水送水管40内の流路を閉じるように構成されている。
次に以上のような濾過ユニット10をの給排水系統について説明する。
上記リザーブタンク30には、その上方開口から、原水Wが供給される。なお、この原水Wの供給量は、濾過水量よりも僅かに多い量とされている。
さらに、図1に示すように、濾過ユニット10には、濾過された原水Wを取水する濾過水管64が設けられており、この濾過水管64は一端側が濾過ユニット10の水槽本体22内部にそれぞれ挿入されて各膜モジュール23に接続されている。また、各濾過水管64には、上流側から下流側に向かって、即ち、水槽本体22側から濾過水の供給先に向かって濾過水を吸引する濾過ポンプ65が設けられている。
また、濾過水槽20外部における濾過水管64の上記濾過ポンプ65より膜モジュール23側には、逆洗管66が接続されている。この逆洗管66には、濾過水管64に接続された側に向かって濾過水を流し込む逆洗ポンプ67が設けられている。
また、濾過水管64における逆洗管66への接続箇所と濾過ポンプ65との間の箇所、及び、逆洗管66における濾過水缶64への接続箇所と逆洗ポンプ67との間の箇所にには、これら濾過水管64及び逆洗管66を開放、閉塞可能な切換弁69a,69bがそれぞれ設けられている。
次に、以上のような濾過ユニット10において、リザーブタンク30の貯留部33及び濾過水槽20の水槽本体22内が原水Wで満たされておらず空の状態から、原水Wに濾過処理を施す過程について説明する。
まず、貯水槽あるいは貯水池等から原水Wを濾過ユニット10におけるリザーブタンク30に供給する。この際、濾過水槽20における上部排水弁25及び下部排水弁26はともに閉塞状態とされている。
貯留部33に導入された原水Wは、複数の膜濾過原水送水管40を介してこれら膜濾過原水送水管40に接続された水槽本体22内、即ち、濾過水槽20に流入する。そして、濾過水槽20の原水Wの水位がリザーブタンク30の底板30aの水位を超えると、リザーブタンク30の貯留部33内の水位も上昇し、貯留部33と各濾過水槽20との水位が同時にかつ同様の高さを維持しながら上昇していく。
そして、貯留部33と濾過水槽20との水位がリザーブタンク30内の越流壁32の上端部32cの高さに達して貯留部33が原水Wにて満水状態となると、該貯留部33内の原水Wが越流壁32の上端部32cを越流して排出部34へと流れ込む。これにより、貯留部33及び濾過水槽20内の水位の上昇が越流壁32の上端部32cの高さにて止まることになる。また、排出部34に流れ込んだ原水Wは、排水口30dを介してリザーブタンク30外部に排水される。
次に、濾過ユニット10による濾過運転について図2を用いて説明する。
上記のように、濾過水槽20の水位が越流壁32の上端部32cの高さに達した状態においては、膜モジュール23は原水Wに浸漬され、濾過ポンプ65の運転によって濾過が行なわれる。なお、この濾過運転時には、濾過水管64の切換弁69aは開放状態とされ、逆洗管66の切換弁69bは閉塞状態とされる。
以上のように膜モジュール23による濾過が行なわれると各濾過水槽20内から原水Wが濾過水として排出されるが、本実施形態においては、この排出された原水Wの水量がリザーブタンク30から自動的に補充される。即ち、膜濾過原水送水管40によって貯留部33と水槽本体22内とが連通状態にあり、かつ、膜濾過原水送水管40に配された逆止弁は貯留部33から水槽本体22への原水Wの流通を許容するため、これら貯留部33と水槽本体22内との水位を一定に維持するべく原水Wが貯留部33から水槽本体22へと供給される。換言すれば、水槽本体22内の水位が下がろうとすることによる貯留部33内の水位と水槽本体22内の水位との水頭差でもって、貯留部33から水槽本体22内へと向かって圧力が生じ、原水Wが水槽本体22へと流れ込むのである。
このようにして本実施形態の濾過ユニット10によれば、水槽本体22内の水位をリザーブタンク30内の越流壁32の高さに維持することができる。なお、原水Wが越流する越流壁32の上端部32cは濾過水槽20内の膜モジュール23よりも上方に位置しているため、濾過水槽20内の水位は常に膜モジュール23よりも上方に維持され、該膜モジュール23原水Wに浸漬された状態に置かれる。したがって、膜モジュール23による濾過作用を最大限に活かして効率よく濾過処理を行うことができる。
また、リザーブタンク30に供給される原水Wの量は、濾過水量よりも僅かに多い量としているので、濾過水槽20内にて濾過された排出された水量のみが濾過水槽20内に流れ込み、その他は越流壁32を越流して排出部34から貯水源90に戻される構成であることから、原水Wの供給量を制御する制御装置を設けなくともよい。即ち、リザーブタンク30により濾過水槽20内の原水Wの減少量に応じて原水Wを水槽本体22に供給するように調整されるため、上記制御装置を設ける必要のない分、製造コストを低下させることができるとともに省メンテナンス化を図ることができる。
さらに、膜モジュール23による濾過が停止した場合であっても、水槽本体22内の水位は一定に維持されるため、濾過水槽20から原水Wが溢れ出てしまうことはない。
次に、濾過ユニット10による逆洗運転について説明する。
この濾過ユニット10においては、原水Wを濾過するときと逆の方向に処理した濾過水を膜モジュール23に供給して、この流れにより膜モジュール23の中空糸膜の外面に付着あるいは内孔に目詰まりした懸濁物を原水側に追い出して除去する、いわゆる逆洗によって膜モジュール23の洗浄が行なわれる。
この逆洗運転は、濾過ポンプ65の作動を停止するとともに逆洗ポンプ67を作動させて逆膜モジュール23に濾過水を供給することにより行われ、この際、図3に示すように、曝気装置27から算出される空気による気泡流により中空糸膜を揺動させることで、膜モジュール23の洗浄効果が高められている。なお、この逆洗運転時には、濾過水管64の切換弁69aは閉塞状態とされ、逆洗管66の切換弁69bは開放状態とされる。
この逆洗運転時には、上部排水弁25及び下部排水弁26が閉塞状態にあるため、膜モジュール23の中空糸膜の懸濁物が水槽本体22の原水W内に追い出された際には、逆流した濾過水によって水槽本体22内の水位が越流壁32の上端部32c以上に上昇する。この点、膜濾過原水送水管40に逆止弁50が設けられているため、原水Wがリザーブタンク30内に逆流することはない。したがって、上記懸濁物がリザーブタンク30内に侵入してしまうことはなく、該リザーブタンク30内が懸濁物にて汚染されるのを回避することができる。
なお、逆洗運転により水槽本体22内の水位が上昇するが、水槽本体22から溢れるまでに停止する。また、図示は省略しているが、水槽本体22にはオーバーフロー管を設置している。
次に、図4に示すように、逆洗終了後に濾過ポンプ65を作動させることで濾過運転を行うと、水槽本体22内の原水Wが濾過により外部に排出されて水位が元の状態、即ち、リザーブタンク30の越流壁32の上端部32cの高さまで戻る。その後、水頭差によりリザーブタンク30より原水Wが流入し通常の濾過状態となる。
上記のような濾過運転及び逆洗運転を繰り返し行なうと、回数を重ねるに連れて、原水W内の濁質の濃度が増大していく。この濃度が設定値を超えた場合には、図5に示すように、濾過ポンプ65を停止して切替弁69a,69bを閉塞状態とし、下部排水弁26を開放することで排水を行なう。同時に、膜濾過原水送水管40の止水弁51を閉鎖してリザーブタンク30からの原水の流入を停止し、濾過水槽20内の濁質を含んだ原水Wを全排出する。これによって、下部排水弁26から排出される原水Wとともに濁質や懸濁物を押し流し、図6に示すように、排水が完了した際に濾過水槽20内の濁質が除去された状態となる。
また、上記のように下部排水弁26から原水Wを排出した場合、濁質が混ざった原水Wの水位が低下していくことから、膜モジュール23における中空糸膜上に濁質が載置されるように付着してしまうことが起きる。この際には、図7に示すように、止水弁51を開放状態にしてリザーブタンク30から濾過水槽20への原水Wの導入を許容するとともに、下部排水弁26を閉塞状態に、上部排水弁25を開放状態にし、さらに、曝気装置27を作動させる。
即ち、上部排水弁25を開放することにより濾過水槽20内の原水Wが排出され始めると、リザーブタンク30の原水Wが水頭差によって膜濾過原水送水管40を流通して濾過水槽20の下部に導入される。導入された原水Wは濾過水槽内を上昇して移動し、濁質を含んだ原水Wを押し出して上部排水弁25から排水される。同時に曝気装置27によるエアスクラビングを行なうことで、膜モジュール23を揺動させ気泡上昇流とともに中空糸膜の束の中に溜まっていた濁質を効率的に排出することができる。
以上のようにして、本実施形態の濾過ユニット10においては、上部排水弁25、下部排水弁26及び止水弁51を適宜開閉することによって、濾過運転と逆洗運転との繰り返しにより濾過水槽20内における原水Wの濁質の濃度が上昇した場合であっても、濁質を効率的に除去することができる。
以上、本発明である濾過ユニット10の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。例えば、濾過ユニット10の上方に、膜モジュール23を搬送するホイスト搬送装置が設けられていてもよく、これにより、膜モジュール23の水槽本体22内への設置及び搬出を容易に行なうことができる。
また、濾過ユニット10は、一のリザーブタンク30に対して一の濾過水槽20を備えるものであってもよいし、一のリザーブタンク30に対して複数の濾過水槽20を備えるものであってもよい。
一のリザーブタンク30に対して一の濾過水槽20を備える濾過ユニット10Aの例を図8及び図9に示す。
この濾過ユニット10においては、リザーブタンク30の底板30aが支柱31に支持されており、該リザーブタンク30と濾過水槽20との上端の高さが高さと同等になるように配置されている。そして、上述のようにリザーブタンク30内の原水Wの水位が維持されることで、容易かつ低コストに濾過水槽20内の水位を所定以上に維持することができるようになっている。
これに対して、一のリザーブタンク30に対して複数の濾過水槽20を備える濾過ユニット10Bの例を図10及び図11に示す。
濾過ユニット10Bは、複数の濾過水槽20からなる膜ユニットタンク80を備えている。この膜ユニットタンク80は、濾過対象となる原水Wが内部に導入される水槽ユニット21内に膜モジュール23が収納されることで構成されている。
水槽ユニット21は、ステンレス等の耐蝕性の高い金属材等によって構成されて、外形直方体状の有底箱形をなし、その底部21aを下向きにして設置されている。この水槽ユニット21は、平面視にて一方向を長手方向とした直方体状をなしており、その内部が該一方向に3分割されて3室に区画されている。濾過ユニット10Bにおいては、この水槽ユニット21内の各室が原水W及び膜モジュール23が収容される水槽本体22とされている。換言すれば、3つの水槽本体22が一体化されることにより水槽ユニット21が構成されているのである。
なお、この水槽ユニット21の各水槽本体22には、それぞれ流入口22a、上部排水弁25及び下部排水弁26(図10及び図11において図示省略)が設けられている。
また、各水槽本体22内に、膜モジュール23が収納されている。そして、水槽本体22とこれに収容された膜モジュール23とによって濾過水槽20が構成されており、本実施形態の膜ユニットタンク80においては、水槽ユニット21が有する水槽本体22の数に応じて3つの濾過水槽20が備えられている。
また、濾過ユニット10Bにおけるリザーブタンク30は、底板30aが支柱31に支持されており、該リザーブタンク30と濾過水槽20との上端の高さが高さと同等になるように配置されている。そして、リザーブタンク30には、上記濾過水槽20の数と同数の流出口30eが設けられており、該流出口30eと各濾過水槽20の流入口22aとがそれぞれ膜濾過原水送水管40(図10及び図11において図示省略)によって連通状態にて接続されている。
このような濾過ユニット10Bにおいては、リザーブタンク30に3つの濾過水槽20の濾過水槽20が連通状態にて接続されているため、一のリザーブタンク30でもってこれら3つの濾過水槽20の水位を維持することができる。したがって、複数の濾過水槽20に対して効率良く水位調節を行なうことが可能となる。
また、この濾過ユニット10Bにおいては、一の濾過水槽20において逆洗運転を行った場合に、他の濾過水槽20の水槽本体22内に濁質が侵入するのを防止することができる。即ち、一の濾過水槽20内の原水Wに追い出された濁質がリザーブタンク30に逆流することはないため、リザーブタンク30内の原水Wが汚染されることはなく、該リザーブタンク30から原水Wが供給される他の濾過水槽20の水槽本体22内が上記濁質により汚染されるのを回避することができる。また、例えば分岐して各濾過水槽20の膜モジュール23に接続される濾過水管64、逆洗管66にバルブを備えておき、このバルブを適宜操作することで、一部の濾過水槽20で濾過を行っている間に、残りの濾過水槽20では逆洗運転を行なうことも可能である。
なお、このような一のリザーブタンクに対して複数の濾過水槽20を備えた濾過ユニット10Bを複数(本例では2つ)用いて濾過システム100を構成してもよい。この濾過システム100は、図12に示すように、複数の濾過ユニット10を備えており、例えば河川や湖沼などから取水して粗大物や沈降物が除去された後に貯水槽あるいは貯水池等の貯水源90内に貯留された原水Wを濾過することができる。
図12に示すように、貯水槽あるいは貯水池等の貯水源90には、給水管61の上流側の端部が接続されており、該給水管61はそれぞれ下流側において二手に分岐している。この給水管61の下流側の2つの端部は2つの濾過ユニット10Bの各リザーブタンク30の上端開口から貯水室33にそれぞれ接続されている。なお、このうち二手に分岐した給水管61に接続された2つのリザーブタンク30同士はフレキシブル管68によって互いに連結されている。また、各給水管61には、上流側から下流側に向かって一定の流量で水を流し込む給水ポンプ(原水供給手段)62が配置されている。
また、貯水源90には、返送水管63の下流側の端部が接続されており、該返送水管63は、上流側において2つに分岐して、それぞれ濾過ユニット10のリザーブタンク30における排水口30d(図12において省略)に接続されている。なお、排水口30dの方が貯水源90よりも上方に位置しており、排水口30dから返送水管63に導入された原水Wは、高低差によって貯水源90に流れ込むようになっている。
このような濾過システム100を構成することにより、貯水源90の原水Wを効率的に濾過することができる。また、給水ポンプ62による原水Wの供給量は、濾過水量より僅かに多い量であるため、各濾過水槽20内にて濾過されて排出された水量のみがそれぞれ濾過水槽20内に流れ込み、その他は越流壁32を越流して排出部34から貯水源90に戻される構成であることから、給水ポンプ62bに原水Wの供給量を制御する制御装置を設けなくともよい。即ち、濾過システム100においては、リザーブタンク30により濾過水槽20内の原水Wの減少量に応じて原水Wを水槽本体22に供給するように調整されるため、上記制御装置を設ける必要のない分、低コスト化及び省メンテナンス化を図ることができる。
なお、この濾過システム10においては、貯水源90として貯水槽あるいは貯水池等を用いているが、これに限定されることはなく、例えば河川や湖沼を貯水源90として、これら河川や湖沼から原水Wを直接的に供給する方式であってもよい。
10 濾過ユニット
20 濾過水槽
21 水槽ユニット
22 水槽本体
23 膜モジュール
25 上部排水弁
26 下部排水弁
27 曝気装置
30 リザーブタンク
30d 排水口
30e 流出口
32 越流壁
32c 上端部
33 貯留部
34 排出部
40 膜濾過原水送水管
50 逆止弁
51 止水弁
61 給水管
62 給水ポンプ(原水供給手段)
65 濾過ポンプ
66 逆洗管
67 逆洗ポンプ
80 膜ユニットタンク
100 濾過システム

Claims (4)

  1. 原水を濾過処理する濾過ユニットであって、
    膜モジュールを収容した濾過水槽と、
    原水が導入されて該原水を保持するリザーブタンクと、
    該リザーブタンク内を前記原水が貯水される貯留部と排水口が配された排出部とに区画するとともに、上端が前記膜モジュールよりも上方に位置して、前記原水が越流可能とされた越流壁と、
    前記貯留部と前記濾過水槽内の下部とを連通状態に接続する膜濾過原水送水管と、
    該膜濾過原水送水管に配されて、前記貯留部から前記濾過水槽内への前記原水の流通のみを許容する逆止弁と、
    前記原水の流通を停止させる止水弁とが設けられたことを特徴とする濾過ユニット。
  2. 前記濾過水槽における前記膜モジュールの上方かつ前記越流壁上端の下方に配された上部排水弁と、
    前記濾過水槽の下部に配されて下部排水弁とが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の濾過ユニット。
  3. 前記濾過水槽が複数設けられ、これら各濾過水槽が前記膜濾過原水送水管を介して一の前記リザーブタンクの貯留部に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の濾過ユニット。
  4. 前記リザーブタンクの前記貯留部に、一定の流量で原水を供給する原水供給手段が設けられたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の濾過ユニット。
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