JP2011036354A - 医療廃棄物の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般の産業廃棄物として処理することができる医療廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】 収容空間を有する容器本体部6及び容器本体部6の上端部を覆う蓋部8を備えた容器4の収容空間を外部に連通させ、収容空間内に医療廃棄物を収容して処理する医療廃棄物の処理方法である。容器4の少なくとも一部を熱収縮性を有するシート28で覆うシート被覆工程と、高温蒸気を外部から収容空間内に流入させて医療廃棄物の滅菌処理を行う滅菌処理工程と、を含んでいる。滅菌処理工程においては、シート28が高温蒸気の熱によって熱収縮して、その少なくとも一部が容器本体部6と蓋部8との接続部に密着される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院等の医療機関から排出される医療廃棄物を処理する医療廃棄物の処理方法に関する。
病院等の医療機関からは、例えば使用済みの注射針や点滴用チューブ、包帯、脱脂綿などの感染性医療廃棄物が大量に排出される。このような医療廃棄物は、病原菌等が付着しているおそれがあるために特別管理廃棄物に指定されており、その処理は外部の処理業者に委託されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−001130号公報
しかしながら、上述のように医療廃棄物を特別管理廃棄物として処理すると、一般の産業廃棄物として処理する場合よりも処理に要するコストが大幅に嵩んでしまい、医療機関の経済的負担が大きくなっていた。また、医療機関において特別管理廃棄物を焼却処理する方法も考えられるが、ダイオキシンの発生による排ガス処理などの種々の対策が必要となり、既存の焼却炉では対応できない場合がある。そこで、医療廃棄物を一般の産業廃棄物として処理できる医療廃棄物の処理方法の開発が強く望まれている。
本発明の目的は、一般の産業廃棄物として処理することができる医療廃棄物の処理方法を提供することである。
本発明の請求項1に記載の医療廃棄物の処理方法では、収容空間を有する容器本体部及び前記容器本体部の上端部を覆う蓋部を備えた容器の前記収容空間を外部に連通させ、前記収容空間内に医療廃棄物を収容して処理する医療廃棄物の処理方法であって、
前記容器の少なくとも一部を熱収縮性を有するシートで覆うシート被覆工程と、高温蒸気を外部から前記収容空間内に流入させて前記医療廃棄物の滅菌処理を行う滅菌処理工程と、を含み、前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その少なくとも一部が前記容器本体部と前記蓋部との接続部に密着されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の医療廃棄物の処理方法では、高温空気を外部から前記収容空間内に流入させて前記医療廃棄物を乾燥させる乾燥工程を更に含んでいることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の医療廃棄物の処理方法では、前記シートは開口部を有する袋状に構成され、前記シート被覆工程においては、前記容器の少なくとも一部が前記シートの内部に収容され、また前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その前記開口部が前記容器本体部と前記蓋部との前記接続部に密着されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の医療廃棄物の処理方法では、前記シートは筒状に構成されるとともに、その一端部が前記蓋部に取り付けられ、前記シート被覆工程においては、前記容器本体部の少なくとも一部が前記シートの内側に配設され、また前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その前記一端部が前記容器本体部と前記蓋部との前記接続部に密着されることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の医療廃棄物の処理方法では、前記シート又は前記容器には、前記シート又は前記容器の温度が所定の滅菌処理温度を超えたことを表示するための温度表示手段が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の医療廃棄物の処理方法では、前記蓋部は前記容器本体部に着脱自在に取り付けられ、前記容器本体部の上端部には、前記医療廃棄物を前記収容空間内に投入するための投入用開口部が設けられ、前記蓋部には、前記容器本体部の前記投入用開口部を覆うためのカバー部が設けられ、前記蓋部と前記容器本体部の上端部との間には、前記収容空間と外部とを連通するための連通用流路が形成されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、滅菌処理工程において高温蒸気を外部から収容空間内に流入させて医療廃棄物の滅菌処理を行うので、医療廃棄物を一般の産業廃棄物として処理することができる。また、滅菌処理工程において、容器本体部と外蓋部との接続部がシートの少なくとも一部によって密着されるので、滅菌処理を施した後に外蓋部が容器本体部から取り外されて未処理の医療廃棄物が容器内に投入されることがなく、容器内の医療廃棄物が確実に滅菌処理されたことを担保することができる。
また、本発明の請求項2に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、高温空気を外部から収容空間内に流入させて医療廃棄物を乾燥させる乾燥工程が更に行われるので、医療廃棄物に付着した血液や体液、薬液などが蒸発されるようになり、例えば処理後の容器を横に倒すなどした際に、医療廃棄物に付着した血液や体液、薬液などが容器の外部に流出するのを防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、シートは開口部を有する袋状に構成されているので、容器をシートの内部に収容するという比較的簡単な作業でもって、シート被覆工程において容器の少なくとも一部をシートで覆うことができる。
また、本発明の請求項4に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、シートは筒状に構成されるとともに、その一端部が蓋部に取り付けられているので、蓋部を容器本体部に取り付けるという比較的簡単な作業でもって、シート被覆工程において容器の少なくとも一部をシートで覆うことができる。
また、本発明の請求項5に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、シート又は容器の温度が所定の滅菌処理温度を超えたことを表示するための温度表示手段が設けられているので、容器内の医療廃棄物が所定の滅菌処理温度以上の高温蒸気によって確実に滅菌処理されたことを担保することができる。
また、本発明の請求項6に記載の医療廃棄物の処理方法によれば、蓋部には、容器本体部の投入用開口部を覆うためのカバー部が設けられているので、蓋部を容器本体部に着脱自在に取り付けることによって、収容空間内の医療廃棄物が投入用開口部より容器の外部に飛び出すのが防止される。また、蓋部と容器本体部の上端部との間には、収容空間と外部とを連通するための連通用流路が形成されるので、高温蒸気又は高温空気を連通用流路を通して収容空間内に容易に流入させることができる。
本発明の一実施形態による医療廃棄物の処理方法の流れを説明するための概略図である。 図1の容器及びシートを示す分解斜視図である。 図1の容器をシートで覆った状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による医療廃棄物の処理方法に用いられる容器及びシートを示す分解斜視図である。 図4の容器をシートで覆った状態を示す断面図である。 図4の容器の外蓋部を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う医療廃棄物の処理方法の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による医療廃棄物の処理方法の流れを説明するための概略図であり、図2は、図1の容器及びシートを示す分解斜視図であり、図3は、図1の容器をシートで覆った状態を示す断面図である。
図2及び図3を参照して、本実施形態の医療廃棄物の処理方法では、例えば使用済みの注射針や点滴用チューブ、包袋、脱脂綿などの医療廃棄物2を容器4内に収容して、後述するようにして処理する。
容器4は、容器本体部6と、容器本体部6に着脱自在に装着される外蓋部8(蓋部を構成する)と、を備えている。容器本体部6及び外蓋部8はそれぞれ、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂から形成されている。容器本体部6の内部には、医療廃棄物2を収容するための収容空間10が形成されている。容器本体部6の上端部には内蓋部12が設けられており、この内蓋部12の中央部には略円形状の投入用開口部14が設けられている。また、容器本体部6の外周部には、容器4を持ち運ぶための取っ手16が回動自在に取り付けられている。なお、図3においては、この取っ手16の図示は省略してある。
外蓋部8の中央部には、内蓋部12の投入用開口部14を覆うための略円形状のカバー部18が設けられている。また、カバー部18の外側には、メッシュ状に構成されたリング状の通気部20が設けられている。なお、カバー部18の直径は、投入用開口部14の直径と等しく又はこれよりも幾分小さく構成されている。また、この通気部20のメッシュの目の大きさは、例えば注射針などの医療廃棄物2が通過できない程度の大きさにすることが好ましい。外蓋部8の外周部には、径方向外側に幾分突出したリング状の装着部22が設けられている。この装着部22を容器本体部6の開口縁部24に着脱自在に載置させることにより、外蓋部8は内蓋部12を覆うようにして容器本体部6に着脱自在に装着される。
この装着状態では、内蓋部12の投入用開口部14が外蓋部8のカバー部18によって覆われるようになり、これにより収容空間10内の医療廃棄物2が投入用開口部14より外部に飛び出すのが防止される。また、外蓋部8と内蓋部12との間に連通用流路26が形成されるようになり(図3参照)、この連通用流路26によって収容空間10と外部とが連通されるようになる。なお、上述した装着状態において、外蓋部8が容器本体部6から不用意に外れるのを防止するために、外蓋部8を容器本体部6に対して着脱自在に固定するための周知の固定手段(図示せず)を設けるようにしてもよい。
次に、図1をも参照して、本実施形態の医療廃棄物の処理方法の流れについて説明する。医療廃棄物2を容器4内に収容する際には、外蓋部8を容器本体部6から取り外した状態で、医療廃棄物2を内蓋部12の投入用開口部14より収容空間10内に投入する。医療廃棄物2を処理する際には、外蓋部8を容器本体部6に装着するとともに、容器4をシート28で覆うシート被覆工程が行われる。このシート28は開口部30を有する袋状に構成され、熱収縮性を有する材料、例えばポリプロピレンや布綿糸などから形成され、例えば約105〜137℃の熱が加わることによって熱収縮される。また、シート28の外側面には、温度表示シール32(温度表示手段を構成する)が貼付されている。この温度表示シール32には、温度変化により変色する温度表示部34が設けられており、シート28の温度が所定の滅菌処理温度(例えば120〜130℃)を超えると、温度表示部34が例えば白色から赤色に変色される。
上述したシート被覆工程では、図3において二点鎖線で示すように、容器本体部6の取っ手16を略垂直に立てた状態で、容器4をシート28の内部に収容する。その後、シート28の内部に収容された容器4はオートクレーブ36内に搬入され、滅菌処理工程が行われる。この滅菌処理工程では、ボイラ38からの高温蒸気(例えば120〜130℃)が高温蒸気ライン40を通してオートクレーブ36内に導入される。この高温蒸気の熱によってシート28が熱収縮し、その大部分が容器本体部6の外周面及び底面に密着されるとともに、その開口部30が容器本体部6と外蓋部8との接続部41に密着される(図3参照)。
このとき、シート28の開口部30によって外蓋部8の通気部20の全域が覆われないように、シート28の大きさ(シート28全体の深さや開口部30の大きさなど)を設定することが好ましい。なお、シート28の開口部30によって外蓋部8の通気部20の一部のみが覆われたとしても、後述するような高温蒸気の流入が可能であれば実用上差し支えない。
また、オートクレーブ36内の高温蒸気が外蓋部8の通気部20より連通用流路26に流入され、この連通用流路26を通して流れた後に投入用開口部14より収容空間10内に流入される。このように流入された高温蒸気によって、所定の滅菌処理温度(例えば120〜130℃)で所定時間(例えば10分程度)、収容空間10内の医療廃棄物2が加熱されて滅菌処理される。なお、高温蒸気によってシート28が加熱されることにより、シート28の温度が上記所定の滅菌処理温度を超えるようになるので、温度表示シール32の温度表示部34が変色される。
滅菌処理工程に次いで、オートクレーブ36内にて乾燥工程が行われる。この乾燥工程では、ヒータ42からの高温空気(例えば約100℃)が高温空気ライン44を通してオートクレーブ36内に導入される。オートクレーブ36内の高温空気が外蓋部8の通気部20より連通用流路26に流入され、この連通用流路26を通して流れた後に投入用開口部14より収容空間10内に流入される。このように流入された高温空気によって、所定の乾燥処理温度(例えば約100℃)で所定時間(例えば2分程度)、収容空間10内の医療廃棄物2が乾燥される。これにより、医療廃棄物2に付着した血液や体液、薬液などが蒸発されるので、例えば乾燥工程の後に容器4を回収する際などに容器4を横に倒したとしても、医療廃棄物2に付着した血液や体液、薬液などが容器4の外部に流出するのを防止することができる。
乾燥工程が行われた後に、医療廃棄物2は容器4内に収容された状態のまま、オートクレーブ36から取り出され、医療機関などに設置された廃棄物回収ボックス46に投入される。更にその後、容器4は外部の処理業者48によって処理施設(図示せず)に運搬され、一般の産業廃棄物として処理される。
従って、本実施形態の医療廃棄物の処理方法では、上述のように医療廃棄物2を滅菌処理することにより、医療廃棄物2を一般の産業廃棄物として扱うことができる。また、滅菌処理工程において、容器本体部6と外蓋部8との接続部41がシート28の開口部30によって密着されるので、滅菌処理を施した後に外蓋部8が容器本体部6から取り外されて未処理の医療廃棄物が容器4内に投入されることがなく、容器4内の医療廃棄物2が確実に滅菌処理されたことを担保することができる。また、シート28に貼付された温度表示シール32の温度表示部34が変色することにより、容器4内の医療廃棄物2が所定の滅菌処理温度以上の高温蒸気によって確実に滅菌処理されたことを担保することができる。
次に、図4〜図6を参照して、他の実施形態の医療廃棄物の処理方法について説明する。図4は、本発明の他の実施形態による医療廃棄物の処理方法に用いられる容器及びシートを示す分解斜視図であり、図5は、図4の容器をシートで覆った状態を示す断面図であり、図6は、図4の容器の外蓋部を示す平面図である。なお、本実施形態において、上記実施形態と実質上同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の医療廃棄物の処理方法に用いられる容器4Aは、容器本体部6及び外蓋部8Aを有しており、容器本体部6は上記実施形態と同様に構成されている。外蓋部8Aの中央部には、内蓋部12の投入用開口部14を覆うための略円形状のカバー部18Aが設けられている。カバー部18Aの外側には、メッシュ状に構成されたリング状の通気部20Aが設けられている。カバー部18Aの下面には、複数の突条50がカバー部18Aの中央部を中心として放射状に配設されている(図6参照)。なお、カバー部18Aの直径は、投入用開口部14の直径よりも大きく構成されている。また、外蓋部8Aの外周部には、径方向外側に幾分突出したリング状の装着部22Aが設けられている。装着部22Aの外周面には、熱収縮性を有する筒状のシート28Aの一端部52が例えば接着剤などにより取り付けられている。
本実施形態の医療廃棄物の処理方法では、上記実施形態と同様に、シート被覆工程、滅菌処理工程及び乾燥工程がこの順に行われる。シート被覆工程では、外蓋部8Aを容器本体部6に着脱自在に装着することにより、図5において二点鎖線で示すように、容器本体部6の外周面の大部分がシート28Aの内側に配設される。また、この装着状態においては、複数の突条50が内蓋部12の上面に載置されるようになり、これにより外蓋部8Aと内蓋部12との間には連通用流路26Aが形成され、この連通用流路26Aによって収容空間10と外部とが連通される。
また、滅菌処理工程では、オートクレーブ(図示せず)内に導入された高温蒸気の熱によってシート28Aが熱収縮し、図5において実線で示すように、その大部分が容器本体部6の外周面に密着されるとともに、その一端部52が容器本体部6と外蓋部8Aとの接続部41Aに密着される。オートクレーブ内の高温蒸気が外蓋部8Aの通気部20Aより連通用流路26Aに流入され、この連通用流路26Aを通して流れた後に投入用開口部14より収容空間10内に流入される。このとき、複数の突条50は放射状に配設されているので、通気部20Aの全周方向より高温蒸気を効率良く流入することができる。
更に、乾燥工程においても同様に、オートクレーブ内の高温空気が外蓋部8Aの通気部20Aより連通用流路26Aに流入され、この連通用流路26Aを通して流れた後に投入用開口部14より収容空間10内に流入される。
以上、本発明に従う医療廃棄物の処理方法の各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記各実施形態では、シート被覆工程、滅菌処理工程及び乾燥工程を行うようにしたが、これらのうち乾燥工程を省略してもよい。
また、上記各実施形態では、温度表示シール32をシート28(28A)に貼付するようにしたが、容器本体部6の外周面や外蓋部8(8A)のカバー部18(18A)の上面などに貼付するようにしてもよい。
2 医療廃棄物
4,4A 容器
6 容器本体部
8,8A 外蓋部
10 収容空間
12 内蓋部
14 投入用開口部
18,18A カバー部
26,26A 連通用流路
28,28A シート
30 開口部
32 温度表示シール

Claims (6)

  1. 収容空間を有する容器本体部及び前記容器本体部の上端部を覆う蓋部を備えた容器の前記収容空間を外部に連通させ、前記収容空間内に医療廃棄物を収容して処理する医療廃棄物の処理方法であって、
    前記容器の少なくとも一部を熱収縮性を有するシートで覆うシート被覆工程と、高温蒸気を外部から前記収容空間内に流入させて前記医療廃棄物の滅菌処理を行う滅菌処理工程と、を含み、前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その少なくとも一部が前記容器本体部と前記蓋部との接続部に密着されることを特徴とする医療廃棄物の処理方法。
  2. 高温空気を外部から前記収容空間内に流入させて前記医療廃棄物を乾燥させる乾燥工程を更に含んでいることを特徴とする請求項1に記載の医療廃棄物の処理方法。
  3. 前記シートは開口部を有する袋状に構成され、前記シート被覆工程においては、前記容器の少なくとも一部が前記シートの内部に収容され、また前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その前記開口部が前記容器本体部と前記蓋部との前記接続部に密着されることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療廃棄物の処理方法。
  4. 前記シートは筒状に構成されるとともに、その一端部が前記蓋部に取り付けられ、前記シート被覆工程においては、前記容器本体部の少なくとも一部が前記シートの内側に配設され、また前記滅菌処理工程においては、前記シートが高温蒸気の熱によって熱収縮して、その前記一端部が前記容器本体部と前記蓋部との前記接続部に密着されることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療廃棄物の処理方法。
  5. 前記シート又は前記容器には、前記シート又は前記容器の温度が所定の滅菌処理温度を超えたことを表示するための温度表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の医療廃棄物の処理方法。
  6. 前記蓋部は前記容器本体部に着脱自在に取り付けられ、前記容器本体部の上端部には、前記医療廃棄物を前記収容空間内に投入するための投入用開口部が設けられ、前記蓋部には、前記容器本体部の前記投入用開口部を覆うためのカバー部が設けられ、前記蓋部と前記容器本体部の上端部との間には、前記収容空間と外部とを連通するための連通用流路が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の医療廃棄物の処理方法。
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