JP2011034830A - 圧力スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】生産コストを低減した圧力スイッチを提供する。
【解決手段】空気を導入するための導入口18を備える筐体12と、筐体12内部に形成され導入口18と連通する室14に摺動可能に収容されたピストン38と、ピストン38の一面を弾発的に付勢するコイルスプリング48と、コイルスプリング48により付与される前記一面に対する弾発力を可変に調整する調整ねじ60と、調整ねじ60と係合してコイルスプリング48が着座する受け座50と、導入口18から導かれた空気からの受圧によるピストン38の変位に基づいて空気の圧力を検出するスイッチユニット68と、受け座50と一体的に樹脂材により形成され、スイッチユニット68により検出される空気の圧力の閾値を指し示す指針52とを有する。調整ねじ60は、受け座50を移動させることによりコイルスプリング48を可変に伸縮し、所定の弾発力が得られる位置でコイルスプリング48を保持する。受け座50は、指針52とともに高彩度色に着色されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体の圧力を測定する圧力スイッチに関する。
各種機器を安全に自動運転させるための一つの手段として、圧力スイッチが従来から広く利用されている。各種機器と接続された圧力スイッチ側において圧力の閾値を予め設定することにより、前記圧力スイッチが設けられた箇所で生じた流体圧力の超過を機械的又は電気的に検出し、その検出信号を即時に前記各種機器側に通知することができる。
例えば、空気圧補助機器の一種であるエアフィルタ、レギュレータやルブリケータ等を設置する場合、これらの機器間を取付金具を介して相互に接続するとともに、前記取付金具に圧力スイッチを付設する場合がある。このような場合では、小型・軽量に構成可能な圧力スイッチが用いられる。
特許文献1には、圧力の閾値を設定するための調整ねじと、該調整ねじに螺合され該調整ねじの回動動作と連動してスライドする受け座と、該受け座と一体化された可動針と、筐体の一部に設けられた表示窓とを有する圧力スイッチに関する技術的思想が開示されている。より具体的には、筐体に設けられた表示窓の両側近傍に目盛と算用数字列が付されており、前記可動針の上面には赤色等で線状に着色された指針が印刷等により付されている。
このように構成されているので、指針、目盛及び算用数字列を組み合せて表示することにより、設定された前記閾値を筐体の外部領域から視認可能となる。したがって、作業者は、目盛針が指し示す目盛の数値を読み取りながら調整ねじを回動させることで、圧力スイッチの閾値を容易に設定できる。勿論、計測時には指針が示す目盛の数値で圧力を視認することが可能である。
特開平10−208597号公報
ところで、特許文献1に開示された圧力スイッチにおいて、表示窓が形成される平面は受け座の変位方向に対して平行であることを要するので、表示窓が形成される平面と受け座が形成される平面とは互いに垂直にしなければならない。
しかしながら、当該圧力スイッチにおいて受け座を金属板で構成する場合は、別途可動針を形成するためにL字型の曲げ加工を行わなければならない。また、可動針に赤色等の線からなる指針を表示するためには、金属板に対する刻印加工と着色とを別異の加工工程で行わなければならない。
このように、金属板を用いて受け座と可動針とを一体的に形成した後に該可動針に指針を設ける場合は、別途の加工工程や部品点数の増加等を招き、その結果、圧力スイッチの生産コストが高騰するという不都合がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、生産コストを低減し、しかも部品点数を増加することのない圧力スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、流体を導入するための導入口を備える筐体と、前記筐体内部に形成され前記導入口と連通する室に摺動可能に収容されたピストンと、前記ピストンの一面を弾発的に付勢する弾性部材と、前記弾性部材により付与される前記一面に対する弾発力を可変に調整する弾発力調整手段と、前記弾発力調整手段と係合して前記弾性部材が着座する受け座と、前記導入口から導かれた前記流体からの受圧による前記ピストンの変位に基づいて前記流体の圧力を検出する検出手段とを有する圧力スイッチであって、前記受け座と一体的に樹脂材により形成され、前記検出手段により検出された前記流体の圧力を指し示す指針を有し、前記弾発力調整手段は、前記受け座を移動させることにより前記弾性部材を可変に伸縮し、所定の弾発力が得られる位置で前記弾性部材を保持し、前記受け座は、前記指針とともに高彩度色に着色されていることを特徴とする。
本発明によれば、指針と一体的に成形された樹脂材からなる受け座を設けたので、受け座の樹脂成形が完了した後は指針を設けるための別途の加工処理が不要となる。これにより、圧力スイッチの生産コストを低減でき、しかも部品点数を増加せずに済む。また、前記樹脂材を高彩度色に着色したので、内部が暗い筐体とのコントラストが一層明確になり、作業者にとって指針による指示値がより視認し易くなる。
また、前記指針は、前記受け座の着座面から延在して前記筐体に設けられた表示窓に臨む先端部が鋭化していることが好ましい。
前記受け座の着座面から延在して表示窓に臨む先端部が鋭化するように指針を設けたので、指針による指示箇所が一層明確になり、作業者にとって指示値を容易に読み取ることができる。
本発明に係る圧力スイッチによれば、導入口を備える筐体と、摺動可能に収容されたピストンと、前記ピストンの一面を弾発的に付勢する弾性部材と、前記一面に対する弾発力を可変に調整する弾発力調整手段と、前記弾発力調整手段と係合して前記弾性部材が着座する受け座と、導かれた前記流体からの受圧による前記ピストンの変位に基づいて前記流体の圧力を検出する検出手段と、前記受け座と一体的に樹脂材により形成され、検出された前記流体の圧力を指し示す指針とを有し、前記弾発力調整手段は、前記受け座を移動させることにより前記弾性部材を可変に伸縮し、所定の弾発力が得られる位置で前記弾性部材を保持し、前記受け座を前記指針とともに高彩度色に着色したので、受け座の樹脂成形が完了した後は指針を設けるための別途の加工処理が不要となる。これにより、圧力スイッチの生産コストを低減でき、しかも部品点数を増加せずに済む。また、前記樹脂材を高彩度色に着色したので、内部が暗い筐体とのコントラストが一層明確になり、作業者にとって指針による指示値がより視認し易くなる。
本実施形態に係る圧力スイッチの正面図である。 本実施形態に係る圧力スイッチの左側面図である。 本実施形態に係る圧力スイッチの平面図である。 図1における一部省略IV−IV線拡大断面図である。 図5Aは、図1に示す圧力スイッチに取付金具を螺着した状態の正面図である。図5Bは、図2に示す圧力スイッチに取付金具を螺着した状態の左側面図である。
以下、本発明に係る圧力スイッチについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る圧力スイッチの正面図であり、図2はその左側面図であり、図3はその平面図であり、図4は図1における一部省略IV−IV線拡大断面図である。
図4に示すように、圧力スイッチ10は金属からなる直方体状の筐体12を有し、該筐体12によってその内部に室14が形成される。
筐体12は、その下方部に一体的に成形された継手部16を有する。継手部16の外周端には後述する取付金具と接続可能な雄ねじ17が形成されており、継手部16の底面部には円形状の導入口18が設けられている。前記導入口18は、下部から上部に指向するに従って段部を介して徐々に縮径する連通部20の一端に連通している。この連通部20を介して導入口18と筐体12内の室14とが連通されており、前記連通部20の他端は、室14の内壁底面22で終端している。
前記筐体12の内部には、継手部16と一体的にシリンダ本体23が形成されるとともに、その一部は図4において上方へと延在し、後述するようにスイッチホルダ66として構成される。
筐体12の正面には、上方から下方にわたって長手方向に延在する矩形状の切欠部24が設けられている。この切欠部24を被覆するようにして、筐体12には所定の印刷がなされた樹脂製の銘板26が貼着されている。
筐体12の両側面及び背面には、圧延鋼板からなるシールドプレート28が貼着されている(図2参照)。
筐体12は、その上面側に、大きく開口する矩形状の開口部30を有する。この開口部30は、該開口部30と略同面積である平板状のカバー32によって被蓋されている。カバー32には2本の止めねじ34、36を挿通可能な図示しない挿通孔が対角上に2つ設けられており(図3参照)、筐体12とカバー32は2本の止めねじ34、36により一体化されている。
筐体12に形成される室14の正面側の内壁底面22には、筐体12の長手方向に延在する略円柱状のピストン38が摺動可能に収容されている。このピストン38は、軽量で摩擦係数が低いポリアセタール樹脂で構成することが好ましい。ピストン38の側面中央には環状の溝40が設けられており、この溝40に環状のYパッキン42が嵌着されている。また、ピストン38の上面には円柱状の凸部44が同軸的に設けられている。この凸部44には、環状のマグネット46が嵌着されている。
マグネット46の上面には、弾性部材としてのコイルスプリング48の下端が同軸的に固着されている。コイルスプリング48は、マグネット46が形成する円環と略同径である。
コイルスプリング48の上端には、概略円筒状の受け座50が載設されている。受け座50は、赤色に着色された樹脂材で構成され、その下部に円筒状の膨出部51が形成され、前記膨出部51の周囲は前記コイルスプリング48の着座部53を構成する。
このように構成される受け座50と一体的に指針52が形成される。指針52の先端部は肉薄な平板状に鋭化させられ、着座部53から筐体12の長手方向に直交する方向に延在し、その先端部は銘板26の開口部に臨む。
前記受け座50の下部には、その軸線に沿って挟径な円孔54が設けられている。この円孔54は、受け座50の上部に設けられ、円孔54よりも開口面積が大きい六角形状の凹部56と連通している。
一方、カバー32の略中央部にねじ孔58が設けられ、該ねじ孔58に調整ねじ60が、室14内に指向して挿通されている。調整ねじ60はその上端面が露出されており、その上端面には十文字溝62(図3参照)が刻まれている。
また、調整ねじ60は、室14内において、凹部56に着座する六角環状のナット64と螺合している。
さらに、調整ねじ60はコイルスプリング48の内側に臨入し、且つ、その先端部は、ピストン38の凸部44と所定距離離間して対面する。
筐体12が形成する室14の背面側には、円筒状のスイッチホルダ66が筐体12、一層詳細には、シリンダ本体23と一体的に設けられている。スイッチホルダ66の軸線方向に延在する孔部には、円柱状のスイッチユニット68が収容されている。スイッチユニット68は、シールドプレート28及び筐体12を挿通された止めねじ70によってスイッチホルダ66に固定されている。この場合、スイッチユニット68には図示しないリードスイッチが搭載されており、該リードスイッチを構成する2本の強磁性体リードは、通常時、所定の接点間隔を有しており(接点が開状態)、スイッチはOFF状態である。
スイッチユニット68には、外部に検出信号を出力するためのリード線72が電気的に接続されている。リード線72は、カバー32に形成された挿通孔74を介して圧力スイッチ10の外部に引き出されている。
なお、筐体12内でスイッチユニット68が取り付けられる部位と反対側に銘板26(後述する表示窓80)を設けている。
図1に示すように、圧力スイッチ10の正面の略全面に設けられた銘板26の中央上部には、角丸の縦長矩形状を有する表示窓80と、該表示窓80の左右両側に付される目盛82、84と、該目盛82、84の位置に対応するように2列で付される算用数字列86、88と、表示窓80の下方部に付される「MPa」からなるアルファベット列90とを備えている。
なお、表示窓80は、透明又は半透明であり透光性を有し、一方、筐体12の室14内に備えられる指針52は、圧力スイッチ10の外部正面から視認可能な位置に配置されている。
また、目盛82、84は、算用数字列86、88に対応する位置に設けられた4本の長線と、隣接する長線の間隔を5等分する位置に設けられた4本ずつの短線とから構成されている。
図3に示すように、カバー32の略中央部には、調整ねじ60の上面部(平面視は円形状)が露出している。カバー32の表面100上には、調整ねじ60の位置に対して、上方部にその外周に沿うように矢印102が、右方部に「+」の文字からなるプラス印104が、左方部に「−」の文字からなるマイナス印106がそれぞれ刻印されている。
次いで、本実施の形態に係る圧力スイッチ10に取付金具を螺着した場合の構成について説明する。図5Aは図1に示す圧力スイッチ10に取付金具を螺着した状態の正面図であり、図5Bは図1に示す圧力スイッチ10に取付金具を螺着した状態の左側面図である。
取付金具110の上端側内壁には雌ねじ112が設けられており、この雌ねじ112は、圧力スイッチ10側の雄ねじ17と螺合されている。取付金具110の中央部には中空の流通路114が設けられており、この流通路114は、継手部16に設けられた導入口18を介して連通部20と連通している。
本実施の形態に係る圧力スイッチ10は基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について図4を中心に参照しながら説明する。
先ず、作業者は、圧力スイッチ10における流体の圧力の閾値の設定を行う。作業者は、カバー32に挿通された調整ねじ60の上端面の十文字溝62に図示しないプラスドライバを係合させ、調整ねじ60の回動操作を行う。
調整ねじ60を矢印102方向に沿って右回り(プラス印104側)に回動させると(図3参照)、該調整ねじ60に螺合され且つ受け座50の凹部56に係合されているナット64と一体となって受け座50が下方に移動させられ、コイルスプリング48の弾発力に抗して押圧され、ピストン38と受け座50との離間距離が短くされる。このようにコイルスプリング48が縮退させられるので、ピストン38への弾発力が増加する。
一方、調整ねじ60を矢印102方向に沿って左回り(マイナス印106側)に回動させると(図3参照)、該調整ねじ60に螺合されており且つ受け座50の凹部56に係合されているナット64と一体となって受け座50が上方に移動させられ、コイルスプリング48への押圧が徐々に解除され、ピストン38と受け座50との離間距離が長くされる。このようにコイルスプリング48が伸張させられるので、ピストン38への弾発力が減少する。
図1に示すように、銘板26の表示窓80が透光性を有しており、且つ、表示窓80の領域が筐体12の正面の切欠部24(図4参照)の領域に包含される。よって、作業者は圧力スイッチ10の外部からその正面を指向すると、筐体12内部に設けられた指針52を視認することができる。ここで、指針52は、樹脂材で構成された受け座50と一体的に成形され、先鋭な平板状であるので、コイルスプリング48の変位量に対応した流体の圧力の閾値(設定値)が、表示窓80を通じてアナログ的に表示される。
具体的には、作業者は、目盛82、84と算用数字列86、88及びアルファベット列90との組合せによって、0.02MPa(メガパスカル)間隔で0.1〜0.4Mpaの範囲内を読取可能である。
このように構成しているので、受け座50の樹脂成形が完了した後は指針52を設けるための別途の加工処理が不要となる。これにより、圧力スイッチ10の生産コストを低減でき、しかも部品点数を増加せずに済む。
また、受け座50は、彩度が高い色、例えば、赤色に着色されているので、内部が暗い筐体12内部とのコントラストが明確になり、作業者にとって指針52による指示値がより視認し易くなる。なお、彩度とは色の鮮やかさの尺度であり、白、黒、原色の混合率で表される。ここでいう彩度が高い色(高彩度色)とは、原色の混合率が高い色であり、上述した赤色に限られず、緑色、青色等でもよいことはいうまでもない。
さらに、指針52は、筐体12に設けられた銘板26に臨む先端部が鋭化されているので、作業者にとって指針52が指し示す数値を容易に読取可能となる。特に、先鋭な平板であれば、指示値が一層明確になるので好ましい。
さらにまた、指針52は先鋭な平板であるので、作業者による指針52の視認方向に対して奥行きを有する。よって、作業者が、筐体12の正面側から上下方向(筐体12の長手方向)に角度を付けて表示窓80を視認した場合であっても、指針52の視認性低下を防止することができる。
このように流体の圧力の閾値を設定した後、取付金具110に図示しない機器を接続する。そうすると、例えば、空気圧補助機器の一種であるエアフィルタ、レギュレータやルブリケータ等から送風された圧縮空気が、取付金具110の流通路114を介して流通可能となる。
流通路114を流通する流体としての空気の一部が、導入口18、連通部20を介して、圧力スイッチ10の室14内に導入される。連通部20の一端は室14の内壁底面22に通じているので、ピストン38の下面がこの空気の圧力(空気圧)を受圧する。
調整ねじ60での設定値を超えた圧力を有する空気が室14内に導入されると、コイルスプリング48の弾発力に抗してピストン38が摺動され上方に変位するので、ピストン38の凸部44に嵌合されたマグネット46も一体的に変位させられる。そうすると、マグネット46の接近に伴い、スイッチユニット68の図示しない2本の強磁性体リードが磁化されることにより相互に吸引力を生じさせ、該2本の強磁性体リードが接触し(接点が開状態となり)、図示しないリードスイッチがONにされる。その後、スイッチユニット68からの検出信号がリード線72を介して外部に送信される。なお、図2に示すように、筐体12の両側面及び背面に、すなわち、スイッチユニット68の配置位置周辺にシールドプレート28が設けられている。これにより、外部からの電磁波の影響を低減可能となり、圧力スイッチ10の誤動作を防止することができる。
ここで、調整ねじ60により圧力の閾値が高く設定されている場合は、コイルスプリング48による弾発力が増加されているので、ピストン38を変位させるために要する空気圧は大きくなる。一方、調整ねじ60により圧力の閾値が低く設定されている場合は、コイルスプリング48による弾発力が減少されているので、ピストン38を変位させるために要する空気圧は小さくなる。
このようにして、本実施の形態に係る圧力スイッチ10は、空気圧等の流体圧力の超過を検出し、その検出信号を即時に外部(各種機器側)に通知することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、筐体12と継手部16とが一体的に成形される構成を採れば、部品点数や組付工数を削減し、組付不良率を低下させることができる。これにより、圧力スイッチ10の生産コストをさらに低減可能である。
また、圧力スイッチ10のカバー32を取り外して筐体12の開口部30から内部部品を一体的に収納可能な構成を採れば、組付工数を削減することができる。これにより、圧力スイッチ10の生産コストをさらに低減可能である。ここでいう内部部品は、例えば、マグネット46、コイルスプリング48、受け座50、調整ねじ60、及びナット64である。
さらに、本実施の形態では流体が空気である場合について説明したが、これに限定されることなく、種々の気体や液体に対しても適用できる。
さらに、本実施の形態ではシリンダスイッチとして有接点方式の一種であるスイッチユニット68を用いたが、スイッチ方式はこれに限定されない。例えば、無接点方式のピストンセンサを用いてもよい。
10…圧力スイッチ 12…筐体
14…室 16…継手部
17…雄ねじ 18…導入口
20…連通部 22…内壁底面
23…シリンダ本体 24…切欠部
26…銘板 28…シールドプレート
32…カバー 34、36、70…止めねじ
38…ピストン 40…溝
42…Yパッキン 44…凸部
46…マグネット 48…コイルスプリング
50…受け座 51…膨出部
52…指針 53…着座部
54…円孔 56…凹部
60…調整ねじ 62…十文字溝
64…ナット 66…スイッチホルダ
68…スイッチユニット 72…リード線
74…挿通孔 80…表示窓
82、84…目盛 86、88…算用数字列
90…アルファベット列 100…表面
102…矢印 104…プラス印
106…マイナス印 110…取付金具
112…雌ねじ 114…流通路

Claims (2)

  1. 流体を導入するための導入口を備える筐体と、
    前記筐体内部に形成され前記導入口と連通する室に摺動可能に収容されたピストンと、
    前記ピストンの一面を弾発的に付勢する弾性部材と、
    前記弾性部材により付与される前記一面に対する弾発力を可変に調整する弾発力調整手段と、
    前記弾発力調整手段と係合して前記弾性部材が着座する受け座と、
    前記導入口から導かれた前記流体からの受圧による前記ピストンの変位に基づいて前記流体の圧力を検出する検出手段とを有する圧力スイッチであって、
    前記受け座と一体的に樹脂材により形成され、前記検出手段により検出される前記流体の圧力を指し示す指針を有し、
    前記弾発力調整手段は、前記受け座を移動させることにより前記弾性部材を可変に伸縮し、所定の弾発力が得られる位置で前記弾性部材を保持し、
    前記受け座は、前記指針とともに高彩度色に着色されている
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 請求項1記載の圧力スイッチにおいて、
    前記指針は、前記受け座の着座面から延在して前記筐体に設けられた表示窓に臨む先端部が鋭化している
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
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