JP2011034322A - 電子機器 - Google Patents

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Hiroyuki Mizuguchi
浩之 水口
Yuichi Hirai
裕一 平井
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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Abstract

【課題】デザイン性を向上させることが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、筐体11と、筐体11に収容された機能部品31と、筐体11の表面14に設けられ、少なくとも一部に環状の輪郭22を含む文字または記号を有したマーク部21と、環状の輪郭22の内側に設けられ、機能部品31を機能させる要素を筐体11の外部から内部へ通す受入部32とを具備した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばカメラやマイクのような機能部品を備えた電子機器に関する。
近年、カメラのような機能部品を備えた電子機器が提供されている。カメラは、筐体内に収容されるとともに、筐体に開口した受光穴を通じて外部を撮影可能になっている。
非特許文献1は、印刷されたイラストの中央部に円形の窓を設けたCDケースが開示されている。
エックスライト株式会社"ColorMunki Photo"、[Online]、Impress watch Corporation ホームページ、[平成21年6月16日検索]、インターネット<URL:http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/10/23/9472.html>
ところで、受光穴のような貫通孔が筐体の表面に開口していると、この貫通孔が周囲のデザインの一体感を損ねる可能性がある。
本発明の目的は、デザイン性を向上させることが可能な電子機器を提供することにある。
本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、前記筐体に収容された機能部品と、前記筐体の表面に設けられ、少なくとも一部に環状の輪郭を含む文字または記号を有したマーク部と、前記環状の輪郭の内側に設けられ、前記機能部品を機能させる要素を前記筐体の外部から内部へ通す受入部とを具備した。
本発明によれば、デザイン性を向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の斜視図。 図1中に示された電子機器のF2線で囲まれた領域を拡大した斜視図。 図2中に示された電子機器のF3−F3線に沿う断面図。 本発明の第2の実施形態に係る受入部を示す平面図。 本発明の第2の実施形態に係る受入部の一つの変形例を示す平面図。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の断面図。 本発明の第4の実施形態に係る電子機器の斜視図。 本発明の第5の実施形態に係る電子機器の斜視図。 図8中に示された電子機器のF9−F9線に沿う断面図 本発明の第6の実施形態に係る受入部を示す平面図。 本発明の第6の実施形態に係る電子機器の断面図。 本発明の第7の実施形態に係る平面図。
以下に本発明の実施の形態を、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、ノートPC)に適用した図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図3は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器1を開示している。電子機器1は、例えばノートPCである。なお本発明が適用可能な電子機器は、上記に限定されるものではない。本発明は、例えば設置型の各種情報処理装置や、PDA(Personal digital Assistant)、またはゲーム機などを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
図1に示すように、電子機器1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、ヒンジ部4a,4bとを備えている。本体ユニット2は、メイン回路基板を搭載した電子機器本体である。本体ユニット2は、本体筐体5を有する。本体筐体5は、上壁5a、下壁5b、および周壁5cを有し、箱状に形成されている。
下壁5bは、電子機器1を例えば机上面に置いた時に、その机上面に向かい合う壁部である。下壁5bは、机上面に対して略平行になるように広がっている。上壁5aは、下壁5bとの間に空間を空けて、下壁5bと略平行(すなわち略水平)に広がっている。上壁5aは、キーボード6を支持している。周壁5cは、下壁5bに対して起立しており、下壁5bの周縁部と上壁5aの周縁部との間を繋いでいる。
図1に示すように、本体ユニット2は、第1の端部である後端部7と、第2の端部である前端部8とを有している。後端部7には、例えば一対のヒンジ部4a,4bにより、表示ユニット3が回動可能に連結されている。前端部8は、本体ユニット2のなかで後端部7とは反対側となる端部である。なお本明細書では、ユーザーから見て近い方を前、遠い方を後と定義する。また、ユーザーから見た状態を基準に左右を定義する。
一対のヒンジ部4a,4bは、表示ユニット3を、本体ユニット2の後端部7に回動可能に連結している。これにより表示ユニット3は、本体ユニット2を上方から覆うように倒される閉じ位置と、本体ユニット2に対して立て起こされる開き位置との間で回動可能である。
図1に示すように、表示ユニット3は、表示筐体11と、この表示筐体11に収容された表示パネル12とを備えている。表示筐体11は、本発明でいう「筐体」の一例であるので、以下では単に筐体11と称する。筐体11は、前壁11a(第1の壁部)、背壁11b(第2の壁部)、および周壁11c(第3の壁部)を有し、箱状に形成されている。なお本明細書では、表示ユニット3に関しては立て起こされた姿勢を基準にして前後を定義している。
前壁11aは、表示ユニット3が倒されたときに本体筐体5の上壁5aに対向するとともに、表示ユニット3が立て起こされたときにユーザーに向かい合う。前壁11aは、表示パネル12の表示画面12aを外部に露出させる比較的大きな開口部11dを有する。
図3に示すように、背壁11bは、筐体11のなかで前壁11aとは反対側に位置する。背壁11bは、前壁11aとの間に表示パネル12を収容する収容空間を空けるとともに、前壁11aと略平行に広がっている。図1に示すように、周壁11cは、背壁11bに対して起立しており、前壁11aの周縁部と背壁11bの周縁部との間を繋いでいる。
図3に示すように、筐体11は、外部に露出された表面14(第1の面)と、筐体11の内部に臨む内面15(第2の面)とを有する。図1に示すように、筐体11の前壁11aの表面14には、マーク部21が設けられている。マーク部21は、例えば商標やロゴマーク、表示記号などを構成する文字または記号が配置されている。本実施形態に係るマーク部21は、「TOSHIBA」(登録商標)の文字列を有している。
図2に示すように、マーク部21は、少なくとも一部に環状の輪郭22(以下、環状輪郭部22)を含む文字または記号を有する。環状輪郭部22は、例えば略円形外形の輪郭をしている。以下、少なくとも一部に環状輪郭部22を有した文字または記号を、説明の便宜上、キャラクタ23と称する。
キャラクタ23は、アルファベット文字の「O」や「D」のように文字の全体が環状をしていてもよいし、「a」や「d」、「p」のように文字の一部だけが環状をしていてもよい。また環状輪郭部22の形状は、曲線によって形成されている必要はなく、屈曲した線によって形成されていてもよい。本実施形態に係るマーク部21では、アルファベット文字の「O」や「B」、「A」がキャラクタ23に該当する。
図2および図3に示すように、マーク部21は、「TOSHIBA」の文字列を表示するロゴマークが一体に形成されたロゴバッジ24である。ロゴバッジ24は、筐体11の表面14に掘られた窪み25に取り付けられている。これによりマーク部21は、筐体11の表面14に設けられている。
図3に示すように、筐体11は、カメラ31を収容している。カメラ31は、本発明でいう「機能部品」の一例である。カメラ31は、マーク部21の背後に配置され、筐体11の内側からキャラクタ23に対向している。カメラ31は、撮影レンズ31aを有している。この撮影レンズ31aは、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側の略中央部に対向している。
図2および図3に示すように、アルファベット文字「O」の環状輪郭部22の内側には、受入部32が設けられている。受入部32は、機能部品を機能させる要素を筐体11の外部から内部へ通す部分である。本実施形態に係る受入部32は、受光穴33を有する。受光穴33は、本発明でいう「貫通孔」の一例である。受光穴33は、筐体11の前壁11aを貫通し、筐体11内に開口している。受光穴33は、機能部品(カメラ)を機能させる要素(被写体からの光)を筐体11の内部へ導き入れる。
カメラ31は、受光穴33に対向して配置されている。カメラ31は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側の略中央部に対向している。カメラ31は、受光穴33を通じて筐体11の外部に露出され、外部を撮影可能になっている。
図3に示すように、本実施形態に係る受光穴33は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aと略同じ大きさに形成されている。つまり、受光穴33の内周縁33aと、環状輪郭部22の内周縁22aとが平面視において互いに一致している。さらに換言すれば、受光穴33の内周面33bは、環状輪郭部22の内周面22bと滑らかに連続している。また別の観点から見れば、受入部32は、文字または記号の輪郭によって少なくとも3方向から囲まれた領域の内側に設けられている。
このような構成によれば、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。例えば受光穴が筐体11の前壁11aに単独で設けられていると、この受光穴が周囲に対して目立ち、周囲との一体感が損なわれてしまう。そのため、高いデザイン性を実現することが困難になる。
一方で、本実施形態に係る電子機器1では、受光穴33(受入部32)をキャラクタ23の環状輪郭部22の内側に設けているので、受光穴33の存在が目立たなくなる。これにより、受光穴33を含む受入部32が周囲のデザインと調和しやすく、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
受光穴33が環状輪郭部22の内周縁22aと略同じ大きさに形成されていると、受光穴33とマーク部21とがさらに一体感を有し、受光穴33の存在がさらに目立たなくなる。このため、さらにデザイン性を向上させることができる。
また、受入部32が文字または記号の輪郭によって少なくとも3方向から囲まれた領域の内側に設けられていると、受入部32の存在が目立たなくなる。これにより、受入部32が周囲のデザインと調和しやすく、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器1について、図4を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図4に示すように、本実施形態に係る受入部32は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aの大きさに対して小さな受光穴33を有する。受光穴33は、環状輪郭部22の内側の略中央部に対向している。受入部32は、受光穴33と環状輪郭部22の内周縁22aとの間に狭間領域41を有する。この狭間領域41は、例えば筐体11の一部またはロゴバッジ24の一部で形成されている。
狭間領域41には、受光穴33を周囲から目立ち難くする処理、すなわち受光穴33を周囲と調和させる処理が施されている。この「目立ち難くする処理」とは、具体的には、例えば狭間領域41の材質や表面処理などを、受入部32の周囲の材質や表面処理などと同一または類似のものに合わせることをいう。または、例えば狭間領域41の色彩や艶などを、受入部32の周囲の色彩や艶などと同一または類似のものに合わせることをいう。なお「受入部32の周囲」とは、例えばロゴバッジ24のなかで文字と文字との間の領域や、筐体11の表面14のなかでロゴバッジ24の周囲の領域のことをいう。
また、「目立ち難くする処理」の一例として、図5に示すように、受光穴33の輪郭をキャラクタ23の環状の輪郭22と略相似形状に形成するなど、受光穴33の形状を環状輪郭部22の形状と同一または類似に形成してもよい。例えば環状輪郭部22の形状が楕円形状である場合、受光穴33の形状を楕円形状にする。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。つまり、キャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aに対して小さな受光穴33を有する受入部32であっても、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側に受入部32を設けることで、受入部32や受光穴33の存在が目立たなくなる。これにより、受光穴33を含む受入部32が周囲のデザインと調和しやすく、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。特に、受光穴33が環状輪郭部22の内側の略中央部に対向していると、環状輪郭部22に対して受光穴33がさらに調和しやすく、デザイン性をさらに向上させることができる。
さらに、狭間領域41に上記のような「目立ち難い処理」が施されていると、受光穴33が目立ちにくくなる。例えば受光穴33の輪郭がキャラクタ23の環状の輪郭22と略相似形状に形成されていると、受光穴33の存在が目立ちにくく、これによりさらに高いデザイン性を実現することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器1について、図6を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
本実施形態に係るマーク部21は、例えば筐体11の前壁11aの表面14に掘られた彫刻文字で形成されている。すなわち、マーク部21は、筐体11の表面14に設けられた窪みである。受光穴33は、例えばキャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aと略同じ大きさに形成されている。つまり、受光穴33の内周面33bは、環状輪郭部22の内周縁22aに連続している。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器1について、図7を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
本実施形態に係るマーク部21は、例えば筐体11の前壁11aの表面14に印刷(例えばシルク印刷)された文字で形成されている。受光穴33は、例えばキャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aと略同じ大きさに形成されている。つまり、受光穴33の内周面33bは、環状輪郭部22の内周縁22aに連続している。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
以上、上記第1乃至第4の実施形態で述べたように、マーク部21は、種々の方法で形成することができる。マーク部21は、例えば、(1)シールやラベル、銘板等による別部品の貼り付け、(2)シルク印刷等の印刷や刻印、(3)金型構造などを用いた成形等により形成される凹凸文字や記号、またはその他の方法で形成することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器1について、図8および図9を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図9に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、マイク51を備えている。マイク51は、本発明でいう「機能部品」の一例である。マイク51は、マーク部21の背後に配置され、筐体11の内側からキャラクタ23に対向している。
図8および図9に示すように、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側には、受入部32が設けられている。本実施形態に係る受入部32は、収音穴52(マイク穴)を有する。収音穴52は、本発明でいう「貫通孔」の一例である。収音穴52は、筐体11の前壁11aを貫通し、筐体11内に開口している。収音穴52は、機能部品(マイク)を機能させる要素(音波)を筐体11の内部へ導き入れる。
マイク51は、収音穴52に対向して配置されている。マイク51は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側の略中央部に対向している。マイク51は、収音穴52を通じて筐体11の外部に露出され、外部の音を拾音可能になっている。
図8および図9に示すように、本実施形態に係るマーク部21は、例えばシルク印刷(ロゴ印刷)により形成されている。収音穴52は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内周縁22aと略同じ大きさに形成されている。つまり、収音穴52の内周面52bは、環状輪郭部22の内周縁22aに連続している。
なおマーク部21は、上記第1乃至第4の実施形態で説明したような種々の方法により形成可能である。また、収音穴52や受入部32の形状も本実施形態のものに限定されるものではなく、上記第1乃至第4の実施形態で説明した種々の形状のものが採用可能である。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、収音穴52を含む受入部32が目立たなくなり、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器1について、図10および図11を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図10および図11に示すように、本実施形態に係るマーク部21は、例えばロゴバッジ24により形成されている。このロゴバッジ24は、キャラクタ23の環状輪郭部22の内側に設けられた受入部32(第1の領域)と、環状輪郭部22の周囲に広がる周囲部61(第2の領域)とを有している。周囲部61は、例えばロゴバッジ24のなかで受入部32を除いた残りの領域のことである。
ロゴバッジ24は、例えば透明な材料で形成されるとともに、表面に加飾処理が施されている。具体的には、受入部32には光の一部(一定割合)を通す半透過性の印刷が施されている。これにより受入部32は、光を一部(一定割合)だけ透過させる半透過部となる。一方で、周囲部61には光を通さない不透過性の印刷が施されている。なお図11では、加飾処理を模式的に示している。
半透過部は、光を透過させるが、例えば筐体11の中身が外部からほとんど見えない加飾処理が施された領域である。このような加飾処理の一例は、例えばハーフミラーであるが、これに限定されるものではない。
図11に示すように、カメラ31は、ロゴバッジ24の受入部32に対して筐体11の内側から対向している。受入部32は、例えば、カメラ31が外部から直接見えない程度の透明度を有し、少なくともカメラ31が光を受光し撮影可能な透過率を有する。受入部32は、加飾層を通しても被写体からの光を比較的効率良く受光でき、且つ、実装されたカメラ31が外部から直接に見えないようなバランスで透過率が設定されている。受入部32は、周囲部61の色彩や艶と同一または類似する色彩や艶に形成されている。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。特に、受入部32が半透過部であると、筐体11の表面14に受光穴33を設けなくて済む。これにより、受入部32が周囲とさらに調和しやすくなり、デザイン性をさらに向上させることができる。
加飾処理が施された受入部32であっても、カメラ31による撮影を可能にするため、ある程度の透過性は必要である。そのため、受入部32の色彩や艶を不透過部(周囲部61)と完全に同じにすることは困難であり、受入部32の色彩や艶は不透過部の色彩や艶とある程度異なる。しかしながら、受入部32が色彩や艶などにおいて不透過部とある程度異なっても、受入部32をキャラクタ23の環状輪郭部22の内側に設けることで、受入部32と不透過部(周囲部61)との違いが目立たなくなる。このため、受入部32が周囲と調和しやすく、デザイン性を向上させることができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態に係る電子機器1について、図12を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図12に示すように、筐体11の前壁11aの表面14には、ラッチ部71が設けられている。また筐体11の前壁11aは、例えばラッチ部71を外れた部分に、平坦に広がる平面部72を有する。ラッチ部71は、本願発明でいう「表面形状部」の一例であり、平面部72に対して段差を有する。
ラッチ部71は、ラッチ73と、このラッチ73が可動するための開口部74とを備えている。このラッチ用の開口部74は、例えば筐体11の前壁11aを貫通した貫通孔であり、本願発明でいう「受入部」の一例である。つまり、ラッチ用の開口部74は、表面形状部(ラッチ部71)に設けられ、機能部品(例えばカメラ31)を機能させる要素(光)を筐体11の外部から内部へ通す。
筐体11は、カメラ31を収容している。カメラ31は、ラッチ用の開口部74の背後に配置され、筐体11の内側から開口部74に対向している。カメラ31は、開口部74を通じて筐体11の外部に露出され、外部を撮影可能になっている。
また図12に示すように、筐体11の前壁11aの表面14には、例えば本体筐体5に対する表示筐体11の干渉を避けるための複数の緩衝部材81が設けられている。緩衝部材81は、例えばゴムであり、前壁11aの表面14に対して突出している。緩衝部材81は、本願発明でいう「表面形状部」の一例であり、平面部72に対して段差を有する。
複数の緩衝部材81のうち、1つ又は全ての緩衝部材81は透明な部材(例えば透明なゴム)で形成されている。図12中に2点鎖線で示すように、受入部32は、透明な緩衝部材81に設けられてもよい。つまり、緩衝部材81の一部または全部が機能部品(例えばカメラ31)を機能させる要素(光)を筐体11の外部から内部へ通過させてもよい。カメラ31は、透明な緩衝部材81の背後に配置され、筐体11の内側から緩衝部材81に対向している。カメラ31は、緩衝部材81を通じて外部を撮影可能になっている。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。つまり、本来、別の目的のために筐体11に設けられた穴や突起のような表面形状部を活用し、この表面形状部に受入部32を設けることで、受入部32の存在が目立たなくなる。これにより、受入部32が周囲のデザインと調和しやすく、電子機器1の外観のデザイン性を向上させることができる。
以上、本発明の第1乃至第7の実施形態に係る電子機器1について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。第1乃至第7の実施形態に係る各構成要素は、適宜組み合わせて用いることができる。また、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、電源ボタンやその他のボタンに設けられる記号(例えばシンボル)に合わせて機能部品を実装してもよい。つまり、ボタンのトップ面の記号の環状輪郭部22の内側に受入部32を形成するとともに、この受入部32に対向するボタンの下方などにカメラ31やマイク51のような機能部品を配置してもよい。
受入部32は、例えば、文字または記号の輪郭によって3方向だけから囲まれた領域の内側に設けられてもよい。具体的には、アルファベット文字の「C」や「U」の輪郭の内側に受入部32を設けてもよい。このような場合でも、受入部32が比較的目立たなくなるため、電子機器1のデザイン性を向上させることができる。
1…電子機器、11…筐体、14…表面、21…マーク部、22…輪郭(環状輪郭部)、22a…内周縁、23…キャラクタ、31…カメラ、32…受入部、33…受光穴、51…マイク、52…収音穴、71…ラッチ部、81…緩衝部材。

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容された機能部品と、
    前記筐体の表面に設けられ、少なくとも一部に環状の輪郭を含む文字または記号を有したマーク部と、
    前記環状の輪郭の内側に設けられ、前記機能部品を機能させる要素を前記筐体の外部から内部へ通す受入部と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、
    前記受入部は、前記筐体内に貫通した貫通孔を有したことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2の記載において、
    前記機能部品は、前記貫通孔に対向したカメラであることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2の記載において、
    前記機能部品は、前記貫通孔に対向したマイクであることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項2の記載において、
    前記貫通孔は、前記環状の輪郭の内側の略中央部に対向したことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項2の記載において、
    前記貫通孔は、前記環状の輪郭の内周縁と略同じ大きさに形成されたことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項2の記載において、
    前記貫通孔の輪郭は、前記環状の輪郭と略相似形状に形成されたことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1の記載において、
    前記受入部は、半透過性を有し、前記機能部品は、前記受入部に対向したカメラであることを特徴とする電子機器。
  9. 筐体と、
    前記筐体に収容された機能部品と、
    前記筐体の表面に設けられ、文字または記号を有したマーク部と、
    前記文字または記号の輪郭によって少なくとも3方向から囲まれた領域の内側に設けられ、前記機能部品を機能させる要素を前記筐体の外部から内部へ通す受入部と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  10. 平面部を有した筐体と、
    前記筐体に収容された機能部品と、
    前記筐体の表面に設けられ、前記平面部に対して段差を有した表面形状部と、
    前記表面形状部に設けられ、前記機能部品を機能させる要素を前記筐体の外部から内部へ通す受入部と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
JP2009179606A 2009-07-31 2009-07-31 電子機器 Pending JP2011034322A (ja)

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