JP2011033293A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は空気調和機に関するもので、空気調和機の低騒音化を向上させることができるものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口2と排気口1を有する本体ケース3内に設けた空気清浄手段4と、吸気口2から室内の空気を空気清浄手段4を介して本体ケース3内に吸気し、排気口1より室内に排気する風路に送風手段8を備え、この送風手段8はケーシング9と、このケーシング9に配設した電動機10と、この電動機10の回転軸11に固定した羽根12とから形成し、ケーシング9の吐出口15近傍に静電霧化手段16を設け、この静電霧化手段16は、吹出口21と、固定用開口と、吸込口29を設けたユニットケース17と、ユニットケース17に静電霧化ユニット18を設け、この吹出口21からケーシング9の吐出口15に連通する連通路31を備え、この連通路31下部に共鳴型消音手段32を設けたものである。
【選択図】図6

Description

本発明は、静電霧化装置を備えた空気調和機に関する。
従来のこの種の空気調和機の構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、この送風手段はケーシングと、このケーシングに配設した電動機と、この電動機の回転軸に固定した羽根とから形成し、前記ケーシングの吐出口に静電霧化手段を設けた空気調和機(例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献1に記載されている)。
特開2009−36408号公報
上記従来例における課題は、空気調和機の騒音が大きいということであった。
すなわち、従来の物においては、送風手段であるケーシングの吐出口に静電霧化手段を備えていたので、吐出口から静電霧化手段から発生する騒音、つまり、放電電極を冷却部によって冷却し、放電電極の先端に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加し、マイナスの電荷を集中させることによりマイナスに帯電した水微粒子を生成する時に発生する騒音により、空気調和機の騒音が増大するものであった。
そこで本発明は、空気調和機の低騒音化を目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、この送風手段はケーシングと、このケーシングに配設した電動機と、この電動機の回転軸に固定した羽根とから形成し、前記ケーシングの吐出口近傍に静電霧化手段を設け、この静電霧化手段は、吹出口と、固定用開口と、吸込口を設けたユニットケースと、前記ユニットケースに静電霧化ユニットを設け、この吹出口から前記ケーシングの前記吐出口に連通する連通路を備え、この連通路下部に共鳴型消音手段を設け、これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、この送風手段はケーシングと、このケーシングに配設した電動機と、この電動機の回転軸に固定した羽根とから形成し、前記ケーシングの吐出口近傍に静電霧化手段を設け、この静電霧化手段は、吹出口と、固定用開口と、吸込口を設けたユニットケースと、前記ユニットケースに静電霧化ユニットを設け、この吹出口から前記ケーシングの前記吐出口に連通する連通路を備え、この連通路下部に共鳴型消音手段を備えたものであり、空気調和機の低騒音化ができるものである。
すなわち、静電霧化手段は、放電電極を冷却部によって冷却し、放電電極の先端に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加し、マイナスの電荷を集中させることによりマイナスに帯電した水微粒子を生成するが、この時に、騒音が発生する。この騒音と、マイナスに帯電した水微粒子とが、静電霧化手段であるユニットケースの吹出口より連通路を通過し、送風手段であるケーシングの吐出口から室内に導かれる。ここで、連通路下部に共鳴型消音手段を設けているので、この共鳴型消音手段によって騒音を低減することができる。
これらの結果により、空気調和機の低騒音化ができるものである。
本発明の実施の形態1の空気調和機の概略図 本発明の実施の形態1の空気調和機の概略断面を示す図 本発明の実施の形態1の空気調和機の加湿手段の概略断面を示す図 本発明の実施の形態1の空気調和機の静電霧化手段の概略展開図 本発明の実施の形態1の空気調和機の静電霧化手段の概略断面を示す図 本発明の実施の形態1の空気調和機の送風手段の概略断面を示す図 本発明の実施の形態1の空気調和機の送風手段の概略図
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本実施形態の空気調和機は、排気口1と吸気口2を有する縦長箱型の本体ケース3と、この本体ケース3内に設けた空気清浄手段4と、この空気清浄手段4の下流側に加湿手段5とを備えている。
排気口1は本体ケース3の天面に設け、吸気口2は本体ケース3の両側面に設けた第1の吸気口2aと、本体ケース3の前面下部に設けた第2の吸気口2bとから形成されている。
空気清浄手段4である空気清浄フィルター4aは縦長四角形状で、第1の吸気口2aおよび第2の吸気口2bの下流側に設けている。
加湿手段5は、放湿部分6と水供給部分7と、この放湿部分6を回転させる回転手段7eとから形成されている。放湿部分6は円板状の加湿フィルター6aと、この加湿フィルター6aを固定し回転自在に設けられた円板状の加湿フィルター枠6bとから形成されており、加湿フィルター枠6bは外周部に水供給部分7である給水部7aを備え、中央部に回転軸部6cを備えている。水供給部分7は、給水部7aと、加湿フィルター6aの下部に設けた略椀状の水槽7cと、この水槽7cに一定の水を供給する水タンク7dとから形成されている。加湿フィルター6aの下流側には、吸気口2から本体ケース3内に吸気した空気を加湿フィルター6aを介して排気口1へと送風する送風手段8を備えている。
この送風手段8はケーシング9と、このケーシング9に配設した電動機10と、この電動機10の回転軸11に固定した羽根12とから形成されている。このケーシング9は本体ケース3の中央部に設け、ケーシング9の吸込口13は本体ケース3の前面側で空気清浄手段4である空気清浄フィルター4aに対向した位置にあり、ケーシング9の舌部14は電動機10の回転軸11のほぼ真上に位置し、ケーシング9の吐出口15は上方に開口している。このケーシング9の吐出口15近傍に静電霧化手段16を設けている。
静電霧化手段16は、ユニットケース17と、このユニットケース17に装着された静電霧化ユニット18とから形成されている。ユニットケース17は、一面が開口した略箱形状の第1のケース19と、平板形状で中央上部に凸形状を有した第2のケース20とから形成され、第1のケース19には略四角形状の固定用開口とを設け、第2のケース20の円筒状の凸形状中央に円形状の吹出口21を備えている。ユニットケース17には、静電霧化ユニット18である、放電電極22と、この放電電極22に対向して配置された対向電極23と、放電電極22を冷却する冷却部24と、この冷却部24の熱を放熱する放熱フィン部25とを備え、ユニットケース17内には、静電霧化ユニット18である、放電電極22と対向電極23との間に高電圧を印加する高圧印加部26を備えている。
具体的には、放電電極22は平板形状の平面板部27と、この平面板部27の中央部から垂直方向に延びた円柱形状の円柱部28とから形成している。この放電電極22の円柱部28の先端側には、略円筒形状の対向電極23を備え、放電電極22の平面板部27側には、平板形状のペルチェ素子である冷却部24を設けている。この冷却部24の他面には、複数の平板形状のフィン部25aが並んだ放熱フィン部25を備えている。この放熱フィン部25は固定用開口に嵌合すると共に、固定用開口からユニットケース17である第1のケース19の外側にフィン部25aが突出し、この第1のケース19の固定用開口の近傍の複数の吸込口29を備えている。
ここで、静電霧化手段16の動作について説明する。まず、ペルチェ素子に通電を行なうと、放電電極22の平面板部27との接触面側から、放熱フィン部25へ熱が移動し、放電電極22が冷却されることになる。これにより、放電電極22の円柱部28の先端部30が冷却されるので、吸込口29から円柱部28の先端部30に流れ込んだ空気が冷やされ、先端部30で結露が発生し、先端部30表面に水が生成される。次に、高圧印加部26によって、放電電極22と対向電極23との間に高電圧が印加すると、放電電極22の先端部30がマイナス電極となって電荷が集中し、先端部30表面の水と対向電極23との間にクーロン力が働いて、水が錘状に盛り上がる錘状部を形成する。この錘状部の先端に更に電荷が集中すると、水の表面張力を超えて分裂、飛散を繰返し、マイナスに帯電した帯電微粒子水を生成するものである。
以上の構成で、加湿手段5の下流側に設けた送風手段8によって、本体ケース3の第1の吸気口2aおよび第2の吸気口2bから室内の空気を空気清浄手段4である空気清浄フィルター4aを介して本体ケース3内に吸気し、更に加湿手段5へと送風される。この加湿手段5では、加湿フィルター枠6bの給水部7aと加湿フィルター6aの一部が水槽7cに供給された水に常時浸るように加湿フィルター枠6bを設けており、その状態で加湿フィルター枠6bを回転手段7eによって回転させる。その回転によって加湿フィルター枠6bの給水部7aで、水タンク7dから水槽7cへ一定量の水が供給され、その水を汲み上げ加湿フィルター6a外周部に給水し、加湿フィルター6aに水分を含ませる。ここで、送風手段8によって空気清浄フィルター4aを介して加湿フィルター6aへ送風される空気を加湿し、その加湿した空気と共に、静電霧化手段16から発生したマイナスに帯電した帯電微粒子水を排気口1へと送風し、排気口1より室内に排気するものである。つまり、空気清浄フィルター4aで空気清浄した空気を本体ケース3内に吸気し、更に、加湿手段5で加湿し、この空気清浄、および加湿した空気に、静電霧化手段16から発生したマイナスに帯電した帯電微粒子水を乗せて室内に排気するものである。
本実施形態における特徴は、静電霧化手段16の吹出口21からケーシング9の吐出口15に連通する連通路31を備え、この連通路31下部に共鳴型消音手段32を設けた点である。
すなわち、静電霧化手段16は、放電電極22を冷却部24によって冷却し、放電電極22の先端部30に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加し、マイナスの電荷を集中させることによりマイナスに帯電した水微粒子を生成するが、この時に、騒音が発生する。この騒音と、マイナスに帯電した水微粒子とが、静電霧化手段16であるユニットケース17の吹出口21より連通路31を通過し、送風手段8であるケーシング9の吐出口15から室内に導かれる。ここで、連通路31下部に共鳴型消音手段32を設けているので、この共鳴型消音手段32によって騒音を低減することができる。
これらの結果により、空気調和機の低騒音化ができるものである。
また、マイナスに帯電した水微粒子は、空気より軽いので、連通路31下部に位置する共鳴型消音手段32には流れ込み難くく、共鳴型消音手段32によってマイナスに帯電した水微粒子が低減することを抑制することができる。
また、共鳴型消音手段32は、連通路31から下方向に延びた空間部33で形成されたものである。具体的には、連通路31は、略円柱形状の空間である円柱空間部で、この円柱空間部から下方向の延びた略直方体形状の空間が、共鳴型消音手段32である空間部33である。共鳴型消音手段32である空間部33と、連通路31である円柱空間部とは、断面形状が略四角形状の連通部34によって連通している。この連通部34の水平断面の面積は、共鳴型消音手段32である空間部33の水平断面の面積より小さいものである。
すなわち、静電霧化手段16は、放電電極22を冷却部24によって冷却し、放電電極22の先端部30に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加し、マイナスの電荷を集中させることによりマイナスに帯電した水微粒子を生成するが、この時に、騒音が発生する。この騒音と、マイナスに帯電した水微粒子とが、静電霧化手段16であるユニットケース17の吹出口21より連通路31を通過し、送風手段8であるケーシング9の吐出口15から室内に導かれる。ここで、連通路31から下方向に延びた空間部33で共鳴周波数の音が共鳴吸収によって減衰し、騒音を低減することができる。また、マイナスに帯電した水微粒子は、空気より軽いので、連通路31から下方向に延びた空間部33には流れ込み難くく、連通路31から下方向に延びた空間部33によってマイナスに帯電した水微粒子が低減することを抑制することができる。
また、連通路31は、静電霧化ユニット18の吹出口21より上部に位置するケーシング9の吐出口15とを連通する構成としたものである。この連通路31は、静電霧化ユニット18の吹出口21から水平方向に延びた水平管部35と、この水平管部35の先端から上方向に曲がった曲管部36とから形成したものである。具体的には、静電霧化ユニット18の吹出口21は、水平方向に開口した略円形状で、この吹出口21から水平方向に延びた略円柱形状の空間である水平管部35と、この水平管部35と連通した断面形状が略円形で、ほぼ90度近く上方向に曲がった曲管部36とから形成したものである。
すなわち、静電霧化ユニット18の吹出口21と、静電霧化ユニット18の吹出口21より上部に位置するケーシング9の吐出口15とを連通路31によって連通しているので、空気より軽いマイナスに帯電した水微粒子は、静電霧化ユニット18の吹出口21からケーシング9の吐出口15へ連通路31を介して流れやすくすることができる。また、連通路31は、静電霧化ユニット18の吹出口21から水平方向に延びた水平管部35と、この水平管部35の先端から上方向に曲がった曲管部36とから形成したものである。静電霧化ユニット18の吹出口21より、連通路31を介してケーシング9の吐出口15へ伝わる騒音は、曲管部36で反射音と進行する音が干渉し合い減衰することができる。
また、空間部33は、連通路31の水平管部35に位置する構成としたものである。具体的には、連通路31の水平管部35から下方向の延びた略直方体形状の空間が、共鳴型消音手段32である空間部33である。共鳴型消音手段32である空間部33と、連通路31である水平管部35とは、断面形状が略四角形状の連通部34によって連通している。この連通部34の水平断面の面積は、共鳴型消音手段32である空間部33の水平断面の面積より小さいものである。
すなわち、静電霧化ユニット18の吹出口21より、連通路31を介してケーシング9の吐出口15へ伝わる騒音は、まず、水平管部35を通過する時に、連通路31である水平管部35から下方向に延びた空間部33で共鳴周波数の音が共鳴吸収によって減衰し、更に、曲管部36で反射した音が、再び、連通路31である水平管部35から下方向に延びた空間部33で共鳴周波数の音が共鳴吸収によって減衰するので、騒音を低減することができると考えられる。
また、送風手段8であるケーシング9のスクロールの吐出口15に、舌部14より外方に広がった空間である膨張部37を設け、この膨張部37に静電霧化ユニット18を設けたものである。具体的には、送風手段8であるケーシング9の舌部14は電動機10の回転軸11のほぼ真上に位置し、ケーシング9の吐出口15は上方に開口している。このケーシング9の舌部14から、ケーシング9の吐出口15へ延びる壁面38が舌部14より外方、つまり本体ケース3の舌部14側側面方向に広がった略直方体形状の空間である膨張部37に静電霧化ユニット18を設けたものである。
すなわち、送風手段8である羽根12から送風される空気が、静電霧化ユニット18に当たり難いので、静電霧化ユニット18で発生する風きり音を低減することが出来る。
また、静電霧化ユニット18は、放電電極22と、この放電電極22に対向して配置された対向電極23と、放電電極22と対向電極23との間に高電圧を印加する高圧印加部26と、放電電極22を冷却する冷却部24と、この冷却部24の熱を放熱する放熱フィン部25とから形成し、この放熱フィン部25は固定用開口に嵌合すると共に、固定用開口からユニットケースの外側に突出し、放熱フィン部25は、ケーシング9の膨張部37の舌部14側に位置した構成としたものである。具体的には、放熱フィン部25の一部は、送風手段8である羽根12の外周と、ケーシング9の舌部14とを結ぶ接線方向に位置する構成としたものである。つまり、送風手段8である羽根12から送風され、ケーシング9の舌部14側を流れる空気が、静電霧化ユニット18の放熱フィン部25に当たり易い位置に、放熱フィン部25を構成したものである。
すなわち、静電霧化ユニット18の放熱フィン部25の送風手段8である羽根12から送風される空気が当たり易く、放熱フィン部25は冷やされるので、放電電極22の平面板部27との接触面側から、放熱フィン部25へ熱が移動し易くなり、放電電極22が効率的に冷却されるので、放電電極22の円柱部28の先端部30で結露が発生し易くなる。結果として、マイナスに帯電した帯電微粒子水を効率的に生成することができるものである。
また、放熱フィン部25は、複数の平板形状のフィン部25aから形成され、このフィン部25aの面は、送風手段8である電動機10の回転軸11に対して垂直な位置に構成したものである。
すなわち、静電霧化ユニット18の放熱フィン部25の送風手段8である羽根12から送風される空気が放熱フィン部25のフィン部25aに沿って流れるので、放熱フィン部25はより冷やされるので、放電電極22の平面板部27との接触面側から、放熱フィン部25へ熱が移動し易くなり、放電電極22が効率的に冷却されるので、放電電極22の円柱部28の先端部30で結露が発生し易くなる。結果として、マイナスに帯電した帯電微粒子水を効率的に生成することができるものである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、この送風手段はケーシングと、このケーシングに配設した電動機と、この電動機の回転軸に固定した羽根とから形成し、前記ケーシングの吐出口近傍に静電霧化手段を設け、この静電霧化手段は、吹出口と、固定用開口と、吸込口を設けたユニットケースと、前記ユニットケースに静電霧化ユニットを設け、この吹出口から前記ケーシングの前記吐出口に連通する連通路を備え、この連通路下部に共鳴型消音手段を備えたものであり、空気調和機の低騒音化ができるものである。
すなわち、静電霧化手段は、放電電極を冷却部によって冷却し、放電電極の先端に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加し、マイナスの電荷を集中させることによりマイナスに帯電した水微粒子を生成するが、この時に、騒音が発生する。この騒音と、マイナスに帯電した水微粒子とが、静電霧化手段であるユニットケースの吹出口より連通路を通過し、送風手段であるケーシングの吐出口から室内に導かれる。ここで、連通路下部に共鳴型消音手段を設けているので、この共鳴型消音手段によって騒音を低減することができる。
これらの結果により、空気調和機の低騒音化ができるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、空気調和機として活用が期待されるものである。
1 排気口
2 吸気口
3 本体ケース
4 空気清浄手段
4a 空気清浄フィルター
5 加湿手段
6 放湿部分
6a 加湿フィルター
6b 加湿フィルター枠
6c 回転軸部
7 水供給部分
7a 給水部
7c 水槽
7d 水タンク
7e 回転手段
8 送風手段
9 ケーシング
10 電動機
11 回転軸
12 羽根
13 吸込口
14 舌部
15 吐出口
16 静電霧化手段
17 ユニットケース
18 静電霧化ユニット
19 第1のケース
20 第2のケース
21 吹出口
22 放電電極
23 対向電極
24 冷却部
25 放熱フィン部
26 高圧印加部
27 平面板部
28 円柱部
29 吸込口
30 先端部
31 連通路
32 共鳴型消音手段
33 空間部
34 連通部
35 水平管部
36 曲管部
37 膨張部
38 壁面

Claims (8)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、この送風手段はケーシングと、このケーシングに配設した電動機と、この電動機の回転軸に固定した羽根とから形成し、前記ケーシングの吐出口近傍に静電霧化手段を設け、この静電霧化手段は、吹出口と、固定用開口と、吸込口を設けたユニットケースと、前記ユニットケースに静電霧化ユニットを設け、前記吹出口から前記ケーシングの前記吐出口に連通する連通路を備え、この連通路下部に共鳴型消音手段を設けた空気調和機。
  2. 共鳴型消音手段は、前記連通路から下方向に延びた空間部で形成された請求項1に記載の空気調和機。
  3. 連通路は、前記静電霧化ユニットの前記吹出口より上部に位置する前記ケーシングの前記吐出口とを連通する構成とした請求項1または2のいずれかに記載の空気調和機。
  4. 連通路は、前記静電霧化ユニットの前記吹出口から水平方向に延びた水平管部と、この水平管部の先端から上方向に曲がった曲管部とから形成した請求項3に記載の空気調和機。
  5. 空間部は、前記連通路の前記水平管部に位置する構成とした請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 送風手段である前記ケーシングのスクロールの吐出口に、舌部より外方に広がった空間である膨張部を設け、この膨張部に前記静電霧化ユニット設けた請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 静電霧化ユニットの前記静電霧化手段は、放電電極と、この放電電極に対向して配置された対向電極と、前記放電電極と前記対向電極との間に高電圧を印加する高圧印加部と、前記放電電極を冷却する冷却部と、この冷却部の熱を放熱する放熱フィン部とから形成し、この放熱フィン部は前記固定用開口に嵌合すると共に、前記固定用開口から前記ユニットケースの外側に突出し、前記放熱フィン部は、前記ケーシングの前記膨張部の前記舌部側に位置した構成とした請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 放熱フィン部は、複数の平板形状のフィン部から形成され、このフィン部の面は、前記送風手段である前記電動機の前記回転軸に対して垂直な位置に構成した請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和機。
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