JP2011032848A - 再帰反射コーン型認識用表示具 - Google Patents

Abstract

【課題】夜間工事などの場合に仮設電源取得しなければならなく、電源取得には多大な労力とコストがかかっていた。また事故や事件の現場では仮設電源の取得は不可能であった。
【解決手段】コーン型認識用表示具に再帰反射塗料又は畜光材を全面に塗布することにより、通行車両等に当該表示具が照射された場合、表示具全体が発光するため通行車両等に認識度が向上するので仮設電源取得にコストをかけずに済むようになる。また事故や事件発生時には本発明を設置するだけなので、仮設電源の必要がなくなる。
【選択図】図１

Description

夜間やトンネル内での道路工事等で、現状では仮設電源を使用し電球等で発光させ通行車両等に工事区画を認識させている。

従来のコーン型表示具と形状を同一することにより、錘等の仮設材料を流用することを可能にし、低コストにて提供できる。

これは次のような欠点があった。
（イ）広範囲に規制しなくてはならない場合に仮設電源取得のため多大な労力とコストがかかっていた。
（ロ）事故現場等、緊急を要する場合に仮設電源の取得が難しい。
（ハ）反射テープのみの場合は反射テープ部分しか反射（発光）しないため運転者の認識度が低かった。

課題を解決する為の手段

（イ）コーン型認識用表示具に再帰反射塗料又は畜光材を全面に塗布することにより、通行車両等に当該表示具が照射された場合、表示具全体が発光（反射）するため、仮設電源取得の必要が無くなる。
（ロ）緊急時には当該コーン型表示具を設置するだけで通行車両の認識度向上が期待できる。
（ハ）コーン型認識用表示具全体が発光（反射）するので、認識度向上が望める。

発明の効果

従来は夜間やトンネル内作業時に仮設電源を取得し、コーン型表示具内に設置した電球等により発光させていた。しかし仮設電源を取得するのに多大な労力とコストは発生し、事故や事件等の緊急時には不可能であった。本発明を使用すれば、設置するだけで車の照明ライト等の光源により電池や電源発光させていた物と同等以上の効果を見込め、且つ緊急時にも効力を発揮するものである。

発明を実施する為の最良の形態

以下、本案の実施の形態について説明する。
コーン型認識用表示具に再帰反射塗料又は畜光材を全面に塗布することにより、通行車両等に当該表示具が照射された場合、表示具全体が発光するため通行車両等に認識度が向上することを特徴とする。
また、従来のコーン型表示具と同様な形状で形成することにより、錘等従来使用していたものを流用可能になることを特徴とする。

再帰反射コーン型認識用表示具正面図 再帰反射材塗布部分拡大図

１ 再帰反射コーン型認識用表示具躯体
２ 接着樹脂層
３ ガラスビーズ

Claims (2)

1. コーン型標識用表示具に再帰反射塗料を全面に塗布することにより、夜間やトンネル内で照射された場合、再帰反射塗料の効果により自ら発光することを特徴とする。
2. コーン型標識用表示具に光を蓄えて発光する畜光材を全面に塗布することにより、夜間やトンネル内で光源が無くとも、畜光材の効果により自ら発光することを特徴とする。