JP2011030681A - 水道直結型スプリンクラー設備 - Google Patents

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崇統 前田
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Abstract

【課題】主管からスプリンクラーヘッドの設置箇所への配管作業が容易に行なえ、併せて停滞水が生ずるのを防止する水道直結型スプリンクラー設備を提供すること。
【解決手段】給水配管2に介装された水道メータ4の二次側から分岐した主管11の適宜箇所に複数のヘッダー15を夫々接続し、前方のヘッダー15に設けられた複数の接続口17中の何れかと、所定箇所に設置されるスプリンクラーヘッド30を備えた停滞水防止継手20の入口とを樹脂管31を用いて接続し、前方のヘッダーと後続のヘッダーとの間に複数の停滞水防止継手20を直列に介装する場合には、前方の停滞水防止継手の出口と後続の停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて順に接続する共に最後尾の停滞水防止継手の出口と後続のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続するように設け、主管11の末端又は最後尾のヘッダー15に止水栓35を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、小規模の住宅、特定施設などにおいて施工される水道直結型スプリンクラー設備に関する。
スプリンクラー設備は、建築物の屋内に設置したスプリンクラーヘッドから水を放散させることにより可燃物の火炎を消化するための設備であり、水源、加圧送水装置、配管、スプリンクラーヘッド、末端試験弁等から構成されるのが一般的である。
特許文献1には、給水配管に交差して設けた分岐管に、1つの流入口と複数の流出口を有するヘッダーを接続し、散水領域に設けられたスプリンクラーヘッドを備えた接続具と、ヘッダーとをポリエチレン管等の可撓管を用いて接続するようにしたスプリンクラー設備が開示されている。
因みに、特定施設水道連結型スプリンクラー設備については、消防法施行令の一部を改正する政令及び消防法施行規則の一部を改正する省令が平成19年6月19日に交付、平成21年4月1日に施行され、その設置が認められた。特定施設水道連結型スプリンクラー設備のうちの水道法第3条第9項に規定する給水装置に直結する範囲である「水道直結型スプリンクラー設備」においては、空気又は水の停滞を防止するための措置を講じることに留意する旨の運用事項が定められている。この運用基準に照らし、主管から分岐された枝管からスプリンクラーヘッド部分までに満たされる水道水が循環せずに停滞して不衛生にならないように、配管中に停滞水防止機能を有する継ぎ手が使用される。
停滞水防止継手の一例として、特許文献2には、水平方向に配置した入水口と出水口の間にバッフル板を斜め下方向に垂設し、下部に穿設したスプリンクラーヘッド取付け部付近で出水口側通水路と交わる形状としたスプリンクラー継手が開示されている。
ところで、特許文献1のスプリンクラー設備では、可撓管の先端に接続された接続具にスプリンクラーヘッドを取り付けているが、可撓管に溜まった水が行き止まって停滞状態を生ずることから、水道直結型スプリンクラー設備の運用事項に適合しないと言えよう。
また、従来の一般的なスプリンクラー消火設備では、給水配管に介装された水道メータの二次側から分岐された主管(口径25mm)を建築物の屋内に引き込み、主管から分岐した枝管(口径20mm)の先端に、居間・食堂、居室、厨房、事務室、洗濯室等の箇所に設置されるスプリンクラーヘッドを接続する構成とされている。しかし、このような設備において、主管・枝管とも金属管を使用する配管作業は非常に手間が掛かって煩わしいことから、何らかの改善が望まれていた。
特開平10−179786号公報 実用新案登録第3150444号公報
本発明の目的は、主管からスプリンクラーヘッドの設置箇所への配管作業が容易に行なえ、併せて停滞水が生ずるのを防止する水道直結型スプリンクラー設備を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、給水配管に介装された水道メータの二次側から分岐した主管の適宜箇所に複数のヘッダーを夫々接続し、前方のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかと、所定箇所に設置されるスプリンクラーヘッドを備えた停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて接続し、かつ、当該停滞水防止継手の出口と、後続のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続し、同様に(n)番目のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかと、所定箇所に設置されるスプリンクラーヘッドを備えた他の停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて接続し、かつ、当該停滞水防止継手の出口と、(n+1)番目のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続し、
さらに、前方のヘッダーと後続のヘッダーとの間に複数の前記停滞水防止継手を直列に介装する場合には、前方の停滞水防止継手の出口と後続の停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて順に接続すると共に最後尾の停滞水防止継手の出口と後続のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続するように設け、
前記主管の末端又は最後尾のヘッダーに止水栓を設けたことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の水道直結型スプリンクラー設備において、前記前方のヘッダーと後続のヘッダーとの管路中に、中間ヘッダーを介装したことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この水道直結型スプリンクラー設備は、主管から適宜箇所にヘッダーを接続し、ヘッダーと、スプリンクラーヘッドを備えた停滞水防止継手との間、停滞水防止継手同士を枝管としての樹脂管及び樹脂管用継手を用いて接続を施す構成としているので、配管作業が非常に行ない易い。加えて、樹脂管の先端に停滞水防止継手を接続する共に停滞水防止継手同士を接続する構成としているので、止水栓を開放することにより樹脂管に満たされる水は循環し排出されて停滞水の生ずることを防止することができる。
(請求項2の発明)
前方のヘッダーと後続のヘッダーとの管路中に中間ヘッダーを介装することにより、管路が複雑化しなく、配管作業や保守管理作業が行ない易い。
本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備を特定施設に適用した平面図 ヘッダーの斜視図 停滞水防止継手の設置状態を示す説明図 主管とヘッダーとの配管の説明図
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備を特定施設である「グループホームH」に適用した場合を例にして説明する。図1に示すグループホームHにおいて、水道配管1から給水配管(口径25mm)2が敷地内に引き込まれ、その給水配管2に止水栓3と水道メータ4が介装されている。水道メータ3の二次側には、飲料水や台所の生活用水に使用するための配管を施されるが、ここでは発明の要旨外であるので説明を省略する。本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備のための金属製の主管(口径25mm)11は水道メータ3の二次側から分岐接続される。12は主管11に介装された止水栓である。
主管11a〜11cはグループホームHの天井裏の所定箇所に分断した状態で配置され、主管11a〜11cの各端部にヘッダー15が夫々接続されている。
ヘッダー15は、図2に示すように、四角棒状の金属製ヘッダー本体15aの側面に主管11を接続するための取付け穴(口径25mm)16を設け、ヘッダー本体15aの正面に複数の、ここでは4個の接続口17を設けている。それら取付け穴16、接続口17には、図示しないネジが形成されている。
なお、この明細書において、前方のヘッダーとは、水道メータ3に近い側の上流のヘッダーを意味し、後続のヘッダーとは前方のヘッダーよりも水道メータ3から離れた下流側のヘッダーを意味するものとする。また、1番目のヘッダー、2番目のヘッダー、n番目のヘッダーという場合、水道メータ3に近い側のヘッダーを若い番号とする。したがって、図1において、主管11aに接続したヘッダー15は1番目のヘッダー、主管11bに接続したヘッダー15は2番目のヘッダー、主管11cに接続したヘッダー15は3番目のヘッダーとなる。
既に述べたように、この実施例においては、主管11a〜11cを数箇所に分断した状態で設けているが、これに限らず、図4に示すように、止水栓12から連続状に配管した主管11の途中からT字形継手13で分岐した金属製の枝管(口径25mm)14の先端にヘッダー15を設けることもできる。また、前方のヘッダー15と後続のヘッダー15との管路中に中間ヘッダー15´を介装することもできる。
グループホームHの居室、厨房、食堂等には、図1に○印で表したスプリンクラーヘッド30が適宜設置されている。スプリンクラーヘッド30は、停滞水防止継手20に夫々備えられている。
図3に示すように、停滞水防止継手20は、ほぼY字形の形態とされていて、左右の端部20aに設けたネジ穴(図示せず)の何れか一方を入口21とし他方を出口22とし、中央下方部20bのネジ穴(図示せず)に公知のスプリンクラーヘッド30がねじ込まれて取り付けられている。停滞水防止継手20は、天井27の裏側に設けられた添え木等の支持部材28に固定金具29を用いて固定を施される。
前方のヘッダー15と後続のヘッダー15との間には、複数の停滞水防止継手20が架橋ポリエチレン管・塩化ビニール樹脂管等の樹脂管31を用いて直列に介装されている。なお、樹脂管31は、主管11に対して枝管と称される。
具体的には、前方の停滞水防止継手20の出口22と後続の停滞水防止継手20の入口21とを、公知の樹脂管用継手32と樹脂管31を用いて順番に接続し、最後尾の停滞水防止継手20の出口22と後続のヘッダー15の接続口17とを、樹脂管用継手32と樹脂管31を用いて接続する。
この実施例では、最後尾のヘッダー15をトイレwcに設置し、そのヘッダー15に水栓35を設けている。この水栓35については、主管11や樹脂管31に満たされた水道水が循環せずに停滞して不衛生になることを防止するために、水栓35を適宜開放して水をトイレに排出させるようにしている。なお、水栓の設置する箇所については、トイレに限られず、洗濯室等であってもよい。
以上により、本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備が構成される。
つぎに、本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備の作動について説明する。
止水栓12は常に開放された状態とし、主管11a〜11c、ヘッダー15から樹脂管31までの全体の管路に常に水を充満させた状態としておく。しかして、グループホームHの居室、厨房等で火災が発生して火炎の熱でスプリンクラーヘッド30の可溶合金が溶けると、瞬時にスプリンクラーヘッド30から水が放出されて消化動作が開始される。
以上、本発明に係る水道直結型スプリンクラー設備は、主管から適宜箇所にヘッダーを接続し、ヘッダーと、スプリンクラーヘッドを備えた停滞水防止継手との間、停滞水防止継手同士を樹脂管及び樹脂管用継手を用いて接続を施す構成としているので、配管作業が容易となる。加えて、停滞水防止継手により停滞水が生ずるのを防止することができる。
2・・・給水配管
4・・・水道メータ
11,11a〜11c・・・主管
15・・・ヘッダー
15´・・・中間ヘッダー
17・・・接続口
20・・・停滞水防止継手
30・・・スプリンクラーヘッド
31・・・樹脂管
35・・・止水栓

Claims (2)

  1. 給水配管に介装された水道メータの二次側から分岐した主管の適宜箇所に複数のヘッダーを夫々接続し、前方のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかと、所定箇所に設置されるスプリンクラーヘッドを備えた停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて接続し、かつ、当該停滞水防止継手の出口と、後続のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続し、同様に(n)番目のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかと、所定箇所に設置されるスプリンクラーヘッドを備えた他の停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて接続し、かつ、当該停滞水防止継手の出口と、(n+1)番目のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続し、
    さらに、前方のヘッダーと後続のヘッダーとの間に複数の前記停滞水防止継手を直列に介装する場合には、前方の停滞水防止継手の出口と後続の停滞水防止継手の入口とを樹脂管を用いて順に接続する共に最後尾の停滞水防止継手の出口と後続のヘッダーに設けられた複数の接続口中の何れかを樹脂管を用いて接続するように設け、
    前記主管の末端又は最後尾のヘッダーに止水栓を設けたことを特徴とする水道直結型スプリンクラー設備。
  2. 前記前方のヘッダーと後続のヘッダーとの管路中に、中間ヘッダーを介装したことを特徴とする請求項1に記載の水道直結型スプリンクラー設備。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085048A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ダイシン化成株式会社 スプリンクラー消火設備、用品管理システム及びスプリンクラー消火設備の施工方法。

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JP2009095638A (ja) * 2007-09-27 2009-05-07 Toto Ltd スプリンクラー装置を天井パネルに対して固定する固定装置、固定構造及び固定方法

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