JP2011030172A - マルチ搬送システムのための新規なフレーム及び情報伝達パターン構造 - Google Patents

マルチ搬送システムのための新規なフレーム及び情報伝達パターン構造 Download PDF

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Abstract

【課題】送信帯域幅の要求されるパートに柔軟にチューニングすることが可能であり、コストが低い送信装置、方法、及び複数の搬送システムのための信号構造を提供する。
【解決手段】夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列して、フレームの中の1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するように構成されるフレーム形成手段と、時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するように構成される変換手段と、前記時間領域送信信号を送信するように構成される送信手段と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、マルチ搬送システムのための新規なフレーム及び情報伝達パターン構造に関する。
近年、マルチ搬送システムが、有線又は無線(例えば、ケーブル、地上波等)のデジタルビデオ放送システムのような一方向又は双方向の放送システム等として普及している。
本発明では、本明細書において、コンテンツデータ、情報伝達データ、パイロット信号等が多数の周波数搬送波にマッピングされ(mapped)、次いで、与えられる全体又は完全な送信帯域幅で送信される、例えば、ケーブル放送システム又は地上波放送システムのような、放送システムが主に対象にされている(しかし限定はされない)。必要な又は夫々の受信部によって必要とされるコンテンツデータのみを受信するために、典型的に、受信部は完全なチャネル帯域幅(しばしば、セグメント受信(segmented reception)と呼ばれる)から、パーシャル通信路(全体の送信帯域幅のパート)にチューニングする。例えば、ISDB−Tスタンダード(ISDB−T Standard)では、全体のチャネル帯域幅が、等しい長さ(等しい周波搬送の数)の13の固定されたセグメントに分割される。
本発明の目的は、送信帯域幅の要求されるパートに柔軟にチューニングすることが可能であり、コストが低い送信装置、方法、及び複数の搬送システムのための信号構造を提供することにある。
上記目的は、夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列して、フレームの中の1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するように構成されるフレーム形成手段と、時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するように構成される変換手段と、前記時間領域送信信号を送信するように構成される送信手段と、
を備え、夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための、送信装置によって実現される。
上記目的は、更に、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するステップと、夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の前記1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するステップと、時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するステップと、前記時間領域送信信号を送信するステップと、を含み、夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための、送信方法によって実現される。
上記目的は、更に、1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、データ及び少なくとも1つのパイロット信号は、フレームの中の1以上のデータパターンの夫々に配列され、周波数方向に前記1以上のデータパターンの長さが、最短データパターン長と同等又は当該最短データパターンの長さの倍数である、マルチ搬送システムのためのフレームパターンによって実現される。
本発明の目的は、更に、送信帯域幅の要求されるあらゆるパートに対する柔軟なチューニングを可能にして低コストである、受信装置と、受信方法と、送信及び受信システムと、送信及び受信方法とを提供することである
上記目的は、受信される少なくとも1つのデータパターンをカバーする送信帯域幅の選択されたパートに調整され、且つ前記送信バンド幅の選択されたパートを受信するように構成される受信手段と、受信されるデータパターンに含まれるパイロット信号に基づいて、チャネル推定を実行するように構成されるチャネル推定手段と、前記チャネル推定の結果に基づいて、受信されるデータパターンの周波数搬送波からのデータをデマッピングするように構成されるデマッピング手段と、を備え、周波数方向に前記少なくとも1以上のデータパターンの夫々の長さが、最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、夫々のフレームが、データ及びパイロット信号を有する1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいて、マルチ搬送システムで信号を受信するための、受信装置によって実現される。
上記目的は、更に、受信される少なくとも1つのデータパターンをカバーする送信帯域幅の選択されたパートを受信するステップと、受信されるデータパターンに含まれるパイロット信号に基づいてチャネル推定を実行するステップと、前記チャネル推定の結果に基づいて受信されるデータパターンの周波数搬送波からのデータをデマッピングするステップと、を含み、夫々のフレームが、データ及びパイロット信号を有する1以上のデータパターンを含み、周波数方向の前記1以上のデータパターンの夫々の長さが最短データパターン長と同等であるか、当該最短データパターン長の倍数であり、送信帯域幅のフレーム構造に基づいて、マルチ搬送波システムで信号を受信するための受信方法によって実現される。
上記目的は、更に、周波数方向の前記1以上のデータパターンの夫々の長さが最短データパターン長と同等であるか、当該最短データパターン長の倍数であり、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するように構成されるフレーム形成手段、時間領域送信信号を生成するために、前記周波数領域から時間領域に前記情報伝達パターン及び前記データパターンを変換するように構成される変換手段、及び前記時間領域送信信号を送信するように構成される送信手段を含んでおり、夫々のフレームが少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいてマルチ搬送波システムの信号を送信するための送信装置を備え、前記送信装置から前記時間領域送信信号を受信するように構成される本発明に係る受信装置を更に備える、信号を送信及び受信するためのシステムによって実現される。
上記目的は、更に、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するステップと、夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の前記1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するステップと、時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するステップと、前記時間領域送信信号を送信するステップと、を含み、夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための、送信方法を含み、前記時間領域送信信号を受信するように構成される本発明に係る受信方法を更に含む、信号を送信及び受信するための方法によって実現される。有利な特徴は、従属した請求項で定義される。
従って、本発明は、周波数領域及び時間領域にフレーム構造又はフレームパターンを利用するマルチ搬送システムを提案する。周波数領域で、夫々のフレームは、少なくとも1つの情報伝達パターンを含み、それらは、情報伝達データを搬送する。少なくとも1つの情報伝達パターンは、付加的なパイロット信号を有していてもよい。代わりに、夫々のフレームは、少なくとも1つの情報伝達パターンより前に(に遅れずに)配列される専用のトレーニング配列又はパターンを有することができ、トレーニング配列又はパターンは、排他的にパイロット信号を搬送する。この場合、少なくとも1つの情報伝達パターンは、パイロット信号を必要としない(但し、パイロット信号を有することは可能である)。更に、夫々のフレームは、夫々のフレームパターンで、遅れずに少なくとも1つの情報伝達パターンに追従する1以上のデータパターンを含む。本明細書において、少なくとも1つのデータパターンは、(周波数方向で)最短データパターン長に依存し、すなわち、最短データパターン長の倍数と同等である。このように、2以上の複数のデータパターンが、フレームに提供される場合に、データパターンは、異なる長さを有することができる。しかしながら、データパターンの長さは、説明したように最短データパターン長に依存する。従って、データパターンの長さは、可変であるが、もしくは可変であってもよいが、コストは低減する、すなわち、送信側から受信部に送信される必要がある情報伝達データの量は、データパターンの長さが完全に可変であり、所望の値にセットされうるシステムと比較して、低減される。更に、本発明によれば、周波数領域でフレームの1以上のデータパターンは、データパターンの上記データ間で配列される少なくとも1つのパイロット信号を含む。周波数領域のグリッドの中の時間/周波数パイロット信号の位置が受信部に知られているので、単純な方法で、夫々のデータパターンの中の少なくとも1つのパイロット信号は、受信部がデータパターンの中にデータを搬送する周波数搬送波のために繊細なチャネル推定を実行することを可能にする
時間領域への変換後、結果の時間領域信号で、次いで夫々のフレームは、1つの(又は1以上の)(最終的にはトレーニングシンボルによって先行される)夫々の情報伝達シンボルと1以上のデータシンボルを含む。夫々のフレームパターンは、周波数方向で全体又は全ての送信帯域幅を覆う。夫々のデータパターンは、最短データパターン長の倍数と同等であるので、全体の送信帯域幅は、最短データパターン長の倍数であってもよい。受信装置がチューニングされる送信帯域幅のパートが、少なくとも1つの情報伝達パターンの長さを有するという条件で、受信装置は、自由に、柔軟に、且つ速やかに、所望の送信帯域幅のパートにチューニングされる。本実施形態では、受信装置は、随時全体の情報伝達パターンの情報伝達データを受信することができるので、先行するデータパターンの受領のために必要な物理層情報を含む情報伝達データに基づいて、及び当該情報伝達データを利用しながら、データパターンは、受信装置で受信されうる。夫々の情報伝達パターンが、情報伝達データのみならず、パイロット信号も含む場合には、情報伝達パターンに含まれるパイロット信号は、全体のコストが低減されるように、必要な周波数オフセット検出及び補償と、受信装置のフレームの始点の検出とを可能にするので、パイロット信号のみからなる専用のプレアンブル又はトレーニングパターンを提供することが必要ない。しかしながら、パイロット信号を含む必要がない(含んでいてもよい)情報伝達パターンより先行するパイロット信号を有するトレーニングパターンのための専用のプレアンブルを提供することも可能である。本実施形態において、夫々のフレームで1以上のデータパターンが、最短データパターン長と同等又は最短データパターン長の倍数であるので、受信装置に夫々のデータパターンの長さを情報伝達するための情報伝達のコストが不要となり、コストは低減される。本発明は、ケーブル放送に限られず、非常に高いSN比を有するシステムにおいて、特に有利である。受信部は、送信帯域幅の所望の部分に柔軟にチューニングされうるが、本発明によって提案される、新規なフレーム構造による情報伝達データ及び他のデータ(コンテンツデータ)を随時受信することは可能である。更に、新規なフレーム構造は、送信帯域幅の所望の部分への受信装置の高速なチューニングを可能にする。
有利なことに、夫々のフレームは、情報伝達データを有する少なくとも1つの情報伝達パターンを含む。有利なことに、上記情報伝達データは、上記最短データパターン長を参照して夫々の上記1以上のデータパターンの長さを有する。有利なことに、上記受信装置は、更に、受信される情報伝達データから上記長さを引用するように構成される評価手段を含む。
有利なことに、夫々のデータパターンの中の散在したパイロット信号の値(number)は、夫々のデータパターンの最短データパターン長の値に正比例する。有利なことに、チャネル推定手段は、上記パイロット信号に基づいて、チャネル推定を実行するように構成される。このように、パイロット信号の特定且つ固定の値は、最短データパターン長に配置され、含まれるので、例えば、1つのパイロット信号、2つのパイロット信号、3つのパイロット信号、又は適切な数のパイロット信号に対して、夫々のデータパターンが、結果として多数の散在したパイロット信号を含むこととなる。本明細書中における散在したパイロット信号という用語は、時間−周波数グリッドでの規則的又は不規則的なパターンの中のコンテンツデータ間のデータパターンに配列されるパイロット信号を指す。この用語は、連続的なパイロット信号を含まない。すなわち、このような連続的なパイロット信号は、付加的にデータパターンに存在することができるが、周波数及び/又は時間方向で互いに直接隣接して配列されるパイロット信号を含まない。連続的なパイロット信号が存在する場合に、ある実施形態によっては、連続的なパイロット信号のうち、散在したパイロット信号と部分的に一致したり、同時に起こったりするものがある。言い換えると、散在したパイロット信号は、連続的なパイロット信号のいくつかによって形成されうる。本明細書において、データパターンに含まれるパイロット信号の全ての説明及び記述は、排他的に、このような散在したパイロット信号を参照される。
更に有利なことに、パイロット信号は、パイロット信号パターンを有する1以上のデータパターンに配列され、上記最短データパターン長は、パイロット信号の中の上記パイロット信号の密度に依存する。本明細書では、パイロット信号パターンという用語は、(周波数領域で)時間/周波数グリッドの中のパイロット信号のある構造及び配列を特徴付けることを意図されて、全体のパイロット信号パターン又は少なくともそのいくつかの部分は、時間及び/又は周波数方向に規則正しいパターンで配列されるパイロット信号を含む。有利なことに、最短データパターン長は、パイロットパターンの散在したパイロット信号の密度に依存する。本明細書では、パイロット信号の密度が低くなるほど、最短データパターン長は長くなり、逆も同様である。従って、パイロット信号(より低い濃度のパイロット信号)が信頼性の高いチャネル推定を実現するために必要ないシステムで、より高いパイロット信号の密度が必要とされるシステムと比較して、最短データパターン長がより長い。有利なことに、パイロット信号パターンの中のパイロット信号は、周波数方向に正則空間を有し、最短データパターン長は、(時間内挿後)周波数方向で2つの散在した隣接するパイロット信号間の空間に相当する。本実施形態では、最短データパターン長は、確かに単一の散在したパイロット信号のみを含む。もちろん、最短データパターン長は、2以上の散在したパイロット信号は、夫々のデータパターンに含まれるように選択されることも可能である。更に有利なことに、夫々のデータパターンは、時間方向に同じ長さを有する。データパターン長は、時間方向に可変である(但し、必ずしも可変である必要はない)一方、有利な選択として、時間方向(時間領域とも呼ばれる)に同じ長さを有する夫々のデータパターンを提供することを提案する。本明細書では、時間方向にデータパターンの長さは、有利なことに、時間方向で2つの散在した隣接するパイロット信号間の空間に相当する。
更に有利なことに、時間方向にデータパターンの倍数に相当するブロック長を有する受信されるデータパターンでのブロックワイズタイムデインターリービング(time de−interleaving means)を実行するように構成される時間デインターリービング手段が、提供される。
上述したように、本発明の1つの選択の下では、本発明のフレーム構造は、パイロット信号を有する情報伝達パターンを含んでいてもよい。本明細書では、有利なことに、フレーム構造は、周波数方向に互いに隣接する少なくとも2つの情報伝達パターン及び少なくとも1つのデータパターンを含み、情報伝達データ及びパイロットは、フレーム内の上記少なくとも2つの情報伝達パターンに配列され、夫々の情報伝達パターンが同じ長さを有する。有利なことに、フレーム内の上記少なくとも2つの情報伝達パターンの上記パイロット信号は、パイロット信号配列を形成する。言い換えると、フレームの全てのパイロット信号は、パイロット信号配列を形成する。代わりに、上記少なくとも2つの情報伝達パターンの夫々の中の上記パイロット信号は、有利なことに、パイロット信号配列を形成し、パイロット信号配列は、互いに異なる。有利なことに、上記パイロット信号は、疑似ランダム2進数列で偏重される。有利なことに、上記フレーム形成手段は、微分変調方式で上記少なくとも2つの情報伝達パターンの中の上記パイロット信号を配列するように構成される。有利なことに、パイロット信号が、変換手段によって上記少なくとも2つの情報伝達パターンで全てのm番目の周波数搬送波上にマッピングされるように、上記フレーム形成手段は、上記パイロット信号を配列するように構成される(mは1より大きい整数である)。有利なことに、上記少なくとも2つの情報伝達パターンの夫々は、上記パイロット信号を有する少なくとも1つのパイロットバンドを含む。
更に有利なことに、夫々のフレームは、時間次元(すなわち、方向)での上記1以上のデータパターンより先に起こる少なくとも1つの付加的なデータパターンを含み、上記付加的なデータパターンの夫々は、対応する1つの上記過去のデータパターンと同じ長さを有する。すなわち、有利なことに、全体の送信帯域幅がカバーされるように、1以上のデータパターンが周波数次元で配列される方式で、夫々のフレームでのデータパターンの構造が設置される。次いで、少なくとも1つの付加的なデータパターンが、同じフレームで配列されるが、少なくとも1つのデータパターンを時間方向で追従して、付加的又は追従するデータの夫々が、同じ周波数位置で過去のデータパターンと(周波数次元又は方向に)同じ長さを有する。このように、受信装置が送信帯域幅の特定のパートにチューニングされれば、フレーム毎の少なくとも1つのデータパターンが受信され、上記データパターンの夫々が同じ長さを有するが、時間次元で互いに追従する。本明細書において、送信装置でのデータパターンの夫々の長さは、同時に調整されうる。代わりに、又は付加的に、時間次元での付加的なデータパターンの数は、同時に調整されうる。又、時間方向での1つのフレーム内のデータパターンの長さ、すなわちタイムスロットの長さは、固定される、もしくは変わりうる。本明細書において、次のフレームの情報伝達パターンの全てが、同じ時点で開始することは重要である。次いで、データパターンに関する同時の変化が、情報伝達パターンで情報伝達される。このように、本発明によって提案されるフレーム構造を有するマルチ搬送システムによれば、データコンテンツの非常に柔軟な送信を可能にし、それ故に、データパターンの長さ、従ってデータパターン当たりのデータの量が、例えば、フレームからフレームに、又は他の要求される方法で同時に変化される。代わりに、データパターンの長さ、及び/又は数は固定又は不変であってもよい。
本発明は、送信装置が全体の送信帯域幅にデータを送信するように構成され、受信装置が選択的に上記全体の送信帯域幅のパートのみを受信するように構成される、あらゆる種類のマルチ搬送システムに適用されうることは理解すべきである。このようなシステムの例は、無数に存在しており、有線又は無線(例えば、ケーブル、地上波等)のデジタルビデオ放送システムのような将来の一方向又は双方向の放送方式等である。マルチ搬送システムの無数の例には、直交周波数分割多重(OFDM)システムがあり、データ、パイロット信号等が多数の周波数搬送波にマップされる他の適当な方式が使われうる。本明細書において、周波数搬送波は等距離であり、夫々が同じ長さ(帯域幅)を有していてもよい。しかしながら、本発明は、周波数搬送波が等距離ではなく、及び/又は夫々が同じ長さを有さない、マルチ搬送システムに利用されてもよい。更に、送信側に適用される全体の送信帯域幅及び受信部が調整される送信帯域幅の選択されるパートのいずれでもない、特定の周波数領域に、本発明が限定されないことは理解されるべきである。しかしながら、ある適用において、受信部、すなわち、受信部がチューニングされる送信帯域幅のパートに対する帯域幅で、受信する帯域幅を利用することは有利であり、それが存在する(デジタルビデオ放送、又は他の)システムのための受信装置の帯域幅に対応していてもよい。受信部帯域幅に対する無数の例は、7.61MHz、8MHz、又は他の適当な値であってもよく、すなわち、受信部は、要求される7.61MHz又は8MHzにチューニングされうる。帯域幅は、全体の送信帯域幅を形成する。本明細書において、全体の送信帯域幅は、7.61MHzの倍数、例えば、7.61MHz、15.22MHz、22.83MHz、30.44MHz、60.88MHz、243.52MHz等であり、全体の送信帯域幅のセグメンテーション、すなわち情報伝達パターン夫々の長さが7.61MHzでありうる。しかしながら、他の数、セグメンテーション、及び倍数も可能であり、例えば、(これらに限定はされないが、)4MHz、6MHz、8MHz、又は他の適当な値の情報伝達パターンが採用されうる。
一般的な受信帯域幅としての8MHzの無数の例の場合、本発明のフレーム構造で利用される情報伝達パターンの長さは、8MHz、6MHz、又は4MHz(又は0(less))である。
本発明は、開示される図に関連して、以下の説明でより詳細に説明される。
図1は、選択されるパートが選択的に又は柔軟に受信部によって受信される全送信帯域幅の概略図を示す。 図2は、全体の送信帯域幅のセグメンテーションについての例を示す。 図3は、本発明に係るフレーム構造の時間領域についての概略的な説明図を示す。 図4は、本発明に係るフレーム構造又はパターンの概略的な例を示す。 図5は、情報伝達パターンの復元を説明するためのものであり、図4のフレーム構造の一部を示す。 図6は、受信部のフィルター特性の概略的な例を示す。 図7は、本発明に係るパターンのフレーム構造の他の例を示す。 図8は、本発明に係るフレーム構造又はパターンの他の例を示す。 図9は、情報伝達パターンへのパイロット信号の配分についての第1の例を示す。 図10は、情報伝達パターンへのパイロット信号の配分についての第2の例を示す。 図11は、情報伝達パターンの復元の他の例を示す。 図12は、異なるチャネル帯域幅の適用例を示す。 図13は、時間次元での本発明のフレーム構造の概略的な例を示す。 図14は、本発明に係る送信装置の例の概略的なブロック図を示す。 図15は、本発明に係る受信装置の例の概略的なブロック図を示す。 図16は、本発明に係るフレーム構造の一部分の概略的な説明図を示す。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、全体の送信帯域幅1の概略的な説明図であり、例えば、図14に概略的に示される送信装置54のように、本発明に係る送信装置は本発明と一致してマルチ搬送システムで信号を送信する。ケーブルテレビの環境下では、全体の送信帯域幅1は、例えば、デジタルテレビ信号が1又はそれ以上の受信部に送信される帯域幅を指すことができ、例えば、64MHzの帯域幅、又は他のあらゆる適当な帯域幅を有することができる。本明細書において、送信帯域幅1は、異なる種類の信号が無線又は有線の送信媒体を経由して送信される、より大きい中間の帯域幅のパートになりうる。ケーブルテレビの例では、中間の帯域幅は、(ほとんど)0MHzから862MHz(又は更に高い)までの範囲を示し、送信帯域幅は、その一パートである。図1は、更に概略的に本発明の受信装置3のブロック図を示し、送信帯域幅1の選択されるパート2に調整されて、送信帯域幅1の選択されるパート2を選択的に受信するように構成される。本実施形態において、受信装置3は、送信帯域幅1の要求されるパート2に調整されて、送信帯域幅1の要求されるパート2を選択的に受信するように構成されるチューナー4と、更に、復調や通信路復号等のように、夫々の通信システムと合致して受信される信号の更に必要な処理を実現する処理手段5とを備える。本発明に係る受信装置のより複雑な例が図15の概略的なブロック図で示され、夫々の送信システム又は通信システムで信号を受信するように構成される、例えば、アンテナ、アンテナパターン、ケーブル又はケーブルの受信インターフェース又は他の適当なインターフェース等が挙げられる、受信インターフェース64を備える受信装置63を示す。受信装置63の受信インターフェース64は、図1に示すような調整手段4及び、受信される信号を中間の周波数又は基本のバンドに下方変換するように構成される下方変換手段のような、夫々の送信又は通信システムに依存する更に必要な処理要素等の調整手段を備える受信手段65に連結される。
上述したように、本発明は、マルチ搬送システムのための特定且つ新規なフレーム構造を提供することによって、受信部の送信帯域幅1の要求されるパート2の柔軟且つ変化する受信を可能にする。図2は、全体の送信帯域幅1(例えば、32MHz、64MHz、又は他の適当なMHz)の概略図を示し、本発明の送信装置54が、その範囲内で異なるセグメント又はパート6、7、8、9、10にある、ビデオデータ、オーディオデータ、他のデータのようなデータコンテンツを送信するように構成される。例えば、パート6、7、8、9、10は、異なる種類のデータや、異なるソースからのデータや、異なる受信部に対して提供することが意図されるデータ等を送信するように送信装置54によって利用されうる。パート6及び9は、例えば、最大の帯域幅、すなわち、対応する受信装置63(例えば、8MHz、又は7.61MHz、又は他の最適な値)によって受信されうる最大の帯域幅を有する。パート7、8、10はより小さい帯域幅を有する。全体の送信帯域幅1にフレーム構造又はパターンを適用することが提案され、夫々のフレームは、周波数方向に互いに隣接する少なくとも2つの情報伝達パターンおよび多数のデータパターンを含む。夫々の情報伝達パターンは、同じ長さを有し、その周波数搬送波(OFDMシステムの場合、周波数副搬送波)上にマップされる信号情報データ及びパイロット信号を含む。すなわち、全体の送信帯域幅1は、情報伝達パターンに対して均等なパートに分割され、例えば、図2のパート6、パート9に示される、受信部が調整されうる最大の帯域幅は、均等であるか、夫々の情報伝達パターンの長さよりも長くなければならない。従って、新規のフレーム構造は、情報伝達パターン及びデータパターンのみを含み、パイロット信号が含まれる離れたトレーニングパターンや他のパターンを含まない。すなわち、本発明は、2又はそれ以上の情報伝達パターンのみから成るプレアンブル及び時間領域でのプレアンブルに追従するデータパターンを有する新規なフレーム構造を提案する。代わりに、情報伝達パターンは、パイロット信号を有さず、パイロット信号を有するトレーニングパターンによって、先行されうる。
送信帯域幅の様々なデータパートの長さは、以下により詳細に説明されるように、受信部が調整されうる最大の帯域幅の長さ(周波数搬送波の数)を超えることができないということは、留意すべき点である。
図3は、本発明に係るフレーム11、12の時間領域構造の一例の概略図を示す。夫々のフレーム11、12は、1又は2以上の情報伝達シンボル13、13’及びいくつかのデータシンボル14、14’を含む。本実施形態において、時間領域で、情報伝達シンボルはデータシンボルより先に位置する。夫々のフレーム11、12は、多数のデータシンボルを有し、夫々のフレーム11、12のデータシンボルの数は変化することが可能である。情報伝達シンボルに含まれるパイロット信号は、受信装置63で利用され、受信装置63は、チャネル推定、及び/又は整数周波数オフセット演算、及びフレームの開始の検出(時間及び周波数領域でのフレームの開始が検出されうる)を実現する。時間同期は、例えば、受信される情報伝達シンボル及び/又は時間領域のデータ領域のガードインターバルでのガードインターバルの相関を実行すること(又は他の適当な技術)によってなされる。情報伝達シンボル13、13’は、更に、例えば、L1情報伝達データに限られない受信される信号を復号するために受信装置63によって必要とされる全ての物理層情報である、情報伝達情報を含む。情報伝達データは、例えば、様々なデータパターンへのデータコンテンツの配分を含んでいてもよく、すなわち、例えば、サービス、データストリーム、調整、エラー修正設定等が周波数搬送波に位置し、受信装置63が、全体の送信帯域幅のパートを調整する情報を取得することができる。代わりに、夫々の情報伝達パターンは、フレームの開始からの夫々の情報伝達パターンのオフセット又は距離を示す情報伝達データを含んでいてもよく、情報伝達パターン及びデータパターンの受信が最適される方式で、受信装置63が送信周波数の要求されるパートへの調整を最適化してもよい。一方、フレームの開始からの夫々の情報伝達パターンのオフセット又は距離も、パイロット信号、パイロット信号列、又は情報信号パターンに割り当てられるか含まれるガードバンドで符号化され、1つのフレームで全ての情報伝達パターンが統一の情報伝達データを有しうる。本発明に係るフレーム構造の利用は、論理ブロックにデータストリームを分割することによって、フレーム構造の変化がフレームからフレームに情報伝達され、先立つフレームが続いて起こるフレームの1つの変化したフレーム構造を伝達するという利点を更に有する。例えば、フレーム構造は、エラーを起こすことなく、パラメータ調整のシームレスな変化を可能にする。
図4は、本発明に係るフレーム構造又はパターン29の周波数領域の例の概略図を示す。フレーム構造29は、周波数方向に全体の送信帯域幅24をカバーし、周波数方向に互いに隣接する少なくとも2つの(又は少なくとも1つの、又は少なくとも3つ等の)情報伝達パターン31を含み、夫々が周波数搬送波でマップされる統一の又はほぼ統一された情報伝達データを搬送し、同じ長さを有する。図4で示される例では、全体の送信帯域幅24の第1のタイムスロットは、4つの情報伝達パターン31に小分けされるが、情報伝達パターンの数は多くても少なくても適当である。図14に示されるように、本発明の送信装置54では、フレーム形成手段59は、夫々の情報伝達パターンに(調整手段55から取得される)情報伝達データ及び(送信装置54内の適切な手段から供給される)パイロット信号を配列するように構成される。情報伝達データは、あらかじめ、QAM調整等のような適当な調整方法で調整手段55によって調整される。有利なことに、疑似的なノイズ列、CAZAC列、又はPRBS等が、パイロット信号のために利用されるが、良好な疑似的なノイズ及び/又は相関特性を有する他のパイロット信号列は、適当なものであるかもしれない。フレームの夫々の情報伝達パターンは、異なるパイロット信号列を含むかもしれないが、代わりに、1つのフレームの情報伝達パターンのパイロット信号は、単一のパイロット信号列を形成してもよい。フレーム形成手段59は、単一のモジュール又はユニット等として実施され、いくつかのモジュール、ユニット、及びデバイス等として又はいくつかのモジュール、ユニット、及びデバイス等で実施されうることは理解されるべき点である。更に、フレーム形成手段59は、一時点で、図4に示されるような全体のフレーム構造又はパターン29(又は図7に示されるような全体のフレーム構造又はパターン29’)を形成せずに、時間次元での、他のものの後のフレーム構造の一パート、すなわち、タイムスロット後のタイムスロットを形成するように構成されてもよいことは理解されるべき点である。例えば、フレーム形成手段59は、図4に示されるような情報伝達パターン31を最初に配列して、送信帯域幅24、すなわち、図4に示される例にある:4つの情報伝達パターン31、の全体の幅に渡って、上記及び以下に記載されるパイロット信号を付加ように構成されうる。次いで、フレーム24(第1のタイムスロット)のこのパートは、例えば、周波数から時間への変換手段60で周波数領域から時間領域に変換すること、結果として生じる時間領域シンボル(例えば、OFDMシンボル)等を構築すること、等によって更に処理される。次いで、次のステップで、フレーム形成手段59は、更に以下に記載される方式で、全体の送信帯域幅24に、データパターン32、33、34、35、36、37、すなわち、次のタイムスロットライン又は列を処理するように構成され、これらのデータパターンは、更に、例えば、周波数領域から時間領域にそれらを変換すること、時間領域シンボル(例えば、OFDMシンボル)を形成すること、等によって処理される。このように、図4の図では、フレーム構造29は、フレーム形成手段59によってラインワイズ(line wise)又はタイムスロットワイズ(time slot wise)に形成されうる。周波数方向に全体の送信帯域幅24に渡って広がるフレーム構造29の夫々のパートは、1つのブロックとして形成且つ処理されるが、時間方向(タイムスロット)で互いに続いて起こるパートは、交互に形成且つ処理される。
フレーム形成手段59は、上記パイロット信号を配列するように構成され、パイロット信号は、夫々の情報伝達パターンに全てのm番目(mは、1より大きい自然数)の周波数搬送波17上にマップされ、以下に図9に関して詳細に説明されるように、パイロット間の周波数搬送波16は、情報伝達データを搬送する。付加的に、又は代わりに、フレーム形成手段59は、上記パイロット信号を配列するように構成されてもよく、以下に図10に関して詳細に説明されるように、パイロット信号は、情報伝達パターンに含まれる少なくとも1つのパイロットバンド18、19の周波数搬送波20、21上にマッピングされる。パイロットバンド18、19は、パイロット信号がマップされる多数の直接隣接する周波数搬送波から成る。本実施形態において、夫々の情報伝達パターンは、単一のパイロットバンド18を有していてもよく、1つは周波数方向の情報伝達パターンの始点で、1つは周波数方向の情報伝達パターンの終点であるような、2つのパイロットバンド18、19を有していてもよい。パイロットバンドの長さ(パイロットバンドに割り当てられる周波数搬送波の数)は、有利なことに、夫々の情報伝達パターンに対して同じである。全ての情報伝達パターン30の長さ又は帯域幅39は、受信装置63のチューナーが調整される帯域幅38と同じであってもよい。しかしながら、受信装置63のチューナーが調整されうる送信帯域幅のパートは、情報伝達パターン30の長さよりも長くてもよい。周波数搬送波上への情報伝達データ及びパイロット信号のマッピングは、周波数から時間領域への変換の間の周波数から時間への変換手段60によって実現される。情報伝達パターンに含まれるパイロット信号に関する上記された(以下で記される)全ての記述は、例えば、図16に関連して説明されるように、データパターンに含まれるパイロット信号にも当てはまる。
受信したパイロット、すなわち、全てのm番目の周波数搬送波上にマッピングされるパイロット信号及び/又は受信される情報伝達パターンのパイロット信号に含まれるパイロット信号は、チャネル推定手段69でのフレームの周波数搬送波のチャネル推定のために利用され、それにより受信されるデータパターン内の周波数搬送波からのコンテンツデータを正確に復調すること(de−modulation)を可能にする必要なチャネル推定情報をデマッピング手段(de−mapping)70を提供する。また、受信されるパイロットは、検出及び次いで受信される信号の整数の周波数オフセットの補償を可能にする、対応する整数の周波数オフセット検出手段67の整数の周波数オフセット検出のために、受信装置63で利用される。整数の周波数オフセットは、多数の周波数搬送波空間にある元の(送信される)周波数からのずれである。受信されるパイロットは、更にフレーム29、29’の始点の検出のために利用される。
夫々の情報伝達パターン31は、例えば、フレーム内の情報伝達パターン31の位置を含む。例えば、夫々のフレーム29、29’の夫々の情報伝達パターン31は、フレームの夫々の情報伝達パターン31の中で異なる、フレーム内の夫々の情報伝達パターンの位置を除いて、統一の情報伝達データを有し且つ搬送する。情報伝達データは、受信される信号を復号するために受信装置63によって必要とされる全ての物理層情報を含むL1情報伝達データである。しかしながら、他の適当な情報伝達データは、情報伝達パターン31に含まれていてもよい。情報伝達パターン31は、例えば、夫々のデータセグメント32、33、34、35、36の位置を含んでいてもよく、受信装置63は、要求されるデータセグメントがどこに位置するか把握しており、受信装置63のチューナーは、要求されるデータセグメントを受信するために夫々の位置に調整することができる。代わりに、上述したように、フレームの夫々の情報伝達パターンは、統一の情報データを含んでいてもよく、フレーム内の夫々の情報伝達パターンの位置は、例えば、情報伝達パターンのパイロット信号列、又はガードバンドで符号される情報等による異なる方式で情報伝達される。上述したように、情報伝達パターン31の夫々は、フレームに含まれるデータパターンの夫々についての情報を含むことができる。この情報は、データパターンの長さ、データパターン及び/又はチューニング位置に含まれるパイロット信号の数及び/又は位置(例えば、チューニングする帯域幅の中央、チューニングする帯域幅の始点等)、及び/又は他の適切な情報を含むことができる。本実施形態では、データパターンの長さについての情報は、例えば、最短データパターン長の観点から、又は当該最短データパターン長を参照して、表現される。しかしながら、コストを削減するために、夫々の情報伝達パターン31は、データパターンの一パート又はいくつかのみについての情報を含むことができるが、例えば、情報伝達パターン31が位置する周波数バンド内に配置された(又は周波数バンドに隣接して配置された)ものに限られない。図4の例では、フレーム内の第1の情報伝達パターン31は、データパターン32及び33(及びデータパターン32’、32’’...33’、33’’等に追従するタイムワイズ(time wise))についての情報を含むことができる。フレームの第2の情報伝達パターンは、データパターン33、34、35(及びデータパターン33’、33’’...34’、34’’...35’、35’’等に追従するタイムワイズ(time wise))についての情報を含むことができる。
上述したように、最初の情報伝達パターン31は、チューニングポジション、すなわち、受信装置63のような受信部が対応するデータパターンを受信するためにチューニングされる周波数帯域を含むこともできる。このチューニングポジションは、例えば、チューニング帯域幅の中央、チューニング帯域幅の始点、又は他の適切な周波数ポジションとして情報伝達される。これは、(周波数方向での)データパターンの長さがフレームごとに受信装置63をチューニングする必要又は必要性なく、現在のチューニング帯域幅内でフレームごとに変わりうるという利点を有する。言い換えると、最初の情報伝達パターン31の中のチューニングポジションを情報伝達することによって、受信装置が、容易に現在のチューニング帯域幅内の様々な長さのデータパターンに対処することができる。更に、このような実施形態では、隣接する送信チャネル帯域幅間に(周波数方向に)ガードバンドを提供する必要ななくなるという利点を有する。夫々の送信チャネル帯域幅(例えば、夫々の送信チャネル帯域幅は、チューニング帯域幅の整数倍である)は、情報伝達パターンを含み、夫々の情報伝達パターンは、例えば、統一の(ほとんど統一された)情報伝達データを有する。しかしながら、隣接する送信チャネル帯域幅の最初の情報伝達パターン31の中の情報伝達データは異なりうる。本実施形態では、最初の情報伝達パターン31の情報伝達データに含まれる夫々の受信部に対して、チューニング帯域幅の始点に情報を有することによって、夫々の受信部への最初の情報伝達データの明確な割り当ては実現され、従って、隣接する送信チャネル帯域幅間のガードバンドが、もはや必要ない。更に、チューニングポジションを情報伝達することによって、最初の種類の情報伝達パターンのパート及び2番目の種類の情報伝達パターンのパートがチューニング帯域幅内で受信されるポジションに受信部がチューニングされることが避けられ、上記パートは、異なる情報伝達コンテンツを含むので、再配置又は再結合はされない。更に、ノッチが追従するデータパターンに存在するのであれば、付加的に最初の情報伝達パターン31の情報伝達データ内の情報を含むことが可能である。有利な実施形態として、ノッチは、随時最短データパターン長又はその整数倍の長さを有する。この場合、ノッチは、随時論理的な観点からデータパターンとして取り扱われる。情報伝達データでのノッチのポジションについての情報を含むことで、受信部が例えば、連続的なパイロット信号が隣接するデータパターンのノッチの境界に存在することを自動的に把握して、これらのデータパターンのデータキャパシティが低減するという更なる利点を有する。
上述したような専用の情報伝達パターン31に付加して、フレーム構造は、データパターンに取り込まれたり、含まれたりする付加的な情報伝達データを含むことができる。例えば、夫々のデータパターンのカラム、例えば、33、33’、33’’、33’’’、33’’’’は、時間データパターンのために利用される変調を示す情報伝達データを含むことができ、それらの誤りコーディング及び/又は接続識別情報が、受信装置に、データが受信される意図があるのか否かを判定できるようにする。このことは、受信部の実施の複雑さを低減して、相互間のサービスに対する遅れを短いものとすることを保障する。
図15に示されるように、受信装置63は、チューナーを有する受信手段65の後に、時間同期及びパート的な周波数オフセット検出手段67を実現するように構成される時間同期手段66を備える。次いで、受信される時間領域シンボルは、受信される時間領域信号を周波数領域に変換するための時間から周波数への変換手段68に適用され、情報伝達データ(再構築手段71での光学的再構築後)の後に、デマッピング手段72で復調され、次いで評価手段73で評価される。評価手段73は、必要であり要求される情報伝達情報を受信される情報伝達データから抽出するように構成される。必要であれば、付加的な情報伝達パターンが、直接、続いて起こる情報伝達パターン31に時間方向で提供される。
フレーム構造又はパターン29は、周波数方向で全体の周波数帯域幅24に渡って拡張して、時間方向に情報伝達パターン31に追従する少なくとも1つのデータパターン又はセグメントを更に含む。情報伝達パターン31が位置するタイムスロットに直接追従するタイムスロットで、図4に示されるフレーム構造29は、異なる長さ、すなわち、データがマップされる夫々の周波数搬送波の数が異なった状態で、いくつかのデータセグメント32、33、34、35、36、及び37を含む。フレーム構造29は、続いて起こるタイムスロットで付加的なデータセグメントを更に含み、付加的なデータパターンは、夫々、先立つデータパターンと同じ長さ及び周波数搬送波の数を有する。例えば、データパターン32’、32’’、32’’’、及び32’’’’は第1のデータパターン32と同じ長さを有する。データパターン33’、33’’、33’’’、及び33’’’’はデータセグメント3と同じ長さを有する。すなわち、付加的なデータパターンは、情報伝達パターン31の後の最初のタイムスロットで、いくつかのデータパターン32、33、34、35、36、及び37と同じ周波数次元構造を有する。このように、もし受信装置63が、例えば、データパターン35を受信するために送信帯域幅のパート38に調整すれば、全てのタイムワイズに引き続いて起こるデータパターン35と同じ長さを有するデータパターン35’、35’’、及び35’’’が適切に受信されうる。
上述したように、フレーム形成手段59は、交互に、すなわち、タイムスロット毎に、全体の送信帯域幅24に渡って広がる夫々のデータパターンのラインを形成してもよい。例えば、データパターン32、33、34、35、36、37は、フレーム形成手段59によって形成され、次いで、周波数領域から時間領域に変換される。その後、データパターン32’、33’、34’、35’、36’、37’は、フレーム形成手段59によって形成され、次いで、周波数領域から時間領域に変換されたりする。周波数領域から時間領域への変換は、周波数から時間への変換手段60によってなされ、周波数領域から時間領域への変換の間に、データが周波数搬送波上にマッピングされる。
前述したように、本発明に係るフレーム構造に含まれる1以上のデータパターンの長さ、例えば、図4及び図7のフレーム構造に示されるデータパターンは、夫々、少なくとも1つのパイロット信号を含み、1以上のデータパターンの夫々の長さは、最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数である。最短データパターン長は、例えば、少なくとも1つのパイロット信号がフレームのそれぞれのデータパターンに含まれるようにセットされる。代わりに、2、3、4、5、又は適切な数のパイロット信号は、最短データパターン長に含まれる。本実施形態では、ある実施例として、コンテンツデータの送信のためのデータパターンの割り当てで、より高い柔軟性を有するために、かなり短いデータパターンの長さを選択することは、有利なことである。従って、ある実施例として、単一の又は2つのパイロット信号のみが含まれるように、最短データパターン長を選択することは、より有利なことである。しかしながら、他の実施例が可能であってもよい。更に、ある実施例では、全体のフレームに含まれるパイロット信号の密度又は数(値)に依存した最短データパターン長をセットすることは利便性のあるものである。例えば、(パイロット信号をデータの代わりにデータパターンを周波数搬送波に割り当てることによって)あまりに多くの送信キャパシティを解き放つことなく、受信部側で良好且つ信頼性のあるチャネル推定が可能になるように、データパターン間のパイロット信号が選択される場合である。例えば、マルチパスの効果又は他の負の効果(negative effect)の発生が、かなり高い数(及び結果として密度)のパイロット信号の供給を必要とするシステムで、結果として、パイロット信号は、一般的に、(周波数及び/又は時間方向で)共に近接するので、もし単一のパイロット信号のみが含まれるのであれば、最短データパターン長は、かなり短くなりうる。一方で、受信部側での信頼できるチャネル推定を可能にするために、より小さい数(及び密度)のパイロット信号が必要とされるシステムの場合に、周波数時間方向のパイロット信号の空間は比較的大きくなりうるので、結果としての最短データパターン長は、長くなりうる。一般的に、時間領域で、データシンボル間でガードインターバルが提供されるか、データシンボルは、マルチパスの効果又は他の負の効果に対処するためにガードインターバルを含む。このように、データシンボル間のガードインターバルの長さ及びフレームのデータパターンの中のパイロット信号の密度の間には相関関係がある。ガードインターバルは長くなるほど、データパターン間の要求されるパイロット信号の数は、通常大きくなり、その逆も成立する。このように、フレームのデータパターン間のパイロット信号の密度及び数は、ガードインターバルの長さに依存してセットされるので、最短データパターン長は、ガードインターバルの長さに依存することができる。本実施形態において、最短データパターン長は、例えば、(時間方向での長さが固定されないなら時間方向に類似した)12の周波数搬送波等の基本の長さの倍数として、ガードインターバル長とは独立した情報伝達データ内で情報伝達されうる。本実施形態において、最短データパターン長は、特定のシステムの実施例(ガードインターバルの長さ等)とは独立した同じ方式で随時情報伝達されるので、必要な情報伝達は、低減されうる。
データパターンの長さは、送信部から受信部への最短データパターン長を参照することによってのみ伝達される必要があるので、フレーム内の夫々のデータパターンの長さを決定する最短データパターン長の供給は、情報伝達のコストを低減する。一方で、全体の送信帯域幅が最短データパターン長の倍数であるので、フレーム内のデータパターンの位置は、受信部に把握されている。このように、周波数の調整、すなわち、周波数領域での時間/周波数グリッド内の周波数の位置は、随時データパターンに対して同じであり、それ故、図15に関連して示され、説明されるように、受信装置63のような受信部に把握されている。更に、特にパイロット信号が、周波数及び時間領域で隣接するパイロット信号間の正則空間でパイロット信号パターンを形成する場合に、時間/周波数グリッドでのパイロット信号の位置は、受信装置にも把握されるので、それらは、情報伝達される必要はない。図16は、パイロット信号パターンの一例を示す。特に、図16は、全体の周波数帯域幅の一部分を示し、例えば、周波数方向(水平方向)及びタイムスロット(垂直方向)で、周波数搬送波の詳細な説明で図4又は図7に示されるフレームのデータパート、周波数から時間への変換後、結果としてデータシンボルとなる夫々のタイムスロットである。図16に示される例では、周波数方向でパイロット信号の空間は、12であり、すなわち全ての12番目の周波数搬送波はパイロット信号を搬送する(全ての他の周波数搬送波はデータを搬送する。)。しかしながら、図16に示されるように、“隣接する”パイロット信号は、同じタイムスロットでは隣接しないが、近傍の又は隣接するタイムスロットでは、隣接する。これは、受信装置63及び時間方向でのより良いチャネル推定を可能にする。代わりに、周波数方向での隣接するパイロット信号は、同じタイムスロットに割り当てられるか、又は1、2、又は他の適切な数のタイムスロットだけ間隔を空けられる。時間方向で、隣接するパイロット信号は、例えば、図16に示されるように、4タイムスロットだけ感覚を空けられ、すなわち、全ての4番目のタイムスロットはパイロット信号を搬送する。本実施形態では、示される例において、隣接するパイロット信号が同じ周波数搬送波内に位置する。代わりに、時間方向で隣接するパイロット信号は、1、2、3、又は他の適切な数の周波数搬送波だけ間隔を空けられる。このように、最短データパターン長は、周波数方向及び時間方向で隣接するパイロット信号間のスペースにセットされる場合、単一のパイロット信号は、最短データパターン長に含まれ、周波数方向に12の周波数搬送波を有し、時間方向に4つのタイムスロットを有する。このように、最短データパターンは、48のパイロット信号(1/48のパイロット密度に相当する)を含む。図16では、可能なデータパターンの2つの例が示される。最初のデータパターンは、最短データパターン長に相当する長さを有し、すなわち、48の周波数搬送波を含み、2番目のデータパターンは、3つの最短データパターン長又はサイズを有し、すなわち、144の周波数搬送波を含む。一般的に、このようなパイロットパターン又は類似するパイロットパターンの利用は、データパターン内のパイロットの位置が受信装置63で予測しやすくすることを保障する。
本実施形態において、パイロット信号は、フレーム29、29’の1つのタイムスロットで全てのデータパターンに対して、すなわち、全体の送信帯域幅に対して、規則正しいパターン又は不規則なパターンで、データが搬送波間に拡散される。更に、全体の送信帯域幅の最初及び最後の周波数搬送波は、随時パイロット信号を搬送することができ、継続的なパイロットが、時間方向の周波数搬送波に存在する。また、付加的で連続的なパイロット、すなわち、時間方向に直接隣接したパイロット信号が、時間方向で選択される周波数搬送波に存在する。最短データパターン長の定義及び説明は、散在したパイロット信号を参照して、連続的なパイロット信号を参照しない。本実施形態では、散在したパイロット信号は、規則的な又は不規則的なパターンに配列されるパイロット信号であり、夫々のパイロット信号は、他からは分離されており、すなわち、時間及び周波数方向で直接隣接する近傍を有さない。ある散在したパイロット信号が、ある連続的な(時間又は周波数方向で連続的な)パイロット信号と一致するという実施例は起こりうることは、留意すべき点である。言い換えると、連続的な(時間又は周波数方向で連続的な)パイロット信号は、規則的な又は不規則的なパターンの散在したパイロット信号が存在する時間−周波数位置に存在する。図16では、時間方向で直接隣接するパイロット信号を含む連続的なパイロット信号の2つの例が示される。最初の連続的なパイロット信号は、2番目のデータパターンの4番目の周波数搬送波に位置する。図16に示されるように、直接隣接するタイムスロットで夫々の周波数搬送波は、パイロット信号を搬送するので、連続的なパイロット信号の行又は配列が形成される。図16の例で示される連続的なパイロット信号の2番目の列は、2番目のデータパターンの25番目の周波数搬送波に位置し、夫々の直接隣接するタイムスロットにパイロット信号を含む。しかしながら、連族的なパイロット信号のこの2番目の列又は配列で、パイロット信号で、散在したパイロット信号と一致するものがある。すなわち、連続的なパイロット信号のうち、規則正しいパイロット信号パターンの散在したパイロット信号が位置する場所に位置するものがある。しかしながら、本実施形態において、最短データパターンの定義として、連続的なパイロット信号のパートであるが、散在したパイロット信号が位置する場所に位置するパイロット信号を含む散在したパイロット信号が考えられ、関連性があるものである。データパターンのパイロット信号は、例えば、良好な相関特性、例えば、疑似ノイズ列、PRBS(疑似ランダムバイナリー列)等を有するあらゆる適当な列であるパイロット信号列によって形成されうる。パイロット信号列は、例えば、夫々の(周波数領域の)フレームで同じであるか、又は1つのパイロット信号が、全体の送信帯域幅1もしくは全体の中間帯域幅(又は少なくともその一パート)のために利用される。もしPRBS生成器が、送信装置54に利用されるならば、パイロットは、全ての周波数搬送波に対して生成されるが、パイロット信号に対するパイロットは利用されるのみである。全体の中間帯域幅についてのパイロット列の場合に、PRBS生成器は、周波数を0MHzにするように一度だけ初期化され、パイロット信号列は、固有のものである。代わりに、パイロット信号列は、周波数領域で数回繰り返されうるが、夫々の送信帯域幅で明白である(例えば、パイロット信号列は、全ての200MHz又は他の適当な値で繰り返されうる。)
図15に示すように、受信装置63は、データパターンで受信されるパイロット信号に基づいてチャネル推定を実行して、デマッピング手段70に必要なチャネル推定情報を提供するように構成されるチャネル推定手段69を含む。このように、デマッピング手段70は、チャネル推定情報に基づいて、周波数搬送波からデータを正確にデマッピングすることができる。
更に、全てのデータパターンが時間方向に同じ長さを有するならば、これは、受信装置63のチューニングポジションから独立して(時間領域で)一定の数のデータシンボルを保障する。更に、本実施形態では、最短データパターン長と同等又は倍数であるデータパターンの長さを有しながら、送信装置54のタイムインターリーバー78、78’、78’’及び受信装置63に含まれるタイムデインターリーバー77のより容易で良好な予測可能な調整が実現される。タイムインターリーバー78、78’、78’’は、夫々、変調手段58、58’、58’’の後に配列され、データでタイムインターリービングを実行するように構成される。受信装置61のタイムデインターリーバー77は、デマッピング手段70の正面に(時間から周波数への変換手段68の後に)位置し、対応してタイムデインターリービングを実行する。特に、タイムインターリーバー78、78’、78’’及びタイムデインターリーバー77は、有利なことに、時間方向で最短データパターン長に依存するサイズを有するブロックインターリーバーと認識される。有利なことに、ブロックのサイズは、本実施形態では、最短データパターン長、すなわち、時間方向に同じ長さを有するデータパターンの倍数(例えば、図16の例として4の倍数)である。
本発明によって提案されているように、フレーム構造又はパターン29の柔軟であり様々なデータパターンは、図14の枝データ1、データ2、及びデータ3によって視覚化されているように、例えば、種々のデータ及び/又は異なるソースからのデータでの様々な異なるデータストリームのマッピングによって、図14で示されているように本発明の送信装置54で実施される。夫々の枝のコンテンツデータは、例えば、夫々の調整手段58、58’、58’’でのQAM又は他の適当な調整である、実施される変調方式により変調される。次いで、夫々のコンテンツデータは、例えば、フレーム形成手段59に含まれるデータパターン形成手段によって、又は他の適当に実施されるモジュール、手段、ユニット等によってフレーム形成手段59でのデータパターンで配列される。
説明したように、フレーム形成手段59は、適当なパイロット生成モジュール(図示せず)、例えば、フレーム形成手段59に含まれる、情報伝達パターン形成手段、又は他の適当なユニット、モジュール、又は要素によりフレーム形成手段59に供給される情報伝達データ及びパイロット信号で情報伝達パターンも形成する。次いで、説明したように、フレーム形成手段59は、情報伝達パターン及びデータパターンでフレーム構造29、29’を有するフレームを形成する。説明したように、フレーム形成手段59は、1又は複数のモジュールで実施され、又は他の処理装置又はモジュールの一パートともなりうる。
更に、フレーム形成手段59は、例えば、最初に第1のタイムスロットで情報伝達パターン31の列を形成して全体の送信帯域幅24に渡って広げて、次いで、データパターン32、33、34、35、36、37の列を形成して全体の送信帯域幅24に渡って広げること等によって、パート毎に続いて起こる時間でフレーム29を形成するように構成される。次いで、情報伝達データ、パイロット信号、コンテンツデータが、独立に互いに、(例えば、高速フーリエ逆変換法等である)周波数から時間への変換手段60によって、周波数領域から時間領域に変換され、周波数搬送波上にマッピングされる。本実施形態において、フレーム構造29、29’が周波数から時間への変換に対する基礎を形成するということは、留意すべき点である。全体の送信帯域幅24のタイムスロット夫々のパイロット信号及びコンテンツデータを含む情報伝達データ(フレーム構造29、29’の時間次元でのタイムユニット)は、周波数搬送波上にマッピングされる。すなわち、夫々のタイムスロットでの全体の送信帯域幅24の全てのパターンは、随時必要な数の周波数搬送波上にマップされる。例えば、次いで、図4のフレーム構造29の第1のタイムスロット(すなわち、全ての情報伝達パターン31)は、情報伝達シンボルをもたらし、フレーム構造の第2のタイムスロット(すなわち、全ての情報伝達パターン32、33、34、35、36、37)はデータシンボルをもたらしたりする。対応して形成される時間領域シンボル(例えば、OFDMシンボル)は、次いで周波数から時間への変換手段60から時間領域シンボルにガードインターバルを付加する付加ガードインターバル57に供給される。次いで、このようにして形成される送信シンボルは、例えば、適当なアンテナ、又はアンテナパターン等である送信インターフェース62を経由して送信手段61によって送信される。
説明したように、周波数搬送波が、夫々、等距離であって、同じ帯域幅を有する場合に、少なくともいくつかの様々なデータパターンは、異なる長さ、すなわち、異なる数の周波数搬送波を有していてもよい。代わりに、周波数方向でのデータパターンの数は、情報伝達パターンの数と同じであってもよく、夫々のデータパターンの長さは、夫々の情報伝達パターンの長さに統一されていてもよく、それらは互いに一列に並べられていてもよい(同じ周波数方向の構造を有する)。代わりに、夫々のデータパターンは、まだ同じ周波数構造及び配置を有している間に、同じ長さを有していてもよく、データパターンの数は複数の情報伝達パターンの数であってもよい。このように、例えば、2、3、4、又はそれ以上のデータパターンは、夫々の情報伝達パターンに一列に並べられる。一般的に、データパターンの長さはより小さいか、データパターンが受信装置63に受信されるように長くても有効な受信部帯域幅に等しいということが必要である。更に、送信装置54は、データパターン構造、例えば、データパターンの長さ及び/又は数を同時に変化するように構成される。代わりに、データパターンの構造は、固定されるか、又は不変である。
夫々のデータパターン(時間方向に追従する)が送信されるのであれば、一般的に(本実施形態で記載されている全ての実施形態について)、送信装置54は、情報伝達パターンの生成及び送信のみをするように構成される。従って、受信部で再分類することが可能で、1つの完全な情報伝達パターンが受信されるパートを再分類することによって取得されるのであれば、(周波数方向に)データパターンに渡って広がる情報伝達パターンは、切断される(送信されない)。代わりに、時間方向に追従するデータパターンが送信されなくても、情報伝達パターンは送信される。これら2つの可能性の組み合わせも実施されうる。
次いで、送信装置54で、調整手段55からのデータ及び様々な調整手段58、58’、58’’からのデータ(及びパイロット信号)が、夫々の時間インターリーバー78、78’、78’’によって時間インターリービングされ、フレーム形成手段59の中の本発明に係るフレームパターン又は構造29のパイロット信号と組み合わされる。次いで、形成されるフレームは、周波数から時間への変換手段60によって時間領域シンボルに変換され、情報伝達及びデータシンボルにガードインターバルを付加するガードインターバル付加手段57に供給される。次いで、このように形成される送信シンボルは、送信インターフェース62を経由して送信手段61によって送信される。
本発明のフレーム構造は固定又は不変であり、すなわち、全体の帯域幅及び時間方向の夫々のフレームの拡張が固定され、常に同じである。代わりに、フレーム構造は、柔軟でもあり、すなわち、全体の帯域幅及び/又は時間方向の夫々のフレームの拡張が柔軟であり、所望のアプリケーションに依存して経時的に変わりうる。従って、変化は、情報伝達パターンの情報伝達データで、受信装置に情報伝達されうる。
受信装置63の開始段階又は初期段階の間、受信装置63は、全体の周波数帯域幅の恣意的な周波数のパートに調整する。ケーブル放送方式の無数の例において、情報伝達パターン30は、例えば、7.61MHz又は8MHzの帯域幅を有することができる(しかしながら、情報伝達パターンが、4MHz、6MHz等のように、他の帯域幅も有しうることは理解されるべき点である。)。このように、開始段階の間、受信装置63は、元の又は再配置された列で全体の情報伝達パターン30を受信することができ、時間同期手段66の時間同期を実現することができ、例えば、受信される情報伝達シンボル(又はデータシンボル)のガードインターバルでのガードインターバル相関を実行すること、又は時間同期を取得するための他の適当な技術を利用することによって、時間同期手段66で時間同期を実行することができる。受信装置63は、部分的な周波数の補償を可能にするために、部分的な周波数搬送波スペースから受信される信号の検出及び部分的な周波数オフセットの計算を実行するように構成される説明された部分的な周波数オフセット検出手段67を更に備える。次いで、このようにして取得される部分的な周波数は、部分的な周波数の補償を実行する受信手段65に含まれるチューナーに供給される。部分的な周波数の補償は、他の適当な技術によってもなされうる。時間から周波数への変換手段68で、受信される時間領域信号を周波数領域に変換した後、受信される情報伝達パターンのパイロット信号は、チャネル推定手段69及び/又は整数の周波数オフセット演算で、チャネル推定(大抵、粗いチャネル推定)を実行するために利用される。整数の周波数のオフセット演算は、元の周波数構造から受信される周波数のオフセットを検出及び演算するように構成される整数の周波数オフセット検出手段74で実行され、周波数のオフセットは、周波数搬送波スペースの整数倍(整数の周波数オフセット)でカウントされる。次いで、このようにして取得される整数の周波数オフセット情報は、整数の周波数の補償を実行する受信手段65に含まれるチューナーに供給されうる。整数の周波数の補償は、他の適当な技術によってもなされうる。パート的な周波数オフセットは、既にパート的な周波数のオフセット検出手段67によって演算且つ補償されているので、それ故に完全な周波数オフセットの補償が達成される。受信装置63の評価手段73で、受信される情報伝達データは評価され、例えば、フレームでの受信される情報伝達パターンの位置が取得されるので、図4に示されるパート38のように、受信部は自由且つ柔軟に、夫々に要求される周波数の状態にチューニングすることができる。しかしながら、受信装置63のチューニングポジションが情報伝達パターン構造に合わない場合、正確に情報伝達パターン31の情報伝達データを評価することができるようにするために、受信される情報伝達信号は、説明した再構築手段71で実行される再配置がなされる必要がある。図5は、概略的な例で、この再配置を示す。情報伝達データの元の列を再構築するために再構築手段71がパート31’’の後にパート31’を配置した後、及びデマッピング手段72により周波数搬送波からの情報伝達データに対して対応するデマッピングがなされてから再配置される情報伝達が評価手段73で評価された後、過去の情報伝達パターンの最後のパート31’は、続いて起こる情報伝達パターンの最初のパート31’’の前に受信される。夫々の情報伝達パターン31のコンテンツが同じ(又はほとんど同じ)であるので、この再配置が可能であるということは、覚えておくべきことである。
しばしば、受信装置は、受信部が調整される完全な受信帯域幅に渡る平坦な周波数応答を提供しない。更に、送信システムは、大抵、受信帯域幅ウィンドウのボーダーでの増加する減衰に直面する。図6は、典型的なフィルターの形状の例の概略図を示す。フィルターは長方形ではないので、例えば、受信装置は、8MHzの代わりに7.61MHzの帯域幅のみを実質的に受信することができる。結果として、情報伝達パターン31が、受信装置63の受信する帯域幅と同じ長さおよび帯域幅を有する場合に、受信装置63は、図5に関して記載されているような情報伝達データの再配置を実行することはできなくてもよい。この問題及び他の問題を克服して、受信装置63が、元の配列で随時完全な情報伝達パターンを受信することができ、受信される情報伝達パターンを再配置又は再配列する必要がないことを確実なものとするために、代わりに又は付加的に、本発明は、受信部の帯域幅と比較して、例えば、7.61MHz(又は他の適当な長さ)程の短くなった長さを有する情報伝達パターン31を使うことを提案する
例えば、図7に示されているように、受信部の帯域幅の半分の長さであるが、同じ周波数構造を有する情報伝達パターン31aを利用することが提案される。すなわち、夫々の2つの(すなわち、ペア)の半分の長さの情報伝達パターン31aは、受信部の帯域幅に構成され、一列に並べられる。従って、情報伝達パターン31aの夫々のペアは、夫々のフレームで情報伝達パターン31aの(様々な)位置を含む統一の情報伝達データ又はほとんど統一された情報伝達データを有する。しかしながら、他のペアの情報伝達に関して、これらの他のペアでは、それらはフレームないに夫々異なる位置を有するので、情報伝達パターンは位置情報を除いて統一にされる。8MHzの帯域幅又は長さを有する受信装置63の上記の例では、次いで情報伝達パターン31aは、4MHzの長さ又は帯域幅を有する。従って、以前と同じ量の情報伝達が送信されることを確実なものとするために、情報伝達パターン31aの後に次いで、データパターン32、34、35、36、及び37の前のタイムスロットで、付加的な半分の長さの情報伝達パターン31bを付加することが必要であってもよい。付加的な情報伝達パターン31bは、情報伝達パターン31aのように同じ時間及び周波数の配列/整列を有するが、情報伝達パターン31aに含まれる情報伝達情報に対し付加的で異なる情報伝達パターンを含む。このようにして、受信装置63は、情報伝達パターン31a及び31bを完全に受信することができ、受信装置の再構築手段71は、情報伝達パターン31a及び31bの情報伝達データを元の配列に組み合わせるように構成される。この場合、再構築手段71は省略されうる。
有利なことに、全ての必要な情報伝達データが半分の長さで送信されるのであれば、1つのタイムスロットに半分の長さの情報伝達パターン31aの提供のみをすることも可能であり、付加的な情報伝達パターン31bは必要ない。この場合、夫々の情報伝達パターン31aは、統一の(又はほとんど統一された)情報伝達データを含み、夫々受信される情報伝達パターン31aは、受信装置63に随時送信帯域幅の要求されるパート(及びそのため要求されるデータパターン)にチューニングして、受信することを可能にする。代わりに、更に半分の長さの情報伝達パターンは情報伝達パターン31bの後に、続いて起こる時間で利用されうる。
一般的に(本発明の全実施形態について)、データパターン及び/又は情報伝達パターンの長さ(又は帯域幅)は、例えば、上述したように、受信するバンドパスフィルターの出力帯域幅である、受信装置63の実質的な受信する帯域幅より小さいか、多くても等しくなるように構成されることは留意すべき点である。
更に、本発明の全ての実施形態について、1又はそれ以上の情報伝達パターン31;31a、31bが、時間方向に、フレーム内で同じ長さ及び位置で1又はそれ以上の付加的な情報伝達パターンによって、後に続くのであれば、より有利なことである。例えば、フレームの第1の情報伝達パターンは、後に続くタイムスロットで1又はそれ以上の付加的な情報伝達パターンを有しうる。従って、付加的な情報伝達パターンは、第1の情報伝達パターンと統一の又はほとんど統一された情報伝達情報を有することができる。本実施形態において、フレームの他の情報伝達パターンは、付加的な情報伝達パターンを有する必要がない。一般的に、フレーム内の夫々の周波数の位置での情報伝達パターンの数は、多様なものとなりうる。例えば、フレームの夫々の周波数の位置で、段階又は他の外乱の観点から必要な多数の情報伝達パターンが提供されれば、有利なことである。代わりに又は付加的に、フレーム内での夫々の周波数の位置での情報伝達パターンの数は、情報伝達データの数に依存して変わりうる。従って、例えば、より多くのデータパターンが情報伝達される必要があれば、より多くの情報伝達パターンが時間方向で必要となる。そのため、時間方向で情報伝達パターンの長さは、情報伝達パターンに含まれる情報伝達データの一部となりうる。
無数の例において、整数の周波数同期、チャネル推定、及びデータパターンのために利用される、例えば、L1(レベル1)情報伝達データ及び付加的なパイロットである情報伝達データの送信及び受信は、OFDMに基づいている。情報伝達データは、例えば、4MHzのブロック又はパターンで送信されるが、他の適当なサイズが利用されうる。唯一必要な条件は、チューニングウィンドウ内で1つの完全な情報伝達パターンを有することであるが、この条件は、図7に関連して記載されている時間方向に互いに後に続く、より小さいサイズを有する2つ又はそれ以上の情報伝達パターンを利用することによって全うされる。従って、情報伝達パターンの最大の帯域幅は、例えば、最先端のチューナー、すなわち、7.61MHzのチューニングウィンドウであってもよい。いくつかの例が以下に示される。第1の例では、448μsのOFDMシンボルの有用なパートの持続時間Tを有しながら、1792のOFDM周波数搬送波に対応する一方で、夫々の情報伝達パターン31;31a、31bは正確に4MHzをカバーする。第2の例では、448μsのOFDMシンボルの有用なパートの持続時間Tを有しながら、これが3409OFDM周波数搬送波に対応する一方で、夫々の情報伝達パターンは7.61MHz(正確には3409/448μs)をカバーする。
本発明の第1の側面によれば、図9で概略的に示されるように、パイロット信号は、情報伝達パターン31aの全てのm番目の周波数搬送波17にマッピングされる(mは1より大きい整数である。)。しかしながら、この可能性が、図4に示される情報伝達パターン31、又は一般的に適当な長さの情報伝達パターン(すなわち、4MHz、6MHz、7.61MHz、8MHz等)に均等に当てはまることは明らかである必要がある。周波数搬送波16への情報伝達データのマッピング及び全てのm番目の周波数搬送波へのパイロット信号17のマッピングは、図14に示される送信装置54に含まれる周波数から時間への変換手段60によって実行される。一般的に、上述したように、パイロット信号は、パイロット信号列を形成する。従って、パイロットは、例えばD−BPSK(差動位相変調方式)だが、これに限られないような微分でありうる変調方式によって互いに変調されうる。パイロット列は、例えば、PRBS(擬似ランダムバイナリー列、例えば、2 23−1)によって取得される。mの繰り返し率は、多重チャネルに対しても、図15に示されるように本発明の受信装置63のような受信部で、明白なD−BPSK復号を可能にする。7、14、28...は1792(=4MHzの情報伝達パターンでの周波数搬送波の数)の約数であるので、繰り返し率mは、例えば、4MHzの情報伝達パターンに対して7、14、28、...である。すなわち、全てのm番目の周波数搬送波は、パイロット信号を隣接する情報伝達パターン中に搬送する。すなわち、繰り返し率は、全ての情報信号パターンを指し、パターン内のみでなく、パターン間で実行される。この例は、4MHz情報伝達パターン当たりの256パイロット信号をもたらす。しかしながら、上述した例とは異なる繰り返し値は、情報伝達パターン及び/又は他の要素の夫々の長さに依存して有利なものであってよい。例えば、7.61MHzの長さ又は情報伝達パターンの場合、有利な繰り返し値は6又は12(m=6又は12)であるが、他の適当な値が利用されうる。データパターンは、データを有する周波数搬送波間で周波数搬送波上にマップされるパイロット信号も搬送する場合に、パイロット信号がマッピングされる情報伝達パターンでの周波数搬送波に対応する位置でのパイロット信号がデータパターンの周波数搬送波上にマッピングされれば有利なことである。従って、データパターンでのパイロット信号の密度は、情報伝達パターン内のパイロット信号の密度と同じくらい高い必要はない。例えば、パイロット信号が、情報伝達パターンで全てのm番目の周波数搬送波上にマッピングされれば(mは1より大きい整数)、パイロット信号は、データパターンの全てのn番目の周波数搬送波上にマッピングされうる。ここでnは、1より大きくmの倍数である。有利な例としては、m=7でn=28の場合である(又は他の適当な数である。)。情報伝達パターンとして説明されたように、データパターン内のパイロット信号は、パイロット信号列も形成する。
例えば、PN列である、情報伝達パターン及びデータパターンに対するパイロット信号列の創造に関して、2つのオプションがある。
・オプション1:夫々のフレームの全ての情報伝達パターンは、異なるパイロット信号列を搬送する。上記の例では、PRBSレジスターの初期化は、送信周波数に調整される。256のパイロットは、全ての4MHzの周波数ブロック内に位置する。4MHzブロックの夫々のパイロット情報伝達列は、独立して計算される。これにより受信部での記憶の実質的な実行を可能にする。
・オプション2:パイロット情報伝達列は、完全な送信帯域幅又は中間の帯域幅に含まれる全ての情報伝達パターンに対して一度適用される。受信部、例えば、受信装置63は、この既知の列を、例えば、記憶手段に記憶するか、又はそれを適当なパイロット列生成手段74で生成して、適当なパイロット列生成手段74は、整数の周波数オフセット検出手段74の一部分又は外付けになってもよく、その電流調整ポジションに対応する周波数ブロックを抽出する。
図14に示されるように、情報伝達パターンに対するパイロット信号は、フレーム形成手段59に適用され、フレーム形成手段59は、本発明に係る情報伝達パターンに、パイロット信号を有する情報伝達データを組み合わせる。従って、情報伝達データに対するパイロット信号は、例えば、適当なパイロット信号生成手段によって、例えば、PRBSだがこれに限られない、送信装置54内に生成される。次いで、生成される列は、例えば、二相位相変調方式、又は微分二相位相変調方式等のような変調方式によって変調され、変調されるパイロット信号列は、フレーム形成手段59に供給される。説明されたように、フレーム形成手段59は、パイロット信号及び情報伝達データを情報伝達パターンに組み合わせる。従って、情報伝達データは、例えば、16QAM変調方式だがこれに限られない、誤りコーディング及び変調によって適当な方式で処理される。付加的な可能性として、フレーム形成手段59の後に、情報伝達データ及びパイロット信号を含む情報伝達パターンは、対応する周波数変更手段で周波数を変更され、周波数変更手段は、適当な疑似ランダム2進数列レジスターによって更に生成されるPRBSで情報伝達パターンのパイロット信号の周波数を変更するように構成される。この可能性は、上述したオプション1及びオプション2、又は他の適当な実行に当てはまる。オプション2で上述したように、全体の中間帯域幅に渡って、又は情報伝達パターンの周波数の変更に対して、パイロット情報伝達列が利用される場合、このようなパイロット信号列は、例えば、適当な疑似ランダム2進数列レジスターによって生成され、疑似ランダム2進数列レジスターは、例えば、実行に依存して862MHz又はより高い中間の帯域幅の上部の配列に至るまで、0MHzの(実質的な)周波数で列を初期化する。次いで、周波数を変更された情報伝達パターンは、周波数から時間への変換手段60に供給され、更に処理される。
情報伝達パターン内の他の全ての搬送波16は、L1情報伝達データの送信のために利用される。夫々の情報伝達パターンの情報伝達データの開始は、常に4MHz(又は7.61MHz又は8MHz等)の構造に調整され、すなわち、それは、常に4MHz(又は7.61MHz又は8MHz等)の倍数で開始する。パイロット信号列は、受信装置63に夫々のフレームの情報伝達パターンの位置についての情報を提供するので、夫々の4MHz(又は7.61MHz又は8MHz等)の情報伝達パターンは、正確に同じ情報を搬送してもよい。代わりに、夫々の情報伝達パターンは、付加的にフレームの情報伝達パターンの位置を付加的に含んでもよい。更に、ピーク対平均電力比を低減するために、夫々の情報伝達パターンの情報伝達データは、情報伝達パターン数によって取得されてもよい固有の周波数変更列によって送信部で周波数を変更されてもよい。
受信装置63で、情報伝達パターン31;31a、31bに含まれるパイロット信号は、整数の周波数オフセットを検出するために、整数の周波数オフセット検出手段74で(時間から周波数への変換手段68で受信される時間領域シンボルの時間から周波数への変換後、)利用され、結果として、周波数領域での整数の周波数オフセット補償を実行するために受信装置63で利用される。特に、受信される周波数範囲内で情報伝達パターンに含まれる(例えば、D−BPSKで調節される)パイロット信号は、(実質的に、周波数の復調後に、)整数の周波数オフセット検出手段74に含まれる(例えば、D−BPSKの復調を実行する)復調手段75で復調される。パイロット信号の微分変調が、例えば、D−BPSKである場合、チャネルの比較的短いエコーが、周波数方向に非常にスローな変化をもたらすので、パイロットにとってチャネル推定の必要はない。次いで、整数の周波数オフセット検出手段74に含まれる相関手段76は、正確な周波数オフセットで調節されるために、復調されたパイロット信号(パイロット信号列)を記憶されるか生成される(と予測される)パイロット信号配列、例えば、PRBS配列との相関を実行する。相関を実行することは、(受信部のテーブルでリスト化されうる)情報伝達パターンの開始で予測されるPRBS配列でなされる。配列が受信されるシンボルで発見されれば、同期のピークが取得され、受信装置63は、正確な周波数オフセットを把握して、それを補償する。特に、取得される整数の周波数オフセットは、再構築手段71及びデマッピング手段72に供給され、再構築手段71及びデマッピング手段72で利用され、更に取得される整数の周波数オフセットは、チャネル推定及び等下を実行するためにチャネル推定手段69に供給され、チャネル推定手段69で利用される。又、同期のピークの検出は、フレームの開始の検出を可能にする。
必要な時間同期及びパート的な周波数オフセット検出及び補償は、例えば、受信される情報伝達シンボル及び/又はデータシンボルのインターバルを用いるガードインターバル相関を利用する時間同期手段66及びパート的な周波数オフセット検出手段67で受信される時間領域シンボルの時間領域でなされる(情報伝達シンボル、データシンボル、及びガードインターバルでフレームの時間領域の説明をする図13参照)。時間同期は、代わりに、受信される時間領域シンボル及び受信部が生成した時間領域シンボルの間の絶対値の相関を実行するによってなされ、そこでは、パイロット信号のみが変調される。受信されるシンボル及び受信部が生成したシンボルの相関のピークは、正確な時間同期を可能にする。
図10で概略的に示される本発明の第2の側面によれば、夫々の情報伝達データ31a(又は情報伝達データ31)は、パイロットバンド18、19の周波数搬送波20、21上にマッピングされるパイロット信号を含む、少なくとも1つのパイロットバンド18、19を含む。パイロットバンド18、19は、夫々、同じ周波数搬送波数又は異なる周波数搬送波数を有していてもよい。従って、夫々の情報伝達パターン31aは、パイロットバンド18、19を(周波数方向の)その始点又は終点に有していてもよい。代わりに、夫々の情報伝達パターンは、パイロットバンド18、19を夫々のボーダー、すなわち、パターンの始点及び終点に有していてもよい。本発明の第1の側面に関連する上記の全ての他の記述及び定義は、第2の側面にも適用され、第2の側面はオプション1及びオプション2を含む。第1及び第2の側面が組合されうる、すなわち、夫々の情報伝達パターンは、上述したような少なくとも1つのパイロットバンド18、19及び全ての周波数搬送波12上にマッピングされるパイロット信号を含んでもよいことは理解されておくべきである。
上述したような本発明の両方の側面で、パイロット信号を有する周波数搬送波数及び情報伝達データを有する周波数搬送波数の間の関連性は、多様であって、夫々の情報伝達及びオフセット補償の必要性を有していてもよい。
図11に概略的に示されるように、送信装置54は、ケーブルネットワークからの他のサービス、例えば、航空無線への外乱を避けるために全体の送信帯域幅の所定の領域22、23を削除してもよい(ノッチ)。従って、スペクトルのあるパートは、調節(変調)されなくてもよい。この場合、情報伝達パターン31;31a、31b内の作用する周波数搬送波は、同様に調整(変調)されない。
本発明によって提案される同期が非常に強力なものである場合、このことは、D−BPSK変調パイロットによる周波数の同期の実行に作用しない。情報伝達データの欠落したパートは、例えば、2つの隣接した情報伝達パターンからのパートを組み合わせることにより、繰り返される情報伝達データ(フレームの全ての情報伝達データ31;31a、31bが統一の、又はほぼ統一された情報伝達データを含む)によって、及び送信装置54に含まれる誤りコーディング手段56により情報伝達パターンに付加された強力なエラー保護によって回復される。送信帯域幅のエッジにある情報伝達データの欠落したパートは非常に広いノッチとして扱われる。
ノッチ(刻み目)又は他の問題に対処するための代わりの、又は付加的な可能性は、情報伝達パターン31;31a、31bを2又はそれ以上のパートに分割すること、及びフレームからフレームに夫々の情報伝達パターンでの2又はそれ以上のパートの配列を反転させることである。例えば、フレームの第1の情報伝達パターンが第1及び(続いて起こる)第2のパートに分割されれば、直接次のフレームの(対応する)第1の情報伝達パターンが始点にある第2のパート及び続いて起こる第1の情報伝達パートを有する。このように、例えば、第2のパートが刻まれ、又はかく乱されれば、(続いて起こる第1のパートがかく乱されるので、)受信部は、第2のパートが問題なく受信される次のフレームを待つ必要がある。
受信部の異なるチューニング帯域幅への情報伝達パターン31;31a、31bの適用は、例えば、情報伝達パターンの周波数搬送波の距離を変えることによってなされてもよい。代わりに、図12に概略的に示されているように、例えば、夫々の周波数搬送波を変調せずに、周波数搬送波の距離を一定にすること及び送信帯域幅の端部の情報伝達パターンのパートを切断することは可能であり、図12では、4MHzの情報伝達パターンでの方式の6MHzのチューニング帯域幅に対する適用は、6MHzまでの長さを有するデータパターンの受信を可能にする。
実質的に、夫々の情報伝達データ31;31a、31bは、夫々のパターンの始点及び終点にガードバンドを付加的に含む。代わりに、いくつかの適用として、夫々のフレームでの第1の情報伝達パターン、図4の例では、状態39での情報伝達パターンのみがパターンの始点にのみガードバンドを含み、夫々のフレームでの最後の情報伝達パターンは、パターンの終点にのみガードバンドを含む。代わりに、いくつかの適用として、夫々のフレームでの第1の情報伝達パターン、図4の例では、状態39での情報伝達パターンのみがパターンの始点及び終点にガードバンドを含み、夫々のフレームでの最後の情報伝達パターンはパターンの始点及び終点にガードバンドを含むことができる。いくつか又は全ての情報伝達パターンに含まれるガードバンドの長さが、例えば、受信装置が対処することができる最大の周波数オフセットよりも短いか、長くても同じである。又、情報伝達パターンに含まれる夫々のガードバンドの長さは、少なくとも、図6に関して記載されているようなフィルター特性により、受信装置に受信されない搬送波の長さである。
例えば、全体の送信帯域幅が8MHz(4nkモード:kは1024の搬送波/サンプルのフーリエウィンドウサイズであり、n=1、2、3、4....)の倍数であり、夫々の情報伝達パターンが4MHzの長さを有するOFDM方式では、夫々の情報伝達パターンの始点及び終点での夫々のガードバンドの長さは、(夫々の4nkモードでの夫々のフレームの始点及び終点のデータパターンでの利用されない搬送波の数である)343の周波数搬送波であると提案される。結果として利用可能な搬送波の数は、3584/2−2×343=1106である。しかしながら、これらの数は例として利用されているだけであり、あらゆる意味で限定されないことが意図されることは理解されておくべき点である。従って、情報伝達パターンに含まれる夫々のガードバンドの長さは、少なくとも、図6に関して記載されているようなフィルター特性により、受信装置に受信されない搬送波の長さであり、そのため、夫々の情報伝達パターンの情報伝達データの長さは、実質的な受信部の帯域幅に等しい(又は実質的な受信部の帯域幅よりも小さくてもよい)。付加的な情報伝達パターン31bが存在すれば、それらは情報伝達パターン31aと統一のガードバンドを有することは留意されておくべき点である。
付加的に又は代わりに、夫々のデータパターンは、夫々のパターンの始点及び終点に利用されていない搬送波を有するガードバンドを含む。代わりに、いくつかの適用では、周波数方向に夫々のフレームで最初のデータパターン、図10及び13の例でいうデータパターン32、32’、32’’、32’’’、32’’’’のみが、データパターンの始点のみでガードバンドを含むことができ、周波数方向に夫々のフレームで最後のデータパターン、図10及び13の例でいうデータパターン37、37’、37’’、37’’’、37’’’’のみが、データパターンの終点のみでガードバンドを含むことができる。本実施形態において、データパターンのガードバンドの長さは、例えば、情報伝達パターンがガードバンドを含めば、情報伝達パターンのガードバンドの長さと同じである。
上述したように、情報伝達パターン31、31a、及び/又は31b(又は、本発明に係る他の情報伝達パターン)に含まれる情報伝達データは物理層情報を含み、それによれば、本発明に係る受信装置63が、フレーム構造についての情報を取得することができ、要求されるデータパターンを復号化することができる。無数の例によれば、情報伝達データは、全体の送信帯域幅のようなパラメータ、フレーム内の夫々の情報伝達パターンの位置、情報伝達パターンに対するガード帯域幅のガードバンドの長さ、特別なフレームを構築するフレームの数、特別なフレーム内の現在のフレームの数、全体のフレームの帯域幅の周波数方向での付加的なデータパターンの数、及び/又は、夫々のフレームのデータパターンに対する個々の情報伝達データについての情報を含むことができる。本実施形態において、フレーム内の夫々の情報伝達パターンの位置は、例えば、全体の帯域幅のセグメント化に関連して、情報伝達パターンの状態を表示することができる。例えば、図4の場合に、情報伝達データは、情報伝達パターンが第1のセグメント(例えば、第1の8MHzのセグメント)、又は第2のセグメントに位置しているならその表示を含む。例えば、図7に関して説明されているように、情報伝達パターンが帯域幅のセグメント化の半分の長さを有する場合に、夫々の組み合わせの隣接する情報伝達パターンは、同じ位置情報を有する。いずれのケースでも、受信装置は、この位置情報を有する、続いて起こるフレームで要求される周波数バンドにチューニングすることができる。個々の情報伝達データは、フレームに存在する夫々のデータパターンに対して個々に提供される分離したブロックのデータであり、第1の周波数搬送波、データパターン(又は周波数方向での最短データパターン長の倍数の観点からのデータパターンの長さ)に配置される周波数搬送波の数、(データパターンに取り込まれる情報伝達データにも含まれうる)データパターンのために利用される変調、(データパターンに取り込まれる情報伝達データにも含まれうる)データパターンにために利用される誤り保護コード、データパターンのための時間インターリーバーの利用、データパターンの周波数のノッチの数(データパターンのデータ送信のために利用されない周波数搬送波)、周波数のノッチの状態、及び/又は周波数のノッチの幅のようなパラメータを含んでいてもよい。送信装置54の変換手段60は、夫々の情報伝達パターンの周波数搬送波上に対応する情報伝達データをマッピングするように構成される。受信装置63の評価手段73は、受信される情報伝達データを評価して、受信装置63内で更に処理するための情報伝達データに含まれる情報を利用及び転送するように構成される。
情報伝達データが、フレームに存在する夫々のデータパターンに対する記述された個々の情報伝達情報を含む場合に、情報伝達パターンのサイズを最大のサイズに限定するために、情報伝達パターンの構造はフレーム毎の周波数方向の最も限定される数のデータパターンを支持する。このように、夫々のフレームの周波数方向でのデータパターンの数は、同時に且つ柔軟に変更されるが、これは、あるデータパターンの最大数内でのみあてはまる。上述したように、夫々のフレームの時間方向での付加的なデータパターンは、夫々、先に起こるデータパターンで調節される。このように、夫々の付加的な後に続くデータパターンは、先に起こるデータパターンと同じ状態、長さ、変調等を有するので、先に起こるデータパターンに対する情報伝達パターンは、後に続くデータパターンに対しても有効である。本実施形態において、夫々のフレームの時間方向での付加的なデータパターンの数は、固定されるか柔軟であり、この情報も情報伝達データに含まれる。同様に、情報伝達パターンの構造は、夫々のデータパターンの最も限定される数の周波数のノッチのみを支持することができる。
代わりに又は付加的に、情報伝達パターン31のパートが、受信装置63に受信可能ではないかもしれないという問題を克服するために、送信装置54は、選択的に、ある種の誤りコーディング、繰り返しコーディングのような冗長、周期的な冗長コーディング、又はフレーム形成手段59による情報伝達パターンに配列される情報伝達データのようなもの等を付加するように構成される誤りコーディング手段56を含むことができる。受信装置63は、例えば、再構築手段71によって、元の情報伝達パターンを再構築するためのある種の誤り検出及び/又は訂正を実行することができるので、付加的な誤りコーディングは、送信装置54が、図4に示されるように、トレーニングパターン30と同じ長さの情報伝達パターン31を利用することを可能にする。
4MHzの長さを有し、OFDMシステムで8MHzのセグメントに調節される情報伝達パターンの説明された例として、以下に情報伝達構造の特別の(限定されない)例が記述される。
OFDMシンボルの448μsの継続時間に対して、夫々の4MHzのブロックは1792のOFDM副搬送波によって構築される。周波数領域パイロットが、情報伝達シンボル内で全ての7番目のOFDM搬送波で利用されれば、1536のOFDM搬送波は、夫々の情報伝達OFDMシンボル内でのL1情報伝達データの送信の間残存する。
これらのOFDM搬送波は、例えば、16のQAMによって変調されてもよく、結果として、粗雑なL1情報伝達内で送信可能な6144のビットをもたらす。送信可能なビットのパートは、誤り訂正の目的のために、例えば、LDPC又はリードソロモンコードのために利用される必要がある。次いで、残存する正味のビットは、例えば、以下の表で説明されるように情報伝達のために利用される。
Figure 2011030172
以下に、上の表に記載された情報伝達データのパラメータについて、より詳細に説明する。
・GIの長さ(GI Length):利用されるガードインターバルの長さを定義する。
・フレーム数(Frame Number):増加した全てのフレーム、すなわち、夫々の情報伝達シンボルの計算器。
・全ての帯域幅(Total bandwidth):利用されるチャネルの完全な送信帯域幅。
・データスライスの全ての数(Total number of data slices):このパラメータが、データスライス、すなわち、利用されるチャネルでのデータパターンの全ての数だけ情報伝達する。
・L1副情報伝達テーブル数(L1 sub−signalling table number):情報伝達データ内の副情報伝達テーブル数。
・sub−tabled データスライスの数(Number of sub−tabled data slices):L1情報伝達テーブル内で譲歩伝達されるデータスライスの数。
・データスライスの数(Data slice number):現在のデータスライスの数。
・調整(チューニング)位置:このパラメータは、チューニング帯域幅(例えば、チューニング帯域幅の中央周波数、開始周波数等)の位置(周波数)を示す。
・副搬送波周波数の開始(Start subcarrier frequency):データスライスの周波数の開始。
・スライス当たりの副搬送波の数(Number of subcarriers per slice):データスライス当たりの副搬送波の数。
・ノッチインジケーター:このパラメータは、隣接するノッチの存在を示す。
・パワー減少:この分野は、データフィールド(例えば、フルパワー、3dB、6dBだけ減少したパワー等)を示す。
・時間インターリーバーの深さ(Time Interleaver depth):現在のデータスライスでの時間がインターリーブする深さ。
・PSI/SI再処理(PSI/SI reprocessing):PSI/SI再処理が現在のデータスライスのために送信部で実行されるかどうかについて情報伝達する。
・ノッチの数(Number of notches):現在のデータスライスでのノッチの数。
・ノッチの開始搬送波:例えば、絶対的な搬送波数での(最短データパターン長の整数倍等での)ノッチの開始位置
・スライスの開始と比較したノッチの開始(Start of notch relative to start of slice):データスライスの開始周波数に関連したデータスライスでのノッチの開始状態。
・ノッチの幅(Notch width):ノッチの幅。
・蓄えられるビット(Reserved bits):将来の利用のために蓄えられるビット。
・CRC_32:L1情報伝達ブロックに対する32ビットCRCのコーディング。
受信装置63で情報伝達パターンの受信をより確実なものとするために、本発明は、受信装置63のチューニング状態を最適化することを更に提案する。図4及び7に示される例では、受信部は、受信されるデータパターンの周波数帯域幅周囲のパート38を中央に配置することによって、送信帯域幅のパート38に調整される。代わりに、要求されるデータパターンがまだ十分に受信されている間に情報伝達パターン31の最大のパートが受信されるように、受信装置63は調整されて、情報伝達パターン31の受信がパート38を配置することによって最適化される。代わりに、夫々のデータパターンの長さが、ある割合、例えば、10%以上、夫々の情報伝達パターン31の長さと異なることはできない。この解決のための例は、図8に示される。データパターン42、43、44、及び45の間のボーダーは、ある割合、例えば、10%(10%に限られない)以上、(周波数方向に)情報伝達パターン31間のボーダーからずれない。この小さい割合は、情報伝達パターン31で上述した付加的な誤り訂正コーディングによって訂正されうる。
図13は、本発明に係るフレーム47の例の時間領域の説明を示す。送信装置54では、フレームパターンまたは構造がフレーム形成手段59で生成された後、周波数領域フレームパターンが、周波数から時間への変換手段60によって時間領域に変換される。結果として生じる時間領域フレームの例が図13に示され、夫々がガードインターバル53とは分離されるガードインターバル49、情報伝達シンボル50、更にガードインターバル51、及び多数のデータシンボル52を含む。単一の情報伝達シンボルのみが時間領域に存在するという状況が、図4に示される例に対応して、情報伝達パターンを有する単一のタイムスロットのみが周波数領域のフレーム構造に存在している一方で、情報伝達パターン31a及び31bを有する2つのタイムスロットについての図7の例は、時間領域内の、実質的にガードインターバルとは分離される2つの情報伝達パターンの存在を導いている。ガードインターバルは、例えば、夫々のシンボルの有用なパートの周期的な拡張になりうる。OFDM方式の例では、実質的に提供されるガードバンドを含む情報伝達シンボル及びデータシンボルは、夫々、1つのOFDMシンボルの長さを有することができる。次いで、例えば、要求される送信周波数に信号を変換することによって、時間領域のフレームは、利用されるマルチ搬送システムに依存する時間領域信号を処理する送信装置61に転送される。次いで、送信信号は、アンテナ等のように有線インターフェース又は無線インターフェースである送信インターフェース62を経由して送信される。上述したように、情報伝達パターンを、1以上のトレーニングパターンが先行することができ、当該トレーニングパターンが、時間領域での情報伝達シンボルを先行するトレーニングパターンの存在をもたらす。
図13は、更に、夫々のフレームの数がスーパーフレームと組み合されうることを示す。スーパーフレーム毎のフレームの数、すなわち、時間方向の夫々のスーパーフレームの長さは、固定されるか多様なものとなりうる。従って、スーパーフレームが同時にセットされる最大の長さが存在してもよい。更に、スーパーフレームの夫々のフレームに対する情報伝達パターンの情報伝達データが同じであれば、及び情報伝達データでの変化のみがスーパーフレーム間で起こるのであれば、有利である。すなわち、変調、コード化、データパターンの数等は、スーパーフレームの夫々のフレームで同じとなるが、続いて起こるスーパーフレームで異なりうる。例えば、放送方式では、情報伝達データは大抵変わらないので、スーパーフレームの長さはより長くなることができ、双方向システムでは、送信及び受信パラメータの最適化は、受信部から送信部へのフィードバックに基づいて行われるので、スーパーフレームの長さはより短くなることができる。説明したように、トレーニングシンボルは、夫々のフレームで夫々の情報伝達パターンを先行することができる。
送信装置54の要素及び機能、図14で示されるブロックダイアグラムについては、既に上述されている。実際の実行は、夫々の方式で、送信装置の実際の操作のために必要な付加的な要素及び機能を含むことは理解されておくべきことである。図14では、本発明の説明及び理解のために必要な要素及び手段のみが示される。同じことが、受信装置63、図15で示されるブロックダイアグラムにも当てはまる。図15は、本発明の説明及び理解のために必要な要素及び手段のみが示される。付加的な要素が、受信装置63の実際の操作のために必要となる。更に、送信装置54及び受信装置63の要素及び機能は、本発明によって記載された機能を実行するように構成されるあらゆるデバイス、装置、システム等で実行されうることは、理解されておくべきである。
本発明が、フレーム構造(と、対応して適用される送信及び受信装置と、上述した方法と)を覆うことを意図され、上述した実施形態の代わりとして、それらは多数(2又はそれ以上)のデータパターンを有し、少なくとも1つのデータパターンの長さは他のデータパターンの長さとは異なることは留意すべき点である。様々な長さを有するデータパターンのこの構造は、統一の長さ及び上述したような(統一の又はほとんど統一された)コンテンツを有する情報伝達パターンの配列、又は少なくとも1つの情報伝達パターンが他の情報伝達パターンとは異なる長さ及び/又はコンテンツ、すなわち、多様な情報伝達パターンの長さを有する情報伝達パターンの配列のいずれかに組み合わされる。両方のケースで、受信装置63は多様なデータパターンの長さについての情報を必要として、それらは、独立した情報伝達データチャネルによって、又は上述したフレーム構造に含まれる情報伝達データパターンに含まれる情報伝達データによって、送信される。後者の場合、夫々のフレームで最初の情報伝達パターンが随時同じ長さを有し、最初の情報伝達パターンを全ての又は必要なフレームで受信することにより、受信装置が多様なデータパターンについての情報を取得することが可能であれば、実行可能となってもよい。当然、他の実行が可能となってもよい。他の方法として、データパターン、情報伝達パターン、送信装置54及び受信装置63での実行に関連した上述の停止は、更に適用可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 送信帯域幅
2 パート
3 受信装置
4 チューナー
5 処理手段
54 送信装置
55、56、58 調整手段
59 フレーム形成手段
60 変換手段
61 送信手段
62 送信インターフェース
63 受信装置
64 受信インターフェース
65 受信手段
66 時間同期手段
67 周波数オフセット検出手段
68 時間から周波数への変換手段
69 チャネル推定手段
71 再構築手段
72 デマッピング手段
73 評価手段
75 復調手段
76 相関手段
77 タイムデインターリーバー
78 タイムインターリーバー



Claims (17)

  1. 夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列して、フレームの中の1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するように構成されるフレーム形成手段と、
    時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するように構成される変換手段と、
    前記時間領域送信信号を送信するように構成される送信手段と、
    を備え、
    夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、
    フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための送信装置。
  2. 前記情報伝達データは、前記最短データパターンの長さに基づいた前記1以上のデータパターン長を含む、請求項1に記載の送信装置。
  3. 夫々のデータパターンの中の散在したパイロット信号の値が、前記夫々のデータパターンの最短データパターンの長の値に正比例する、請求項1又は2に記載の送信装置。
  4. 前記パイロット信号パターンの中の前記パイロット信号は、前記周波数方向に正則空間を有し、
    前記最短データパターン長は、前記周波数方向に隣接する2つのパイロット信号間のスペースに相当する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の送信装置。
  5. 夫々のデータパターンは、前記時間方向に同じ長さを有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信装置。
  6. 前記時間方向の夫々のデータパターンの長さは、前記時間方向に隣接する2つの散在したパイロット信号間のスペースに相当する、請求項5に記載の送信装置。
  7. フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するステップと、
    夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の前記1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するステップと、
    時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するステップと、
    前記時間領域送信信号を送信するステップと、
    を含み、
    夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、
    フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための送信方法。
  8. 1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、
    データ及び少なくとも1つのパイロット信号は、フレームの中の1以上のデータパターンの夫々に配列され、
    周波数方向に前記1以上のデータパターンの長さが、最短データパターン長と同等又は当該最短データパターンの長さの倍数である、マルチ搬送システムのためのフレームパターン。
  9. 受信される少なくとも1つのデータパターンをカバーする送信帯域幅の選択されたパートに調整され、且つ前記送信バンド幅の選択されたパートを受信するように構成される受信手段と、
    受信されるデータパターンに含まれるパイロット信号に基づいて、チャネル推定を実行するように構成されるチャネル推定手段と、
    前記チャネル推定の結果に基づいて、受信されるデータパターンの周波数搬送波からのデータをデマッピングするように構成されるデマッピング手段と、
    を備え、
    周波数方向に前記少なくとも1以上のデータパターンの夫々の長さが、最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、夫々のフレームが、データ及びパイロット信号を有する1以上のデータパターンを含み、
    フレーム構造に基づいて、マルチ搬送システムで信号を受信するための受信装置。
  10. 受信される情報伝達データからの1以上のデータパターンの長さを抽出するように構成される評価手段を更に備え、
    夫々のフレームが、前記最短データパターン長を参照して情報伝達データを有する少なくとも1つの情報伝達パターンを含み、
    前記情報伝達データが、前記1以上のデータパターンの長さを含む、請求項9に記載の受信装置。
  11. 夫々の受信されるデータパターンの中の散在したパイロット信号の値が、前記受信されるデータパターンに含まれる最短データパターン長の値に正比例して、
    前記チャネル推定手段が、前記パイロット信号に基づいてチャネル推定を実行するように構成される、請求項9又は10に記載の受信装置。
  12. フレームの前記1以上のデータパターンの中のパイロット信号が、パイロット信号パターンに配列され、
    パイロット信号は、周波数領域に正則空間を有し、
    最短データパターン長は、前記周波数方向に前記周波数方向に隣接した2つのパイロット信号間のスペースに相当する、請求項9〜11のいずれか1項に記載の受信装置。
  13. 夫々のデータパターンが、時間方向に同じ長さを有し、
    前記時間方向の前記データパターンの長さは、前記時間方向に隣接する2つの散在したパイロット信号間のスペースに相当する、請求項9〜12のいずれか1項に記載の受信装置。
  14. 時間方向でデータパターンの長さの倍数に相当するブロックの長さを有する受信されるデータパターンにブロックワイズタイムデインターリービングを実行するように構成される時間デインターリーブ手段を備える、請求項9〜13のいずれか1項に記載の受信装置。
  15. 受信される少なくとも1つのデータパターンをカバーする送信帯域幅の選択されたパートを受信するステップと、
    受信されるデータパターンに含まれるパイロット信号に基づいてチャネル推定を実行するステップと、
    前記チャネル推定の結果に基づいて受信されるデータパターンの周波数搬送波からのデータをデマッピングするステップと、を含み、
    夫々のフレームが、データ及びパイロット信号を有する1以上のデータパターンを含み、
    周波数方向の前記1以上のデータパターンの夫々の長さが最短データパターン長と同等であるか、当該最短データパターン長の倍数であり、
    送信帯域幅のフレーム構造に基づいて、マルチ搬送波システムで信号を受信するための受信方法。
  16. 周波数方向の前記1以上のデータパターンの夫々の長さが最短データパターン長と同等であるか、当該最短データパターン長の倍数であり、フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するように構成されるフレーム形成手段、
    時間領域送信信号を生成するために、前記周波数領域から時間領域に前記情報伝達パターン及び前記データパターンを変換するように構成される変換手段、
    及び
    前記時間領域送信信号を送信するように構成される送信手段を含んでおり、
    夫々のフレームが少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、フレーム構造に基づいてマルチ搬送波システムの信号を送信するための送信装置を備え、
    前記送信装置から前記時間領域送信信号を受信するように構成される請求項9〜14のいずれか1項に記載の受信装置を更に備える、信号を送信及び受信するためのシステム。
  17. フレームの中の少なくとも1つの情報伝達パターンに情報伝達データを配列するステップと、
    夫々の1以上のデータパターンの長さが、周波数方向で最短データパターン長と同等又は当該最短データパターン長の倍数であるように、フレームの中の前記1以上のデータパターンにデータ及び少なくとも1つのパイロット信号を配列するステップと、
    時間領域送信信号を生成するために、前記少なくとも1つの情報伝達パターン及び前記1以上のデータパターンを周波数領域から前記時間領域に変換するステップと、
    前記時間領域送信信号を送信するステップと、
    を含み、
    夫々のフレームが、少なくとも1つの情報伝達パターン及び1以上のデータパターンを含み、
    フレーム構造に基づいてマルチ搬送システムで信号を送信するための、送信方法を含み、
    前記時間領域送信信号を受信するように構成される請求項15に記載の受信方法を更に含む、信号を送信及び受信するための方法。

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