JP2011029984A - 画像処理システム、プログラム及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホストと描画処理を行うプリンタが同じカラープロファイルを保有することにより、機器を選択して色変換を実施できる場合、それぞれの機器条件を考慮することにより実施する機器を決め、パフォーマンスの向上を図る。
【解決手段】 ホストPCとプリンタ間の通信手段を用いプリンタの機器情報(保有カラープロファイル、搭載CPUの性能、負荷の状態等)を取得する(S301)。処理対象画像に用いるプロファイルを特定した後、先に取得した機器情報から得られるプリンタのCPUの性能をもとに、3段階(高、中、低)評価し(S303)。さらに、ホストPC自身のCPUの性能を3段階評価し、双方の評価の組合せによって、ホストPCと現在使用するプリンタ10によって構成される画像処理システムの性能を9パターンのどれに該当するかを判定し、それぞれのパターンに対応付けたプロファイルを用いる色変換処理をホストPCとプリンタのどちらに配分するかを定め、さらに実行条件を確認し、最終決定する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ホスト機で画像にカラープロファイルによる1次色変換を施し、変換後の画像をもとに生成した印刷データの入力を受け、プリンタ等の画像処理装置で印刷データに指示されたカラープロファイルによる2次色変換を施し、描画用データとしての処理を行う画像処理システム、画像処理方法及び同画像処理を実現するためのプログラムに関する。
従来から、画像のデータ化は、原稿を読取るスキャナやPC(Personal Computer)で画像データを作成するソフトウェア等が行い、通常はRGB(R:RED,G:GREEN,B:BLUE)を成分とする色信号でデータが表現される。画像のデータ化は、上記のようにRGB信号として生成されるが、可視化画像として出力するときには、出力に適したデータへと変換される。プリンタ等の紙媒体への画像出力を行う場合、出力用のデータとしては、印刷に用いるカラーの現像材(インク、トナー等)に対応してCMYK(C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロー,K:ブラック)を成分とする色信号でデータが表現されることが多い。
ただ、上記は典型例で実際には、プリンタ等に出力を要求して入力される印刷データの原画像の色信号を表すデータの表現形式は、例えばカメラ等の画像機器等を含めると多様であり、高い再現性で色出力を行うためには、原画像を標準色空間に変換し、さらに出力側のデバイス特性に適合させる等、ホスト機(入力)側とプリンタ等の出力機側の変換が必要になる。
図12及び図13は、従来技術において印刷要求が発行されてから描画用のデータを作成するまでの処理の流れを示すものである。図12は、ホスト機としてのホストPCのプリンタドライバが行う処理のフローであり、図13は、プリンタ側の描画処理部が行う処理のフローを示す。
ホストPCのプリンタドライバは、アプリケーションで作成された文書等のファイルデータに出力(印刷)条件を付して発行される印刷命令をGDI(Graphical Device Interface)経由で受け取ると、受け取った印刷命令からプリンタが処理可能な形式の印刷(PDL:ページ記述言語)データを作成するための処理を行う。
PDLデータ(コマンド)を作成する処理は、図12に示すように、アプリケーションから受け取ったGDIコマンドをPDLコマンドに変換する手順として、GDIからPDLコマンドを判断し(ステップS801)、変換しようとしているPDLコマンドが色指定を含むか否かを確認する(ステップS802)。なお、この色指定は、選択可能なカラープロファイルとしてプリンタドライバで予め用意された所定のカラープロファイル中から指定されたプロファイルによって、PDLコマンドのデータに組込まれる。
よって、色指定を含む場合には(ステップS802-YES)、指定色として選択されたカラープロファイルにもとづく色空間の変換を行い(ステップS803)、GDIコマンドをPDLコマンドに変換する際にPDLコマンドのデータに反映させる(ステップS804)。
また、プリンタの描画処理部は、ホストPCから受け取ったPDLコマンドの解析等の処理を経て得られる画像データを処理対象として、描画用のデータを生成する。
描画用のデータを生成する処理は、図13に示すように、先ず選択されたカラープロファイルにもとづく色空間の変換を行う(ステップS901)。なお、この色空間の変換は、入力色信号をプリンタが処理可能な色信号へ変換するカラープロファイルもしくは選択可能なカラープロファイルとしてプリンタで予め用意された所定のカラープロファイル中からユーザが指定したプロファイル等を用いる。
次いで、1種の色変換であるBG(Black Generation)/UCR(Under Color Removal)の変換を行い、RGB入力色信号をCMYK出力色信号に変換する(ステップS902)。
さらに、ユーザが望む濃さに出力画像の濃度調整を行うために、トナー/インクの付着量を補正し(ステップS903)、プリンタの機器特性に合わせた入力信号に対する出力画像濃度をリニアな関係に補正するγ変換を行い(ステップS904)、画像処理を終了する。
上記のように、従来技術においては、ホストPCとプリンタでそれぞれカラープロファイルを適用した色変換を行うが、適用するカラープロファイルは、ホストPC側とプリンタ側で個々に管理している。このため、ユーザの指示したカラープロファイルが適用されない、もしくは最適なカラープロファイルが使用されない、といった問題が生じる場合がある。こうした問題に対処し得る手段を備えた従来のシステムとして、特許文献1が提案されている。
特許文献1には、プリント出力時のカラープロファイルの一元管理を可能にし、プリンタ側で管理するカラープロファイルを含んだ形でホスト(クライアント)側からユーザの求める出力が得られる選択を行えるようにする手段を備えたカラープリントシステムが示されている。
上記のように、特許文献1では、ホストとプリンタのカラープロファイルの一元管理を可能にしたことによって、最適なカラープロファイルの選択を可能にする。
ただ、特許文献1においては、選択したカラープロファイルにより色変換がホストとプリンタでも行える場合にこの処理をホストとプリンタのどちらで担うかを考慮していないので、色変換を行う画像処理システムのパフォーマンスを低下させる可能性がある。
本発明は、カラープロファイルを一元管理し、選択された最適なカラープロファイルによる色変換を行える従来の画像処理システムに生じる問題に鑑みてなされたもので、その目的は、ホストと描画処理を行う画像処理装置(プリンタ)が同じカラープロファイルを保有することにより、機器を選択して色変換を実施できる場合に、それぞれの機器条件を考慮することにより実施する機器を決め、パフォーマンスの向上を図ることにある。
本発明は、画像にカラープロファイルによる1次色変換を施し、変換後の画像をもとにカラープロファイルによる2次色変換を指示した印刷データを生成することが可能なホスト機と、前記ホスト機から受け取った印刷データを処理し、取得した画像をもとに指示されたカラープロファイルによる2次色変換を施し、描画用データとしての処理を行う画像処理装置とを有する画像処理システムであって、前記ホスト機と前記画像処理装置との間でそれぞれの機器情報を相互に交換する手段と、カラープロファイルによる色変換を前記1次及び2次色変換のいずれで適用するかが選択できる場合に、1次、2次色変換のいずれで適用するかを前記ホスト機の機器情報及び前記画像処理装置の機器情報に基づいて決定する適用決定手段と、前記適用決定手段の決定に従ってホスト機及び画像処理装置で当該カラープロファイルによる色変換を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、ホスト機で画像にカラープロファイルによる1次色変換を施し、変換後の画像をもとにカラープロファイルによる2次色変換を指示した印刷データを生成し、画像処理装置でホスト機から受け取った印刷データを処理し、取得した画像をもとに指示されたカラープロファイルによる2次色変換を施し、描画用データとしての処理を行う際の画像処理方法であって、前記ホスト機と前記画像処理装置との間でそれぞれの機器情報を相互に交換する工程と、カラープロファイルによる色変換を前記1次及び2次色変換のいずれで適用するかが選択できる場合に、1次、2次色変換のいずれで適用するかを前記ホスト機の機器情報及び前記画像処理装置の機器情報に基づいて決定する適用決定工程と、前記適用決定工程の決定に従ってホスト機及び画像処理装置で当該カラープロファイルによる色変換を行わせる制御工程とを有したことを特徴とする。
本発明によると、ホストと描画処理を行う画像処理装置(プリンタ)の双方で適用できるカラープロファイルの配分をそれぞれの機器条件(データ処理に用いるCPUの性能を表す情報、配分を決定する時点におけるCPUの処理負荷など)を考慮して決めることで、パフォーマンスの向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成の1例を示すブロック図である。 主要な機能ブロックを要素として有するプリンタ(図1)のコントローラの構成を示す図である。 印刷データを生成するためのホストPC(図1)におけるソフトウェア構成を示す図である。 印刷データをもとに描画用データを処理するためのプリンタ(図1)におけるソフトウェア構成を示す図である。 ホストPC(図3)におけるプリンタドライバが行う処理のフロー図である。 プリンタ(図4)の描画モジュールが行う描画用データの処理のフロー図である。 図5もしくは図6の処理フローにおける“適用プロファイルの選択”ステップのサブシーケンスのフローを示す図である。 プロファイルA,Bの適用をホストPC/プリンタのどちらに配分するかを設定する形態(設定1〜3)を示す表である。 図7の処理フローにおける“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイルの決定”ステップのサブシーケンスのフローを示す図である。 図9の処理フローにおける“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイル数の決定”ステップのサブシーケンスのフローを示す図である。 図9の処理フローにおける“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイル数の決定”ステップのサブシーケンスのフローの他の例を示す図である。 従来技術においてホストPCのプリンタドライバが行う処理のフロー図である。 従来技術においてプリンタの描画処理部が行う処理のフロー図である。
本発明に係わる画像処理システム及び画像処理方法を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。以下に示す実施形態は、ホスト機としてのPCとホストPCからネットワーク等を介して受け取った印刷データをもとに描画処理を行う画像処理装置としてのプリンタをシステム要素として構成する画像処理システムに本発明を適用した例を示す。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理システムの1構成例を示す概略図である。
同図に示す画像処理システムは、LAN(Local Area Network)等のネットワーク30にホストPC20とプリンタ10が接続され、両者間で双方向にデータの送受信が行われる。ホストPC20からプリント出力を要求して印刷データ(コマンド)を送信し、印刷コマンドに従い描画処理を行うプリンタ10でこの印刷データを受信するほか、システムの適正な動作を確保するために、ホストPC20とプリンタ10がそれぞれ管理する機器情報等の各種の管理情報を交換する。
ホストPC20は、ネットワークに接続されたPCが通常持つハードウェアを備えている。なお、ソフトウェア構成については後述する。
プリンタ10は、コントローラとして図2に構成の概要を示す各種のデータ処理手段を有する。なお、図2に示すコントローラの構成は、主要な機能ブロックを要素として表している。
図2に示すように、プリンタ10のコントローラは、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NV(Nonvolatile)RAM等よりなる記憶部102でプリンタ全体を制御する機能を持つコンピュータ(主制御部)を構成し、制御部103を介して印刷データ処理部104、外部I/F105、描画部106、エンジンI/F107の各機能ブロックを制御する。
CPU101は、ソフトウェアプログラムの命令を実行する。記憶部102のROMは、CPU101が動作するプログラムを格納するメモリで、RAMは、ページメモリやCPU101によるソフトウェアの動作に必要なワークメモリとして利用されるメモリで、また不揮発性のNVRAMは、プリンタの印刷条件などの設定条件を保存しておくメモリで、本実施形態では後述するカラープロファイル等を保存する。
また、印刷データ処理部104は、PDLデータのコマンドを解析し、コマンドを実行する機能にデータを提供する。
描画部106は、PDLコマンドに従い描画処理を行う。
外部I/F105は、ネットワークI/FやホストPC20等の外部デバイスに直接接続するためのI/Fである。
エンジンI/F107は、プロッタ等のエンジンを制御するために描画用のデータ、制御用データをやり取りするI/Fである。
なお、制御部103は、明示していないが、ユーザI/Fとして機能する操作パネルとのI/Fを有する。
また、図2に示したコントローラの制御部103、印刷データ処理部104、描画部106、外部I/F105及びエンジンI/F107の各機能ブロックをハードウェアモジュールで構成し、CPU101の管理下で動作を制御することによって、プリント出力に必要な動作を行える。ただ、CPUの管理下で動作する上記各機能ブロックは、ハードウェアに代えてソフトウェアによっても構成することができる。
ソフトウェアで構成するには、CPU101と記憶部102等で構成するコンピュータを制御部103、印刷データ処理部104、描画部106、外部I/F105及びエンジンI/F107として機能させるためのプログラムを記憶部102に記録(記憶)させることによって実施できる。
処理の実行時にCPU101は、ROMに記録(記憶)しておいた制御・処理プログラム等をワークメモリとしてのRAMに読込み、これらのプログラム等を駆動することによって、CPU(コンピュータ)をこの処理の実行手段として機能させることができる。なお、プログラムを記録する媒体としては、ROMに限らず、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disk)−ROM、MO(Magnet Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体を用いることができる。また、プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。
本実施形態の画像処理システムは、ホストPC20がアプリケーションで作成した文書等のファイルデータにカラープロファイルの適用を出力(印刷)条件として付し発行する印刷コマンドをプリンタ10で受け取り、印刷コマンドに従い描画処理を行う。
また、上記の一連の印刷処理を実行する際に、ホストPC20と描画処理を行うプリンタ10双方で同じカラープロファイルを保有することによって、同じ色変換をどちらでも実施できる、つまり機器を選択して実施可能とするとともに、カラープロファイルを適用して色変換を実行するときに、処理をどちらで負担するかそれぞれの機器条件(データ処理に用いるCPUの性能を表す情報、配分を決定する時点におけるCPUの処理負荷など)を考慮して決める。
また、双方で適用可能なカラープロファイルによる色変換が、複数段の構成よりなる場合、さらに各種の描画オブジェクトそれぞれに対応したカラープロファイルの適用が必要な場合等、複数種類のプロファイルを適用する場合があり、本実施形態では、こうした場合(下記では2種類の実施例を示す)を想定し、各カラープロファイルの処理をどちらで負担するか、その配分を双方の機器条件に応じて調整可能とする形態について、以下の実施例で示す。
ホストPC20とプリンタ10のどちらかを選択してカラープロファイルによる色変換を実施し、さらに対象となるカラープロファイルが複数ある場合にホストPC20とプリンタ10の機器条件に応じてそれぞれに処理を配分するために、双方の機器条件を取得する必要がある。このため、本実施形態では、ホストPC20とプリンタ10で各々管理する機器情報を交換する。
交換する機器情報には、各々が保有する設定可能なカラープロファイル等の処理(変換)条件、機器の性能、機器の動作状態等を示す機器条件、後述する機器条件に応じた配分を決定する際に用いるデータ等が含まれる。
また、ホストPC20とプリンタ10には、双方で処理対象画像に適用可能なカラープロファイルを選択し、選択したプロファイルによる色変換をどちらで担うかを決定し、決定に従い色変換処理を行う一連の処理を実施するための手段を備える。
この実施形態の画像処理システムが上記した一連の印刷処理を実行するためにホストPC20とプリンタ10それぞれに備えるソフトウェア構成を図3及び図4に示す。
ホストPC20は、図3に示すように、プリンタドライバ201を搭載している。プリンタドライバ201は、アプリケーション(不図示)で作成された文書等のファイルデータに出力(印刷)条件を付して指示される印刷命令からプリンタが処理可能な形式のPDLデータ(コマンド)を生成し、プリンタ10にPDLコマンドを発行するための処理を行う。PDLデータを生成する際、色指定を含むコマンドがあり、カラープロファイルとしてプリンタドライバ201で予め用意されたカラープロファイル群203の中の所定のプロファイルが選択される場合、プリンタドライバ201でこの選択されたカラープロファイルを適用する色変換を画像に施し、得られる画像データを組込んだPDLデータを生成する。なお、機器条件を考慮して決定された配分に従いプリンタドライバ201が行うカラープロファイルを適用する色変換処理については、後述する図5をメインシーケンスとするプリンタドライバ201の処理フローにもとづいて詳細に説明する。
プリンタ10は、図4に示すように、プリンタドライバ201が発行する印刷コマンドをホストPC20から受け取り、印刷コマンドに従い描画処理を行うために、制御モジュール111、データ解析モジュール113及び描画モジュール115を搭載している。
データ解析モジュール113は、PDLコマンドを解析する。描画モジュール115は、データ解析モジュール113が解析結果として得る画像データ及び画像出力(印刷)条件をもとに描画用のデータを生成する。
制御モジュール111は、データ解析モジュール113、描画モジュール115及びパネルモジュール119を制御下において、PDLコマンドに従った描画処理を行わせるが、ユーザI/Fとしての操作パネル(不図示)を介して行われるユーザの出力(印刷)条件の指示にも対応し、例えば、パネルモジュール119の指示を優先させ、描画用のデータの処理を行わせることも可能である。
色指定を含むPDLコマンドに従った描画処理において、所定のカラープロファイルを用いる処理が選択される場合、描画モジュール115は、予め用意されたカラープロファイル群117を参照し、得られる当該カラープロファイルを適用して色変換を行い、描画用のデータを生成する。
なお、機器条件を考慮して決定された配分に従いプリンタ10がPDLコマンドに従って行うカラープロファイルを適用する色変換処理については、後述する図6をメインシーケンスとする描画モジュール115の処理フローにもとづいて詳細に説明する。
「プリンタドライバの処理フロー」
プリンタドライバ201のPDLデータ(コマンド)を生成する本実施形態の処理を図5の処理フローによって説明する。この処理フローは、上記のように、処理対象の画像に適用するカラープロファイルによる色変換をホストPC20とプリンタ10のどちらで行わせるかを機器条件を考慮して決定することを前提に、ホストPC20で行うことが決められて場合には、PDLデータ(コマンド)を生成する際にこの色変換を行い、処理結果をPDLデータに反映させ、このデータをプリンタ10に送り、印刷を行わせる。
図5の処理フローによると、先ず、プリンタドライバ201は、アプリケーションから受け取ったGDIコマンドをPDLコマンドに変換するので、GDIからPDLコマンドを判断し(ステップS101)、変換しようとしているPDLコマンドが色指定を含むか否かを確認する(ステップS102)。
ここで、色指定を含む場合には(ステップS102-YES)、ホストPC20とプリンタ10双方で実施可能なカラープロファイルによる処理対象画像の色変換をどちらで行わせるかを双方の機器条件を考慮して決定する、即ち、ホストPC20、プリンタ10それぞれで適用するプロファイルを選択する処理を行う(ステップS103)。
図7は、ホストPC20、プリンタ10それぞれで適用するプロファイルを選択する処理(図5のステップS103)のサブシーケンスを示す図である。このサブシーケンスで適用するプロファイルを選択する処理を終えると、適用する各カラープロファイルによる処理対象画像の色変換処理がホストPC20、プリンタ10のどちらかに配分される。
図7の処理フローによると、先ず、ホストPC20とプリンタ10間を結ぶ通信手段を用いて、プリンタ10の機器情報を取得する(ステップS301)。取得する機器情報には、保有する設定可能なカラープロファイル、プリンタ10が有するCPU101の性能、負荷の状態等、後述する“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイル(カラープロファイルを用いる色変換処理の配分)の決定”に用いるデータ等が含まれる。
次いで、適用するカラープロファイルを決定する(ステップS302)。この手順は、処理対象画像に用いるカラープロファイルを特定し、適用するカラープロファイルとして決定する手順で、決定されたプロファイルはそれぞれホストPC20、プリンタ10のいずれかで色変換に用いられる。
次に、ステップS301で取得した機器情報から得られるプリンタ10のCPU101の性能をもとに、このCPUの性能を3段階(高、中、低)で評価する(ステップS303)。さらに、ホストPC20自身で管理する機器情報から得られるホストPC20のCPUの性能をもとに、このCPUの性能を3段階(高、中、低)で評価し、双方の3段階(高、中、低)評価の組合せによって、ホストPC20と現在使用するプリンタ10によって構成される画像処理システムの性能を9つのパターンに分け、そのうちのどれに該当するかを判定する(ステップS304,S308,S312)。
判定結果として得られる9つのパターンからそれぞれのパターンに対応付けたカラープロファイルを用いる色変換処理の配分を定める(ステップS305〜307,S309〜311,S313〜315)。
9つのパターンそれぞれに対応付けたカラープロファイルを用いる色変換処理の配分の設定形態として、ここでは、3種類の形態を当てた例を示している。
図8は、適用する2種類のカラープロファイルに対し3種類の設定形態で対応する場合を示す図である。同図の例では、適用するカラープロファイルとしてプロファイルA,Bの2種類がステップS302で定められた場合に、どちらもプリンタ10に配分する形態(設定1)、プロファイルAをプリンタ10にかつプロファイルBをホストPC20に配分する形態(設定2)、どちらもホストPC20に配分する形態(設定3)で対応する。なお、図8は、適用するプロファイルが2種類の例である。適用するプロファイルの数がさらに多くなる場合には、プロファイル数の増加につれて、設定形態の種類を増やすことにより対応することができる。
ステップS305〜307,S309〜311,S313〜315の配分は、図8の設定1〜3により定められる。
前段でCPUの性能をもとに、プリンタ10、ホストPC20それぞれで処理するカラープロファイルの配分が定められるが、さらに、適用プロファイルを次の“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイルの決定”ステップ(ステップS316)で実行上の条件の確認を経て決める。
図9は、“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイルの決定”ステップ(図7のステップS316)のサブシーケンスを示す図である。このサブシーケンスでは、図7のステップS305〜307,S309〜311,S313〜315において定めた配分を、プリンタ10、ホストPC20のCPUの処理負荷、プリンタ10の処理状況により見直し、先に定めた配分を調整するステップと、先に定めた配分先のプリンタ10、ホストPC20に使用するカラープロファイルが実際にあるか否かを確認し、ない場合には、色変換の処理手順として予め定められた順序を変更して処理することになるので、不具合を生じない順序をとることを可能にするための処理手順とする。
図9の処理フローによると、先ず、“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイル数の決定”ステップを行う(ステップS401)。この処理ステップは、次の2形態で実施することができる。
形態1:CPUの負荷の違いに応じて適用プロファイル数を変更する
形態2:形態1の前段でプリンタの処理状況に応じ適用プロファイル数の変更を不要とする
“形態1の処理フロー”
図10は、CPUの負荷の違いに応じて適用プロファイル数を変更する処理のフロー図である。
図10の処理フローによると、図7のステップS305〜307,S309〜311,S313〜315において定めた配分によってプリンタ10、ホストPC20各々の適用プロファイル数が得られるので、それぞれこの数を仮決定する(ステップS501)。
次いで、プリンタ10、ホストPC20各々のCPUの処理負荷を比較し(ステップS502)、プリンタ10の負荷が高ければ、プリンタ10の負荷を軽減するために、ホストPC20側の適用プロファイル数を増やし、プリンタ10側を減らす(ステップS503)。
他方、ホストPC20の負荷が高ければ、ホストPC20の負荷を軽減するために、プリンタ10側のプロファイル数を増やし、ホストPC20側を減らす(ステップS504)。
また、プリンタ10、ホストPC20各々の負荷がどちらも高いか、もしくは低い場合には、適用プロファイル数を調整しない。
“形態2の処理フロー”
図11は、プリンタの処理状況に応じ適用プロファイル数の変更を不要とする手順を行った後、CPUの負荷の違いに応じて適用プロファイル数を変更する手順を行う処理のフロー図である。
図11の処理フローによると、先ず、プリンタ10の印刷待ちページ数が多いか否かを確認し(ステップS601)、印刷待ちページ数が多い場合には(ステップS601-YES)、描画用のデータ処理に比べ、エンジン(プロッタ)を駆動し印刷出力を行うのには時間が掛かり、印刷中に描画用のデータ処理が可能であるので、適用プロファイル数の調整をせずにプリンタ10側でそのまま適用する(ステップ603)。
印刷待ちページ数が多くない場合には(ステップS601-NO)、次のプリンタスプール中のジョブが多いか否かを確認し(ステップS602)、プリンタスプール中のジョブが多い場合には(ステップS602-YES)、プリンタ側で未処理のジョブであるので、ホストPC20のCPUの処理負荷に係りなく、ホストPC20(ドライバ)側でそのまま適用し、適用プロファイル数の調整はしない(ステップ604)。
プリンタスプール中のジョブが多くない場合には(ステップS602-NO)、図10の処理フローに従いCPUの負荷の違いに応じて適用プロファイル数を変更する処理を行う。
図9の処理フローに戻ると、“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイル数の決定”ステップを行うことで、機器条件を考慮したカラープロファイル数の調整処理を行い得られた適用プロファイルについて、実際に適用可能であるかをチェックする処理手順を行う。この処理手順は、適用プロファイル全部をプロファイルの適用順にチェックしていく(ステップS402)。
処理対象画像に対する色変換処理は、プリンタドライバ201の処理を経て、プリンタ10側の描画モジュール115の処理に引き継がれるので、適用順に適用プロファイルを指定して、当該プロファイルによる色変換処理がプリンタ10、ホストPC20(プリンタドライバ)のどちらであるかを確認する(ステップS403)。
ここで、プリンタドライバであった場合には、次に当該プロファイルがプリンタのみ保持するプロファイルであるか否かを確認する(ステップS404)。プリンタのみ保持するプロファイルである、という状況は、通常は起こらないので、当該プロファイルは、プリンタドライバに保持されていることを確認して(ステップ404-NO)、プリンタドライバで適用することを確定する(ステップS406)。
この後、次の適用順の適用プロファイルのチェックに移行する(ステップS407)。
ステップ404で、当該プロファイルがプリンタのみ保持するプロファイルである、という通常は起こらない状況になった場合(ステップ404-YES)、プリンタ10側のチェックの処理フローであるステップS409以降のフローに移行する。
プリンタ10側のチェックの処理フローは、適用順に指定される適用プロファイルによる色変換処理がプリンタ10、ホストPC20(プリンタドライバ)のどちらであるかを確認するステップ(ステップS403)でプリンタ10である場合に分岐されるフローである。
プリンタ10側のチェックの処理フローでは、適用プロファイルがプリンタドライバ201でのみ保持するプロファイルであるか否かを確認する(ステップS405)。ここでは、プリンタドライバ201でのみ保持するプロファイルである、という状況は、通常は起こらないので、当該プロファイルは、プリンタ10側のチェックの処理フローであるステップS409以降のフローに移行する。
他方、ステップ405で、当該プロファイルがプリンタドライバ201のみ保持するプロファイルである、という通常は起こらない状況になった場合(ステップ405-YES)、プリンタドライバ201側のチェックの処理フローであるステップS406以降のフローに移行する。
プリンタ10側のチェックの処理フローであるステップS409以降のフローでは、適用プロファイルがプリンタドライバ201でのみ保持するプロファイルであるか否かを確認する(ステップS410)。ここでは、プリンタドライバ201でのみ保持するプロファイルである、という状況は、通常は起こらないので、プリンタ10に保持されていることを確認して(ステップ410-NO)、プリンタ10で適用することを確定する(ステップS411)。
他方、ステップ410で、当該プロファイルがプリンタドライバ201のみ保持するプロファイルである、という通常は起こらない状況になった場合(ステップ410-YES)、ユーザに「適用順外のプロファイルになる」旨を通知して、プリンタドライバ201で適用することを確定する(ステップS413)。
なお、ステップS409以降のフローは、残りの適用プロファイルが全部チェックされるまで繰り返される。
図9の処理フローに従って“ドライバ/プリンタ側の適用プロファイルの決定”ステップ(図7のステップS316)を行うことで、プリンタ10、ホストPC20各々の色変換処理において適用するプロファイルが最終的に選択される。
図5のプリンタドライバの処理フローに戻ると、上記の処理フロー(図7,9,10,11)を経て、ステップS103の“適用プロファイルの選択”ステップを終えると、最終的に色変換処理で適用するプロファイルが選択されるので、プリンタドライバ201は、カラープロファイル群203の中から選択したカラープロファイルにもとづく色変換処理を行う(ステップS104)。
この後、プリンタドライバ201は、GDIコマンドをPDLコマンドに変換する際にPDLコマンドのデータにステップS103の処理結果を反映させる(ステップS105)。つまり、色変換処理のうち、プリンタドライバ201に配分されたカラープロファイルにもとづく色変換処理は、ステップS104で画像データに反映され、プリンタ10に配分されたカラープロファイルは、プリンタ10に送るPDLデータに描画コマンドとして指示される。
「プリンタの処理フロー」
プリンタ10がPDLデータ(コマンド)の入力を受けて行う本実施形態の描画用のデータ処理を図6の処理フローによって説明する。この処理フローは、上記のように、処理対象の画像に適用するカラープロファイルによる色変換をホストPC20とプリンタ10のどちらで行わせるかが機器条件を考慮して決定される。プリンタ10で行うことが決められた場合には、PDLデータ(コマンド)をもとに描画用のデータを処理する際にこの色変換を行い、印刷に用いる描画用のデータを生成する。
図6の処理フローによると、先ず、処理対象画像のカラープロファイルによる色変換をホストPC20とプリンタ10のどちらで行わせるかを双方の機器条件を考慮して決定する(ステップS201)。なお、この処理は、先の「プリンタドライバの処理フロー」で述べた、図5の処理フローにおける“適用プロファイルの選択”ステップ(ステップS103)と同様の処理を行う(よって、先の説明を参照することとし、ここでは記載を省略する)。
ところで、この“適用プロファイルの選択”ステップは、ホストPC20とプリンタ10のみで画像処理システムを構成する場合、上記「プリンタドライバの処理フロー」で示したように、ホストPC20からの指示に従ってPDLコマンドを発行する図5の処理フローで“適用プロファイルの選択”を行いPDLデータに指示されるコマンドをプリンタ10で実行すれば、この“適用プロファイルの選択”ステップをプリンタ10側で行う必要はない。
ただ、ホストPC20からだけではなく、プリンタ10からもパネルモジュール119を通してユーザの意図する画像特性のプリント出力が指示できるようにすることが望ましく、ここでは両方から出力要求を行える方法を採用している。この場合、プリント出力要求を発行した側の指示を優先させるような処理方法を採用することによって、この“適用プロファイルの選択”機能を用いるようにする。
プリンタ10側でこの“適用プロファイルの選択”を行い、ホストPC20、プリンタ10それぞれで適用するプロファイルを決定する場合、決定されたプロファイルは、ホストPC20に通知され、ホストPC20で生成されるPDLデータに反映される。
また、カラープロファイルを適用する色変換処理がプリンタ10側に配分されている場合、当該プリント出力要求に対する描画処理において、カラープロファイル群203の中から選択したプロファイルにもとづく色変換処理を出力画像に対して施す(ステップS202)。なお、この色空間の変換は、入力色信号をプリンタが処理可能な色信号へ変換する。カラープロファイルやユーザが指定したプロファイル等を含み、プリンタ10側のみで保持するプロファイルであってもよい。
次いで、1種の色変換であるBG(Black Generation)/UCR(Under Color Removal)の変換を行い、RGB入力色信号をCMYK出力色信号に変換する(ステップS203)。
さらに、ユーザが望む濃さに出力画像の濃度調整を行うために、トナー/インクの付着量を補正し(ステップS204)、プリンタの機器特性に合わせた入力信号に対する出力画像濃度をリニアな関係に補正するγ変換を行い(ステップS205)、画像処理を終了する。
上記のように、本実施形態によれば、ホストPC20側とプリンタ10側の機器条件(データ処理に用いるCPUの性能を表す情報、配分を決定する時点におけるCPUの処理負荷など)から、カラープロファイルを適用する色変換処理をどちら側で行うことが適当か、また複数のプロファイルを適用する場合に処理の最適な配分を決定し、短時間で画像処理を完了することにより、システムのパフォーマンスを高めることができる。
10・・プリンタ、20・・ホストPC、101・・CPU、102・・記憶部、103・・制御部、104・・印刷データ処理部、105・・外部I/F、106・・描画部、107・・エンジンI/F、111・・制御モジュール、113・・データ解析モジュール、115・・描画モジュール、117,203・・プロファイル群、119・・パネルモジュール、201・・プリンタドライバ。
特開2006−18648号公報

Claims (14)

  1. 画像にカラープロファイルによる1次色変換を施し、変換後の画像をもとにカラープロファイルによる2次色変換を指示した印刷データを生成することが可能なホスト機と、前記ホスト機から受け取った印刷データを処理し、取得した画像をもとに指示されたカラープロファイルによる2次色変換を施し、描画用データとしての処理を行う画像処理装置とを有する画像処理システムであって、
    前記ホスト機と前記画像処理装置との間でそれぞれの機器情報を相互に交換する手段と、
    カラープロファイルによる色変換を前記1次及び2次色変換のいずれで適用するかが選択できる場合に、1次、2次色変換のいずれで適用するかを前記ホスト機の機器情報及び前記画像処理装置の機器情報に基づいて決定する適用決定手段と、
    前記適用決定手段の決定に従ってホスト機及び画像処理装置で当該カラープロファイルによる色変換を行わせる制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1に記載された画像処理システムにおいて、
    前記適用決定手段は、対象となるカラープロファイルが複数ある場合に、前記ホスト機と前記画像処理装置それぞれで適用するカラープロファイル数を双方の機器情報に基づいて分配することを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載された画像処理システムにおいて、
    前記適用決定手段によって参照される機器情報が、データ処理に用いるCPUの性能を表す情報であることを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記適用決定手段によって参照される機器情報が、決定時点におけるデータ処理に用いるCPUの処理負荷を表す情報であることを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記適用決定手段が決定にあたり考慮する機器情報が、画像処理装置の処理状況を表す情報であることを特徴とする画像処理システム。
  6. 請求項5に記載された画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置の処理状況が、未処理のジョブの量を表す情報であることを特徴とする画像処理システム。
  7. 請求項5又は6に記載された画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置の処理状況が、処理中のジョブの印刷枚数であることを特徴とする画像処理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記ホスト機が前記適用決定手段を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置が前記適用決定手段を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  10. 請求項1乃至7のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記ホスト機と前記画像処理装置との間でデータを中継するサーバが前記適用決定手段を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載された画像処理システムにおいて、
    前記適用決定手段は、対象となるカラープロファイルが複数ある場合に予め決められた適用順序に従い正しくカラープロファイルが適用できない場合には、適用順序を変更してホスト機もしくは画像処理装置のうちの適用可能な方で実施することを特徴とする画像処理システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載された画像処理システムにおける前記機器情報を相互に交換する手段、前記適用決定手段及び前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  14. ホスト機で画像にカラープロファイルによる1次色変換を施し、変換後の画像をもとにカラープロファイルによる2次色変換を指示した印刷データを生成し、画像処理装置でホスト機から受け取った印刷データを処理し、取得した画像をもとに指示されたカラープロファイルによる2次色変換を施し、描画用データとしての処理を行う際の画像処理方法であって、
    前記ホスト機と前記画像処理装置との間でそれぞれの機器情報を相互に交換する工程と、
    カラープロファイルによる色変換を前記1次及び2次色変換のいずれで適用するかが選択できる場合に、1次、2次色変換のいずれで適用するかを前記ホスト機の機器情報及び前記画像処理装置の機器情報に基づいて決定する適用決定工程と、
    前記適用決定工程の決定に従ってホスト機及び画像処理装置で当該カラープロファイルによる色変換を行わせる制御工程と
    を有したことを特徴とする画像処理方法。
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