JP2011028775A - 決済システムの端末プログラム更新方法及び決済端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】決済端末と上位サーバとの間の無駄なデータ通信をなくして、通信コストの低減を図る。
【解決手段】上位サーバ9は、プログラムの更新があると、照会サーバ7にプログラムの更新有りを通知する。決済端末2は、照会サーバ7に決済の照会を行うことで当該決済端末2が記憶しているプログラムの更新有無を確認する。そして、更新有りが確認されると、上位サーバ9にプログラムのダウンロードを要求する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クレジットカード決済,デビットカード決済等を処理するための決済システムに関し、特に、各店舗に設置される決済端末及びこの端末のプログラム更新方法に関する。
近年、大規模なスーパーマーケットや百貨店等では、クレジットカード決済を処理するための決済システムが構築されている。このシステムは、上位サーバと、この上位サーバによって管理される複数の決済端末とを備えている。各決済端末は、それぞれ店舗に設置される。上位サーバは、各店舗を統轄する本部等に設置される。各決済端末と上位サーバとは、ISDN(Integrated Services Digital Network)等の公衆ネットワークで接続されている。
各決済端末は、クレジットカードのデータを読取るためのカードリーダを備えている。このカードリーダでクレジットカードのデータが読取られる毎に、決済端末は、クレジット専用のネットワークで接続された照会サーバにクレジットカードの照会を行う。そして、クレジットカードが承認されたならば、商取引の決済処理を行う。
また決済端末は、通常、毎営業日の営業終了後に日計精算業務を行う。日計精算業務とは、1営業日において決済処理された商取引の売上データを精算し、その精算データを本部に通知する業務である。すなわち決済端末は、営業日毎に本部の上位サーバと少なくとも1回は回線を接続し、精算データを送信している。
このような決済システムにおいて、各決済端末に実装されているプログラムを上位サーバが管理し、プログラムのバージョンアップに伴う更新があると、上位サーバから公衆ネットワークを介して最新バージョンのプログラムを各決済端末にダウンロードすることによって、各決済端末のプログラムを更新することは既に行われている。
例えば従来、上位装置と、その上位装置により管理される周辺装置とからなる情報処理システムにおいて、システムの立上げ時に、上位装置の記憶部に格納された最新バージョンのプログラムと自己の書換可能な不揮発性記憶部に格納されたプログラムのバージョンとを比較し、自己の不揮発性記憶部に格納されたプログラムのバージョンが最新のものでないと判断すると、上位装置の記憶部に格納された最新バージョンのプログラムを自己の不揮発性記憶部にダウンロードしてプログラムを更新する方法は既に知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−3213号公報
しかしながら、前述したような従来のプログラム更新方法では、プログラムが更新されているか否かに拘らず、システムを立ち上げる都度、周辺装置は、プログラムのバージョンを比較するために上位装置との間でデータ通信を行う必要があった。ところが、プログラムの更新は、それほど頻繁に行われるものではないので、大抵はバージョンを確認するだけのデータ通信で終わっていた。その結果、決済システムのように周辺装置と上位装置とを接続するネットワークがISDN(Integrated Services Digital Network)等の公衆回線である場合は、この確認のためだけのデータ通信でも課金が発生するため、通信コストが嵩むという問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、決済端末と上位サーバとの間の無駄なデータ通信をなくすことにより、通信コストの低減を図ることを目的とする。
本発明は、決済に関する情報が入力されると、第1のネットワークで接続された照会サーバに入力情報に基づき決済の照会を行う決済端末と、決済端末に実装されるプログラムを記憶管理し、第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して決済端末にプログラムのダウンロードを行う上位サーバとを具備してなる決済システムにおいて、上記課題を解決するために、上位サーバは、プログラムの更新があると、照会サーバにプログラムの更新有りを通知し、決済端末は、照会サーバに決済の照会を行うことで当該決済端末が記憶しているプログラムの更新有無を確認し、更新有りが確認されると、上位サーバにプログラムのダウンロードを要求するようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、決済端末と上位サーバとの間の無駄なデータ通信をなくすことができ、通信コストの低減を図ることができる。
本発明の一実施の形態である決済システムの全体構成図。 同実施の形態における決済端末の要部構成を示すブロック図。 同決済端末で記憶されるプログラムファイルのデータ構造を示す模式図。 同決済端末のCPUが実行するクレジット業務の処理手順を示す流れ図。 同決済端末のCPUが実行する日計精算業務の処理手順を示す流れ図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、クレジット決済を処理する決済システムに本発明を適用した場合である。
本実施の形態における決済システムの全体構成図を図1に示す。同図において、符号1はクレジットカードによる決済が可能な加盟店を示している。図示するように、加盟店1には、クレジットカード決済を処理するための決済端末2と、ネットワークを介して行われるデータ通信を処理するための第1及び第2のネットワークサーバ3,4とが設置されている。決済端末2と第1及び第2のネットワークサーバ3,4とは、LAN(Local Area Network)5で接続されている。
第1のネットワークサーバ3は、クレジット専用網(第1のネットワーク)6を介して行われるデータ通信を処理する。クレジット専用網6には、クレジットカード決済の認証等を行うためのクレジットサーバ(照会サーバ)7が接続されている。
第2のネットワークサーバ4は、ISDN(Integrated Services Digital Network)等の公衆網(第2のネットワーク)8を介して行われるデータ通信を処理する。公衆網9には、加盟店1の本部に設置された本部サーバ(上位サーバ)9が接続されている。本部サーバ9は、前記クレジット専用網6にも接続されている。
因みに、クレジット専用網6を介して行われるデータ通信には課金が発生しないが、公衆網8を介して行われるデータ通信には、通信時間または通信データ量に応じて課金が発生する。
なお、図では決済端末2の台数を1台としているが、2台以上の決済端末2がLAN5に接続されていてもよい。また、ネットワークサーバを、クレジット専用網6のデータ通信に特化した第1のネットワークサーバ3と、公衆網8のデータ通信に特化した第2のネットワークサーバ4とに区別したが、1台のネットワークサーバでクレジット専用網6と公衆網8の各データ通信を処理してもよい。また、ネットワークサーバを介さず、決済端末2にクレジット専用網6と公衆網8とを接続してもよい。
さて本実施の形態では、本部サーバ9において、決済端末2に実装されている最新のプログラム10を記憶管理するようにしている。このプログラム10は、例えば決済端末2のメーカにおいてバージョンアップがなされそのアップデートプログラム11がインストールされると、その最新バージョンのものに書換更新されるようになっている。アップデートプログラム11は、CD−ROM等の記憶媒体に記憶させたものを本部サーバ9にインストールしてもよいし、ネットワークからのダウンロードにより本部サーバ9にインストールしてもよい。
本部サーバ9は、プログラム10のバージョンアップに伴う更新が行われる毎に、そのバージョンアップ後の最新プログラム10のバージョン番号PVnをクレジット専用網6を介してクレジットサーバ7に送信する。こうして、本部サーバ9は、プログラム10の更新有りをクレジットサーバ7に通知するものとなっている。
一方、クレジットサーバ7は、本部サーバ9から受信したバージョン番号PVnを不揮発性の記憶装置で記憶保持する。そして、決済端末2から決済の照会がある毎に、その応答情報に現時点のバージョン番号PVnを付加して返信する。こうして、クレジットサーバ7は、決済端末2に最新プログラム10のバージョン番号PVnを通知するようになっている。
図2は決済端末2の要部構成を示すブロック図である。決済端末2は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)21を搭載している。また、ROM(Read Only Memory)22及びRAM(Random Access Memory)23の主記憶部の他、現在日時を計時する時計部24、LAN5に接続される通信手段としての通信インターフェイス25、HDD(Hard Disk Drive)装置26に対するデータの書込み,読出しを制御するHDDコントローラ27、クレジットカード決済を宣言するためのキーやクレジット金額,支払い方法等のクレジット情報を入力するためのキーが配設されたキーボード28を制御するキーボードコントローラ29、表示部30の表示動作を制御する表示コントローラ31、クレジット伝票等を印字発行するためのプリンタ32を制御するプリンタコントローラ33、クレジットカードのカードデータを読取るカードリーダ34を制御するカードリーダコントローラ35等を搭載している。
CPU21と、ROM22,RAM23,時計部24,通信インターフェイス25及び各種コントローラ27,29,31,33,35等とは、アドレスバス,データバス等のバスライン36で接続している。
かかる構成の決済端末2は、HDD装置26上にプログラムファイル37を保存している。プログラムファイル37は、図3に示すように、当該決済端末2で実行されるクレジット業務全般を制御するためのプログラムデータが格納されるプログラムエリア371と、このプログラムデータのバージョン番号が格納されるバージョンエリア372とから構成されている。
RAM23には、上記プログラムファイル37内のプログラムデータを更新する必要があるとき“1”にセットされ、必要がないとき“0”にリセットされる更新フラグFの記憶エリア38が形成されている。この記憶エリア38は、本発明の更新情報記憶手段として機能する。
しかしてCPU21は、例えばキーボード28のキー操作によりクレジットカード決済が宣言されると、プログラムファイル37内のプログラムデータに基づき、図4の流れ図に示す手順でクレジット業務を実行する。
先ず、CPU21は、ST(ステップ)1としてカードリーダ34で読取られたクレジットカードのカードデータを取込む。そして、ST2としてこの取込んだカードデータに基づき、クレジット専用網6を介してクレジットサーバ7に当該クレジットカードによる決済の照会を行う。
これにより、クレジットサーバ7では、当該クレジットカードによる決済を承認するか否かの判定が行われる。そして、この判定結果を示す応答情報が、クレジット専用網6を介して決済端末2に送信される。このとき、応答情報には、当該クレジットサーバ7において記憶管理されている最新プログラムのバージョン番号PVnが含まれる。
そこでCPU21は、ST3としてクレジットサーバ7からの応答情報を待機する。そして、クレジット専用網6を介して応答情報を受信したならば、CPU21は、ST4としてその応答情報に含まれているバージョン番号PVnを取得し、RAM23で一時記憶する。
次に、CPU21は、ST5として当該応答情報がクレジットカード決済の承認応答なのか否かを確認する。承認応答の場合には、CPU21は、ST6としてクレジットカードによる商取引の決済処理を実行する。この決済処理は従来周知のものと変わらない。これにより、商取引の売上データがRAM23の売上集計メモリに集計される。また、プリンタ32が動作して、クレジット伝票が印字発行される。
一方、承認不可応答の場合には、CPU21は、ST7としてクレジットカードによる商取引の不可処理を実行する。この不可処理も従来周知のものと変わらない。これにより、取引不可を示す警告メッセージが表示部30に表示される。
上記取引決済処理または取引不可処理のいずれかの処理が実行されたならば、次に、CPU21は、ST8として更新フラグFの状態をチェックする。ここで、更新フラグFが“0”にリセットされていた場合には、CPU21は、ST9としてプログラムファイル37のバージョンエリア372に記憶されているバージョン番号と、ST4の処理で今回の応答情報から取得したバージョン番号PVnとを比較する(更新確認手段)。その結果、バージョンエリア372内のバージョン番号に対して応答情報で取得したバージョン番号PVnの方が更新されていた場合には、当該決済端末2が記憶しているプログラムの更新有りなので、CPU21は、ST10として記憶エリア38内の更新フラグFを “1”にセットする。以上で、今回のクレジット業務を終了する。
これに対し、ST9にてバージョンエリア372内のバージョン番号に対して応答情報で取得したバージョン番号PVnの方が更新されていない場合、またはST8にて更新フラグFが既に“1”にセットされていた場合には、CPU21は、その時点で今回のクレジット業務を終了する。
またCPU21は、例えばキーボード28のキー操作により日計精算業務の実行が宣言されると、ROM22内のプログラムデータに基づき、図5の流れ図に示す手順で日計精算業務を実行する。
先ず、CPU21は、ST11として更新フラグFをチェックする。そして、更新フラグFが“0”にリセットされている場合、すなわちプログラムの更新有が確認されていない場合には、CPU21は、ST12として日計精算処理を実行する。この日計精算処理は、従来周知のものと変わらない。すなわち、本部サーバ9との回線接続要求を行い、公衆網8を介して本部サーバ9と回線が接続されたならば、売上集計メモリに集計されたデータを本部サーバ9に送信する。そして、送信し終えたならば、本部サーバ9との回線を切断するとともに、売上集計メモリをクリアする。かくして、CPU21は、今回の日計精算業務を終了する。
一方、ST11にて更新フラグFが“1”にセットされていた場合、すなわちプログラムの更新有が確認されている場合には、CPU21は、ST13として日計精算処理を実行する。この日計精算処理も、従来周知の処理と略変わらず、本部サーバ9との回線接続要求を行い、公衆網8を介して本部サーバ9と回線が接続されたならば、売上集計メモリに集計されたデータを本部サーバ9に送信する。ただし、送信し終えたならば、本部サーバ9との回線を切断することなく、売上集計メモリをクリアする。
しかる後、CPU21は、ST14として本部サーバ9にプログラムのダウンロードを要求するコマンドを送信する(ダウンロード要求手段)。そして、ST15として本部サーバ9からプログラムがダウンロードされるのを待機する。
本部サーバ9から公衆網8を介して最新プログラム10がダウンロードされたならば、CPU21は、ST16としてこのダウンロードされた最新プログラム10に基づいて、プログラムファイル37内のプログラムデータとバージョン番号とを書換更新する(プログラム更新手段)。そして、ST17として更新結果を示す情報を本部サーバ9に公衆網8を介して送信したならば、本部サーバ9との回線を切断する。しかる後、ST18として更新フラグFを“0”にリセットしたならば、今回のクレジット業務を終了する。
このように本実施の形態においては、決済端末2に実装される最新のプログラム10が本部サーバ9で記憶管理されている。そして本部サーバ9は、アップデートプログラム11のインストールにより当該プログラム10のバージョンアップに伴う更新があると、クレジットサーバ7に新規のバージョン番号PVnを示すデータを送信して、プログラムの更新有りを通知するようにしている。
一方、決済端末2は、決済に関する情報が入力されると、クレジット専用網6で接続されたクレジットサーバ7に入力情報に基づき決済の照会を行う。このとき、クレジットサーバ7から応答される最新プログラム10のバージョン番号PVnと、プログラムファイル37に格納されているプログラムデータのバージョン番号とを比較して、プログラムの更新有無を確認する。そして、更新有りが確認された場合には、更新フラグFを“1”にセットして、その旨の情報を記憶する。
その後、1営業日の営業が終了し、日計精算業務の実行が指令されると、上記更新フラグFがチェックされる。そして、更新フラグFが“0”にリセットされていた場合、すなわち、プログラムデータの更新が行われていない場合には、日計精算処理のみが実行される。これにより、当該決済端末2が本部サーバ9と公衆網8を介して回線接続され、当該決済端末2の日計精算データが本部サーバ9に送信される。そして送信完了後、本部サーバ9との回線が切断される。
一方、更新フラグFが“1”にセットされていた場合、すなわち、プログラムデータの更新が行われていた場合には、日計精算処理が実行されて、当該決済端末2が本部サーバ9と公衆網8を介して回線接続される。そして、当該決済端末2の日計精算データが本部サーバ9に送信された後、当該本部サーバ9に対してプログラムのダウンロードを要求するコマンドが公衆網8を介して送信される。
これにより、本部サーバ9から当該決済端末2に公衆網8を介して最新プログラム10がダウンロードされる。そして、プログラムファイル37内のプログラムデータ及びバージョン番号が最新のものに書換更新される。しかる後、更新結果を示す情報が公衆網8を介して本部サーバ9に送信されたならば、本部サーバ9との回線が切断される。
このように本実施の形態によれば、決済端末2は、クレジットサーバ7に決済の照会を行うことで当該決済端末2が記憶しているプログラムの更新有無を確認し、更新有りが確認されると、本部サーバ9にプログラムのダウンロードを要求するようにしている。したがって、決済端末2のプログラム更新に関連して決済端末2と本部サーバ9との回線が接続されるのは、当該プログラムが更新されたことが確認されたときだけであるので、本部サーバ9との間の無駄な回線接続をなくすことができる。一般に、決済端末2と本部サーバ9との間の通信回線は公衆網8であり回線の接続によって課金が発生するので、本実施の形態によれば、通信コストを低減できる効果を奏する。
また、本実施の形態では、決済端末2は、自己が記憶しているプログラムの更新有りが確認されたとき、更新フラグFを“1”にセットしてその旨の情報を記憶し、毎営業日の営業終了後に実施される精算処理で精算データを本部サーバ9に送信する際に、当該本部サーバ9に対してプログラムのダウンロードを要求するようにしている。精算処理は毎営業日の営業終了後に必ず実施されるものであり、その際には本部サーバ9との回線接続が必要不可欠である。したがって、本実施の形態によれば、プログラムのダウンロードを要求するためだけに本部サーバ9との回線を接続する必要もなく、より一層、通信コストの低減を図り得るものである。しかも、日計精算業務は、営業終了後に実施されるので、プログラムの更新処理により決済端末2の本来の機能が停止しても、業務に支障を来たすことはない。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、ダウンロード対象のプログラムを決済端末2でのクレジット業務全般のプログラムとしたが、ダウンロード対象のプログラムがこれに限定されないのは言うまでもないことである。
また、前記実施の形態では、決済端末2に対して照会サーバであるクレジットサーバ7において、最新プログラム10のバージョン番号PVnを記憶し、決済端末2からの決済の照会に応答する際に上記バージョン番号PVnを付すことで、決済端末2においてプログラムの更新有無を確認するようにしたが、更新有無確認手段は上記手順の手段に限定されるものではない。
例えば、決済端末2がクレジットサーバ7に決済の照会を行う際に、自己のプログラムファイル37で記憶しているバージョン番号をクレジットサーバ7に通知し、クレジットサーバ7がこの決済端末2から通知を受けたバージョン番号と最新プログラム10のバージョン番号PVnとを比較してその結果を示す情報を応答情報に付加し、応答情報を受信した決済端末2がその応答情報に付加されている比較結果情報によってプログラムの更新有無を確認するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、決済端末2は、自己が記憶しているプログラムの更新有りが確認されたとき、毎営業日の営業終了後に実施される精算処理で精算データを本部サーバ9に送信する際に、当該本部サーバ9に対してプログラムのダウンロードを要求するようにしたが、プログラムのダウンロードを要求するのは、毎営業日の営業終了後に実施される精算処理のタイミングに限定されるものではなく、例えば毎週の決められた曜日の営業終了後に実施される週計精算処理のタイミングでプログラムのダウンロードを要求するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、クレジットカード決済を処理する決済システムに本発明を適用した場合を示したが、例えばデビットカード決済を処理する決済システムに本発明を適用することも可能である。この場合、照会サーバとしては、銀行などの金融機関の口座を管理するサーバが該当する。
また、上位サーバは本部サーバ9に限定されるものではなく、決済端末2に実装されているプログラムを管理するサーバであればよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
2…決済端末、3.4…第1,第2のネットワークサーバ、6…クレジット専用網、7…クレジットサーバ、8…公衆網、9…本部サーバ、10…最新プログラム、11…アップデートプログラム、21…CPU、37…プログラムファイル、38…更新フラグ記憶エリア。

Claims (6)

  1. 決済に関する情報が入力されると、第1のネットワークで接続された照会サーバに入力情報に基づき決済の照会を行う決済端末と、前記決済端末に実装されるプログラムを記憶管理し、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して前記決済端末に前記プログラムのダウンロードを行う上位サーバとを具備してなる決済システムの端末プログラム更新方法であって、
    前記上位サーバは、前記プログラムの更新があると、前記照会サーバにプログラムの更新有りを通知し、
    前記決済端末は、前記照会サーバに決済の照会を行うことで当該決済端末が記憶しているプログラムの更新有無を確認し、更新有りが確認されると、前記上位サーバにプログラムのダウンロードを要求することを特徴とする決済システムの端末プログラム更新方法。
  2. 前記決済端末は、自己が記憶しているプログラムの更新有りが確認されたとき、営業終了後に実施される精算処理で精算データを前記第2のネットワークを介して前記上位サーバに送信する際に、当該上位サーバに対してプログラムのダウンロードを要求することを特徴とする請求項1記載の決済システムの端末プログラム更新方法。
  3. 決済に関する情報が入力されると、第1のネットワークで接続された照会サーバに入力情報に基づき決済の照会を行う決済端末において、
    当該決済端末に実装されるプログラムを記憶管理する上位サーバと前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して通信を行う通信手段と、
    前記照会サーバに決済の照会を行うことで当該決済端末が記憶しているプログラムの更新有りが前記上位サーバから前記照会サーバに通知されているか否かを確認する更新確認手段と、
    この更新確認手段によりプログラムの更新有りが確認されると、前記通信手段を介して前記上位サーバにプログラムのダウンロードを要求するダウンロード要求手段と、
    前記通信手段を介して前記上位サーバからダウンロードされたプログラムで当該決済端末が実装しているプログラムを更新するプログラム更新手段と、
    を具備したことを特徴とする決済端末。
  4. 前記更新確認手段によりプログラムの更新有りが確認されたときその旨の情報を記憶する更新情報記憶手段、をさらに具備し、
    前記ダウンロード要求手段は、営業終了後に実施される精算処理で精算データを前記第2のネットワークを介して前記上位サーバに送信する際に、前記更新報記憶手段により記憶されている情報をチェックし、プログラムの更新有りが確認されているときにプログラムのダウンロードを要求することを特徴とする請求項3記載の決済端末。
  5. 決済に関する情報が入力されると、第1のネットワークで接続された照会サーバに、入力情報に基づき決済の照会を行う決済端末のプログラム更新方法であって、
    前記決済端末は、前記照会サーバに決済の照会を行うことで、当該決済端末に実装されるプログラムを記憶管理する上位サーバから前記照会サーバに、当該決済端末が記憶しているプログラムの更新有りが通知されているか否かを確認し、
    プログラムの更新有りが通知されていることが確認されると、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して前記上位サーバにプログラムのダウンロードを要求し、
    前記第2のネットワークを介して前記上位サーバからダウンロードされたプログラムで当該決済端末が実装しているプログラムを更新することを特徴とする決済端末のプログラム更新方法。
  6. 前記決済端末は、プログラムの更新有りが通知されていることが確認されると、その旨の情報を記憶し、営業終了後に実施される精算処理で精算データを前記第2のネットワークを介して前記上位サーバに送信する際に、前記プログラムの更新有りが通知されている旨の情報が記憶されているかチェックし、記憶されている場合には前記上位サーバにプログラムのダウンロードを要求することを特徴とする請求項5記載の決済端末のプログラム更新方法。
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