JP2011024887A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸液時における吸収コアの肌面側への膨張を抑制でき、排泄物の漏れを抑制できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収コア11は、吸液ポリマーを有する吸収素材111を備えている。吸収コア11の外面側に配置される外側シート部材12における吸収コア11の周辺部に、該外側シート部材12の一部が開放可能に折り込まれることにより少なくとも1つの折り込み部26が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品に関する。
吸収性物品に備えられる吸収コアには、パルプと吸収ポリマーが用いられる場合が多い。このため、尿等の排泄液を吸収した際、吸収コアは、吸収ポリマーの膨潤等により大きく膨張する傾向がある。ここで、吸収ポリマーの膨張時には、吸収ポリマーの間に空気が巻き込まれて気泡又は隙間が形成される場合が多く、吸収ポリマーが吸収した液体量以上に膨張する傾向がある。
図7は、従来の吸収性物品の断面図の構成を模式的に示す図である。従来の吸収性物品1は、図7に示すように、吸収コア2の外面側及び肌面側に外側シート部材3及び内側シート部材4が配置されている。外側シート部材3は防水用の樹脂フィルムを備えて構成される場合が多いのに対し、内側シート部材4は主に不織布を用いて構成される場合が多いため、外側シート部材3よりも内側シート部材4の方が伸びやすい傾向がある。このため、排泄液の吸収により吸収コア2が膨張した際に、図8に示すように、より伸びやすい内側シート部材4側に向けて吸収コア2が膨張する傾向が強い。このように吸収コア2が肌面側に膨張することにより、着用者の臀部5と、吸収性物品1との間に隙間6が生じる場合がある。このような隙間6は、次回の排尿が行われたときに尿の漏れを誘発するおそれがある。
また、図9に示すように、吸収性物品1に左右の立体ギャザー7が設けられている場合には、上記の如く吸収コア2の肌面側への膨張により、内側シート部材4の立体ギャザー7の横方向の内側のシート面4aの高さと立体ギャザー7の高さとの差が減少する。これによって、立体ギャザー7により横漏れ防止効果が損なわれ、尿等の排泄物が立体ギャザー7を乗り越えるようにして吸収性物品1の外部に漏れる場合がある。
なお、先行技術文献としては、吸収性性物品のウエストギャザー部分にタックを設けたものがある(特許文献1)。
特開2008−188048号公報
そこで、本発明の解決すべき課題は、吸液時における吸収コアの肌面側への膨張を抑制でき、排泄物の漏れを抑制できる吸収性物品を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、吸液ポリマーを有する吸収素材を備えた吸収コアと、不透液性を有し、前記吸収コアの外面側に配置された外側シート部材と、前記吸収コアの肌面側に配置され、少なくとも一部が透液性を有する内側シート部材と、前記外側シート部材における前記吸収コアの周辺部に、該外側シート部材の一部が開放可能に折り込まれることにより設けられた少なくとも1つの第1折り込み部とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る吸収性物品において、前記第1折り込み部は、前記吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部よりも前記横方向の内方側の部分に対向する前記外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられる。
また、請求項3の発明では、請求項1の発明に係る吸収性物品において、前記第1折り込み部は、前記吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部に対向する前記外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられる。
また、請求項4の発明では、請求項1の発明に係る吸収性物品において、前記第1折り込み部は、前記吸収コアの横方向の両側の側端に前記横方向の外方から対向する前記外側シート部材の部分に設けられる。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る吸収性物品において、前記吸収コアは、前記吸収ポリマーを有する前記吸収素材と、前記吸収素材の肌面側に位置する部分の少なくとも一部が透液性を有し、前記吸収素材を包む包装シートと、前記包装シートにおける前記吸収素材の外面側に対向する位置又は横方向の両側の側端に前記横方向の外方から対向する位置に、該包装シートの一部が開放可能に折り込まれることにより設けられた少なくとも1つの第2折り込み部とを備える。
また、請求項6の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る吸収性物品において、前記吸収コアの外面側表面と前記外側シート部材との間における複数箇所に互いに間隔をあけて略筋状に設けられ、前記吸収コアと前記外側シート部材とを離間させるスペーサと、前記吸収コアの前記外面側表面と前記外側シート部材との間における隣り合う前記スペーサの間に設けられた隙間部とをさらに備える。
また、請求項7の発明では、請求項6の発明に係る吸収性物品において、前記スペーサは、前記吸収コアの外面側表面と前記外側シート部材との間において横方向に互いに離間して略縦方向に沿って略筋状に設けられ、前記第1折り込み部は、前記外側シート部材における前記隙間部に対応する部分に略前記縦方向に沿って設けられる。
また、請求項8の発明では、請求項6又は請求項7の発明に係る吸収性物品において、前記スペーサは、発泡ホットメルト接着剤によって形成される。
請求項1に記載の発明によれば、外側シート部材における吸収コアの周辺部に、該外側シート部材の一部が開放可能に折り込まれることにより少なくとも1つの第1折り込み部が設けらている。それ故、本発明に係る吸収性物品が着用者に装着され、着用者による排尿等の排泄が行われ、吸収コアの吸収素材に含まれる吸収ポリマーが排泄液を吸収した膨張し、吸収コアが膨張したときに、吸収コアの膨張に伴って、外側シート部材の第1折り込み部が開き、吸収コアが外面側に向けて膨張するためのスペースが与えられる。これによって、吸収コアが外面側に向けて膨張しやすくなり、吸収コアの肌面側への膨張を抑制できる。その結果、吸液による吸収コアの肌面側への膨張に起因して生じる尿等の排泄物の漏れを抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、第1折り込み部が、吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部よりも横方向の内方側の部分に対向する外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられる。それ故、吸収コアの吸液による膨張が最も大きい中央部に対して、吸収コアの外面側にその膨張のためのスペースを効果的に供給できるため、吸収コアの肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、第1折り込み部が、前記吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部に対向する外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられる。それ故、吸液により吸収コアが膨張する際に、第1折り込み部が開くことによってその横方向のほぼ全幅に渡って吸収コアが膨張するためのスペースをその外面側に供給できるため、吸収コアの肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
請求項4に記載の発明によれば、第1折り込み部が、吸収コアの横方向の両側の側端に横方向の外方から対向する外側シート部材の部分に設けられる。それ故、吸液により吸収コアが膨張する際に、第1折り込み部が開くことによってその横方向のほぼ全幅に渡って吸収コアが膨張するためのスペースをその外面側に供給できるため、吸収コアの肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
請求項5に記載の発明によれば、吸収コアの包装シートにおける吸収素材の外面側に対向する位置又は横方向の両側の側端に横方向の外方から対向する位置に、該包装シートの一部が開放可能に折り込まれることにより少なくとも1つの第2折り込み部が設けられている。それ故、吸液により吸収コアの吸収素材が膨張したときに、吸収素材の膨張に伴って、包装シートの第2折り込み部が開き、吸収素材が外面側に向けて膨張するためのスペースが与えられる。これによって、吸収素材が外面側に向けて膨張しやすくなり、吸収素材の肌面側への膨張を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、吸収コアの外面側表面と外側シート部材との間における複数箇所に互いに間隔をあけて略筋状にスペーサが設けられ、そのスペーサによって吸収コアと外側シート部材とが離間される。そして、吸収コアの外面側表面と外側シート部材との間における隣り合うスペーサの間に隙間部が設けられている。それ故、吸液により吸収コアが膨張するときに、吸収コアの外面側表面と外側シート部材との間における隣り合うスペーサの間に設けられた隙間部によって吸収コアが外面側に膨張するスペースを供給できる。この隙間部及び外側シート部材に設けられた第1折り込み部の寄与により、吸収コアが外面側に向けてさらに膨張しやすくなり、吸収コアの肌面側への膨張をより確実に抑制できる。
請求項7に記載の発明によれば、スペーサが、吸収コアの外面側表面と外側シート部材との間において横方向に互いに離間して略縦方向に沿って略筋状に設けられている。このため、横方向よりも縦方向の寸法が長い吸収コアに対して、スペーサの数を抑制しながら、吸収コアの外面側表面と外側シート部材との間に効果的に隙間部を形成できる。
また、そのスペーサの配置形態に対応して、第1折り込み部が、外側シート部材における隙間部に対応する部分に略縦方向に沿って設けられる。それ故、第1折り込み部の開放動作がスペーサによって阻害されることがないとともに、吸収コアの外面側におけるスペーサによる吸収コアの膨張スペースを確保する機能と、第1折り込み部による吸収コアの膨張スペースを供給する機能とを確実かつ相乗的に作用させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、スペーサが発泡ホットメルト接着剤によって形成されるため、スペーサを形成する発泡ホットメルト接着剤を吸収コアと外側シート部材との接着に兼用できる。その結果、吸収性物品の製造工程の簡略化及びコスト抑制が図れる。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品としての使い捨ておむつの平面図である。 図1の使い捨ておむつのA−A線に沿った断面の構成を模式的に示す断面図である。 図1の使い捨ておむつが尿を吸収したときの状態を示す断面図である。 図1の使い捨ておむつの変形例を示す断面図である。 図1の使い捨ておむつの他の変形例を示す断面図である。 図1の使い捨ておむつのさらに他の変形例を示す断面図である。 従来の吸収性物品の断面図である。 図7の吸収性物品が尿を吸収したときの状態を示す断面図である。 従来の他の吸収性物品の断面図である。
図1は本発明の一実施形態に係る吸収性物品としての使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」という)の平面図であり、図2はそのおむつのA−A線に沿った断面の構成を模式的に示す断面図である。なお、図1及び図2において、横方向Xは着用者の左右方向に対応しており、縦方向Yは着用者の前後又は上下方向に対応している。また、図1に示すおむつ10の構成において、図1の図面上における上側がおむつ10の後側に対応している。
本実施形態に係るおむつ10は、テープ型又はパンツ型のおむつ等の股部の内側に敷き込まれて用いられるものである(尿パッドと呼ばれる場合がある)。このおむつ10をテープ型又はパンツ型のおむつ等の股部に敷き込むことにより、おむつの吸液容量が補強され、多量の尿が排尿された場合又は多量の水分を含んだ軟便が排便された場合に対応できるようになる。なお、本実施形態では本発明を尿パッドに適用した場合について説明したが、本発明をテープ型又はパンツ型のおむつに適用してもよい。なお、テープ型のおむつとは、おむつの後縁部の左右両側等に面ファスナー等の止着部材が設けられたタイプのおむつであり、パンツ型のおむつとは、左右の脚穴と腰穴を有し、左右の脚穴に着用者の脚を通して装着するタイプのおむつである。
このおむつ10は、図1及び図2に示すように、吸収コア11、外側シート部材12及び内側シート部材13を備えている。内側シート部材13は、少なくとも一部が透液性を有している。また内側シート部材13は、内側シート部材本体21、左右の起立シート部22、及び左右の弾性部材23を備えている。外側シート部材12には、本発明の第1折り込み部に相当する後述する折り込み部26が設けられている。また、吸収コア11の後述する包装シート112には、本発明の第2折り込み部に相当する折り込み部27が設けられている。
吸収コア11は、着用者が排泄した排泄液(例えば、尿又は便に含まれる水分等)を吸収する。より具体的には、吸収コア11は、吸液ポリマーを有する吸収素材111と、透液性を有し、その吸収素材111を包装する包装シート(例えば、ティッシュペーパー)112とを備えている。吸収素材111は、例えば、集合された繊維により構成された繊維集合体と、その繊維集合体に混入又は添加された吸収ポリマーとによって構成される。あるいは、吸収コア11の他の構成として、シート状の吸収コア11の内部に、繊維集合体を用いずに、主に吸収ポリマーを収容する構成も採用可能である。本実施形態では、吸収コア11の吸収素材111の厚み方向から見た外形形状が略砂時計形になっているが、吸収素材111の形状として略矩形、略楕円形等の他の形状が採用されてもよい。
包装シート112は、例えば吸収素材111を巻き込むようにして包んでいる。より具体的には、例えば、包装シート112は、包装シート112の横方向Xの両側の部分が吸収素材111の横方向Xの両側の側端111aを外面側から肌面側に巻き上げるようにして吸収素材111を包み込んでいる。包装シート112の横方向Xの両側の部分は、吸収素材111の肌面側で互いに重ね合わされている。
また、包装シート112の吸収素材111の外面側表面111bに対向する部分に、該包装シート112の一部が開放可能に折り込まれることにより少なくとも1つの折り込み部27が縦方向Yに沿って設けられている。本実施形態では、包装シート112の吸収素材111の外面側表面111bに対向する部分の横方向Xの略中央部に、1つの折り込み部27が略縦方向Yに沿って吸収コア11の略全長L11に渡って設けられている。折り込み部27の折り込み形状は、図2に示す形状に限らず、折り込み部26のような形状等、種々の形状が採用可能である。変形例として、包装シート112の吸収素材111の外面側表面111bに対向する部分に2つ以上の折り込み部27を設けてよいし、包装シート112の吸収素材111の横方向Xの両側の側端111aに横方向Xの外方から対向する部分に折り込み部27を1つずつ設けてもよい。また、本実施形態では、折り込み部27を吸収コア11の略全長L11に渡って設けたが、折り込み部27を吸収コア11の縦方向Yの中央部を含む一部の区間にのみ設けてもよい。
外側シート部材12は、不透液性を有し、吸収コア11の外面側に配置されている。外側シート部材12は、より具体的には例えば、不織布シートと、その不織布シートの肌面側に貼り合わされた不透液性の樹脂フィルムとを備えて構成されている。不織布シートには、例えば撥水性を有する合成繊維製不織布等が用いられる。樹脂フィルムには、例えばポリエチレン等の合成樹脂製フィルム(不透液性でかつ通気性を有するフィルムが好ましい)等が用いられる。
また、外側シート部材12における吸収コア11の周辺部に位置する部分に、該外側シート部材12の一部が開放可能に折り込まれることにより少なくとも1つの折り込み部26が設けられている。本実施形態では、折り込み部26は、吸収コア11の外面側表面11aにおける横方向Xの両側の縁部11bよりも横方向Xの内方側の部分に対向する外側シート部材12の部分に、横方向Xに互いに間隔をあけて、略縦方向Yに沿っておむつ10の略全長L10に渡って2つ設けられている。折り込み部26の折り込み形状は、図2に示す形状に限らず、折り込み部27のような形状等、種々の形状が採用可能である。変形例として、吸収コア11の外面側表面11aにおける横方向Xの両側の縁部11bよりも横方向Xの内方側の部分に対向する外側シート部材12の部分に1つの折り込み部26を設けてもよく、あるいは3つ以上の折り込み部26を設けてもよい。なお、折り込み部26の他の変形例については後述する。また、本実施形態では、折り込み部26をおむつ10の略全長L10に渡って設けたが、折り込み部26をおむつ10の縦方向Yの中央部を含む一部の区間にのみ設けるようにしてもよい。
内側シート部材13の内側シート部材本体21は、吸収コア11の肌面側に配置されている。左右の起立シート部22は、内側シート部材本体21の肌面側において横方向Xに間隔をあけて縦方向Yに沿って設けられ、内側シート部材本体21から離反する方向(肌面側)に起立可能となっている。左右の弾性部材23は、左右の起立シート部22の先端部に縦方向Yに伸張された状態でそれぞれ付与されており、その収縮力によって起立シート部22を着用者の肌面に向けて起立させる。この弾性部材23及び起立シート部22によって立体ギャザーが構成されており、この立体ギャザーにより排泄された尿及び便の横漏れが防止される。
このような内側シート部材13の内側シート部材本体21及び起立シート部22は、例えばトップシート28及び左右のサイドシート29によって構成されている。トップシート26は、透液性を有し、内側シート部材本体21の横方向Xの中央部に縦方向Yに沿って配置されている。トップシート28の材料としては、例えば親水性不織布等が用いられる。
左右のサイドシート29は、不透液性を有し、トップシート28の横方向Xの両側の部分(例えば、横方向Xの両側の縁部)に肌面側から重なるように、縦方向Yに沿って配置され、トップシート28の横方向Xの両側の部分(例えば、横方向Xの両側の縁部)と接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)等の接合手段によって接合されている。サイドシート29の材料としては、例えば撥水性不織布等が用いられる。サイドシート29の横方向Xの内方側の部分は、トップシート28から離反する方向(肌面側)に起立可能な構成となっており、起立シート部22を構成している。なお、本実施形態では、起立シート部22をサイドシート29の横方向Xの内方側の部分によって構成したが、この構成に限らず、種々の構成が採用可能である。
このような構成により、本実施形態に係るおむつ10が装着された状態で着用者による排尿等が行われた場合には、排泄された尿が、内側シート部材13のトップシート28を透過して、吸収コア11に到達し、吸収コア11の吸収素材111によって吸収される。このとき、吸収素材111に含まれる吸収ポリマーが尿の吸収に伴って膨張するため、図3に示すように、吸収素材111が吸収ポリマーの尿の吸収に伴って膨張する。この吸収コア11の吸収素材111の膨張に伴い、吸収コア11の包装シート112の折り込み部27及び外側シート部材12の折り込み部26が開き、吸収素材111が外面側に向けて膨張するためのスペースが与えられる。
これによって、吸収コア11の吸収素材111が外面側に向けて膨張しやすくなり、吸収コア11の肌面側への膨張を抑制できる。その結果、吸液による吸収コア11の肌面側への膨張に起因して生じる尿等の排泄物の漏れを抑制できる。
また、本実施形態では、上記の如く、折り込み部26が吸収コア11の外面側表面11aにおける横方向Xの両側の縁部11bよりも横方向Xの内方側の部分に対向する外側シート部材12の部分に、横方向Xに互いに間隔をあけて2つ設けられている。このため、吸収コア11の吸液による膨張が最も大きい中央部に対して、吸収コア11の外面側にその膨張のためのスペースを効果的に供給できるため、吸収コア11の肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
次に、図4ないし図6を参照して、上記の実施形態に係るおむつ10の変形例について説明する。図4に示す変形例では、外側シート部材12の横方向Xの両側の縁部が、吸収コア11の横方向Xの両側の側端11cを巻き込むようにして吸収コア11の肌面側に巻き上げられている。さらに、第1折り込み部26が、吸収コア11の外面側表面11aにおける横方向Xの両側の縁部11bに対向する外側シート部材12の部分に略縦方向Yに沿って設けられている。この図4に示す構成によれば、吸液により吸収コア11が膨張する際に、折り込み部26が開くことによってその横方向Xのほぼ全幅に渡って吸収コア11が膨張するためのスペースをその外面側に供給できるため、吸収コア11の肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
図5に示す変形例においても、図4に示す構成とほぼ同様に、外側シート部材12の横方向Xの両側の縁部が、吸収コア11の横方向Xの両側の側端11cを巻き込むようにして吸収コア11の肌面側に巻き上げられている。また、図5に示す変形例では、第1折り込み部26が、吸収コア11の横方向Xの両側の側端11cに横方向Xの外方から対向する外側シート部材12の部分に沿って設けられている。この図5に示す構成によっても、吸液により吸収コア11が膨張する際に、折り込み部26が開くことによってその横方向Xのほぼ全幅に渡って吸収コア11が膨張するためのスペースをその外面側に供給できるため、吸収コア11の肌面側への膨張を効果的に抑制できる。
図6に示す変形例では、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間における複数箇所に互いに間隔をあけて略筋状の発泡ホットメルト接着剤31が付与されている。この発泡ホットメルト接着剤31は、本発明に係るスペーサに相当している。なお、この図6に示す構成では、発泡ホットメルト接着剤31にスペーサとしての機能を持たせたが、発泡ホットメルト接着剤31に限らず、種々の素材をスペーサとして用いることができる。
より詳細には、略筋状の発泡ホットメルト接着剤31が、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間における複数箇所に、横方向Xに互いに間隔をあけて、略縦方向Yに沿って設けられている。図6に示す構成では、発泡ホットメルト接着剤31が、吸収コア11の外面側表面11aにおける横方向Xの両側の縁部11b又はその近傍と、中央部の3カ所に設けられているが、この構成に限らず、種々の構成が採用可能である。発泡ホットメルト接着剤31は、おむつ10の厚み方向に対して適度な厚みを有しており、吸収コア11と外側シート部材12とを離間させる。これにより、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間における隣り合う発泡ホットメルト接着剤31の間に、隙間部32が形成されている。この隙間部32は、後述するように、吸収コア11が吸液により膨張する際の逃げスペースとして機能する。
発泡ホットメルト接着剤31は、ガス(例えば、空気又は窒素ガス等)を混入することによりホットメルト接着剤を発泡させたものであり、ホットメルト接着剤に、固まった状態で立体的な厚みと適度な弾力性を持たせることができるという特性を有している。また、この発泡ホットメルト接着剤31は、吸収コア11と外側シート部材12との接着にも寄与している。
なお、図6に示す構成では、発泡ホットメルト接着剤31を吸収コア11の略縦方向Yに沿って略全長L11に渡って設けたが、発泡ホットメルト接着剤31を吸収コア11の縦方向Yの中央部を含む一部の区間にのみ設けてもよい。また、図6に示す構成では、略筋状の発泡ホットメルト接着剤31を略縦方向Yに沿って設けたが、略横方向Xに沿って設けてもよく、あるいは斜め方向に沿って設けてもよい。
また、図6に示す構成では、吸収コア11の包装シート112に設けられる折り込み部27が2つ設けられるとともに、この折り込み部27と外側シート部材12に設けられる折り込み部26とが、発泡ホットメルト接着剤31の間に形成された各隙間部32に対向する位置にそれぞれ設けられている。
このような図6に示す構成により、吸液により吸収コア11が膨張するときに、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間における隣り合う略筋状の発泡ホットメルト接着剤31の間に設けられた隙間部32によって吸収コア11が外面側に膨張するスペースを供給できる。この隙間部32及び上述の折り込み部26,27の寄与により、吸収コア11が外面側に向けてさらに膨張しやすくなり、吸収コア11の肌面側への膨張をより確実に抑制できる。
また、発泡ホットメルト接着剤31が、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間において横方向Xに互いに離間して略縦方向Yに沿って略筋状に設けられている。このため、横方向Xよりも縦方向Yの寸法が長い吸収コア11に対して、発泡ホットメルト接着剤31の数を抑制しながら、吸収コア11の外面側表面11aと外側シート部材12との間に効果的に隙間部32を形成できる。
また、上記の如く、折り込み部26,27が発泡ホットメルト接着剤31の間に形成された各隙間部32に対向する位置にそれぞれ設けられているため、折り込み部26,27の開放動作が発泡ホットメルト接着剤31によって阻害されることがないとともに、吸収コア11の外面側における発泡ホットメルト接着剤31による吸収コア11の膨張スペースを確保する機能と、折り込み部26,27による吸収コア11の膨張スペースを供給する機能とを確実かつ相乗的に作用させることができる。
また、発泡ホットメルト接着剤31がスペーサとしての役割を担っているため、発泡ホットメルト接着剤31をスペーサと吸収コア11と外側シート部材12との接着とに兼用でき、おむつ10の製造工程の簡略化及びコスト抑制が図れる。
10 おむつ、11 吸収コア、11a 外面側表面、11b 縁部、11c 側端、111 吸収素材、111a 側端、112 包装シート、12 外側シート部材、21 内側シート部材本体、22 起立シート部、23 弾性部材、26,27 折り込み部、28 トップシート、29 サイドシート、31 発泡ホットメルト接着剤、32 隙間部、X 横方向、Y 縦方向。

Claims (8)

  1. 着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、
    吸液ポリマーを有する吸収素材を備えた吸収コアと、
    不透液性を有し、前記吸収コアの外面側に配置された外側シート部材と、
    前記吸収コアの肌面側に配置され、少なくとも一部が透液性を有する内側シート部材と、
    前記外側シート部材における前記吸収コアの周辺部に、該外側シート部材の一部が開放可能に折り込まれることにより設けられた少なくとも1つの第1折り込み部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品において、
    前記第1折り込み部は、前記吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部よりも前記横方向の内方側の部分に対向する前記外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1に記載の吸収性物品において、
    前記第1折り込み部は、前記吸収コアの外面側における横方向の両側の縁部に対向する前記外側シート部材の部分に略縦方向に沿って設けられることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1に記載の吸収性物品において、
    前記第1折り込み部は、前記吸収コアの横方向の両側の側端に前記横方向の外方から対向する前記外側シート部材の部分に設けられることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の吸収性物品において、
    前記吸収コアは、
    前記吸収ポリマーを有する前記吸収素材と、
    前記吸収素材の肌面側に位置する部分の少なくとも一部が透液性を有し、前記吸収素材を包む包装シートと、
    前記包装シートにおける前記吸収素材の外面側に対向する位置又は横方向の両側の側端に前記横方向の外方から対向する位置に、該包装シートの一部が開放可能に折り込まれることにより設けられた少なくとも1つの第2折り込み部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の吸収性物品において、
    前記吸収コアの外面側表面と前記外側シート部材との間における複数箇所に互いに間隔をあけて略筋状に設けられ、前記吸収コアと前記外側シート部材とを離間させるスペーサと、
    前記吸収コアの前記外面側表面と前記外側シート部材との間における隣り合う前記スペーサの間に設けられた隙間部と、
    をさらに備えることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品において、
    前記スペーサは、前記吸収コアの外面側表面と前記外側シート部材との間において横方向に互いに離間して略縦方向に沿って略筋状に設けられ、
    前記第1折り込み部は、前記外側シート部材における前記隙間部に対応する部分に略前記縦方向に沿って設けられることを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の吸収性物品において、
    前記スペーサは、発泡ホットメルト接着剤によって形成されることを特徴とする吸収性物品。
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