JP2011024217A - マルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置 - Google Patents

マルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011024217A
JP2011024217A JP2010162965A JP2010162965A JP2011024217A JP 2011024217 A JP2011024217 A JP 2011024217A JP 2010162965 A JP2010162965 A JP 2010162965A JP 2010162965 A JP2010162965 A JP 2010162965A JP 2011024217 A JP2011024217 A JP 2011024217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
group
candidate
group member
users
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010162965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5597465B2 (ja
Inventor
Yo Ran
洋 蘭
Zhan Zhang
戰 張
Hidetoshi Kayama
英俊 加山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2011024217A publication Critical patent/JP2011024217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5597465B2 publication Critical patent/JP5597465B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】性能と複雑度とのバランスを取ることができるマルチユーザスケジューリング方法およびビーム形成方法を提供する。
【解決手段】マルチユーザスケジューリング方法は、少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択し、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成し、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。マルチユーザスケジューリング方法で選択されたスケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は多入力多出力(MIMO:Multiple−input Multiple−output)技術に関し、特に、高次MIMOシステムにおけるマルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置に関する。
通信技術の発展により、伝送レート、性能およびシステムサービス容量などの面で、無線通信システムに対する要求がさらに高まる。MIMOに基づく移動通信システム、即ちMIMOシステムでは、送信側、受信側ともマルチアンテナ構成を採用することで、システム容量、データ伝送の信頼性、および周波数利用効率が倍的に向上でき、高い伝送レートおよび大きなシステムサービス容量の要求が満たされる。これにより、空間ダイバーシティ利得または多重化利得を十分に利用して、通信システムの性能を向上させることができる。したがって、MIMOシステムに関連する技術、即ちMIMO技術は、既に現在の移動通信分野の研究の焦点の1つになっている。
MIMOシステムにおいて、基地局から複数のユーザへの下り伝送過程中で、送信側である基地局は、通常、ビーム形成技術を用いてマルチユーザ空間分割多重化の目的を実現する。いわゆるビーム形成技術とは、アレイアンテナの各アレイ素子の励起を調整することにより、アンテナのビーム方向を所定のビーム形状に調整させることを指す。時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システムにおけるゼロフォーシングビーム形成を例として、基地局は既知のチャネル情報に基づいて、1グループの最適なユーザを選択して、選択されたユーザに対してビーム形成を行うことで、システム容量の最大化を実現する。上記からわかるように、複数のユーザからスケジューリングユーザを如何に選択するか、即ちマルチユーザスケジューリング技術は、MIMOシステムにおけるゼロフォーシングビーム形成技術の核心である。
ランダムビーム形成アルゴリズムは、比較的に基本的なゼロフォーシングビーム形成方法である。該アルゴリズムにおいて、毎回も、ランダム方式ですべてのユーザからM個のユーザを選択してスケジューリングすることで、ビームを形成する。ここで、Mは基地局の送信アンテナ数である。このようなアルゴリズムのメリットとして、各ユーザがスケジューリングされるチャンスは均等であり、即ち、公平性は比較的よく、そして基本的にユーザ選択に複雑度を消耗する必要がない。しかし、ランダム方式のユーザスケジューリングではユーザのチャネル条件要素が考慮されないため、このようなアルゴリズムの性能が比較的悪い。
貪欲法も常用のゼロフォーシングビーム形成方法である。該アルゴリズムでは、まず、チャネル利得を最大化する原則に基づいて、最適なユーザを検索して、1番目のスケジューリングユーザとする。その後、1番目のスケジューリングユーザから、既に選択されたスケジューリングユーザと最適な組み合わせを構成する後続スケジューリングユーザを検索し、そして、システム容量が低減する場合、ユーザスケジューリングを終了する。その後、選択されたスケジューリングユーザを用いてビーム形成を行う。図1は、従来の貪欲法に基づくゼロフォーシングビーム形成方法のフローチャートを示す。図1を参照すると、該方法は下記のステップを含む。
ステップ101で、チャネル利得を最大化する原則に基づいて、最適なユーザを選択して、1番目のスケジューリングユーザとする。
本ステップでは、まず、チャネル情報に基づいて各ユーザのチャネル利得を算出して、チャネル利得が最適となるユーザを検索して1番目のスケジューリングユーザ
Figure 2011024217
とし、即ち
Figure 2011024217
にする。ここで、
Figure 2011024217
はi番目のユーザのチャネルベクトルであり、(*)は括弧内の内容を共役転置することを表し、Kはスケジューリング対象ユーザ数であり、かつ
Figure 2011024217
である。
ステップ102で、選択されていないユーザから、既に選択されたスケジューリングユーザと最適な組み合わせを構成するユーザを決定して、現在選択されるスケジューリングユーザとして、現在のスケジューリングユーザ集合を構成する。
現在k番目のスケジューリングユーザを選択すべくとすると、該k番目のスケジューリングユーザは、前の(k−1)個のスケジューリングユーザとの組み合わせによって最大のシステム容量を取得できることを満たすべきである。このとき、得られた現在のスケジューリングユーザ集合は、
Figure 2011024217
である。
ステップ103で、現在のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量が、前のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量以上であるかどうかを判断し、前のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量以上である場合、ステップ102に戻り、前のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量以上でない場合、ステップ104に進む。
本ステップでは、
Figure 2011024217
は現在のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量であり、
Figure 2011024217
は前のスケジューリングユーザ集合に対応するシステム容量であるとすると、
Figure 2011024217
である場合、現在のスケジューリングユーザを追加した後、システム容量が増加することを表すため、マルチユーザスケジューリングを引き続き実行することができるが、逆の場合、マルチユーザスケジューリングを停止する。
ステップ104で、選択されるスケジューリングユーザに基づいて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成処理を行う。
ここまで、貪欲法に基づくゼロフォーシングビーム形成のプロセスを終了する。
以上の説明からわかるように、貪欲法に基づくゼロフォーシングビーム形成方法において、毎回、選択されていないユーザを走査し、選択されていない各ユーザと既に選択されたスケジューリングユーザとに対応するシステム容量を算出し、最大システム容量に対応するユーザを選択して、k番目のスケジューリングユーザとする必要がある。しかし、システム容量は、ユーザのチャネルベクトルとプリコーディング行列との積の絶対値の二乗に関連し、1つのスケジューリングユーザを選択するたびに、システム容量を1回算出する必要があるので、このような算出は比較的に高い複雑度につながる。
したがって、現在、性能と複雑度とのバランスを取ることができるマルチユーザスケジューリング方法およびビーム形成方法が必要となる。
本発明は、比較的に低い複雑度で良好な性能を保証することができるマルチユーザスケジューリング方法を提供している。
本発明に係るマルチユーザスケジューリング方法は、少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択し、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成し、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する、ことを含む。
ここで、前記少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択することは、スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定し、チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する、ことを含む。
ここで、前記スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定することは、前記スケジューリング対象ユーザをチャネルチャネル利得の降順にソートし、すべてのスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得を算出し、
Figure 2011024217
によって前記候補ユーザグループ数を決定し、ここで、Jは前記候補ユーザグループ数であり、且つJは区間
Figure 2011024217
内の整数であり、Mは送信アンテナ数であり、
Figure 2011024217
はソート後のi番目のスケジューリング対象ユーザのチャネル利得であり、
Figure 2011024217
はすべてのスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得であり、Thresholdは所定の閾値であり、その値の範囲が
Figure 2011024217
であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である、ことを含む。
ここで、前記該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成することは、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択するステップB1と、現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択するステップB2と、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択するステップB3と、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除するステップB4と、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、ステップB3に戻るステップB5と、を含む。
ここで、ステップB2において前記現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択することは、現在のグループリーダーユーザ以外の各スケジューリング対象ユーザそれぞれのチャネルベクトルと、現在のグループリーダーユーザのチャネルベクトルとを用いて、各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を構成し、
各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を直交分解し、直交分解して得られたユニタリ行列における各スケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の一時行列における列番号とそれぞれ同じである列を用いて、各スケジューリング対象ユーザに対応する直交チャネル利得値を算出し、前記所定数がLであることを仮定し、直交チャネル利得値が最大となるL個のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択し、ここで、
Figure 2011024217
であり、Mは送信アンテナ数であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である、ことを含む。
ここで、ステップB3において前記現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択することは、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザのチャネルベクトルを用いて、第1補助行列
Figure 2011024217
を構成し、ここで、
Figure 2011024217
は前記グループメンバーユーザのチャネルベクトルであり、(*)は括弧内の内容を転置することを表し、第1補助行列Bと、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合内の各予備候補グループメンバーそれぞれのチャネルベクトル
Figure 2011024217
とを組合せて、第2補助行列
Figure 2011024217
を構成し、各第2補助行列を直交分解し、直交分解して得られたユニタリ行列における予備候補グループメンバーユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の第2補助行列における列番号とそれぞれ同じである列を用いて、各予備候補グループメンバーユーザに対応する直交チャネル利得値を算出し、直交チャネル利得値が最大となる予備候補グループメンバーユーザを、最適な予備候補グループメンバーとして選択する、ことを含む。
好ましくは、前記ステップB5は、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在するとき、ステップB1に戻り、存在しないとき、前記システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択することを実行する、ことをさらに含む。
好ましくは、前記ステップB4は、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断することを実行する、ことをさらに含む。
また、本発明は、比較的に低い複雑度で良好な性能を保証することができるマルチユーザスケジューリング装置を提供している。
本発明に係るマルチユーザスケジューリング装置は、少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択するグループリーダー選択モジュールと、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成する検索モジュールと、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する比較モジュールと、を含む。
ここで、前記グループリーダー選択モジュールは、スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定し、チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する。
ここで、前記検索モジュールは、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択し、現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択する予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールと、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択し、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除し、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、前記現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から最適な予備候補グループメンバーを選択する処理に戻るグループメンバーユーザ決定サブモジュールと、を含む。
好ましくは、前記グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在するとき、前記予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールに対し、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択することを実行するよう通知し、存在しないとき、候補ユーザグループを比較モジュールに提供する。
好ましくは、前記グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断することを実行する。
また、本発明は、比較的に低い複雑度で良好な性能を保証することができるマルチユーザビーム形成方法を提供している。
本発明に係るマルチユーザビーム形成方法は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法に基づいて、スケジューリングユーザグループを決定し、前記スケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行う、ことを含む。
また、本発明は、比較的に低い複雑度で良好な性能を保証することができるマルチユーザビーム形成装置を提供している。
本発明に係るマルチユーザビーム形成装置は、請求項9〜13のいずれか1項に記載のグループリーダー選択モジュール、検索モジュールおよび比較モジュールと、前記比較モジュールで選択されたスケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行うビーム形成モジュールと、を含む。
好ましくは、前記装置が基地局に位置する。
上記の解決手段からわかるように、本発明では、各グループリーダーユーザに対して、所定数のスケジューリング対象ユーザのみを検索してグループメンバーユーザを決定するが、すべてのスケジューリング対象ユーザを走査する必要がない。したがって、貪欲法のマルチユーザスケジューリングに比べて、本発明では複雑度が大幅に低減され、特にスケジューリング対象ユーザが比較的に多い場合、この優位性がさらに明らかになる。また、本発明では、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、対応のグループメンバーユーザを検索して候補ユーザグループを構成してから、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。このようなグループ分け処理は、グループダイバーシティを十分に利用することができるため、システム性能を十分に保証することができる。さらに、本発明のグループ分け処理、および検索されるスケジューリング対象ユーザ数の決定は、実際の必要に応じて配置することができ、柔軟性が比較的に高い。
従来の貪欲法に基づくゼロフォーシングビーム形成方法のフローチャートである。 本発明に係るマルチユーザスケジューリング方法の例示的なフローチャートである。 本発明に係るマルチユーザスケジューリング装置の例示的な構成図である。 本発明の実施例に係るマルチユーザスケジューリング方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るマルチユーザスケジューリング装置の構成を示す図である。 本発明の実施例に係るマルチユーザビーム形成装置の構成を示す図である。 ランダムビーム形成と、貪欲法に基づくビーム形成と、本実施例に係るビーム形成との性能の比較シミュレーション図である。 ランダムビーム形成と、貪欲法に基づくビーム形成と、本実施例に係るビーム形成との複雑度の比較シミュレーション図である。
本発明の目的、解決手段をさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明では、マルチユーザスケジューリングを行うとき、まず、少なくとも1つの候補ユーザグループを作成してから、作成された候補ユーザグループからシステム容量が最大となるグループを選択し、選択された候補ユーザグループ内のユーザをスケジューリングユーザとする。その後、スケジューリングユーザに基づいて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成処理を行うことができる。
図2は、本発明に係るマルチユーザスケジューリング方法の例示的なフローチャートを示す。図2を参照すると、該方法は下記のステップを含む。
ステップ201で、少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択する。
ステップ202で、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成する。
ステップ203で、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。
図3は、本発明に係るマルチユーザスケジューリング装置の例示的な構成図を示す。図3を参照すると、該装置は、少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択するグループリーダー選択モジュールと、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成する検索モジュールと、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する比較モジュールと、を含む。
以上の説明からわかるように、本発明では、各グループリーダーユーザに対して、所定数のスケジューリング対象ユーザのみを検索してグループメンバーユーザを決定するが、すべてのスケジューリング対象ユーザを走査する必要がない。したがって、貪欲法のマルチユーザスケジューリングに比べて、本発明では複雑度が大幅に低減され、特にスケジューリング対象ユーザが比較的に多い場合、この優位性がさらに明らかになる。また、本発明では、各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、対応のグループメンバーユーザを検索して候補ユーザグループを構成してから、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。このようなグループ分け処理は、グループダイバーシティを十分に利用することができるため、システム性能を十分に保証することができる。さらに、本発明のグループ分け処理、および検索されるスケジューリング対象ユーザ数の決定は、実際の必要に応じて配置することができ、柔軟性が比較的に高い。
以下、本発明の具体的な解決手段を詳しく説明する。
図4は、本発明の実施例に係るマルチユーザスケジューリング方法のフローチャートである。図4を参照すると、該方法は下記のステップを含む。
ステップ401で、スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定する。
スケジューリング対象ユーザ数がKであるとすると、本ステップでは、まず、スケジューリング対象ユーザをチャネル利得の降順にソートし、即ち、
Figure 2011024217
にする。ここで、
Figure 2011024217
はi番目のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルであり、
Figure 2011024217
はソート後のi番目のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルであり、(*)は括弧内の内容を転置することを表し、ranking(*)は括弧内の内容を降順にソートすることを表す。
その後、数式
Figure 2011024217
(ここで、
Figure 2011024217
)によってすべてのスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得を算出する。ここで、Eはスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得であり、
Figure 2011024217
はソート後のi番目のスケジューリング対象ユーザに対応するチャネル利得であり、(*)は括弧内の内容を共役転置することを表し、
Figure 2011024217
は絶対値演算である。
仮に、候補ユーザグループ数はJであり、Jは区間
Figure 2011024217
内の整数であり、Mは送信アンテナ数であるとすると、条件
Figure 2011024217
を満たすべきである。ここで、Thresholdは所定の閾値であり、その値の範囲が
Figure 2011024217
であり、Mは送信側である基地局の送信アンテナ数であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である。言い換えれば、前の(J−1)個のグループリーダーユーザのチャネル利得和はスケジューリング対象ユーザの平均チャネル利得と閾値との積より小さいが、すべてのグループリーダーユーザのチャネル利得和はスケジューリング対象ユーザの平均チャネル利得と閾値との積より大きい、という条件を満たすべきである。このような方式は、チャネル利得窓選択法と呼ぶことができる。シミュレーションによると、好ましくは、ここでの閾値Thresholdが1、5、10に等しいようにしてもよい。
各候補ユーザグループに1つのみのグループリーダーユーザがあるため、候補グループリーダーユーザ数は候補ユーザグループ数に等しく、即ち、グループリーダーユーザ数もJに等しい。
ステップ402で、チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する。
ステップ401において、既にスケジューリング対象ユーザをチャネル利得によってソートしたので、本ステップでは、ソート後のスケジューリング対象ユーザから前のJ個のユーザを選択するだけでよい。各選択されたユーザそれぞれは、1つの候補ユーザグループ内のグループリーダーユーザである。
ステップ403で、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択する。
ステップ404で、現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択する。
ここで、現在のグループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザの検索を開始していないため、その所属する候補ユーザグループには、1つのみのユーザ、即ち、現在のグループリーダーユーザが含まれる。現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループを
Figure 2011024217
で表すと、現在のグループリーダーユーザを該候補ユーザグループ内の1番目のグループメンバーユーザ
Figure 2011024217
と見なすことができるため、
Figure 2011024217
となる。
その後、現在のグループリーダーユーザ以外の各スケジューリング対象ユーザそれぞれのチャネルベクトルと、現在のグループリーダーユーザのチャネルベクトルとを用いて、各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を構成し、具体的に、k番目のスケジューリング対象ユーザに対応する一時行列は
Figure 2011024217
である。その後、各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を直交分解する。例えば、QR分解の場合、
Figure 2011024217
となる。行列
Figure 2011024217
におけるk番目のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の一時行列における列番号と同じである列
Figure 2011024217
を用いて、k番目のスケジューリング対象ユーザに対応する直交チャネル利得値
Figure 2011024217
を算出し、即ち、
Figure 2011024217
はユニタリ行列
Figure 2011024217
内の第2列である。最後に、所定数がLであることを仮定し、直交チャネル利得値が最大となるL個のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバーとして選択し、これらの予備候補グループメンバーによって現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合を構成し、ここで、
Figure 2011024217
であり、Mは送信アンテナ数であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である。
本ステップでは、予備候補グループメンバー集合を決定する処理は、実際に現在のグループリーダーユーザ以外のすべてのスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ
Figure 2011024217
の直交空間に射影し、その中から射影が最も長いL個のスケジューリング対象ユーザを選択することである。
ステップ405で、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択する。
本ステップでは、実際に現在のグループリーダーユーザのグループメンバーユーザを選択し、ここで選択された予備候補グループメンバーは、後続のステップで当選が決定されると、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザになる。
具体的に、本ステップでは、まず、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザのチャネルベクトルを用いて、第1補助行列
Figure 2011024217
を構成し、第1補助行列Bと、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合内の各予備候補グループメンバーそれぞれのチャネルベクトル
Figure 2011024217
とを組合せて、第2補助行列
Figure 2011024217
を構成する。ここで、
Figure 2011024217
は前記グループメンバーユーザのチャネルベクトルであり、(*)は括弧内の内容を転置することを表す。その後、各第2補助行列を直交分解し、QR分解を例として、
Figure 2011024217
となる。ユニタリ行列
Figure 2011024217
における予備候補グループメンバーユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の一時行列における列番号と同じである列
Figure 2011024217
、即ち行列
Figure 2011024217
における第i列を用いて、各予備候補グループメンバーユーザに対応する直交チャネル利得値
Figure 2011024217
を算出する。最後に、直交チャネル利得値が最大となる予備候補グループメンバーユーザを、最適な予備候補グループメンバーとして選択し、即ち、
Figure 2011024217
にする。
現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内の2番目のグループメンバー
Figure 2011024217
を選択するとき、候補ユーザグループ内に含まれるグループメンバーユーザは現在のグループリーダーユーザのみであり、このときの第1補助行列は
Figure 2011024217
であり、第2補助行列は
Figure 2011024217
である。ここからわかるように、第2補助行列は即ち前述のステップ404における一時行列
Figure 2011024217
であり、
Figure 2011024217
はステップ404で算出された直交チャネル利得値である。現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内の3番目のグループメンバーユーザ
Figure 2011024217
を選択するとき、候補ユーザグループに含まれるグループメンバーは現在のグループリーダーユーザおよび2番目のグループメンバーユーザ
Figure 2011024217
であり、このときの第1補助行列は
Figure 2011024217
であり、第2補助行列は
Figure 2011024217
である。
ステップ406〜407で、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすかどうかを判断し、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除してから、ステップ408に進み、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、ステップ409に進む。
現在選択される予備候補グループメンバーを決定した後に、現在選択される予備候補グループメンバーに対応する直交行列
Figure 2011024217
を用いて、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザのシステム容量
Figure 2011024217
、および現在選択される予備候補グループメンバーを該候補ユーザグループに追加した後のシステム容量
Figure 2011024217
を算出する。ここで、
Figure 2011024217
であり、
Figure 2011024217
である。
Figure 2011024217
である場合、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことを表し、該予備候補グループメンバーを1つのグループメンバーユーザとして現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加することができる。逆に、
Figure 2011024217
である場合、該予備候補グループメンバーをグループメンバーユーザとして選択することがなく、そして、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループにグループメンバーユーザを追加することがなく、即ち、該候補ユーザグループのグループメンバーユーザの選択を終了する。
ステップ408で、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達したかどうかを判断し、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、ステップ409に進み、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、ステップ405に戻る。
本実施例で、基地局の送信アンテナ数がMであるため、本ステップにおける最大ユーザ数もMに等しい。現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数がMに達した場合、現在のグループリーダーユーザに対するグループメンバーユーザの選択の終了を表す。
ステップ409で、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在する場合、ステップ403に戻り、存在しない場合、ステップ410に進む。
グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在する場合で、前述のステップ403の現在のグループリーダーユーザの選択から、他のグループリーダーユーザのためにグループメンバーユーザを選択し、すべてのグループメンバーユーザが自分のグループメンバーユーザを有すると、本実施例での候補ユーザグループ全体の構成の完了を表す。
ステップ410で、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。
すべての候補ユーザグループの構成が完了した後に、合計J個の候補ユーザグループが存在するため、システム容量の最大化を原則として、最適な候補ユーザグループを選択して、スケジューリングユーザグループとして決定する。
ここまで、本実施例に係るマルチユーザスケジューリングプロセスを終了する。
その後、スケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行うことができる。具体的に、ビーム形成行列は
Figure 2011024217
である。ここで、
Figure 2011024217
はスケジューリングユーザグループであり、
Figure 2011024217
はビーム形成行列であり、
Figure 2011024217
はスケジューリングユーザグループ
Figure 2011024217
に対応するチャネル行列である。
本実施例のステップ403〜ステップ408における各候補ユーザグループの構成過程について、1つの候補ユーザグループの次に他の1つの候補ユーザグループの構成過程が実行されるシリアル方式を採用してもよいし、複数の候補ユーザグループの構成過程が一緒に実行されるパラレル方式を採用してもよい。
図5は、本発明の実施例に係るマルチユーザスケジューリング装置の構成を示す。図5を参照すると、該装置は、グループリーダー選択モジュールと、検索モジュールと、比較モジュールと、を含む。ここで、図3の検索モジュールを、予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールとグループメンバーユーザ決定サブモジュールとに細分化する。
具体的に、グループリーダー選択モジュールは、スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定し、チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する。
検索モジュール内の予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールは、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択し、現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択する。検索モジュール内のグループメンバーユーザ決定サブモジュールは、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択し、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除し、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、前述の現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から最適な予備候補グループメンバーを選択する処理に戻る。該グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在するとき、前記予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールに対し、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択することを実行するよう通知し、存在しないとき、候補ユーザグループを比較モジュールに提供する。そして、グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断することを実行する。
比較モジュールは、システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する。
図6は、本発明の実施例に係るマルチユーザビーム形成装置の構成を示す。図6を参照すると、該装置は、グループリーダー選択モジュールと、検索モジュールと、比較モジュールと、ビーム形成モジュールとを含む。グループリーダー選択モジュール、検索モジュール、比較モジュールは、前述の図3と図5における対応のモジュールと同じであるが、ビーム形成モジュールは、比較モジュールで選択されたスケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行う。
本発明に係るマルチユーザスケジューリングおよびビーム形成処理はいずれも基地局で実行されるようにしてよい。
図7は、ランダムビーム形成と、貪欲法に基づくビーム形成と、本実施例に係るビーム形成との性能の比較シミュレーション図である。ここでのシミュレーションパラメータについて、送信アンテナ数はM=8であり、各ユーザの受信アンテナ数は1であり、プリコーディング方式はゼロフォーシング方式であり、スケジューリング対象ユーザ数はK=10〜100であり、信号対雑音比は10dBであり、チャネルタイプはフラットフェージングチャネルである。
図7を参照すると、四角印の線は貪欲法に基づくビーム形成を表し、黒丸印の線はランダムビーム形成を表し、短い縦線印の線は1つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表し、三角印の線は3つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表し、白丸印の線は7つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表す。図7からわかるように、本実施例のビーム形成方法は、ランダムビーム形成よりも性能がはるかに優れ、そして、候補ユーザグループ数が多いほど、全体のシステム容量が大きくなり、性能がよくなり、候補ユーザグループ数が7であるとき、その性能が既に貪欲法に基づくビーム形成方法に非常に近づくようになった。
図8は、ランダムビーム形成と、貪欲法に基づくビーム形成と、本実施例に係るビーム形成との複雑度の比較シミュレーション図である。ここでのシミュレーションパラメータは、図7のシミュレーションパラメータと同じである。図8を参照すると、白丸印の線は従来の最適全数検索に基づくビーム形成を表し、短い縦線印の線は貪欲法に基づくビーム形成を表し、菱形印の線は1つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表し、黒丸印の線は3つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表し、いかなる印もない線は7つの候補ユーザグループの本実施例のビーム形成を表す。図8からわかるように、スケジューリング対象ユーザ数が同じである場合、本実施例のビーム形成方法の複雑度は候補ユーザグループ数の増加に伴って増加するが、候補ユーザ数が7であるときにも、本実施例のビーム形成方法の複雑度は、最適全数検索に基づくビーム形成方法および貪欲法に基づくビーム形成方法よりはるかに低い。
以上のように、本実施例に係るマルチユーザスケジューリングおよびビーム形成方法では、グループ分けの考えが導入され、各候補ユーザグループを構成するとき、一部のみのスケジューリング対象ユーザを検索することで、複雑度が効果的に低減される。そして、グループ分け処理の実施により、グループダイバーシティを十分に利用することができ、複雑度を低減すると共にシステム性能を十分に保証することができ、また、実際の必要に応じて候補ユーザグループおよび予備候補ユーザ数の柔軟な配置を実現することができる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (16)

  1. マルチユーザスケジューリング方法であって、
    少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択し、
    各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成し、
    システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択することには、
    スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定し、
    チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定することには、
    前記スケジューリング対象ユーザをチャネルチャネル利得の降順にソートし、すべてのスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得を算出し、
    Figure 2011024217
    によって前記候補ユーザグループ数を決定し、ここで、Jは前記候補ユーザグループ数であり、且つJは区間
    Figure 2011024217
    内の整数であり、Mは送信アンテナ数であり、
    Figure 2011024217
    はソート後のi番目のスケジューリング対象ユーザのチャネル利得であり、
    Figure 2011024217
    はすべてのスケジューリング対象ユーザの総チャネル利得であり、Thresholdは所定の閾値であり、その値の範囲が
    Figure 2011024217
    であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成することは、
    グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択するステップB1と、
    現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択するステップB2と、
    現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択するステップB3と、
    現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除するステップB4と、
    現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、ステップB3に戻るステップB5と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ステップB2において前記現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択することには、
    現在のグループリーダーユーザ以外の各スケジューリング対象ユーザそれぞれのチャネルベクトルと、現在のグループリーダーユーザのチャネルベクトルとを用いて、各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を構成し、
    各スケジューリング対象ユーザに対応する一時行列を直交分解し、直交分解して得られたユニタリ行列における各スケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の一時行列における列番号とそれぞれ同じである列を用いて、各スケジューリング対象ユーザに対応する直交チャネル利得値を算出し、
    前記所定数がLであることを仮定し、直交チャネル利得値が最大となるL個のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択し、ここで、
    Figure 2011024217
    であり、Mは送信アンテナ数であり、Kはスケジューリング対象ユーザ数である、
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ステップB3において前記現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択することには、
    現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザのチャネルベクトルを用いて、第1補助行列
    Figure 2011024217
    を構成し、ここで、
    Figure 2011024217
    は前記グループメンバーユーザのチャネルベクトルであり、(*)は括弧内の内容を転置することを表し、
    第1補助行列Bと、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合内の各予備候補グループメンバーそれぞれのチャネルベクトル
    Figure 2011024217
    とを組合せて、第2補助行列
    Figure 2011024217
    を構成し、
    各第2補助行列を直交分解し、直交分解して得られたユニタリ行列における予備候補グループメンバーユーザのチャネルベクトルの列番号がその対応の第2補助行列における列番号とそれぞれ同じである列を用いて、各予備候補グループメンバーユーザに対応する直交チャネル利得値を算出し、
    直交チャネル利得値が最大となる予備候補グループメンバーユーザを、最適な予備候補グループメンバーとして選択する、
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記ステップB5は、
    現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在するとき、ステップB1に戻り、存在しないとき、前記システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択することを実行する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ステップB4は、
    現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断することを実行する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. マルチユーザスケジューリング装置であって、
    少なくとも1つのスケジューリング対象ユーザをグループリーダーユーザとして選択するグループリーダー選択モジュールと、
    各グループリーダーユーザに対して、システム容量に基づいて、該グループリーダーユーザ以外の所定数のスケジューリング対象ユーザから、該グループリーダーユーザに対応するグループメンバーユーザを検索し、該グループリーダーユーザおよびその対応するグループメンバーユーザを用いて候補ユーザグループを構成する検索モジュールと、
    システム容量が最大となる候補ユーザグループをスケジューリングユーザグループとして選択する比較モジュールと、
    を含むことを特徴とする装置。
  10. 前記グループリーダー選択モジュールは、スケジューリング対象ユーザの総チャネル利得に基づいて、候補ユーザグループ数を決定し、チャネル利得が最大となる、候補ユーザグループ数に等しい個数のスケジューリング対象ユーザを、それぞれ各候補ユーザグループのグループリーダーユーザとして選択する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記検索モジュールは、
    グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択し、現在のグループリーダーユーザ以外のスケジューリング対象ユーザから、チャネル利得が最大となる所定数のスケジューリング対象ユーザを、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合として選択する予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールと、
    現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のスケジューリング対象ユーザのチャネルベクトルと、対応の予備候補グループメンバー集合内の予備候補グループメンバーのチャネルベクトルとに基づいて、現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から、現在選択される予備候補グループメンバーとして、最適な予備候補グループメンバーを選択し、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらす場合、現在選択される予備候補グループメンバーを、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループに追加して、予備候補グループメンバー集合から削除し、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達していない場合、前記現在のグループリーダーユーザに対応する予備候補グループメンバー集合から最適な予備候補グループメンバーを選択する処理に戻るグループメンバーユーザ決定サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 前記グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在のグループリーダーユーザの所属する候補ユーザグループ内のグループメンバーユーザ数が最大ユーザ数に達した場合、グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断し、存在するとき、前記予備候補グループメンバー集合構成サブモジュールに対し、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザから1つを現在のグループリーダーユーザとして選択することを実行するよう通知し、存在しないとき、候補ユーザグループを比較モジュールに提供する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記グループメンバーユーザ決定サブモジュールは、さらに、現在選択される予備候補グループメンバーによりシステム容量の増加をもたらすことがない場合、前記グループメンバーユーザが決定されていないグループリーダーユーザが存在するかどうかを判断することを実行する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. マルチユーザビーム形成方法であって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法に基づいて、スケジューリングユーザグループを決定し、
    前記スケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行う、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  15. マルチユーザビーム形成装置であって、
    請求項9〜13のいずれか1項に記載のグループリーダー選択モジュール、検索モジュールおよび比較モジュールと、
    前記比較モジュールで選択されたスケジューリングユーザグループ内の各ユーザを用いて、ゼロフォーシングに基づくビーム形成を行うビーム形成モジュールと、
    を含むことを特徴とする装置。
  16. 基地局に位置することを特徴とする請求項15に記載の装置。
JP2010162965A 2009-07-20 2010-07-20 マルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置 Active JP5597465B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200910151638.4 2009-07-20
CN200910151638.4A CN101958736B (zh) 2009-07-20 2009-07-20 多用户调度方法和装置以及多用户波束赋形方法和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011024217A true JP2011024217A (ja) 2011-02-03
JP5597465B2 JP5597465B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=43485869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010162965A Active JP5597465B2 (ja) 2009-07-20 2010-07-20 マルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5597465B2 (ja)
CN (1) CN101958736B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101888267B1 (ko) * 2016-11-25 2018-09-20 연세대학교 산학협력단 하드웨어 잡음을 고려한 스케줄링 방법 및 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108197813A (zh) * 2018-01-12 2018-06-22 北京上格云技术有限公司 基于互联网的工单分配方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070066238A1 (en) * 2005-09-21 2007-03-22 Chengjin Zhang Double search user group selection scheme with range reduction for FDD multiuser MIMO downlink transmission with finite-rate channel state information feedback
US20080268834A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Foschini Gerard J Method of grouping users to reduce interference in mimo-based wireless network
WO2009026768A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Limited Wireless communication system and wireless communication method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101034923A (zh) * 2006-03-07 2007-09-12 松下电器产业株式会社 一种用于多天线无线通信系统中的分组调度方法和系统
KR101002877B1 (ko) * 2007-03-06 2010-12-21 한국과학기술원 통신시스템에서 다중 사용자 스케쥴링 방법 및 장치
CN101207590B (zh) * 2007-12-07 2011-05-11 华中科技大学 一种多输入多输出(mimo)传输方法及系统

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070066238A1 (en) * 2005-09-21 2007-03-22 Chengjin Zhang Double search user group selection scheme with range reduction for FDD multiuser MIMO downlink transmission with finite-rate channel state information feedback
US20080268834A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Foschini Gerard J Method of grouping users to reduce interference in mimo-based wireless network
WO2009026768A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Limited Wireless communication system and wireless communication method

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014015792; Ari Hottinen et al.: 'Optimal user pairing in downlink MU-MIMO with transmit precoding' Modeling and Optimization in Mobile, Ad Hoc, and Wireless Networks and Workshops, 2008. WiOPT 2008. , 20080403, pp.97-99 *
JPN6014015797; 関 洋亮 他: '基地局連携マルチユーザMIMOにおける平均受信SNRを利用したユーザ選択方法の一評価' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.109, No.164, 20090727, pp.133-138 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101888267B1 (ko) * 2016-11-25 2018-09-20 연세대학교 산학협력단 하드웨어 잡음을 고려한 스케줄링 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
CN101958736A (zh) 2011-01-26
CN101958736B (zh) 2016-03-16
JP5597465B2 (ja) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4597170B2 (ja) 多重入力多重出力システムにおけるスケジューリングシステム及びその方法
US9088944B2 (en) Method and device for energy efficient signal transmission in massive multi-antenna wireless communication system
US10212723B2 (en) User pairing method, device and system for realizing user scheduling
CN101669298B (zh) 预处理多输入通信系统待传输的数据的方法和设备
CN102349240A (zh) 多天线系统中发送用于干扰减轻的控制信息的方法和装置
US20040258026A1 (en) Method of uplink scheduling for multiple antenna systems
TW200841627A (en) Method and apparatus to support SDMA transmission in a OFDMA based network
US20100227566A1 (en) Communication system and method of performing interference control using random beamforming technique
US8867646B2 (en) Multiple-input multiple-output communication system control method and apparatus
JP5517719B2 (ja) 多入力多出力システムにおけるマルチユーザスケジューリング方法およびその装置
CN105991167B (zh) 低复杂度的毫米波mimo模拟波束赋形方法
Lee et al. Enhanced transmit-antenna selection schemes for multiuser massive MIMO systems
US8855718B2 (en) Signal transmission method, apparatus, and base station
CN102457324A (zh) 一种频分双工系统下行多用户多径波束赋形方法及装置
JP5597465B2 (ja) マルチユーザスケジューリング方法およびその装置、ならびにマルチユーザビーム形成方法およびその装置
JP4846000B2 (ja) 移動通信システムのためのユーザ選択装置
JP2009089381A (ja) マルチユーザのプリコーディングシステムにおけるフィードバック選択方法およびフィードバック選択装置
KR101080392B1 (ko) 다중 송수신 안테나 시스템에서의 스케줄링 방법
CN103607232B (zh) 基于干扰对齐算法的预编码优化选择方法
CN104022809B (zh) 一种mu‑mimo波束赋形发端干扰抑制方法及装置
KR102118389B1 (ko) 기지국장치 및 기지국장치의 동작 방법
CN101667859B (zh) 一种数据传输方法、系统及装置
CN106257951A (zh) 一种数据传输方法和基站
CN102404086A (zh) 多用户调度方法和装置以及波束赋形方法和装置
KR101072636B1 (ko) 하향링크 다중사용자 mimo 시스템에서의 효율적인 사용자 선택 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5597465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250