JP2011022909A - 競合作業調整装置および競合作業調整方法 - Google Patents

競合作業調整装置および競合作業調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】競合作業の有無を判定し、競合すると判定した場合には作業データを調整し競合を解消することができる競合作業調整装置および競合作業調整方法を得る。
【解決手段】鉄道路線の保線区間で実施される作業の競合を調整する競合作業調整装置20であって、作業内容種別と競合対象種別とが定義された作業内容データベース24と、重要度が高い作業を優先的に実施するための優先順位が定義された優先度データベース23と、距離データ5と作業計画データ6とに基づいて作業の日付および場所が一致するか否かを判定する競合判定部21と、競合対象種別に基づいて日付および場所が一致すると判定された一の作業と他の作業とが競合する場合、優先度データベース23を参照して優先順位の高い作業の作業日程を先に確定する作業日程調整部22と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、線路保守工事および線路周辺における各種付帯工事の計画を管理する競合作業調整装置および競合作業調整方法に関するものである。
従来、例えば鉄道路線の保守工事は、多数の工事担当者と保線区管理者との間でファクシミリなどにより保線工事計画を調整して保守工事を実行していた。ただし、同一の保線区において、多数の工事担当者からの作業工程が競合する場合、その調整を行う保線区管理者の手間が膨大となり非効率であった。例えば、保線工事計画から一時的に除外された工事担当者に対して作業工程を別の保線区へ移すための連絡をする際、工事担当者が外出中の場合には迅速な連絡調整が図れないため保線工事計画の調整が遅れるなどの問題があった。
このような問題を解決する手段として、下記特許文献1に示される従来の保守工事競合調整システムは、各作業内容が競合するか否かを判定し、競合する場合には競合報知の電子メールを工事業者の端末装置に送信し、さらに、工事業者の端末装置から承認情報を得たか否かを判定することができるように構成されている。
特開2004−021861号公報
しかしながら、従来の保守工事競合調整システムでは、同一の保線区で複数の作業が重なった場合、競合報知の電子メールを受信した工事業者が作業内容の競合の有無を判定する必要があり非効率的であった。すなわち、従来の保守工事競合調整システムは、同一路線区間で複数の作業が重なった場合、その作業内容が競合しているのか否かを判別することができないという問題があった。
また、従来の保守工事競合調整システムは、工事業者によって作業内容が競合すると判定された場合、再度競合報知の電子メールを送信し、競合報知の電子メールを受信した工事業者の端末装置から承認情報が送信されたか否かを判定しているにすぎず、競合作業の調整が困難という課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、競合作業の調整の更なる効率化を図ることができる競合作業調整装置および競合作業調整方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、鉄道路線の保線区間で実施される複数の作業の競合を調整する競合作業調整装置であって、前記各作業の内容を示す内容種別と、一の作業と他の作業とが作業内容的に競合することを示す競合対象種別と、が定義された作業内容データベースと、前記保線区間の作業として重要度が高い作業を優先的に実施するために、予め前記各作業の優先順位が定義された優先度データベースと、鉄道路線の保線区間の場所を示す距離データと、前記各保線区間で実施される作業の日付および内容を示す作業計画データとに基づいて、前記作業毎に前記日付および前記場所が一致するか否かを判定する競合判定部と、前記競合判定部で前記日付および前記場所が一致すると判定された作業を対象として、前記競合対象種別に基づいて、前記日付および前記場所が一致すると判定された一の作業の内容種別と他の作業の内容種別とが作業内容的に競合するか否かを判定し、前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、前記優先度データベースを参照して前記一の作業の優先順位と前記他の作業の優先順位とを比較し、前記優先順位の高い作業の作業日程を先に確定する作業日程調整部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、競合対象種別が割り付けられた作業内容データベースを参照して競合作業の有無を判定する競合判定部と、競合作業の優先度が割り付けられた優先度データベースを参照して作業の優先度を判定して作業日程を確定する作業日程調整部とを備えるようにしたので、競合作業の調整の更なる効率化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる競合作業調整装置を含む競合作業調整システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる競合作業調整装置の構成を説明するための図である。 図3は、作業日程を決定するフローの一例を示すフローチャートである。 図4は、競合調整前の作業計画データの一例を示す図である。 図5は、競合調整後の作業計画データの一例を示す図である。 図6は、作業内容データベースの一例を示す図である。 図7は、優先度データベースの一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる競合作業調整装置および競合作業調整方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる競合作業調整装置20を含む競合作業調整システム100の構成を示す図であり、図2は、本発明の実施の形態にかかる競合作業調整装置20の構成を説明するための図である。競合作業調整システム100は、主たる構成として、ウエブサーバ10、路線データベース装置(以下単に「路線DB」と称する)11、メールサーバ(情報配信装置)12、競合作業調整装置20、および端末装置13を有して構成されている。
ウエブサーバ10は、ネットワーク通信網2を通じて端末装置3から送信された距離データ5と、作業計画データ(以下単に「計画データ」と称する)6と、を受信し登録をするとともに、後述する更新作業計画データ(以下単に「更新データ」と称する)9を登録する。
距離データ5は、保線区間を、ある基準地点から例えばメートル法の距離で表す数値情報である。計画データ6には、例えば、線路工事、踏切工事、電源工事、信号線配線工事、および鉄道用信号工事などの作業内容に関する情報と、これらの作業が実施される日付に関する情報とが含まれる。
路線DB11は、ウエブサーバ10から送信された距離データ5と計画データ6とを、路線データ7に対応付けて記憶する。路線データ7は、例えば、一の駅から他の駅までの軌道の距離を示すものである。なお、図2に示される路線DB11には、一例として路線データ7のみ記載されているが、この態様に限定されるものではなく、ウエブサーバ10と同様に、更新データ9を登録してもよい。
メールサーバ12は、端末装置3および無線端末装置4に対して、競合情報と作業日変更情報とを報知する。端末装置3は、例えば、工事担当者が所属する会社に設置された端末であり、無線端末装置4は、例えば、工事担当者が外出先で更新後の作業日を閲覧可能な携帯電話機や情報端末などである。
競合作業調整装置20は、主たる構成として、競合判定部(以下単に「判定部」と称する)21、作業日程調整部(以下単に「調整部」と称する)22、優先度データベース23、および作業内容データベース24を有して構成されている。
判定部21は、路線DB11に記憶された複数の距離データ5と計画データ6とを読み出して、これらの距離データ5と計画データとに基づいて、日付および場所が競合するか否かを判定し、作業計画データ6を更新データ9として再構成する。更新データ9は、後述するようにウエブサーバ10、あるいは路線DB11に登録され、次回以降の競合判定の際に用いられる。
調整部22は、作業内容データベース(以下単に「作業内容DB」と称する)24を用いて各作業内容が競合するか否かを判定する。さらに、各作業内容が競合する場合には、距離データ5と、計画データ6と、優先度データベース(以下単に「優先度DB」と称する)23とを用いて、作業可能日を調整する。なお、調整部22の判定処理の詳細に関しては、後述する。
端末装置13は、路線DB11およびウエブサーバ10に記憶する作業データの更新手段として使用され、例えば、調整部22で再構成された更新データ9をウエブサーバ10に記憶させる。ウエブサーバ10は、端末装置3からのアクセスに応答して、更新データ9をネットワーク通信網2を通じて閲覧させる。
(競合作業調整装置の動作)
以下、競合作業調整装置20を中心とする動作を説明する。まず、競合作業調整装置20の動作概要を説明する。
判定部21は、作業の日付および場所が競合するか否かを判定する。作業の日付および場所が競合する場合、調整部22は、作業内容DB24を用いて、作業の日付および場所が競合と判定された作業に関して、作業の内容が競合するか否かを判定する。また、調整部22は、作業内容が競合する場合、優先度DB23を用いて作業日程を調整する。
調整部22は、優先度の判定に際し、路線DB11に記憶された複数の距離データ5と計画データ6とを用いて、優先度の低い作業が調整可能な他の日程を検索する。作業の競合が解消された場合、調整部22は、更新データ9を再構成する。競合作業調整装置20は、更新データ9(作業日程情報)をメールサーバ12に出力し、メールサーバ12は、競合情報と作業日変更情報とを、端末装置3と無線端末装置4に送信する。
次に、図3を用いて競合作業調整装置20の動作を詳細に説明する。図3は、作業日程を決定するフローの一例を示すフローチャートである。端末装置3から作業入力が行われ(ステップS10)、当該日の作業が締め切られた後(ステップS11)、競合作業調整装置20は、入力された作業の情報に基づき、以下の手順で競合の有無を判定し作業日を確定させる。
なお、端末装置3で入力される項目としては、例えば、作業日、作業名、作業場所、優先度などの項目があり、作業名は、上述した線路工事などを示し、優先度は、各作業に対して予め設定された優先順位を示すものである。
判定部21は、作業の日付および場所が競合するか否かを判定する。作業の日付および場所が競合せず(ステップS12,No)、かつ、作業日を変更していない場合には(ステップS16,No)、メールサーバ12は、作業日の確定情報に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS17)。
作業の日付および場所が競合する場合(ステップS12,Yes)、調整部22は、作業内容DB24を用いて作業内容が競合するか否かを判定する。作業内容が競合せず(ステップS13,No)、かつ、作業日を変更していない場合(ステップS16,No)、メールサーバ12は、上述同様に、作業日確定情報に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS17)。
作業内容が競合する場合(ステップS13,Yes)、調整部22は、優先度DB23を用いて競合する作業同士の優先度を判定する。優先度が高く(ステップS14,Yes)、かつ、作業日を変更していない場合(ステップS16,No)、メールサーバ12は、上述同様に、作業日確定情報に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS17)。
優先度が低い場合(ステップS14,No)、調整部22は、作業日をインクリメント即ち、作業日を次の日にずらし(ステップS15)、ステップS12以降のプロセスを繰り返す。
日付がインクリメントされた作業に関して説明すると以下の通りである。日付がインクリメントされた作業の日付および場所が競合していない場合(ステップS12,No)、作業日を変更しているため(ステップS16,Yes)、メールサーバ12は、作業が競合している旨と作業日変更の旨とに関する情報(変更後の作業日程情報)に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS18)。
作業の日付および場所が競合している場合(ステップS12,Yes)、調整部22は、作業内容DB24を用いて作業内容が競合するか否かを判定する。作業内容が競合しない場合(ステップS13,No)、作業日を変更しているため(ステップS16,Yes)、メールサーバ12は、上述同様に、変更後の作業日程情報に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS18)。
作業内容が競合する場合(ステップS13,Yes)、調整部22は、優先度DB23を用いて競合する作業同士の優先度を判定する。優先度が高い場合(ステップS14,Yes)、作業日を変更しているため(ステップS16,Yes)、メールサーバ12は、上述同様に、作業日変更を確定し、作業競合および作業日変更情報に関するメールを無線端末装置4などに送信する(ステップS18)。
判定部21は、全ての作業に対して競合判定が終了したか否かを判定し、競合判定が終了していない場合(ステップS19,No)、競合が解消するまでステップS12以降のプロセスを繰り返す。判定部21は、競合が解消したことによって競合判定が終了した場合(ステップS19,Yes)、上記判定処理を終了する。
ここで、ステップS12〜ステップS14の処理を、図4〜図7を用いて具体例で説明すると以下の通りである。まず、図4〜図7に関して詳説する。図4は、競合調整前の作業計画の一例を示す図であり、図5は、競合調整後の作業計画の一例を示す図であり、図6は、作業内容データベース24の一例を示す図であり、図7は、優先度データベース23の一例を示す図である。
図4(a)には、作業計画の具体例として、例えば、X月X日の作業内容として、作業名称(作業名)、作業区間(場所)、および競合の有無(競合)に関する情報が示されている。図4(b)は、例えば、X月X日+1日の作業内容、すなわちX月X日の次の日の作業内容を示している。
図4(a)に示される各作業は、例えば、A作業が線路工事、B作業が踏切工事、C作業が電源工事、D作業が信号線配線工事、E作業が鉄道用信号工事であるとする。また、各作業の作業区間は、図4(a)に示されるように、例えば、A作業が区間A、B作業が区間B、C作業が区間C、D作業が区間D、E作業が区間Cであるとする。この場合、A作業とB作業が区間Aで競合し、C作業とE作業が区間Cで競合している状態である。
図6には、作業内容DB24の情報の一例が示されている。図6に示される作業内容DB24には、各作業の内容を示す内容種別(例えば、a〜g)と、一の作業と他の作業とが作業内容的に競合することを示す競合対象種別とが定義されている。
例えば、A作業(一の作業)の競合対象種別は、D作業(他の作業)のdである。すなわち、競合対象種別がd以外の作業、例えば、B作業(踏切工事)などであれば、A作業(線路工事)と競合することがない。
また、別の例を説明すると以下の通りである。例えば、C作業(一の作業)の競合対象種別は、E作業(他の作業)のeであり、E作業(鉄道用信号工事)の競合対象種別は、C作業(電源工事)のcである。このことを説明すると、C作業である電源工事は、例えば、電源を止めた状態で行う作業であり、E作業で鉄道用信号工事は、電源を必要とする作業である場合、C作業とE作業は、互いに競合する作業となる。
図7には、優先度データベース23の情報の一例が示されている。図7に示される優先度DB23には、保線区間の作業として重要度が高い作業を優先的に実施するための各作業の優先順位(例えば、1〜7)が定義されている。図7には、一例として、最も優先度が高い作業であるA作業に優先順位1が割当てられ、C作業に優先順位3が割当てられ、E作業に優先順位5が割当てられている。なお、これらの優先順位は、任意に設定可能である。
次に、判定部21によるステップS12の処理と図4(a)との関係を詳説する。例えば、A作業とB作業は、同日(X月X日)かつ同一区間(区間A)の作業である。C作業とE作業に関しても同様である。従って、判定部21は、作業の日付および場所が競合する(ステップS12,Yes)と判定する。また、図4(a)の「競合」欄には「あり」と示されている。
D作業やF作業に関しては、その作業場所が他の作業と競合しないため、判定部21は、作業の日付および場所が競合しない(ステップS12,No)と判定し、調整部22は、その作業日(X月X日)を確定する。
次に、調整部22によるステップS13の処理と図6との関係を詳説する。ステップS12で作業の日付および場所が競合すると判定されたA作業とB作業は、図6の「競合対象種別」欄の記号からもかわるように競合していない。従って、調整部22は、作業内容が競合していない(ステップS13,No)と判定する。
一方、C作業とE作業は、図6の「競合対象種別」欄の記号からもかわるように競合する。従って、調整部22は、作業内容が競合する(ステップS13,Yes)と判定する。
調整部22は、C作業とE作業の作業内容が競合する場合、図7の優先度DB23を参照する。図7において、E作業の優先度は5であり、C作業の優先度は3である。すなわち、C作業がE作業よりも優先されるため、調整部22は、C作業の優先度が高い(ステップS14,Yes)と判定して、C作業の作業日を確定するとともに、優先度が低いE作業の作業日(X月X日)をインクリメントし(ステップS15)、X月X日+1日に変更する。
続いて、判定部21は、E作業に関して、図4(b)の計画データ6を参照する。図4(b)の作業計画には、E作業の作業区間(区間C)と競合する作業が存在しない。従って、調整部22は、E作業の場所が競合しない(ステップS12,No)と判定し、E作業の作業日をX月X日+1日に確定する。その結果、図5(a)、(b)にように、更新された作業計画が作成される。
なお、ステップS11の当該日作業締切と作業日との関係を説明すると以下の通りである。当該日作業締切の日時は、例えば、作業日(X月X日)の数日前の所定の時刻(例えば、X月X日から5日前の17時など)として設定される。競合作業調整装置20は、当該日作業締切の日時までに申し込まれた作業に関して、上述した処理を行い、作業日を確定させる。
以上に説明したように、本実施の形態にかかる競合作業調整装置20は、競合対象種別が割り付けられた作業内容DB24を参照して競合作業の有無を判定し、競合作業の優先度が割り付けられた優先度DB23を参照して作業の優先度を判定して作業日程を確定するようにしたので、従来の保守工事競合調整システムにおいて工事業者が実施していた競合の判定を自動化することができるとともに、競合状態を解消して作業日程を確定することが可能である。その結果、保線区管理者の調整業務が軽減されるだけでなく、工事担当者が外出している場合でも、作業日の変更に関する情報を迅速に知得可能であり、工事計画の調整を早めることが可能である。
なお、上記説明では、この発明の用途として、線路保守工事および線路周辺における各種付帯工事の計画を管理する場合を例に説明したが、その他の電力設備保守工事の調整にも適用可能である。
また、上記説明では、ステップS11に示すように、当該日作業締切時に競合の判定を実施しているが、これに限定されるものではなく、例えば、作業計画入力毎などの任意タイミングでも実施可能である。
また、図7に示される優先度DB23には、一例として優先度のみ記載しているが、これに限定されるものではなく、例えば、一度作業日変更情報のメールを送信した作業に関しては作業日の変更を行わないことを示すフラグ等の条件を付加し、この条件に応じて作業日を確定するように構成してもよい。
以上のように、本発明にかかる競合作業調整装置および競合作業調整方法に適用可能であり、特に、競合作業の調整の更なる効率化を図ることができる発明として有用である。
2 ネットワーク通信網
3,13 端末装置
4 無線端末装置
5 距離データ
6 作業計画データ
7 路線データ
9 更新作業計画データ
10 ウエブサーバ
11 路線データベース装置
12 メールサーバ(情報配信装置)
20 競合作業調整装置
21 競合判定部
22 作業日程調整部
23 優先度データベース
24 作業内容データベース
100 競合作業調整システム

Claims (6)

  1. 鉄道路線の保線区間で実施される複数の作業の競合を調整する競合作業調整装置であって、
    前記各作業の内容を示す内容種別と、一の作業と他の作業とが作業内容的に競合することを示す競合対象種別と、が定義された作業内容データベースと、
    前記保線区間の作業として重要度が高い作業を優先的に実施するために、予め前記各作業の優先順位が定義された優先度データベースと、
    鉄道路線の保線区間の場所を示す距離データと、前記各保線区間で実施される作業の日付および内容を示す作業計画データとに基づいて、前記作業毎に前記日付および前記場所が一致するか否かを判定する競合判定部と、
    前記競合判定部で前記日付および前記場所が一致すると判定された作業を対象として、前記競合対象種別に基づいて、前記日付および前記場所が一致すると判定された一の作業の内容種別と他の作業の内容種別とが作業内容的に競合するか否かを判定し、前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、前記優先度データベースを参照して前記一の作業の優先順位と前記他の作業の優先順位とを比較し、前記優先順位の高い作業の作業日程を先に確定する作業日程調整部と、
    を備えたことを特徴とする競合作業調整装置。
  2. 作業日程調整部は、
    前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、前記優先順位の低い作業の作業日程をインクリメントして前記作業計画データを更新することを特徴とする請求項1に記載の競合作業調整装置。
  3. 作業日程調整部は、
    前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、更新後の作業日程情報を外部の情報配信装置に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の競合作業調整装置。
  4. 鉄道路線の保線区間で実施される複数の作業の競合を調整する競合作業調整方法であって、
    前記各作業の内容を示す内容種別と、一の作業と他の作業とが作業内容的に競合することを示す競合対象種別と、が定義された競合対象種別定義ステップと、
    前記保線区間の作業として重要度が高い作業を優先的に実施するために、予め前記各作業の優先順位を定義する優先度定義ステップと、
    鉄道路線の保線区間の場所を示す距離データと、前記各保線区間で実施される作業の日付および内容を示す作業計画データとに基づいて、前記作業毎に前記日付および前記場所が一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて前記日付および前記場所が一致すると判定された作業を対象として、前記競合対象種別定義ステップで定義された前記競合対象種別に基づいて、前記日付および前記場所が一致すると判定された一の作業の内容種別と他の作業の内容種別とが作業内容的に競合するか否かを判定する種別判定ステップと、
    前記種別判定ステップにて前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、前記優先度定義ステップで定義された優先順位を参照して前記一の作業の優先順位と前記他の作業の優先順位とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにて前記優先順位の高い作業の作業日程を先に確定する作業日程調整ステップと、
    前記作業日程調整ステップにて調整された作業日程を外部の情報配信装置に出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする競合作業調整方法。
  5. 前記作業日程調整ステップは、
    前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、前記優先順位の低い作業の作業日程をインクリメントして前記作業計画データを更新する更新ステップを含むこと特徴とする請求項4に記載の競合作業調整方法。
  6. 前記作業日程調整ステップは、
    前記一の作業の内容種別と前記他の作業の内容種別とが競合する場合、更新後の作業日程情報を外部の情報配信装置に出力するステップを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の競合作業調整方法。
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