JP6268331B2 - スケジュール調停システム - Google Patents

スケジュール調停システム Download PDF

Info

Publication number
JP6268331B2
JP6268331B2 JP2017522688A JP2017522688A JP6268331B2 JP 6268331 B2 JP6268331 B2 JP 6268331B2 JP 2017522688 A JP2017522688 A JP 2017522688A JP 2017522688 A JP2017522688 A JP 2017522688A JP 6268331 B2 JP6268331 B2 JP 6268331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
server
information
arbitration
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017522688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017130367A1 (ja
Inventor
江端 智一
智一 江端
達広 佐藤
達広 佐藤
優美子 石戸
優美子 石戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP6268331B2 publication Critical patent/JP6268331B2/ja
Publication of JPWO2017130367A1 publication Critical patent/JPWO2017130367A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06315Needs-based resource requirements planning or analysis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/10Operations, e.g. scheduling or time tables
    • B61L27/12Preparing schedules
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06311Scheduling, planning or task assignment for a person or group
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/06Electricity, gas or water supply
    • G06Q50/40
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/50Trackside diagnosis or maintenance, e.g. software upgrades
    • B61L27/53Trackside diagnosis or maintenance, e.g. software upgrades for trackside elements or systems, e.g. trackside supervision of trackside control system conditions

Description

本発明は、複数のシステム間におけるスケジュール調停システムに関する。
近年、生産のグローバル化に伴い、同じデバイスを多拠点に分けて生産する機会が増加傾向にある。
ここで、複数の生産拠点をコントロールするための技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1では、各生産拠点の生産リードタイムおよび調達部材のリードタイムに基づいて一定期間後のデリバリおよび在庫量を予測し、この予測したデリバリおよび在庫量に基づいて複数の生産拠点の生産機種の優先順位および出荷計画を立案する技術が開示されている。
特開2012−141806号公報
しかしながら特許文献1は、複数の生産拠点で生産される生産機種の優先順位および出荷計画を立案する技術であり、複数の生産拠点における生産システムが夫々持つ制約に不整合が生じることは考慮されていない。そのため、複数のシステム間で不整合が生じるようなリソースを配分することが困難である。
開示するスケジュール調停システムは、第1のサーバ、第2のサーバ、スケジュール調停サーバを備える。
第1のサーバは、予め記憶された第1のスケジュール作成制約と、一定期間の第1のスケジュール情報とをスケジュール調停サーバに送付し、第2のサーバは、予め記憶された第2のスケジュール作成制約と、一定期間の第2のスケジュール情報とをスケジュール調停サーバに送付する。
スケジュール調停サーバの記憶部は、全体最適制約情報を記憶し、スケジュール調停サーバの制御部は、第1のサーバと前記第2のサーバから、第1のスケジュール作成制約、第1のスケジュール情報、第2のスケジュール作成制約、及び第2のスケジュール情報とを取得する取得部と、第1のスケジュール作成制約、第1のスケジュール情報、第2のスケジュール作成制約、及び第2のスケジュール情報と、記憶部に記憶された全体最適制約情報から、第1のスケジュール情報と第2のスケジュール情報との間の不整合を検出する不整合検出部と、不整合が検出された場合、第1のスケジュール情報と第2のスケジュール情報とを修正して第3のスケジュール情報と第4のスケジュール情報とを再作成するスケジュール再作成部と、修正度合いに応じて第1のサーバと前記第2のサーバに対して、第1のクレジットと第2のクレジット夫々を算出するクレジット算出部と、第3のスケジュール情報と第1のクレジットを第1のサーバに送付し、第4のスケジュール情報と第2のクレジットとを第2のサーバに送付する送信部とを備える。
本発明によれば、複数のシステム間で不整合が生じるような場合でもリソースを配分することが出来る。
共生自律分散システムの概念を示す例図である スケジュール調停システムの構成を示す例図である スケジュール調停サーバ1、自律個サーバ群2のサーバのハードウェアの構成を示す例図である 本実施例におけるスケジュールの調停の対象を示す例図である 路面の初期保守スケジュールを示す例図である。 灯具の初期保守スケジュールを示す例図である。 交通の初期保守スケジュールを示す例図である。 電力の初期保守スケジュールを示す例図である。 自律個サーバ群2のサーバのソフトウェア構成を示す例図である。 スケジュールの制約条件を示す例図である。 初期保守スケジュールのメッセージの内容を示す例図である。 スケジュール調停サーバ1のソフトウェア構成を示す例図である。 路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−L間の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す例図である。 路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−L間の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す例図である。 電力保守計画サーバ2−Pと交通管理サーバ2−O間の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す例図である。 電力保守計画サーバ2−Pと交通管理サーバ2−O間の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す例図である。 スケジュール作成方針ビューアのGUIを示す例図である。 調停のパターンを記載した例である。 「調停時間入力部」のGUIを示す例図である。 優先権ポイント発行ポリシーを設定する画面を示す例図である。 初期保守スケジュールに対する路面保守スケジュールの修正スケジュール例図である。 初期保守スケジュールに対する灯具保守スケジュールの修正スケジュール例図である。 初期保守スケジュールに対する電力保守スケジュールの修正スケジュール例図である。 初期保守スケジュールに対する交通スケジュールの修正スケジュール例図である。 offerアサーションメッセージの内容を示す例図である。 初期保守スケジュールとスケジュール制約条件と比較(路面保守計画サーバ2−Tにおける比較)している例図である。 初期保守スケジュールとスケジュール制約条件と比較(灯具保守計画サーバ2−Lにおける比較)している例図である。 再提案のアサーションメッセージの例図である。 オファを拒否するアサーションメッセージの例図である。 スケジュールをオファするアサーションメッセージを示す例図である。 自律個サーバ群2のサーバの状態遷移を示す例図である。 保守区間と必要な時間のみを含むアサーションメッセージを示す例図である。 rejectアサーションメッセージが発行されやすい時間帯を示す例図である。 スケジュール調停システムの全体シーケンスの例図である。 バルブ調整システムの構成を示す例図である。 会議スケジューリングシステムの構成を示す例図である。 スケジュール調停スケジュール調停サーバ1に対して路面保守計画サーバ2−Tからポイントが送付された場合の路面保守計画サーバ2−Tの修正スケジュール例。 スケジュール調停スケジュール調停サーバ1に対して路面保守計画サーバ2−Tからポイントが送付された場合の灯具保守計画サーバ2−Lの修正スケジュール例。 自律個サーバ群2の表示画面例。
<共生自律分散システムの概要説明>
図1は、共生自律分散システムの概念を示す図である。
国内における社会インフラ事業の新規投資は飽和状態にあり、海外インフラについても競争が激化し参入が難しい状況にある。また、企業間の合併、併合または同種類の業務提携も行われてはいるが、設備やサービスの共用による経費削減の効果しか期待できない状況にある。そんな中、同種または異種の事業を協業させる場所(以下「場」という)を作り、その「場」において複数の現存システムを共生させることで、未知の新しいサービスやビジネスを創成する方法が模索されている。このような共生を実現するシステムを共生自律分散(登録商標)システムといい、また、当該システムによって創成されるサービスを共生自律分散サービスという。
ここで、異種または同種の事業における、異種または同種の業務の実施主体を「自律個」と、また、当該自律個サーバ群2のサーバに共生の「場」を提供する実施主体を「協調場」という(図1)。
<共生自律分散システムの適用例>
図2は、スケジュール調停システムの構成を示す図である。
スケジュール調停サーバ1は、「協調場」に対応する。路面保守計画サーバ2−T、灯具保守計画サーバ2−L、電力保守計画サーバ2−P、交通管理サーバ2−O(これらをまとめて自律個サーバ群2という)は、「自律個」に対応し、スケジュール調停サーバ1と自律個サーバ群2とは、ネットワーク3に接続されている。また、後述する図6が自律個A2406〜自律個C2408(自律個サーバ群2)の詳細であり、図10が協調場2405(スケジュール調停サーバ1)の詳細である。
自律個サーバ群2の各サーバは、自律個サーバ群2のサーバの目的を達成する為のシステムの構成要素であり、これを自律個システムという。自律個サーバ群2のサーバには、自律個システムを運用するKPI(Key Performance Indicator重要業績評価指標)があり、これを「個別KPI」という。自律個システムとは、自律個サーバ群2のサーバにおける個別KPIを達成あるいは最大化する為に存在する。自律個システムは、鉄道交通管理システム、鉄道保守システム、電力管理システム等、どのようなシステムであってもよく、既設でも新設でも運用中のシステムでも構わない。
スケジュール調停サーバ1も、協調場の目的を達成する為のシステム構成要素であり、これを協調場システムという。協調場には、協調場システムを運用するKPI(Key Performance Indicator重要業績評価指標)があり、これを「全体KPI」という。協調場システムは全体KPIを達成あるいは最大化する為に存在する。
共生自律分散における「共生」とは、協調場が全体KPIの最大化を目指しつつ、同時に、各自律個が自己の個別KPIの最大化を目指して共存している状態をいう。理想的には、全体KPIと個別KPIの両方が常に同時に最大化されることが望ましいが、このような全体KPIと個別KPIは、相反関係となる場合がある。
本実施例は、協調場システムを具体化するサーバ(以下、協調場サーバという)と、自律個システムを具体化する二以上のサーバ(以下、自律個サーバ、または自律個サーバ群という)からなる。この協調場サーバと自律個サーバは、調停プロトコルに基づくアサーションメッセージの交換を行う。以後、このアサーションメッセージの交換のことを「調停」という。
ここに「アサーションメッセージ」とは、自己の要求を主張する内容を記載したメッセージを言う。「アサーション」とは、相手方の主張を考慮しつつ行う主張であり、自己の状況の説明、相手方への相談、相手方への譲歩を伴う点において、単なる「クレーム」とは、その考え方において異なる。
図25は、バルブ調整システムの構成を示す図である。
本実施例における共生自律分散システムは、バルブ調整システムにも適用できる。
バルブ調整サーバ251は、「協調場」に対応する。地域A水運用サーバ252、地域B水運用サーバ253、地域C水運用サーバ254、地域D水運用サーバ255は、「自律個」に対応し、ネットワーク256に接続されている。本実施例における共生自律分散システムがバルブ調整システムに適用された場合は、トータル電力コストを削減するために、バルブ調整サーバ251は、各地域の水運用サーバの運用スケジューリングを調整し、各地域の水運用サーバが調整されたスケジュールに従って、バルブを制御することになる。
図26は、会議スケジューリングシステムの構成を示す図である。
本実施例における共生自律分散システムは、会議スケジューリングシステムにも適用できる。
会議スケジューリングサーバ261は、「協調場」に対応する。ユーザA端末262、ユーザB端末263、ユーザC端末264、ユーザD端末265、は、「自律個」に対応し、ネットワーク256に接続されている。本実施例における共生自律分散システムが会議スケジューリングシステムに適用された場合は、会議出席者の予定を調整するために、会議スケジューリングサーバ261が、各ユーザの端末からユーザのスケジュール情報を取得し、会議の日時と場所を調整して、各ユーザの端末に日時と場所の情報を送付することになる。
<共生自律分散システムをスケジュール調停システムへ適用した例>
上記のような適用例が考えられるが、本実施例では、スケジュール調停システム(図2)への適用した場合を考えて、以下の通り説明する。
図24は、スケジュール調停システムの全体シーケンス示す例図である。
スケジュール調停サーバ1が、路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lのスケジュール調停を行う例を示した全体シーケンスである。
路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lは、予め記憶されたスケジュール作成制約と、一定期間のスケジュール情報(計画A、計画B)とをスケジュール調停サーバ1に送付する(Step2401、Step2402)
スケジュール調停サーバ1は、スケジュール方針入力部がシステム全体のスケジュール方針に関する情報であるスケジュール方針情報を取得し、不整合検出部が、路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lから取得したスケジュール作成制約と、スケジュール方針情報に基づいて、一定期間のスケジュール情報(計画A、計画B)との間の不整合を検出する(Step2403)。つまり、(式1)を用いて計画A、計画Bとの間のスケジュール衝突を検出する。
Figure 0006268331
ここにnは、初期スケジュールとして提出するスケジュールの数、AKは、k番目のスケジュールに示す保守エリア、TKは、k番目の時間帯を示す。AKの一例としては、あるインターチェンジから別のインターチェンジまでの高速道路の区間があり、TKの一例としては、午前1時から3時までの2時間、などがある。
A'K、T'Kは、それぞれ初期スケジュール後に変更されたスケジュールの中で、初期スケジュールと重複する保守エリア、および時間帯を示す。AKの単位としては、インターチェンジ間の区間数としても良いし、Tkの単位としては、その時間帯の「分」を使っても良い。従って、初期スケジュールの内容が、全て調停後のスケジュールと同じになっている場合は、KPIは100%となる。
例えば図15-1において、初期スケジュールの時間(8時間)に対して、調停場からオファされたことによるスケジュールの重複は6.5時間となっているので、KPIは81.25%となる。
なお、このKPIの定義は、はスケジュール問題には好適な方法の一つであるが、この方法に限定する必要はない。
スケジュール調停サーバ1は、記憶部が、予め全体最適制約情報を記憶しておき、クレジット算出部が、全体最適制約情報に基づいて、スケジュール情報(計画A、計画B)を修正して提案スケジュール情報(計画A’、計画B’)を再作成する(Step2404)。
スケジュール調停サーバ1は、計画の修正度合いに応じてクレジットを算出する(Step2405)。クレジットの算出方法については、当初計画から修正があった分数をそのままポイントとして算出しても良い。 スケジュール調停サーバ1は、送信部が、提案スケジュール情報(計画A’、計画B’)とクレジットを路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lの夫々に送付する(Step2406、2408)。路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lは、提案スケジュール情報(計画A’、計画B’)を表示画面に表示し、承認または拒否の入力を受け付けて、スケジュール調停サーバ1に結果を送付する(Step2407、2409)。スケジュール調停サーバ1は、全サーバ(この例では、路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−L)から承認が得られた場合、修正計画とクレジットが決定の旨を送付する(Step2410)。路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−Lは決定されたスケジュール情報とクレジットを表示し、スケジュールを実行する。
図28は、自律個サーバ群2の表示画面例である。
図3は、スケジュール調停サーバ1、自律個サーバ群2のサーバのハードウェアの構成を示す図である。
CPU11−01(制御部)、メモリ11ー02(記憶部)、通信NIC11−03、ハードディスクドライブ(以下HDDという)11−04、入出力コントローラ11―05、モニタコントローラ11―06は、バス11―07等で接続されている。入出力コントローラ11―05は、キーボード、マウスと接続し、入出力コントローラ11―05は、ディスプレイと接続する。
図4は、本実施例におけるスケジュールの調停の具体例を示す図である。
図中のN1〜N10は、ある高速道路のインターチェンジを示しており、その駅をつなぐ線は、その鉄道の路線を示している。路面保守(Track)、灯具保守(Light)、電力保守(Power)、交通(Operation)の保守区間は、本実施例においてはある駅を終端としている。この保守区間は、保守の業務を行う単位である。
路面保守とは、高速道路の路面の保守業務のことである。例えば道路は車両の加重で沈下し続けるので、これを持ち上げる作業はその一つである。
灯具保守とは.高速道路の灯具の保守業務のことである。例えば、故障した灯具や所定の期間を経過した灯具を交換する作業はその一つである。
電力保守とは、高速道路の各所に電力を安定して提供するために電力機器の修理や交換を行うことであり、交通とは、自動車車両の交通制御に関する事項をいう。但し、本実施例においては、電力保守区間と交通区間は、電気が流れる区間と、自動車の交通を制御する区間として取り扱う。
例えば、路面保守はインターチェンジN1〜N3を一つの業務単位(T1)として行う。T1区間で2つの路面保守を行うことはできないが、T1とT2の区間を同時刻に行うことは可能である。
しかし、路面保守区間T1と灯具保守区間L1は、区間が重複しているので、同時刻に路面保守業務と灯具保守業務を実施することはできない。
また、路面保守も灯具保守も業務員の安全を確保するために、該当する区間に電気が通電中には業務することができないものとする。つまり、電力区間P1が通電している時間帯においては、区間T1,T2,L1,L2のいずれの区間も保守業務が行えない。
一方、電気が通電していないと、自動車を走らせることができない場合があるので、例えば、交通区間O1で自動車の交通制御が行われている間は、電力区間P1は通電されていなければならない場合がある。また、自動車の交通制御中には、路面保守も灯具保守も行えないものとする。
本実施例では、発明の実施の態様の理解を助けるために、敢えて、以下のように設定を単純化する。まず、一週間に一度の路面保守(Track)、灯具保守(Light)、電力保守(Power)、交通(Operation)の保守のスケジュールの調整を行うケースで設定しているが、実際には、もっと長い期間(1ヶ月、半年)のスケジュールの調停を行うようにしてもよい。また、同様に、路面保守と灯具保守は、1つの保守の実施主体(保守チーム)のみを有する設定としているが、実際には、2以上の保守チームが、同時刻に別の保守線区で業務をしてもよい。
このようなスケジュール調整を行うに際しては、各自律個サーバが最初に提案する保守スケジュール(以下、初期保守スケジュールという)から大きく逸脱しないスケジュール調整が行われることが望ましい。なぜなら、それぞれの保守業務を実施する会社(以下、保守会社という)は、それぞれの保守会社にとって、個別KPIを最大化するもっとも都合の良いスケジュールを組むと考えられるためである。
具体的には、保守員の都合のよい日時や時間、保守員の詰所から保守業務を行う場所までの距離などがスケジュールに反映されると考えられる。なぜなら保守員の移動や残業や、業務時間は、コストに影響する為である。
そこで本実施例においては、自律個サーバ群2のサーバの各サーバの各自律個サーバの初期保守スケジュールを、「個別KPI」として把握する。初期保守スケジュールに一切の変更なく調停が完了した状態を「個別KPIの最大化が達成された状態」と考えるものとする。
路面保守(Track)、灯具保守(Light)の保守業務を行う場所や時間が重複する場合は、いずれかの保守業務を断念させなければならないが、当然これはそれぞれの保守会社にとっては、個別KPIの最大化が達成できず、不利益が発生したものと考えるものとする。
一方、スケジュール調停サーバ1における「全体KPIが最大化された状態」とは、全ての自律個から提出された初期スケジュールの案件数に対して、自律個の調停によって採用されたスケジュールが全て採用された状態と考えるものとする。
本システムの目的は、スケジュール調停サーバ1のKPIの最大化を目指しつつ、自律個サーバの個別KPIの最大化も目指すという2つの目的を同時に解決することである。
まず、それぞれの保守業務を管理する自律個サーバ群2のサーバのそれぞれのサーバは、翌週の保守スケジュールを決めるために、所定の日時の時間までに希望スケジュールを、スケジュール調停サーバ1に送付する。
図5−1は、保線(Track)の初期保守スケジュールを示す図である。図5−2は、架線(Light)の初期保守スケジュールを示す図である。図5−3は、交通(Operation)の初期保守スケジュールを示す図である。図5−4は、電力(Power)の初期保守スケジュールを示す図である。
図6は、自律個サーバ群2のサーバのメモリ11−2に記憶されているソフトウェア構成を示す図である。図中の矢印は、ソフトウェアモジュールが呼び出され、または、参照される関係を示し、プログラムのアルゴリズムとしても把握されるものとする。
これらのプログラムは、図3のメモリ11―02に展開され、CPU11-01によって実行される。通信処理部2―2、オンライン処理部2―3の各モジュールに必要な記憶情報は、メモリ11―02に格納されるが、オフライン処理部2―4の各モジュールに必要な記憶情報は、メモリ11―02だけではなく、HDD11-04にも記録される。
オペレーション部2−1にある、「初期保守スケジュール作成部」において、自律個サーバ群2のサーバの各サーバにおいて、この初期保守スケジュールが作成される。この作成は、図3のディスプレイ、キーボード、マウスを使うオペレータが所定のツールを用いて作成してもよい。この初期保守スケジュールは、通信処理部2−2の「アサーションメッセージ送信部」に格納される。
また、図7は、路面保守(Track)スケジュールの制約条件(以下、スケジュール制約条件という)を示す図である。
9月22日(火)と9月26日(土)は、定休日であるため100%保守業務が実施できないことを示している。また9月26日(日)、9月23日(水)の28時30分以降、9月24日(木)の27時以降は、それぞれ30%、70%、50%の重みで業務の実施が難しいことが示されている。この数値に関しては、自律個サーバを運営する保守会社の方針で決められることになる。その方針の指標の例としては、その時間帯に業務を行う場合の追加コスト(残業代や移動コスト)などを勘案して数値化する、などの手法を採りうる。
このスケジュール制約条件は、オペレーション処理部2−1にある、「スケジュール制約条件作成部」において作成され、オンライン処理部2−3の「実行可能性推測部」に転送される。このスケジュール制約条件も上記と同様にオペレータが所定のツールを用いて作成しても良い。各自律個サーバの初期保守スケジュールは、図6の自律個サーバの通信処理部2−2の「アサーションメッセージ送信部」から送信される。
図8は、この各自律個サーバ群2のサーバの中の、路面保守計画サーバ2−Tにおいて初期保守スケジュールのメッセージ(suggestionアサーションメッセージ)の内容を示す図である。
図8の最初から4行目までは、保守業務時間帯と保守業務区間を示している。最初の1行目は、2015年9月21日の25時から27時までの時間帯で区間T1の保守業務を初期提案している旨の記述となる。5行目は、火曜日と土曜日は業務ができない日として記載している。例えば、保守会社が定休日の場合などである。このような日は、スケジュール調停サーバ1による調停を行ったところで、必ず路面保守計画サーバ2−Tから拒否されることになる。但し、初期保守スケジュールの記載は必須であるが、このような定休日情報の記載は必須ではない。これと同じような業務は、路面保守計画サーバ2−T2−W、電力保守計画サーバ2−P、交通計画サーバ2−Oでも同様に実施する。
図9は、スケジュール調停サーバ1のメモリ11−2に展開されているソフトウェア構成を示す図である。図中の矢印は、ソフトウェアモジュールが呼び出される、または、参照される関係を示し、プログラムのアルゴリズムとして把握されるものとする。これらのプログラムは、図3のメモリ11―02に展開され、CPU11-01によって実行される。通信処理部2―2、オンライン処理部2―3の各モジュールに必要な記憶情報は、メモリ11―02に格納されるが、オフライン処理部2―4の各モジュールに必要な記憶情報は、メモリ11―02だけではなく、HDD11-04にも記録される。
自律個サーバ群2において初期保守スケジュールのアサーションメッセージ(suggestionアサーションメッセージ)は、ネットワーク3を介して、スケジュール調停サーバ1の通信処理部1−2と、他の自律個サーバ群2のサーバの通信処理部2−2の「アサーションメッセージ受信部」で受信される。
さらに、このアサーションメッセージはオンライン処理部1−3の「アサーションメッセージ確認部」に転送され、フォーマット等の形式チェックを受け、フォーマットに瑕疵がある場合は修正される。
この情報は、さらに、「欠損情報推測部」に送付されるが、本ケースのアサーションメッセージには欠損情報がないので、再び、「アサーションメッセージ確認部」にそのままのアサーションメッセージとして戻される。
オンライン処理部1−3の「アサーションメッセージ確認部」は、路面保守計画サーバ2−T、灯具保守計画サーバ2−L、電力保守計画サーバ2−P、交通管理サーバ2−Oからの初期保守スケジュールのアサーションメッセージ(suggestionアサーションメッセージ)が揃ったら、「不整合判定部」に、それらの保守スケジュールを転送する。「不整合判定部」は、スケジュールの衝突(以下、競合という)が発生していないかをチェックする。
図10−1、図10−2は、路面保守計画サーバ2−Tと灯具保守計画サーバ2−L間路面保守灯具保守の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す図である。図4の保守区間と初期保守スケジュールを照合して比較すると、9月21日(月)のT1区間の保守とW1区間の保守が競合していることが分かる。また、9/24(木)のT3区間の保守とW3区間、9/25(金)のT4区間の保守とW4区間も競合している。
図10−3、図10−4は、電力保守計画サーバ2−Pと交通管理サーバ2−O間の初期保守スケジュールにおける競合発生を示す図である。9/26(土)の26時から28時の車両の交通時間に、電気が通電されてない状況があることが分かる。
これらの初期保守スケジュールは、オンライン処理部1−3の「代替案作成部」に入って、代替スケジュールの作成が行われる。代替案作成に関しては、事前にオペレーション処理部1−1の「スケジュール作成方針部」から、スケジュール作成方針が示される。
図11は、このスケジュール作成方針ビューアのGUIを示す図である。自律個サーバ群2における図3のディスプレイに表示される例である。 図12は、協調場サーバとして振舞うスケジュール調停サーバ1と、自律個サーバとして振舞う路面保守計画サーバ2−Tと、灯具保守計画サーバ2−Lをあげて、スケジュール調停サーバ1と自律個サーバ群2のサーバのサーバとの調停のパターンを記載したものである。すなわち、制約(KPI)を満たせなかったスケジュール調停サーバ1と自律個サーバ群2に対して、制約違反が生じた分数分のポイントが付与される。更に、優先権ポイントが提示された場合、もっとも多くの優先権ポイントを提示したスケジュール調停サーバ1又は自律個サーバ群2の制約を満たすように調停される。
調停パターンAは、自律個サーバ群2のサーバ間では競合は発生していないが、自己のKPIを最大化したいスケジュール調停サーバ1と自律個サーバ群2のサーバのサーバで競合が発生している状態を示している。調停を何度繰り返しても纏まらない場合は、スケジュール調停サーバ1または自律個サーバ群2のサーバのサーバは自己の有するクレジット(以後、優先権ポイントという)に基づく優先権を主張することが可能となる。
この優先権ポイントは、スケジュール調停サーバ1と自律個サーバ群2の間で利用可能な共通貨として把握することができる。優先権の主張が競合した場合には、この通貨の額であるポイントの数が大きいほうの優先権の主張を採用するものとして競合を解決する。
本実施例においては、この優先権を定量化したものが「優先権ポイント」である。これは、調停で取り扱う資源である「時間(分)」をベースとするものとする。例えば30分の時間を調停の対象とする場合、その時間の価値は、原則として30ポイント程度を基準に考える。もちろん、このポイントの価値は、その時間を欲するスケジュール調停サーバ1または自律個サーバ群2のサーバによって流動的に決定されるので、この30ポイントはあくまで目安である。 優先権は、調停案を自律個サーバ群2のサーバに受け入れて貰いたいスケジュール調停サーバ1、あるいは初期時の提案または再提案をスケジュール調停サーバ1に受け入れて貰いたい自律個サーバ群2のサーバから、ポイント(数値)を付与して提案されることになる。この競合を解決する為に、ポイントの多い方の提案または再提案が採用され、そのポイントは採用されなかった側に移動する。つまり、採用されなかった側は、別の機会にそのポイントを使った優先権主張が可能となる訳である。例えば、自律個サーバ群2からスケジュール調停サーバ1に初期保守スケジュールを送付する際に、優先権ポイントを合わせて送付する(図24のS2401)。
調停パターンBは、スケジュール調停サーバ1のKPIには影響がない範囲で、自己のKPIを最大化したい2以上の自律個サーバ群2のサーバ間で競合が発生している状態を示している。調停を何度繰り返しても纏まらない場合は、各自律個サーバ群2のサーバは再提案に自己の有するポイントに基づく優先権を主張することが可能となる。スケジュール調停サーバ1は、自律個サーバ群2のサーバから提案されてきたポイントに応じて、調停を実施する。この調停の方法としては、自分以外の自律個への影響の度合い等を勘案して再調停をしてもよい。もっとも簡単な方法としては、もっとも高いポイントを付与してきた提案を最優先に採用することである。
提案が受理された自律個サーバ群2のサーバのポイントは、受理されなかった自律個サーバ群2のサーバに分配配分される。この分配方法は、他の自律個への影響の度合い等を勘案して配分をしてもよいし、もっとも簡単な方法としては、当分分配して配分しても良い。
調停パターンCは、スケジュール調停サーバ1と2以上の自律個サーバ群2のサーバのKPIの全ての影響があり、これらの間で競合が発生している状態を示している。調停を何度繰り返しても纏まらない場合は、スケジュール調停サーバ1と各自律個サーバ群2のサーバは再提案に自己の有するポイントに基づく優先権を主張することが可能となる。スケジュール調停サーバ1は、スケジュール調停サーバ1も含む自律個サーバ群2のサーバから提案されてきたポイントに応じて、調停を実施する。調停方法やポイントの配分については、上記の内容に順ずるものとする。
なお、これらの調停の状態は、スケジュール調停サーバ1だけではなく、全ての自律個サーバ群2のサーバに開示されるものとする。具体的には、調停案や再提案を含む全てのアサーションメッセージは、全ての自律個サーバ群2のサーバにも転送される。調停の公平性を、共生自律分散システムの全てのサーバで監視するためである。
但し、調停情報が、自律個サーバ群2のサーバの営業秘密情報の開示等に該当するなどの場合には、調停の状態を秘密にできるようにしても良い。
また、スケジュール調停サーバ1が指定した時間内であれば、再提案やポイントの増加は何度でも可能であるが、後発的にその提案やポイント増加を取り下げることはできない。
図13は、図9のオペレーション処理部1−1の「調停時間入力部」のGUIを示す図である。ここに、「オークション方式」と「協調場裁定方式」の2種類の指定方式が記載されているが、これに限定されるものではない。「オークション方式」とは、所定の時間までにもっとも良い条件の優先権を提示したスケジュール調停サーバ1または自律個が希望する時間帯を確保できるものである。「協調場裁定方式」とは、スケジュール調停サーバ1のルールで条件を指定できるものである。例えば、スケジュール調停サーバ1がポイントの上限を予め決めておき、そのポイントに至ったら優先権を主張できる主体を決定できるものである。この条件は、編集ボタンを押下すると画面に出てくるエディタ等で編集することができる。
図14は、スケジュール調停サーバ1、自律個サーバ群2のサーバの全てのサーバで持つ、優先権ポイント発行ポリシーを設定する画面を示す図である。これらのポリシーは、図6のオペレーション処理部2−1の「優先権ポイント発行方針入力部」、図9のオペレーション処理部1−1の「優先権ポイント発行方針入力部」から入力する。
「初期発行ポイント」では、優先権ポイントの最初の値を設定する。デフォルト値は、競合が起きている時間(分)の値であるが、オペレータが手動で入力することもできる。「最終発行ポイント」は、優先権ポイントの最大値を設定する。デフォルト値は、競合が起きている時間(分)の倍の値であるが、オペレータが手動で倍数の値を入力することもできる。
但し、スケジュール調停サーバ1、自律個サーバ群2のサーバともに、自分の所持している優先権ポイントの値を超えて付与することはできない。そのような場合は、付与はその上限値で停止することになる。
「オークション運用方針」は、オークションの分割回数、開始時または終了直前に高いポイントを付与するなどの各種のオークションの戦略を記述したスクリプトを読み込むことができるものである。
図9のオンライン処理部1−3の「不整合判定部」は、オペレーション処理部1−1の「スケジュール作成方針入力部」のスケジュール作成方針に従って、スケジュール競合を回避する新しいスケジュールを作成して、これを「全体KPI計算部」に渡す。「全体KPI計算部」は、その新しいスケジュールをベースに全体KPIの最大化を更に新しいスケジュールを作成する。
もし、スケジュールに競合が発生してしまう場合は、そのスケジュールを、「不整合判定部」に戻す。「不整合判定部」と「全体KPI計算部」は、処理を繰り返す内に、スケジュールを収束させるように働きあうものとする。
図15−1、図15−2、図15−3、図15−4は、スケジュール調停スケジュール調停サーバ1にて修正、作成された、初期保守スケジュールに対して競合を回避した路面保守、灯具保守、電力保守、交通のスケジュールの一例図である。つまり、図15−1は、路面保守スケジュールの修正スケジュール例であり、図15−2は、灯具保守スケジュールの修正スケジュール例であり、図15−3は、電力保守スケジュールの修正スケジュール例であり、図15−2は、交通スケジュールの修正スケジュール例である。
図27−1は、スケジュール調停スケジュール調停サーバ1に対して路面保守計画サーバ2−Tからポイントが送付された場合の路面保守計画サーバ2−Tの修正スケジュール例である。
図27−2は、スケジュール調停スケジュール調停サーバ1に対して路面保守計画サーバ2−Tからポイントが送付された場合の灯具保守計画サーバ2−Lの修正スケジュール例である。
図15−1のスケジュール情報がスケジュール調停スケジュール調停サーバ1から路面保守計画サーバ2−Tに送付されたが、路面保守計画サーバ2−Tが拒否する場合である。路面保守計画サーバ2−Tは、スケジュール調停スケジュール調停サーバ1に再提案のスケジュール情報とポイントを送付する。他の自律個サーバ(ここでは、灯具保守計画サーバ2−L)よりも路面保守計画サーバ2−Tから送付されたポイントが一番多い場合は、路面保守計画サーバ2−Tから送付された再提案のスケジュール情報が許可されて、他の自律個サーバ(ここでは、灯具保守計画サーバ2−L)は更にスケジュール情報が修正される。すなわち、路面保守計画サーバ2−Tの再修正スケジュール情報は図27−1となり、灯具保守計画サーバ2−Lの再修正スケジュール情報は図27−2となる。ここで、灯具保守計画サーバ2−Lは、初期保守スケジュールと比較して、240分スケジュールが修正されているので、240ポイントが付与されることになる。
図16は、図8の路面保守計画サーバ2−Tにおいて初期保守スケジュールのsuggestionアサーションメッセージに対する、スケジュール調停サーバ1からの図15−1のofferアサーションメッセージの内容を示す図である(16−1)。また、offerアサーションメッセージに対する応答の制限時間60分も指定される(16−2)。
このofferアサーションメッセージは、路面保守計画サーバ2−Tにおける、図6の通信処理部2−2の「アサーションメッセージ送信部」に転送されて、自律個サーバ群2のサーバの全てのサーバに最初の調停結果として配布される。全ての自律個サーバに配布することで、他の自律個への調停の内容を知ることができ、各自律個サーバ群2のサーバは自分だけが不利益な取り扱いを受けていないかを確認することができる。但し、前述した通り、必要に応じて秘密の通信としても良い。
なお、図6の通信処理部2−2の「アサーションメッセージ受信部」で受信したアサーションメッセージと、「アサーションメッセージ送信部」から送信されるアサーションメッセージは、オフライン処理部2−4の「オフライン処理部のアサーション情報記録部」に記録される。この記録は、オフライン処理部2−4の「過去履歴情報部」に格納される。また、そのアサーションメッセージはオフライン処理部2−4の「自己モデルチューニング部」にも転送される。「自己モデルチューニング部」では、モデルチューニングに必要な情報が取り出され、各自律個サーバ群2のサーバの特性モデルのチューニングに使用される。
前述のスケジュール調停サーバ1または自律個サーバ群2のサーバからのアサーションメッセージは、図6の自律個サーバの通信処理部2−2の「アサーションメッセージ受信部」で受信され、さらに、オンライン処理部2−3の「アサーションメッセージ確認部」に転送される。さらに「推実行可能性測部」に転送され、オペレーション処理部2−1の「スケジュール制約条件作成部」において作成されたスケジュール制約条件と比較する。
図17−1と図17−2は、スケジュール調停サーバ1から初期保守スケジュールとスケジュール制約条件と比較している図である。
すなわち、図5−1、図5−2と図15−1、図15−2を比較している。
図17−1は、路面保守計画サーバ2−Tの比較結果であり、図17−2は、灯具保守計画サーバ2−Lの比較結果である。
9月21日(月)および25日(金)の27:00〜27:30までが、50%制約の条件に抵触していることが分かる(図17−1)。路面保守サーバ2−Tは、このスケジュールを拒絶することもできるが、この新しいスケジュールを受け入れられない訳ではない。但し、保守業務にかかるコストが高まることになるので、オンライン処理部2−3の「実行可能性推測部」は、同じスケジュールをこのコストに見合う優先権ポイントを付与して、「re_suggestion_with_priorityアサーションメッセージ」を、スケジュール調停サーバ1に再提案することになる。ここで、路面保守計画サーバ2−Tは、期保守スケジュールと比較して、30分スケジュールが修正されているので、30ポイントが付与されることになる。
しかし、「_with_priority」タイプのアサーションメッセージは、要求を相手側に認めさせるために自己の所有する優先権ポイントの提供を申し入れるが、相手側に優先ポイントを差し出させることを要求する方法として、マイナス値の優先権ポイントを使うことができる。つまり「○○ポイントを付与するので、この再提案を認めて欲しい」という使い方ではなく、「もし○○ポイントを付与してくれるなら、この内容の再提案を受け入れてもよい」という意味になる。このようなマイナスのポイントを使うと、当初から相手方の要求(相手側に提供して欲しい優先権ポイント)が明確になるため、調停が少ない回数で終了することが期待できるというメリットがある。
この場合、自律個サーバ群2のサーバのオンライン処理部2−3の「実行可能性推測部」は、最初の優先権ポイントとして、時間(分)を50%で乗算したポイントの要求を試みる。具体的には、9月21日(月)と25日(金)のそれぞれに、30分x50%=15ポイントである。
もちろん、「代替案作成部」または「個別KPI計算部」において、9月21日(月)と25日(金)のスケジュールを30分短くして、優先権ポイントを要求しないという選択もとり得るし、あるいは、スケジュール調停サーバ1が提示してきたスケジュールそのものを拒否することも可能である。
この場合、自律個サーバ群2のサーバのサーバは当初の要求通りの初期保守スケジュールを、スケジュール調停サーバ1から認可される可能性もあるが、逆に調停が不調となり、他の自律個サーバ群2のサーバにその時間を押さえられて、まったく別の時間帯に動かされるリスクも払わなければならない。これは自律個サーバ群2のサーバのポリシーを作成するオペレータのやり方次第となる。
図18は、マイナスの優先権ポイント付きの再提案のアサーションメッセージ(re_suggestion_with_priorityアサーションメッセージ)18−1と、了承メッセージ(accpetアサーションメッセージ)18−2を併記したアサーションメッセージの内容の図である。
図19は、オファを拒否するアサーションメッセージ(rejectアサーションメッセージ)19−1の図である。これはスケジュール調停サーバ1からの提案を拒否し、当初の提案のまま維持することを要求する内容となる。
図20は、自律個サーバから、前記図19のrejectアサーションメッセージ(または、図18のre_proposalアサーションメッセージ)を受け取ったスケジュール調停サーバ1が、プラスの優先権ポイントをつけて、再度自律個サーバに同じスケジュールをオファするアサーションメッセージ(offer_with_priorityアサーションメッセージ)20−1を示す図である。
図18、図19のアサーションメッセージは、図6の自律個サーバのオンライン処理部2−3の「自律個アサーション情報作成部」で作成され、通信処理部2−2の「アサーションメッセージ送信部」から、原則として、スケジュール調停サーバ1と全ての自律個サーバに転送される。
なお、図6の通信処理部2−2の「アサーションメッセージ受信部」で受信されたアサーションメッセージ、および「アサーションメッセージ送信部」から送信されるアサーションメッセージは、オフライン処理部2−4の「アサーション情報記録部」、「自己モデルチューニング部」に転送され、「過去履歴情報部」でデータベース化され、「自己特性モデル部」で自己シミュレータのチューニングパラメータとして使用される。
オフライン処理部2−4の「過去履歴情報部」と「自己特性モデル部」と「参考アサーションメッセージ記録部」は、オンライン処理部2−3の「実行可能性推測部」から参照され、自律個アサーションメッセージを作成する際の参考情報として利用される。
図21は、アサーションメッセージを送付する自律個サーバ群2のサーバの状態遷移を示す図である。
まず、自律個サーバ群2のサーバは、起動後に(1)スケジュール作成の状態21−1に移行する。各サーバがsuggestionアサーションメッセージを使って、自己の希望するスケジュールを協調場サーバとして振舞うスケジュール調停サーバ1に提出した後、(2)(優先権ポイント付与)修正スケジュール案受信待ちの状態21−2になる。
その後、スケジュール調停サーバ1からのofferまたはoffer_with_priotiryアサーションメッセージを受信すると、(3)拒絶、(優先ポイント付与)再提案、受諾判断状態21−3に移行する。
その後、reject、re_suggestionまたはre_suggestion_with_priorityアサーションメッセージを スケジュール調停サーバ1に転送することで、再び(2)(優先権ポイント付与)修正スケジュール案受信待ちの状態21−2になる。一方、acceptアサーションメッセージをスケジュール調停サーバ1に送付することで、そのスケジュールについては、その内容を確定し、状態を終了する。
なお、優先権ポイントの取り扱いについては、スケジュール調停サーバ1、自律個サーバ群2のサーバの各サーバのそれぞれのオフライン処理部1−4、または2−4の優先権ポイント記録部で記録されることになる。
このようにして、スケジュール調停サーバ1の調停のもと、自律個サーバとの交渉を続けることによって、協調場サーバ、自律個サーバの双方の利益を追求することが可能なスケジュールが完成することになる。
(第二の実施例)
本実施例では、自律個サーバ群2のサーバのいずれかが、協調場サーバとして振舞うスケジュール調停サーバ1が予定している形のスケジュールを提出しない場合について記載する。
例えば、灯具保守計画サーバ2−Lが、図5−2のようなスケジュールを提出せずに、図22のような、保守区間と必要な時間のみをsuggestionアサーションメッセージで送信する場合を考える。なお、この場合の個別KPIは、保守区間と必要な時間が達成されれば、どの時間に割り当てられたとしても「個別KPIが100%達成された状態」と考えるものとする。すなわち、初期保守メッセージにおいて明確な意思表示をしないと、他の自律個サーバ群2のサーバとの間において不利益な取り扱いを受けることを甘受するという意志表明となる。
また、灯具保守サーバ2−Wを運用する保守会社は、毎週1日完全な定休日があり、また曜日によって保守業務ができない時間帯もあるが、それを自律個サーバ群2のサーバや他の自律個サーバには通知しないものとする。例えば、ここでは、それらの情報は、競合他社に対する営業上の秘密に相当すると考えることができるためである。
この灯具保守サーバ2−Wのsuggestionアサーションメッセージは、図9の協調場サーバとして振舞うスケジュール調停サーバ1の通信処理部1−2の「アサーションメッセージ受信部」で受信され、オンライン処理部1−3の「アサーションメッセージ確認部」に転送されると、時間情報はあるが時刻情報が欠落している不完全なスケジュールとして確認され、「欠損情報推測部」に転送される。
「欠損情報推測部」は、オフライン処理部1−4の灯具保守計画サーバ2−L用の「過去履歴情報」にアクセスして、過去のスケジュール情報から、もっとも近似しているスケジュールを検索し、今回の不完全な初期スケジュールと対応づける。具体的には、過去においてW1〜W4までの区間の保守業務が1週間に一回ずつ実施され、かつ、それぞれの保守時間が今回の時間と近いものを検索することになる。
または、十分に近いと判定される情報が発見できない場合は、オフライン処理部1−4の灯具保守計画サーバ2−L用の「自律個特性モデル部」にアクセスして、過去において、rejectアサーションメッセージや、re_suggestionアサーションメッセージが発行されやすい時間帯を抽出し、これらの時間帯を回避するような暫定的なスケジュールを作成する。
図23は、rejectアサーションメッセージや、re_suggestionアサーションメッセージが発行されやすい時間帯を示す図である。ここに記載された値は、全てのアサーションメッセージ数に対する、rejectアサーションメッセージや、re_suggestionアサーションメッセージ数の比率を示している。この値の大きい時間帯へのofferアサーションメッセージの送付は、受け入れられにくいことになる。
このスケジュールは、暫定的に、灯具保守の自律個サーバから送付されたものとして、これ以後は実施例1記載の方法で、調停が実施される。
なお、上記の実施例は、高速道路の保守スケジュールに関する事象について記載しているが、これは、別のシステムでも援用可能である。
例えば、図2の路面保守計画サーバを保線保守サーバとし、灯具保守計画サーバを架線保守計画サーバと、交通計画サーバを運行計画サーバとして、図4のN1〜N1のインターチェンジを、駅として取り扱うことで、鉄道メンテナンスのスケジュール調停システムとして使うことも可能である。
ここに、保線保守とは、電車のレールの保守業務のことである。例えば電車のレールは列車の加重で沈下し続けるので、これを土や砂利で持ち上げる作業はその一つである。
架線保守とは.列車に電力を供給するために上部に張られる電線の保守業務のことである。例えば、列車のパンダグラフとの摩擦によって磨耗した電線を張り替える作業はその一つである。
電力保守とは、列車に電力を安定して提供するために電力機器の修理や交換を行うことであり、運行とは、列車運行に関する事項をいう。但し、本実施例においては、電力保守区間と運行区間は、電気が流れる区間と、列車を動かす区間として取り扱う。
スケジュール調停サーバ1、ネットワーク3、路面保守計画サーバ2−T、灯具保守計画サーバ2−L、電力保守計画サーバ2−P、交通管理サーバ2−O、CPU11−01、メモリ11ー02、通信NIC11−03、ハードディスクドライブ11−04、入出力コントローラ11―05、モニタコントローラ11―06、バス11―07、入出力コントローラ11―05は、入出力コントローラ11―05、オペレーション処理部2−1、通信処理部2−2、オンライン処理部2−3、オフライン処理部2−4、オペレーション処理部1−1、通信処理部1−2、オンライン処理部1−3、オフライン処理部1−4、offerアサーションメッセージ16−1、16−2、re_suggestion_with_priorityアサーションメッセージ18−1、accpetアサーションメッセージ18−2、rejectアサーションメッセージ19−1、offer_with_priorityアサーションメッセージ20−1、1)スケジュール作成の状態21−1、(2)(優先権ポイント付与)修正スケジュール案受信待ちの状態21−2、(3)拒絶、(優先ポイント付与)再提案、受諾判断状態21−3

Claims (7)

  1. 予め記憶された第1のスケジュール作成制約と、一定期間の第1のスケジュール情報とをスケジュール調停サーバに送付する第1のサーバと、予め記憶された第2のスケジュール作成制約と、一定期間の第2のスケジュール情報とを前記スケジュール調停サーバに送付する第2のサーバと、前記第1のサーバと前記第2のサーバのスケジュールを調停する制御部と記憶部を備えるスケジュール調停サーバとを含むスケジュール調停システムであって、
    前記スケジュール調停サーバの前記記憶部は、全体最適制約情報を記憶し、
    前記スケジュール調停サーバの前記制御部は、前記第1のサーバと前記第2のサーバから、前記第1のスケジュール作成制約、前記第1のスケジュール情報、前記第2のスケジュール作成制約、及び前記第2のスケジュール情報とを取得する取得部と、前記第1のスケジュール作成制約、前記第1のスケジュール情報、前記第2のスケジュール作成制約、及び前記第2のスケジュール情報と、前記記憶部に記憶された前記全体最適制約情報から、前記第1のスケジュール情報と前記第2のスケジュール情報との間の不整合を検出する不整合検出部と、不整合が検出された場合、前記第1のスケジュール情報と前記第2のスケジュール情報とを修正して第3のスケジュール情報と第4のスケジュール情報とを再作成するスケジュール再作成部と、修正度合いに応じて前記第1のサーバと前記第2のサーバに対して、第1のクレジットと第2のクレジット夫々を算出するクレジット算出部と、前記第3のスケジュール情報と前記第1のクレジットを第1のサーバに送付し、前記第4のスケジュール情報と前記第2のクレジットとを第2のサーバに送付する送信部とを備える
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  2. 請求項1に記載のスケジュール調停システムにおいて、
    前記第1のサーバは、前記第3のスケジュール情報に基づいて計画を実行し、
    前記第2のサーバは、前記第4のスケジュール情報に基づいて計画を実行する
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  3. 請求項2に記載のスケジュール調停システムにおいて、
    前記第1のサーバと前記第2のサーバは、更に、前記第3のスケジュール又は前記第4のスケジュールの承認又は拒否の入力を受付け、前記承認又は拒否の入力がされたことを前記スケジュール調停サーバの送付する送信部を更に備え、
    前記スケジュール調停サーバは、承認の入力を取得した場合は、前記第3のスケジュール情報及び前記第4のスケジュール情報とを前記第1のサーバ及び前記第2のサーバに送付し、
    前記スケジュール調停サーバは、前記第1のサーバ又は前記第2のサーバから拒否の入力を取得した場合は、前記全体最適制約情報、前記第3のスケジュール情報、又は前記第4のスケジュール情報のいずれか一つ以上の情報を修正する
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  4. 請求項3に記載のスケジュール調停システムにおいて、
    前記第1のサーバ、前記第2のサーバの一方又は両方からクレジットが送付された場合、
    最も多いクレジットを送付したサーバから提示されたスケジュール情報を優先し、他のサーバのスケジュール情報または全体最適制約情報を再修正する
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載のスケジュール調停システムにおいて、
    前記スケジュール調停サーバの前記クレジット算出部は、
    前記第3のスケジュール情報又は前記第4のスケジュール情報の少なくとも一方のスケジュール情報が、前記第1のスケジュール作成制約又は前記第2のスケジュール作成制約に違反する修正をした場合、スケジュール作成制約を満たすスケジュール情報に対するクレジットよりも、高い還元率となるようにクレジットを算出する
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載のスケジュール調停システムにおいて、
    前記スケジュール調停サーバの前記クレジット算出部は、
    修正度合いが高いサーバの前記クレジットが多くなるように算出する
    ことを特徴とするスケジュール調停システム。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載のスケジュール調整システムにおいて、
    前記スケジュール調停サーバの前記記憶部は、
    更に、前記第1のサーバ及び前記第2のサーバにおける過去のスケジュール修正情報を記憶し、
    前記スケジュール調停サーバの前記クレジット算出部は、
    前記過去のスケジュール修正情報に基づいて、前記第1のスケジュール情報と前記第2のスケジュール情報とを修正して第3のスケジュール情報と第4のスケジュール情報とを再作成する
    ことを特徴するスケジュール調停システム。
JP2017522688A 2016-01-29 2016-01-29 スケジュール調停システム Active JP6268331B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/052562 WO2017130367A1 (ja) 2016-01-29 2016-01-29 スケジュール調停システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6268331B2 true JP6268331B2 (ja) 2018-01-24
JPWO2017130367A1 JPWO2017130367A1 (ja) 2018-02-01

Family

ID=59397878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017522688A Active JP6268331B2 (ja) 2016-01-29 2016-01-29 スケジュール調停システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20190050772A1 (ja)
JP (1) JP6268331B2 (ja)
WO (1) WO2017130367A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018106397A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 株式会社日立製作所 スケジュール調停システムおよびスケジュール調停方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110210751A (zh) * 2019-05-29 2019-09-06 国家电网有限公司 基于神经网络的检修作业风险分析方法、装置及终端

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328276A (ja) * 1998-03-16 1999-11-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スケジューリングシステム
JP2006235833A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Hitachi Software Eng Co Ltd 業務連携制御装置
WO2014174610A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 Suguro Takao 勤務計画作成システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080215409A1 (en) * 2007-01-03 2008-09-04 Victorware, Llc Iterative resource scheduling
US9117201B2 (en) * 2013-03-13 2015-08-25 Hirevue, Inc. Generating interview schedule results from a set of constraint satisfaction problems

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328276A (ja) * 1998-03-16 1999-11-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スケジューリングシステム
JP2006235833A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Hitachi Software Eng Co Ltd 業務連携制御装置
WO2014174610A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 Suguro Takao 勤務計画作成システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018106397A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 株式会社日立製作所 スケジュール調停システムおよびスケジュール調停方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017130367A1 (ja) 2017-08-03
JPWO2017130367A1 (ja) 2018-02-01
US20190050772A1 (en) 2019-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7346531B2 (en) Methods and systems for scheduling complex work orders for a workforce of mobile service technicians
US20200012991A1 (en) Method and System for Assigning Jobs to Prevent Employee Qualifications From Lapsing
US8788375B2 (en) Method and system for pre-populating job assignment submissions
US8583462B2 (en) Method and system for assessing penalties associated with an employee without a job assignment
Shakibayifar et al. An intelligent simulation platform for train traffic control under disturbance
US20170169364A1 (en) System and Method for Booking a Service
Gkiotsalitis et al. Multiconstrained timetable optimization and performance evaluation in the presence of travel time noise
JP6268331B2 (ja) スケジュール調停システム
JP6674887B2 (ja) スケジュール調停システムおよびスケジュール調停方法
WO2011043770A1 (en) Rate audit system
Shen et al. Integrated bus transit scheduling for the Beijing bus group based on a unified mode of operation
Afifi et al. RBPSim: A Resource-aware Extension of BPSim Using Workflow Resource Patterns.
Arabzad et al. Improving project management process in municipality based on SWOT analysis
Rouibah Managing concurrent engineering across company borders: a case study
Bouarfa et al. Formal modelling and verification of a multi-agent negotiation approach for airline operations control
Tackenberg et al. Actor-oriented optimization model for maintenance tasks
Gkiotsalitis et al. A model for real-time bus holding subject to vehicle capacity limits
World Health Organization Positioning demand generation in National EPI Planning and Implementation process: A quick guide to assist immunization and communication planners and managers
Trueman Still Crazy After All These Years: How Five Local Courts Manage Asbestos Litigation And Whether Comparable Case Values Can Help Calm The Craziness
JP5366690B2 (ja) 競合作業調整装置および競合作業調整方法
Buch et al. Successful launch of 450MT girder for monorail bridge at Currey Road, Mumbai
Davis et al. TORONTO STUDENT TRANSPORTATION GROUP
Williamson et al. South Florida freight advanced traveler information system: demonstration team final report.
El Deir Ownership of Generated Total Float
Hendrickson A lightweight method for improving coordination in distributed, high-variability product companies

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150