JP2011021426A - 自動閉め型扉用蝶番 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部からの調整操作により回転されると共に、羽根板210、211を近接させる回動力を発生するねじりばね32の捻り具合を変えることができるように構成されている回転部412と、回転部412を、ねじりばね32の捻り具合を強める方向への回転を阻止せずに、緩める方向への回転のみを阻止することができるように係止している制限部411とを有する調整手段を備える。
【選択図】図2
Description
前記ヒンジピンにブレーキフランジが形成され、該ブレーキフランジは、前記制限部押当てフランジと前記第1の内キャップとの間に配置されていると共に、その両端面にそれぞれ球面突起が形成されており、前記ブレーキフランジの両側に配置された一対のブレーキワッシャーが、前記ブレーキフランジの両側から前記球面突起に当接するように前記ブレーキフランジを挟んでおり、圧縮コイルばねからなる緩衝ばねは、その両端がそれぞれ前記第1の内キャップと前記ブレーキワッシャーの1つに当接するように配置されていることを特徴とする。
111A 第1のマウント
111B 第3のマウント
112 第2の羽根板
112A 第2のマウント
112B 第4のマウント
113 内表面
120 ねじりばね
13 ヒンジピン
130 調整段部
131 制限部
1311 カム構造
132 回転部
1321 カム構造
1322 窪み
1323 小径部
133 制限部作動ばね
135 固定段部
140 ブレーキ段部
141 本体部
1410 凹部
1411 ばね孔
142 ブレーキばね
143 突出ブロック
210 第1の羽根板
210A 第2のマウント
210 第1の羽根板
210A 第1のマウント
210B 第3のマウント
210C 第5のマウント
212 第1の弧状通孔
213 第2の弧状通孔
218 制限部阻止段面
220 第2の羽根板
220A 第2のマウント
220B 第3のマウント
220C 弧状通孔
220D 弧状通孔
211 第2の羽根板
211A 第2のマウント
211B 第4のマウント
223 階段面
23 ワッシャー
24 ワッシャー
31 第2のスリーブ
310 第1の羽根板
311 長孔
312 第3のマウント
313A 第1のマウント
313B 第5のマウント
3151 ロール収容溝
3152 ロールベアリング
315A 第1のベアリング
315B 第2のベアリング
32 ねじりばね
320 第2の羽根板
321 ねじりばねの一端
321A 第2のマウント
321B 第4のマウント
322 ねじりばねの他端
33 第2の内キャップ
330 ヒンジピン
34 第2の固定ピン
36 第2の外キャップ
37 第2の止めねじ
411 制限部
4112 カム構造
4122 カム構造
412 回転部
4122 カム構造
413 制限部作動ばね
42 ヒンジピン
421 第1のピン部
422 第2のピン部
4221 窪み
4225 切り欠き部
423 ベアリングチューブ
51 第1のスリーブ
510 制限部押当てフランジ
513 第3のマウント
5131 内表面
52 第1の固定ピン
53 ブレーキフランジ
532 ブレーキワッシャー
533 球面突起
534 ブレーキワッシャー
540 ブレーキ段部
54 緩衝ばね
541 本体部
5413 切頭円錐面
5414 ばね孔
542 突出ブロック
544 摺動ピン
545 摺動ばね
546 固定段部
5461 カム突起
54a スプリングディスク
55 第1の内キャップ
56 調整段部
57 第1の外キャップ
58 第1の止めねじ
611 第1の羽根板
612 第2の羽根板
631 ヒンジピン
6310 ブレーキフランジ
6311 凹陥部
6312 斜面
632 ブレーキワッシャー
6321 球面突起
633 緩衝ばね
731 ヒンジピン
7310 ブレーキフランジ
7311 球面突起
732 ブレーキワッシャー
7321 凹陥部
7322 斜面
8111 第2のマウント
8112 第4のマウント
8121 第3のマウント
8122 第1のマウント
820 ブレーキ力調整ばね
83 ヒンジピン
830 ヒンジピンの一端
831 ヒンジピンの他端
8313 第1のブレーキカム
832 第2のブレーキカム
8322 摺動リブ
850 制限部
851 回転部
852 第1の制限部作動ばね
853 第2の制限部作動ばね
9121 第4のマウント
930 ヒンジピン
931 固定段部
9311 雄ねじ
933 調整キャップ
934 締めねじ
9331 雌ねじ
9332 窪み
Claims (20)
- 第1と第2の羽根板からなる一対の羽根板が、それぞれの側縁に設けられた筒状のマウントで互いに回動可能に組み合わせられてヒンジとして構成されているとともに、ねじりばねの付勢力により、前記一対の羽根板を近接させる回動力が発生され、調整手段のねじりばねに対する調整により、前記付勢力が変えられるように構成されている自動閉め型扉用蝶番において、
前記調整手段は、外部からの調整操作により回転されると共に、前記ねじりばねの捻り具合を変えることができるように構成されている回転部と、前記回転部を、前記ねじりばねの捻り具合を強める方向への回転を阻止せずに、緩める方向への回転のみを阻止することができるように係止している制限部とを有し、
前記回転部にかかる前記ねじりばねの捻り具合を強める側への調整操作により、前記ねじりばねは何周にも捻られることができ、該調整操作がリリースされると、前記回転部は前記ねじりばねのトルクにより多くとも一周の逆回転内で前記制限部により係止され、前記ねじりばねを一時的にその捻り具合に保つことができることを特徴とする自動閉め型扉用蝶番。 - 前記筒状のマウントは、互いに並んでチャンネルするように構成されており、
前記調整手段は、少なくともその一部が前記第1の羽根板が有するマウント内にあって、他の一部が前記第2の羽根板が有するマウント内にあるように、前記第1の羽根板が有するマウントと、前記第2の羽根板が有するマウントとを回転可能に貫挿したヒンジピンを更に有しており、
前記制限部は、前記ヒンジピンにより、回転可能且つ摺動可能に貫挿されていると共に、前記回転部に向かう一側面にカム構造が形成されており、更に、前記第1の羽根板が有するマウントに対し摺動可能且つ回転不可能になるように、前記第1の羽根板が有するマウントと係合しており、
前記回転部は、前記ヒンジピンに固定されていると共に、前記制限部より前記ねじりばねに近い箇所に配置され、且つ、前記制限部に向かう一側面に該制限部のカム構造と係合できるカム構造が形成されているとともに、前記ねじりばねが捻られる一端と連結しており、前記ヒンジピンにかかる回転操作により回転されて該ねじりばねを捻ることができることを特徴とする請求項1に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記ヒンジピンのチャンネルされた前記マウントの外側に面する端面に、前記ヒンジピンを回転させる道具の先端を挿入してそれと係合する断面非円形の窪みが形成してあることを特徴とする請求項2に記載の自動閉め型扉用蝶番。
- 前記第1の羽根板は、所定距離を空けた第1のマウント、第3のマウント及び第5のマウントを有し、前記第2の羽根板は、前記第1のマウント、第3のマウント及び第5のマウントと交錯してそれらと第1、第2、第3、第4、第5のマウントとの順序でチャンネルするように並んでいる第2のマウント及び第4のマウントを有し、
前記調整手段は、前記制限部を、その付勢力によって前記回転部に当接させて該回転部と共に移動させる制限部作動ばねを更に有しており、
前記第3のマウントの内周面には、前記制限部に面する制限部阻止段面が、前記回転部と共に該段面に向かって前進する前記制限部だけを阻止することができるように配置形成されており、
前記ヒンジピンが前記ねじりばね側へ押されて移動すると、前記制限部は前記制限部作動ばねの付勢力により、前記回転部と係合しているまま前記ねじりばね側へ移動するが、前記制限部阻止段面と当接すると、該移動が不可能となり、前記ヒンジピンが更に移動すると、前記ヒンジピンと共に移動する前記回転部は、前記制限部から離間して係合状態が解除され、前記回転部が係合状態から解除されると、前記ねじりばねは、その捻られることにより生じるトルクに応じて、制限されずに回転することができ、前記第1と第2の羽根板を近接させる前記回動力を弱めることができることを特徴とする請求項2に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1、第2のマウントを挿通してから前記第3のマウント内にまで挿し込むと共に、前記第2のマウントに回転不可能になるように係合されている第1のスリーブと、前記第5、第4のマウントを挿通してから前記第3のマウント内にまで挿し込むと共に、前記第4のマウントに回転不可能になるように係合されている第2のスリーブとを更に有し、
前記ねじりばねは前記第2のスリーブ内に配置され、前記制限部及び前記回転部は前記第3のマウント内に配置され、前記制限部作動ばねは前記第1のスリーブ内に配置されており、
前記第1と第5のマウントには、それぞれそれらの外周面から内周面内まで貫通し、且つ、それぞれの該マウントの円周に沿って延伸する第1と第2の弧状通孔が形成され、
前記第1のスリーブ内に、第1の内キャップが取り付けられ、更に、第1の固定ピンは、前記第1の弧状通孔及び前記第1のスリーブを挿通してから、前記第1の内キャップに固定されており、
前記第2のスリーブ内に、第2の内キャップが回動可能且つ摺動不可能に係止され、更に、第2の固定ピンは、前記第2の弧状通孔及び前記第2のスリーブを挿通してから、前記第2の内キャップに固定されており、
前記第2のスリーブに形成された、前記第2の固定ピンが挿通される孔は、長孔として前記第2のスリーブの円周に沿って延伸するように形成され、前記第2の固定ピンは前記長孔内に摺動可能になっており、
前記ねじりばねの前記回転部によりねじられる一端から離れた他端は、前記第2の内キャップに固定されていることを特徴とする請求項4に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1のスリーブの内周面における前記第1の内キャップと前記制限部の間に、制限部押当てフランジが形成されており、前記制限部作動ばねの両端は、それぞれ前記制限部と前記制限部押当てフランジに当接しており、
前記ヒンジピンにブレーキフランジが形成され、該ブレーキフランジは、前記制限部押当てフランジと前記第1の内キャップとの間に配置されていると共に、その両端面にそれぞれ球面突起が形成されており、
前記ブレーキフランジの両側に配置された一対のブレーキワッシャーが、前記ブレーキフランジの両側から前記球面突起に当接するように前記ブレーキフランジを挟んでおり、
圧縮コイルばねからなる緩衝ばねは、その両端がそれぞれ前記第1の内キャップと前記ブレーキワッシャーの1つに当接するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1のスリーブの制限部から離れた側の端部は、第1の外キャップにより覆われ、第1の止めねじは、前記第1の外キャップと前記第1の内キャップを回動可能に挿通すると共に、前記ヒンジピンにねじ込まれており、
前記第2のスリーブの前記回転部から離れた側の端部は、第2の外キャップにより覆われ、第2の止めねじは、前記第2の外キャップを回動可能に挿通すると共に、前記第2の内キャップにねじ込まれていることを特徴とする請求項6に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記筒状のマウントは、互いに並んでチャンネルするように構成されており、
前記調整手段は、少なくともその一部が前記第1の羽根板が有するマウント内にあって、他の一部が前記第2の羽根板が有するマウント内にあるように、前記第1の羽根板が有するマウントと、前記第2の羽根板が有するマウントとを回転可能に貫挿したヒンジピンを更に有しており、
前記制限部は、前記ヒンジピンの前記ねじりばねから離れた端部側に配置されていると共に、前記ねじりばねに向かう一側面にカム構造を有し、更に、前記制限部は、チャンネルされた前記マウントと同軸の筒状に形成されるとともに、前記第1の羽根板が有するマウントに固定されており、
前記回転部は、前記ねじりばねと前記制限部の間に介在し、且つ、前記制限部に向かう一側面に前記制限部のカム構造と係合できるカム構造が形成されているとともに、前記ねじりばねの捻られる一端と連結しており、外部からの回転操作により回転されて該ねじりばねを捻ることができることを特徴とする請求項1に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記回転部の前記制限部に向かう一側面に、前記制限部を挿通する小径部が形成されているとともに、該小径部の先端面に、該回転部を回転させる道具の先端を挿入してそれと係止できる断面非円形の窪みが形成してあることを特徴とする請求項8に記載の自動閉め型扉用蝶番。
- 前記第1の羽根板は、所定距離を空けた第1のマウント及び第3のマウントを有し、前記第2の羽根板は、前記第1のマウント及び第3のマウントと交錯している第2のマウント及び第4のマウントを有し、
チャンネルされた前記マウントは、前記第1〜第4のマウントが順番に並ぶことにより構成されたものであり、
前記制限部は、前記第1のマウントの前記第2のマウントから離れた側の端部に配置され、前記調整手段は、前記ヒンジピンと前記回転部の間に介在し、且つ、その両端がそれぞれ前記ヒンジピンと前記回転部とに当接するように配置されている制限部作動ばねを更に有しており、
前記回転部が前記ヒンジピン側の方向へ押されて移動すると、前記制限部から離間して係合状態が解除され、前記回転部が係合状態から解除されると、前記ねじりばねは、その捻られることにより生じる反対方向へのトルクに応じて、制限されずに回転することができ、前記第1と第2の羽根板を近接させる前記回動力を弱めることができることを特徴とする請求項8に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記ヒンジピンは、その大部分が前記第2のマウント内に配置されていると共に、その一端が前記第1のマウント内に挿し込まれ、前記制限部作動ばねに当接している調整段部と、前記第3のマウント内に配置されているブレーキ段部と、その大部分が前記第4のマウント内に配置されている固定段部との3つの段部により、互いに回転不可能に係止しあっており、
前記ねじりばねは、前記調整段部を囲んでいると共に、その両端が前記回転部と、前記調整段部とにそれぞれ固定されており、
前記第3のマウントは、マウントの中心軸方向に直交する断面が楕円形である楕円柱形の中空を有するように形成されており、
前記ブレーキ段部は、略円柱状に形成されている部分の中段部周壁に、互いに対称な2つの凹部が形成されていると共に、該2つの凹部の間に、それらを連通させるばね孔が、前記円柱の軸心と交差するように真っ直ぐに開けてある本体部と、前記2つの凹部にそれぞれ嵌めこんで前記本体部と円柱状になることができるように構成されている2つの突出ブロックと、前記ばね孔内に配置されていると共に、その両端が前記2つの突出ブロックにそれぞれ当接し、該2つの突出ブロックを外側へ押し出して常に前記第3のマウントの内表面に突っ張らせるように付勢しているブレーキばねとを備えており、
前記固定段部は、前記第4のマウントに回転不可能に係止されており、
前記第1の羽根板が前記第2の羽根板に対して相対的に回転すると、前記第3のマウントも前記ブレーキ段部に対して回転し、前記2つの突出ブロックが前記第3のマウントの内表面に突っ張ることにより摩擦抵抗が起こり、前記回転に対する緩衝作用が起こるとともに、該緩衝作用の大小は、前記第3のマウントの内表面における楕円形断面の形状により変化させることができることを特徴とする請求項10に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1の羽根板は、第2のマウントを有し、前記第2の羽根板は、前記第2のマウントを挟む第1のマウント及び第3のマウントを有しており、
前記調整手段は、前記制限部を、その付勢力によって前記回転部に当接して該回転部と共に移動するようにさせる制限部作動ばねを更に有しており、
前記第2のマウントの内周面には、前記制限部に面する制限部阻止段面が、前記回転部と共に該段面に向かって前進する前記制限部だけを阻止することができるように配置形成されており、
前記ヒンジピンが前記ねじりばね側へ押されて移動すると、前記制限部は前記制限部作動ばねの付勢力により、前記回転部と係合しているまま前記ねじりばね側へ移動するが、前記制限部阻止段面と当接すると、該移動が不可能となり、前記ヒンジピンが更に移動すると、前記ヒンジピンと共に移動する前記回転部は、前記制限部から離間して係合状態が解除され、前記回転部が係合状態から解除されると、前記ねじりばねは、その捻られることにより生じるトルクに応じて、制限されずに回転することができ、前記第1と第2の羽根板を近接させる前記回動力を弱めることができることを特徴とする請求項2に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1のマウントを挿通してから前記第2のマウント内にまで挿し込むと共に、前記第1のマウントに回転不可能になるように係合されている第1のスリーブと、前記第3のマウントを挿通してから前記第2のマウント内にまで挿し込むと共に、前記第3のマウントに回転不可能になるように係合されている第2のスリーブとを更に有し、
前記ねじりばねは前記第2のスリーブ内に配置され、前記制限部及び前記回転部は前記第2のマウント内に配置され、前記制限部作動ばねは前記第1のスリーブ内に配置されており、
前記第1と第3のマウントには、それぞれそれらの外周面から内周面内まで貫通し、且つ、それぞれの該マウントの円周に沿って延伸する第1と第2の弧状通孔が形成され、
前記第1のスリーブ内に、第1の内キャップが取り付けられ、更に、第1の固定ピンは、前記第1の弧状通孔及び前記第1のスリーブを挿通してから、前記第1の内キャップに固定されており、
前記第2のスリーブ内に、第2の内キャップが回動可能且つ摺動不可能に係止され、更に、第2の固定ピンは、前記第2の弧状通孔及び前記第2のスリーブを挿通してから、前記第2の内キャップに固定されており、
前記第2のスリーブに形成された、前記第2の固定ピンにより挿通される孔は、長孔として前記第2のスリーブの円周に沿って延伸するように形成され、前記第2の固定ピンは前記長孔内に摺動可能になっており、
前記ねじりばねの前記回転部によりねじられる一端から離れた他端は、前記第2の内キャップに固定されていることを特徴とする請求項12に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第2のマウントには、前記第1のマウントの管内へ延在すると共に、前記第1のマウントの内周面に当接する第1のベアリングが取り付けられ、前記第4のマウントには、前記第5のマウントの管内へ延在すると共に、前記第5のマウントの内周面に当接する第2のベアリングが取り付けられており、
前記第1及び第2のベアリングは、共に、それぞれ前記ヒンジピンを囲むように配置されている複数のロール収容溝と、該収容溝内にそれぞれ収容され、且つそれぞれ前記第1または第5のマウントの内周面に当接する円柱状のロールベアリングとを有していることを特徴とする請求項4に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第2のマウントには、前記第1のマウントの管内へ延在すると共に、前記第1のマウントの内周面に当接する第1のベアリングを有し、前記第4のマウントには、前記第5のマウントの管内へ延在すると共に、前記第5のマウントの内周面に当接する第2のベアリングを有しており、
前記第1のベアリングは、前記第1のマウントの管内へ延在する延伸管部と、当該延伸管部と前記第1のマウントの間に介在している銅製のベアリングチューブとを有し、
前記第2のベアリングは、前記第5のマウントの管内へ延在する延伸管部と、当該延伸管部と前記第5のマウントの間に介在している銅製のベアリングチューブとを有していることを特徴とする請求項4に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記ヒンジピンは、その大部分が前記第2のマウント内に配置されていると共に、その一端が前記第1のマウント内に挿し込んで、前記制限部作動ばねに当接している調整段部と、前記第3のマウント内に配置されているブレーキ段部と、その大部分が前記第4のマウント内に配置されている固定段部との3つの段部により、互いに回転不可能に係止しあうようになっており、
前記ねじりばねは、前記調整段部を囲んでいると共に、その両端が前記回転部と、前記調整段部とにそれぞれ固定されており、
前記第3のマウントは、マウントの中心軸方向に直交する断面が楕円形である楕円柱形の中空を有するように形成されており、
前記ブレーキ段部は、全体として略円柱状に形成されているとともに、その中段部の周壁には、一対の切頭円錐面が前記調整段部に向かう一端側の直径が小さく、前記固定段部に向かう他端側の直径が大きくなるように、互いに対称的に形成されており、
前記ブレーキ段部は、前記2つの切頭円錐状の凸部の間に、前記円柱の軸心と交差し、且つ円柱の軸心方向に延びるばね孔が、前記2つの切頭円錐状の凸部の1つから他の1つまで真っ直ぐに貫通するように開けてある本体部と、前記2つの円錐状の凸部の前記調整段部寄りの一部と嵌め合うことができ、且つ、対応の円錐凸部上で、前記円柱の軸心方向に沿って摺動すると共に、前記調整段部に接近すると前記軸心に接近し、前記固定段部に接近すると前記軸心から離間することができ、且つ、前記第3のマウントの内表面に当接して摩擦抵抗が起こるように構成されている2つの突出ブロックと、前記2つの突出ブロック及び前記ばね孔を挿通しているとともに、前記ばね孔内に、前記軸心方向に沿って摺動することができる摺動ピンと、前記ばね孔内に配置され、前記摺動ピンを囲むと共に、その両端が前記2つの突出ブロックにそれぞれ当接し、該2つの突出ブロックを外側へ押し出して常に前記第3のマウントの内表面に突っ張らせるように付勢しているブレーキばねと、前記第3のマウント内に、その付勢力により前記2つの突出ブロックを前記円錐面に沿って前記調整段部に接近させるように配置されている摺動ばねとを備えており、
前記固定段部は、前記第4のマウントに回転不可能に係止されており、
前記第1の羽根板が前記第2の羽根板に対して相対的に回転すると、前記第3のマウントも前記ブレーキ段部に対して回転し、前記2つの突出ブロックが前記第3のマウントの内表面に突っ張ることにより摩擦抵抗が起こり、前記回転に対する緩衝作用が起こるとともに、該緩衝作用の大小は、前記第3のマウントの内表面における楕円形断面の形状により変化させることができ、前記摺動ばねの前記2つの突出ブロックに対する付勢力により、前記緩衝作用が大きくなることを特徴とする請求項10に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1のスリーブの内周面における前記第1の内キャップと前記制限部の間に、制限部押当てフランジが形成されているとともに、前記制限部作動ばねの両端は、それぞれ前記制限部と前記制限部押当てフランジに当接しており、
前記ヒンジピンにブレーキフランジが形成され、該ブレーキフランジは、前記制限部押当てフランジと前記第1の内キャップとの間に配置されていると共に、その両端面にそれぞれ凹陥部が形成されており、
前記ブレーキフランジの前記凹陥部に対応する球面突起を有する一対のブレーキワッシャーが、前記球面突起が前記凹陥部にはまり込むように、両側から前記ブレーキフランジを挟んでおり、
スプリングディスクからなる緩衝ばねは、その両端がそれぞれ前記第1の内キャップと前記ブレーキワッシャーの1つに当接するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記第1のスリーブの内周面における前記第1の内キャップと前記制限部の間に、制限部押当てフランジが形成されているとともに、前記制限部作動ばねの両端は、それぞれ前記制限部と前記制限部押当てフランジに当接しており、
前記ヒンジピンにブレーキフランジが形成され、該ブレーキフランジは、前記制限部押当てフランジと前記第1の内キャップとの間に配置されていると共に、その両端面にそれぞれ球面突起が形成されており、
前記ブレーキフランジの前記球面突起に対応する凹陥部を有する一対のブレーキワッシャーが、前記球面突起が前記凹陥部にはまり込むように、両側から前記ブレーキフランジを挟んでおり、
スプリングディスクからなる緩衝ばねは、その両端がそれぞれ前記第1の内キャップと前記ブレーキワッシャーの1つに当接するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記ヒンジピンは、前記第2のマウントに対して固定されていると共に、その一端が前記第1のマウント内に挿し込んで、前記制限部作動ばねに当接し、その他端が前記第4のマウント内まで延伸するように形成されており、
前記第1と第2の羽根板の相対回動のブレーキ手段として、前記ヒンジピンの前記第3のマウント内における前記第2のマウント寄りの部分に固定されている第1のブレーキカムと、前記ヒンジピン及び前記第3のマウントに対して摺動可能に配置されていると共に、前記第1のブレーキカムに対応し、前記第1と第2の羽根板の相対回動方向に応じて、前記第1のブレーキカムに接近したり、離間したりすることができるように構成されている第2のブレーキカムと、その両端がそれぞれ前記第2のブレーキカム及び前記ヒンジピンの他端に固定され、前記第1と第2の羽根板の相対回動に応じて、前記第2のブレーキカムに与える付勢力を変えることができるブレーキ力調整ばねとを備えていることを特徴とする請求項10に記載の自動閉め型扉用蝶番。 - 前記固定段部の前記第4のマウントの外側に面する端部に、雄ねじが形成されており、
前記第4のマウント内に、該第4のマウントに対して回転自在且つ摺動不可能に係止されていると共に、前記固定段部の雄ねじに対応する雌ねじを有している調整キャップが配置され、
前記調整キャップは、その雌ねじを前記固定段部の雄ねじとねじ合わせるように取り付けられており、前記調整キャップを正逆回転することによって、前記ヒンジピンのチャンネルされた前記マウント内における位置を調整することができ、
前記調整キャップを正逆回転することで、前記ねじりばねによる前記一対の羽根板を近接させる回動力を微調整することができることを特徴とする請求項16に記載の自動閉め型扉用蝶番。
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