JP2011020076A - 爆風放散機能付き集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉塵爆発時における集塵装置の機体の損傷を出来るだけ軽減させると共に、粉塵爆発の危険性を低減し、更には、粉塵爆発時の放散蓋の吹き飛びを防止することにより、周囲への危険を回避し、放散口周辺部のメンテナンスを容易に行え、屋外に設置して安全な使用を可能にした爆風放散機能付き集塵装置を提供する。
【解決手段】集塵用ファン11の回転による吸引作用により、吸込口から機体1内の集塵室2に吸い込んだ粉塵を、集塵室2内に設けたフィルタ9で濾過し、濾過した清浄空気を排気口20Eより機体1の外部に排出するように構成した集塵装置において、集塵室の一側部に対して、上面に粉塵爆発時の圧力及び/若しくは火炎を大気開放するための放散口4Hを開口し、全体の形状を、下側部より上記の放散口4Hに向けて次第にその断面積が広く成る断面略逆台形状に形成して成る放散室を、連通状態に連設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、粉塵を含んだ含塵空気を捕集する集塵装置に関し、特に金属粉、樹脂粉、穀物粉など、粉塵爆発の危険性がある粉塵を含んだ含塵空気を集塵する際に用いて好適な、爆風放散機能付き集塵装置に関するものである。
気体中に一定濃度以上の粉塵が浮遊している状態で、火花などの着火源からエネルギーが与えられると、爆発を引き起こすことがあり、これを粉塵爆発という。粉塵爆発は、粉塵の性質、粒度分布、形状、濃度、可燃性ガスの有無などによって危険性が左右される。特に、粉塵爆発の可能性の高い粉体(以下、爆発性粉塵と記す)としては、爆発指数(Kst 値)が高い、例えばアルミニウム、鉄、亜鉛といった金属粉や、エポキシの様な樹脂粉末、コーンスターチやでんぷん等の食品粉末が挙げられる。これらの爆発性粉塵を集塵する場合には、集塵装置自体を集塵装置内部で粉塵爆発が起きにくい構造にしたり、万一の粉塵爆発に備えて、周囲への被害を最小限に抑えるために、例えば、特許文献1に記載の爆圧放散装置の如き様々な安全装置が装備されている。
実開昭57−128323号公報
上記特許文献1に記載の爆圧放散装置によれば、機体内で発生した粉塵爆発時の圧力は、弁蓋(放散蓋)が開く(開放する)ことで、上方の大気に放出される。ところが、従来の一般的な構造の爆圧放散式集塵装置(以下単に従来の集塵装置という)では、弁蓋の上部に爆風ダクト(放散管)が配備されているため、粉塵爆発時に弁蓋が開いたにも関わらず、爆発圧力が爆風ダクトの内部を上方に伝播する際に、機内の内部圧力が上昇してしまい、その結果、機体の激しい損傷に至り、破損した部品が飛散したり、火炎や爆風が放散される事により、周囲に危険を及ぼしてしまう問題があった。
更に、従来の集塵装置では、爆風ダクトと集塵室とモータを搭載している清浄室が全て一体構造に造られているため、比較的小規模な粉塵爆発で機体の一部分のみが損傷したという場合でも、機体一式の交換となってしまい、多大な工数と費用がかかってしまう問題を有している。
また、爆発性粉塵を含んだ含塵空気を集塵する場合、フィルタが破損したり、フィルタの装着に不備が生じて、フィルタを通過した清浄空気中に爆発性粉塵が混入した状況においても、着火源と成り得るモータ等の電動機部には、この爆発性粉塵を侵入させない構造にすることが望ましい。しかし、一般的に駆動源となるファンの回転動作を行うモータには、自身を冷却する外扇ファンを備え、安全性を高めた粉塵防爆型のモータを使用する事が多い。
ところが、従来の集塵装置に粉塵防爆型のモータを使用すると、機体上面(モータの上部の天板)の一部分を開口する形状となり、排気筒の開放口と機体上面の開口部が近接してしまう構造に成ってしまう。
このような構造の場合、排気筒を通過した清浄空気の一部が、モータ外扇ファンの吸引力により引き込まれてしまい、前述したような清浄空気中に爆発性粉塵が混入した場合には、モータの周囲に爆発性粉塵が浮遊してしまい、最悪、粉塵爆発が発生してしまうといった非常に危険な状況に陥ってしまう。
通常の場合、万一の粉塵爆発が発生した場合に備えて、定期的に弁蓋(放散口蓋)の開閉動作を行い、正常に動作するかを確認したり、放散口周辺に粉塵が堆積しているかを確認し、堆積していれば清掃除去する作業などのメンテナンスが行われる。
ところが、従来の集塵装置では、放散口が集塵室の奥部に位置しており、一般的にメンテナンス用の扉等も設けられていない。従って、放散口周辺のメンテナンスがやりずらく、特に重要となる放散孔蓋の開閉動作の確認にも非常に手間がかかってしまい、粉塵爆発時に、弁蓋(放散口蓋)が開放しないといった重大な動作不良が発生する可能性もある。
また、爆発のエネルギーが大きい大規模な粉塵爆発が発生した場合、爆風により弁蓋(放散口蓋)が吹き飛ばされる事がある。しかし、従来の集塵装置では、ヒンジ片と懸掛片が係合しているだけであって、前述のような大規模な粉塵爆発が発生した際には、弁蓋(放散口蓋)が吹き飛んでしまい、吹き飛ばされた放散口蓋が落下する際には、周囲への作業者などに危険が及ぶ可能性がある。
更に、基本的に安全を考慮して、爆発性粉塵を集塵する集塵装置は、屋外に設置されることが多い。ところが、従来の集塵装置では、排気筒から雨水が浸入してブロアーの動作不良を引きこしてしまうため、屋外に設置することはできないといった問題点を有している。
従って本発明の技術的課題は、粉塵爆発時の集塵装置の損傷を軽減させると共に、粉塵爆発の危険性を低減する構造とし、更には、粉塵爆発時の放散蓋の吹き飛びを防止することにより周囲への危険を回避し、放散口周辺(蓋やヒンジ部など)のメンテナンスを容易に行え、屋外に設置可能な爆風放散機能付き集塵装置を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために本発明の請求項1に係る爆風放散機能付き集塵装置は、集塵用ファンの回転による吸引作用により、吸込口から機体内部の集塵室に吸い込んだ粉塵を、集塵室内に設けたフィルタで濾過し、濾過した清浄空気を排気口より機体外部に排出するように構成した集塵装置であって、上記集塵室の一側部に対して、上面に粉塵爆発時の圧力及び/若しくは火炎を大気開放するための放散口を開口し、この放散口には常時は閉じていて、粉塵爆発時には爆発圧力によって開いて放散口を開口することができる放散蓋を取付けると共に、全体の形状を、下側部より上記の放散口に向けて次第にその断面積が広く成る断面略逆台形状に形成して成る放散室を、連通状態に連設せしめたことを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記放散口の周囲部分に、粉塵爆発時に放散口から放散される爆風を前記放散室の上方に誘導する保護カバーを設けると共に、上記放散口とこの保護カバーの間には、放散口の周囲部分を上下に連通する隙間が設けられていることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記集塵室の上部に、内部に前記集塵用ファンとこの集塵用ファンを回転するモータを収めた清浄室を設けて、この清浄室の上面口をルーフによって覆うと共に、当該ルーフには、上記集塵用ファンの回転に従ってフィルタによって濾過された清浄空気を清浄室の外部に排出する前記排出口と、上記モータの冷却用空気を取り入れる吸引口が設けられていることを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記ルーフの内部に、ルーフの内部を前記フィルタによって濾過された清浄空気を前記排出口にガイドする排気経路と、モータ冷却用の空気を前記吸引口より取り入れるための吸引経路とに仕切る仕切板が設けられていることを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記集塵室と清浄室が、夫々分離可能に構成されていることを特徴としている。
(6) また、本発明の請求項6に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記放散口を塞ぐ放散蓋は、少なくとも一端部を留め具によって集塵室側に仮り止めされると共に、他端部側面には開閉軸を突設し、この開閉軸の先端側を前記集塵室に設けたヒンジの長孔内に上下移動自在に嵌め込み、且つ、該開閉軸の先端部には緩み止め付きナットが取付けられていることを特徴としている。
(7) 更に、本発明の請求項7に係る爆風放散機能付き集塵装置は、前記保護カバーの側面に、前記放散口とその周辺部分をメンテナンス可能にした点検蓋が設けられていることを特徴としている。
上記(1)、(2)、(3)で述べた請求項1、2、3に係る手段によれば、集塵装置上部には屋外に設置可能な雨水を保護する為のルーフを備えていると共に、爆風ダクト(放散管)が存在しない構造の為、集塵室内で粉塵爆発が発生した場合においても、瞬時に放散口上部の放散口蓋が開き、爆発圧力を速やかに大気中に放散することで、集塵装置の損傷を最小限に食い止めることが可能となる。
更に、集塵室の一側部に連設された断面略逆台形状に形成した放散室により、集塵室の強度を向上する(放散室が集塵室に溶接で固定され補強の役目をしていて、集塵室の強度が向上している)と共に、爆発性粉塵の堆積を防止し、粉塵爆発時には、爆発によって発生する爆風及び火炎を放散口に誘導する役目を担う。
加えて、放散口の周囲は、粉塵爆発時の爆風及び火炎を保護する為の保護カバーが設けてあるので、爆風及び火炎を上方に誘導することにより、周囲への安全を確保することができる。
加えて、上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、保護カバーの開口部内に侵入した雨水(放散蓋上部に降った雨水も含む)は、放散口周囲を上下に連通する隙間(空間)によって地面や土台等側に流れ落ちることにより、保護カバーや放散蓋上部に雨水が貯まることはない。更に、枯葉や砂埃が堆積して放散蓋の開閉を阻害する事もない。加えて、放散口の周囲には、放散口より面積が大きく粉塵爆発時の圧力を降下させる保護カバーを設けたことにより、粉塵爆発時に放散口から発生する爆風や火炎から周囲を保護することができる。
更に、上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、ルーフに清浄空気を排出する排気口とモータを冷却する吸引口を備えているので、機体に夫々清浄空気排気口とモータ冷却用の吸引口を設ける必要がなくなり、機体の構造が簡素となり安価に製作することができる。また、モータを冷却する為の空気の吸引方向は、フィルタにより濾過された清浄空気の排気方向とは、逆の機外から機内に取り込まれるため、優れた冷却効果を発揮することができる。通常、機内に比べて機外の温度の方が低い為、機外の空気を吸引することにより、モータを効率よく冷却することができる。
上記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、万一、フィルタが破損したり、フィルタの装着に不備があって清浄空気と爆発性粉体が混入した場合においても、この爆発性粉体を着火源と成り得る清浄室内のモータやケーシング、ファンなどの周囲には侵入させない仕切板を設けた構造になっているので、粉塵爆発の危険性を抑制することが可能となる。
上記(3)と(5)で述べた請求項3及び5に係る手段によれば、清浄室と集塵室が分離可能な構造である為、例えば粉塵爆発が発生した場合には、集塵室のみを交換する事も可能となる。更に、ファンの交換等のメンテナンス時には、清浄室のみを取り外してメンテナンスを行えるので、交換も容易に行えて作業効率も良い。
上記(6)で述べた請求項6に係る手段によれば、緩み止め付きナットを含む放散蓋の吹き飛び防止手段により、粉塵爆発時の爆風により、放散蓋が吹き飛ばされることが無いので、周囲の安全が確保される。
上記(7)で述べた請求項7に係る手段によれば、保護カバーに点検蓋を備えたことにより、放散口周辺のメンテナンスを容易に行う事が可能となる。
以上の事より、上記(1)〜(7)で述べた手段によって上述した技術的課題を解決して、前記従来技術の問題点を解消することができる。
本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置によれば、集塵装置上部にルーフを設けたことにより、屋外に設置することが可能となり、周囲への安全度が向上すると共に、フィルタ破損等によって濾過されない空気が着火源と成り得るモータ、ケーシング、ファンを収納している清浄室内に侵入しにくい構造となっているので、粉塵爆発の危険性を抑制する効果がある。
一方、何らかの原因により粉塵爆発が発生した場合においても、集塵室に設けられた断面略逆台形状に構成した放散室により、爆風及び火炎を放散口に誘導し、放散蓋の開放により瞬時に爆発圧力を大気開放させて、集塵装置の損傷を最小限に食い止めることが実現できる。
更に、集塵室と清浄室が分離可能な構造であるために、爆発時の損傷が激しい部分は交換し、軽微な部分は使用可能といった対応も可能であり、加えて、放散口周囲の保護カバーの装備並びに放散蓋の吹き飛び防止機能といった、周囲への被害を最小限に抑えるという効果も兼ね備えていて、安全に使用することができる利点を備えている。
本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置の外観を示した斜視図。 本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置の内部構成を説明した側断面図。 本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置の内部構成を説明した正断面図。 本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置の平面図。 本発明における清浄空気とモータ冷却用空気の流れを説明した平面図。 図5に示されている隔壁室を大きくした他の実施の平面図。 ヒンジ部周辺を拡大して示した平面図。 放散蓋の周辺を拡大して示した側断面図。
以下に、上述した本発明に係る爆風放散機能付き集塵装置の実施形態を添付した図面と共に詳細に説明する。これらの実施形態は本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限りこれらの態様に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施例である爆風放散機能付き集塵装置の外観を示した斜視図である。図1において、符号1で全体的に示したのは集塵装置の機体であって、機体1の内部には図2の断面図に示すように集塵室2と、清浄室3並びに放散室4が設けられていて、万一の粉塵爆発に備えて、これ等集塵室2などの各部に補強を施すことにより、機体1自体の強度性を向上させている。
集塵室2の正面には、フィルタ点検扉5及びバケット扉6が蝶番5T,6Tにより取付けられており、機体1の正面より向かって右側の側面には、フィルタはたきハンドル7及び逆止弁8Xを内蔵した円筒形状の吸込口8が設けられている。また、夫々の扉5,6の蝶番5T,6Tには補強が施されていて、強度を向上させている。フィルタ点検扉5は、清浄室3内に設けたフィルタ9…の点検及び交換時に使用する為の扉である。また、バケット扉6は、引出し自在に構成したバケット6Z内に堆積した集塵ダストの除去や、バケット6Zの点検時に使用する為の扉である。更に、フィルタ点検扉5及びバケット扉6の前面には、補強板5K,6Kが取付けられていて、強度性を向上させている。
爆発性粉塵を含んだ含塵空気を吸い込む為の吸込口8に設けた逆止弁8Xは、万一、集塵装置内部で粉塵爆発が発生した時に、爆風や火災が吸込口8に接続された吸込みダクト(図示省略)に伝播するのを防止すると共に、周囲の作業者を爆風や火炎から守る役目をする。フィルタはたきハンドル7は、ハンドル7を正面に対して左右方向(軸方向)に往復させると、フィルタ9…(図2参照)に付着した粉塵がバケット6Z内にはたき落とされる仕組みになっている。
前記清浄室3の内部には、爆発性粉塵を含んだ含塵空気を吸引する為のモータ10やファン11、ファン11を収納するケーシング12、ケーシング12と連結して縦設している排気ダクト3Xが内蔵されている。14はモータ点検扉で、清浄室3の前面に設けられており、モータ10及びファン11を点検する際に点検口3Hを開いて使用する扉である。
15は清浄室3の外側面に取り付けた電装箱で、前面には集塵装置の運転を開始する起動スイッチや運転を停止する停止スイッチといった各種のスイッチ類15S…が取付けられており、内部には配電機器(図示省略)が内蔵されている。また、電装箱15はパッキンにより内部が密閉された防塵構造となっている。通常、爆発性粉塵を集塵する場合、集塵装置の機体1の周辺には、爆発性粉塵の微粒子が浮遊している場合が多く、それらが電装品の接点等に接触すると爆発を引き起こす危険性がある。この為、電装箱15を防塵構造とし、爆発性粉塵の侵入を防止している。更に、電装箱15の上部には、雨避け15Tが取付けられており、電装箱15に取付けられているスイッチ類スイッチ類15S…も防塵防水構造のものを使用している。
16と17は消火口で、フィルタ点検扉5及び清浄室3の下側部に各々取付けられており、万一、粉塵爆発により集塵装置の機体1の内部で火災が発生した場合、フィルタ点検扉5を開放する事なく、消火口16,17から集塵物に適した消火剤を注入して消火作業を行う事ができる。尚、消火口16,17には、常時消化口を閉塞するプラグ(図示省略)が取付けられている。
20は清浄室3の上部に取付けたルーフである。通常、爆発性粉塵を集塵する集塵装置の設置場所は、安全性を考慮して屋外に設置されることが望ましい。この為、集塵装置、即ち、清浄室3の上部(後述する放散口4Hの上部は除く)にルーフ20を取り付け、集塵装置内への雨水の侵入を防止している。尚、ルーフ20の上面は、雨水が溜まらないように図2に示すように斜面が形成されている。また、ルーフ20の内部の排気経路20A(フィルタ9…によって濾過された清浄空気が通過する経路)内壁には、防音材(図示省略)が張られており、排気音を低減させる効果がある。
30は保護カバーを示す。この保護カバー30は、後述する放散室4の放散口4H(図2参照)から一定の間隔30H(図4乃至頭7参照)を保持して、放散口4Hの周囲を囲むように機体1側、具体的には清浄室3の背面側に取付けられている。機体1内で粉塵爆発が発生した際には、上記放散口4Hを塞いでいた放散蓋40(図2参照)が開放されて爆風や火炎が周囲に放散されるが、保護カバー30が放散口4Hの周囲を覆っていて、爆風や火炎は保護カバー30に案内されてその上端口30Aから上方の大気に誘導放出される為、周囲の安全が確保される。
31は放散口点検蓋で、機体1の正面から見て、保護カバー30の両側面に夫々設けられている。前記放散口4H周辺の点検をする際には、この放散蓋点検蓋31を開けて、放散蓋40がスムーズに開閉動作するかを確認したり、放散蓋40と放散口4Hとの間のパッキンが劣化していたり固着していないかを確認したりする。
図2は、本発明の構成を示した側断面図であって、集塵室2には、複数のフィルタ9…及びフィルタはたき装置7X…が並列状態に内蔵されていて、フィルタ9…の下方には集塵された爆発性粉塵が堆積するバケット6Zが引出し自在に収納されている。また集塵室2の内部には導電塗装が施されていて、爆発性粉塵との接触による帯電を防止している。
フィルタ9としては、帯電防止処理を施したフィルタが使用される。帯電防止処理の例として、フィルタ9の表面の一部に導電体を付着或いは塗装したり、フィルタ9の内部にアルミ製のシートを入れたり或いはアース線を取付けて、機体1のアース部(図示省略)に帯電した電気を逃がしている。フィルタはたき装置7Xは、フィルタはたきハンドル7と連結しており、フィルタはたきハンドル7を正面に対して左右方向(軸方向)に往復移動させると、各フィルタはたき装置7Xも一体に連動して往復移動し、各フィルタ9…に付着した粉塵をバケット6Zにはたき落とす仕組みのものである。各フィルタはたき装置7X…により払い落とされた粉塵は、バケット6Zに堆積し、定期的にバケット6Zから取り出されて廃棄される。
2Kは整流板で、吸込口8より吸引された爆発性粉体を、集塵室2内に配置された複数のフィルタ9…に均一に捕集させる為のものであって、パンチングメタル等によって製作されている。また、図2において、前述した放散室4は前述した集塵室2の一側部(具体的には集塵室2の背面側)に連通状態に一体的に連設されている。この放散室4の上面部には、粉塵爆発時の圧力を大気開放するための放散口4Hが開口されている。放散室4の全体は図2に示すように、急勾配の斜面を形成する傾斜板4Sによって、下側部より上記の放散口4Hに向けて次第にその断面積が広くなる断面略逆台形状に形成され、且つ、上記の放散口4Hには放散蓋40が取付けられている。
上記の傾斜板4Sは、爆発性粉塵の堆積を防止すると共に、集塵室2で粉塵爆発が発生したときには、爆風及び火炎は傾斜板4Sに沿って、放散口4Hに誘導される。更に、傾斜板4Sには、集塵室2の強度を向上させる(放散室4が集塵室2に溶接で固定されて補強の役目をし、集塵室2の強度を向上している)と共に、集塵室2の容積を低減させて、集塵物である爆発性粉塵をフィルタ9…に効率よく捕集させるといった効果も兼ね備えている。
また、上述した放散蓋40は、上記放散室4の上部に設けた放散口4H(図2参照)を塞いだ状態で、その上面に載置されていて、集塵室2で粉塵爆発が発生した際の爆風や火炎を、放散蓋40の開放により瞬時に上方の保護カバー30を介して大気に放出し、集塵室2の損傷を最小限に抑制する為のものである。尚、その詳細な構造及び形状は、後述の図4で説明する。
尚、前述したモータ10は、爆発性粉体に対し爆発または発火の発生を防止する構造の粉塵防爆型に造られていて、上部に外扇ファン10Fが搭載されている。また、前述したファン11とケーシング12は、夫々の材質をアルミ製にしている。これは、ファン11の周辺及びケーシング12の内部は、特に気流が高速回転している為、フィルタ9の破損などにより清浄空気内に爆発性粉体が混入した時に、万一何らかの理由でファン11が破損してケーシング12に高速接触した場合においても、材質をアルミ製にしているので、火花(火種)の発生を最小限に抑制し、粉塵爆発の危険性を低くすることができるからである。
図3は、本発明の構成を示した正断面図であり、図4は平面図である。これ等の図面に於いて、2Tは清浄室3と集塵室2を仕切る仕切板で、前述したフィルタ9…は上端側をフィルタ取付板9Xによって保持されて、仕切板2T側に取付けられている。仕切板2Tの上方には、ケーシング12が取付けられており、モータ10はこのケーシング12に固定されていて、モータ10のシャフトには上述したファン11が取り付いている。また、モータ10の上部には上述した外扇ファン10Fが搭載されていて、この外扇ファン10Fにより吸引された空気は、モータ10自身に接して、モータ10が発している熱を冷却させる役目をする。
モータ冷却空気用の吸引経路ZAとしては、図3のように機体1の外からルーフ20のモータ冷却空気吸引口20Yを経由し、清浄室3の天板3Fに設けた開口部3Hを通過した後、モータ外扇ファン10Fに吸引されてモータ10を冷却する。
図5は、ルーフ20から機体1の外に排出される清浄空気と、機体1の外部から吸引されるモータ冷却空気の流れを示した平面図であり、図6は、図5の隔壁室20V(詳細は後述する)を大きく(隔壁室20Vを排気口方向に大きくした)した他の実施例を示したものである。
次に、図2と図3及び図5に従って前記吸込口8から吸引されてフイルタ9…で濾過された清浄空気の通過経路ZBについて説明すると、モータ10によって回転するファン11の吸引作用により、吸込口8から集塵室2内に吸引された含塵空気は、フィルタ9…によって濾過されて清浄空気となり、ケーシング12の通気穴12R内を通過後、ケーシング12と連結している縦長の排気ダクト3X内を通って天板3Fのダクト穴3Kを通過し、最終的にルーフ20内を通過して仕切壁20Gを乗り越えた後、ルーフ20の清浄空気排気口20Eから機体1の外に排出される。尚、フィルタ9…によって濾過された清浄空気の排気口20Eは、正面及び正面に対して左側面(図面より左側、図3及び図4参照)に設けられている。
また、ルーフ20の内部には、上記の清浄空気の通過経路ZBを構成するルーフ仕切板20Sが設けられており、上述したモータ冷却用の吸引経路ZAとは、ルートが仕切られていて互いが分離している構造になっている。これは万一フィルタ9…が破損したり、フィルタ9…の取付不良などにより清浄空気内に爆発性粉塵が混入した場合、ルーフ20に仕切板20Sがないと、モータ外扇ファン10Fの吸引力によって爆発性粉塵が吸引され、更にモータ10の内部に侵入した際、モータ10の破損や最悪、爆発を引き起こす可能性を防止する為である。更に、ルーフ20の内部(正面より見て右側の前方)には、排出される清浄空気がモータ冷却空気の吸引経路ZAに回りこまないように、前述した隔壁室20Vが設けられている。加えて、清浄空気が排出されるルーフ20の内面には、防音材(図示省略)が取付けられており、清浄空気を排出する際に発生する風切り音などの排気騒音を減少させている。
図7は、前述した放散蓋40の取付用ヒンジ部(後述する)の周辺を拡大した平面図であり、図8は放散蓋40の周辺を拡大した側面図であって、前述した放散口4Hは、万一、集塵装置内部で粉塵爆発が発生した時に、放散口4Hより爆風や火炎などのエネルギーを発散し、集塵装置本体1の破裂を防止する役割を持っている。通常、粉塵爆発を想定して、機内圧力が10kPa 程度に上昇すると、放散蓋40が開き、本体1の内部圧力の上昇を抑える設計となっている。放散蓋40は、平板状の形状をしており、蓋40の上部に雨水が溜まらない様に傾斜をつけて、集塵室2の後方に突設した放散口4Hの上面を塞ぐように載置されている。通常運転中は、ファン10の吸引作用により機体1の内圧が下がり、この負圧によって放散蓋40の下部に貼り付けられているパッキン40Pが放散口4Hの上縁口と弾性的に接触するので、機体1内と外気とを完全に遮断することができる。
41,41は放散蓋40の両縁に位置するように、前記放散室4の両側に取付けボルト42…を用いて取付けたヒンジであり、夫々縦長の長孔41Aが設けられている。この様にヒンジ41の孔を縦長の長孔41Aにしたのは、粉塵爆発発生時の機内の急激な圧力上昇により放散蓋40全体が、ヒンジ41の長孔41A分だけ瞬時に上方に持ち上がる事で、上昇した内圧を機体の外(大気)に放散させて機内の内圧を低下させ、機体1の損傷を最小限に抑える為である。放散蓋40は、ヒンジ41の長孔41A分だけ上方に持ち上がった後、ヒンジ41の長孔41A上端部を中心にして回動する仕組みとなっている。
43は、ヒンジ41の長孔41A内を貫通している開閉軸であり、夫々放散蓋40の上部両端の機体1側に取り付いていて、該開閉軸43が、ヒンジ41の縦長の長孔41Aに挿通されて、放散蓋40を開閉自在に支持している。夫々の開閉軸43の一端(蓋に取付けられていない端部側)には、ネジ43Aが切られていて、緩み止め付きナット44(くさびナットなど)が締めこまれている。これは、大規模な粉塵爆発時に発生する強大なエネルギーによって放散口蓋が瞬時に開放する際に、ヒンジ41の破損、変形などにより開閉軸43がヒンジ41の長孔41Aから抜け出て、放散蓋40が上方に吹き飛ばされないようにする為のものである。
加えて、図示はしていないが放散蓋40と機体1または放散室4との間は、粉塵爆発時に放散蓋40が上方に吹き飛ばされないようにする為のワイヤーロープ(図示省略)により接続されている。また、放散蓋40の上部には、数箇所に於いて固定用の留め具50…により上方より押さえられている。これは、逆洗時のエアー洩れ防止、及び輸送時の振動による影響や放散口4Hの周辺の点検時に、放散蓋40の位置ずれを防止するためのものである。勿論、あらかじめ設定された爆発圧力にて留め具50が変形、破断し放散蓋40は開口するように、留め具50の寸法等の形状は決められている。
以上のように構成された集塵装置は、集塵機内部で粉塵爆発を起こしにくい構造と、集塵機内部で爆発が発生した場合、周囲への被害を最小限に抑える構造を備えており、爆発性粉塵を含んだ含塵空気を集塵するのに好適な集塵装置である。
尚、本発明を一般的な集塵用途に使用される集塵機などに使用することも可能である。
1 集塵装置の機体
2 集塵室
3 清浄室
4 放散室
4H 放散口
4S 傾斜板
9 フィルタ
10 モータ
11 ファン
20 ルーフ
20S 仕切板
20E 清浄空気の排気口
20Y モータ冷却空気吸引口
30 保護カバー
40 放散蓋
41 ヒンジ
41A 長孔
43 開閉軸
44 緩み止め付きナット

Claims (7)

  1. 集塵用ファンの回転による吸引作用により、吸込口から機体内部の集塵室に吸い込んだ粉塵を、集塵室内に設けたフィルタで濾過し、濾過した清浄空気を排気口より機体外部に排出するように構成した集塵装置であって、
    上記集塵室の一側部に対して、上面に粉塵爆発時の圧力及び/若しくは火炎を大気開放するための放散口を開口し、この放散口には常時は閉じていて、粉塵爆発時には爆発圧力によって開いて放散口を開口することができる放散蓋を取付けると共に、全体の形状を、下側部より上記の放散口に向けて次第にその断面積が広く成る断面略逆台形状に形成して成る放散室を、連通状態に連設せしめたことを特徴とする爆風放散機能付き集塵装置。
  2. 前記放散口の周囲部分に、粉塵爆発時に放散口から放散される爆風を前記放散口の上方に誘導する保護カバーを設けると共に、上記放散口とこの保護カバーの間には、放散口の周囲部分を上下に連通する隙間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
  3. 前記集塵室の上部に、内部に前記集塵用ファンとこの集塵用ファンを回転するモータを収めた清浄室を設けて、この清浄室の上面口をルーフによって覆うと共に、当該ルーフには、上記集塵用ファンの回転に従ってフィルタによって濾過された清浄空気を清浄室の外部に排出する前記排出口と、上記モータの冷却用空気を取り入れる吸引口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
  4. 前記ルーフの内部に、ルーフの内部を前記フィルタによって濾過された清浄空気を前記排出口にガイドする排気経路と、モータ冷却用の空気を前記吸引口より取り入れるための吸引経路とに仕切る仕切板が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
  5. 前記集塵室と清浄室が、夫々分離可能に構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
  6. 前記放散口を塞ぐ放散蓋は、少なくとも一端部を留め具によって集塵室側に仮り止めされると共に、他端部側面には開閉軸を突設し、この開閉軸の先端側を前記放散室に設けたヒンジの長孔内に上下移動自在に嵌め込み、且つ、該開閉軸の先端部には緩み止め付きナットが取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
  7. 前記保護カバーの側面に、前記放散口とその周辺部分をメンテナンス可能にした点検蓋が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の爆風放散機能付き集塵装置。
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