JP2011019146A - 画像データ伝送システム及び画像データ伝送方法 - Google Patents

画像データ伝送システム及び画像データ伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011019146A
JP2011019146A JP2009163333A JP2009163333A JP2011019146A JP 2011019146 A JP2011019146 A JP 2011019146A JP 2009163333 A JP2009163333 A JP 2009163333A JP 2009163333 A JP2009163333 A JP 2009163333A JP 2011019146 A JP2011019146 A JP 2011019146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
transmission side
chat
media converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009163333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5508772B2 (ja
Inventor
Kozo Nomura
耕造 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009163333A priority Critical patent/JP5508772B2/ja
Publication of JP2011019146A publication Critical patent/JP2011019146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5508772B2 publication Critical patent/JP5508772B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】安価な構成で画質劣化やタイムラグなどの少ない状態で映像データを送ることができる画像データ伝送システムを提供する。
【解決手段】送信側1に、撮像手段2と、撮像手段2からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第1メディアコンバータ3とを備え、撮像手段2と第1メディアコンバータ3とをIEEE1394ケーブル5で接続し、受信側に、受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第2メディアコンバータ8を備え、第2メディアコンバータ8の出力側に、変換された映像データを表示するための表示部9と変換された音声データを出力するための音声出力部10とをパソコン11を介して接続するとともに、第2メディアコンバータ8とパソコン11とをIEEE1394ケーブル12で接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばカメラからの映像データと音声データを遠隔地へ伝送するための画像データ伝送システム及び画像データ伝送方法に関する。
上記カメラからの映像データを遠隔地へ伝送する場合には、まず映像データを圧縮し、その圧縮された映像データをインターネットに送信し、送信された映像データは、受信側で伸長してディスプレイに表示することが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−136324号公報(図1、段落0013〜0015参照)
上記特許文献1の構成によれば、映像データを圧縮しているため、圧縮していない映像データを送る場合に比べて画質の劣化を伴うものであり、特に遠隔地になればなるほど、この現象による影響が大きい。
また、一旦圧縮してから送信し、受信時に伸長する構成では、圧縮時間及び伸長時間が非常に短いものの、遠距離になればなるほど、その影響を受けてタイムラグの問題を発生してしまう。
因みに、圧縮していない映像データをそのまま送信しようとしても、映像データのデータ量が伝送系の許容容量よりも大きくなるため、エラーとなり、送信することができない。このため、一般的には、映像データを圧縮してデータ量を小さくしてから送信することになる。
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、既存の機器を有効に利用することによって、安価な構成で画質劣化やタイムラグなどの少ない状態で映像データを送ることができる画像データ伝送システム及び画像データ伝送方法を提供するものである。
本発明の画像データ伝送システムは、前述の課題解決のために、送信側に、撮像手段と、該撮像手段からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第1メディアコンバータと、該第1メディアコンバータにより変換されたIP信号をインターネット上に送信するための送信側専用回線とを備え、前記撮像手段と前記第1メディアコンバータとをIEEE1394ケーブルで接続し、受信側に、インターネット上に送信された前記IP信号を受け取るための受信側専用回線と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第2メディアコンバータとを備え、前記第2メディアコンバータの出力側に、変換された映像データを表示するための表示部と変換された音声データを出力するための音声出力部とをパソコンを介して接続するとともに、前記第2メディアコンバータと前記パソコンとをIEEE1394ケーブルで接続したことを特徴としている。
本願発明者は、インターネット上で送信した信号にそれを識別可能なIPアドレスをメディアコンバータにより割り当てることによって、十分な容量を備える専用回線で送信することができ、しかも送信する前において映像データと音声データを転送速度が速く効率の良い転送を行うことができるIEEE1394ケーブルを利用して転送することによって、映像を圧縮しないで送信することができることに気が付いた。そして、受信側も同様にIEEE1394ケーブルを介してパソコンに入力することで容量オーバーになることがなく、受信した映像を表示部に表示しかつ音声を音声出力部から出力することができる。また、メディアコンバータは、一般的に異なる伝送媒体(例えば光ファイバーと銅線ケーブル)を接続し、信号を相互に変換する装置であり、本発明のように映像データと音声データをIP信号に変換する目的で使用する装置ではない。
又、本発明の画像データ伝送システムは、受信側に、第2撮像手段と、該第2撮像手段からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第3メディアコンバータと、該第3メディアコンバータにより変換されたIP信号をインターネット上に送信するための第2受信側専用回線とを更に備え、前記第2撮像手段と第3メディアコンバータとをIEEE1394ケーブルで接続し、送信側に、受信側からインターネット上に送信されたIP信号を受け取るための第2送信側専用回線と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第4メディアコンバータとを更に備え、該第4メディアコンバータの出力側に、変換された映像データを表示するための第2表示部と変換された音声データを出力するための第2音声出力部とをパソコンを介して接続するとともに、前記第4メディアコンバータと前記パソコンとをIEEE1394ケーブルで接続し、前記受信側に映像を配信可能な映像配信機器を備え、送信側から受信側へ問い合わせ信号を送るための信号送出手段を送信側に備え、該信号送出手段からの信号に基づいて映像配信機器からの映像を配信する第1状態から撮像手段により撮像される映像を配信する第2状態に切り替える切替手段を備えた構成であってもよい。
上記画像データ伝送システムは、例えば、店舗に店員がいない無人店舗に来店した顧客に遠隔地から対応することができるように構成したシステムである。つまり、請求項1の画像データ伝送システムを送信側と受信側にそれぞれ配置し、送信側の店舗に映像配信機器からの映像を配信している最中に、送信側から受信側へ問い合わせ信号が送信されると、切替手段が映像配信機器からの映像を配信する第1状態から撮像手段から撮像される商品などの映像を配信する第2状態に切り替えるので、遠隔地から撮像手段を介して顧客に迅速に対応することができる。
又、本発明の画像データ伝送システムは、送信側及び受信側の端末に管理サーバが接続され、該管理サーバには、送信側の端末によるチャットを受け付けるチャット受付手段と、視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するストリーミング配信手段と、前記送信側の撮像手段により撮像される送信側の風景を前記受信側の表示部に映し出す監視手段とを備え、前記ストリーミング配信手段によるストリーミング配信中は、前記送信側の表示部に視聴用のコンテンツを表示し、該視聴用のコンテンツを表示している間に、前記チャット受付手段からのチャット受付信号が出力されると、該コンテンツ表示から送信側の表示部をチャット表示に切り替えてもよい。
上記構成によれば、管理サーバが、チャットを受け付けるチャット受付手段と、ストリーミング配信手段と、監視手段とを備えさせておけば、送信側が例えば店舗である場合に、店舗に人を配置することなく、店舗にいる顧客に対応することができるだけでなく、店舗のセキュリティ対応をも受信側の遠隔地でも行うことができる。しかも、送信側の端末を操作してチャットを申し込むと、管理サーバは、ストリーミング配信手段によるストリーミング配信中であっても、チャット受付手段によりチャットを自動的に受け付けることで、手動操作で切り替える場合に比べて、送信側と受信側とに提供されるチャットのサービスをタイムラグのない状態で直ちに受けることができる。また、前記ストリーミング配信手段によるストリーミング配信を行うことによって、集客率を高めることができる。更に、送信側の撮像手段により撮像される送信側の風景を受信側の表示部に映し出して、監視を行うことによって、無人店舗などでも一定のセキュリティを確保することが可能になる。
又、本発明の画像データ伝送システムは、送信側には、人の存在を感知する人感センサを備え、該人感センサからの出力信号に基づいて前記ストリーミング配信手段によるストリーミング配信を行ってもよい。
上記のように人感センサからの出力信号に基づいてストリーミング配信手段によるストリーミング配信を行う構成とすれば、人がいない場合は、ストリーミング配信を行うための映像配信機器を非動作状態とすることで省エネ対策を行うことができる。
また、本発明の画像データ伝送方法は、請求項3の画像データ伝送システムを用いて、送信側の端末からのチャットを受け付けるステップと、チャットが受け付けられていない間は視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するステップと、送信側の撮像手段により撮像される送信側の風景を受信側の表示部に映し出すステップとを備え、視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信している間にチャットが受け付けられると、ストリーミング配信を停止するとともに送信側の表示部及び受信側の表示部をチャット表示に切り替えるステップと、チャット表示に切り替えてからチャットが終了すると、視聴用のコンテンツを送信側へ再度ストリーミング配信するステップとを更に備えたことを特徴としている。
また、本発明の画像データ伝送方法は、請求項4の画像データ伝送システムを用いて、人感センサからの信号に基づいて送信側の端末と受信側の端末との通信を開始するステップと、チャット終了後の終了信号及び人感センサからの出力信号に基づいて視聴用のコンテンツを送信側へ再度ストリーミング配信するか該ストリーミング配信しないで終了するかを判断するステップとを更に備えたことを特徴としている。
撮像手段からの映像データと音声データをIP信号に変換するための既存のメディアコンバータと、送信側専用回線と、撮像手段とメディアコンバータとを既存のIEEE1394ケーブルで接続したシステムとすることによって、圧縮しないままの信号を確実に送ることができる。従って、既存の機器を有効に利用して映像を圧縮することなく送信する構成であるから、安価な構成で画質劣化やタイムラグなどの少ない状態で映像データを送ることができる画像データ伝送システム及び画像データ伝送方法を提供することができる。
画像データ伝送システムの基本構成を示すブロック図である。 店舗と事務所とで使用可能な画像データ伝送システムのブロック図である。 図2で示した画像データ伝送システムの動作を示すフローチャートである。 店舗と事務所とで使用可能な別の画像データ伝送システムのブロック図である。 図4で示した画像データ伝送システムの動作を示すフローチャートである。
図1に、本発明の画像データ伝送システムの基本構成を示している。
つまり、送信側1には、CCDカメラなどから構成される撮像手段2と、該撮像手段2からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第1メディアコンバータ3と、該第1メディアコンバータ3により変換されたIP信号をインターネットH上に送信するための送信側専用回線4とを備えている。
撮像手段2と第1メディアコンバータ3とをIEEE1394ケーブル(Firewire)5で接続して、映像データと音声データを効率よく転送することができるようにしている。
受信側6に、インターネットH上に送信されたIP信号を受け取るための受信側専用回線7と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第2メディアコンバータ8とを備え、第2メディアコンバータ8の出力側に、変換された映像データを表示するためのモニタなどで構成される表示部9と変換された音声データを出力するためのスピーカなどで構成される音声出力部(モニタに一体的に組み込まれている)10とを備えている。
第2メディアコンバータ8と、表示部9及び音声出力部10とがパソコン(パーソナルコンピュータ)11を介して接続されるとともに、第2メディアコンバータ8とパソコン11とがIEEE1394ケーブル12で接続されている。このように第2メディアコンバータ8とパソコン11とをIEEE1394(Firewire)ケーブル12で接続することによって、映像データと音声データを効率よくパソコン11に転送することができるようになっている。
前記構成の画像データ伝送システムを送信側1である店舗と受信側6である事務所とに設けた場合を図2に示しており、次に、その画像データ伝送システムについて説明する。
事務所6に、CCDカメラなどから構成される第2撮像手段13と、第2撮像手段13からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第3メディアコンバータ14と、第3メディアコンバータ14により変換されたIP信号をインターネットH上に送信するための第2受信側専用回線15とを更に備えている。
また、第2撮像手段13と第3メディアコンバータ14とをIEEE1394(Firewire)ケーブル23で接続して、映像データと音声データを効率よく転送することができるようにしている。
また、店舗1に、受信側2からインターネットH上に送信されたIP信号を受け取るための第2送信側専用回線16と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第4メディアコンバータ17とを更に備え、第4メディアコンバータ17の出力側に、変換された映像データを表示するためのモニタなどで構成される第2表示部18と変換された音声データを出力するためのスピーカなどで構成される第2音声出力部19(モニタに一体的に組み込まれている)とをパソコン20を介して接続するとともに、第4メディアコンバータ17とパソコン20とをIEEE1394(Firewire)ケーブル24で接続することによって、映像データと音声データを効率よくパソコン11に転送することができるようになっている。
図2に示す25,26は、店舗1及び事務所6に設けた集線装置であるハブである。また、29,30は、店舗1及び事務所6に設けた撮像手段2,13に接続された外部マイクであるが、撮像手段2,13に備えた内蔵マイクにより音声を拾う場合には、外部マイク29,30を省略できる。
更に、事務所6に、映像を配信可能な映像配信機器である前記パソコン11を備え、店舗1から事務所6へ問い合わせ信号を送るための信号送出手段21を店舗1に備え、信号送出手段21からの信号に基づいてパソコン11からの映像を配信する第1状態から撮像手段13により撮像される映像を配信する第2状態に切り替える切替手段22を備えている。切替手段22は、パソコン11や撮像装置13へ給電するための給電装置27に備えている。また、店舗1にもパソコン20や撮像装置2へ給電するための給電装置28を備え、信号送出手段21からの信号を給電装置28を用いてインターネットHへ出力するようになっている。
信号送出手段21は、送信側1に備えた押しボタンなどから構成され、その押しボタンを顧客が押すことにより、問い合わせ信号が事務所6へインターネットHを介して出力され、切替手段22により第1状態から第2状態に自動的に切り替えられるようになっている。この第2状態に切り替えられたときには、例えば事務所6にいる従業員を撮像手段13により映し、その映像を問い合わせ信号を送った顧客へ送信し、その映像を店舗1の第2表示部18に表示し、顧客の問い合わせに迅速に対応することができる。このように事務所6に撮像手段13を備えさせることによって、例えば実際の商品を映し出して顧客に商品説明を具体的に行うことができるなどの利点がある。
また、画像データ伝送システムは、図4に示すように、管理サーバ32を備えていてもよい。図4は、図2の構成に管理サーバ32を加えたものであるため、管理サーバ32の説明のみ行うことにする。この管理サーバ32は、送信側の端末であるパソコン20及び受信側の端末であるパソコン11に接続されている。また、管理サーバ32には、送信側の端末20を操作することによってチャットを受け付けるチャット受付手段33と、視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するストリーミング配信手段34と、送信側の撮像手段2により撮像される送信側の風景を受信側の表示部9に映し出す監視手段35とを備えている。前記ストリーミング配信手段34は、サーバ32に備えさせているハードディスクに記憶されている映像を配信する手段であってもよいし、映像配信機器の一例であるパソコン11から映像を配信する手段であってもよい。
そして、ストリーミング配信手段34によるストリーミング配信中は、送信側の表示部18に視聴用のコンテンツを表示し、視聴用のコンテンツを表示している間に、チャット受付手段33からのチャット受付信号が出力されると、コンテンツ表示から送信側の表示部18をチャット表示に強制的に切り替えて、切り替え時のタイムラグが発生しないようにしている。尚、受信側の表示部9も同様に、チャット受付信号が出力されると、受信側の表示部9をチャット表示に切り替えることになるが、監視手段35により常に店舗1内の風景の画像を受信側の表示部9に表示している状態になっているため、そのままの状態にしていても構わないが、送信者を大きくクローズアップして撮像するズームモードに撮像手段2を切り替えてもよい。ここでは、店舗1と事務所6の2箇所を繋いだチャットサービスを提供する構成であるが、3箇所以上を繋いでチャットサービスを提供する構成であってもよい。繋ぐ対象としては、店舗1と事務所6以外であってもよい。前記視聴用のコンテンツとしては、映像配信機器であるパソコン11に取り込まれている映像であってもよいし、また、パソコン11とは別の映像記憶装置からの映像であってもよいし、更に事務所6とは別の場所に設置している撮像装置からのライブ映像であってもよい。
更に、店舗1に、人の存在を感知する赤外線センサなどからなる人感センサ31を備え、人感センサ31からの出力信号に基づいて前記ストリーミング配信手段34によるストリーミング配信を行うように構成することによって、店舗1に人が居る場合に、人感センサ31により検出すると、ストリーミング配信手段34を構成するパソコン11により視聴用のコンテンツを店舗1の第2表示部18に表示させるようにし、人がいない場合には、人感センサ31が非検出状態となり、ストリーミング配信手段34を構成するパソコン11を非動作状態とすることで省エネ対策を行うことができるようになっている。
図4で示した画像データ伝送システムの動作を、図5のフローチャートに基づいて説明する。人感センサ31がONしているか否かをチェックし(ステップS1)、ONしている場合には、店舗1に人が入ったと認識し、通信を開始し(ステップS2)、パソコン11から映像を店舗1へ送信し、その映像を店舗1の第2表示部18に表示する(ステップS3)。この映像は、企業の広告や商品の販売促進のためのイメージ映像(スライドによるもの)あるいはテレビ通販などで行われている商品説明に関するものや、遠隔地でのライブ映像などである。
映像配信中に、押しボタンを顧客が押されて問い合わせ信号が事務所6に送信されたか否かを判別し(ステップS4)、問い合わせ信号が事務所6に送信された場合には、映像配信を停止し(ステップS5)、映像を事務所側(第2状態)へ切り替える(ステップS6)。顧客との対応が完了すると、事務所の従業員がパソコン11からの映像を配信する第1状態へ切り替える。この切替信号により顧客との対応が完了したと判別する(ステップS7)。そして、人感センサがONしているか否かを判別し(ステップS8)、ONしている場合には、映像配信を再開する(ステップS9)。人感センサがOFFしている場合には、制御を終了する。
図4で示した画像データ伝送システムの動作を、図5のフローチャートに基づいて説明する。人感センサ31がONしているか否かをチェックし(ステップS11)、ONしている場合には、店舗1に人が入ったと認識し、通信を開始し(ステップS12)、ストリーミング配信手段34によりパソコン11から視聴用のコンテンツを店舗1へ送信し、その視聴用のコンテンツの映像を店舗1の第2表示部18に表示する(ステップS13)。この映像は、企業の広告や商品の販売促進のためのイメージ映像(スライドによるもの)あるいはテレビ通販などで行われている商品説明に関するものや、遠隔地でのライブ映像などである。
映像配信中に、押しボタンを顧客が押されてチャット信号が出力されると、チャット信号を受け付けたと判断して(ステップS14)、チャット受付手段33により視聴用のコンテンツの映像配信を停止し(ステップS15)、店舗1及び事務所6の表示部18,9をチャット表示へ切り替える(ステップS16)。顧客との対応が完了したと判別する(ステップS17)と、事務所の従業員がパソコン11から視聴用のコンテンツの映像を配信する状態へ切り替える。尚、前記チャットを終了するための操作を行うことにより出力される終了信号に基づいてチャット表示から映像表示へと自動的に切り替えるようにしてもよい。そして、人感センサがONしているか否かを判別し(ステップS18)、ONしている場合には、視聴用のコンテンツの映像配信を再開する(ステップS19)。人感センサがOFFしている場合には、制御を終了する。
次に、本発明の画像データ伝送方法について説明する。この画像データ伝送方法は、前述した画像データ伝送システムを用いて実現できるようになっている。つまり、チャット受付手段33により送信側の端末からのチャットを受け付けるステップと、チャット受付手段33がチャットを受け付けていない間はストリーミング配信手段34を用いて視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するステップと、監視手段35により送信側の撮像手段2により撮像される送信側の風景を受信側の表示部9に映し出すステップとを備えている。
更に、ストリーミング配信手段34で視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信している間にチャット受付手段33がチャットを受け付けると、ストリーミング配信を停止するとともに送信側の表示部18及び受信側の表示部9をチャット表示に切り替えるステップと、チャット表示に切り替えてからチャットが終了すると、ストリーミング配信手段34により視聴用のコンテンツを送信側へ再度ストリーミング配信するステップとを備えている。
前記画像データ伝送方法は、更に次のステップを備えている。
つまり、人感センサ31からの信号に基づいて送信側の端末20と受信側の端末11との通信を開始するステップと、チャット終了後の終了信号及び人感センサ31からの出力信号に基づいて視聴用のコンテンツをストリーミング配信手段34により送信側へ再度ストリーミング配信するか該ストリーミング配信しないで終了するかを判断するステップとを備えている。従って、人感センサ31により人を感知することにより通信を自動的に開始し、通信開始後にチャットが開始してから終了すると、そのときの終了信号が出力され、かつ、人感センサ31が人の存在を感知したときの出力信号により、視聴用のコンテンツをストリーミング配信手段34により送信側へ再度ストリーミング配信する。また、前記チャットの終了信号が出力され、かつ、人感センサ31が人の存在を感知していない出力信号により、視聴用のコンテンツをストリーミング配信手段34により送信側へ配信しないで終了する。このように人感センサ31が人の存在を感知していない場合には、無駄なストリーミング配信を阻止することができるだけでなく、人の存在を感知したときには、的確にストリーミング配信を行うことにより宣伝効果を効率よく上げることができながらも、それらの切り替えを自動的に行うことができるから、不慣れな者であっても受信側でチャットに対応するだけで済み、特に販売促進分野において有用なシステム及び方法を提供することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、映像配信機器として、映像が記憶されているパソコン11を示したが、DVDプレーヤーやDVDレコーダの他、各種の映像配信機器であってもよい。
また、上記実施形態では、店舗と事務所とを一対一の関係で接続した場合を示したが、複数の店舗と単一の事務所とを接続してもよいし、また、複数の店舗と複数の事務所とを接続したものであってもよい。尚、店舗としては、移動可能な移動式の店舗に構成する他、移動できない固定式の店舗であってもよい。また、受信側の撮像手段13、表示部9、音声出力部、送受信部を、一体型で持ち運び可能なハンディ型に構成しておけば、いろんな場所にも移動が容易に行えるだけでなく、移動後においてライブ映像を送信側へ直ちに送ることも可能になり、より一層好ましい。
また、上記実施形態では、切替手段22を給電装置27に備えさせたが、パソコン11やその他の制御装置などに備えさせてもよい。また、信号送出手段21及び人感センサ31からの信号を給電装置28に入力する構成としたが、パソコン20やその他の制御装置などに備えさせてもよい。
1…送信側(店舗)、2,13…撮像手段、3,8,14…メディアコンバータ、4…送信側専用回線、5,12,23,24…IEEE1394ケーブル、6…受信側(事務所)、7…受信側専用回線、9…表示部、10…音声出力部、11,20…パソコン、15…受信側専用回線、16…送信側専用回線、17…メディアコンバータ、18…表示部、19…音声出力部、21…信号送出手段、22…切替手段、27,28…給電装置、29,30…外部マイク、31…人感センサ、H…インターネット

Claims (6)

  1. 送信側に、撮像手段と、該撮像手段からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第1メディアコンバータと、該第1メディアコンバータにより変換されたIP信号をインターネット上に送信するための送信側専用回線とを備え、前記撮像手段と前記第1メディアコンバータとをIEEE1394ケーブルで接続し、
    受信側に、インターネット上に送信された前記IP信号を受け取るための受信側専用回線と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第2メディアコンバータとを備え、
    前記第2メディアコンバータの出力側に、変換された映像データを表示するための表示部と変換された音声データを出力するための音声出力部とをパソコンを介して接続するとともに、前記第2メディアコンバータと前記パソコンとをIEEE1394ケーブルで接続したことを特徴とする画像データ伝送システム。
  2. 受信側に、第2撮像手段と、該第2撮像手段からの映像データと音声データをIP信号に変換するための第3メディアコンバータと、該第3メディアコンバータにより変換されたIP信号をインターネット上に送信するための第2受信側専用回線とを更に備え、前記第2撮像手段と第3メディアコンバータとをIEEE1394ケーブルで接続し、
    送信側に、受信側からインターネット上に送信されたIP信号を受け取るための第2送信側専用回線と、該受け取ったIP信号を映像データと音声データとに変換するための第4メディアコンバータとを更に備え、
    該第4メディアコンバータの出力側に、変換された映像データを表示するための第2表示部と変換された音声データを出力するための第2音声出力部とをパソコンを介して接続するとともに、前記第4メディアコンバータと前記パソコンとをIEEE1394ケーブルで接続し、
    前記受信側に映像を配信可能な映像配信機器を備え、送信側から受信側へ問い合わせ信号を送るための信号送出手段を送信側に備え、該信号送出手段からの信号に基づいて映像配信機器からの映像を配信する第1状態から撮像手段により撮像される映像を配信する第2状態に切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像データ伝送システム。
  3. 送信側及び受信側の端末に管理サーバが接続され、該管理サーバには、送信側の端末によるチャットを受け付けるチャット受付手段と、視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するストリーミング配信手段と、前記送信側の撮像手段により撮像される送信側の風景を前記受信側の表示部に映し出す監視手段とを備え、前記ストリーミング配信手段によるストリーミング配信中は、前記送信側の表示部に視聴用のコンテンツを表示し、該視聴用のコンテンツを表示している間に、前記チャット受付手段からのチャット受付信号が出力されると、該コンテンツ表示から送信側の表示部をチャット表示に切り替えることを特徴とする請求項2記載の画像データ伝送システム。
  4. 送信側には、人の存在を感知する人感センサを備え、該人感センサからの出力信号に基づいて前記ストリーミング配信手段によるストリーミング配信を行うことを特徴とする請求項3記載の画像データ伝送システム。
  5. 請求項3の画像データ伝送システムを用いて、
    送信側の端末からのチャットを受け付けるステップと、チャットが受け付けられていない間は視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信するステップと、送信側の撮像手段により撮像される送信側の風景を受信側の表示部に映し出すステップとを備え、視聴用のコンテンツを送信側へストリーミング配信している間にチャットが受け付けられると、ストリーミング配信を停止するとともに送信側の表示部及び受信側の表示部をチャット表示に切り替えるステップと、チャット表示に切り替えてからチャットが終了すると、視聴用のコンテンツを送信側へ再度ストリーミング配信するステップとを更に備えたことを特徴とする画像データ伝送方法。
  6. 請求項4の画像データ伝送システムを用いて、
    人感センサからの信号に基づいて送信側の端末と受信側の端末との通信を開始するステップと、チャット終了後の終了信号及び人感センサからの出力信号に基づいて視聴用のコンテンツを送信側へ再度ストリーミング配信するか該ストリーミング配信しないで終了するかを判断するステップとを更に備えたことを特徴とする請求項5記載の画像データ伝送方法。
JP2009163333A 2009-07-10 2009-07-10 画像データ伝送システム Expired - Fee Related JP5508772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163333A JP5508772B2 (ja) 2009-07-10 2009-07-10 画像データ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163333A JP5508772B2 (ja) 2009-07-10 2009-07-10 画像データ伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011019146A true JP2011019146A (ja) 2011-01-27
JP5508772B2 JP5508772B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=43596587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009163333A Expired - Fee Related JP5508772B2 (ja) 2009-07-10 2009-07-10 画像データ伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5508772B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021001940A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07 暁紀 服部 ライブ配信システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121302A (ja) * 1992-10-05 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ電話
JP2000059399A (ja) * 1998-05-12 2000-02-25 Sony Corp 情報送信装置および方法、情報受信装置および方法、情報送受信装置および方法、並びに記録媒体
JP2000078546A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Kyocera Corp テレビ電話装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121302A (ja) * 1992-10-05 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ電話
JP2000059399A (ja) * 1998-05-12 2000-02-25 Sony Corp 情報送信装置および方法、情報受信装置および方法、情報送受信装置および方法、並びに記録媒体
JP2000078546A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Kyocera Corp テレビ電話装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021001940A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07 暁紀 服部 ライブ配信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5508772B2 (ja) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3603077B1 (en) Content-activated intelligent, autonomous audio/video source controller
US7929021B2 (en) Methods and systems for A/V input device to display networking
US10678393B2 (en) Capturing multimedia data based on user action
TWI406570B (zh) 用於位置平移系統的個人化視頻記錄器功能
KR101428353B1 (ko) 이벤트 기반 소셜 네트워킹 애플리케이션
JP4635983B2 (ja) 通信処理装置、データ通信システム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
KR101371413B1 (ko) 통신이 가능한 촬영장치 및 그 제어방법
US7961653B2 (en) Relay apparatus and communication system
CN101621654A (zh) 家庭智能视频网关
US11350161B2 (en) Digital video recorder with additional video inputs over a packet link
JPWO2005057928A1 (ja) コンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法
KR100860112B1 (ko) 인터넷 프로토콜 비디오 폰 및 광고 제공 시스템
JP4533020B2 (ja) マルチメディアコンテンツ提供システム、ホームコンテンツサーバ及び視聴デバイス
JP5508772B2 (ja) 画像データ伝送システム
US20160269203A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US8621369B2 (en) Intercom and chat for home media network
JP5115067B2 (ja) 通信処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP6166692B2 (ja) Ipベースの映像伝送装置および放送システム
KR101044141B1 (ko) 실시간 전송을 이용한 인터넷 프로토콜 기반의 감시 서비스 시스템
JP2012249023A (ja) コンテンツ再生装置及び代理再生機器特定方法
KR20080055423A (ko) 실시간 인터넷 프로토콜 기반의 감시 시스템에서 범용인터페이스를 이용한 카메라의 제어 방법 및 장치
US20090013382A1 (en) Security system, terminal, information delivering method, program and recording medium
FR2948842A1 (fr) Procede de transmission en temps reel de flux audio et video
JP2007249548A (ja) テレビ電話通信システム
JP5752550B2 (ja) サービス提供システム、端末装置、および、制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5508772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees