JP2011019127A - 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム - Google Patents

画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011019127A
JP2011019127A JP2009163025A JP2009163025A JP2011019127A JP 2011019127 A JP2011019127 A JP 2011019127A JP 2009163025 A JP2009163025 A JP 2009163025A JP 2009163025 A JP2009163025 A JP 2009163025A JP 2011019127 A JP2011019127 A JP 2011019127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture
image quality
quality evaluation
data amount
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009163025A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamada
徹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009163025A priority Critical patent/JP2011019127A/ja
Publication of JP2011019127A publication Critical patent/JP2011019127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

【課題】映像の復号処理をおこなわずに、高精度な画質評価を実現する画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価部を有する画質評価装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラムに関する。
地上デジタル放送やIPTVなどの映像配信サービスでは、送信設備、伝送設備、受信設備の異常検出を迅速におこなうためにサービスの品質監視を行うことが重要である。伝送品質はパケット損失、パケットエラー、遅延の状態から把握ができるが、映像配信サービスの品質すなわち画質は、伝送品質と必ずしも一致しているわけではなく、別途測定をおこなう必要がある。
特許文献1では、パケット損失など伝送品質と、映像符号化情報、映像の動き情報を元に画質の推定をおこなっている。特許文献1に記載の方法では、映像符号化情報、映像の動き情報を別途用意し、映像データパケット内に埋込んだ上で伝送する必要があった。この場合、その情報が埋め込まれたパケットが損失した場合には画質の計測が困難になるという問題があった。また、特許文献1では、伝送された映像データパケットを解析して、映像符号化情報や動き情報を取得する方法にも言及しているが、この場合映像の復号処理をおこなう必要があり、画質の計測に多くの計算量を要するという問題があった。
そこで、非特許文献1、2では、映像の復号をおこなわずに、画質計測をする方法が開示されている。非特許文献1、2に記載の画質評価方法では、映像データの復号を行わずに、映像符号化情報を推定し、推定した映像符号化情報と、ネットワーク品質情報とから画質を推定している。
特開2008−5108号公報
牛木、富永、林、「暗号化されたIPTVストリームに対する映像品質推定法の有効性検証」、電子情報通信学会総合大会、B-11-8、2008 牛木、富永、林、「TSヘッダ情報を用いた映像フレーム種別推定法の有効性検証〜パケットレイヤ映像品質客観評価モデルの確立に向けて〜」、信学技報、CQ2007-74
映像配信サービスにおける映像受信端末は、パケット損失が発生したときには画質劣化が小さくなるようなエラー隠蔽処理(エラーコンシールメント)をおこない、劣化を最小限に抑えることが一般的である。
しかし、非特許文献1、2に記載の画質評価方法は、前記エラー隠蔽処理の効果を考慮していないため、画質推定精度が低くなるという問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は本発明の目的は、映像の復号処理をおこなわずに、高精度な画質評価を実現する画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラムを提供することにある。
本発明は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価部を有する画質評価装置である。
本発明は、映像ビットストリームの伝送エラーを検出する伝送エラー検出部と、前記映像ビットストリームの各ピクチャのピクチャタイプを検出又は推定し、各ピクチャのデータ量を検出するピクチャタイプ検出部と、前記伝送エラー検出部の検出結果と、前記ピクチャタイプ検出部により検出又は推定された各ピクチャのピクチャタイプ及びデータ量とに基づいて、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの平均データ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャの平均データ量とを計算し、前記平均データ量に基づいて、伝送エラーにより生じた劣化に対するエラー隠蔽処理の効果を評価するエラー隠蔽効果評価部と、前記映像ビットストリームの伝送エラーにより画質評価を行い、この評価結果と前記エラー隠蔽効果評価部の評価とに基づいて、前記映像ビットストリームの画質評価を行う画質評価部とを有する画質評価装置である。
本発明は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価方法である。
本発明は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明は、映像の復号処理をおこなわずに、高精度な画質評価ができる。
図1は本発明の実施の形態を説明するための図である。 図2は本発明の実施の形態を説明するための図である。 図3は第1の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。 図4は第1の実施の形態の画質評価装置の動作のフローチャートである。 図5は第2の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。 図6は第3の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。
本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態を説明するための図である。
本実施の形態における画像評価部1は、伝送エラーの検出と映像ビットストリームとを入力する。そして、画像評価部1は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する。
ここで、フレーム内符号化されているピクチャ、又はフレーム間予測符号化されているピクチャとは、ピクチャヘッダの解析により、そのピクチャのピクチャタイプが識別できる場合(フレーム内符号化されているピクチャのピクチャタイプ、又はフレーム間予測符号化されているピクチャのピクチャタイプ)のみならず、暗号化されていてピクチャヘッダの解析ができないが、そのピクチャのデータ量等の他の情報によりピクチャタイプが推定できる場合も含む。
また、フレーム内符号化されているピクチャは、例えば、MPEGなど既存の動画符号化方式におけるIピクチャ(フレーム内符号化)等である。そして、フレーム間予測符号化されているピクチャは、例えば、MPEGなど既存の動画符号化方式における、Pピクチャ(フレーム間片方向予測)、Bピクチャ(フレーム間双方向予測)等である。
次に、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量について説明する。
まず、フレーム間予測符号化されているピクチャは、時間方向に隣接するピクチャ(直前のピクチャまたは直後のピクチャ)からフレーム間予測をおこない符号化する場合が多い。従って、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量が小さい場合は、前後のピクチャとの差分が小さく、かつ動きベクトルの情報量も小さいことを意味する。すなわち、動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高い映像であることが推測される。一般にこのような映像では、前後のピクチャの情報を用いて劣化領域の補完をおこなうエラー隠蔽処理の効果が大きくなる。
一方、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量が大きい場合は、映像の動きが複雑で、前後ピクチャとの相関が低い映像であることが推測される。このような映像では上述のエラー隠蔽処理の効果は小さくなる。
そこで、画像評価部1は、図2に示す如く、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する。
例えば、少なくともフレーム内予測符号化のピクチャを含むピクチャのデータ量とフレーム間予測符号化のピクチャのデータ量とを計算し、フレーム内予測符号化のピクチャのデータ量とフレーム間予測符号化のピクチャのデータ量とを比較し、フレーム間予測符号化のピクチャのデータ量の割合の大小に応じて画質を評価する。
更に具体的には、上述の所定の期間内における全ピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対する所定の期間内におけるフレーム間予測符号化のピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合を計算し、この値と所定の閾値とを比較することで判定をおこなう。例えば、全ピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対してフレーム間予測符号化のピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合が小さい場合は、動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高い映像であることが推測されるからエラー隠蔽処理の効果が大きくなるため、エラー隠蔽処理の効果が大きく評価されるように映像の画質評価を行う。一方、全ピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対してフレーム間予測符号化のピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合が大きい場合は、映像の動きが複雑で、前後ピクチャとの相関が低い映像であることが推測されるからエラー隠蔽処理の効果が小さくなるため、エラー隠蔽処理の効果が小さく評価されるように映像の画質評価を行う。
また、所定の期間内におけるフレーム内予測符号化のピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対する所定の期間内におけるフレーム間予測符号化のピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合を計算し、上述と同様に判定しても良い。
以上の如く、本実施の形態は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価するので、映像の復号処理をおこなわずに、少ない計算量で高精度な画質評価を実現することができる。特に、映像の復号処理を行わないので、映像データが暗号化されている場合も高精度な画質評価を行うことができる。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図3は第1の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。
図3を参照すると、第1の実施の形態の画質評価装置は、ピクチャヘッダを解析して各ピクチャのデータ量と、ピクチャタイプを検出するピクチャタイプ検出処理部11と、パケット損失などの伝送エラーを検出する伝送エラー検出処理部12と、ピクチャごとのデータ量の割合からエラー隠蔽処理の効果を評価するエラー隠蔽効果評価処理部13と、伝送エラーの有無情報、ピクチャタイプ情報、エラー隠蔽効果の大小の情報とから、画質推定をおこなう画質推定処理部14とから構成される。
次に、図3を参照して本発明の画質評価装置の構成について詳細に説明する。
入力されたパケット化された映像ビットストリームは、ピクチャタイプ検出処理部11および伝送エラー検出処理部12に入力される。ピクチャタイプ検出処理部11では、ビットストリームからピクチャの先頭を示すヘッダ情報を検出し、ヘッダの情報からピクチャタイプを検出する。また、伝送エラーが無い場合に各ピクチャの先頭位置から、それぞれのピクチャのデータ量が算出できる。ピクチャタイプは、例えばMPEGなど既存の動画符号化方式では、Iピクチャ(フレーム内予測符号化)、Pピクチャ(フレーム間片方向予測符号化)、Bピクチャ(フレーム間双方向予測符号化)のピクチャタイプが規定されている。
伝送エラー検出処理部12では、RTPパケットのsequence_numberやTSパケットヘッダのcountinuity_counterから伝送されるパケットの連続性を調べることでパケットの損失が発生したか否かを検出する。また、CRCやパリティチェックなどの誤り検出によりパケットエラーを検出する。
エラー隠蔽効果評価処理部13では、ピクチャタイプ検出処理部11で検出した各ピクチャタイプのピクチャのデータ量に着目する。Bピクチャでは、時間方向に隣接するピクチャ(直前のピクチャまたは直後のピクチャ)からフレーム間予測をおこない符号化する場合が多い。したがって、Bピクチャのデータ量が小さい場合は、前後のピクチャとの差分が小さく、かつ動きベクトルの情報量も小さいことを意味する。すなわち、動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高い映像であることが推測される。一般にこのような映像では、前後のピクチャの情報を用いて劣化領域の補完をおこなうエラー隠蔽処理の効果が大きくなる。
また、Bピクチャのデータ量が大きい場合は、映像の動きが複雑で、前後ピクチャとの相関が低い映像であることが推測される。このような映像ではエラー隠蔽処理の効果は小さくなる。
したがって、伝送エラーが検出された直前または直後の少なくともいずれか一方の所定期間内においてBピクチャのデータ量を計算し、他のピクチャのデータ量に対するBピクチャのデータ量の割合の大小に応じてエラー隠蔽処理の効果を判定する。
例えば、全ピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対するBピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合を計算し、この割合を所定の閾値と比較することで判定をおこなう。または、Iピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量に対するBピクチャの1ピクチャあたりの平均データ量の割合を計算し、この値と所定の閾値とを比較することで、エラー隠蔽処理の効果を判定する。
映像データによっては、Bピクチャが存在せず、IピクチャとPピクチャとのみから符号化されているデータもある。このような場合はPピクチャが隣接するピクチャからフレーム間予測をおこない符号化されるので、Bピクチャの代わりにPピクチャのデータ量をもとに、エラー隠蔽処理の効果を判定する。
画質推定処理部14では、伝送エラー検出処理部12から入力される伝送エラーの有無、ピクチャタイプ検出処理部11から入力される伝送エラーが発生したピクチャのピクチャタイプ、エラー隠蔽効果評価処理部13から入力されるエラー隠蔽効果の情報から画質を推定する。
例えば、伝送エラーが無い場合の画質を「良い」、IまたはPピクチャで伝送エラーが発生した場合を「悪い」、Bピクチャで伝送エラーが発生した場合を「やや悪い」と評価するエラー評価基準がある場合を考える。このとき、エラー隠蔽効果が大きいと判定された映像では、IまたはPピクチャで伝送エラーが発生し、エラー評価基準に照らして「悪い」と評価される画像であっても、「やや悪い」と補正する。一方、エラー隠蔽効果が小さいと判定された映像では、Bピクチャで伝送エラーが発生し、エラー評価基準に照らして「やや悪い」と評価される画像であっても、「悪い」と補正する。このように画質を評価することにより、画質推定結果と実際の主観画質との相関を高める。
尚、エラー評価基準は他の方法であっても良い。例えば、非特許文献1では無効フレーム率という数値を元に画質推定をおこなっているが、この推定結果に対し、上述のエラー隠蔽効果の大小の判定結果を用いて推定結果を補正することで実際の主観画質との相関を高めても良い。
また、BピクチャやPピクチャのデータ量の割合の大きさに応じて、連続的に画質評価結果を補正するようにしても良い。この場合、例えば、上述したような3段階の画質評価結果ではなく、連続的な画質評価結果を得ることができる。
次に、第1の実施の形態の画質評価装置の動作を説明する。図4は第1の実施の形態の画質評価装置の動作のフローチャートである。
まず、本発明の画質評価装置に受信したビットストリームが入力される(S201)。入力されたビットストリームは、ピクチャタイプ検出処理部11にてピクチャヘッダの検出がおこなわれる(S202)。
さらに、次のピクチャのピクチャヘッダの検出をおこない、1ピクチャ分のデータ量を算出する(S203)。検出ピクチャヘッダを解析することにより、当該ピクチャのピクチャタイプを取得する(S204)。
次に、伝送エラー検出処理部12にて伝送エラーの有無を調べる(S205、S206)。伝送エラーが無い場合は、「画質が良い」と評価する(S207)。
次に、直前の所定の時間(n秒)分のピクチャ当たりのデータ量の平均(D_all)を算出する(S208)。当該ピクチャのピクチャタイプがBピクチャの場合(S209)、直前の所定の時間(n秒)分のBピクチャのピクチャ当たりのデータ量の平均(D_b)を算出する(S210)。この例では、伝送エラー直前の所定の時間での平均を算出しているが、伝送エラー直後の所定の時間、または伝送エラー前後の所定の時間での平均を算出するようにしてもよい。
伝送エラーが検出された場合、当該ピクチャがBピクチャである場合(S211)は、「画質がやや悪い」と評価し(S212)、Bピクチャでない場合は「画質が悪い」と評価する(S213)。当該ピクチャがBピクチャの場合、100*D_b/D_allの値と所定の閾値Th2を比較し(S214)、閾値Th2よりも大きい場合は、エラー隠蔽処理の効果は小さいと推測されるので、「画質が悪い」と評価結果を変更する(S215)。
一方、当該ピクチャがBピクチャ以外の場合で100*D_b/D_allの値が、別の所定の閾値Th1よりも小さい場合は(S216)、エラー隠蔽処理の効果が大きいと推測されるので、「画質がやや悪い」と評価結果を変更する(S217)。このような画質評価をビットストリームの末尾まで繰り返す(S218)。まだビットストリーム末尾でない場合は、S203に戻り処理を繰り返す。ビットストリーム末尾である場合は、処理を終了する。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について詳細に説明する。図5は第2の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。
図5を参照すると、本発明の第2の実施の形態では、ピクチャ切れ目の情報からピクチャごとのデータ量とピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定処理部31と、パケット損失などの伝送エラーを検出する伝送エラー検出処理部32と、ピクチャごとのデータ量の割合からエラー隠蔽処理の効果を評価するエラー隠蔽効果評価処理部33と、伝送エラーの有無情報、ピクチャタイプ情報、エラー隠蔽効果の大小の情報とから、画質推定をおこなう画質推定処理部34とから構成される。
次に、図5を参照して本発明の第2の実施の形態の構成について詳細に説明する。
第2の実施の形態では、映像データに暗号化がかかっている場合など、ピクチャヘッダの情報が得られない場合を想定している。映像配信サービスではコンテンツ保護の観点からTSパケットのペイロード部に暗号化が施されていることがあり、この場合ペイロード部に含まれるピクチャヘッダ情報を読むことができず、ピクチャタイプを検出することができない。
本発明の第2の実施の形態では、暗号化されていないRTPパケットのヘッダおよびTSパケットのヘッダ部分のみの情報を用いた画質推定をおこなう。
図5を参照すると、本発明の画質評価装置では、入力されたパケット化された映像データは、ピクチャタイプ推定処理部31および伝送エラー検出処理部32に入力される。
ピクチャタイプ推定処理部31は、TSパケットヘッダのpayload_unit_start_indicatorを検出し、TSパケット内にピクチャの切れ目、つまりピクチャの先頭データが含まれているか否かを調べる。この処理により、伝送エラーが無い場合に各ピクチャの先頭位置から、それぞれのピクチャのデータ量が算出できる。
また、ピクチャタイプ推定処理部31は、非特許文献2に記載の方法のように、各ピクチャのデータ量を所定の閾値と比較することで、各ピクチャのピクチャタイプを推定する。1ピクチャのデータ量が所定の閾値よりも大きいピクチャは、フレーム間差分を用いずに符号化されている可能性が高いので当該ピクチャをIピクチャとみなす。また、データ量が所定の閾値よりも小さいピクチャは、フレーム間の双方向予測を用いて符号化されている可能性が高いので当該ピクチャをBピクチャとみなす。このように、ピクチャ当たりのデータ量の大小から、ピクチャタイプを推定する。なお、ピクチャタイプの推定方法は、他の方法でおこなっても良い。
伝送エラー検出処理部32では、RTPパケットのsequence_numberやTSパケットヘッダのcountinuity_counterからパケット連続性を調べることでパケットの損失が発生したか否かを検出する。
また、CRCやパリティチェックなどの誤り検出によりパケットエラーを検出する。
エラー隠蔽効果評価処理部33では、前記ピクチャタイプ推定処理部31で推定した各ピクチャタイプのピクチャのデータ量に着目する。
Bピクチャでは、時間方向に隣接するピクチャ(直前のピクチャまたは直後のピクチャ)からフレーム間予測をおこない符号化する場合が多い。したがって、Bピクチャのデータ量が小さい場合は、前後のピクチャとの差分が小さく、かつ動きベクトルの情報量も小さいことを意味する。すなわち、動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高い映像であることが推測される。一般にこのような映像では、前後のピクチャの情報を用いて劣化領域の補完をおこなうエラー隠蔽処理の効果が大きくなる。
また、Bピクチャのデータ量が大きい場合は、映像の動きが複雑で、前後ピクチャとの相関が低い映像であることが推測される。このような映像ではエラー隠蔽処理の効果は小さくなる。
したがって、伝送エラー直前または直後の少なくともどちらか一方の所定の期間内においてBピクチャのデータ量の割合を計算し、Bピクチャのデータ量の割合の大小に応じてエラー隠蔽処理の効果の大小が判定される。
画質推定処理部34では、伝送エラー検出処理部32から入力される伝送エラーの有無、ピクチャタイプ推定処理部31から入力される伝送エラーが発生したピクチャのピクチャタイプ、エラー隠蔽効果評価処理部33から入力されるエラー隠蔽効果の大小の情報から画質を推定する。
例えば、伝送エラーが無い場合の画質を「良い」、IまたはPピクチャで伝送エラーが発生した場合を「悪い」、Bピクチャで伝送エラーが発生した場合を「やや悪い」と評価するエラー評価基準がある場合を考える。このとき、エラー隠蔽効果が大きいと判定された映像では、IまたはPピクチャで伝送エラーが発生し、エラー評価基準に照らして「悪い」と評価される画像であっても、「やや悪い」と補正する。一方、エラー隠蔽効果が小さいと判定された映像では、Bピクチャで伝送エラーが発生し、エラー評価基準に照らして「やや悪い」と評価される画像であっても、「悪い」と補正する。このように画質を評価することにより、画質推定結果と実際の主観画質との相関を高める。
画質推定方法は他の方法でも良く、例えば、非特許文献1では無効フレーム率という数値を元に画質推定をおこなっているが、この推定結果に対し、エラー隠蔽効果の大小の情報を用いて推定結果を補正することで実際の主観画質との相関を高めても良い。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図6は第3の実施の形態の画質評価装置のブロック図である。
第3の実施の形態では、上述した第1の実施の形態に示される画質評価装置をコンピュータシステムにより実行する。図6を参照すると、本システムはプログラム制御プロセッサ41が装備されている。
プログラム制御プロセッサ41には、ビットストリームバッファ42の他に、必要なプログラムを格納したプログラムメモリ43が接続されている。プログラムメモリ43に格納されるプログラムモジュールは、メインプログラムの他に、ピクチャタイプ検出処理44と、伝送エラー検出処理45と、エラー隠蔽効果評価処理46と、画質推定処理47とから構成される。
ピクチャタイプ検出処理44と、伝送エラー検出処理45と、エラー隠蔽効果評価処理46と、画質推定処理47のプログラムモジュールは、図3のピクチャタイプ検出処理部11と、伝送エラー検出処理部12と、エラー隠蔽効果評価処理部13と、画質推定処理部14をそれぞれ機能的に実現する。
本発明の第3の実施の形態についても同様に各装置を機能的に実現するプログラムモジュールを上記コンピュータシステムに実装することにより、コンピュータシステム上で実現可能となる。
本発明の具体的な実施例1を説明する。
MPEG−2で符号化された映像データをIPパケット化したビットストリームの伝送を想定し、伝送路の途中にて当該ビットストリームの映像品質を測定するものとする。ビットストリームが本発明による画質評価装置に入力されると、まずピクチャタイプ検出処理部11にてピクチャヘッダが検出される。
次のピクチャヘッダまでのデータが1ピクチャを構成することになる。このピクチャのデータ量を1500バイトとする。また、ピクチャヘッダを解析することにより、このピクチャのピクチャタイプが取得できる。ここでは、当該ピクチャがBピクチャであったとする。
次に、伝送エラー検出処理部12にて伝送エラーの有無を調べる。伝送エラーが無い場合、「画質が良い」と評価するとともに、伝送エラーが発生した際に用いるパラメータを算出する。
まず、過去1秒分のBピクチャのピクチャ当たりのデータ量の平均を算出する。ここでは、1000バイトであったとする。また、過去1秒分のIピクチャのピクチャあたりのデータ量の平均が15000バイトであったとする。
次に、ピクチャタイプ検出処理部11にて次のピクチャヘッダを検出し、同様に次ピクチャのデータ量とピクチャタイプを取得する。
このピクチャはPピクチャであったとする。また、伝送エラー検出処理部12にてこのピクチャ内で伝送エラーが発生したとする。このとき「画質が悪い」と評価をおこなう。
次に、過去1秒分のBピクチャのデータ量の平均と、Iピクチャのデータ量の平均の比を計算する。この値を所定の閾値と比較する。
ここでは、前記閾値を10%とする。Bピクチャデータ量とIピクチャデータ量との比は、6.67%であり、前記閾値より小さい。
この場合、Bピクチャのデータ量が極めて小さいため、当該ピクチャは動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高いことが推測され、エラー隠蔽処理の効果が大きいと考えられるため、「画質はやや悪い」と評価を補正し、これをこのピクチャで発生した伝送エラーにより劣化した映像の画質評価結果とする。
本発明の具体的な実施例2を説明する。
MPEG−2で符号化された映像データをIPパケット化したビットストリームの伝送を想定し、伝送路の途中にて当該ビットストリームの映像品質を測定するものとする。
ビットストリームが本発明による画質評価装置に入力されると、まずピクチャタイプ検出処理部11にてピクチャヘッダが検出される。次のピクチャヘッダまでのデータが1ピクチャを構成することになる。このピクチャのデータ量を5000バイトとする。また、ピクチャヘッダを解析することにより、このピクチャのピクチャタイプが取得できる。ここでは、当該ピクチャがBピクチャであったとする。
次に、伝送エラー検出処理部12にて伝送エラーの有無を調べる。
伝送エラーが無い場合、「画質が良い」と評価するとともに、伝送エラーが発生した際に用いるパラメータを算出する。
まず、過去1秒分のPピクチャのピクチャ当たりのデータ量の平均を算出する。ここでは、4000バイトであったとする。また、過去1秒分のIピクチャのピクチャあたりのデータ量の平均が10000バイトであったとする。
次に、ピクチャタイプ検出処理部11にて次のピクチャヘッダを検出し、同様に次ピクチャのデータ量とピクチャタイプを取得する。このピクチャはBピクチャであったとする。また、伝送エラー検出処理部12にてこのピクチャ内で伝送エラーが発生したとする。このとき「画質がやや悪い」と評価をおこなう。
次に、過去1秒分のBピクチャのデータ量の平均と、Iピクチャのデータ量との平均の比を計算する。この値を所定の閾値と比較する。
ここでは、前記閾値を30%とする。Bピクチャデータ量とIピクチャデータ量との比は、40%であり、前記閾値より大きい。
この場合、Bピクチャのデータ量が極めて大きいため、当該ピクチャは動きが大きく、前後ピクチャとの相関が極めて低いことが推測され、エラー隠蔽処理の効果が小さいと考えられるため、「画質は悪い」と評価を補正し、これをこのピクチャで発生した伝送エラーにより劣化した映像の画質評価結果とする。
本発明の具体的な実施例3を説明する。
MPEG−2で符号化された映像データをIPパケット化したビットストリームの伝送を想定し、伝送路の途中にて当該ビットストリームの映像品質を測定するものとする。このストリームには、双方フレーム間予測で符号化されるBピクチャが存在せず、フレーム間予測を用いないIピクチャと片方向のフレーム間予測により符号化されるPピクチャのみから構成されるものとする。
ビットストリームが本発明による画質評価装置に入力されると、まずピクチャタイプ検出処理部11にてピクチャヘッダが検出される。
次のピクチャヘッダまでのデータが1ピクチャを構成することになる。このピクチャのデータ量を1500バイトとする。また、ピクチャヘッダを解析することにより、このピクチャのピクチャタイプが取得できる。ここでは、当該ピクチャがPピクチャであったとする。
次に、伝送エラー検出処理部12にて伝送エラーの有無を調べる。
伝送エラーが無い場合、「画質が良い」と評価するとともに、伝送エラーが発生した際に用いるパラメータを算出する。
まず、過去1秒分のPピクチャのピクチャ当たりのデータ量の平均を算出する。ここでは、1000バイトであったとする。また、過去1秒分のIピクチャのピクチャあたりのデータ量の平均が15000バイトであったとする。
次に、ピクチャタイプ検出処理部11にて次のピクチャヘッダを検出し、同様に次ピクチャのデータ量とピクチャタイプを取得する。このピクチャはPピクチャであったとする。また、伝送エラー検出処理部12で、このピクチャ内で伝送エラーが発生したとする。このとき「画質が悪い」と評価をおこなう。
次に、過去1秒分のPピクチャのデータ量の平均と、Iピクチャのデータ量の平均との比を計算する。この値を所定の閾値と比較する。ここでは、前記閾値を10%とする。Pピクチャデータ量とIピクチャデータ量の比は、6.67%であり、前記閾値より小さい。
この場合、Pピクチャのデータ量が極めて小さいため、当該ピクチャは動きが小さく、前後ピクチャとの相関が極めて高いことが推測され、エラー隠蔽処理の効果が大きいと考えられるため、「画質はやや悪い」と評価を補正し、これをこのピクチャで発生した伝送エラーにより劣化した映像の画質評価結果とする。
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
1 画像評価部
11 ピクチャタイプ検出処理部
12 伝送エラー検出処理部
13 エラー隠蔽効果評価処理部
14 画質推定処理部
31 ピクチャタイプ推定処理部
32 伝送エラー検出処理部
33 エラー隠蔽効果評価処理部
34 画質推定処理部
41 プログラム制御プロセッサ

Claims (20)

  1. 伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価部を有する画質評価装置。
  2. 前記画質評価部は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの平均データ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャの平均データ量とに基づいて、画質を評価する請求項1に記載の画質評価装置。
  3. 前記画質評価部は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項2に記載の画質評価装置。
  4. 前記画質評価部は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、全ピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項3に記載の画質評価装置。
  5. 前記画質評価部は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、フレーム内符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項3に記載の画質評価装置。
  6. ピクチャヘッダに基づいて、ピクチャタイプを検出するピクチャタイプ検出部を有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画質評価装置。
  7. ビットストリームよりピクチャの先頭を検出し、各ピクチャのデータ量に基づいて、ピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定部を有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画質評価装置。
  8. 前記画質評価部は、前記少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量とフレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、伝送エラーにより生じた劣化に対するエラー隠蔽処理の効果を判定し、この判定結果により、伝送エラーに基づいて評価される画質評価を補正する
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の画質評価装置。
  9. フレーム間予測符号化されているピクチャが、片方向フレーム間予測のピクチャ、又は、双方向フレーム間予測のピクチャの少なくともいずれかである請求項1から請求項8のいずかに記載の画像評価装置。
  10. 映像ビットストリームの伝送エラーを検出する伝送エラー検出部と、
    前記映像ビットストリームの各ピクチャのピクチャタイプを検出又は推定し、各ピクチャのデータ量を検出するピクチャタイプ検出部と、
    前記伝送エラー検出部の検出結果と、前記ピクチャタイプ検出部により検出又は推定された各ピクチャのピクチャタイプ及びデータ量とに基づいて、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの平均データ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャの平均データ量とを計算し、前記平均データ量に基づいて、伝送エラーにより生じた劣化に対するエラー隠蔽処理の効果を評価するエラー隠蔽効果評価部と、
    前記映像ビットストリームの伝送エラーにより画質評価を行い、この評価結果と前記エラー隠蔽効果評価部の評価とに基づいて、前記映像ビットストリームの画質評価を行う画質評価部と
    を有する画質評価装置。
  11. 伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価方法。
  12. 前記画質評価は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの平均データ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャの平均データ量とに基づいて、画質を評価する請求項11に記載の画質評価方法。
  13. 前記画質評価は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項12に記載の画質評価方法。
  14. 前記画質評価は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、全ピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項13に記載の画質評価方法。
  15. 前記画質評価は、伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、フレーム内符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量に対するフレーム間予測符号化されているピクチャの1ピクチャ当たりの平均データ量の割合に基づいて、画質を評価する請求項13に記載の画質評価方法。
  16. ピクチャヘッダに基づいて、ピクチャタイプを検出するピクチャタイプする請求項11から請求項15のいずれかに記載の画質評価方法。
  17. ビットストリームよりピクチャの先頭を検出し、各ピクチャのデータ量に基づいて、ピクチャタイプを推定する請求項11から請求項15のいずれかに記載の画質評価方法。
  18. 前記画質評価は、前記少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量とフレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、伝送エラーにより生じた劣化に対するエラー隠蔽処理の効果を判定し、この判定結果により、伝送エラーに基づいて評価される画質評価を補正する
    請求項11から請求項17のいずれかに記載の画質評価方法。
  19. フレーム間予測符号化されているピクチャが、片方向フレーム間予測のピクチャ、又は、双方向フレーム間予測のピクチャのいずれかである請求項11から請求項18のいずかに記載の画像評価方法。
  20. 伝送エラー発生時の前又は後の少なくともいずれかの所定の期間内における、少なくともフレーム内符号化されているピクチャを含むピクチャのデータ量と、フレーム間予測符号化されているピクチャのデータ量とに基づいて、画質を評価する画質評価処理を情報処理装置に実行させるプログラム。
JP2009163025A 2009-07-09 2009-07-09 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム Pending JP2011019127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163025A JP2011019127A (ja) 2009-07-09 2009-07-09 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163025A JP2011019127A (ja) 2009-07-09 2009-07-09 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011019127A true JP2011019127A (ja) 2011-01-27

Family

ID=43596571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009163025A Pending JP2011019127A (ja) 2009-07-09 2009-07-09 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011019127A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102202227A (zh) * 2011-06-21 2011-09-28 珠海世纪鼎利通信科技股份有限公司 一种无参考视频质量客观评估方法
JP2020191681A (ja) * 2016-10-08 2020-11-26 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 映像品質評価方法および装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033722A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像品質管理方法および映像品質管理システム
JP2007135040A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ユーザ体感品質推定装置、方法、およびプログラム
WO2008093714A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Nec Corporation 画質評価方法、画質評価装置および画質評価プログラム
WO2009025357A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 映像品質推定装置、映像品質推定方法、フレーム種別判定方法、および記録媒体
WO2009075245A1 (ja) * 2007-12-12 2009-06-18 Nec Corporation 画質評価システム、それに用いる装置、方法およびプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033722A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像品質管理方法および映像品質管理システム
JP2007135040A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ユーザ体感品質推定装置、方法、およびプログラム
WO2008093714A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Nec Corporation 画質評価方法、画質評価装置および画質評価プログラム
WO2009025357A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 映像品質推定装置、映像品質推定方法、フレーム種別判定方法、および記録媒体
WO2009075245A1 (ja) * 2007-12-12 2009-06-18 Nec Corporation 画質評価システム、それに用いる装置、方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102202227A (zh) * 2011-06-21 2011-09-28 珠海世纪鼎利通信科技股份有限公司 一种无参考视频质量客观评估方法
JP2020191681A (ja) * 2016-10-08 2020-11-26 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 映像品質評価方法および装置
JP7105838B2 (ja) 2016-10-08 2022-07-25 華為技術有限公司 映像品質評価方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2413612B1 (en) Methods and apparatuses for temporal synchronization between the video bit stream and the output video sequence
Tao et al. Real-time monitoring of video quality in IP networks
US9210419B2 (en) System and method for diagnostic modeling of audio and video quality of service
Hameed et al. A decision-tree-based perceptual video quality prediction model and its application in FEC for wireless multimedia communications
US20100110199A1 (en) Measuring Video Quality Using Partial Decoding
KR101739821B1 (ko) 스케일러블 비디오 코딩(svc)디코딩에서 향상 계층의 패킷 분실에 기인한 오류 은폐를 위한 방법
CN109510919B (zh) 用于感知质量评估的场景变换检测的方法、设备和介质
JP5099371B2 (ja) 画質評価方法、画質評価装置および画質評価プログラム
KR100646233B1 (ko) 코덱 보조정보를 이용한 동영상 화질 평가 시스템 및 방법
CN107770538B (zh) 一种检测场景切换帧的方法、装置和系统
KR20080086764A (ko) 패킷 기반의 영상 프레임 전송 방법 및 장치
US20090097555A1 (en) Video encoding method and device
US20150296224A1 (en) Perceptually driven error correction for video transmission
US20120170658A1 (en) Concealment Of Data Loss For Video Decoding
JP2012507892A (ja) ビデオストリームの品質値を判定する方法及びシステム
KR20050077679A (ko) 멀티미디어 데이터의 전송품질 측정방법 및 장치
JP5911563B2 (ja) ビットストリームレベルで動画品質を推定する方法及び装置
Yamada et al. Accurate video-quality estimation without video decoding
JP2011019127A (ja) 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム
CN113542804A (zh) 基于码流统计特征检测静帧序列的方法
US9723266B1 (en) Lightweight content aware bit stream video quality monitoring service
JP2011019128A (ja) 画質評価装置、画質評価方法及びそのプログラム
KR102350570B1 (ko) 영상프레임의 손실을 측정하기 위한 iptv 셋탑박스 및 그 동작방법
KR101942371B1 (ko) 모바일 무선환경에서의 비디오 프레임 장면전환 검출 및 인코딩장치 및 이를 이용한 방법
JP2009171023A (ja) 画質評価装置、画質評価方法、画質評価用プログラム、及び映像受信端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131120