JP2011019055A - デジタルラジオ受信機及びそのスキャン方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】13個全てのセグメントについて同期確認する必要がなく、しかも正確にスキャン動作を行なえる「デジタルラジオ受信機及びそのスキャン方法」を提供することである。
【構成】1チャンネルの帯域を複数セグメントに分割し、番組を1セグメントあるいは3セグメントを用いて放送する各放送局からの放送電波を受信して再生するデジタルラジオ受信機において、所定のセグメントからスキャンを開始し、該セグメントについて同期が取れたか調べ、同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントをスキャン済みとし、同期が取れたか否かに応じて次にスキャンするセグメントを決定してスキャンを継続する。
【選択図】図6

Description

本発明はデジタルラジオ受信機及びそのスキャン方法に係り、特に1チャンネルの帯域を複数セグメントに分割し、番組を1セグメントあるいは3セグメントを用いて放送する各放送局からの放送電波を受信して再生するデジタルラジオ受信機及びそのスキャン方法に関する。
日本国内では、地上波テレビ放送のデジタル化が進められており、2011年には全国で地上波デジタル放送が実施され、アナログ波を停波する予定となっている。また、アナログ波停波後、VHF-LOW帯域90MHz〜108MHz(1ch〜3ch)で、デジタルラジオ放送(VHF-LOW帯域マルチメディア放送)が行なわれる予定になっている。かかるデジタルラジオ放送では、伝送方式として、高い周波数利用効率と伝送品質が得られるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交波周波数分割多重)方式が採用され、帯域幅6MHzの1つの放送チャンネルを14個のセグメントに分割し、そのうちガードバンドを除いた13個のセグメント(図8(A)参照)の1セグメントあるいは3セグメントを用いて各放送局はサービスを行なうことが決められている。
図8(B)は各放送局にセグメントを例示的に割当てた場合の説明図であり、2つの放送局が3個のセグメントを使用して放送し、他の放送局が1個のセグメントを用いて放送する例である。どのセグメントを用いて3セグメント放送するかは任意であり、地域により1セグメント放送局と3セグメント放送局の配列パターンは異なる。受信機は、ラジオ番組(サービス)が1セグメントと3セグメントの何れで放送されているかを、各放送局が送信するTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報に含まれる形式識別フラグを参照することに知ることができる。
前述のように地域により上記の1セグメント放送局/3セグメント放送局の配列パターンが異なるため、移動時に使用できるデジタルラジオ受信機、例えば、車両等の移動体に搭載したデジタルラジオ受信機は、電源投入により、あるいは要求により、適宜スキャン動作を行なって、各放送局の周波数リストを作成し、該周波数リストを参照して、受信を行なうようになっている。
図9は従来のスキャン動作説明図である。3セグメント放送では、中央のセグメントにのみTMCC情報が含まれているが、受信するまではどのセグメントが1セグメント放送用であるか3セグメント放送用であるかは不明である。このため、図9に示すように、デジタルラジオ受信機は、13セグメント全てを1セグメントづつ順番に同期確認し、同期が取れた場合にはTMCC情報の形式識別フラグを参照して1セグメント放送/3セグメント放送の別を識別し、各放送局の周波数リストを作成する。
しかし、図9の配列パターンでは、セグメントのNo.4、No.6、No.10、No.12は同期が取れないにも係らず同期確認しているため無駄であり、その分スキャン時間が長くなる問題がある。特に、デジタルラジオ放送では伝送方式にOFDM方式を使用しているため、OFDM信号のフレーム同期が取れているか否かを確認する必要があり、そのため同期確認に0.5秒の時間を必要とする。このため、図9の例では1チャンネル(6MHz)当たり2秒無駄になり、VHF-LOWの3チャンネル分で計算すると6秒の無駄が発生し、3セグメントサービスが多いほどスキャンに時間を要する問題がある。
従来技術として、地上デジタル放送における選局時間を短縮する技術が提案されている(特許文献1参照)。この従来技術は、セグメントを3つのサブチャンネルに分割し、各サブチャンネルの受信レベルが全て設定値以上の場合には該セグメントにおいてデジタル放送波を受信可能と判定するものである。この従来技術は時間のかかるOFDMフレームの同期を確認せず、受信レベルに基づいてスキャンを行なうものである。しかし、13個全てのセグメントについて上記のデジタル放送波受信可能判定を行なう必要があり、しかも、受信レベルに基づいて行なうものであるため正確な判定ができない問題がある。
特開2008−53968号公報
以上から、本発明の目的は、13個全てのセグメントについて同期確認する必要がなく、しかも正確にスキャン動作を行なえるようにすることである。
本発明は、1チャンネルの帯域を複数セグメントに分割し、番組を1セグメントあるいは3セグメントを用いて放送する各放送局からの放送電波を受信して再生するデジタルラジオ受信機及びそのスキャン方法である。
・スキャン方法
本発明のデジタルラジオ受信機におけるスキャン方法は、所定のセグメントからスキャンを開始するステップ、該セグメントについて同期が取れたか調べるステップ、同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別するステップ、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントをスキャン済みとするステップ、同期が取れたか否かに応じて次にスキャンするセグメントを決定してスキャンを継続するステップ、を備えている。
スキャンするセグメントの第1の決定方法は、1)前記同期が取れない場合、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れて、1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、3)同期が取れて、3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
スキャンするセグメントの第1の決定方法は、1)前記同期が取れない場合、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
本発明のスキャン方法は、更に、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なうステップ、スキャンを継続し、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンするステップを備えている。
また、本発明のスキャン方法は、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメントとし、周波数ダウン方向にスキャンを継続するステップ、スキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンするステップを有している。
・デジタルラジオ受信機
本発明のデジタルラジオ受信機は、放送電波を受信するチューナ部、所定のセグメントの中心周波数にチューナを同調させたとき、同期が取れたか検査する同期確立検出部、同期が取れた場合には、受信信号に含まれる放送形式識別情報を取得する情報取得部、該放送形式識別情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントをスキャン済みとし、同期が取れたか否かに応じて次にスキャンするセグメントを決定して該セグメントの中心周波数にチューナを同調させる受信機制御部、前記スキャン結果を保存する記憶部を備えている。
前記受信機制御部は、スキャンするセグメントを、次のようにして決定する。すなわち、1)前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れて1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、3)同期が取れて3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
前記受信機制御部は、また、スキャンするセグメントを、次のようにして決定する。すなわち、1)前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
前記受信機制御部は、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとして周波数アップ方向にスキャンし、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする。
前記受信機制御部は、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメントとして周波数ダウン方向にスキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする。
本発明によれば、所定のセグメントからスキャンを開始し、該セグメントについて同期が取れたか調べ、同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントのスキャンを省略するようにしたから、13個全てのセグメントについて同期確認する必要がなく、しかも正確にスキャン動作を行なうことができる。
本発明によれば、前記同期が取れない場合、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとするから、3セグメント放送の中心セグメントを確実に判別し、スキャンするセグメントの数を減少できる。
本発明によれば、同期が取れて、1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、同期が取れて、3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定するようにしたから、3セグメント放送の両側のセグメントをスキャンしないで中心セグメントを検出できる確率を高くでき、スキャンするセグメントの数を減少することができる。
本発明によれば、前記同期が取れない場合、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定するようにしたから、3セグメント放送の中心セグメントを確実に判別し、スキャンするセグメントの数を減少でき、しかも、3セグメント放送の両側のセグメントをスキャンしないで中心セグメントを検出できる確率を高くでき、スキャンするセグメントの数を減少することができる。
本発明によれば、更に、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行ない、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンするようにしたから、3セグメント放送の両側のセグメントをスキャンしないで中心セグメントを検出できる確率を高くでき、スキャンするセグメントの数を減少することができる。
また、本発明によれば、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメントとし、周波数ダウン方向にスキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、まだスキャンしてないセグメントを順次スキャンするようにしたから、3セグメント放送の両側のセグメントをスキャンしないで中心セグメントを検出できる確率を高くでき、スキャンするセグメントの数を減少することができる。
第1のスキャン動作の説明図である。 第1のスキャン動作の別の説明図である。 第2のスキャン動作の説明図である。 本発明のデジタルラジオ受信機の構成図である。 TMCC情報の説明図である。 本発明の第1のスキャン動作による処理フローである。 本発明の第2のスキャン動作による処理フローである。 デジタルラジオのセグメント説明図である。 従来のスキャン動作説明図である。
(A)本発明のスキャン動作
(a)第1のスキャン動作
1.スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメント(No.2のセグメント)とし、周波数アップ方向にスキャンを行ない、該セグメントについて同期が取れたか調べる。
2.同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報(TMCC情報)を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントのスキャンを以後省略するものとする(スキャン済みとする)。
3.ついで、(1) 同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、(2) 同期が取れて、1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、(3) 同期が取れて、3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
4.以後、スキャンを継続して上記1−3の動作を繰り返し、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出できたことになる。従って、最後に、まだスキャンしてない残りのセグメント(スキャン済みとされたセグメントは省略する)を順次スキャンする。
する。
図1は第1のスキャン動作の説明図であり、1セグメント放送局と3セグメント放送局の配列パターンが(A)に示すようになっているものとする。
まず、デジタルラジオ受信機は、2番目のセグメント(No.2のセグメント)からスキャンを開始する(図1(B))。なお、スキャン対象セグメントの番号をSとすれば、S=2である。セグメント2は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント2において同期が取れ、TMCC情報より3セグメント放送の中心セグメントであることが判明する。従って、デジタルラジオ受信機は、両側のセグメント1,3をスキャン済みとすると共に、該セグメント2の周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、デジタルラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+3=5
により計算し、その同期を確認する(図1(C))。なお、スキャン対象セグメントSが3セグメント放送の中心セグメントであった場合には+3アップする。
セグメント5は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=7
により計算し、その同期を確認する(図1(D))。なお、スキャン対象セグメントSが1セグメント放送のセグメントであった場合には+2アップする。
セグメント7は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=9
により計算し、その同期を確認する(図1(E))。セグメント9は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=11
により計算し、その同期を確認する(図1(F))。セグメント11は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント11において同期が取れ、TMCC情報より3セグメン1ト放送の中心セグメントであることが判明する。従って、ラジオ受信機は、両側のセグメント10,12をスキャン済みとすると共に、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+3=14
により計算する。しかし、S=14のセグメントは存在しないから、以後、まだスキャンしてないセグメントNo.4、6、8、13(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成する。なお、S>13となるまで上記処理を行えば、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出することが出来、スキャンしてない残りのセグメントは1セグメント放送用のセグメントか、放送局に割当ててないセグメントのいずれかとなる。
図1(A)の放送局配列パターンの場合、本発明によれば、9回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することが出来る。
図1の放送局配列パターンは、スキャンしたセグメントの全てにおいて同期が取れる場合であるが、取れない場合もある。図2は同期が取れないセグメントが存在する場合のスキャン動作説明図であり、1セグメント放送局と3セグメント放送局の配列パターンが(A)に示すようになっているものとする。
まず、デジタルラジオ受信機は、2番目のセグメント(No.2のセグメント)からスキャンを開始する(図2(B),S=2)。セグメント2は3セグメント放送の片側のセグメントであるから、セグメント2において同期が取れない。そこで、デジタルラジオ受信機は次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+1=3
により計算し、その同期を確認する(図2(C))。なお、スキャン対象セグメントSで同期が取れない場合には+1アップする。
セグメント3は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント3において同期が取れ、TMCC情報より3セグメント放送の中心セグメントであることが判明する。従って、ラジオ受信機は、両側のセグメント2,4(No.2のセグメントは既にスキャン済みとなっている)をスキャン済みとすると共に、セグメント3の周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+3=6
により計算し、その同期を確認する(図2(D))。セグメント6は3セグメント放送の片側のセグメントであるから、セグメント6において同期が取れない。そこで、デジタルラジオ受信機は次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+1=7
により計算し、その同期を確認する(図2(E))。セグメント7は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント7において同期が取れ、TMCC情報より3セグメント放送の中心セグメントであることが判明する。従って、ラジオ受信機は、両側のセグメント6,8(No.6のセグメントは既にスキャン済みとなっている)をスキャン済みとすると共に、セグメント7の周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+3=10
により計算し、その同期を確認する(図2(F))。セグメント10は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=12
により計算し、その同期を確認する(図2(G))。セグメント7は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=14
により計算する。しかし、S=14のセグメントは存在しないから、以後、まだスキャンしてないセグメントNo.1、5、9、13(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成する。なお、S>13となるまで上記処理を行えば、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出することが出来、スキャンしてない残りのセグメントは1セグメント放送用のセグメントか、放送局に割当ててないセグメントのいずれかとなる。
図2(A)の放送局配列パターンの場合、本発明によれば、11回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することが出来る。
すなわち、本発明によれば、最悪、11回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができ、放送局配列パターンによっては9回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができる。一般的に、3セグメントの放送局がm局存在する場合、最悪、(13−m)回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができ、放送局の配列パターンによっては(13−2×m)回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができる。
以上では、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なう場合であるが、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメント(No.12のセグメント)とし、周波数ダウン方向にスキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、まだスキャンしてないセグメント(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成するようにすることも出来る。
(b)第2のスキャン動作
第1のスキャン動作では、同期が取れた場合、1セグメント放送であるか、3セグメント放送であるかに基づいて次にスキャンするセグメントを変えているが、第2のスキャン動作では同じにしている。すなわち、
1.スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメント(No.2のセグメント)とし、周波数アップ方向にスキャンを行ない、該セグメントについて同期が取れたか調べる。
2.同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報(TMCC情報)を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントのスキャンを以後省略するものとする(スキャン済みとする)。
3.ついで、(1) 同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、(2) 同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する。
4.以後、スキャンを継続して上記1−3の動作を繰り返し、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出できたことになる。従って、最後に、まだスキャンしてない残りのセグメント(スキャン済みとされたセグメントは省略する)を順次スキャンする。
図3は第2のスキャン動作の説明図であり、1セグメント放送局と3セグメント放送局の配列パターンが(A)に示すようになっているものとする。
まず、デジタルラジオ受信機は、2番目のセグメント(No.2のセグメント)からスキャンを開始する(図3(B)S=2)。セグメント2は3セグメント放送の片側のセグメントであるから、セグメント2において同期が取れない。そこで、デジタルラジオ受信機は次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+1=3
により計算し、その同期を確認する(図3(C))。セグメント3は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント3において同期が取れ、TMCC情報より3セグメント放送の中心セグメントであることが判明する。従って、ラジオ受信機は、両側のセグメント2,4(No.2のセグメントは既にスキャン済みとなっている)をスキャン済みとすると共に、セグメント3の周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=5
により計算し、その同期を確認する(図3(D))。セグメント5は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=7
により計算し、その同期を確認する(図3(E))。セグメント7は3セグメント放送の中心セグメントであるから、セグメント7において同期が取れ、TMCC情報より3セグメント放送の中心セグメントであることが判明する。従って、ラジオ受信機は、両側のセグメント6,8をスキャン済みとすると共に、該セグメント7の周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=9
により計算し、その同期を確認する(図3(F))。セグメント9は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=11
により計算し、その同期を確認する(図3(G))。セグメント11は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=13
により計算し、その同期を確認する(図3(H))。セグメント13は1セグメント放送用のセグメントであるから、同期が取れ、TMCC情報より1セグメント放送用であることが判明する。従って、ラジオ受信機は、該セグメントの周波数、放送局名、1セグメント放送/3セグメント放送の別等を周波数リストに登録する。
ついで、ラジオ受信機は、次にスキャンすべきセグメントSを次式
S=S+2=15
により計算する。しかし、S=15のセグメントは存在しないから、以後、まだスキャンしてないセグメントNo.1、10、12(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成する。なお、S>13となるまで上記処理を行えば、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出することが出来、スキャンしてない残りのセグメントは1セグメント放送用のセグメントか、放送局に割当ててないセグメントのいずれかとなる。
図3(A)の放送局配列パターンの場合、本発明によれば、10回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することが出来る。
一般的に、3セグメントの放送局がm局存在する場合、第2スキャン動作によれば、最悪、(13−m)回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができ、放送局の配列パターンによっては(13−2×m)回のスキャン動作で全セグメントのスキャンを完了することができる。
以上では、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なう場合であるが、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメント(No.12のセグメント)とし、周波数ダウン方向にスキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、まだスキャンしてないセグメント(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成するようにすることも出来る。
(B)デジタルラジオ受信機の構成
図4は本発明のデジタルラジオ受信機の構成図である。アンテナ11は放送電波を受信して受信信号をチューナ12に入力する。チューナ12は受信機制御部より入力された選局情報が指示する放送局周波数に同調して該放送局からの無線信号(RF)を中間周波信号(IF)に変換してOFDM復調部13に入力する。OFDM復調部13は入力されたIF信号よりOFDM信号を抽出し、該OFDM信号を復調して、復調結果(MPEG2 TS)をMPEG2 TS 分離部14に入力する。OFDM復調部13はフレーム同期が取れたか否かを検出することができる。
MPEG2 TS 分離部14は入力されたMPEG2 TSよりオーディオストリーム、ビデオストリーム、データを分離出力し、オーディオデコーダ15は圧縮符号化されたオーディオストリームをデコードして音声データを出力し、ビデオデコーダ16は圧縮符号化されたビデオストリームをデコードして映像データを出力する。
受信機制御部21はデジタルラジオ受信機全体を制御し、後述するスキャン制御や選局制御などを行う。なお、スキャン制御に際して、受信機制御部21は各放送局から送信されるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報に含まれる形式識別フラグを参照する。操作部22はラジオ受信のための各種操作(選局操作、音量操作、バンド切替など)を行い、記憶装置23は、スキャンにより得られた周波数リストや各種イコライザ特性などのラジオ受信に必要な情報を記憶する。
図5はTMCC情報の説明図であり、このTMCC情報には復調にするための種々の情報が含まれている。本発明に関連する情報は形式識別フラグである。形式識別フラグFGは”0”であれば、1セグメント形式(1セグメント放送)であり、形式識別フラグFGが”1”であれば、3セグメント形式(3セグメント放送)である。
(C)第1のスキャン処理
図6は本発明の第1のスキャン動作による処理フローである。
電源投入時、あるいはスキャン開始が要求された時、受信機制御部21は13個のセグメントの各スキャン済みフラグFS(S=1〜13)を0に初期化する(ステップ101)。
ついで、スキャン対象セグメントを2番目のセグメンとする(スキャン対象セグメント番号S=2、ステップ102)。
ついで、受信機制御部21はチューナ12をS番目のセグメントの中心周波数に同調させて該S番目の受信信号をOFDM復調部13に入力する。OFDM復調部は入力信号に基づいてOFDM復調動作を行なう。以上のOFDM復調動作と並行して受信機制御部21はOFDM復調部13のレジスタ値やフラグ類を参照してOFDMのフレーム同期が取れたかチェックする(ステップ103)。
同期が取れなければ、S番目のスキャン対象セグメントのフラグFSを“1”にセットしてスキャン済みにし(ステップ104)、次にスキャンすべきセグメントを次式
S=S+1
により計算する(ステップ105)。
ついで、次にスキャンすべきセグメントの番号Sが13を越えたか(S>13)チェックし(ステップ106)、越えていなければステップ103に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、ステップ103において、同期が取れれば、受信機制御部21はMPEG2 TS 分離部14からTMCC情報を取得し、該TMCC情報の形式識別フラグを参照してS番目のスキャン対象セグメントが、1セグメント放送用であるか、3セグメント放送用であるかチェックする(ステップ107)。S番目のスキャン対象セグメントが3セグメント放送用であれば、S番目のセグメント及びその両側のS−1番目、S+1番目のセグメントをスキャン済みにし(FS=1、Fs-1=1、FS+1=1、ステップ108〜110)、スキャンすべきセグメントを次式
S=S+3
により計算する(ステップ111)。
ついで、次にスキャンすべきセグメントの番号Sが13を越えたか(S>13)チェックし(ステップ106)、越えていなければステップ103に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップ107において、S番目のスキャン対象セグメントが1セグメント放送用であれば、S番目のセグメントをスキャン済みにし(FS=1、ステップ112)、スキャンすべきセグメントを次式
S=S+2
により計算する(ステップ113)。
ついで、次にスキャンすべきセグメントの番号Sが13を越えたか(S>13)チェックし(ステップ106)、越えていなければステップ103に戻り、以降の処理を繰り返す。
以後、上記ステップ102〜113の処理が繰り返され、ステップ106においてS>13となれば、まだスキャンしてないセグメント(スキャン済みとされたセグメントは除く)を順次スキャンして周波数リストを作成する(ステップ114)。なお、S>13となるまで上記処理を行えば、3セグメント放送の中心セグメントを全て検出することが出来、スキャンしてない残りのセグメントは1セグメント放送用のセグメントか、放送局に割当ててないセグメントのいずれかとなる。
以上では、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なう場合であるが、スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメント(No.12のセグメント)とし、周波数ダウン方向にスキャンをすることができる。
(D)第2のスキャン処理
図7は本発明の第2のスキャン動作による処理フローであり、図6の処理フローと同一ステップ番号には同一番号を付している。異なる点は、S番目のスキャン対象セグメントが1セグメント用であっても3セグメント放送用であっても、スキャンすべきセグメントを次式
S=S+2
により計算する(ステップ201)点であり、他の処理は図6の処理フローと同じである。
11 アンテナ
12 チューナ
13 OFDM復調部
14 MPEG2 TS 分離部
15 オーディオデコーダ
16 ビデオデコーダ
21 受信機制御部
22 操作部
23 記憶装置

Claims (14)

  1. 1チャンネルの帯域を複数セグメントに分割し、番組を1セグメントあるいは3セグメントを用いて放送する各放送局からの放送電波を受信して再生するデジタルラジオ受信機のスキャン方法において、
    所定のセグメントからスキャンを開始し、
    該セグメントについて同期が取れたか調べ、
    同期が取れた場合には、受信信号に含まれる情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、
    3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントをスキャン済みとし、
    同期が取れたか否かに応じて次にスキャンするセグメントを決定してスキャンを継続する、
    ことを特徴とするデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  2. 1)前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れて、1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、3)同期が取れて、3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  3. 前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  4. 前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なう、
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  5. スキャンを継続し、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする、
    ことを特徴とする請求項4記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  6. 前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメントとし、周波数ダウン方向にスキャンを継続する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  7. スキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする、
    ことを特徴とする請求項6記載のデジタルラジオ受信機のスキャン方法。
  8. 1チャンネルの帯域を複数セグメントに分割し、番組を1セグメントあるいは3セグメントを用いて放送する各放送局からの放送電波を受信して再生するデジタルラジオ受信機において、
    前記放送電波を受信するチューナ部、
    所定のセグメントの中心周波数にチューナを同調させたとき、同期が取れたか検査する同期確立検出部、
    同期が取れた場合には、受信信号に含まれる放送形式識別情報を取得する情報取得部、
    該放送形式識別情報を参照して1セグメント放送であるか3セグメント放送であるかを判別し、3セグメント放送である場合には、前記セグメントの両隣のセグメントをスキャン済みとし、同期が取れたか否かに応じて次にスキャンするセグメントを決定して該セグメントの中心周波数にチューナを同調させる受信機制御部、
    前記スキャン結果を保存する記憶部、
    を備えたことを特徴とするデジタルラジオ受信機。
  9. 前記受信機制御部は、1)前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、2)同期が取れて1セグメント放送である場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、3)同期が取れて3セグメント放送である場合には、前記第2セグメントに隣接する第3セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する、
    ことを特徴とする請求項8記載のデジタルラジオ受信機。
  10. 前記受信機制御部は、前記同期が取れない場合には、前記スキャンしたセグメントに隣接する第1セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定し、同期が取れた場合には、前記第1セグメントに隣接する第2セグメントを次にスキャンするセグメントとして決定する、
    ことを特徴とする請求項8記載のデジタルラジオ受信機。
  11. 前記受信機制御部は、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が下から2番目のセグメントとし、周波数アップ方向にスキャンを行なう、
    ことを特徴とする請求項8乃至10記載のデジタルラジオ受信機。
  12. 前記受信機制御部は、スキャンを継続し、周波数アップ方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする、
    ことを特徴とする請求項11記載のデジタルラジオ受信機。
  13. 前記受信機制御部は、前記スキャンを開始するセグメントを中心周波数が上から2番目のセグメントとし、周波数ダウン方向にスキャンを継続する、
    ことを特徴とする請求項8乃至10記載のデジタルラジオ受信機。
  14. 前記受信機制御部は、スキャンを継続し、周波数ダウン方向において次にスキャンするセグメントが存在しなくなったとき、以後、スキャンしてないセグメントを順次スキャンする、
    ことを特徴とする請求項13記載のデジタルラジオ受信機。
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