JP2011018169A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エコログ集計システムが集計する時期によらず、月間目標達成率や、月間削減率、月間実績の月平均を正確に計算することができる印刷装置、及び印刷システムを提供するものである。
【解決手段】期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムであって、各月の前記CO2排出量削減の月間目標を、装置を使用した日数に基づいて計算する第1の計算手段と、この第1の計算手段によって計算した上記月間目標を、上記装置を使用した日数に基づく月間実績で割り算して月間目標達成率を計算する第2の計算手段と、上記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、装置の利用状況をログ情報として記録する印刷装置、及び当該印刷装置を使用する印刷システムに関する。
プリンタ装置等の印刷装置において、装置の利用状況をログ情報として記録し、所定期間毎に利用状況を管理する印刷管理システムが提案されている。例えば、特許文献1はこのような印刷管理システムの発明であり、複数のクライアント装置が印刷を行う際、印刷ジョブの実行状況を示すログデータを集計して出力可能なシステムを提供するものであり、例えばプリンタ装置における印刷ジョブの履歴情報を使用者の要求に応じて出力し、プリンタ装置の使用状況の把握を可能とすることで、使用者の業務効率の改善を図る発明である。
特開平11−110156号公報
しかしながら、従来の方法では、ログデータを作成する際、管理期間に対応して必ずしも印刷装置が稼動しているとは限らず、例えば休止期間が長期に亘った場合にはログデータを正確に記録することができない。
例えば、図14はエコロジーログ集計システム(以下、エコログ集計システムで示す)の画面の一例を示す図であり、例えば2008年11月1日の消費電力の状態を示している。この例の場合、11月の欄は集計開始直後であるため、同図に枠で囲む月間目標達成率及び月間削減率は、本来よりも大きな値を示している。また、月間実績の月平均についても、10月の最終時点では5.7(kWh)であったものが、3.7(kWh)に落ち込んでしまっている。
この理由は、上記月間目標達成率や月間削減率、月平均月間実績を計算する際、実際の収集日数が正確ではないため発生するものである。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、エコログ集計システムが集計する時期によらず、月間目標達成率や、月間削減率、月間実績の月平均を正確に計算することができる印刷装置、及び印刷システムを提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、各月の前記CO2排出量削減の月間目標を、装置を使用した日数に基づいて計算する第1の計算手段と、該第1の計算手段によって計算した前記月間目標を、前記装置を使用した日数に基づく月間実績で割り算して月間目標達成率を計算する第2の計算手段と、前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段とを有する印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第2の発明によれば、前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算して、該月の前記装置を使用した日数とする印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第3の発明によれば、前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、ログ情報の収集日から1日を差し引いて、該月の前記装置を使用した日数とする印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第4の発明によれば、期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、各月の前記CO2排出量の削減量を、装置を使用した日数に基づいて計算する第1の計算手段と、該第1の計算手段によって計算した月間削減量を、前記装置を使用した日数に基づく月間実績で割り算して月間削減率を計算する第2の計算手段と、前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段とを有する印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第5の発明によれば、前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算して、該月の前記装置を使用した日数とする印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第6の発明によれば、前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、該月の日数からログ情報の収集日の日数を差し引いて、該月の前記装置を使用した日数とする印刷システムを提供することによって達成できる。
また、第7の発明によれば、期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算し、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、ログ情報の収集日から1日を差し引いて、年間収集日数を計算する第1の計算手段と、年間実績を前記第1の計算手段によって計算したログ情報の年間収集日数で割り算して月間平均実績を計算する第2の計算手段と、前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段とを有する印刷システムを提供することによって達成できる。
本発明によれば、印刷装置の消費電力等のエコロジーに関するログ情報の集計データを正確に記録することができ、月間目標達成率や、月間削減率、月間平均実績の情報を正確に計算し、表示を行うことができる印刷装置、及び印刷システムを提供することができる。
プリンタ装置の構成を説明する図である。 ネットワークに接続された本実施形態の印刷装置を含むシステム構成図である。 不揮発メモリに記憶されるログデータの構成を示す図である。 本実施形態の基本的な処理を説明するフローチャートである。 導入月の目標達成率をグラフ化した図である。 今月の目標達成率をグラフ化した図である。 月間削減率の改善処理を説明するフローチャートである。 月間削減率の改善処理を説明するフローチャートである。 導入月の月間削減率をグラフ化した図である。 今月の月間削減率をグラフ化した図である。 1年間の年間収集日数の一例を説明する図である。 1年間の年間収集日数の他の例を説明する図である。 月間平均実績の改善処理を説明するフローチャートである。 ログ情報の表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、ネットワークに接続された本実施形態の印刷装置を含むシステム構成図である。
同図において、本システムはホスト機器であるパーソナルコンピュータ(クライアントPC1、PC2)と、プリンタ装置(印刷装置)3で構成され、クライアントPC1、PC2、及びプリンタ装置3は、例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)によって接続されている。
図1は上記プリンタ装置3の構成を説明する図であり、CPU4、RAM5、ROM6、フラッシュメモリ等の不揮発メモリ7、表示パネル8、キー(ボタン)9、プリンタエンジン10、クロック(時計)回路11、LAN制御回路12で構成され、LAN制御回路12を介して上記クライアントPC1、2が接続されている。
CPU4はROM6に記憶されたプログラムに従って印刷処理を行い、RAM5はCPU4のワークエリアとして機能する。また、不揮発メモリ7には、ログデータが記憶されている。
図3は、上記不揮発メモリ7に記憶されるログデータの構成を示す図である。このログデータの記録は、プリンタ装置3の消費電力や用紙(記録媒体)の削減によるCO2の低減を目的として行うものであり、1ログ情報を収集するヘッダー部、年間集計データ部、及び月間集計データ部で構成されている。
ヘッダー部には、導入日付、期初日のデータが記録される。ここで、導入日付はログの開始日付であり、自動的にプリンタ装置3によってセットされる。また、期初日はユーザが設定可能な項目であり、例えば会社の会計期間の開始日としてもよいし、1月1日と設定してカレンダーの1年間としてもよい。例えば、期初日を4月1日とし、4月1日より翌年3月31日までの1年間を会計年度とする。
年間集計データ部には、各年度のデータが記憶され、各年の年間データには同図のAに示すように、年度、年間印刷枚数、この時点での総印刷枚数のデータが記録される。また、月間集計データ部には、各年度の月データが記録され、各月の月間データには同図のBに示すように、年度、年(カレンダー年)、月度、ログ収集月、ログ収集日、月間印刷枚数、及びこの時点での総印刷枚数のデータが記録される。
上記構成のプリンタ装置3において、以下に本例の処理動作を説明する。
図4は基本的なログデータの集計処理を説明するフローチャートであり、例えばクライアントPC1(又はPC2)によって実行される。例えば、先ずクライアントPC1を起動し、ネットワークを介して対象のプリンタ装置3からログ情報を取得する(ステップ(以下、Sで示す)1)。このログ情報の収集は、例えばFTP(file transfer protocol)を使用し、クライアントPC1からのログ情報の収集指示に基づいて、プリンタ装置3から出力されるログ情報のファイル転送を受ける。尚、プリンタ装置3のログ情報は、前述の不揮発メモリ7から読み出されたデータである。
次に、クライアントPC1は取得したログ情報に含まれる前述の期初日の情報を取り出し、期初月を求める(S2)。次に、この期初日から1年間の月度をタイトルとして横方向に表示する(S3)。尚、この期初日から1年間の月度をタイトルとして横方向に表示する処理は、例えば前述の図14に示すエコログ収集画面に行う表示処理である。
次に、上記タイトルの下の行の最初にプリンタ装置名(例えば、N3600.12・・・)を表示する(S4)。この表示処理も、前述の図14に示すエコログ収集画面に行うプリンタ装置名の表示処理である。
次に、取得したログ情報内の期初日から1年分の月間印刷枚数を、横一列に対応する月表示の下に表示する(S5)。さらに、上記ログ情報から計算して、印刷枚数の年度合計と、月平均を表示する(S6)。
以上の処理が、管理対象のプリンタ装置3に対して繰り返される(S7)。
以上のようにしてログ情報の収集、表示処理が完了した後、イベント待ちとなり、ユーザによるマウス操作やキー操作が行われるのを待つ(S8)。
以上のログ情報の収集、及び表示処理の基本動作において、本例の月間目標達成率や、月間削減率、及び月間平均実績の計算における改善処理を説明する。
(月間目標達成率の改善処理)
先ず、本例による月間目標達成率の改善処理を説明する。
図5は、導入月の月間目標達成率をグラフ化した図である。同図において、月間実績(同図に示すa)は、例えば導入月の15日に導入し、31日まで運用した例を示す。一方、月間目標(同図に示すb)は31日(1ヶ月)分の目標値を示す。
ここで、従来の月間目標達成率の計算は、単純に「月間目標達成率(従来)=月間目標/月間実績」の計算式を使用して行われており、同図に示すように月間目標達成率cが実際の月間目標達成率c′より大きく計算される。
また、図6は今月の目標達成率をグラフ化した図である。同図において、月間実績(同図に示すa′)は、例えば今日が15日である場合、収集日数は昨日まで運用した日数であるので、14日になることを示している。一方、月間目標(同図に示すd)は31日(1ヶ月)分の目標値を示す。ここでも、従来の月間目標達成率の計算は、単純に「月間目標達成率(従来)=月間目標/月間実績」の計算式によって行われており、同図に示すように月間目標達成率eが実際の月間目標達成率e′より大きく計算される。
そこで、本例では以下の処理、及び計算式を使用して正確な月間目標達成率の計算を行う。以下、図7に示すフローチャートに従って説明する。尚、本例の処理は、前述の図4に示す処理(S5、S6)を実行する際に行われる。
先ず、今日が導入月であるか判断する(ステップ(以下、STで示す)1)。この判断は、図3に示す月間集計データ部が表示する年度と月が先頭データであるか否かを確認して行う。例えば、図3に示す例では、今日が2008年3月のある日であれば、上記判断(ST1)はYESとなる。
次に、今日が今月であるか判断する(ST2)。この判断は、図3に示す月間集計データ部が表示する年度と月が、データ無しの直前の月であるか確認して行い、例えば同図に示す例の場合、今日が2009年6月であれば今月である。
ここで、今日が導入月であり(ST1がYES)、かつ今月である場合(ST2がYES)、即ち図3に示す例では、今日が導入月(2008年3月)である場合である。この場合、収集日数を以下のように計算する(ST3)。
すなわち、「収集日数=今日の日数−導入日」の計算式によって計算する。例えば、導入日が2008年3月15日であり、今日が3月25日であれば収集日数は10日(25−15)となる。
一方、今日が今月ではない場合(ST2がNO)、収集日数の計算は「収集日数=導入月の日数−導入日+1」となる(ST4)。例えば、図5に示す例では、15日が導入日であり、導入月の日数が31日であるとすれば、収集日数は17日(31−15+1)となる。
次に、月間目標を補正する(ST5)。この補正処理は、上記処理によって計算した実際の収集日数を使用して計算するものであり、
「月間目標(補正)=月間目標/導入月の日数×収集日数」の計算式によって求める。すなわち、図5に示す補正前の月間目標bに対して上記計算によって取得した実際の収集日数に対する月間目標(補正)b′を計算する。
次に、月間目標達成率を計算する(ST6)。具体的には
「月間目標達成率=月間目標(補正)/月間実績」の計算式によって求める。すなわち、上記月間目標(補正)b′を用いて、図5に示す月間目標達成率c′を計算する。
このようにして計算した月間目標達成率c′は、図5に示す従来の月間目標達成率cに対して、実際の収集日数を考慮した正確なデータに基づくものである。したがって、上記計算処理に基づいて、1ヶ月分の月間目標達成率を計算し、前述のエコログの収集表示を行うことによって、従来に比べてより正確な月間目標達成率の情報を表示することができる。
次に、前述の判断(ST1)がNOである場合について説明する。
この場合、今日が今月であるか判断する(ST7)。ここで、今月とは前述のように図3に示す月間集計データ部が表示する年度と月が、データ無しの直前の月であるか確認するものであり、今日が今月である場合(ST7がYES)、例えば2008年6月である場合、「収集日数=今日の日数−1」の計算式によって収集日数を計算する(ST8)。例えば、図6に示す例の場合、今日が15日であり、収集日数は14日(15−1)である。
次に、月間目標を補正する(ST9)。この補正処理は、上記処理によって計算した実際の収集日数を使用して計算するものであり、「月間目標(補正)=月間目標/今月の日数×収集日数」の計算式によって計算する。すなわち、図6に示す補正前の月間目標dに対して、上記計算によって取得した実際の収集日数に対する月間目標(補正)d′を計算する。
次に、月間目標達成率を計算する(ST6)。尚、この処理は前述と同様であり、「月間目標達成率=月間目標(補正)/月間実績」の計算式によって計算する。すなわち、上記月間目標の補正値d′を用いて、図6に示す月間目標達成率e′を計算する。このようにして計算した月間目標達成率e′は、同図に示す従来の月間目標達成率eに対して、実際の収集日数を考慮しており、従来に比べてより正確なデータである。
したがって、上記計算処理に基づいて、エコログの収集表示を行うことによって正確な月間目標達成率の表示を行うことができる。
尚、今日が今月ではない場合(ST7がNO)、月間目標達成率は従来通り、「月間目標達成率=月間目標/月間実績」の計算式によって計算する(ST10)。
(月間削減率の改善処理)
次に、本例による月間削減率の改善処理について説明する。
図8は、本例による月間削減率の改善処理を説明するフローチャートである。尚、本例の処理も、前述の図4に示す処理(S5、S6)を実行する際に行われる。
先ず、12ヶ月が経過したか判断する(ステップ(以下、STPで示す)1)。ここで、12ヶ月の経過の判断は、導入日からの期間であり、導入月から12ヶ月が経過していなければ(STP1がNO)、処理を終了する。一方、導入月から12ヶ月が経過していれば(STP1がYES)、前年同月が導入月であるか判断する(STP2)。
例えば、前述の図3に示す例において、2008年3月が導入月であるとすると、2008年3月以降は12ヶ月が経過しており、更に今月であるか判断し(STP3)、今月であれば(STP3がYES)、前年同月(導入月)の収集日数を計算する(STP4)。
この計算は、「前年同月(導入月)の収集日数=今日の日数−導入日」の計算式に従って計算する。例えば、図9に示す例では、今日が15日であり、導入日が1日であれば、前年同月(導入月)の収集日数は14日(15−1)となる。
一方、今日が今月ではない場合(STP3がNO)、収集日数の計算は「前年同月(導入月)の収集日数=導入月の日数−導入日+1」の計算式を使用して行う(STP5)。
次に、前年同月(導入月)月間実績の補正を行う(STP6)。この計算は、
「前年同月(導入月)月間実績(補正)=前年同月(導入月)月間実績/前年同月(導入月)の日数×収集日数」の計算式を用いて行う。例えば、図9に示す例の場合、前年同月(導入月)月間実績fを実際の収集日数を基に補正し、前年同月(導入月)月間実績(補正)f′を取得する。
次に、月間削減量を補正する(STP7)。この月間削減量の補正は、
「月間削減量(補正)=前年同月(導入月)月間実績−月間実績」の計算式を用いて行う。すなわち、前述の処理(STP6)によって補正した前年同月(導入月)月間実績f′に基づいて、月間削減量(補正)を計算する。すなわち、図9に示す月間削減量(補正)g′が前年同月(導入月)月間実績の補正値f′に基づいて計算され、従来の月間削減量gに比べてより正確な月間削減量の計算結果を得ることができる。
次に、月間削減率の補正値を計算する(STP8)。この月間削減率の計算は、
「月間削減率(補正)=月間削減量(補正)/前年同月(導入月)月間実績(補正)」の計算式を使用して行う。すなわち、上記処理によって得た月間削減量(補正)g′に基づいて、月間削減率の補正値を計算する。すなわち、図9に示す月間削減量(補正)g′の計算結果を使用して、月間削減率の計算を行う。
このようにして計算した月間削減率は、実際の収集日数を考慮した正確なデータに基づくものである。したがって、上記計算処理に基づいて、エコログの収集表示を行う際、より正確な月間削減率の表示を行うことができる。
一方、前述の判断(STP2)において、前年同月が導入日ではない場合(STP2がNO)、今日が今月に該当するか判断する(STP9)。ここで、今日が今月であれば、判断(STP9)はYESである。したがって、この場合、対応する収集日数を計算式(STP10)「今月収集日数=今月の日数−今日の日数」によって計算する。
次に、前年月間実績の補正を行う(STP11)。この計算は、「前年月間実績(補正)=前年月間実績/今月の日数×今月収集日数」の計算式を用いて行う。例えば、図10に示す例では、前年月間実績hを実際の収集日数をもとに補正し、前年月間実績(補正)h′を取得する。
次に、月間削減量を補正する(STP12)。この月間削減量の補正は、「月間削減量(補正)=前年月間実績(補正)−月間実績」の計算式を使用して行う。すなわち、上記処理によって補正した前年月間実績h′に基づいて、月間削減量(補正)を計算する。すなわち、図10に示す月間削減量(補正)i′は上記計算によって取得した前年月間実績の補正値h′に基づいて計算され、従来の月間削減量iに比べてより正確な月間削減量の値を得ることができる。
次に、月間削減率の補正値を計算する(STP13)。この月間削減率の計算は、
「月間削減率(補正)=月間削減量(補正)/前年月間実績(補正)」の計算式を使用して行う。すなわち、上記処理によって得た月間削減量(補正)i′と前年月間実績(補正)h′に基づいて、月間削減率の補正値を計算する。
このようにして計算した月間削減率は、実際の収集日数を考慮した正確なデータに基づくものである。したがって、上記計算処理に基づいて、エコログの収集表示を行う際、より正確な月間削減率の表示を行うことができる。
尚、今日が今月ではない場合(STP9がNO)、月間削減量の補正値を「月間削減量=前年月間実績−月間実績」の計算式で求め(STP14)、更に月間目標達成率を、「月間削減率=月間削減量/前年月間実績」の計算式によって求める(S4TP15)。
(月間平均実績の改善処理)
次に、本例による月間平均実績の改善処理について説明する。
図11及び図12は、年度が2008年度であり、共に期初日が4月1日である例を示す。以下、図13に示すフローチャートに従って、上記2例の月平均月間実績の改善処理について説明する。尚、本例の処理も、前述の図4に示す処理(S5、S6)を実行する際に行われる。
先ず、取得したログ情報の月間集計データ部より、表示年度と期初日からデータを得る(ステップ(以下、Wで示す)1)。そして、今日が導入月であるか判断する(W2)。ここで、導入月である場合(W2がYES)、更に今日が今月であるか判断し(W3)、今日が今月であれば(W3がYES)、対応する収集日数を計算する(W4)。この計算は、「収集日数=今日の日数−導入日」の計算式に従って計算する。一方、今日が今月でなければ(W3がNO)、対応する収集日数を計算する(W5)。この場合、「収集日数=導入月の日数−導入日+1」の計算式に従って計算する。
一方、今日が導入月でなければ(W2がNO)、今月であるか判断し(W6)、今月であれば(W6がYES)、対応する収集日数を計算する(W7)。この場合、「収集日数=今日の日数−1」の計算式に従って計算する。また、今月でなければ(W6がNO)、収集日数を計算する(W8)。この場合、「収集日数=今月の日数」の計算式を使用して計算する。
次に、年間の収集日数を計算する(W9)。この年間集計日数は導入月の翌月から期末月までの集計である。例えば、図11に示す例の場合、期初日が2008年4月1日であり、導入日が2008年12月22日であり、同図に実線で示すA期間の収集日数を計算する。
この場合、2008年12月22日から12月31日までの期間は、上記処理(W1〜W3、W5)に従って10日(31−22+1、「収集日数=導入月の日数−導入日+1」)であり、2009年1月1日から1月31日までの期間は、上記処理(W1、W2、W6、W8)に従って31日(「収集日数=導入月の日数−今月の日数」)であり、同様に2月1日から2月28日までの期間は28日であり、3月1日から3月31日までの期間は31日であり、最後の4月1日は上記処理(W1、W2、W6、W7)に従って0日(1−1、「収集日数=今日の日数−1」)であり、年間収集日数は100日(10+31+28+31)となる。
尚、図12に示す例の場合においても、同様に計算すると4月が30日、5月が31日、6月が30日、7月(今月)が8日となり、合計99日となる。
次に、年間実績を計算する(W10)。この計算は各々の月間実績を加算する処理であり、翌月が表示年度内である場合、上記処理を繰り返す(W1〜W11)。
その後、翌月が表示年度内でないと判断する場合(W11がNO)、1年の会計年度が終了したと判断でき、年平均実績を以下の計算式に従って計算する(W12)。
上記この計算は、「月平均日数(補正)=年間実績/年間集計日数×1年間の月平均日数」の計算式を使用して補正する。
尚、1年間の月平均日数は1年間の日数を12(ヶ月)で割った値であり、月平均日数は実際の年間集計日数で補正する必要があり、上記計算式を使用する。
このようにして計算した月平均月間実績は、実際の収集日数を考慮した正確なデータに基づくものであり、正確な月平均月間実績を表示することができる。
1、2・・ホスト機器
3・・・プリンタ装置
4・・・CPU
5・・・RAM
6・・・ROM
7・・・不揮発メモリ
8・・・表示パネル
9・・・キー(ボタン)
10・・プリンタエンジン
11・・クロック(時計)回路
12・・LAN制御回路

Claims (7)

  1. 期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、
    各月の前記CO2排出量削減の月間目標を、装置を使用した日数に基づいて計算する第1の計算手段と、
    該第1の計算手段によって計算した前記月間目標を、前記装置を使用した日数に基づく月間実績で割り算して月間目標達成率を計算する第2の計算手段と、
    前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算して、該月の前記装置を使用した日数とすることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、ログ情報の収集日から1日を差し引いて、該月の前記装置を使用した日数とすることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、
    各月の前記CO2排出量の削減量を、装置を使用した日数に基づいて計算する第1の計算手段と、
    該第1の計算手段によって計算した月間削減量を、前記装置を使用した日数に基づく月間実績で割り算して月間削減率を計算する第2の計算手段と、
    前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  5. 前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算して、該月の前記装置を使用した日数とすることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記第1の計算手段は、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、該月の日数からログ情報の収集日の日数を差し引いて、該月の前記装置を使用した日数とすることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  7. 期初日から所定月数を会計年度として装置のCO2排出量の削減に関するログ情報の収集を行う印刷装置と、該印刷装置にネットワークを介して接続され、前記ログ情報の表示を行うホスト機器とを有する印刷システムにおいて、
    前記ログ情報の収集開始が月の初日から開始されない場合、ログ情報の収集日から前記ログ情報の収集開始日までの日数を計算し、前記ログ情報の収集日が月の終日ではない場合、ログ情報の収集日から1日を差し引いて、年間収集日数を計算する第1の計算手段と、
    年間実績を前記第1の計算手段によって計算したログ情報の年間収集日数で割り算して月間平均実績を計算する第2の計算手段と、
    前記第1、第2の計算結果に基づく表示を行う表示手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
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