JP2011017308A - マフラ - Google Patents

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賢司 鈴木
Takamasa Otsuji
孝昌 大辻
Taiji Matsubara
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Abstract

【課題】マフラ本体から排出される排気ガスが拡散され易くなり、外部に排出される排気ガスの温度を効率良く下げることができるマフラを提供することを課題とする。
【解決手段】マフラ1であって、排気ガスを排出させる排気口が形成された箱状のマフラ本体10を備え、マフラ本体10の外面には、排気口に連通する流入口およびマフラ本体10の外面に沿って排気ガスを排出させる流出口21bを有する通風路が形成された導風部材20と、導風部材20の流出口21bに対峙させた反射面31が形成された反射部材30と、が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、チェンソー、刈払機、ブロワなどの小型作業機械に用いられるエンジンのマフラに関する。
小型作業機械に用いられるエンジンのマフラとしては、排気ガスを排出させる排気口が形成された箱状のマフラ本体を備え、排気口から排出された排気ガスが旋回流となるように、排気口に羽根部材を取り付けているものがある。この構成では、排気口から排出された排気ガスを旋回させることで、外部に排出される排気ガスの温度を下げている(例えば、特許文献1参照)。
特許3136130号公報(段落0022、図6)
しかしながら、前記した従来のマフラでは、マフラ本体から排出される排気ガスが拡散され難いため、排気ガスの温度が十分に下がらないという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、マフラ本体から排出される排気ガスが拡散され易くなり、外部に排出される排気ガスの温度を効率良く下げることができるマフラを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、マフラであって、排気ガスを排出させる排気口が形成された箱状のマフラ本体を備え、前記マフラ本体の外面には、前記排気口に連通する流入口および前記マフラ本体の外面に沿って前記排気ガスを排出させる流出口を有する通風路が形成された導風部材と、前記導風部材の前記流出口に対峙させた反射面が形成された反射部材と、が設けられていることを特徴としている。
この構成では、排気口から排出された排気ガスは、通風路の内面に当たることで、通風路内で回転することになる。そして、流出口から排出された排気ガスは、螺旋状に回転しながら反射面に当たるため、反射面で反射した排気ガスが拡散され易くなっている。したがって、本発明では、排気ガスが広範囲に拡散されるため、外部に排出される排気ガスの温度を効率良く下げることができる。
また、排気口から排出された排気ガスが通風路を通過することで、排気ガスが外部に排出されるまでの距離が長くなるため、排気ガスの温度を十分に下げることができる。
また、導風部材の流出口と反射面とが対峙しており、導風部材の流出口と反射面との間を通過する排気ガスに外気が混ざることで、排気ガスの温度を十分に下げることができる。
前記したマフラでは、前記通風路の内面において、前記流入口に対峙する領域には、前記通風路の幅方向の一方から他方に亘って半円状の湾曲面を形成することができる。
この構成では、排気ガスが通風路の内面に形成された湾曲面に案内されるため、排気ガスを確実に回転させることができる。
前記したマフラにおいて、前記通風路の前記流入口の中心位置は、前記排気口の中心位置に対して、前記通風路の幅方向にオフセットされているように構成することができる。
この構成では、排気ガスが通風路の内面に沿って流れ易くなるため、排気ガスを確実に回転させることができる。
前記したマフラにおいて、前記反射部材の反射面には、前記導風部材側に向けて突出した庇部が形成されていることが望ましい。
この構成では、反射面で反射された排気ガスの拡散が庇部によって規制されるため、マフラ本体の周辺に配置された他の部品に排気ガスが当たるのを防ぐことができる。
本発明のマフラでは、反射部材の反射面で反射した排気ガスが拡散され易くなっており、排気ガスが広範囲に拡散されるため、外部に排出される排気ガスの温度を効率良く下げることができる。
また、排気ガスが通風路を通過することで、排気ガスが外部に排出されるまでの距離が長くなるため、排気ガスの温度を十分に下げることができる。
また、導風部材の流出口と反射面との間を通過する排気ガスに外気が混ざることで、排気ガスの温度を十分に下げることができる
本実施形態のマフラを示した図で、(a)は前方から見た斜視図、(b)は後方から見た斜視図である。 本実施形態のマフラを示した図で、(a)は正面断面図、(b)は内部から右側面側を示した側断面図である。 本実施形態のマフラを示した平面断面図である。 本実施形態のマフラにおける排気ガスの流れを示した説明図で、(a)は導風部材の正面断面図、(b)は導風部材および反射部材の平面断面図である。 他の実施形態のマフラにおける導風部材を示した図で、(a)は内面に平面が形成された構成の断面図、(b)は流入口が排気口に対してオフセットされていない構成の断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のマフラは、チェンソー、刈払機、ブロワなどの小型作業機械に用いられるエンジンのマフラである。
なお、以下の説明において、前後左右上下方向とは、マフラの構成を説明する上で便宜上設定したものであり、マフラの構成を特定するものではない。
本実施形態のマフラ1は、図1(a)に示すように、箱状のマフラ本体10を備えている。
マフラ本体10は、前面10a,後面10b,左側面10c,右側面10d,上面10eおよび下面10fが形成された中空の箱体である。
マフラ本体10の後面10bには、図1(b)に示すように、エンジン(図示せず)から排出された排気ガスが流入する吸気口11が形成されている。また、図2(a)に示すように、マフラ本体10の右側面10dには、排気ガスを排出させる排気口12が形成されている。
図2(b)に示すように、マフラ本体10の内部空間は、仕切り板13によって、吸気側の空間14と排気側の空間15とに分割されている。仕切り板13の下部には排気ガスを浄化するための触媒16が装着される触媒装着孔13aが形成されている。
吸気口11は、図1(b)に示すように、マフラ本体10の後面10bの略中央部に形成された矩形の孔部であり、エンジン(図示せず)の排気管が接続されることで、エンジンから排気ガスが供給される。
排気口12は、図2(b)に示すように、マフラ本体10の右側面10dの上部に形成された円形の孔部である。
図1(a)に示すように、マフラ本体10の右側面10dの外面には、排気ガスを右側面10dに沿って排出する導風部材20と、この導風部材20から排出された排気ガスを反射させて拡散する反射部材30と、が設けられている。
導風部材20は、図3に示すように、マフラ本体10の排気口12を覆うようにして(図1(a)参照)、マフラ本体10の右側面10dの外面に取り付けられたダクトである。この導風部材20は、排気口12に連通する流入口21aと、排気ガスを排出させる流出口21bとが形成された通風路21を有している。通風路21は、マフラ本体10の右側面10dの外面に沿って前後方向に延ばされており、通風路21の前部に流入口21aが形成され、通風路21の後端部に流出口21bが形成されている。
図4(a)に示すように、導風部材20の通風路21の流入口21aの中心位置は、マフラ本体10の排気口12の中心位置に対して、通風路21の幅方向(図4(a)の上下方向)にオフセットされている。なお、本実施形態では、流入口21aの中心位置が排気口12の中心位置に対して下方にオフセットされている。
また、通風路21の内面は、通風路21の幅方向(図4(a)の上下方向)の一方から他方に亘って半円状の湾曲面が形成されている。すなわち、通風路21では、流入口21aに対峙する面が半円状に窪んだ湾曲面となっており、排気口12から流入口21aを通じて通風路21内に流入した排気ガスが湾曲面に当たるように構成されている。
反射部材30は、図1(a)に示すように、マフラ本体10の右側面10dの外面に立設された板状の部材であり、導風部材20の流出口21bの後側に間隔を空けて配置されている。反射部材30には、図4(b)に示すように、導風部材20の流出口21bに対峙させた反射面31が形成されている。
また、反射面31の外縁部は、導風部材20の流出口21bの開口縁部よりも大きく形成されており、反射面31の外縁部には、導風部材20に向けて突出した庇部32が形成されている。
本実施形態のマフラ1における排気ガスの流れを説明するとともに、本実施形態のマフラ1の作用効果について説明する。
図2(b)に示すように、エンジン(図示せず)から排出された排気ガスは、マフラ本体10の吸気口11から吸気側の空間14に流入し、触媒16を通過して排気側の空間15に流入する。そして、排気側の空間15から排気口12を通過して、マフラ本体10の外部に排出される。
排気口12から排出された排気ガスは、図4(a)に示すように、導風部材20の通風路21内に流入し、通風路21の内面に当たって回転する。
本実施形態では、通風路21の流入口21aの中心位置は、マフラ本体10の排気口12の中心位置に対して、通風路21の幅方向にオフセットされており、排気ガスが通風路21の内面に沿って流れ易くなっているため、通風路21内に流入した排気ガスは、通風路21の内面に形成された湾曲面に案内されて、通風路21内で確実に回転する。
図4(b)に示すように、通風路21内の排気ガスは、螺旋状に回転しながらマフラ本体10の右側面10dに沿って後方に流れ、流出口21bから反射部材30に向けて排出される。
このように、マフラ本体10の排気口12から排出された排気ガスが導風部材20の通風路21を通過することで、排気ガスが外部に排出されるまでの距離が長くなるため、排気ガスの温度を下げることができる。
また、導風部材20の流出口21bと反射部材30とが対峙しており、排気ガスは導風部材20の流出口21bと反射部材30との間を通過するときに、外部空間に露出されるため、排ガスに外気が混ざることで、排気ガスの温度を下げることができる。
そして、流出口21bから排出された排気ガスは、螺旋状に回転しながら反射部材30の反射面31に当たって反射し、導風部材20の周囲を通過して、マフラ本体10の外部の空間に排出される。
このように、導風部材20の流出口21bから排出された排気ガスが、回転しながら反射部材30の反射面31に当たることで、反射面31で反射した排気ガスが拡散され易くなっており、排気ガスが広範囲に拡散されるため、外部に排出される排気ガスの温度を効率良く下げることができる。
また、反射部材30の反射面31の外縁部に形成された庇部32によって、反射面31で反射された排気ガスの拡散が規制されるため、マフラ本体10の周辺に配置された他の部品に排気ガスが当たるのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、本実施形態では、図4(a)に示すように、導風部材20全体が半円状に形成されているが(図1(a)参照)、通風路21の内面において、流入口21aに対峙する領域のみに半円状の湾曲面を形成してもよい。
さらに、図5(a)に示す導風部材20Aのように、流入口21aに対峙する面が平面に形成されている場合や、図5(b)に示す導風部材20Bのように、通風路21の流入口21aの中心位置と排気口12の中心位置とがオフセットされていない場合でも、前記した本実施形態の導風部材20(図4(a)参照)と同様に、通風路21内で排気ガスを回転させることができる。
1 マフラ
10 マフラ本体
11 吸気口
12 排気口
13 仕切り板
16 触媒
20 導風部材
21 通風路
21a 流入口
21b 流出口
30 反射部材
31 反射面
32 庇部

Claims (4)

  1. 排気ガスを排出させる排気口が形成された箱状のマフラ本体を備え、
    前記マフラ本体の外面には、
    前記排気口に連通する流入口および前記マフラ本体の外面に沿って前記排気ガスを排出させる流出口を有する通風路が形成された導風部材と、
    前記導風部材の前記流出口に対峙させた反射面が形成された反射部材と、が設けられていることを特徴とするマフラ。
  2. 前記通風路の内面において、前記流入口に対峙する領域には、前記通風路の幅方向の一方から他方に亘って半円状の湾曲面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマフラ。
  3. 前記通風路の前記流入口の中心位置は、前記排気口の中心位置に対して、前記通風路の幅方向にオフセットされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマフラ。
  4. 前記反射部材の反射面には、前記導風部材側に向けて突出した庇部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のマフラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4164989A (en) * 1977-06-08 1979-08-21 Andreas Stihl Muffler, especially for portable internal combustion engine
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