JP2011017264A - 回転体及び流体発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】羽根車のように複数の流体受け部材を有しながらも、回転体の回転を低減する作用を極力抑制できて回転力を効率的に発現させることができる流体発電用の回転体を提供する。
【解決手段】回転体3は、水に浮く材料で形成された円盤状の回転体本体4と、この回転体本体4の下面(着水面)に周方向に略等間隔に配置された複数の流体受け部材5とを有している。流体受け部材5は軟質材料で形成されており、流体が流入する受け口21を有する袋状ないしポケット状に形成されている。受け口21側が流体の流れに対向する部位では回転体を回転させるように膨らみ、流体の流れに逆向きとなる部位では回転体の回転に対する流体抵抗を低減する扁平状に変化する。
【選択図】 図1
【解決手段】回転体3は、水に浮く材料で形成された円盤状の回転体本体4と、この回転体本体4の下面(着水面)に周方向に略等間隔に配置された複数の流体受け部材5とを有している。流体受け部材5は軟質材料で形成されており、流体が流入する受け口21を有する袋状ないしポケット状に形成されている。受け口21側が流体の流れに対向する部位では回転体を回転させるように膨らみ、流体の流れに逆向きとなる部位では回転体の回転に対する流体抵抗を低減する扁平状に変化する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、水や空気等の流体の流動エネルギーを利用して回転する回転体、該回転体の回転力を電気エネルギーに変換する流体発電装置に関するものである。
この種の発電装置としては、例えば用水路や川の水流、潮流等で水車(羽根車)を回し、その回転力で発電機を駆動する構成のものが知られている。
上記例は羽根車の一部が水没するタイプであるが、羽根車全体を水没させて使用する場合、複数の羽根は回転体に位置固定されているために、一部の羽根は水流を受けて回転体を回転させるのに作用するが、同時に他の羽根の一部は回転体の回転方向において水流に対して逆らう抵抗面となり、回転を低減するように作用する。水中使用の場合、羽根車タイプでは水平置き、垂直置きにかかわらずこのような問題が生じる。
このため、水中使用タイプでは特許文献1、2等に開示されるように、全ての羽根が回転に寄与するプロペラ方式のものが多い。
しかしながら、プロペラ方式の場合、水流方向が限定されたり、回転体と発電機とが大きく離れたりしているために発電機への入力構成が複雑化することを避けられない。
水流の変化に対応してプロペラの向きを追随させる制御も行われているが、構成の複雑化、コストアップに繋がる。
上記例は羽根車の一部が水没するタイプであるが、羽根車全体を水没させて使用する場合、複数の羽根は回転体に位置固定されているために、一部の羽根は水流を受けて回転体を回転させるのに作用するが、同時に他の羽根の一部は回転体の回転方向において水流に対して逆らう抵抗面となり、回転を低減するように作用する。水中使用の場合、羽根車タイプでは水平置き、垂直置きにかかわらずこのような問題が生じる。
このため、水中使用タイプでは特許文献1、2等に開示されるように、全ての羽根が回転に寄与するプロペラ方式のものが多い。
しかしながら、プロペラ方式の場合、水流方向が限定されたり、回転体と発電機とが大きく離れたりしているために発電機への入力構成が複雑化することを避けられない。
水流の変化に対応してプロペラの向きを追随させる制御も行われているが、構成の複雑化、コストアップに繋がる。
例えば水面に浮かせた回転体の下面(着水面)に複数の流体受け部材を設けて潮流を受け且つ潮流の向きにかかわらず回転させることができれば、発電機を上面側に搭載して回転力を直接伝達できるなど、極めて簡易な構成で発電効率の高い発電装置を実現することができる。
本発明は、このような着想の下に創案されたもので、羽根車のように複数の流体受け部材を有しながらも、回転体の回転を低減する作用を極力抑制できて回転力を効率的に発現させることができる回転体、該回転体を有する流体発電装置の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するための、請求項1記載の発明は、回転体本体と、該回転体本体に設けられ、流体を受ける複数の流体受け部材とを有し、前記流体受け部材が受ける流体抵抗によって回転する回転体において、前記流体受け部材は、流体が流入する受け口を有し、該受け口側が流体の流れに対向する部位では前記回転体を回転させるように膨らみ、流体の流れに逆向きとなる部位では前記回転体の回転に対する流体抵抗を低減する形状に変化することを特徴とする回転体である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の回転体において、前記流体受け部材が柔軟性を有する材料で袋状ないしポケット状に形成されていることを特徴とする回転体である。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の回転体において、前記流体受け部材の一面を前記回転体本体の表面が兼ねることを特徴とする回転体である。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、前記回転体本体が、浮力で浮くことが可能で且つ円盤状に形成され、前記流体受け部材は周方向に略等間隔で設けられていることを特徴とする回転体である。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、前記回転体本体は上下一対の円盤からなり、前記流体受け部材は前記円盤間に周方向に略等間隔で設けられ、前記受け口は前記上下の円盤に固定されていることを特徴とする回転体である。
請求項6記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、前記回転体本体が、複数の支持部材間に循環移動可能に掛け回された無端状の移動体であることを特徴とする回転体である。
請求項7記載の発明は、流体抵抗によって回転する回転体と、該回転体の回転により駆動される発電機とを有する流体発電装置において、前記回転体が請求項1〜6のいずれかに記載の回転体であることを特徴とする流体発電装置である。
本発明によれば、流体の流れる向きにかかわらず流動エネルギーを効率的に回転力に変換することができ、簡易且つ低コストな構成で発電効率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る流体発電装置を図面にしたがって説明する。
まず、図1〜図5に基づいて第1の実施の形態を説明する。図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る流体発電装置1は、水面又は海面に浮き、流体抵抗(流動エネルギー)によって回転する回転体3と、回転体3の上面に設けられた発電機7と、これらのフローティングユニットを所定領域に係留する係留手段9とを有している。
回転体3は、回転体本体4と、この回転体本体4の下面(着水面)に設けられた複数の流体受け部材5とを有している。
係留手段9は、上記フローティングユニットを支持する支持アーム11と、岩場等の不動領域に固定された支柱13と、支持アーム11と支柱13との間に回動自在に連結されたリンク部材15とを有している。
支持アーム11の先端部にはベアリング17が固定されており、このベアリング17を介して図示しない回転体3の回転軸と発電機7の回転軸7aが接続されている。
潮流による回転体3の回転力は発電機7によって電気エネルギーに変換され、得られた電力は図示しないケーブルにより蓄電器に蓄えられ、あるいは電力消費体へ送られる。
まず、図1〜図5に基づいて第1の実施の形態を説明する。図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る流体発電装置1は、水面又は海面に浮き、流体抵抗(流動エネルギー)によって回転する回転体3と、回転体3の上面に設けられた発電機7と、これらのフローティングユニットを所定領域に係留する係留手段9とを有している。
回転体3は、回転体本体4と、この回転体本体4の下面(着水面)に設けられた複数の流体受け部材5とを有している。
係留手段9は、上記フローティングユニットを支持する支持アーム11と、岩場等の不動領域に固定された支柱13と、支持アーム11と支柱13との間に回動自在に連結されたリンク部材15とを有している。
支持アーム11の先端部にはベアリング17が固定されており、このベアリング17を介して図示しない回転体3の回転軸と発電機7の回転軸7aが接続されている。
潮流による回転体3の回転力は発電機7によって電気エネルギーに変換され、得られた電力は図示しないケーブルにより蓄電器に蓄えられ、あるいは電力消費体へ送られる。
図1は、水面に浮く回転体3をその下面(着水面)側から見た斜視図である。
回転体本体4は発泡スチロール等の浮力が得られる材質で円盤状に形成されており、その下面には周方向に略等間隔に複数の流体受け部材5が設けられている。
回転体本体4の中央部は上記回転軸を固定する軸ベース19となっている。本実施形態では回転体本体4をその材質による浮き性によって浮かせているが、内部を空洞化して浮力を得るようにしてもよい。
流体受け部材5は、ビニール樹脂等の柔軟性を有する材料で袋状ないしポケット状に形成されており、流体(水)が流入する受け口21を同一向きにして配置されている。流体受け部材5の一面としての上面は、回転体本体4の表面が兼ねている。
流体受け部材5は、水があまり漏れないように数箇所でねじ等により回転体本体4に固定されている。もちろん、回転体本体4と接する縁を全て固着してもよい。
図1では分かり易いように、各流体受け部材5が完全に膨れた状態、換言すれば、回転体3に最も大きな回転力を与える最大の抵抗形状になった状態を示しているが、水流が作用しない状態ではこのような保形性は有しておらず、上記柔軟性によって型崩れして扁平化し、受け口21がある程度開口した形状となるだけである。
回転体本体4は発泡スチロール等の浮力が得られる材質で円盤状に形成されており、その下面には周方向に略等間隔に複数の流体受け部材5が設けられている。
回転体本体4の中央部は上記回転軸を固定する軸ベース19となっている。本実施形態では回転体本体4をその材質による浮き性によって浮かせているが、内部を空洞化して浮力を得るようにしてもよい。
流体受け部材5は、ビニール樹脂等の柔軟性を有する材料で袋状ないしポケット状に形成されており、流体(水)が流入する受け口21を同一向きにして配置されている。流体受け部材5の一面としての上面は、回転体本体4の表面が兼ねている。
流体受け部材5は、水があまり漏れないように数箇所でねじ等により回転体本体4に固定されている。もちろん、回転体本体4と接する縁を全て固着してもよい。
図1では分かり易いように、各流体受け部材5が完全に膨れた状態、換言すれば、回転体3に最も大きな回転力を与える最大の抵抗形状になった状態を示しているが、水流が作用しない状態ではこのような保形性は有しておらず、上記柔軟性によって型崩れして扁平化し、受け口21がある程度開口した形状となるだけである。
図4に示すように、破線矢印で示す潮流(水流)は回転体3の全体に対して同一向きに流れる。この流れに対して図4の手前側の流体受け部材5は、受け口21が水流の向きに対向するため、図5(a)に示すように、水が受け口21から入り込み、袋状に膨れる。膨れた流体受け部材5は水流に対して抵抗体となり、回転体3を図4の矢印A方向に回転させる回転力を生じさせる。
水が入り込んで膨れた流体受け部材5は回転体3の回転に伴って移動する。流体受け部材5が従来の水車羽根のように一定の固定形状を有している場合、回転体3の反対側では回転体3を逆向きに回転させる抵抗体となり、回転力が極端に弱まるか拮抗して回転しない状態となる。
しかしながら、本実施形態における流体受け部材5は柔軟性を有する材質で形成されているので、回転体3の反対側に近づいて流れの抵抗を受けると、図5(b)に示すように、内部の水が吐き出されて扁平状となり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
このような構成とすれば、水面に浮かべておくだけでどの方向の水流も同様に利用することができ、簡易かつ低コストな構成で発電効率を高めることができる。
本実施形態では流体受け部材5の変形容易性(可変性)を柔軟な材質によって得ることとしたが、予め折り畳み可能な折り目を付けておけば、柔軟性を有する材質ではなくても上記起伏変形機能を得ることができる。
水が入り込んで膨れた流体受け部材5は回転体3の回転に伴って移動する。流体受け部材5が従来の水車羽根のように一定の固定形状を有している場合、回転体3の反対側では回転体3を逆向きに回転させる抵抗体となり、回転力が極端に弱まるか拮抗して回転しない状態となる。
しかしながら、本実施形態における流体受け部材5は柔軟性を有する材質で形成されているので、回転体3の反対側に近づいて流れの抵抗を受けると、図5(b)に示すように、内部の水が吐き出されて扁平状となり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
このような構成とすれば、水面に浮かべておくだけでどの方向の水流も同様に利用することができ、簡易かつ低コストな構成で発電効率を高めることができる。
本実施形態では流体受け部材5の変形容易性(可変性)を柔軟な材質によって得ることとしたが、予め折り畳み可能な折り目を付けておけば、柔軟性を有する材質ではなくても上記起伏変形機能を得ることができる。
図6及び図7に基づいて第2の実施の形態を説明する。なお、上記実施の形態で説明した構成上及び機能上の重複した説明は特に必要がない限り省略し、要部のみ説明する(以下の他の実施形態において同じ)。
本実施形態における回転体23は、上側円盤25と下側円盤27とからなる回転体本体29と、この回転体本体29の中心部を貫通する回転軸31とを有している。
上側円盤25と下側円盤27との間には、複数(ここでは4つ)の袋状の流体受け部材33が周方向に等間隔で配置されている。各流体受け部材33の受け口35の上下端は上側円盤25と下側円盤27とにそれぞれ斜め配置で固定された支持片37に支持されている。
したがって、受け口35は常に全開口した状態となっており、且つ、支持片37に支持されてその受け口形状が変化しないため、強い抵抗を受けることができ、風力発電にも好適に用いることができる。
図6に示すように、風の向きWに対して位置Pでの流体受け部材33は大きく膨らみ、矢印B方向への回転力が生じる。
回転体23の回転を減じる抵抗体となる位置にいくにつれて流体受け部材33はしぼんで風に対する抵抗面積は小さくなり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
本実施形態では受け口35の上下縁を固定する構成としたが、支持片37を円盤間に垂直に設けて左右縁を固定するようにしてもよい。
本実施形態における回転体23は、上側円盤25と下側円盤27とからなる回転体本体29と、この回転体本体29の中心部を貫通する回転軸31とを有している。
上側円盤25と下側円盤27との間には、複数(ここでは4つ)の袋状の流体受け部材33が周方向に等間隔で配置されている。各流体受け部材33の受け口35の上下端は上側円盤25と下側円盤27とにそれぞれ斜め配置で固定された支持片37に支持されている。
したがって、受け口35は常に全開口した状態となっており、且つ、支持片37に支持されてその受け口形状が変化しないため、強い抵抗を受けることができ、風力発電にも好適に用いることができる。
図6に示すように、風の向きWに対して位置Pでの流体受け部材33は大きく膨らみ、矢印B方向への回転力が生じる。
回転体23の回転を減じる抵抗体となる位置にいくにつれて流体受け部材33はしぼんで風に対する抵抗面積は小さくなり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
本実施形態では受け口35の上下縁を固定する構成としたが、支持片37を円盤間に垂直に設けて左右縁を固定するようにしてもよい。
図8及び図9に基づいて第3の実施の形態を説明する。
本実施形態における回転体39は、図9に示すように、例えば川の傾斜面41に設置して使用するものである。
回転体39は、傾斜面41に間隔をおいて固定された脚43、43と、各脚43に回転可能に支持された支持部材としてのローラ45と、これらのローラ45間に循環移動可能に掛け回された移動体で且つ回転体本体としての無端状のベルト47と、ベルト47の表面に略等間隔に配置された複数の流体受け部材5とを有している。
川の流れに沿って下る方向には水流を受けて流体受け部材5が膨らんでベルト47を回転させる回転力が生じる。上る方向においては、流体受け部材5は扁平状となり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
本実施形態における回転体39は、図9に示すように、例えば川の傾斜面41に設置して使用するものである。
回転体39は、傾斜面41に間隔をおいて固定された脚43、43と、各脚43に回転可能に支持された支持部材としてのローラ45と、これらのローラ45間に循環移動可能に掛け回された移動体で且つ回転体本体としての無端状のベルト47と、ベルト47の表面に略等間隔に配置された複数の流体受け部材5とを有している。
川の流れに沿って下る方向には水流を受けて流体受け部材5が膨らんでベルト47を回転させる回転力が生じる。上る方向においては、流体受け部材5は扁平状となり、回転を弱める抵抗体としての影響は極力少なくなる。
図10に基づいて第4の実施の形態を説明する。
本実施形態における回転体51は、上述したベルトやチェーンスプロケット方式の循環移動構成を有し、一部が水没する回転体本体53と、複数の流体受け部材5とを有している。
発電機7は岸に固定された支持部材55に支持されており、回転体本体53は発電機7に一体に固定されたアーム57に回動自在に連結されている。
回転体51の回転はアーム57内に設けられた図示しないベルト等の伝達機構によって発電機7に伝達されるようになっている。
本実施形態における回転体51は、上述したベルトやチェーンスプロケット方式の循環移動構成を有し、一部が水没する回転体本体53と、複数の流体受け部材5とを有している。
発電機7は岸に固定された支持部材55に支持されており、回転体本体53は発電機7に一体に固定されたアーム57に回動自在に連結されている。
回転体51の回転はアーム57内に設けられた図示しないベルト等の伝達機構によって発電機7に伝達されるようになっている。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
上記実施形態では、流体として水又は風を例示したが、ガス、蒸気、水中を上昇する泡などにおいても同様に実施することができる。
上記実施形態では、流体として水又は風を例示したが、ガス、蒸気、水中を上昇する泡などにおいても同様に実施することができる。
1 流体発電装置
3 回転体
4 回転体本体
5、33 流体受け部材
21、35 受け口
25 円盤としての上側円盤
27 円盤としての下側円盤
47 無端状の移動体としてのベルト
3 回転体
4 回転体本体
5、33 流体受け部材
21、35 受け口
25 円盤としての上側円盤
27 円盤としての下側円盤
47 無端状の移動体としてのベルト
Claims (7)
- 回転体本体と、該回転体本体に設けられ、流体を受ける複数の流体受け部材とを有し、前記流体受け部材が受ける流体抵抗によって回転する回転体において、
前記流体受け部材は、流体が流入する受け口を有し、該受け口側が流体の流れに対向する部位では前記回転体を回転させるように膨らみ、流体の流れに逆向きとなる部位では前記回転体の回転に対する流体抵抗を低減する形状に変化することを特徴とする回転体。 - 請求項1記載の回転体において、
前記流体受け部材が柔軟性を有する材料で袋状ないしポケット状に形成されていることを特徴とする回転体。 - 請求項2記載の回転体において、
前記流体受け部材の一面を前記回転体本体の表面が兼ねることを特徴とする回転体。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、
前記回転体本体が、浮力で浮くことが可能で且つ円盤状に形成され、前記流体受け部材は周方向に略等間隔で設けられていることを特徴とする回転体。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、
前記回転体本体は上下一対の円盤からなり、前記流体受け部材は前記円盤間に周方向に略等間隔で設けられ、前記受け口は前記上下の円盤に固定されていることを特徴とする回転体。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の回転体において、
前記回転体本体が、複数の支持部材間に循環移動可能に掛け回された無端状の移動体であることを特徴とする回転体。 - 流体抵抗によって回転する回転体と、該回転体の回転により駆動される発電機とを有する流体発電装置において、
前記回転体が請求項1〜6のいずれかに記載の回転体であることを特徴とする流体発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009161289A JP2011017264A (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 回転体及び流体発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009161289A JP2011017264A (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 回転体及び流体発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011017264A true JP2011017264A (ja) | 2011-01-27 |
Family
ID=43595228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009161289A Pending JP2011017264A (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 回転体及び流体発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011017264A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013032773A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-02-14 | Albatross Technology LLC | 自然エネルギー取出装置 |
JP2013032755A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Shuichi Iijima | 流体発電装置および水上移動具 |
-
2009
- 2009-07-08 JP JP2009161289A patent/JP2011017264A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013032773A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-02-14 | Albatross Technology LLC | 自然エネルギー取出装置 |
JP2013032755A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Shuichi Iijima | 流体発電装置および水上移動具 |
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