JP2011016202A - Foreign matter polishing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、異物研磨装置に関し、特に、液晶パネルに用いられる基板の異物研磨装置に関する。 The present invention relates to a foreign matter polishing apparatus, and more particularly to a foreign matter polishing apparatus for a substrate used in a liquid crystal panel.
液晶パネルは、カラーフィルタ基板とアレイ基板の2種類の基板を対向させ、これらの基板の間に液晶を封入させることによって形成されている。これらの基板のうち、カラーフィルタ基板には、RGB3原色のカラーフィルタ素子が形成され、その上に透明電極膜が形成されている。このカラーフィルタ基板を製造する際、基板の表面にパーティクル(微粒子)が付着すると、図1に示すように、基板101の表面に突起物102が形成される。この突起物102が対向したアレイ基板の電極に接触すると、接触部分に画像が形成されないという不具合が生じる。このため、カラーフィルタ基板の製造工程では、欠陥検査装置によって突起物102及びそのアドレスを検出し、検出された突起物102を修正又は除去する修正工程が行われている(例えば、特許文献1)。
The liquid crystal panel is formed by making two types of substrates, a color filter substrate and an array substrate, face each other and encapsulating liquid crystal between these substrates. Among these substrates, the color filter substrate is formed with color filter elements of RGB three primary colors, and a transparent electrode film is formed thereon. When manufacturing this color filter substrate, if particles (fine particles) adhere to the surface of the substrate,
この修正工程では、例えば、研磨テープを走行させることによって、突起物を研磨する異物修正装置を用いる。図2は、この異物修正装置300が動作している状態(研磨状態)を表しており、具体的には、異物修正装置300の研磨テープ304が突起物102に当接している状態を示している。研磨テープ304は、球形ボール302の外周面に沿うようにして走行して、基板101の突起物102を研磨する。すると、図3に示すように研磨テープ304によって突起物102の中央部102aは深く研磨され、突起物102は除去(または修正)される。なお、突起物102の周縁部には、研磨テープ304で研磨できなかった凸状の残部102bが位置している。
In this correction step, for example, a foreign material correction device that polishes the protrusions by running the polishing tape is used. FIG. 2 shows a state (polishing state) in which the foreign
近年では、液晶パネルの薄型化のために、カラーフィルタ基板とアレイ基板との間のギャップが狭くなる傾向があり、基板101上に形成された突起物102を許容できる高さが厳しくなってきている。したがって、突起物102を研磨して除去するだけでなく、突起物102の残部102bの高さもできるだけ低くすることが好ましい。しかしながら、球形ボール302の外周面に沿って研磨テープ304を走行させる異物修正装置300では、残部102bを小さくするには限界があり、残部102bを無理に小さくしようとすると、今度は、基板101の表面を損傷してしまうおそれがでてくる。
In recent years, there has been a tendency for the gap between the color filter substrate and the array substrate to be narrowed in order to reduce the thickness of the liquid crystal panel, and the height at which the
特許文献1には、残部102bをさらに小さくすることが可能なテープ研磨装置が提案されている。このテープ研磨装置は、研磨テープをワーク表面に押し当てるガイド工具と、ガイド工具を保持する工具保持部材とを備えており、ガイド工具は、研磨テープと当接するガイド面を有している。そして、このガイド面は、昇降方向の最下端に位置する頂点を原点とし、原点からの昇降方向の高さ距離をYとし、原点を通り、昇降方向と直交する方向の原点からの距離をXとし、nを次数とし、aを定数とした場合に、高次関数Y=a×Xnで規定される放物面を形成している。ガイド面を放物面とすることにより、図2に示した装置と比較して、突起物102の残部102bを相当小さくすることを可能にしている。
Patent Document 1 proposes a tape polishing apparatus that can further reduce the
しかしながら、特許文献1で提案されたテープ研磨装置でも、異物(突起物)102を平坦に研磨することはできないので、図3に示した構成と同様に、研磨後の基板101に異物102の残部102bが形成されてしまう。この残部102bを取り除くには、さらに、残部102bに対して研磨を繰り返すことが必要となるが、この研磨の繰り返しは、液晶パネル製造工程のスループットの低下をもたらす。加えて、異物102の寸法が、研磨テープの研磨領域と比較して大きい場合には、異物102の中央部102aは研磨できるものの、残部102bの部分はあまり研磨が進まないので、比較的大きな残部102が形成されてしまうことになる。
However, even with the tape polishing apparatus proposed in Patent Document 1, the foreign matter (projection) 102 cannot be polished flat, so that the remaining portion of the
さらには、基板90に形成される異物(突起物)102には、図1に示した略半球形の凸状形状だけでなく、様々な形状がある。特許文献1で提案されたテープ研磨装置では、異物(突起物)103の様々な形状に対応した研磨を簡便に行うことが難しい。
Furthermore, the foreign matter (projection) 102 formed on the
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、基板上の異物を良好に研磨することができる研磨装置を提供することである。 The present invention has been made in view of such a problem, and a main object thereof is to provide a polishing apparatus capable of satisfactorily polishing foreign matter on a substrate.
本発明の異物研磨装置は、基板上に形成された異物を研磨する異物研磨装置である。異物研磨装置は、異物を研磨する研磨テープと、研磨テープの研磨領域を形成する研磨ヘッドと、研磨ヘッドを構成する少なくとも3つのローラヘッドと、少なくとも3つのローラヘッドのそれぞれを上下方向に昇降させるローラ移動装置とを備えている。 The foreign matter polishing apparatus of the present invention is a foreign matter polishing device that polishes foreign matter formed on a substrate. The foreign matter polishing apparatus includes a polishing tape for polishing foreign matter, a polishing head for forming a polishing area of the polishing tape, at least three roller heads constituting the polishing head, and raising and lowering each of the at least three roller heads in the vertical direction. A roller moving device.
本発明の異物研磨装置によれば、研磨テープの研磨領域を形成する研磨ヘッドと、研磨ヘッドを構成する少なくとも3つのローラヘッドと、各ローラヘッドを上下方向に昇降させるローラ移動装置とを備えているので、各ローラヘッドを昇降させることによって、研磨テープの研磨領域の形状を異物の形状に対応させることができる。その結果、基板上の異物を良好に研磨することができる。 According to the foreign matter polishing apparatus of the present invention, the polishing head includes a polishing head that forms a polishing region of the polishing tape, at least three roller heads that constitute the polishing head, and a roller moving device that raises and lowers each roller head in the vertical direction. Therefore, by raising and lowering each roller head, the shape of the polishing area of the polishing tape can be made to correspond to the shape of the foreign matter. As a result, the foreign matter on the substrate can be satisfactorily polished.
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る異物研磨装置100を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
Hereinafter, a foreign
図4は、本実施形態に係る異物研磨装置100の構成を模式的に示している。本実施形態の異物研磨装置100は、基板90上に形成された異物92を研磨することによって、異物92を除去する。この異物92の除去によって、基板90上の突起が修正されることになる。異物92は、基板90の表面に微粒子が付着することによって形成され得る。基板90の表面に付着する微粒子は、例えば、スパッタ工程で発生した金属粉が挙げられるが、それ以外にも、絶縁材料の粉体(樹脂粉など)、ガラス粉もある。なお、異物92は、基板90の表面に付着して形成される場合の他、付着でなく基板90の表面に存在している場合もある。
FIG. 4 schematically shows the configuration of the foreign
異物研磨装置100は、異物92を研磨する研磨テープ10と、研磨テープ10の研磨領域10aを形成する研磨ヘッド20と、研磨ヘッド20を構成する少なくとも3つのローラヘッド22とから構成されている。研磨テープ10の研磨領域10aが異物92に接触して、研磨テープ10が走行することによって(矢印50)、異物92が研磨されて除去される。
The foreign
研磨ヘッド20を構成するローラヘッド22は、ローラ移動装置30に接続されており、ローラ移動装置30は、ローラヘッド22のそれぞれを上下方向(矢印40)に昇降させることができる。本実施形態では、研磨ヘッド20を構成するローラヘッド22は5つであり、それぞれのローラヘッド22を昇降させることによって、研磨ヘッド20の形状を変えることができる。
The
図4に示した例では、研磨ヘッド20がV字形状になるように、各ローラヘッド22が配置されている。この配置は、基板90上の異物92aが小さい突起である場合に対応させたものである。具体的には、異物92aは一つのローラヘッド22の幅Wよりも小さいことから、ローラヘッド22を上下方向に昇降させることによって研磨ヘッド20をV字形状にしている。
In the example shown in FIG. 4, the
ローラヘッド22は脚部34の先端に接続されており、そして、脚部34は、ローラヘッド22の高さを制御する制御バー32に接続されている。制御バー32は、上下に移動可能な構成を有しており、制御バー32が上下に移動すると、それに伴って、ローラヘッド22も上下に移動する。制御バー32は、制御バー32の高さを制御する制御部60に接続されている。本実施形態では、制御部60の制御によって、制御バー32に連結しているローラヘッド22の高さを変更して研磨ヘッド20の形状を変えることができる。図4に示した例では、制御部60の制御によって、V字型の研磨ヘッド20が形成されている。
The
制御部60の制御により、研磨ヘッド20は他の形状に変えることができる。図5では、各ローラヘッド22の高さを調整することによって、ローラヘッド22はW状の配置となっている。図5に示した例では、研磨テープ10の研磨領域10aは、ローラヘッド22aと22bとの間に位置する領域である。
The polishing
図5に示した例では、基板90の上に形成された異物92bは、2つの頂部93を持った形状を有している。そして、研磨ヘッド20は、その異物92bに対応した形状となっている。具体的には、異物92bの頂部93に対応するように、ローラヘッド22aおよび22bを下降させる。ローラヘッド22aおよび22bは、研磨テープ10を介して異物92bの頂部93に接触する。
In the example shown in FIG. 5, the
なお、ローラヘッド22cは、図5に示したように、研磨テープ10の上方に位置させておいてもよいが、研磨テープ10に接するような位置であっても構わない。また、ローラヘッド22dおよび22eは、ローラヘッド22aおよび22bよりも上方に位置しており、この例では、ヘッドローラ22cと同じ高さに位置している。
As shown in FIG. 5, the
図6は、図5に示した構成をさらに詳細に説明するための斜視図である。ローラヘッド22は、図5に示した構造と同じ配置をしており、この例でのローラヘッド22は円柱形状(または円筒形状)を有している。1つのローラヘッド22は、2つの脚部34によって支えられており、その脚部34は制御バー32に接続されている。
6 is a perspective view for explaining the configuration shown in FIG. 5 in more detail. The
図6に示した例では、ローラヘッド22には、研磨テープ10を案内するレール溝24が形成されている。ローラヘッド22にレール溝24を形成することにより、走行している研磨テープ10がずれることを抑制できる。
In the example shown in FIG. 6, a
さらに、図7に示した例では、基板90の上に形成された異物92cは、比較的大きな寸法を有している。具体的には、異物92cは、一つのローラヘッド22(22c)の幅Wより大きい寸法を有している。このような大きな寸法の異物92cの場合、ローラヘッド22(22a〜22e)を一列に並べて、研磨テープ10の研磨領域10aの長さL2を大きくすることが好ましい。この例では、研磨領域10aの長さL2を大きくとりながら、ローラヘッド22a〜22cの3つが研磨テープ10を介して異物92cに接触している。
Further, in the example shown in FIG. 7, the
本実施形態の異物研磨装置100によれば、研磨テープ10の研磨領域10aを形成する研磨ヘッド20を少なくとも3つのローラヘッド22から構成し、ローラ移動装置30によって各ローラヘッド22を上下方向に昇降させることができる。これによって、研磨ヘッド20の形状を変化させることができ、研磨テープ10の研磨領域10aの形状を異物92の形状に対応して変えることができる。
According to the foreign
例えば、上述の図4で説明したとおりに、比較的小さい異物92aを研磨する場合には、一つのローラヘッド22が異物92aに当るように、研磨領域10aの形状をV字型にすることができる。そして、V字型の研磨ヘッド20の頂点に位置する研磨領域10aを異物92aに押しつけることができる。このように面積の小さい研磨領域10aで研磨する場合には、基板90上の異物92aに押しつける力を高めることができ、効率的に異物92aを研磨して除去することができる。
For example, as described in FIG. 4 above, when a relatively small
また、図5に示した場合には、複数の頂部93を有する異物92bに対応して、ローラヘッド22(22a、22b)を、研磨テープ10を介して異物92bに押しつけることができる。ローラヘッド22(22a、22b)が、研磨テープ10を介して異物92bの頂部93に接触しながら、異物92bを研磨することができるので、基板90上の異物92bを良好に研磨することができる。
Further, in the case shown in FIG. 5, the roller head 22 (22 a, 22 b) can be pressed against the
さらに、図7に示した場合には、比較的大きな異物92cに対応して、ローラヘッド22を水平に一列に並べることによって、研磨テープ10の研磨領域10aの長さL2を大きくし、異物92cの研磨を実行することができる。
Further, in the case shown in FIG. 7, the length L2 of the polishing
したがって、本実施形態の構成によれば、研磨領域10aの形状をいろいろ変更することができるので、種々の寸法・形状の異物に対応しながら、研磨をすることが可能である。それゆえに、本実施形態の異物研磨装置100を用いれば、基板90上の異物92を良好に研磨することができる。
Therefore, according to the configuration of the present embodiment, the shape of the polishing
次に、図8を参照しながら、本実施形態の異物研磨装置100の改変例を説明する。図8は、本実施形態の異物研磨装置100の改変例の構成を模式的に示している。
Next, a modified example of the foreign
図8に示した異物研磨装置100は、研磨テープ10を走行させる走行機構70を備えている。走行機構70は、研磨テープ10を供給する供給リール72と、研磨テープ10を巻き取る巻取りリール74とから構成されている。供給リール72と巻取りリール74とは、カセット71に収納されている。また、走行機構70においては、研磨テープ10を案内するガイドロール76が複数(例えば、4つ)配置されており、ガイドロール76によって研磨テープ10の走行経路が定められている。
The foreign
本実施形態の走行機構70によれば、供給リール72は矢印42の方に回転して研磨テープ10を送り出し、一方、巻取りリール74は矢印44の方に回転して研磨テープ10を回収する。走行機構70は、このようにして研磨テープ10を走行させるので、走行速度を容易に変えることができるとともに、研磨テープ10の張力を安定させることができる。供給リール72から送り出された研磨テープ10は、ガイドロール76を経て、研磨ヘッド20に到達して、研磨領域10aで異物92を研磨する。研磨した後の研磨テープ10は、巻取りリール74の回転力によって、ガイドロール76を経て巻取りリール74の方に進行し、最後は、カセット71内の巻取りリール74で回収される。このため、この走行機構70では、研磨テープ10を回収したカセット71を取り替えることによって、容易に研磨テープ10を交換することができる。
According to the traveling
また、本実施形態の構成では、基板90を保持するステージ80を備えている。ステージ80は、ステージ移動装置82によって移動可能に構成されている。ステージ移動装置82は、ステージ80の移動を制御する制御部60に接続されている。制御部60は、ローラ移動装置30の制御バー32に接続されており、制御部60の制御によって、各ローラヘッド22の高さを変更して、研磨ヘッド20の形状を変えることができる。さらには、制御部60は、個々のローラヘッド22の高さを変更する制御をするだけでなく、ローラヘッド22全体を含む研磨ヘッド20の上昇・下降を制御することも可能である。
In the configuration of this embodiment, a
なお、上述の実施形態では、ローラ移動装置30は、制御バー32を上下に移動させることにより、ローラヘッド22を上下に移動させる構成をとっていたが、それに限らず、脚部34を上下移動させるような構成を採用することも可能である。また、上述の実施形態では、ローラヘッド22が5つである構造を例示したが、ローラヘッド22の数は、適宜好適なものを採用することができ、例えば、3つ、4つでも良いし、あるいは、6つ以上であっても構わない。
In the above-described embodiment, the
加えて、本実施形態の異物研磨装置100には、基板90上の異物92の位置、大きさを検知するエリアセンサおよび共焦点顕微鏡を設けることができる。異物92の位置、大きさの情報は、制御部60に送信される。制御部60では、その情報に基づいて、研磨ヘッド20の好適な形状が算出され、制御部60は、算出した形状に基づいて、ステージ移動装置82、ローラ移動装置30を制御する。それによって、異物研磨装置100は、異物研磨工程(異物除去工程)を実行することができる。なお、制御部60を走行機構70に接続することも可能であり、その場合、制御部60によって研磨テープ10の走行速度などの条件を制御することができる。
In addition, the foreign
本実施形態の異物研磨装置100によって修正が行われる基板90は、液晶パネル製造用のガラス基板である。上述した実施形態の基板90は、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板、または、薄膜トランジスタ(TFT)が形成されたアレイ基板(TFTアレイ基板)である。また、基板90は、液晶パネルの寸法に切り出す前のマザーガラスであるが、切り出した後の液晶パネルのサイズのガラスであってもよい。加えて、本実施形態の基板90は、ガラス基板の少なくとも一面に導電層(配線層など)または絶縁層(樹脂層など)が形成された状態の基板構造体である。なお、基板90は、ガラス基板に限らず、ガラス以外の材料のもの(樹脂基板またはフレキシブル基板)であっても、本実施形態の異物研磨の手法を実行することができる。そして、基板90は、矩形のガラス基板の他、ウェハのような他の薄板(例えば、円板の基板)であっても構わない。加えて、本発明の実施形態の技術が適用される基板は、液晶パネル用の基板に限らず、PDP、有機ELパネル、その他フラットパネルディスプレイあるいは他の電子製品を製作する上での薄型の基板であってもよい。
The
本実施形態の具体的な構成の一つを例示的に示すと、次の通りである。基板90は、アレイ基板であり、異物92は、基板90の表面に付着した金属粒子である。研磨テープ10の走行速度は、20mm/sec程度である。また、研磨テープ10の研磨領域10aの長さは、2.5mmから50mmの範囲で調整できる。ローラヘッド22の幅は、例えば、10mm前後である。なお、研磨前の異物92の高さは、例えば、3μm〜20μm程度であり、研磨後は2.5μm程度にするとよい。
An example of a specific configuration of the present embodiment is as follows. The
本実施形態の異物研磨装置100によって異物92が除去された基板90は、図9に示すような液晶パネル200の製造に使用される。液晶パネル200は、一対の基板90aおよび90bと、その間に封入された液晶層95とから構成されている。基板90aはアレイ基板であり、基板90bはカラーフィルタ基板(CF基板)である。アレイ基板90aおよびCF基板90bの少なくともいずれか一方は、本実施形態の異物研磨装置100によって異物研磨処理が施されている。
The
なお、アレイ基板90aおよびCF基板90bの外側には、偏光板96aおよび96bが張り付けられている。アレイ基板90aおよびCF基板90bの間には、両者のギャップを規定するスペーサ97が設けられている。アレイ基板90aには、TFT素子、配線層、絶縁層などが形成されている。一方、CF基板90bには、ブラックマトリックス98aを含むカラーフィルタ98bが形成されている。
Note that
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、種々の改変が可能である。 As described above, the present invention has been described with reference to the preferred embodiments, but such description is not a limitation and various modifications can be made.
本発明によれば、基板上の異物を良好に研磨することができる異物研磨装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the foreign material grinding | polishing apparatus which can grind | polish the foreign material on a board | substrate favorably can be provided.
10 研磨テープ
10a 研磨領域
20 研磨ヘッド
22 ローラヘッド
24 レール溝
30 ローラ移動装置
32 制御バー
34 脚部
60 制御部
70 走行機構
71 カセット
72 供給リール
74 巻取りリール
76 ガイドロール
80 ステージ
82 ステージ移動装置
90 基板
90a アレイ基板
90b カラーフィルタ基板(CF基板)
92 異物
93 頂部
95 液晶層
96a 偏光板
97 スペーサ
98a ブラックマトリックス
98b カラーフィルタ
100 異物研磨装置
200 液晶パネル
DESCRIPTION OF
92
Claims (4)
異物を研磨する研磨テープと、
前記研磨テープの研磨領域を形成する研磨ヘッドと、
前記研磨ヘッドを構成する少なくとも3つのローラヘッドと、
前記少なくとも3つのローラヘッドのそれぞれを上下方向に昇降させるローラ移動装置と、
を備えた異物研磨装置。 A foreign matter polishing apparatus for polishing foreign matter formed on a substrate,
A polishing tape for polishing foreign matter;
A polishing head for forming a polishing region of the polishing tape;
At least three roller heads constituting the polishing head;
A roller moving device for moving up and down each of the at least three roller heads;
Foreign matter polishing apparatus comprising:
前記走行機構は、
前記研磨テープを供給する供給リールと、
前記研磨テープを巻き取る巻取りリールと、
前記供給リールと前記巻取りリールとを収納するカセットと、
を備えている、請求項1または2に記載の異物研磨装置。 Furthermore, it has a running mechanism for running the abrasive tape,
The traveling mechanism is
A supply reel for supplying the polishing tape;
A take-up reel that winds up the polishing tape;
A cassette for storing the supply reel and the take-up reel;
The foreign matter polishing apparatus according to claim 1, comprising:
The foreign material polishing apparatus according to claim 1, wherein the substrate is at least one of a color filter substrate and an array substrate.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20121002 |