JP2011014061A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の劣化を最小限におさえながら、ノイズや撮像素子の画素の欠陥で発生する異常画像データを除去し、且つ、背景ノイズの圧縮を行う。
【解決手段】元画像である2次元画像データに対し、水平方向、垂直方向の1×3メディアン処理を行い、水平方向メディアン処理データから垂直方向メディアン処理データの減算を行い、絶対値が等しいか、設定値以下であれば、水平メディアン処理データ、垂直メディアン処理データの平均値を目的とする画像処理データとし、設定値以上であれば、元データ、水平メディアン処理データ、垂直メディアン処理データのメディアン処理を行い、選択された中間データを目的とする画像処理データとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像に含まれるノイズを除去する方法に関し、画像の劣化を抑えながらノイズを除去することができる画像処理方法に関する。
従来の画像処理方法として、注目画素周辺のある領域内、例えば1×3画素、3×3画素のデータを小さい値から並べ中間画素の値を注目画素の値とするメディアン処理を利用し、ゴマ粒状のノイズを除去する画像処理方法が広く使用されている。
図5で示す特開2007−54527における1×3=3個の領域の設定では、注目画素A(1,1)=100に対し左右の画素A(1,0)=9、A(1,2)=10との比較が行われ、中間値A(1,2)=10が選択され、注目画素A(1,1)=100が10におきかえられる。このような処理によって注目画素A(1,1)のデータ100がとりのぞかれる。同様に、注目画素をA(2,1)=100に対しA(2,0)=10、A(2,2)=11と比較され、中間値A(2,0)=10が選択され、注目画素A(2,1)=100は10に置き換えられる。同様に注目画素A(3,3)=80は11に置き換えられる。次に元データからメディアン処理をしたデータの減算処理が行われ、設定値以上であれば元データがメディアン処理をしたデータに置き換えられ、以下であれば元データがそのまま採用される方法が考案されている。
特開2007−54527号
上記従来の技術であるメディアンフィルター処理はゴマ粒上のノイズを除去するために非常に効果のある方法である。しかし、図5のデータにおいてA(1,1)=100、A(2,1)=100がノイズではなく必要なデータであった場合、メディアンフィルター処理だけでは、必要なデータが失われてしまう。また、考案の方法でノイズデータA(3,3)=80を取り除くために設定値を50とすれば、この必要なデータをノイズと判断して他のデータと置き換えられてしまい必要なデータが失われてしまう問題がある。特に、低画素な画像データにおいては非常に貴重なデータが失われてしまうことになる。図5の例では説明を簡単にするため必要なデータを縦方向A(1.1)、A(2,1)2画素とした例を挙げたが、縦方方向10画素のデータであっても同様の処理では失われてしまう問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、貴重なデータを失うことなく、ゴマ粒上のノイズ、又は、画素の欠陥によるノイズを除去し、且つ、背景データに載っている小さなノイズも圧縮することができる。
請求項1の発明に係わる画像処理方法は、2次元画像データA(m,n)に対し1×3画素の水平方向メディアン処理を行ったデータをB(m,n)、次に元データA(m,n)に対し1×3画素の垂直方向のメディアン処理を行ったデータをC(m,n)とした時、B(m,n)の各注目画素の値からC(m,n)の対応画素の値を引いたときの絶対値が設定値と等しいか、設定値以下であった場合、目的とする対応画素の画像処理データD(m,n)の値をB(m,n)、C(m,n)、対応画素の値の平均値とし、設定値以上であった場合、A(m,n)、B(m,n)、C(m,n)3つのデータについてメディアン処理を行った結果のデータとすることによって、従来の方法であれば消されてしまう、横方向1画素×1列、または、縦方向1画素1列のような貴重なデータをノイズとして失うことなくゴマ粒上のノイズ、及び、画素の欠陥によるノイズを除去し、設定値以下のノイズの圧縮を行うことを特徴とする画像処理方法。
請求項1の発明によれば、必要な画素データと隣接しないで1画素異常な値を示すゴマ粒上のノイズについては、水平方向のメディアン処理後のデータB(m,n)、垂直方向のメディアン処理後のデータC(m,n)両データの中では隣のデータとおきかえられる。次に、水平方向1画素1列のデータであれば、水平方向のメディアン処理後のデータB(m、n)の中に残り、垂直方向1画素1列のデータであれば、垂直方向のメディアン処理のデータC(m,n)の中に残る。また、両データを比較することにより差が設定値より小さい場合は注目画素の周辺データであり、その差はノイズによる差であると判断でき、平均を取ることによりノイズを圧縮することができる。大きい場合、元データA(m、n)、B(m,n)、C(m,n)を比較し中間データを選択することによってノイズデータとして消去されることなく残すことができる。
本発明に係わる画像処理を説明するための元データA。 水平方向3画素のメディアン処理を行ったデータB。 垂直方向3画素のメディアン処理を行ったデータC。 元画像Aを本発明に係わる画像処理方法で処理した結果のデータD。 従来の技術を説明する画像データ及び処理結果。
実施の形態1、以下、本発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1、図2、図3、図4は本発明の実施の形態に係わる画像処理方法の流れを順次説明した図である。元データAに対し水平方向にメディアン処理をしたデータB、垂直方向にメディアン処理を行ったデータC、データの注目画素についてB−Cの減算処理を行った結果の絶対値が設定値と等しいか、低ければBとCの平均値を、大きければ、A,B,Cデータの比較を行った結果中間値が選択され、画像処理データDが得られる。
次に、本発明の画像処理方法の実施形態を説明する。図1は元データA(m,n)であるが説明を簡単にするためにm=0から4、n=0から4の16個のデータで説明する。元データAは背景データ値10に+−1のノイズデータが乗っている場合とし、A(1,1)=100、A(2,1)=100は失ってはいけない必要なデータとし、A(1,2)=300、A(3,3)=200は取り除かれるべきノイズデータとする。背景データの中に1画素単独で存在するデータA(3,3)=200は、水平、垂直メディアン処理で完全に取り除くことができるが、特異な場合としてノイズデータA(1,2)=300が必要とするデータA(1,1)=100に隣接して存在する場合を想定している。
最初に図2で示すように処理1で元データAに対し水平方向1×3画素のメディアン処理を随時行っていきデータBを得る。例えば注目画素をA(0,1)=10とすれば、A(0,0)=11、A(0,2)=9の3画素が比較され、中央値であるA(0,1)=10が注目画素のメディアン処理した値となる。水平メディアン処理では左右の端のデータは処理が行えないため元データで置き換える。順次水平方向メディアン処理を行った結果、ノイズデータ A(1,2)=300は隣の必要データ100に置き換えられ、必要データA(1,1)=100は維持されている、しかし、 A(2,1)=100は背景データ11に置き換えられ失われている。ノイズデータ A(3,3)=80は背景データ11に置き換えられている。
次に図3で示すように、処理2で元データAに対し、垂直方向1×3画素のメディアン処理を随時行っていきデータCを得る。このとき垂直メディアン処理では上下の端のデータは処理が行えないため元データで置き換える。順次垂直方向メディアン処理を行った結果、ノイズデータA(1,2)=300は背景データ11に置き換えられ、必要データA(1,1)=100、A(2,1)=100は維持されている。
また、ノイズデータA(3,3)=80は背景データ11に置き換えられている。
次に図4で示すように、処理3として、処理1で得られたデータBの各画素の注目データから、処理2で得られたデーCの各画素の対応データの減算処理を行ってその結果の絶対値が設定値と等しいか、低い場合BとCの平均処理を行い、目的とする画像処理データDの対応データを得る。絶対値が設定値以上であった場合、元データAとB、Cデータについてメディアン処理を行い、中間値を画像処理データDの注目データとする。
この説明では背景データに+−1のノイズが乗っている設定であるため、設定値を2として処理3を行っている。処理3の結果、背景データのノイズは圧縮され、且つ、必要データA(1,1)=100、A(2,1)=100は失われること無く維持され、ノイズデータA(1,2)=300は隣の必要データ100に置き換えられ、ノイズデータA(3,3)=80はノイズを圧縮された背景データ10.5に置き換えられている。A(1,2)=100については、ノイズデータは取り除かれているが、本来置換されるべき背景データとなっていない。これは必要な画素とノイズ画素が隣接している特殊なケースでは避けることが出来ない。しかし、結果として、大きなノイズデータは取り除くことができ必要とするデータの1部を膨張処理したことになっている。
以上、本発明に係わる画像処理方法では必要なデータの損失を防ぎながら、画素の欠陥等によって発生するノイズを除去することができ、且つ、背景に乗っているノイズも圧縮することが出来、大幅な画質の改善を図ることが可能となる。

Claims (1)

  1. 2次元画像データA(m、n)に対し1×3画素の水平方向メディアン処理を行ったデータをB(m,n)、次に元データA(m,n)に対し1×3画素の垂直方向のメディアン処理を行ったデータをC(m,n)とした時、B(m,n)の各注目画素の値からC(m,n)の対応画素の値を引いたときの絶対値が設定値か設定値以下であった場合、画像処理データD(m,n)の値をB(m,n)、C(m,n)、対応画素の値の平均値とし、設定値以上であった場合、A(m,n)、B(m,n)、C(m,n)3つのデータをメディアン処理した結果をデータ処理データD(m,n)とすることを特徴とする画像処理方法。
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