JP2011013847A - 帳票印刷システム,帳票印刷方法及びそのプログラム - Google Patents

帳票印刷システム,帳票印刷方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予め設定されたフォームファイルを利用した帳票データ作成処理による負荷を軽減して、システムの帳票印刷性能を有効に向上させる帳票印刷システム,帳票印刷方法及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】予め設定された帳票の定型部分を示すフォームファイルと上位装置10からの帳票作成要求に対応したデータファイルとを重ね合わせて帳票データを作成しプリンタへ出力する帳票作成サーバ40−1〜40−nを設け、分配装置20が、上位装置10から帳票作成要求を受け付けて帳票作成サーバ40−1〜40−nのいずれかに当該帳票作成要求を転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、予め設定されたフォームファイルとアプリケーションからのデータファイルとを重ね合わせて定型書式の帳票データを作成し印刷する帳票印刷システム,帳票印刷方法及びそのプログラムに関する。
印刷データの管理などの観点から印刷システムのセンターへの集中化を図る技術が求められているが、集中化において最も注意が必要なのは、サーバ負荷のマネージメントである。
これに対し、ホスト装置に複数のプリントサーバがネットワークを介して接続され、ホスト装置のアプリケーションによって作成された印刷データを複数のプリントサーバのいずれかへ出力することで、印刷処理による負荷を分散した印刷システムが知られており、特に、印刷データの適当な出力先を選択する技術を採用したシステムが広く知られている。
これに関連する技術が、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1に開示された関連技術は、複数のプリントサーバが接続されたネットワークシステム上の各プリントサーバのジョブ情報をキュー構造データとして管理する手段と、各プリントサーバの性能情報をプロファイルとして管理する手段とを有し、各プリントサーバの全ジョブの処理時間を算出する手段と、算出したジョブの処理時間から、一番処理時間の短いプリントサーバに印刷要求を転送する手段を備えることにより印刷待ち時間を少なくした技術である。
特許文献2に開示された関連技術は、ネットワークに接続された複数の出力制御装置と、この複数の出力制御装置のいずれかによって制御・管理された複数の出力装置と、ネットワークに接続された出力制御装置のいずれかに出力ジョブを送信する複数の情報処理装置とを備えたネットワークシステムであり、各出力制御装置はそれぞれが制御・管理している出力装置の未処理の出力ジョブ処理時間を管理し、一つの出力制御装置が情報処理装置から出力ジョブを受信したとき、出力制御装置が当該出力制御装置以外の複数の出力制御装置へ出力ジョブ到着通知を送信し、出力ジョブ到着通知を受信した複数の出力制御装置は管理している出力ジョブ処理時間を出力ジョブを受信した出力制御装置へ送信し、出力ジョブ処理時間を受信した出力制御装置が自らの管理する出力ジョブ処理時間と受信した出力ジョブ処理時間とを比較して、最も出力ジョブ処理時間の短い出力装置を選択し、選択した出力装置が他の出力制御装置により制御・管理されているならば、出力ジョブを他の出力制御装置へ転送するシステムである。
一方で、別の関連技術として、帳票の定型部分やレイアウトを示すフォームファイルを予め作成して記憶装置に記憶し、帳票に記入するデータをCSV(Comma Separated Values)などの形式で入力して、フォームファイルと重ね合わせてフォームオーバーレイ印刷する帳票印刷技術が知られている。このような帳票印刷技術によれば、クライアントからのデータファイルから容易且つ迅速に帳票を印刷したり、業務システムのデータベースから大量の帳票を作成して印刷したりすることが可能となった。
このような帳票印刷技術は、アプリケーションが個別に印刷データ作成までを内包していた通常の印刷システムと比較して、印刷データ作成から印刷までを共有化することで、データ更改時の工数削減を実現している。
特開平6−332642号公報 特開2000−231465号公報
しかしながら、前述した帳票印刷技術では、アプリケーションから印刷要求と共に出力されたデータファイルとフォームファイルを重ね合わせて帳票データを作成する帳票データ作成処理による負荷が、アプリケーションからの印刷要求の量やデータファイルのサイズに比例して増大してしまうという問題があった。このような帳票データ作成処理の高負荷に対する対処法は、スケールアップが通常であるが、スケールアップには限界があるためその限界を超えるとシステムの性能が低下してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、前述した関連技術の有する課題を改善し、予め設定されたフォームファイルとアプリケーションからのデータファイルとを重ね合わせて帳票データを作成する帳票データ作成処理による負荷を軽減して、システムの帳票印刷性能を有効に向上させる帳票印刷システム,帳票印刷方法及びそのプログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の帳票印刷システムは、予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと上位装置からの帳票作成要求に対応したデータファイルとを重ね合わせて帳票データを作成する帳票データ作成部と、この作成された帳票データを予め接続されたプリンタへ出力する印刷処理部とを備えた複数の帳票作成サーバを設け、前記上位装置から帳票作成要求を受け付けて前記複数の帳票作成サーバのいずれかに当該帳票作成要求を転送する分配装置を備えたことを特徴とする。
また、本実施形態の帳票印刷方法は、予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと入力データファイルとを重ね合わせて帳票データを作成しプリンタへ出力する複数の帳票作成サーバと、この複数の帳票作成サーバと接続した分配装置とを備えた帳票印刷システムにあって、上位装置からの帳票作成要求を前記分配装置が受け付けて前記複数の帳票作成サーバのいずれかを当該帳票作成要求の転送先として選択し、この選択された帳票作成サーバに対して前記帳票作成要求を転送し、この転送された帳票作成要求を受け取った帳票作成サーバが当該帳票作成要求に対応したデータファイルを予め設定されたフォームファイルと重ね合わせて帳票データを作成し、この作成された帳票データをプリンタへ出力することを特徴とする。
また、本発明の帳票印刷用プログラムは、予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと入力データファイルとを重ね合わせて帳票データを作成しプリンタへ出力する複数の帳票作成サーバと、この複数の帳票作成サーバと接続した分配装置とを備えた帳票印刷システムにあって、上位装置からの帳票作成要求を受け付ける機能と、帳票作成要求を受け付けた場合に前記複数の帳票作成サーバのいずれかを当該帳票作成要求の転送先として選択する選択機能と、この選択された帳票作成サーバへ前記帳票作成要求を転送する転送機能とを、前記分配装置が備えているコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、以上のように、上位装置からの帳票作成要求を複数の帳票データ作成部のいずれかに転送するので、帳票データ作成処理を複数の帳票データ作成部で分担することが可能となり、帳票データ作成処理による負荷を分散することができ、システムの帳票印刷性能を有効に向上させることができる。
本発明にかかる一実施形態の帳票印刷システムの構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した実施形態における分配装置のバランサ部の構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した実施形態における分配装置のデータ記憶部に記憶されたログ情報の一例を示す図である。 図1に開示した実施形態における分配装置のデータ記憶部に記憶された予測情報の一例を示す図である。 図1に開示した実施形態における分配装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した実施形態における分配装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した実施形態における帳票作成サーバの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明にかかる一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の帳票印刷システム1の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態の帳票印刷システム1は、業務アプリケーション11を有するコンピュータシステムである上位装置10と、業務アプリケーション11に従って作動する上位装置10からの帳票作成要求に従って帳票データを作成し出力する複数の帳票作成サーバ40−1〜40−n(nは2以上の自然数)と、帳票作成サーバ40−1〜40−n各々から出力された帳票データを印刷するプリンタ50−1〜50−m(mは2以上の自然数)と、上位装置10からの帳票作成要求を受けて帳票作成サーバ40−1〜40−nのいずれかに転送する分配装置20と、帳票作成要求に対応する帳票作成用データを格納する帳票作成用データ記憶部31を備えたデータベースサーバ30とを備えている。
分配装置20は、各種帳票の書式を示すフォームファイルを予め記憶したフォームファイル記憶部21と、上位装置10からの帳票作成要求を受け付けてこの帳票作成要求に含まれるデータファイルのファイル形式に対応するフォームファイルをフォームファイル記憶部21から読み出し当該フォームファイルと当該データファイルとをセットにして帳票作成用データとしてデータベースサーバ30へ送るスプール処理部22とを備えている。
ここで、上位装置10からの帳票作成要求には、データファイルと制御情報が含まれており、データファイルは、帳票へ記入する文章,数字などを示すデータであり、例えば、CSV(Comma Separated Values)形式のファイルである。制御情報には、印刷先プリンタ,印刷先プリンタのプリント記述言語,用紙サイズなど印刷に必要な情報が記録されている。また、フォームファイル記憶部21に記憶されたフォームファイルとは、帳票のレイアウトを示すテンプレート情報であり、固定文字や表などを示す雛形情報と、データファイルの各データ項目とその配置位置との関連付けを示す案内情報とを含む情報である。
分配装置20は、さらに、スプール処理部22から帳票作成要求を受けて帳票作成サーバ40−1〜40−nの帳票作成処理の処理時間を推測しこの推測結果に従って当該帳票作成要求の転送先を帳票作成サーバ40−1〜40−nの中から選択して転送するバランサ部23と、バランサ部が処理時間推測のために用いる情報を記憶するデータ記憶部24とを備えている。
帳票作成サーバ40−j(jは自然数)は、分配装置20からの帳票作成要求に従ってデータベースサーバ30から対応する帳票作成用データを読み込んでこの帳票作成用データに含まれるデータファイルとフォームファイルとを重ね合わせて帳票データを作成する帳票データ作成処理を実行する帳票データ作成部41−jと、この作成された帳票データをその帳票作成要求で指定されたプリンタ50−iへ出力する印刷処理部42−jと、帳票データ作成部41−jで帳票データ作成処理が実行される毎にその実処理時間を測定する処理時間測定手段43−jと、この測定された各処理の実処理時間とこの処理に用いたデータファイルのサイズとを対応付けたログ情報を記憶するログ記憶部44−jとを備えている。
ここで、処理時間測定手段43−jは、帳票データ作成部41−jで実行される帳票データ作成処理の実処理時間を測定し、この実処理時間と、この処理に用いたフォームファイル名と、プリント記述言語と、データファイルサイズとをセットにしてログ記憶部44−jに記憶させる。
帳票データ作成部41−jは、フォームファイルに示された案内情報に従って、データファイルの各データ項目をフォームファイルに組み込んで、帳票データを作成する機能を備えている。また、帳票データ作成部41−jは、定期バッチ処理によってログ記憶部44−jに記憶されているログ情報を分配装置20のバランサ部23に提供する機能を備えてもよい。
図2は、分配装置20に装備されたバランサ部23の内部構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の分配装置20におけるバランサ部23は、帳票作成サーバ40−1〜40−nに対して情報の入出力を行う入出力手段230と、上位装置10からスプール処理部22を介して送られてきた帳票作成要求の転送先を選択する転送先選択手段232と、この選択された帳票作成サーバ40−1〜40−nのいずれかへ帳票作成要求を転送する要求転送手段233と、この要求転送手段233により帳票作成要求が転送された際にその転送先の帳票作成サーバの当該要求に対応する帳票データ作成処理の開始から完了までの処理時間を当該要求に係るデータファイルサイズに基づいて予測しこの予測処理時間をその転送先サーバ識別子及び転送日時と対応付けた予測情報をデータ記憶部24に記憶させる処理時間予測手段236とを備えている。
また、バランサ部23は、上位装置10からスプール処理部22を介して新規の帳票作成要求が送られてきた場合にこの帳票作成要求の受付時刻と予測情報とに基づいて各帳票データ作成部41−1〜41−nで実行中の帳票データ作成処理の残り時間を予測する残り時間個別予測手段231とを備えており、転送先選択手段232は、残り時間個別予測手段231に予測された各帳票作成サーバ40−1〜40−nの残り時間を比較して最も残り時間が少ない帳票作成サーバを帳票作成要求の転送先に選択するように構成されている。
バランサ部23は、更に、各帳票作成サーバ41−1〜41−nからログ情報を収集してデータ記憶部24に記憶させるログ情報収集手段234と、この記憶されたログ情報に基づいて帳票データ作成処理のデータファイルサイズと実処理時間との相関関係を示す相関情報を帳票作成サーバ40−1〜40−n毎に設定する相関分析手段235とを備えており、処理時間予測手段236は、帳票作成要求の転送先である帳票作成サーバの当該要求に対する処理時間を、当該要求に係るデータファイルサイズから対応する相関情報に基づいて予測する機能を備えている。
ログ情報収集手段234は、帳票作成サーバ40−1〜40−nのログ記憶部44−1〜44nに記憶されたログ情報を収集してデータ記憶部24に記憶する機能を備えている。この収集されるログ情報は、帳票作成サーバ40−1〜40−n毎に、フォームファイル名,プリント記述言語,サーバ識別子,データファイルサイズ,実処理時間が実行処理毎に記録された情報である。ここで、帳票作成サーバ40−1〜40−nにおける帳票データ作成部41−1〜41−nの定期バッチ処理によってログ情報がログ情報収集手段234に提供されるように構成してもよい。
図3は、ログ情報収集手段234に収集されてデータ記憶部24に記憶されたログ情報の一例を示す図である。図3に示すように、データ記憶部24に記憶されたログ情報は、フォームファイル名(帳票フォーム名)と、PDL(page description language)と、データファイルサイズと、測定された実処理時間とが実行処理毎に対応付けられて記録されている。
相関分析手段235は、ログ情報収集手段234に収集されてデータ記憶部24に記憶されたログ情報を基に最小二乗法に従って相関情報を設定する機能を備えている。具体的には、このログ情報を基に、フォームファイル名,プリント記述言語,帳票作成サーバの組み合わせ別にデータファイルサイズを変数X,処理時間を変数Yとした一次方程式を定め、ログ情報に記録された過去の処理内容に基づいて一次方程式の係数を最小二乗法を用いて算出し、この一次方程式を、フォームファイル名,プリント記述言語,サーバの組み合わせ別の相関情報に設定し、この設定した相関情報をデータ記憶部24に記憶する。
処理時間予測手段236は、転送先選択手段232から帳票作成要求の内容を示す情報とその転送先として選択された帳票作成サーバの識別情報とを入力し、この帳票作成要求の内容から判定されるフォームファイル名,プリント記述言語と転送先のサーバとの組み合わせに対応する相関情報をデータ記憶部24から読み出し、この相関情報である一次方程式の変数Xに対し、当該帳票作成要求の内容が示すデータファイルサイズを代入して、処理時間Yを算出し、この算出した処理時間と転送先のサーバ名と処理開始時刻とを対応付けた予測情報をデータ記憶部24に記憶させる機能を備えている。
図4は、処理時間予測手段236がデータ記憶部24に記憶させた予測情報の一例を示す図である。図4に示すように、予測情報には、帳票作成要求の転送先のサーバ名と、その帳票作成要求の転送時刻と、そのサーバがその要求に対応する処理を実行した場合の開始から完了までの予測処理時間とが対応付けて記録されている。
ここで、処理時間予測手段236は、帳票データ作成部41−1〜41−nから実行中の帳票作成要求に関する情報を入手し、その実行中の要求以外の情報をデータ記憶部24に記憶された予測情報から削除するように構成してもよい。
残り時間個別予測手段231は、上位装置10からスプール処理部22を介して帳票作成要求を受け付けると、データ記憶部24に記憶された予測情報を読み出して、この予測情報に示された各転送要求の転送時刻及び予測処理時間を基に、その各要求の処理完了までの残り時間を「残り時間=(転送時刻+予測処理時間)−現時刻」という演算式に従って算出し、サーバ名毎に各処理の残り時間の合計値を算出して、この各合計値を新規の帳票作成要求と共に転送先選択手段232へ出力する機能を備えている。ここで、現時刻とは、帳票作成要求を受け付けた時刻である。
転送先選択手段232は、残り時間個別予測手段231に算出された各帳票作成サーバ40−1〜40−nの実行中の帳票データ作成処理の残り時間を比較して最も残り時間が少ない帳票作成サーバを帳票作成要求の転送先に選択し、この選択した帳票作成サーバの識別情報を要求転送手段233へ出力する機能を備えている。
要求転送手段233は、予め記憶された帳票作成サーバ40−1〜40−nのアドレス情報から、転送先選択手段232によって選択された帳票作成サーバのアドレス情報を抽出し、このアドレス情報を宛先にして新規帳票作成要求を転送する機能を備えている。
ここで、帳票データ作成部41−1〜41−nが、異なるスペックの帳票作成サーバ40−1〜40−nにある場合、分配装置20のバランサ部23が、帳票作成サーバ40−1〜40−n相互間の処理能力比率を算出するように構成すれば、帳票作成サーバ40−1で作成したことがある帳票データを、他の帳票作成サーバ40−nで初めて処理する時に負荷量の予測が可能となる。
すなわち、バランサ部23における相関分析手段235が、データ記憶部24に記憶されたログ情報中で、帳票フォーム,プリント記述言語,データファイルサイズが同一値で、且つ、サーバが異なるデータを抽出し、この異なるサーバ間の実処理時間の比率を、このサーバ間の処理能力比率として算出し、前述した相関情報に加えてデータ記憶部24に記憶させる機能を備えてもよい。帳票フォーム、プリント記述言語、データサイズについては可能な限りの組み合わせで算出し平均値をとる。
そして、処理時間予測手段236が、転送先サーバと帳票作成要求の内容との組み合わせに対応する相関情報がデータ情報記憶部24に記憶されていなかった場合に、サーバ間の処理能力比率を利用して、同様の帳票作成要求内容で別のサーバに係る相関情報から算出した予測処理時間から、転送先サーバの予測処理時間を算出する機能を備えるように構成してもよい。
このように本実施形態の帳票印刷システム1は、帳票データ作成処理を実行する複数の帳票データ作成部41−1〜41−nを設け、上位装置10からの帳票作成要求を受け付けて複数の帳票作成サーバ40−1〜40−nのいずれかに転送する分配装置20を備えたので、帳票データ作成処理による負荷を分散することができる。
また、分配装置20が、上位装置10から帳票作成要求を受け付けると、過去の処理結果を示すログ情報を基に予め予測した転送要求の処理時間に基づいて、帳票作成サーバ40−1〜40−n各々の実行中の帳票作成処理の残り時間を推測し、この推測結果に従って当該帳票作成要求の転送先を選択して転送するバランサ部23を備えているので、帳票データ作成処理による負荷をできるだけ均等化する事を可能にする。
次に、本実施形態の帳票印刷システム1の動作について説明する。ここで、以下の動作説明は、本発明の帳票印刷方法の実施形態となる。
図5は、本実施形態の帳票印刷システム1における分配装置20のログ収集分析動作を示すフローチャートである。図5に示すように、本実施形態の分配装置20におけるログ収集分析動作は、まず、ログ情報収集手段234が、帳票作成サーバ40−1〜40−nから実行済の帳票データ作成処理のログ情報を定期的若しくはランダムな時間間隔で順次収集しデータ記憶部24に記憶させる(図5のステップs51)。ここで、帳票作成サーバ40−1〜40−nにおける帳票データ作成部41−1〜41−nの定期バッチ処理によってログ情報がログ情報収集手段234に提供されるようにしてもよい。
ログ情報には、例えば、図3に示すように、フォームファイル名(帳票フォーム名)と、PDL(page description language)と、データファイルサイズと、測定された実処理時間とが実行処理毎に対応付けられて記録されている。
続いて、相関分析手段235が、ログ情報収集手段234によるログ収集の実行を検知すると、データ情報記憶部24に記憶されたログ情報に基づいて、帳票データ作成処理のデータファイルサイズと実処理時間との相関関係を示す相関情報を帳票作成サーバ40−1〜40−n毎に設定する(図5のステップs52)。具体的には、ログ情報を基に、フォームファイル名,プリント記述言語,帳票作成サーバの組み合わせ別にデータファイルサイズを変数X,処理時間を変数Yとした一次方程式を定め、ログ情報に記録された内容に基づいて一次方程式の係数を最小二乗法を用いて算出し、この一次方程式を、フォームファイル名,プリント記述言語,サーバの組み合わせ別の相関情報に設定し、この設定した相関情報をデータ記憶部24に記憶する(図5のステップs53)。
ここで、相関分析手段235は、データ記憶部24に記憶されたログ情報中で、帳票フォーム,プリント記述言語,データファイルサイズが同一でサーバが異なるレコードを抽出し、この異なるサーバ間の実処理時間の比率を、このサーバ間の処理能力比率として算出し、前述した相関情報に加えてデータ記憶部24に記憶させる。
次に、図6は、本実施形態の帳票印刷システム1における分配装置20の要求分配動作を示すフローチャートである。図6に示すように、本実施形態の分配装置20の要求分配動作は、まず、スプール処理部22が、上位装置10から帳票作成要求を受けると、その帳票作成要求と共に送られてきたデータファイルのファイル形式に対応するフォームファイルをフォームファイル記憶部21から読み出し(図6のステップs62)、この読み出したフォームファイルと要求に係るデータファイルとをセットにし帳票作成用データとしてデータベースサーバ30の帳票作成用データ記憶部31へ出力する(図6のステップs63)。
続いて、スプール処理部22から帳票作成要求を受けたバランサ部23の残り時間個別予想手段231が、データ記憶部24に記憶された帳票作成サーバ40−1〜40−nの予測情報と現時刻とに基づいて、各帳票作成サーバ40−1〜40−nの実行中の帳票データ作成処理の残り時間を予測する(図6のステップs64)。
転送先選択手段232が、残り時間個別予測手段231に予測された残り時間を負荷量とし、各帳票作成サーバ40−1〜40−nの負荷量を比較して最も負荷量が小さい帳票作成サーバを帳票作成要求の転送先に選択し(図6のステップs65)、要求転送手段233が、選択されたサーバへ帳票作成要求を転送する(図6のステップs66)。
続いて、処理時間予測手段236が、データ記憶部24に記憶されている相関情報を検索し、転送された要求の内容に対応する相関情報があるか否かを判断する(図6のステップs67)。
対応する相関情報があった場合は、その相関情報と転送した要求に係るデータファイルサイズとに基づいて、その要求の転送先での処理時間を予測し(図6のステップs68)、相関情報がなかった場合は、別のサーバに係る相関情報と転送した要求に係るデータファイルサイズとに基づいて処理時間を算出し(図6のステップs70)、この算出した値に対して、この別のサーバと転送先サーバ間の処理能力比率を乗算し、要求の転送先での処理時間を予測する(図6のステップs71)。
そして、予測処理時間と転送先サーバ名と要求送信時刻とからなる予測情報をデータ記憶部24に記憶する(図6のステップs69)。
次に、図7は、本実施形態の帳票印刷システム1における帳票作成サーバ40−1〜40−nの動作を示すフローチャートである。図7に示すように、本実施形態の各帳票作成サーバ40−jは、まず、帳票データ作成部41−jが、分配装置20から帳票作成要求を受けると、この要求に対応する帳票作成用データをデータベースサーバ30から読み込む(図7のステップs82)。
続いて、帳票データ作成部41−jが、帳票作成用データに含まれるデータファイルとフォームファイルとを重ね合わせて帳票データを作成し、印刷処理部42−jが、帳票データを、帳票作成要求に含まれる制御情報が示すプリンタ50−iへ出力する(図7のステップs83)。
そして、処理時間測定手段43−jが、帳票データ作成部41−jによる帳票データ作成処理の開始から完了までの実処理時間を測定し(図6のステップs84)、測定した実処理時間とサーバ識別子と処理に用いたデータファイルサイズとPDLとからなるログ情報をログ記憶部44−jに記憶する(図7のステップs85)。
このように、本実施形態の帳票印刷システム1では、上位装置10からの帳票作成要求を分配装置20が複数の帳票作成サーバ40−1〜40−nのいずれかに転送し、帳票作成要求を受けた帳票データ作成部41−jが帳票データ作成処理を実行するので、帳票データ作成処理による負荷を分散することができる。また、分配装置20のバランサ部23が、上位装置10から帳票作成要求を受け付けると、過去の処理結果を示すログ情報を基に予め予測した転送要求の処理時間に基づいて、帳票作成サーバ40−1〜40−n各々の実行中の帳票作成処理の残り時間を推測し、この推測結果に従って当該帳票作成要求の転送先を選択して転送するので、帳票作成サーバ40−1〜40−nにかかる負荷を均等にすることができる。
ここで、本実施形態におけるスプール処理部22及びバランサ部23については、その機能内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい。また、
帳票データ作成部41−j及び印刷処理部42−j,処理時間測定手段43−jについても、その機能内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい。
以上のように、本実施形態の本実施形態の帳票印刷システム1によれば、帳票印刷(フォームオーバーレイ)における帳票データ作成処理を、複数の帳票作成サーバ40−1〜40−nに分担させているので、帳票データ作成処理による負荷を分散することができ、システムの帳票印刷性能を有効に向上させることができる。
また、フォームオーバーレイによる帳票印刷において、帳票データ作成処理にかかる時間は、データのI/Oなど含め、フォームに記入されるデータファイルサイズにほぼ比例するので、本実施形態の帳票印刷システム1は、転送した作成要求に対する転送先帳票作成サーバ40−jの処理時間を予測しておき、業務アプリケーション11から帳票作成要求を受けた際に、各予測処理時間から、帳票作成サーバ40−1〜40−n各々の実行中の帳票作成処理の残り時間を推測して、その残り時間が最も少ない帳票作成サーバに要求に対する帳票データ作成処理を実行させており、これにより、帳票作成サーバ40−1〜40−n各々に対する負荷を均等化することができる。
通常、フォームオーバーレイによる帳票印刷における帳票データ作成処理の負荷増大に対する対処法はスケールアップが一般的であったが、スケールアップには限界があるので、本実施形態では、スケールアウトによる負荷分散を実現している。
スケールアウトを行った時の帳票データ作成処理の分散方法として、サーバ毎に処理の数が均等になるように分散する方法では、1つの印刷データのページ数が多量で作成処理の負荷が大きい場合に負荷が偏ってしまい、また、印刷処理を複数のプリンタに分担させる技術で用いられるような、分散基準を処理ページ数とする方法では、作成要求の前にデータファイルからページ数を解析しなければならないので分配機構側の負荷が高くなる問題が生じてしまう。これに対し、本実施形態では、前述したように、過去の処理結果を示すログ情報に基づいて新規帳票作成要求の処理時間を予測し、各帳票作成サーバ40−1〜40−nの実行中処理の残り時間の予測値を負荷量と見なしているので、帳票データ作成処理による負荷量を帳票作成サーバ40−1〜40−nへ均等に割り振ることができる。
本発明は、企業で運用されている業務システムに組み込む帳票印刷システムであって、大量の印刷ジョブ数,大量の印刷ページ数の印刷処理を行うシステムに適用可能である。
1 帳票印刷システム
10 上位装置
11 業務アプリケーション
20 分配装置
21 フォームファイル記憶部
22 スプール処理部
23 バランサ部
24 データ記憶部
30 データベースサーバ
40−1〜40−n 帳票作成サーバ
41−1〜41−n 帳票データ作成部
42−1〜42−n 印刷処理部
43−1〜43−n 処理時間測定手段
44−1〜44−n ログ記憶部
230 入出力手段
231 残り時間個別予測手段
232 転送先選択手段
233 要求転送手段
234 ログ情報収集手段
235 相関分析手段
236 処理時間予測手段

Claims (12)

  1. 予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと上位装置からの帳票作成要求に対応したデータファイルとを重ね合わせて帳票データを作成する帳票データ作成部と、この作成された帳票データを予め接続されたプリンタへ出力する印刷処理部とを備えた複数の帳票作成サーバを設け、
    前記上位装置から帳票作成要求を受け付けて前記複数の帳票作成サーバのいずれかに当該帳票作成要求を転送する分配装置を備えたことを特徴とする帳票印刷システム。
  2. 前記請求項1に記載の帳票印刷システムにおいて、
    前記分配装置は、
    前記上位装置から帳票作成要求を受け付けた場合に前記各帳票作成サーバで実行されている帳票データ作成処理の完了までの処理時間を推測しこの推測結果に従って当該帳票作成要求の転送先を選択して転送するバランサ部と、
    このバランサ部が前記各帳票作成サーバの処理時間推測のために用いるデータを記憶するデータ記憶部と、を備えたことを特徴とする帳票印刷システム。
  3. 前記請求項2に記載の帳票印刷システムにおいて、
    前記分配装置に装備されたバランサ部は、
    前記受け付けた帳票作成要求の転送先を前記複数の帳票作成サーバの中から選択する転送先選択手段と、
    この選択された帳票作成サーバへ前記帳票作成要求を転送する要求転送手段と、
    この要求転送手段により前記帳票作成要求が転送された場合にその転送先の帳票作成サーバの当該要求に対応する帳票データ作成処理の開始から完了までの処理時間をそのデータファイルサイズに基づいて予測しこの予測処理時間をその転送先サーバ識別子及び転送日時と対応付けた予測情報を前記データ記憶部に記憶させる処理時間予測手段と、
    前記上位装置から帳票作成要求を受け付けてこの要求の受付時刻と前記予測情報とに基づいて前記各帳票データ作成部で実行中の帳票データ作成処理の残り時間を予測する残り時間個別予測手段とを備え、
    前記転送先選択手段は、前記残り時間個別予測手段に予測された前記各帳票作成サーバの残り時間を比較して最も残り時間が少ない帳票作成サーバを前記新規の帳票作成要求の転送先に選択することを特徴とする帳票印刷システム。
  4. 前記請求項3に記載の帳票印刷システムにおいて、
    前記各帳票作成サーバは、
    前記帳票データ作成部で帳票データ作成処理が実行される毎にその実処理時間を測定する処理時間測定手段と、この測定された各処理の実処理時間とこの処理に用いたデータファイルのサイズとを対応付けたログ情報を記憶するログ情報記憶部とを備え、
    前記分配装置のバランサ部は、
    前記各帳票作成サーバから前記ログ情報を収集して前記データ記憶部に記憶させるログ情報収集手段と、この記憶されたログ情報に基づいて前記帳票データ作成処理のデータファイルサイズと実処理時間との相関関係を示す相関情報を前記帳票作成サーバ毎に設定する相関分析手段とを備え、
    前記処理時間予測手段は、前記帳票作成要求の転送先である帳票作成サーバの当該帳票作成要求に対する処理時間をそのデータファイルのサイズから対応する相関情報に基づいて予測する機能を備えたことを特徴とする帳票印刷システム。
  5. 前記請求項4に記載の帳票印刷システムにおいて、
    前記バランサ部の相関分析手段は、前記ログ情報を基に最小二乗法に従って前記相関情報を設定することを特徴とする帳票印刷システム。
  6. 予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと入力データファイルとを重ね合わせて帳票データを作成しプリンタへ出力する複数の帳票作成サーバと、この複数の帳票作成サーバと接続した分配装置とから成る帳票印刷システムにあって、
    上位装置からの帳票作成要求を前記分配装置が受け付けて前記複数の帳票作成サーバのいずれかを当該帳票作成要求の転送先として選択し、
    この選択された帳票作成サーバに対して前記帳票作成要求を転送し、
    この転送された帳票作成要求を受け取った帳票作成サーバが当該帳票作成要求に対応したデータファイルを前記フォームファイルと重ね合わせて帳票データを作成し、
    この作成された帳票データをプリンタへ出力することを特徴とする帳票印刷方法。
  7. 前記請求項6に記載の帳票印刷方法において、
    前記分配装置による前記帳票作成要求の転送先の選択に際しては、
    前記各帳票作成サーバで実行されている帳票データ作成処理の完了までの処理時間を推測し、この推測結果に従って当該帳票作成要求の転送先を選択することを特徴とする帳票印刷方法。
  8. 前記請求項7に記載の帳票印刷方法において、
    前記分配装置が前記帳票作成要求を転送した後に、その転送先の帳票作成サーバの当該帳票作成要求に対応する帳票データ作成処理の開始から完了までの処理時間を当該処理に用いるデータファイルのサイズに基づいて前記分配装置が予測し、
    この予測した予測処理時間とその転送先識別子及び転送日時とを示す予測情報を前記分配装置が予め備えた記憶部に記憶すると共に、
    前記分配装置による前記帳票作成要求の転送先の選択に際しては、
    前記帳票作成要求の受付時刻と前記記憶部に記憶された予測情報とに基づいて前記各帳票作成サーバで実行中の帳票データ作成処理の残り時間を予測し、この予測された残り時間が最小の帳票作成サーバを選択することを特徴とする帳票印刷方法。
  9. 前記請求項8に記載の帳票印刷方法において、
    前記各帳票作成サーバが実行した各帳票データ作成処理の実処理時間を測定し、
    この測定された各処理の実処理時間とこの処理に用いたデータファイルのサイズとを対応付けたログ情報を前記分配装置が前記各帳票作成サーバから収集して予め備えたログ情報記憶部に記憶し、
    この記憶されたログ情報に基づいて前記帳票データ作成処理の実処理時間とデータファイルのサイズとの相関関係を示す相関情報を前記帳票作成サーバ毎に前記分配装置が設定すると共に、
    前記分配装置が前記帳票作成要求の転送先の帳票作成サーバの当該要求に対する処理時間を予測するに際しては、当該帳票作成要求に対応したデータファイルのサイズから対応する相関情報に基づいて予測することを特徴とする帳票印刷方法。
  10. 予め設定された帳票の書式を示すフォームファイルと上位装置からの帳票作成要求に対応したデータファイルとを重ね合わせて帳票データを作成しプリンタへ出力する複数の帳票作成サーバと、この複数の帳票作成サーバと接続した分配装置とから成る帳票印刷システムにあって、
    前記上位装置からの帳票作成要求を受け付ける機能と、
    前記帳票作成要求を受け付けた場合に前記複数の帳票作成サーバのいずれかを当該帳票作成要求の転送先として選択する選択機能と、
    この選択された帳票作成サーバに対して前記帳票作成要求を転送する転送機能とを、前記分配装置が備えているコンピュータに実行させることを特徴とする帳票印刷用プログラム。
  11. 前記請求項10に記載の帳票印刷用プログラムにおいて、
    前記転送機能により帳票作成要求が転送された場合にその転送先の帳票作成サーバの当該帳票作成要求に対応する帳票データ作成処理の開始から完了までの処理時間を予測する処理時間予測機能と、
    この予測された処理時間をその転送先識別子及び転送日時と対応付けた予測情報を記憶装置に記憶させる機能と、
    前記上位装置から帳票作成要求を受け付けた場合にこの要求の受付時刻と前記予測情報記憶部に記憶された予測情報とに基づいて前記各帳票作成サーバの実行中の帳票データ作成処理の残り時間を予測する残り時間予測機能と共に、
    前記選択機能を、前記残り時間予測機能に予測された残り時間が最小の帳票作成サーバを前記帳票作成要求の転送先に選択する機能として、前記コンピュータに実行させることを特徴とする帳票印刷用プログラム。
  12. 前記請求項11に記載の帳票印刷用プログラムにおいて、
    前記各帳票作成サーバで実行された各帳票データ作成処理の実処理時間とこの処理に用いたデータファイルのサイズとを対応付けたログ情報を当該帳票作成サーバから収集し前記記憶装置に記憶させるログ収集機能と、
    この記憶されたログ情報に基づいて前記帳票データ作成処理の実処理時間とデータファイルのサイズとの相関関係を示す相関情報を前記帳票作成サーバ毎に設定する相関情報設定機能と共に、
    前記処理時間予測機能を、前記帳票作成要求の転送先である帳票作成サーバの当該帳票作成要求に対する処理時間をそのデータファイルのサイズから対応する相関情報に基づいて予測する機能として、前記コンピュータに実行させることを特徴とする帳票印刷用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014067217A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 変換時間予測装置、プログラムおよび変換時間予測方法

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