JP2011012434A - 折板型建材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハゼ継ぎ部の係合状態が堅固で、弛んだり、外れたりすることがなく、耐火性や施工性の良好な折板型建材を提供すること。
【解決手段】板幅方向に山部と谷部とが交互に形成された波形の矩形金属板の、一の側端縁に沿って下ハゼ部が形成され、他の側端縁に沿って上ハゼ部がそれぞれ形成されたものからなり、これらの下・上ハゼ部を介して、金属板同士を連結するようにしてなる折板型建材において、前記下ハゼ部および上ハゼ部は、いずれも、角形内巻きに曲成された、形状が略角形の巻きハゼ構造にしたものからなること。
【選択図】図3

Description

この発明は、工場や倉庫等の建築物の屋根材や床材などとして好適に用いられる金属製の折板型建材に関する。
金属製の折板型建材を使用した屋根や床は、コンクリートを使用したものと比較して軽量化を図ることができる共に、工期の短縮やコスト低減などを実現することができるため、工場や倉庫等の建築物を中心に広く普及している。
従来の金属製の折板型建材については、特許文献1〜4にロール成形された長さ10m以上のデッキプレート等が開示されている。これらの折板型建材のうち、屋根材として使われるものは、例えば、建物の梁等の構造材の上に断熱ボードや防水材料等と共に敷設することにより、耐火屋根を施工する場合などで用いられている。
そして、上記折板型建材を接合する方法としては、端部同士を簡易的にハゼ継ぎした後、該ハゼ継ぎ部にビス等の固定具を留め付ける方法が一般的であるが、近年では、施工性や経済性の向上を図るため、強固なハゼ継ぎ部を形成することで、固定具による留め付けを不要とした折板型建材も開発されるに到っている。
また、従来の折板型建材では、図1に例示したように、ハゼ継ぎ接合した状態において、上側に位置することとなる上ハゼ部14が3辺以下の要素で構成され、下側に位置することとなる下ハゼ部15が2辺以下の要素で構成されているものが多く提案されている。
特開2005−171623号公報 特許第3593338号公報 特公平3−11341号公報 特開2008−133636号公報
ところで、一般的な折板型建材の上ハゼ部および下ハゼ部は、高さ20mm、幅30mm程度と小径であり、これらを正確に係合させるためには、長さ方向の全長にわたって高い形状精度が必要とされる。また、折板型建材は、工場または施工現場においてロール成形された長さ10m以上のものが多く、生産時期の異なる多数のロットの鋼板を用いて製造されている。そのため、たとえ同じ仕様で生産された折板型建材であっても、表面処理等の仕様や機械的性質等が異なり、とくに長さ方向の形状精度に与える影響が大きく、反りやねじれ等の変形が生じるおそれがあった。
さらに、隣接する折板型建材同士をハゼ継ぎする際、人力または重機によって揚重すると、折板型建材全体に、自重によってたわみが生じるという問題もあった。
そのため、従来の折板型建材では、施工時の正確なハゼ継ぎが困難になることがあり、係合できても不完全であったり、ビス等の補助的な固定具を使って留め付けることが不可避となり、そのために構造性能や耐火性能の劣化を招いたり、施工コストの増大を招くなどの問題点があった。
また、図2に示したように、折板型建材の上ハゼ部14と下ハゼ部15とのハゼ継ぎが、傾斜辺部を介して行われる場合には、たとえ上・下ハゼ部14、15が、ビス等の固定具が不要なハゼ継ぎ構造を有していたとしても、上ハゼ部14の滑り落ちようとする力17によって、ハゼ継ぎ部が脱落してしまうことがあった。
そこで、本発明にかかる折板型建材の開発の意図は、ハゼ継ぎ部の係合状態が堅固で、弛んだり、外れたりすることがなく、耐火性や施工性の良好な折板型建材を提供することにある。
上記従来技術が抱える問題点を解決するために開発した本発明は、板幅方向に山部と谷部とが交互に形成された波形の矩形金属板の、一の側端縁に沿って下ハゼ部が形成され、他の側端縁に沿って上ハゼ部がそれぞれ形成されたものからなり、これらの下・上ハゼ部を介して、金属板同士を連結するようにしてなる折板型建材において、前記下ハゼ部および上ハゼ部は、いずれも、角形内巻きに曲成された、形状が略角形の巻きハゼ構造にしたものからなることを特徴とする折板型建材を要旨構成とするものである。
なお、本発明の折板型建材においては、
(1)前記上ハゼ部は、前記金属板の谷部を構成している底板の延在位置に曲成されたものであって、その底板の遊端部から上向きに折曲形成された立上がり辺部と、この立上がり辺部の上端から水平方向の外向きに折曲形成された外向き上辺部と、この上辺部の先端部から下向きに折曲形成された立下がり辺部と、この立下がり辺部の下端から水平方向の内向きに折り返された内向き下辺部とからなり、かつ、断面形状が角形の渦巻き形状である角形巻きハゼからなること、
(2)前記下ハゼ部は、前記金属板の谷部を構成している底板の延在位置に曲成されたものであって、その底板の遊端部から上向きに折曲形成された立上がり辺部と、この立上がり辺部の上端から水平方向の内向きに折曲形成された内向き上辺部と、この上辺部の先端部から下向きに折曲形成された立下がり辺部とからなり、かつ、断面形状が角形の渦巻き形状である角形巻きハゼからなること、
(3)前記上ハゼ部と下ハゼ部とは、これらの構成要素である前記上ハゼ外向き上辺部と下ハゼ内向き上辺部、ならびに前記上ハゼ立下がり辺部と前記下ハゼ立下がり辺部とが、ハゼ継ぎが完了した状態において互いに相接していると共に、互いに咬合するように係合されること、
(4)前記上ハゼ部と下ハゼ部とは、これらの構成要素である前記上ハゼ内向き下辺部と下ハゼ立下がり辺部の下端部とが、ハゼ継ぎ状態において相接するように係合されること、
(5)前記下ハゼ底板の幅方向長さaと上ハゼ外向き上辺部の幅方向長さbとは、a<bの関係にあること、
が、より好ましい解決手段を提供することができる。
本発明では、下ハゼ部および上ハゼ部を、それぞれ角形の内巻きに曲成された、断面形状が略角形の巻きハゼ構造としたことにより、下ハゼ部および上ハゼ部を構成する板辺部(板要素)の数が従来のものよりも多くなり、それに伴って剛性が向上して、ハゼ継ぎ部などに反りやねじれ等の変形が発生しにくいという効果が期待できる。そのため、建材の取付けに当たりビス等の固定具が不要となり、容易で確実な施工が実施できると共に、施工コストを削減することができる。
また、本発明では、下ハゼ部と上ハゼ部とが、いずれも角形の内巻きに曲成された形状からなるため、ハゼ継ぎが完了した状態において、上ハゼ部と下ハゼ部とが上辺部および立ち下がり辺部の直交する2方において互いに辺々相接すると共に、咬合するように密着するため、強固な係合が可能となり、ハゼ継ぎ部の上方および下方への脱落が防止され、良好な構造性能を有する。
さらに本発明では、ハゼ継ぎが完了した状態において、上ハゼ部の、内向きに折曲形成し下辺部(上ハゼ内向き下辺部)が、下ハゼ部内に入り込み、この下辺部がファイヤストップ作用の役割を果たすため、良好な耐火性能を発揮することになる。
さらに、本発明では、下ハゼ部と上ハゼ部とをハゼ継ぎする際に、下ハゼ立下がり辺部の下端と、上ハゼ内向き下辺部とが接するように(逆T字形を呈するように)位置させた場合には、下ハゼ部(下ハゼ側立下がり辺部)からの荷重を、上ハゼ部の、水平方向に設けられた上ハゼ内向き下辺部に等分布に受け止めることができるようになり、従来のように係合部が滑り落ちて上方や下方へ脱落するようなことがなくなり、より堅固なハゼ継ぎの係合を行うことができる。
また、本発明では、前記下ハゼ底板(金属板谷部)の幅方向長さaと上ハゼ上辺部の幅方向長さbとが、a<bとなるようにしたことにより、下ハゼ部と上ハゼ部とを係合する際に、下ハゼ部に連接する金属板山部の側辺を常にガイドとして利用し、上ハゼ部を、この山部側辺に沿って斜めに滑らせながら、下ハゼ部上に落とし込むことができるので、上・下ハゼ部に多少の変形があったとしても施工を簡単に行うことができる。
従来の折板型建材における上・下ハゼ部の形状を示す図である。 従来の折板型建材における上・下ハゼ部のハゼ継ぎ構造を示す図である。 本発明の折板型建材の一実施形態を示す断面図である。 本発明の折板型建材のハゼ継ぎ構造の一実施形態を示す断面図である。 本発明の折板型建材のハゼ継ぎ構造の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の折板型建材のハゼ継ぎ部の施工手順を示す図である。 本発明の折板型建材を用いて形成した耐火屋根の一実施例を示す図である。
本発明の折板型建材は、矩形金属板の板幅方向に山部と谷部とを交互に形成してなる波形形状の主板部と、その一の側端縁に沿って形成された上ハゼ部と、他の側端縁に沿って形成された下ハゼ部とから構成され、この上・下ハゼ部を介して、隣接する複数の折板型建材を連結していくことにより屋根や床等を構築する際に用いられるものである。
本発明の折板型建材は、前記上・下ハゼ部の断面形状に特徴があり、いずれも角形の内巻き(主板部分側)に曲成された、断面形状が角形の巻きハゼ構造になっているものである。そのため、こうした上・下ハゼ部を備えてなる折板型建材同士を連結する際、該上・下ハゼ部、すなわち前記角形の内巻き部分が互いに相接すると共に、咬合し合うため、係合が堅固となり、ハゼ継ぎ部が容易に上方や下方に脱落することがなくなるという効果がある。
さらに、本発明では、下ハゼ部が3板辺部要素(立上がり辺部、内向き上辺部、立下がり辺部)、上ハゼ部が4板辺部要素(立上がり辺部、外向き上辺部、立下がり辺部、内向き下辺部)によって構成されており、従来よりも板辺部要素が多いため、これらをハゼ継ぎした際の係合部が堅固になり、高い剛性が得られる。そのため、ハゼ継ぎ部などに反りやねじれ等が生じることがなく、建材の取付けに当たり、ビス等の留め具を使用する必要がないという効果も期待できる。
また、本発明では、下ハゼ部と上ハゼ部とを、下ハゼ立下がり辺部の下端と上ハゼ下辺部とが接するように(逆T字形を呈するように)係合させることが好ましく、これにより、下ハゼ部の荷重を、水平方向に折曲形成された上ハゼ内向き下辺部が均分布に支えることになり、下ハゼ部が斜めに滑り落ちるようなことがなく、ハゼ継ぎ部の上方および下方への脱落を防止することができる。
以下、図を用いて本発明の折板型建材の構成の詳細を説明する。図3は、本発明の折板型建材の一実施形態を断面図で示すものである。
この折板型建材は、矩形金属板の板幅方向に山部13と谷部6とが交互に連接して形成された主板部と、図では右側端縁に設けられた下ハゼ部1および左側端縁に設けられた上ハゼ部2とから構成されている。
まず、前記下ハゼ部1は、主板部の谷部6を構成している底板6’の延在位置に曲成されたものであって、その底板6’の遊端部から上向き略90°に折曲形成された下ハゼ立上がり辺部3と、その立上がり辺部3頂部から水平方向の内向き(主板側)に折曲形成された下ハゼ内向き上辺部4と、その下ハゼ内向き上辺部4の端部から下向き略90°に折曲形成された下ハゼ立下がり辺部5とによって構成される。
次に、上ハゼ部2は、主板部の谷部6を構成している底板6’の延在位置に曲成されたものであって、その底板6’の遊端部から上向きに折曲形成された上ハゼ立上がり辺部7と、その立上がり辺部7頂部から水平方向の外向きに折曲形成された上ハゼ外向き上辺部8と、その上辺部8端部から下向き略90°に折曲形成された上ハゼ立下がり辺部9と、該立下がり辺部9端部から内向き水平方向に折り返された上ハゼ内向き下辺部10とによって構成される。
なお、前記上ハゼ立上り辺部7は、底板6’の遊端部から略90°に折曲形成されてもよく、また、斜め上向き(例えば、山部13の斜め側辺の傾きと略同じ)に折曲形成されてもよい。
前述したような構成からなる下ハゼ部1と上ハゼ部2は、図4のハゼ継ぎ構造の一実施形態に示したように、角形の内巻きに折曲形成されてなる板辺部同士の一部(少なくとも直交する2方向で)が、互いに相接すると共に、咬合するため、強固なハゼ継ぎの係合構造を形成することができる。そして、図4に示すように、ハゼ継ぎが完了した状態の係合構造を有する折板型建材では、下ハゼ部1と上ハゼ部2とが、立下がり辺部5、9および上辺部4、8において互いに辺々相接して密着し、さらに下ハゼ部1内に入り込んだ上ハゼ内向き下辺部10が、ファイヤストップ材としての役割を果たすことになるため、優れた耐火性能を発揮し、図7に示したような耐火屋根を構築する際に好適である。
なお、図7に示したような耐火屋根は、本発明の折板型建材20を、母屋(屋根面の梁)19上に、断熱材等21や防水材22等と共に敷設することにより施工することができる。
図5は、本発明の折板型建材のハゼ継ぎ完了後の係合状態を示す他の実施形態である。このハゼ継ぎ構造では、下ハゼ部1と上ハゼ部2とが、下ハゼ立下がり辺部5下端と上ハゼ内向き下辺部10が接するように(逆T字形を呈するように)係合されている。このハゼ継ぎ構造によれば、下ハゼ部1の荷重16を、水平方向に折曲形成された上ハゼ内向き下辺部10が均分布に受け止めることになり、下ハゼ部1が滑り落ちることがなくなり、ハゼ継ぎ部が上方や下方に脱落するおそれがない。
なお、下ハゼ部1と上ハゼ部2は、例えば下記に示す手順にしたがってハゼ継ぎして係合させる。
(1)下ハゼ部1上に、上ハゼ部2を上方から落とし入れる(図6(1))。その際、上ハゼ部2は、立下がり辺部9下端を、下ハゼ部1に連接する山部13側辺に沿って斜めに滑らせながら、下ハゼ部1上まで落とし入れることが好ましく、これにより、下・上ハゼ部1、2に多少の変形があったとしても簡単に施工を行うことができる。その施工作業を容易に、かつ確実に行うために、下ハゼ底板の長さaは、常に、上ハゼ上辺部8の長さbより小さく(a<b)することが好ましい。
(2)次に、上ハゼ部2を、上ハゼ上辺部8と下ハゼ上辺部4とが接する位置にまで落とし入れた後、これを、上ハゼ内向き下辺部10が、下ハゼ部1内に入り込むように(図では右方向へ)スライドさせる(図6(2))。
(3)上記のステップ(2)のように上ハゼ部2をスライドさせ、上ハゼ立下がり辺部9と、下ハゼ立下がり辺部5とが密着するように位置させることで、下ハゼ部1と上ハゼ部2とを堅固に係合させることができる(図6(3))。
本発明は、一般住宅や学校、ガレージ、工場、倉庫、店舗、集会場、体育館等の屋根材や床材等として利用することができる。
1 下ハゼ部
2 上ハゼ部
3 下ハゼ立上がり辺部
4 下ハゼ内向き上辺部
5 下ハゼ立下がり辺部
6 谷部
6’底板
7 上ハゼ立上がり辺部
8 上ハゼ外向き上辺部
9 上ハゼ立下がり辺部
10 上ハゼ内向き下辺部
13 山部
14 上ハゼ部
15 下ハゼ部
16 荷重
17 下ハゼ部が滑り落ちようとする力
18 上ハゼ部を垂直に押す力
19 母屋
20 折板型建材
21 断熱材等
22 防水シート

Claims (6)

  1. 板幅方向に山部と谷部とが交互に形成された波形の矩形金属板の、一の側端縁に沿って下ハゼ部が形成され、他の側端縁に沿って上ハゼ部がそれぞれ形成されたものからなり、これらの下・上ハゼ部を介して、金属板同士を連結するようにしてなる折板型建材において、
    前記下ハゼ部および上ハゼ部は、いずれも、角形内巻きに曲成された、形状が略角形の巻きハゼ構造にしたものからなることを特徴とする折板型建材。
  2. 前記上ハゼ部は、
    前記金属板の谷部を構成している底板の延在位置に曲成されたものであって、
    その底板の遊端部から上向きに折曲形成された立上がり辺部と、
    この立上がり辺部の上端から水平方向の外向きに折曲形成された外向き上辺部と、
    この上辺部の先端部から下向きに折曲形成された立下がり辺部と、
    この立下がり辺部の下端から水平方向の内向きに折り返された内向き下辺部とからなり、
    かつ、断面形状が角形の渦巻き形状である角形巻きハゼからなることを特徴とする請求項1に記載の折板型建材。
  3. 前記下ハゼ部は、
    前記金属板の谷部を構成している底板の延在位置に曲成されたものであって、
    その底板の遊端部から上向きに折曲形成された立上がり辺部と、
    この立上がり辺部の上端から水平方向の内向きに折曲形成された内向き上辺部と、
    この上辺部の先端部から下向きに折曲形成された立下がり辺部とからなり、
    かつ、断面形状が角形の渦巻き形状である角形巻きハゼからなることを特徴とする請求項1または2に記載の折板型建材。
  4. 前記上ハゼ部と下ハゼ部とは、これらの構成要素である前記上ハゼ外向き上辺部と下ハゼ内向き上辺部、ならびに前記上ハゼ立下がり辺部と前記下ハゼ立下がり辺部とが、ハゼ継ぎが完了した状態において互いに相接していると共に、互いに咬合するように係合されることを特徴とする請求項2または3に記載の折板型建材。
  5. 前記上ハゼ部と下ハゼ部とは、これらの構成要素である前記上ハゼ内向き下辺部と下ハゼ立下がり辺部の下端部とが、ハゼ継ぎ状態において相接するように係合されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の折板型建材。
  6. 前記下ハゼ底板の幅方向長さaと上ハゼ外向き上辺部の幅方向長さbとは、a<bの関係にあることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の折板型建材。
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