JP2011010792A5

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Publication number: JP2011010792A5
Application number: JP2009156677A
Authority: JP
Filing date: 2009-07-01
Publication date: 2012-07-19
Anticipated expiration: 2029-07-01

Claims

骨折した骨片を骨本体に整復固定するための骨接合用手術器具であって、
少なくとも１つの貫通長穴と少なくとも１つのねじ穴とを有するインプラントであって、前記貫通長穴が前記骨本体に配置され、前記ねじ穴が前記骨片に固定される前記インプラントと、
ラックを備え、前記インプラントに着脱可能に固定される固定部材と、
前記ラックに係合する歯車部と、前記歯車部の軸と同軸上に延び、前記貫通長穴に挿通され且つ前記骨本体に挿入される回転軸と、を有する回転部材と、
を含み、
前記固定部材の前記ラックを構成する複数のラック歯の配列方向が、前記インプラントの前記貫通長穴の長手方向と平行であることを特徴とする骨接合用手術器具。
前記インプラントは骨プレートであり、
前記固定部材は、
前記固定部材の第１の面から当該第１の面と対向する第２の面まで貫通するラック長穴と、
前記ラック長穴の内面に、当該ラック長穴の長手方向と平行に前記複数のラック歯を配列して構成された前記ラックと、
前記固定部材の前記第１の面上で且つ前記ラック長穴の外周に形成され、前記貫通長穴に着脱可能に嵌合する凸部と、を有し、
前記回転部材は、前記歯車部から成る頭部と、前記回転軸から成る脚部とを有する歯車ピンであることを特徴とする請求項１に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記ラック長穴は、前記固定部材の前記第２の面から座ぐりされており、
前記歯車ピンの前記頭部は、前記座ぐりの座面に当接して前記ラック長穴の内部に保持されることを特徴とする請求項２に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記第２の面に取着されて前記ラック長穴を覆う蓋部材をさらに含み、
前記蓋部材は、前記ラック長穴の内部に配置した前記歯車ピンを回転させる回転用器具を挿入するための長窓を有することを特徴とする請求項３に記載の骨接合用手術器具。
前記骨プレートは、前記貫通長穴の長手方向と平行に延び前記骨本体に配置される補助長穴をさらに有することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか１項に記載の骨接合用手術器具。
前記インプラントは、前記骨片に挿入される先端と、前記骨本体の骨端に露出する後端とを有する髄内釘であり、
前記固定部材は、
体外に配置され、前記髄内釘と平行に延びる本体と、
前記髄内釘と対向する前記本体の第１の側面から、当該第１の側面と対向する前記本体の第２の側面まで貫通するラック長穴と、
前記ラック長穴の内面に、当該ラック長穴の長手方向と平行に前記複数のラック歯を配列して構成された前記ラックと、
前記本体の一端から延びて前記髄内釘の前記後端に固定されるアーム部と、
を有し、
前記回転部材は、前記回転軸から体外に延びるシャフトをさらに備え、
前記歯車部が前記シャフトに形成されていることを特徴とする請求項１に記載の骨接合用手術器具。
前記回転部材は、前記シャフトに設けられた回転ハンドルをさらに備えていることを特徴とする請求項６に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記ラック長穴は、前記固定部材の前記第２の側面から座ぐりされており、
前記歯車部は、前記座ぐりの座面に当接して前記ラック長穴の内部に保持されることを特徴とする請求項６又は７に記載の骨接合用手術器具。
骨折した骨片を骨本体に整復固定するための骨接合用手術器具であって、
少なくとも１つの貫通長穴と少なくとも１つのねじ穴とを有するインプラントであって、前記貫通長穴が前記骨本体に配置され、前記ねじ穴が前記骨片に固定される前記インプラントと、
カム受けと当該カム受けが内面に形成されたカム長穴とを備え、前記インプラントに着脱可能に固定される固定部材と、
前記カム受けに係合し、回転動作により前記カム受けを前記カム長穴の長手方向に沿って移動させるカム部と、前記カム部の軸と同軸上に延び、前記カム長穴及び前記貫通長穴に挿通され且つ前記骨本体に挿入される回転軸と、を有する回転部材と、
を含み、
前記カム長穴の前記長手方向が、前記インプラントの前記貫通長穴の長手方向と平行であることを特徴とする骨接合用手術器具。
前記インプラントは骨プレートであり、
前記固定部材は、
前記固定部材の第１の面から当該第１の面と対向する第２の面まで貫通する前記カム長穴と、
前記固定部材の前記第１の面上で且つ前記カム長穴の外周に形成され、前記貫通長穴に着脱可能に嵌合する凸部と、を有し、
前記回転部材は、前記カム部から成る頭部と、前記回転軸から成る脚部とを有するカムピンであることを特徴とする請求項９に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記カム長穴は、前記固定部材の前記第２の面から座ぐりされており、
前記カムピンの前記頭部は、前記座ぐりの座面に当接して前記カム長穴の内部に保持されることを特徴とする請求項１０に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記第２の面に取着されて前記カム長穴を覆う蓋部材をさらに含み、
前記蓋部材は、前記カム長穴の内部に配置した前記カムピンを回転させる回転用器具を挿入するための長窓を有することを特徴とする請求項１１に記載の骨接合用手術器具。
前記骨プレートは、前記貫通長穴の長手方向と平行に延び前記骨本体に配置される補助長穴をさらに有することを特徴とする請求項１０乃至１２のいずれか１項に記載の骨接合用手術器具。
前記インプラントは、前記骨片に挿入される先端と、前記骨本体の骨端に露出する後端とを有する髄内釘であり、
前記固定部材は、
体外に配置され、前記髄内釘と平行に延びる本体と、
前記髄内釘と対向する前記本体の第１の側面から、当該第１の側面と対向する前記本体の第２の側面まで貫通する前記カム長穴と、
前記本体の一端から延びて前記髄内釘の前記後端に固定されるアーム部と、
を有し、
前記回転部材は、前記回転軸から体外に延びるシャフトをさらに備え、
前記カム部が前記シャフトに形成されていることを特徴とする請求項９に記載の骨接合用手術器具。
前記回転部材は、前記シャフトに設けられた回転ハンドルをさらに備えていることを特徴とする請求項１４に記載の骨接合用手術器具。
前記固定部材の前記カム長穴は、前記固定部材の前記第２の側面から座ぐりされており、
前記カム部は、前記座ぐりの座面に当接して前記カム長穴の内部に保持されることを特徴とする請求項１４又は１５に記載の骨接合用手術器具。