JP2011010714A5 - ゲームシステム、生体光計測装置 - Google Patents

Description

前記課題を解決するために、本発明は、プレーヤによって操作されるゲーム機と、前記ゲーム機と接続され、前記ゲーム機のプレーヤの頭部に取り付けられる生体光計測装置と、を備えるゲームシステムである。
前記生体光計測装置は、前記プレーヤの頭部に光を照射する光照射器と、前記照射された光の前記頭部における反射光を検出する光検出器と、前記検出した反射光の情報をデジタル信号に変換する変換器と、を有する。
前記ゲーム機は、ゲーム画面の表示を行う表示手段と、前記変換したデジタル信号の入力を受け付け、前記受け付けたデジタル信号に基づいて、前記プレーヤの脳血流および頭皮血流の時間的変化から脳および心臓の少なくとも１つの状態の情報を生成し、前記生成した情報を用いて、ゲーム進行の内容の決定、および、前記プレーヤの身体または心理の状態の前記表示手段への表示、の少なくとも１つを行いながら、ゲーム制御を行うゲーム制御部と、を有する。
そして、前記ゲーム制御部は、前記プレーヤの脳血流の時間的変化から、前記プレーヤの脳の前頭葉の賦活度を算出し、当該賦活度が所定値を超えていないと判定した場合、ゲーム進行の内容を決定するとき、その後のゲームの難易度を変える処理を行う。
その他の手段については後記する。

Claims (5)

1. プレーヤによって操作されるゲーム機と、前記ゲーム機と接続され、前記ゲーム機のプレーヤの頭部に取り付けられる生体光計測装置と、を備えるゲームシステムであって、
   前記生体光計測装置は、
   前記プレーヤの頭部に光を照射する光照射器と、
   前記照射された光の前記頭部における反射光を検出する光検出器と、
   前記検出した反射光の情報をデジタル信号に変換する変換器と、を有し、
   前記ゲーム機は、
   ゲーム画面の表示を行う表示手段と、
   前記変換したデジタル信号の入力を受け付け、前記受け付けたデジタル信号に基づいて、前記プレーヤの脳血流および頭皮血流の時間的変化から脳および心臓の少なくとも１つの状態の情報を生成し、前記生成した情報を用いて、ゲーム進行の内容の決定、および、前記プレーヤの身体または心理の状態の前記表示手段への表示、の少なくとも１つを行いながら、ゲーム制御を行うゲーム制御部と、を有し、
   前記ゲーム制御部は、
   前記プレーヤの脳血流の時間的変化から、前記プレーヤの脳の前頭葉の賦活度を算出し、当該賦活度が所定値を超えていないと判定した場合、ゲーム進行の内容を決定するとき、その後のゲームの難易度を変える処理を行う
   ことを特徴とするゲームシステム。
2. 前記ゲーム制御部は、
   前記脳および心臓の少なくとも１つの状態の情報として、脳の前頭葉の賦活度、心拍数の変化、および、心拍におけるＬＦ（Low Frequency）／ＨＦ（High Frequency）の値のうち少なくとも１つを生成する
   ことを特徴とする請求項１に記載のゲームシステム。
3. ゲーム機のプレーヤの頭部に取り付けられ、前記ゲーム機におけるゲーム制御部において、ゲーム進行の内容の決定および前記プレーヤの身体または心理の状態の表示の少なくとも１つを行うために使用されるプレーヤの身体に関する生体信号を生成する生体光計測装置であって、
   前記プレーヤの頭部に光を照射する光照射器と、
   前記照射された光の前記頭部における反射光を検出する光検出器と、
   前記検出した反射光に基づいて、前記プレーヤの脳血流および頭皮血流の時間的変化から脳および心臓の少なくとも１つの状態の情報を生成し、前記生成した情報を前記生体信号として前記ゲーム機に送信する信号処理手段と、を備え、
   前記ゲーム制御部は、
   前記信号処理手段から送信された前記生体信号に基づいて、前記プレーヤの脳血流の時間的変化から、前記プレーヤの脳の前頭葉の賦活度を算出し、当該賦活度が所定値を超えていないと判定した場合、ゲーム進行の内容を決定するとき、その後のゲームの難易度を変える処理を行う
   ことを特徴とする生体光計測装置。
4. 前記信号処理手段は、
   前記脳および心臓の少なくとも１つの状態の情報として、脳の前頭葉の賦活度、心拍数の変化、および、心拍におけるＬＦ（Low Frequency）／ＨＦ（High Frequency）の値のうち少なくとも１つを生成し、前記生成した情報を前記生体信号として前記ゲーム機に送信する
   ことを特徴とする請求項３に記載の生体光計測装置。
5. 前記生体光計測装置に生じた加速度に応じた加速度信号を出力する加速度検出手段と、
   前記生体光計測装置に加速度が生じた場合の生体信号の変化に関する変化情報を記憶する記憶部と、をさらに備え、
   前記信号処理手段は、前記加速度信号を用いて、前記記憶部に記憶された変化情報を参照して、前記生体信号の値を補正する
   ことを特徴とする請求項３に記載の生体光計測装置。