JP2011010127A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ヘッドマウントディスプレイを観察者の頭部にしっかり保持するためには、観察者の頭部形状に合うように、より多くの調整部材を設ければ良い。しかし調整部材を増やしただけでは各調整部材に応じた操作部が増えるため、調整操作が複雑になってしまい、さらには装置が大型化するという課題があった。
【解決手段】
観察者の頭部に装着される頭部装着型表示装置であって、頭部の第1の部位を押圧する第1の押圧部材と、頭部の第2の部位を押圧する第2の押圧部材と、第1の押圧部材と第2の押圧部材とがそれぞれ第1の部位と第2の部位を押圧する位置に、第1の押圧部材と第2の押圧部材とを移動させる調整手段とを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、頭部装着型表示装置に関する。
頭部に装着して使用する機器としてヘッドマウントディスプレイがよく知られている。ヘッドマウントディスプレイは手軽に映像を大画面で見ることが可能であること、立体視が容易であること、観察者と共に移動が可能であることなどから広く用いられている。ヘッドマウントディスプレイの装着機構は、ベルト状のもので頭部周囲を締め付けるものや、前頭部押圧部と後頭部押圧部とを設け、後頭部押圧部を前後に移動させて頭部を押圧したり緩めたりすることにより着脱するものがよく知られている。
ヘッドマウントディスプレイは頭部を上下左右に動かすと表示部が正しい観察位置からずれてしまうことがある。その解決策として頭部への保持力を増すことによりこのずれを低減することができるが、押圧力を強くしただけでは観察者に不快感を与えてしまう。そこで、側頭部を押圧して装着する装着機構が開示されている(特許文献1参照)。また、重量を頭頂部で支持して側頭部を押圧するタイプの装着機構も開示されている(特許文献2参照)。
特開平10−123452 特開平08−086974
特許文献1に開示されている装着機構は、前頭部と側頭部で押圧しているため、ヘッドマウントディスプレイの重量をしっかりと保持するためには側頭部を強く押圧しなければならない。しかし、側頭部への強い押圧は不快感を招きやすい。
特許文献2に開示されている装着機構は、側頭部調整部材がなく弾性部材の弾性力に頼っており調整できないため、観察者が装着感の良い押圧力で押圧することができない。
ヘッドマウントディスプレイを観察者の頭部にしっかり保持するためには、観察者の頭部形状に合うように、より多くの調整部材を設ければ良い。しかし、従来のヘッドマウントディスプレイに調整部材を増やしただけでは各調整部材に応じた操作部が増えるため、調整操作が複雑になってしまい、さらには装置が大型化してしまうという課題があった。
上記の課題を鑑み、本発明は、同一の調整部材により異なる押圧部材を効率よく作動させることで、少ない調整部材で装置の保持を可能にして調整操作を容易にしつつ、小型化、軽量化が可能な頭部装着型表示装置の提供を目的とする。
上記の目的を達成する本発明にかかる頭部装着型表示装置は、
観察者の頭部に装着される頭部装着型表示装置であって、
前記頭部の第1の部位を押圧する第1の押圧部材と、
前記頭部の第2の部位を押圧する第2の押圧部材と、
前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材とがそれぞれ前記第1の部位と前記第2の部位を押圧する位置に、前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材とを移動させる調整手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、同一の調整部材により異なる押圧部材を効率よく作動させることができるので、少ない調整部材で装置の保持が可能となる。また、調整操作が容易になり、装置の小型化、軽量化が可能となる。
第1実施形態における頭部装着型表示装置の斜視図。 第1実施形態におけるワイヤの通し方を概略的に示した頭部装着型表示装置の斜視図。 ワイヤの方向を変換する保持部材の概略図。 第1実施形態における頭部装着型表示装置の側面図。 図4におけるC−C断面図。 ワイヤの頭部周囲長さの変化による各パッドの動きの概略図。 頭頂部パッド保持機構の図。 第2実施形態における頭部装着型表示装置の斜視図。 第2実施形態における頭部装着型表示装置の調整部の断面図。 第3実施形態における頭部装着型表示装置の斜視図。 図10における調整部の断面図。
以下、本発明に適用できる実施の形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1の参照により、本発明の第1実施形態に係る頭部装着型表示装置(以下、「HMD」と称する)の構成を説明する。HMDは、映像を観察者に提示するための表示部1と、表示部1を観察者の眼前に保持するための頭部装着部2を備える。表示部1は、内部に映像を表示する表示素子と、その表示素子の映像を拡大し観察者の眼に導く光学系が配置されている(いずれも図示せず)。また、表示部1には頭部の周囲に沿って左右の側頭部まで延び、さらに頭頂部を跨ぐような形状を有する剛性フレーム21が結合されている。また、剛性フレーム21の頭頂部には、ワイヤ31を通すための穴21a、穴21bが設けられている(図2参照)。剛性フレーム21から後頭部へは、伸縮可能な蛇腹状の伸縮チューブ22が後頭部を囲むように結合されている。
図2の参照により、ワイヤ31の配置を説明する。剛性フレーム21内部の左側頭部には、ワイヤ31の移動方向を変えると共に、位置を保持する保持部材23が設けられている。
図3の参照により、保持部材23の構成を説明する。保持部材23は剛性フレーム21に対して回転可能に取り付けられおり、ワイヤ31の移動に合わせスムーズに回転する。保持部材23に限らず、ワイヤ31の移動をスムーズにしたり、ワイヤの位置を規制したりする部材を他の箇所に設けても良い。ワイヤ31の一端は剛性フレーム21に回動可能に取り付けられた調整部4(結合部A)に結合され、もう一端は剛性フレーム21に結合されている(結合部B)。ワイヤ31は調整部4の結合部Aから伸縮チューブ22の中を通り、剛性フレーム21の左側頭部から保持部材23を介して頭頂部を通り結合部Bに接続されている。ワイヤ31は剛性フレーム21に設けられた穴21aから一旦剛性フレームの外部に出て、後述の頭頂部パッド53を通り、剛性フレーム21に設けられた反対側の穴21bから再び剛性フレーム21内に入る。そして、結合部Bで剛性フレーム21とワイヤ31とが結合されている。
表示部1には、装着時に前頭部を押圧する前頭部パッド51が結合されている。伸縮チューブ22には、頭部の第1の部位である後頭部を押圧するための、第1の押圧部材である後頭部パッド52が結合されている。また、剛性フレーム21の頭頂部には、頭頂部を押圧するための頭頂部パッド53が、剛性フレーム21に対して上下方向に移動することが可能となるように取り付けられている。頭頂部パッド53は、剛性フレーム21に設けられたガイド部21cに係合する頭頂部パッドガイド53aと一体化されており、頭部方向へ上下移動するように規制されている。
また、頭頂部パッドガイド53aにはワイヤ31が通る貫通穴53bが開いている。剛性フレーム21の内側側面には、頭部の第2の部位である側頭部を押圧するための、第2の押圧部材である側頭部パッド54が設けられている。側頭部パッド54は右側頭部パッド54R、左側頭部パッド54Lからなる。右側頭部パッド54Rは後述の調整部4によって作動するように構成されている。また、左側頭部パッド54Lは剛性フレーム21に固定されている。
次に、図4および図5の参照によりワイヤ31の長さを調整する調整部4について説明する。図5は図4における調整部4のC−C断面図である。調整部4は、観察者が操作する操作つまみ41、クラッチ42、プーリ43、ワンウェイクラッチ44で構成される。 操作つまみ41には、カム軸41aが設けられている。クラッチ42には、カム軸41aに嵌るカム溝42aが設けられている。カム溝42aは、カム軸41aの回転により、クラッチ42を水平方向に移動させる溝(軌道)が形成されている。操作つまみ41を時計方向(図4のF方向)に回転させると、カム軸41aの回転により、クラッチ42はF1側(図5)に移動する。一方、操作つまみ41を反時計方向(図4のL方向)に回転させると、カム軸41aの回転により、クラッチ42はL1側(図5)に移動する。
プーリ43はクラッチ42と接触する摩擦面43aと、後述の側頭部パッド調整機構と連動するねじ部43bとを有する。摩擦面43aは、クラッチ42がF1側に移動して押し付けられた際に、操作つまみ41の回転をプーリ43に伝達することができる摩擦力を有するように構成されている。また、プーリ43はワイヤ31の一端が結合されている。ワンウェイクラッチ44は、ワンウェイクラッチ部44aと、プーリ43と噛み合いプーリ43からの回転力が伝達されるプーリ伝達部44bとで構成されている。ワンウェイクラッチ部44aは剛性フレーム21に設けられた軸21dと嵌合しており、プーリ伝達部44bが一方向にのみ回転するように設けられている。操作つまみ41をF側(図4)へ回転させると、カム軸41aとカム溝42aとによってクラッチ42がF1側へ移動する。クラッチ42がF1側へ移動すると、クラッチ42とプーリ43の摩擦面43aとが接触する。さらに、クラッチ42がプーリ43の摩擦面43aに接触するとプーリ43が水平方向に移動して、プーリ43とワンウェイクラッチ44とが噛み合う。ワンウェイクラッチ44は操作つまみ41をF側に回転させる方向へは自由に回転し、L側へ回転させる時には回転を拘束する。そのため、ワンウェイクラッチ44と噛み合っているプーリ43も一方向にのみ回転することが可能になり、逆方向には回転が拘束される(以降、「ロック状態」と称する)。
図5(b)はロック状態の図である。逆に、操作つまみ41をL側へ回転させると、クラッチ42がL1側へ移動する。クラッチ42がL1側へ移動することによりプーリ43もL1側へ移動し、ワンウェイクラッチ44との噛み合いが外れるため、プーリ43の回転の拘束が解除される(以降、「フリー状態」と称する)。ワイヤ31は、ロック状態でプーリ43が回転する方向へ回転した時に巻き取られるように結合されている。
図6の参照により、操作つまみ41を回転させた時の、各パッドの移動を概略的に説明する。操作つまみ41をF側へ回転させるとワイヤ31が巻き取られ、ワイヤ31の頭部周囲長さが短くなる。それに伴い伸縮チューブ22が縮まり、後頭部パッド52が観察者の頭部方向へ移動する。頭頂部においては、ワイヤ31が観察者の頭部方向へ移動するためパッド53も観察者の頭部方向へ移動する。つまり、調整部4の回転力によりワイヤ31が巻き取られ、それによって後頭部を押圧する後頭部パッド52と、頭頂部を押圧する頭頂部パッド53とが移動することにより、観察者の後頭部および頭頂部をそれぞれ押圧することが可能となる。プーリ43はワンウェイクラッチ44の作用により逆回転しないため、操作つまみ41から手を離してもワイヤ31の巻取りが維持され、押圧の状態が解除されることはない。ワイヤ31は、頭部を各パッド(後述)で押圧した際に発生する引張りに耐えうる強度を有しており、例えば紐や糸のようなものであっても良い。
調整部4には右側頭部パッド54Rを作動させる機構も組み込まれている。右側頭部パッド54Rは観察者の頭部を不快感なく押圧するためのクッション54aと側頭部パッドベース54bで構成される(図5(b)参照)。側頭部パッドベース54bには、プーリ43のねじ部43bと噛み合う爪61を組み込むための凹部54cが設けられている。また、剛性フレーム21に対する側頭部パッドベース54bの形状は、回り止めの機能を有する嵌合形状となっている。プーリ43の回転力はねじ部43bを介して爪61に伝達される。爪61はプーリ43の回転運動を並進運動に変換する変換機構として機能し、側頭部パッドベース54bを移動させる。付勢ばね62によって爪61は常にプーリ43のねじ部43bに押し付けられている。
操作つまみ41をF側へ回転させると前述の機構によりプーリ43が回転する。そのためプーリ43のねじ部43bと噛み合う爪61を有する右側頭部パッド54Rが、観察者の頭部方向へ直進する。つまり、調整手段として機能する調整部4に設けられた操作つまみ41の回転力が上記の変換機構により変換された直進力によって、右側頭部パッド54Rが移動し側頭部が押圧される。逆に、操作つまみ41をL側へ回転させてプーリ43のロックが解除されると、ワイヤ31の張力によりプーリ43が逆回転する。それに伴い、右側頭部パッド54Rも剛性フレーム21側へ移動し、押圧が解除される。また、剛性フレーム21の左側に設けられた左側頭部パッド54L(図6)は、反発力の低いクッション性のもので構成されている。
本実施形態に係るHMDは、装着時に剛性フレーム21と頭頂部パッド53の位置を保持するための、頭頂部パッド保持機構を有している。図7の参照により、頭頂部パッド53に設けられた頭頂部パッド保持機構を説明する。頭頂部パッド53の内部には、ロックスイッチ71、ロック部材72、リンク73、引張りばね74が設けられている。ロックスイッチ71は頭頂部の押圧方向に直線運動可能に配置されている。ロック部材72は頭頂部の押圧方向と異なる方向(ロック方向)に直線運動可能に配置されている。また、ロック部材72にはラック状の歯72aが設けられている。ロックスイッチ71とロック部材72とはリンク73を介して、それぞれ移動可能に結合されている。また、ロック部材72には歯72aの噛み合いを解除する方向(ロック方向とは逆方向)に付勢する引張りばね74が取り付けられている。図7(a)は非装着時の図であり、ロックスイッチ71が頭頂部パッド53から飛び出した状態となっている。
図7(b)は装着時の図であり、観察者がある押圧力以上で締め付けると、観察者の頭頂部によりロックスイッチ71が押し込まれ、リンク73を介してロック部材72がロック方向に押し出される。剛性フレーム21には、ロック部材72の歯72aと噛み合う歯21eが設けられている。ロックスイッチ71が押し込まれていない状態では、頭頂部パッド53は剛性フレーム21に対してワイヤ31の長さに応じて上下に移動する余地がある。ワイヤ31の長さが短くなり、頭頂部パッド53が観察者の頭部を押圧すると、ロックスイッチ71が押し込まれる。ロック部材72が剛性フレーム21側へ押し出され、ロック部材の歯72aとフレームの歯21eが噛み合い、頭頂部パッド53の位置が保持される。逆に、ロックスイッチ71が押し込まれる力が解除された場合は、引張りばね74によりロック部材72がロック方向とは逆の方向に戻され、ロックスイッチ71が観察者の頭部方向へ移動する。引張りばね74のばね係数を調整することによって、頭頂部パッド53にロックがかかる押圧力を調整することもできる。
次に装着時の操作と作用について説明する。観察者はまず頭部左右にある剛性フレーム21を左手でしっかり把持し、操作つまみ41を右手で把持する。前頭部パッド51に前頭部を押し当て、表示部1を観察しやすい位置に合わせる。位置を決定した後、操作つまみ41をF側へ回転させる。この際、観察者は、両手をHMDから離すことなく操作つまみ41の操作を行うことができる。そのため表示部1を観察しやすい位置に保持したまま、頭部を押圧部材により押圧することができる。操作つまみ41の操作により、ワイヤ31が巻き取られて長さが短くなると、後頭部パッド52と頭頂部パッド53が同時に頭部方向へ移動する。また、調整部4と連動するように設けた右側頭部パッド54Rも頭部方向へ移動する。この際、剛性フレーム21は剛性を持っているため変形せず、押圧部以外の場所は締め付けられることはない。また、ワイヤ31は剛性フレーム21と伸縮チューブ22の内部を通っており、直接観察者に触れることはない。さらに操作を続けると、右側頭部パッド54R、左側頭部パッド54L、後頭部パッド52、頭頂部パッド53のいずれかが頭部に当たる。
後頭部パッド52、頭頂部パッド53の作用について説明する。後頭部パッド52または頭頂部パッド53、右側頭部パッド54R、左側頭部パッド54Lのいずれかが先に頭部へ当たった場合、ワイヤ31の緩みの逃げによって押圧力は発生しない。さらに操作つまみ41を回転させ、後頭部パッドと頭頂部パッドの両方が頭部に当たると押圧力が発生し頭部を締め付ける。頭頂部パッド53には前述の保持機構が設けられているため、ある押圧力が掛かった際にロックが掛かるようになっている。したがって、さらに締め付けた場合は、頭頂部パッド53は移動せずに後頭部パッド52のみが移動し、後頭部を押圧する。これにより、頭頂部パッド53の押圧力の加えすぎによりHMDが頭部から上へ逃げて外れてしまうのを防止することができる。また、頭部から上へ逃げて外れようとする力による装着時の不快感を低減することができる。操作つまみ41の操作によりプーリ43はワイヤ31が短くなる方向にのみ回転し、逆方向のプーリ43の回転はロックされる。そのため、HMDを保持するのに適度な押圧を加えた後に、操作つまみ41から手を離しても各押圧部の押圧が緩むことはない。
次に右側頭部パッド54Rの作用について説明する。右側頭部パッド54Rが観察者に接触した場合、後頭部、頭頂部の押圧調整操作を続けると、頭部が右側頭部パッド54Rと左側頭部パッド54Lに挟まれ押圧力が高くなってしまう。しかし、付勢ばね62のばね力が、プーリのねじ部43bと爪61で発生する抗力に負け、爪61の噛み合いがはずれる。したがって、所定の抗力が発生した場合は回転力が直進力へ変換させることがないため、観察者の側頭部に不快な力加わることはない。また、付勢ばね62のばね係数を調整して爪61がはずれる力を調整することで、右側頭部パッド54Rの押圧力を調整することもできる。
HMDを取り外す場合は、操作つまみ41をL側へ回転させる。操作つまみ41のL側への回転により、クラッチ42はL1方向に移動して、プーリ43の摩擦面43aから離れる。また、プーリ43は、ワンウェイクラッチ44から離れて、回転可能な状態になる。プーリ43に巻き取られていたワイヤ31が、プーリ43の回転により伸びる。それにより後頭部パッド52の押圧が緩み、ロックスイッチ71を押し込む力も解除されるので、頭頂部パッド53のロックも解除され緩む。また、右側頭部パッド54Rも後頭部パッド52の解除に連動するため、剛性フレーム21側へ移動し緩む。
本実施形態では頭頂部パッド53に頭頂部パッド保持機構を設けたが、後頭部側に剛性のあるフレームを結合し、頭頂部と同様な構成にして後頭部パッド保持機構を後頭部パッド52に設けても良い。
本実施形態によれば、側頭部パッドを設けたことによりHMDの横ずれを防止することができる。また、側頭部パッドの調整機構を設けたことにより、観察者の頭部の大きさに関わらず、側頭部を不快感なく押圧することができる。さらには、1ヶ所の調整部の操作により後頭部、頭頂部、側頭部の3ヶ所の可動押圧部を同時に操作することができるため、装着時の操作を簡易に行うことができる。その際、頭頂部パッド、側頭部パッドには位置を保持する機構が設けられているため、必要以上に押圧力が加わることがない。また、機構をコンパクトに構成することができるので、小型軽量なHMDを提供することができる。
(第2実施形態)
図8の参照により第2の実施形態に係るHMDを説明する。第1実施形態で説明した部材と同じ部材については同一符号を用い、詳細な説明は省略する。
装着時に観察者の右側頭部及び左側頭部の位置に、調整手段として機能する右調整部8Rと左調整部8Lとが、剛性フレーム21に対して回動可能に取り付けられている。右調整部8Rには、操作によって長さの変わる後頭部ワイヤ32の一端が、左調整部8Lには頭頂部ワイヤ33の一端が結合されている。後頭部ワイヤ32は右調整部8Rから伸縮チューブ22を通り、剛性フレーム21の左後部(結合部M)に他端が結合されている。一方、左調整部8Lには、操作によって長さの変わる頭頂部ワイヤ33の一端が結合されており、頭頂部ワイヤ33は剛性フレーム21の頭頂部を通り、剛性フレーム21に設けられた穴21aから一旦剛性フレーム21の外部に出る。その後頭頂部パッド53を通り、反対側の剛性フレーム21の穴21bから再び剛性フレーム21内に入って右後部(結合部N)で結合されている。これにより、右調整部8Rによって後頭部パッド52が、左調整部8Lによって頭頂部パッド53の押圧力の調整がそれぞれ可能となっている。また、右調整部8R及び左調整部8Lには、それぞれ右側頭部パッド55R、左側頭部パッド55Lの押圧力を調整する機構が設けられている。
図9の参照により右調整部8Rの構造を説明する。調整手段として機能する右調整部8Rは、操作部材としての操作つまみ81と、右調整部8Rを操作するための操作部材を構成する第1の回転部材と、第2の回転部材とを備える。右調整部8Rは、第1の回転部材として、操作つまみ81の内側に同軸となるように設けられた間接ダイヤル82を備える。また、右調整部8Rは、第1の回転部材である回転ダイヤル82の回転により回転力を発生させる第1の発生手段を備える。間接ダイヤル82にはクラッチ42を作動させるためのカム軸82aが設けられている。クラッチ42、プーリ43、ワンウェイクラッチ44の動作原理は第1実施形態と同様である。
間接ダイヤル82を、例えば、時計回りに回転させることによってカム軸82aが回転し、カム軸82aに嵌るカム溝42aを有するクラッチ42が間接ダイヤル82の回転軸に沿って水平方向(F1側)に移動する。クラッチ42がF1側に移動して、プーリ43の摩擦面43aと接触することにより、間接ダイヤル82の回転がプーリ43に伝達される。これにより、後頭部ワイヤ32の巻き取りが可能になる。また、クラッチ42がF1側に移動することにより、プーリ43とワンウェイクラッチ44とが接触し、プーリ43は一方向の回転のみ可能になり、逆方向の回転は拘束される。これにより、後頭部パッド52の位置が保持される。一方、間接ダイヤル82を、例えば、反時計回りに回転させると、カム軸82aの回転により、クラッチ42はL1側に移動し、クラッチ42はプーリ43の摩擦面43aから離れる。プーリ43は、ワンウェイクラッチ44から離れ、ワンウェイクラッチ44による回転の拘束を解除することができる。
間接ダイヤル82のさらに内部には、第2の回転部材である側頭部クラッチ83と、つまみ付勢ばね84とが設けられている。右調整部8Rは第2の回転部材である側頭部クラッチ83の回転により直進力を発生させる第2の発生手段を備える。側頭部クラッチ83はねじ部83aを有している。側頭部クラッチ83は間接ダイヤル82に対して軸方向の位置が規制されている。右側頭部パッド55Rはクッション55a、側頭部パッドベース55bで構成されている。側頭部パッドベース55bはねじ部55cを有しており、前述の側頭部クラッチ83のねじ部83aとねじで結合されている。また剛性フレーム21に対する側頭部パッドベース55bの形状は、回り止めの機能を有する嵌合形状となっている。
つまみ付勢ばね84によって操作つまみ81と側頭部クラッチ83とが接触面G1で押し付けられ、操作つまみ81の回転を側頭部クラッチ83に伝達可能な摩擦が生じている(図9(a))。そのため、操作つまみ81を回転させると側頭部クラッチ83が回転し、側頭部パッドベース55bが直動する。操作つまみ81を剛性フレーム21側に押しながら回転させると、操作つまみ81が間接ダイヤル82に押し付けられる(図9(b))。これにより操作つまみ81と間接ダイヤル82の接触面G2には、操作つまみ81の回転を間接ダイヤル82に伝達可能にする摩擦が生じる。この摩擦により、操作つまみ81を押しながら回転させると間接ダイヤル82が回転し、第1実施形態で説明した要領でプーリ43の回転により後頭部ワイヤ32が巻き取られる。また、操作つまみ81が押された場合、操作つまみ81と側頭部クラッチ83との接触面G1が離れるため、側頭部パッドへの力の伝達がなくなる。そのため、右側頭部パッド55Rは作動しなくなる。すなわち、操作つまみ81は摩擦力を介して操作つまみ81の回転力を間接ダイヤル82または側頭部クラッチ83に伝達するための切換手段を備える。
左調整部8Lの機構も同様に構成されている。つまり、第1の回転部材(間接ダイヤル82)の回転により、ワイヤ32の長さを変えることによって、頭頂部を押圧する頭頂部パッド53の位置を調整できる。また、第2の回転部材(側頭部クラッチ83)により回転力が直進力に変換されて側頭部を押圧するクッション55aの位置を調整できる。本実施形態では、後頭部と右側頭部、頭頂部と左側頭部を同一操作部としているが本発明はこの例に限定されるものではない。さらに、回転力で押圧する部位、回転力を直進力に変換して押圧する部位は、本実施形態で例示した部位に限られたものではない。
本実施形態の構成によれば、観察者は後頭部、頭頂部、左右側頭部の押圧をそれぞれ調整することができるため、観察者の頭部形状に合う不快感のない装置を提供することができる。また、後頭部と右側頭部、頭頂部と左側頭部の操作部をそれぞれ同一とし、操作部の数が少なくなるように構成しているため、観察者に対して操作の分かりやすい装置を提供することができる。
(第3実施形態)
図10の参照により、第3実施形態におけるHMDを説明する。第1実施形態及び第2実施形態で説明した部材と同じ部材については同一符号を用い、詳細な説明は省略する。剛性フレーム21の頭頂部に調整手段として機能する調整部9が設けてある。調整部9にはワイヤ34の一端が結合されている(結合部P)。ワイヤ34は調整部9から剛性フレーム21の右側頭頂部を通り、保持部材23を介して伸縮チューブ22の中を通り、剛性フレーム21内の左側頭部でもう一端が固定されている(結合部S)。図11は調整部9の断面図である。調整部9には、剛性フレーム21にはワンウェイクラッチ44と嵌合する軸21eと、第2実施形態で用いられた右調整部8Rと同様の機構とが組み込まれている。これにより、調整部9の操作つまみ91を回転させるとワイヤ34が巻き取られ、後頭部パッド52の押圧が調整される。また、頭頂部パッド53が第2実施形態の右側頭部パッド55Rと同様の動作原理により上下方向に移動して頭頂部パッド53の位置が調整される。
本実施形態のように、操作つまみの回転力による押圧力を後頭部に、回転力を直進力に変換させた押圧力を頭頂部に用いる場合にも本発明を適用することができる。
本実施形態によれば、HMDの重量を受ける頭頂部パッドを、ワイヤの張力ではなくねじで受けるようにしたことにより、HMDの重量をしっかりと支持することができる。また、後頭部パッドと頭頂部パッドの操作部が同一に構成されているため、操作のわかり易い、操作性の良いHMDを提供することができる。

Claims (6)

  1. 観察者の頭部に装着される頭部装着型表示装置であって、
    前記頭部の第1の部位を押圧する第1の押圧部材と、
    前記頭部の第2の部位を押圧する第2の押圧部材と、
    前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材とがそれぞれ前記第1の部位と前記第2の部位を押圧する位置に、前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材とを移動させる調整手段とを備えることを特徴とする頭部装着型表示装置。
  2. 前記調整手段は、前記調整手段を操作するための操作部材の操作により回転力を発生させる発生手段と、前記回転力を直進力に変換する変換手段とを備え、
    前記第1の押圧部材は、前記回転力により押圧方向へ移動して前記第1の部位を押圧し、
    前記第2の押圧部材は、前記直進力により押圧方向へ移動して前記第2の部位を押圧することを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型表示装置。
  3. 前記変換手段は、前記直進力に対して所定の抗力が発生した場合は、前記回転力から前記直進力への変換を行わないことを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型表示装置。
  4. 前記調整手段は、前記調整手段を操作する操作部材を構成する第1の回転部材と、第2の回転部材と、前記第1の回転部材の回転により回転力を発生させる第1の発生手段と、前記第2の回転部材の回転により直進力を発生させる第2の発生手段とを備え、
    前記第1の押圧部材は、前記回転力により押圧方向へ移動して前記第1の部位を押圧し、
    前記第2の押圧部材は、前記直進力により押圧方向へ移動して前記第2の部位を押圧することを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型表示装置。
  5. 前記操作部材の操作により、前記第1の発生手段の動作と前記第2の発生手段の動作とを切り換える切換手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の頭部装着型表示装置。
  6. 所定の押圧力以上の押圧力を加えると、前記頭部が押圧される位置で前記第1の押圧部材の位置を保持する保持手段を更に備え、
    前記所定の押圧力が解除されると前記保持手段による保持が解除されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の頭部装着型表示装置。
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