JP2011009139A - バックライトユニット用の可撓性基板、及びそれを用いたバックライトユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性に優れると共に小型化が可能なバックライトユニット用の可撓性基板、及び、それを用いたバックライトユニットを提供する。
【解決手段】本発明は、表面側に光源が設けられ、裏面側に第1の放熱板と第2の放熱板とが離間して設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源を有する可撓性基板に係り、特に、液晶表示ディスプレイや照明等のバックライトユニットに自在に折り曲げて用いられる可撓性基板に関する。
近年、バックライトユニットの高輝度化に伴い、高輝度で発熱量の高い光源が用いられる傾向にある。このため、光源から発生する熱を効率的に外部に放熱させることが要求されている。例えば、バックライトユニットの光源部には、光源となる複数の発光素子と、発光素子が実装されたフィルム基板と、フィルム基板において発光素子が実装された面と対向する面に貼り付けられた第1の軟質金属シートと、第1の軟質金属シートが露出される放熱口が形成された底面、および、その底面の両端が折り曲げられて形成された反射面から構成されるコの字型の金属リフレクタと、を有し、さらに露出された第1の軟質金属シートに、第1の軟質金属シートよりもシート面積の大きい第2の軟質金属シートが貼り付けられていることが提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−229022号公報
しかしながら、このような光源部では、発光素子を実装するのに最低限必要なフィルム基板の幅に合わせて、金属リフレクタがコの字型に折り曲げられて形成されている。このため、発光素子が実装されて自在に湾曲が不可能なフィルム基板および第1の軟質金属シートを、表面が湾曲した金属リフレクタの折り曲げ部分に直接配置することが困難であった。この問題を解決するため、フィルム基板が、金属リフレクタの折り曲げ部分から離間するように、フィルム基板よりシート面積の小さな第1の軟質金属シートを介して金属リフレクタに配置されていた。しかしながら、フィルム基板の端部は、必然的に第1の軟質金属シートから露出されてしまい、光源からの熱を効率的に放熱させるのには不十分であった。
さらに、フィルム基板が第1の軟質金属シートから露出しないように金属リフレクタの底面に配置されたとしても、折り曲げ部分が余分なスペースとなってしまい、光源部を小型化することは困難であった。
そこで、本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、放熱性に優れると共に小型化が可能なバックライトユニット用の可撓性基板、及びそれを用いたバックライトユニットを提供することを目的とする。
本発明によれば、前記課題は次の手段により解決される。
本発明に係るバックライトユニット用の可撓性基板は、表面側に光源が設けられ、裏面側に第1の放熱板と第2の放熱板とが離間して設けられていることを特徴とする。これにより、放熱性に優れると共に小型化が可能な可撓性基板とすることができる。
さらに、前記第1の放熱板と前記第2の放熱板との間には、前記第1の放熱板及び前記第2の放熱板の厚さよりも薄い第3の放熱板が設けられているのが好ましい。これにより、可撓性基板の弾性回復による広がりを抑制して、折り曲げ状態を維持することができる。
また、前記第3の放熱板は、前記第1の放熱板から前記第2の放熱板まで連続しているのが好ましい。これにより、第1の放熱板と第2の放熱板との間から、光が漏れるのを防止することができるため、光取り出し効率を向上させることができる。
また、本発明に係るバックライトユニット用の可撓性基板は、表面側に光源が設けられ、裏面側に設けられた放熱板には溝部が前記光源に沿って形成されていても良い。これにより、放熱性に優れると共に小型化が可能な可撓性基板とすることができる他、さらには可撓性基板の弾性回復による広がりも抑制して、折り曲げ状態を維持することもできる。
本発明に係るバックライトユニットは、前記可撓性基板の光源側に導光板が設けられていることを特徴とする。これにより、放熱性に優れると共に小型化が可能なバックライトユニットとすることができる。さらに、導光板を放熱板で挟み込むようにして一体的に固定することができるため、組み立て時のバラツキが小さく光学特性の安定したバックライトユニットとすることができる。
本発明によれば、放熱性に優れると共に小型化が可能なバックライトユニット用の可撓性基板、及びそれを用いたバックライトユニットを提供することができる。
第一の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す斜視図である。 第一の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1のA−A’ 線における断面図である。 第一の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1のA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。 第一の実施形態に係る可撓性基板を用いたバックライトユニットを模式的に示す分解図である。 第二の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。 第二の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。 第三の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。 第四の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。 第五の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。 第六の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。
以下、本発明に係るバックライトユニット用の可撓性基板、及びそれを用いたバックライトユニットの実施形態について詳細に説明する。
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施形態の部材に特定するものでは決してない。実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
<第一の実施の形態>
図1は、第一の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す斜視図である。図2は、第一の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1のA−A’ 線における断面図である。図3は、第一の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1のA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。図4は、第一の実施形態に係る可撓性基板を用いたバックライトユニットを模式的に示す分解図である。
第一の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板は、図1及び2に示すように、表面側に光源10が設けられ、裏面側に第1の放熱板30と第2の放熱板40とが離間して設けられている。
本実施形態における光源10は、導光板等の光学部品と対向可能な主面10aと、その主面の周囲から連続した側面10bと、さらにその側面10bに囲まれ、かつ主面10aと対向する底面10cと、から少なくとも構成されている。本実施形態では、光源の主面側に光出射面10dを有しており、光源10の底面側がハンダなどの接合部材(図示しない)を介して可撓性基板20に実装されている。このとき、光源10は、可撓性基板20を介して第1の放熱板30と対向するように配置されている。つまり、可撓性基板20において光源10が設けられた面(表面)と反対側の面(裏面)に、第1の放熱板30が光源10に沿って設けられている。本実施形態では、複数の光源10が等間隔に配列されているため、第1の放熱板30の形状は、光源10の配列方向に沿って長手方向xを有する略矩形状である。さらに、可撓性基板20には、第1の放熱板30から離間し、かつ第1の放熱板30と同一面側(可撓性基板20の裏面側)に第2の放熱板40が設けられている。第2の放熱板40は、第1の放熱板30と同様に略矩形状を有しており、第1の放熱板30の両側に長手方向xに沿って設けられている。このとき第1の放熱板30と第2の放熱板40とは、0.1mm以上1mm以下で離間しており、特に光源の放熱性の向上と小型化及び安価に製造するため、0.6mm以上1mm以下で離間させるのが好ましい。また、本実施形態における第1の放熱板30と第2の放熱板40には、それぞれ金属板が用いられている。
以上の構成により、図3に示すように、第一の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20では、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間を繋ぐ可撓性基板21が折り曲げられることによって、略コの字形状を有することができる。
このため、本実施形態では、放熱板に折り曲げ部分を形成する必要が無く、光源10を実装するのに最低限必要な幅に合わせて第1の放熱板30を配置することができる。つまり、光源の底面10c全体が、第1の放熱板30と対向するように配置されるため、光源10からの熱を第1の放熱板30を介して外部に効率良く放熱することができる。さらには、第1の放熱板30の両側近傍に、第2の放熱板40が配置されることによって、光源10からの熱を第2の放熱板40にも逃がすことができるため、より放熱性を向上させることができる。また、本実施形態によると、放熱板を折り曲げるよりも小さな曲率で、可撓性基板20(21)を折り曲げることができるため、折り曲げるのに必要な余分なスペースを減らすことができる。
したがって、第一の実施形態に係るバックライト用の可撓性基板20では、放熱性に優れると共に小型化が可能なバックライトユニット用の可撓性基板20とすることができる。
また、図1、図4に示すように、本実施形態に係る可撓性基板20がバックライトユニット200に用いられた場合には、可撓性基板20の光源側(表面側)に導光板100が設けられている。このような導光板100は、略平板状であって、光入射面100a、光反射面100bおよび光出射面100cを少なくとも有している。可撓性基板20に設けられた第1の放熱板30は、光源の主面10aと導光板の光入射面100aとが対向するように配置されている。さらに、第2の放熱板40は、第1の放熱板30との間を繋ぐ可撓性基板21が折り曲げられることによって、光源の側面側10bに配置される。このとき、光源の側面側10bに配置された第2の放熱板40は、導光板の光反射面100bおよび光出射面100cにおける光源側近傍と対向するように配置されているのが好ましい。つまり、第2の放熱板40は、少なくとも光源の側面側10bから導光板の光反射面側100bおよび光出射面側100cに亘って覆うように配置されている。これにより、輝度ムラの原因となる光源の側面側10b、100b、100cから出射される光(漏れ光)60が、第2の放熱板40で遮蔽されるため、均一な発光が可能なバックライトユニット200とすることができる。
また、本実施形態に係る可撓性基板20は、略コの字形状に折り曲げられているため、第2の放熱板40で導光板100を挟み込むように配置することができる。このため、可撓性基板20を導光板100に一体的に固定することができるため、組み立て時のバラツキが小さく光学特性の安定したバックライトユニット200とすることができる。
このようなバックライトユニット200としては、可撓性基板20および導光板100が収納される凹部を備えた下フレーム220と、下フレーム220に勘合される上フレーム240と、から少なくとも構成され、さらには導光板の光反射面側100bに光反射性シート(図示しない)、導光板の光出射面側100cに光学シート(図示しない)を設けても良い。なお、本発明に用いられるバックライトユニット200の構成は、これに限定されるものではなく、従来から使用されている種々のバックライトユニットの構成を用いることができる。
以下、本発明に係る実施形態の各構成について詳述する。
(光源)
光源は、光を発光することが可能な素子、例えば発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)などの半導体発光素子であれば特に限定されず、当該分野で使用されているもののいずれをも使用することができる。また、冷陰極線管と組み合わせた複合的な光源としても良い。
本実施形態における光源には、セラミックや樹脂などで形成されたパッケージに半導体発光素子が配置された表面実装型が用いられているが、半導体発光素子を直接可撓性基板に実装して光源とすることもできる。また、光源の主面と対向する底面側に実装面を有するトップビュー型の光源を用いても良いし、光源の側面側に実装面を有するサイドビュー型の光源を用いても良い。本実施形態では、複数のトップビュー型の光源が等間隔に配列され、さらに、各光源が導光板の光入射面側に位置するエッジライト方式が用いられている。
(可撓性基板)
可撓性基板は、各部材を直接又は間接的に繋ぐための部材であって、例えば、光源や後述する第1の放熱板および第2の放熱板などが固定される。また、可撓性基板の表面には、光源に電力を供給するための導体配線が施されており、導体配線と光源とが半田などの接合部材によって電気的に接続されている。
このような可撓性基板は、自在に屈曲することができれば特に限定されないが、例えば、銅箔などからなる導体配線(導電性パターン)が、フィルム状の絶縁性樹脂に形成されたフレキシブルプリント基板などが挙げられる。絶縁性樹脂の材料としては、ポリイミド樹脂が好適に利用される。
(放熱板)
放熱板は、光源からの熱を外部に放熱すると共に、可撓性基板の骨格となる部材である。このため、放熱板の材料としては、アルミニウム合金やステンレス鋼、鉄、銅、カーボンなどが好適に利用される。特に、放熱性や強度、重量などの観点から、アルミニウム合金からなる金属板を用いるのが好ましく、その厚みは0.1mm以上1mm以下、より好ましくは0.5mm以上1mm以下である。なお、可撓性基板に対する放熱板の接着方法は、特に限定されないが、例えば、金属材料が含有された熱伝導性に優れる両面テープなどを用いて接着することができる。
本実施形態における放熱板では、第1の放熱板と、第1の放熱板の両側に離間して配置された第2の放熱板と、を有している。これ以外にも例えば、第1の放熱板の片側に離間して第2の放熱板を配置し、可撓性基板が略Lの字形状に折り曲げられるようにしても良い。この場合のバックライトユニットとしては、第2の放熱板が、光源の側面側から導光板の光出射面側に亘って覆うように配置されているのが好ましく、特に導光板の光出射面側への光漏れを抑制することができる。
また、第2の放熱板は、本実施形態のように、可撓性基板において第1の放熱板と同一面側に設けられても良いが、光源と同一面側に設けられても良い。これにより、第2の放熱板を、光源からの光を反射する光反射部材として用いることができ、光取り出し効率を向上させることができる。
(導光板)
導光板とは、光入射面、光反射面、および光出射面を少なくとも有しており、光入射面から入射された光源からの光を光反射面で反射し、光出射面から所望の配光特性にて発光させることができる部材である。ゆえに、光出射面を所望の形状にすることで、メーター針の針状、液晶バックライト用光源の矩形状など、目的とする種々の形状を得ることができる。
このような導光板は、光源からの光を効率よく光出射面から放出するために、透光性を有している。例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、ガラスなど種々の材料が挙げられる。
また、導光板の光出射面側には、光学シートを配置しても良い。本実施形態における光学シートは、導光板の光出射面側から順に、拡散シートと、プリズムレンズシートと、偏光シートと、が積み重ねられたものである。これらの光学シートは、導光板の光出射面の大きさおよび形状に相応した形状とされている。なお、光学シートを構成する各シートは、バックライトユニットの光学特性を考慮して、シート数や各種シートの積み重ねる順序を適宜調整することができる。
また、導光板の光出射面と対向する光反射面側には、光反射性シートを配置しても良い。このような光反射性シートとしては、高い光反射性を要求される為、白色PET材、またはその表面に金属コーティングを施したものが好ましい。
(下フレーム)
下フレームは、略矩形状の平面と、その平面の周囲から連続した側面とを有することにより、可撓性基板(光源及び放熱板を含む)および導光板を収納するための凹部が構成されている。
このような下フレームの材料としては、特に限定されず、従来から用いられている金属材料や樹脂材料を用いることができる。また、下フレームの大きさや形状は、収納する可撓性基板および導光板の大きさや形状に合わせて種々選択することができる。
(上フレーム)
上フレームは、略矩形状の平面と側面とを有しており、上フレームの平面には導光板からの光を取り出すことが可能な窓部を有している。上フレームの大きさや形状は、下フレームの大きさや形状に合わせて種々選択することができるが、上フレームの平面外形寸法は下フレームの平面外形寸法よりも大きくするのが好ましい。また、上フレームの材料は、上部に表示パネルを載置することから、下フレームの材料よりも可撓性に優れた材料を用いることが好ましい。
(可撓性基板の製造方法)
本実施形態に係る可撓性基板は、例えば以下の工程により製造することができる。
まず第1の工程では、放熱板を可撓性基板に、両面テープなどの接着部材を用いて接着する。続いて、第2の工程により、可撓性基板に設けられた放熱板を、第1の放熱板と第2の放熱板とに分離する。このとき、放熱板を分離する方法は、従来のようにスクライブ装置を用いて単に分離しても良いし、溝を形成した後に折り曲げることによって分離しても良い。また、所望とする光源の配列に合わせて分離しておくのが好ましい。最後に、第3の工程により、可撓性基板の放熱板が設けられた面と反対側の面に、第1の放熱板と対向するように光源を実装する。
これにより、可撓性基板における第1の放熱板と第2の放熱板との配置にバラツキが生じるのを抑制することができる。このため、バラツキを考慮して可撓性基板の外形を必要以上に大きくすることが無く、放熱性に優れると共に小型化が可能な可撓性基板を提供することができる。
<第二の実施の形態>
図5は、第二の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。図6は、第二の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。
第二の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間に、さらに第3の放熱板70を有している以外は、第一の実施形態と実質的に同様の構造を有している。なお、同じ構造については図1乃至4を用いて説明すると共に、省略する部分もある(以下の実施形態、実施例でも同様とする)。
図5に示すように、第二の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間に、第1の放熱板30及び第2の放熱板40の厚さよりも薄い第3の放熱板70が設けられている。第3の放熱板70としては、銅箔などからなる金属膜を可撓性基板20(21)に形成することによって構成しても良いが、これに限定されない。またこのとき、第3の放熱板(金属膜)70の厚みは、0.01mm以上1mm以下であるのが好ましく、より好ましくは0.3mm以上0.5mm以下である。したがって、第一の実施形態による効果に加え、可撓性基板20(21)に合わせて第3の放熱板70も自在に折り曲げられるため、可撓性基板20(21)自体の弾性回復による広がりを抑制して、折り曲げ状態を維持することができる。
また、図6に示すように、第3の放熱板70は、第1の放熱板30から第2の放熱板40まで連続するように設けても良い。これにより、光源10からの熱を第2の放熱板40まで効率良く伝えることができるため、放熱性を向上させることができる。さらに、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間から、光が漏れるのを防止することもできるため、光取り出し効率を向上させることができる。
<第三の実施の形態>
図7は、第三の実施形態に係る可撓性基板を模式的に示す図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面図である。
また、第三の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40とを離間して配置する代わりに、放熱板に溝部90が形成されている以外は、第一の実施形態と実質的に同様の構造を有している。
図7に示すように、第三の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、表面側に光源10が設けられ、裏面側に設けられた放熱板30、40には溝部90が光源10に沿って形成されている。より具体的には、可撓性基板20の表面側に、第一の実施形態と同様に、複数の光源10が等間隔に配列されている。さらに、可撓性基板20の裏面側には放熱板30、40が設けられており、その放熱板30、40に光源10の配列方向に沿って溝部90が形成されている。本実施形態における溝部90は、光源10の両側に形成されており、溝部90の位置で放熱板30、40が折り曲げられることによって、略コの字形状とすることができる。また、本実施形態における溝部90の形状は、略vの字形状を有しているが、これに限定されない。
これにより、第一の実施形態と同様に、放熱性に優れると共に小型化が可能な可撓性基板20とすることができる他、さらに、可撓性基板20(21)の弾性回復による広がりも抑制して、折り曲げ状態を維持することもできる。
<第四の実施の形態>
図8は、第四の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。
また、第四の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40とが局所的に繋がれた連結部80を有していること以外は、第一の実施形態と実質的に同様の構造を有している。
図8に示すように、第四の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40とが局所的に連結され、それ以外は離間している。本実施形態における連結部80は、第1の放熱板30から第2の放熱板40まで連続しており、その厚みは第1の放熱板30および第2の放熱板40と等しく、その幅は0.3mm以上5mmとするのが好ましく、より好ましくは0.5mm以上2mm以下である。
これにより、第一の実施形態と同様の効果を有すると共に、可撓性基板20(21)と共に連結部80も自在に折り曲げられるため、可撓性基板20(21)自体の弾性回復による広がりを抑制して、折り曲げ状態を維持することができる。
<第五の実施の形態>
図9は、第五の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。
また、第五の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板は、実装される光源11がサイドビュー型である以外は、第一の実施形態と実質的に同様の構造を有している。
図9に示すように、第五の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、表面側に光源11が設けられ、裏面側に第1の放熱板30と第2の放熱板40とが離間して設けられている。本実施形態における光源11は、光源11の側面側に実装面を有しており、さらに光源11の側面が可撓性基板20を介して第1の放熱板30と対向するように配置されている。第2の放熱板40は、光源11の底面から実装面と反対側の側面までを覆うように配置され、可撓性基板20が略コの字形状となるように折り曲げられている。このとき、第2の放熱板40は、少なくとも光源を挟んで第1の放熱板30と対向するように配置されるのが好ましい。
これにより、第五の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第一の実施形態と同様の効果を有すると共に、さらに薄型化に優れた可撓性基板20とすることができる。
<第六の実施の形態>
図10は、第六の実施形態に係る可撓性基板を略コの字形状に折り曲げた状態を模式的に示し、かつ図1と同様にA−A’ 線の位置で切った断面斜視図である。
また、第六の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板は、トップビュー型の光源10に加え、サイドビュー型の光源11が実装されている点以外は、第一の実施形態と実質的に同様の構造を有している。
図10に示すように、第六の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、表面側に光源が設けられ、裏面側に第1の放熱板と第2の放熱板とが離間して設けられている。第2の放熱板40は、第1の放熱板30の両側に設けられている。可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間にある可撓性基板21が折り曲げられることによって、略コの字形状を有することができる。また、本実施形態では、トップビュー型の光源10が可撓性基板を介して第1の放熱板30と対向するように実装されており、さらにサイドビュー型の光源11は第2の放熱板40と対向するように実装されている。
これにより、第一の実施形態と同様の効果を有すると共に、光源10、11を高密度に実装することができるため、より輝度の高い可撓性基板20とすることができる。
<実施例1>
実施例1として、図1乃至4に示すように、第一の実施形態に係るバックライトユニット用の可撓性基板を用いて説明する。
実施例1は、光源10と、可撓性基板20と、放熱板(第1の放熱板30および第2の放熱板40)と、を少なくとも備えている。なお、光源10としてはトップビュー型のLED光源、可撓性基板20としてはフレキシブル基板、放熱板30、40としてはアルミニウム合金(厚さ0.5mm程度が好ましい)からなる金属板を用いる。
実施例1に係る可撓性基板20は、表面側に複数の光源10が等間隔に配列されている。可撓性基板20の裏面側には、光源10の配列方向に沿って略矩形状の第1の放熱板30が設けられている。さらに、第1の放熱板30の両側には、第1の放熱板30の長手方向に沿って第2の放熱板40が設けられている。このとき、第2の放熱板40は、第1の放熱板30と同一面側(可撓性基板20の裏面側)であって、かつ第1の放熱板30から1mmほど離間して配置されている。これにより、実施例1に係るバックライトユニット用の可撓性基板20は、第1の放熱板30と第2の放熱板40との間を繋ぐ可撓性基板21が折り曲げられることによって、略コの字形状を有することができる。
また、本実施例に係る可撓性基板20がバックライトユニット200に用いられた場合には、可撓性基板20の光源側(表面側)に導光板100が設けられている。このような導光板100は、略平板状であって、光入射面100a、光反射面100bおよび光出射面100cを少なくとも有している。可撓性基板20に設けられた第1の放熱板30は、光源の主面10aと導光板の光入射面100aとが対向するように配置されている。さらに、第2の放熱板40は、第1の放熱板30との間を繋ぐ可撓性基板21が折り曲げられることによって、光源の側面側10bに配置される。このとき、光源の側面側10bに配置された第2の放熱板40は、導光板の光反射面100bおよび光出射面100cにおける光源側近傍と対向するように配置されている。これにより、輝度ムラの原因となる光源の側面側10bから出射される光(漏れ光)60が、第2の放熱板40で遮蔽されるため、均一な発光が可能なバックライトユニット200とすることができる。また、本実施形態に係る可撓性基板20は、略コの字形状に折り曲げられているため、第2の放熱板40で導光板100を挟み込むように配置される。このため、可撓性基板20を導光板100に一体的に固定することができるため、組み立て時のバラツキが小さく光学特性の安定したバックライトユニット200とすることができる。
以上のように、実施例1係るバックライトユニット用の可撓性基板20、及びそれを用いたバックライトユニット200は、第一の実施形態とほぼ同様の効果を有することができる。
本発明のバックライトユニット用の可撓性基板、及びそれを用いたバックライトユニットは、カーナビや携帯電話、メーター内表示装置等の液晶表示装置や、シャウカステン(レントゲン写真投影装置)、照明等にも利用することができる。
10、10a、10b、10c、11・・・光源、
20、21・・・可撓性基板、
30・・・第1の放熱板
40・・・第2の放熱板
50・・・離間部
60・・・漏れ光
70・・・第3の放熱板
80・・・連結部
90・・・溝部
100、100a、100b、100c・・・導光板
200・・・バックライトユニット
220・・・下フレーム
240・・・上フレーム

Claims (5)

  1. 表面側に光源が設けられ、裏面側に第1の放熱板と第2の放熱板とが離間して設けられていることを特徴とするバックライトユニット用の可撓性基板。
  2. 前記第1の放熱板と前記第2の放熱板との間には、前記第1の放熱板及び前記第2の放熱板の厚さよりも薄い第3の放熱板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット用の可撓性基板。
  3. 前記第3の放熱板は、前記第1の放熱板から前記第2の放熱板まで連続していることを特徴とする請求項2に記載のバックライトユニット用可撓性基板。
  4. 表面側に光源が設けられ、裏面側に設けられた放熱板には溝部が前記光源に沿って形成されていることを特徴とするバックライトユニット用の可撓性基板。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の可撓性基板の光源側に、導光板が設けられていることを特徴とするバックライトユニット。
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