JP2011008979A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ランプ10の背後に配置された反射面とを有する投光器本体6を備え、被照射面3から離れた位置から前記被照射面3を照明する投光器において、前記反射面には、前記ランプ10の発光点36の背後に位置する遠方用反射面40を設け、高さ方向に連続して正面用反射面41を設け、前記発光点36を境に前記遠方用反射面40を左右に分けた左側に左側遠方用反射面を設け、右側に右側遠方用反射面を設け、前記被照射面3上の前記投光器本体6の正面に位置する正面領域50を前記ランプ10の直射光及び前記正面用反射面41の反射光で照明し、前記正面領域50から前記被照射面3の左端までの間を左側遠方用反射面の反射光で照明し、前記正面領域50から右端までの間を前記右側遠方用反射面40Bの反射光で照明する構成とした。
【選択図】図5
Description
一方、照明分野では、ワイドな配光を実現した各種の照明器具が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
この構成により、遠方用反射面の左側遠方用反射面及び右側遠方用反射面のそれぞれにより、左右に延びたワイド(横長)な配光が実現しつつ、被照射面の左右の両端を同等の明るさで照明できる。これに加え、反射面には、発光点に一番近い位置に遠方用反射面が設けられているため、被照射面の左右両端での照度が確保され、被照射面全域での照度の均衡を図ることができる。さらに、正面領域から被照射面の左端までの間を左側遠方用反射面の反射光で照明し、右端までの間を右側遠方用反射面の反射光で照明するため、被照射面の左端を照明する光と右端を照明する光が、それぞれ光源を横切ることがなく、光源によって光が遮られて端部での照度低下や照度ムラが発生することがない。
図1は、本実施形態に係る広告用投光器1の斜視図である。
広告用投光器1は、棒状に延びた所定長さのアーム4と、このアーム4の先端に設けられた投光器本体(器具本体)6とを有している。アーム4は、照明対象のサイン広告2が設置された建物に、投光器本体6を該サイン広告2の上方位置から前方に所定距離だけ突出した位置に配置するように設置され、この位置から投光器本体6がサイン広告2の広告面である被照射面3を投光照明する。被照射面3としては、サイン広告2の広告面の他、商用施設等の建物に設けられるキャノピー看板やパラペット看板、ファサード看板、或いは、横方向に長い形状の各種広告が挙げられる。なお、広告用投光器1がサイン広告2を照明する際の具体的態様については、後に詳述する。
これらの図に示すように、投光器本体6は、ケース体8を備え、このケース体8には、光源たるランプ10が内蔵され、また、このランプ10の背後には反射面12が設けられている。
ケース体8は、アルミダイカストを箱型に形成して成り、上下に基部14と投光部16とに仕切られている。基部14にはアーム取付具18が設けられており、このアーム取付具18には上記アーム4の先端が固定される。設置時には、投光器本体6を上下逆にして上側に基部14、下側に投光部16が位置する姿勢で設置される。この基部14には、図4(B)に示すように、正面側スペース15Aに図示せぬ安定器や電源ボックスが配置され、背面側スペース15Bには、ソケット19が設けられた箱体17が着脱自在に設けられている。
さらに詳述すると、反射面12は、大別すると、遠方用反射面40と、正面用反射面41と、副正面用反射面42とを備えている。
遠方用反射面40はランプ10の発光点36の背後に位置してランプ10の長軸方向に対して左右(横方向)に延びた帯状に形成され、また、正面用反射面41は遠方用反射面40からランプ10の長軸方向に沿った高さ方向上側に連設されている。これら遠方用反射面40及び正面用反射面41は、ランプ10の背後に、ケース体8の背面に沿って設けられている。
副正面用反射面42は、遠方用反射面40の高さ方向下側から正面側に向かって折れ曲がるように連設されている。この副正面用反射面42により、ケース体8の内部が投光部16と基部14とに仕切られている。副正面用反射面42には、図2に示すように、ランプ10を挿通する挿通孔39が形成されている。ランプ10の装着時には、箱体17のソケット19に装着したランプ10を基部14から挿入し、ランプ10を挿通孔39から通して発光点36を遠方用反射面40の前方に配置する。
左側遠方用反射面40A及び右側遠方用反射面40Bのそれぞれは、図4(A)に示すように、ランプ10に近い側の端部が該ランプ10の近傍まで立ち上がることで、左又は右遠方に向けて光を反射するための傾斜面45が形成されている。
サイン広告2は、高さ1m(メートル)、幅4mの矩形状を成し、このサイン広告2の被照射面3から前方に0.96m離れた位置に投光器本体6が配置される。より詳細には、ランプ10の発光点36が、サイン広告2(被照射面3)の横方向の中心線Kに対向し、かつ、サイン広告2(被照射面3)の上端部2Aと同じ高さに位置するように投光器本体6が配置される。投光器本体6の取付角度は90度に設定され、取付位置では、ランプ10が真下に向かって垂直に延びている。
またランプ10が挿入され投光部16の底面に相当する箇所にも副正面用反射面42が設けられているため、図5に示すように、発光点36から、サイン広告2の上端部2Aよりも上に向かう無駄な光が副正面用反射面42で反射して正面遠方領域53の照明に有効利用され、投光器本体6から遠い側の照度を確保することができる。
さらに、左側遠方用反射面40Aで左側の側方遠方領域51を照明し、右側遠方用反射面40Bで右側の側方遠方領域51を照明するため、遠方用反射面40から左右の側方遠方領域51に向かう反射光L3が、それぞれランプ10を横切ることがないため、該ランプ10が反射光L3を遮って照度ムラや照度低下を引き起こすことがない。
そこで、図2に示すように、左側遠方用反射面40A及び右側遠方用反射面40Bのそれぞれには、複数のファセット47が形成されている。これらファセット47は、図5に示すように、側方遠方領域51での照射範囲Rの横幅が異なる反射光L3を作る。具体的には、各ファセット47は、側方遠方領域51の全域を照射範囲R1とした反射光L3、この照射範囲R1に対して横幅を漸次小さくした照射範囲R2、R3・・・の各々の反射光L3を作り、これらの反射光L3を、サイン広告2の端部2Bで全ての照射範囲R1、R2、R3・・・が重なり合って密になり、正面領域50の側にかけて重なりが粗になるように照射する。
これにより、各ファセット47により同じ側方遠方照射領域51を照射しながらサイン広告2の端部2Bでは蜜に重なり合っているため、サイン広告2の端部2Bと正面領域50近傍との間の照度の均衡が図られ、照度ムラが抑えられることとなる。
このように、反射面12の遠方用反射面40、正面用反射面41、及び、副正面用反射面42に、それぞれ上述のファセット47、48、49を形成したため、サイン広告2の左右の端部2B及び下端部2Cと中央部との照度の均衡が図られ照度ムラが抑えられる。
なお、従来の投光器90は、この寸法のサイン広告2の照明に使用されている、光源に300Wのセルフバラスト水銀ランプ(ランプ光束3700lm)を用いた照明器具であり、図6(B)の照度分布は、3台の投光器90を横方向に等間隔に配置したときの分布である。また、本実施形態の広告用投光器1の設置態様は、図5と同様である。
すなわち、従来では、3台の投光器90を用いて照明していた高さ1m、横幅4mの横に長いサイン広告2の全域を、1台の広告用投光器1でも十分な明るさで照明できるワイド(横長)配光が実現されていることが分かる。
さらに本実施形態の広告用投光器1によれば、70Wのランプ10を用いているにもかかわらず、1台で、300Wのセルフバラスト水銀ランプを用いた従来の投光器90の3台分と同等以上の明るさが達成されていることが分かる。
また、1台の広告用投光器1で照明した場合でも、照度ムラが十分に抑えられていることが分かる。
これに加え、本実施形態によれば、遠方用反射面40を、反射面12の中で発光点36に一番近い位置に設けたため、被照射面3の左右両端での照度が確保され、被照射面3の全域での照度の均衡を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、正面領域50から被照射面3の左端までの間を左側遠方用反射面40Aの反射光で照明し、右端までの間を右側遠方用反射面40Bの反射光で照明するため、被照射面3の左端を照明する光と右端を照明する光が、それぞれランプ10を横切ることがなく、ランプ10によって光が遮られて端部での照度低下や照度ムラが発生することがない。
この構成により、被照射面3上に設定した側方遠方領域51の横幅が延びても、端部2Bと正面領域50近傍との間の照度の均衡が図られ、側方遠方領域51での照度ムラを抑えることができる。
この構成により、設置時に被照射面3の上端よりも上に向かい無駄になる光を副正面用反射面42で反射して正面遠方領域53の照明に有効に利用することができ、また、正面領域50のうち投光器本体6から遠い側の照度を確保することができる。
例えば、上述した実施形態では、広告用投光器1がサイン広告2を上から照明する場合を例示したが、これに限らず、広告用投光器1をサイン広告2の下側に配置し、該サイン広告2を下から照明しても良い。
また例えば、上述した実施形態では、反射面12をケース体8の内面に増反射膜を形成することで一体に形成したが、これに限らず、反射面12を反射鏡や反射板を用いて構成してもよい。
2 サイン広告
2B 端部
3 被照射面
6 投光器本体(器具本体)
8 ケース体
10 ランプ(光源)
12 反射面
16 投光部
32 発光管
36 発光点
39 挿通孔
40 遠方用反射面
40A 左側遠方用反射面
40B 右側遠方用反射面
41 正面用反射面
42 副正面用反射面
45 傾斜面
47〜49 ファセット
50 正面領域
51 側方遠方領域
52 正面近傍領域
53 正面遠方領域
90 投光器
Claims (3)
- 光源と該光源の背後に配置された反射面とを有する器具本体を備え、被照射面から離れた位置から前記被照射面を照明する照明器具において、
前記反射面には、前記光源の発光点の背後に位置する遠方用反射面を設け、高さ方向に該遠方用反射面に連続して正面用反射面を設け、
前記発光点を境に前記遠方用反射面を左右に分けた左側に左側遠方用反射面を設け、右側に右側遠方用反射面を設け、
前記被照射面上の前記器具本体の正面に位置する正面領域を前記光源の直射光及び前記正面用反射面の反射光で照明し、前記正面領域から前記被照射面の左端までの間を前記左側遠方用反射面の反射光で照明し、前記正面領域から右端までの間を前記右側遠方用反射面の反射光で照明する
ことを特徴とする照明器具。 - 前記左側遠方用反射面及び前記右側遠方用反射面のそれぞれに複数のファセットを設け、前記正面領域から前記被照射面の左端及び右端までの間のそれぞれでは、各ファセットの反射光が、前記被照射面の中央側で粗になり端側で密になるように重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
- 前記反射面には、前記遠方用反射面から前記正面用反射面とは反対側に連続する副正面用反射面を、前記反射面の高さ方向の端部を正面に向けて折り曲げて形成し、
直管型ランプで構成した前記光源を前記副正面用反射面に設けた挿通孔に通して配置し、
前記正面用反射面及び前記副正面用反射面の反射光で前記正面領域を照明することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
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JP2005158540A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Iwasaki Electric Co Ltd | 交差点照明装置 |
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